今週のお題「2019年の抱負」
今年も2019年の抱負についてお題が出ていたので書いてみることにした
1年前「2018年の抱負」というお題が出ていたときにこういう記事を書きました。
実は私、あまり「目標」とか「抱負」とか明言しない、したくない人です。
というのは明言してしまうと、然るべき期間の後に「さて、目標には到達できた?」という振り返りの時間がやってきて、それで到達していなくて「ああ、残念だったね……」っていう雰囲気になるのが嫌なんですよね。。。まあ、仕事ならそれも仕方ないけれど、趣味で目標とか立てたくない……気楽にやらせてくれよ、というわけで。
なので抱負を掲げる際はあえて「絶対に叶いっこない」ことにするようにしています。それで昨年は、登山については「山で藤井フミヤと出会いたい」という抱負を掲げ、温泉については「47都道府県で1県ごとに1番泊まりたい宿を考える」ということをやりました。よほどの奇跡が起こらなければ山で藤井フミヤに会えるはずがないし、1年で47都道府県の宿すべてに泊まるの無理だとわかっていますからね……完遂できなくてもまったく悔しくない、と。
で、1年経ったので温泉のほうについては振り返ったんです。それがこちらの記事。
↑この記事にも書きましたが、振り返ってみると「あれ『泊まりたい宿』を年初に設定しておいたの、案外よかったな」と思いまして。
ただ、昨年は1回目ということで「もっとこういう風に宿を選べば良かったな」という反省点もありました。なのでそれを踏まえて「2019年に泊まりたい宿」についても考えてみようと思い、書きました。
- 今年も2019年の抱負についてお題が出ていたので書いてみることにした
泊まりたい宿を選ぶのも、けっこう手間がかかることなのはたしか
口コミサイトや予約サイトが増えた結果、さまざまな口コミ、さまざまな宿泊プランが増え、選択肢が多すぎて「どの宿を、どこで予約すればいいのか決められない」人が増えている、という記事を先日読みました。
なるほど……私はわりと、いろんな情報を見比べて宿を探すの好きな人なんですけど、少数派なんでしょうかね……。
ちなみに、去年も書きましたが私はこんな風に宿を選んでいます。以下、昨年の記事から転載。
【1】じゃらんで「源泉かけ流し」の宿を「人気順」でソートして、上から順にチェック。
【2】次に「源泉かけ流し」の宿を「宿泊日付未定・1人泊」で検索してやはり「人気順」でソート。
【3】【1】と【2】を何となく見比べ、宿泊費が「まあ、無しではないかな……」と思った宿について、提供プランや口コミを読む。
【4】「わりと良さそう」と思った宿について、楽天トラベルやトリップアドバイザーでも検索して、口コミを読む。
【5】宿の公式サイトや個人ブログの宿泊記録もチェックし「これは行ってみたいかも」と感じたら、自分内「泊まりたい宿リスト」に追加する。
1番重視しているのは「いいお湯かどうか」なので、宿選びのスタートは「じゃらんで『源泉かけ流し』を謳っている宿」から始まります。ただ、じゃらんの「源泉かけ流し」という記述はあくまで宿の自己申告なんですよね……。
なので「じゃらんには源泉かけ流しと書いてなかったのに、行ってみたらかけ流しだった」「かけ流しと書いてあったけどそれは別料金で入れる貸切風呂だけだった」「湯口からはかけ流しているけど浴槽内では循環している」などさまざまなケースがあり、一つの基準にはなるものの、頭からは信用できないところがあります。なので、じゃらんで見ていいなと思う宿があったら他サイトの口コミや個人のブログの宿泊記録なども調べるようにしています。
また、楽天トラベルのほうがじゃらんよりも登録宿数が多いですし、じゃらんだけ見ているといい宿を見逃すこともあるので、じゃらんで見て気になる宿がなければ楽天トラベルでも検索します。
秘湯系の宿はじゃらんや楽天には掲載がないことも多いので、その場合は雑誌や書籍などを参考にしつつ、個人の方の宿泊記を探したりでしょうか。
そんなに変わったことはしていないですが、たしかにけっこう時間はかかる作業です。
今回選出した宿の多くは、これまで泊まったことのない宿ですが
本記事は私が「2019年に旅行計画を立てる際の参考」にするため、自分のために書きました。
1年前「2018年に泊まりたい47宿」の記事をアップした際、想像していたより多くの人に読んでいただけてうれしかったのですが「泊まったことのない宿の情報の何がありがたいのか」というようなブコメもいくつかついたことを覚えています。*1
てきとうに47宿を選んだわけではなく、時間をかけて真剣に選びましたし、これまでさんざん「宿選び→宿泊」を繰り返しての知見もいいかげん蓄積されているので、最近は「今回は宿選びを間違えたな」と思うことも年に1回あるかないかでかなり確率は低いです。
なので、自分自身のために書いた記事ではありますが、これまでこのブログを読んで某かの共感をしていただけた方には、参考にしていただけるのではないかと思います。
ですがこの記事で初めて「山と温泉のきろく」というブログを知ったという方にとっては、たしかにこの記事は「泊まったことのない宿を羅列しただけ」で、何の意味もないものかもしれないので、ここでそっとページを閉じていただいたほうが良いかとは思います。
あるいはこれまで私が書いた宿泊レポートなどをお読みいただいて「もっと読んでみてもいいかも」と思われましたら、この続きを読み進めるのがいいのではないでしょうか。
ちなみに、全部書き終えてから数えてみたら、47宿中7宿は「泊まったことあるんだけどまた泊まりたい!!」と思っている宿でしたね。
2019年は選定基準を変え、より「一人泊しやすい」宿を選びました
1年前に選出した2018年の「泊まりたい宿」と、その後1年間で「実際に泊まった宿」を見比べてみて思ったのは
「二人以上で旅行するよりも一人旅をする機会が圧倒的に多い私なのに『泊まりたい宿』は一人泊しづらい宿もたくさん選んでいた」
ということでした。
というのも2018年版では、実際に旅の計画に役立てることは強く意識していなかったのっで「いつか泊まってみたい宿なんだけど、なかなか機会がないんだよねえ」という宿が多めに含まれていたのです。
ですが今年はその点について少し考えを改めまして、今回ご紹介する47軒の宿はすべて、一人泊のプランの設定がある宿を選びました。*2
また、交通に関しても「公共交通機関利用だと最寄りの駅やバス停から送迎がなく、30分以上タクシーに乗らないと行けない」宿もはずし、また、栗駒山荘のように予約困難な宿も選外としました。
それから宿泊料金について。昨年は「いつか泊まれるといいなと夢みていた宿」が多かったので、高級めの宿が多かったんですね。今年はもっと現実的に、1万円台で泊まれる宿を中心に選びました。いくつかはお高めの宿も入っていますが、そこは「高くてもどうしても泊まってみたい!」宿ということで。まあ、たまにはそういうこともあります。
「来月どこに行こうかな」と考えたときに、普通に予約できる可能性が高い宿という観点で選び直したところ、47軒中30軒は2018年と異なる宿が選ばれました。
逆に言うと残り17軒は去年と同じ宿が選ばれていますが、まあ、47軒まるっと変わるのもなんか嘘くさいですよね!というわけでここから先は選んだ宿のご紹介です。
北海道・東北で一番泊まりたい宿
北海道:銀婚湯
休前日も1人泊OK・1泊2食付き12,030円~
(2018年も同じ宿を選出)
野天風呂が有名な秘湯系。日本秘湯を守る会会員宿。
こちらのブログで読んで、ずっと気になっている宿です。「トチニの湯」という野天風呂がすごく良さそう!秘湯系だけど食事も悪くなさそうだし、最寄りの駅から送迎していただけるようなので公共交通機関利用でもなんとか行けそうです。
去年もかなり本気で計画は立てたのですが「野天風呂がメインの宿だからできれば天気がいいときに……」
「虫が少ない晩秋からGW前ぐらいの時期で……」
「できれば2泊したい……」
などなど、いろいろ欲張っていたら結局行けませんでした。しかし「1人泊だから」とか「休前日だから」と言って宿泊料金がアップすることもなく、常に1万円台前半で泊まれるすばらしい宿なので、今年こそ!
青森県:嶽温泉 山のホテル
休前日も1人泊OK・休前日1人泊の1泊2食付きで12,960円~
(2018年は蔦温泉旅館を選出)
昨年選んでいた蔦温泉旅館には2018年に宿泊しましたので、2019年は別の宿を。
今回選出した「嶽温泉 山のホテル」は、岩木山の登山口近くにある宿なんですが、実はブログを書き始めるよりも前に一度宿泊しています。
休前日も1人泊可能で宿泊費もお手頃、「マタギ飯」なる名物料理や山菜・りんごを使った料理もおいしく、風呂も良く「また泊まりたい!」と毎年思っているのになかなか再訪できずにいる宿です。
前回は10月の宿泊だったので次は別の季節に……と思っているのですが、部屋にエアコンがない宿でしたので、泊まるなら真夏以外かなあと。
岩木山の登山口からすぐなので「どうせなら山にも登ってから泊まりたい!」と思い、天気のいいときを狙ってしまうのもなかなか再訪できずにいる理由の一つですね。前回登ったときがものすごく天気のいいときだったということもあり……。
「今週末は天気が良さそうだから岩木山&山のホテルなんてどう……?あ!満室か……」という感じで、行きそびれているんですよね。今年こそ、前もって計画して行きたいです。
秋田県:源泉・秘湯の宿 ふけの湯
休前日も1人泊OK・休前日1人泊の1泊2食付きで14,000円~
(2018年は須川温泉 栗駒山荘を選出)
秋田県と岩手県の県境、八幡平の少し西側にある宿です。
近隣には「後生掛温泉」「大深温泉」など秘湯系の宿が他にもあり、どこか一軒に宿泊してトレッキングしつつ湯巡りしたい!と考えていました。
その中で今回「ふけの湯」を選んだのは、お風呂の数が多く、混浴の野天風呂もありますが、湯浴み着もOKなこと。
食事もわりとおいしそうなこと、休前日も1人泊できそうなことなどから、ちょうど良さそうだなと思いました。
「1人泊できそう」というのは、現時点でふけの湯さんは冬季休業中のため、具体的な宿泊プランを見ることができないからです。
ただ、秘湯を守る会の宿紹介ページでは、一人泊可能かどうか、という欄に「○」がついていますので、おそらく大丈夫だと思います。
2019年の営業開始は4月下旬から、予約は1月25日からとのことですので、1月下旬になったらまたチェックしてみたいと思います。
岩手県:松川温泉 峡雲荘
休前日も1人泊OK・休前日1人泊1泊2食付き12960円~
(2018年は国見温泉を選出)
岩手山の麓、松川温泉には3軒の宿がありますが、どこか一軒に泊まれば無料で他の2軒の宿でも無料で日帰り入浴できる……と聞き、一度泊まってみたいと思っていました。
3軒の中で今回選出した峡雲荘は、小ぎれいなこと、名物だという「ホロホロ鶏の鍋」がおいしそうなこと、女性専用の露天風呂があることなどから宿泊するにはちょうど良さそうだなと。
雪の多い地域ではありますが、峡雲荘は冬でも地熱を利用した暖房で暑いぐらいだとか……。盛岡駅からバスも運行していますし、真冬に泊まって雪見露天を楽しむのも良さそうですね。
山形県:赤倉温泉 湯守の宿 三之亟
休前日も1人泊OK・休前日1人泊の1泊2食付き13500円~
(2018年は山形座 瀧波を選出)
昨年は、温泉雑誌などでも話題になっていたハイクラスな宿「瀧波」さんを選んでいたのですが、興味はあるし一人泊もできるとは言え私にとってはお高い部類の宿なので、今後も当分は足を運ぶことはなさそうだな……ということで、身の丈にあった宿に変えました。
今年選出したのは、赤倉温泉の「三之亟」です。
足元からお湯がどんどん湧き出してくるという岩風呂に、浸かってみたいなと思いまして。
赤倉温泉では、以前いづみ荘さんに宿泊してお湯も食事もとても良かったので、かなり期待が高まっています。
いづみ荘さんもリーズナブルな宿でしたが、三之亟さんも、休前日に1泊2食付き1万3千円ほどで一人泊できるのがうれしいですね。
宮城県:名湯秘湯うなぎ湯の宿 旬樹庵 琢ひで
休前日も1人泊OK・休前日1人泊1泊2食付き23000円
(2018年は遠刈田温泉 別邸 山風木を選出)
昨年は、遠刈田温泉にある温泉付きオーベルジュの「山風木」さんを選んでいました。こちらの宿、実は「2018年に泊まった宿で一番食事がおいしかった宿」に選んだ「大忠」さんの姉妹館でして……。気になるけれど大忠同様に一人泊はできないし、去年大忠に行ったからいいや……というわけで変えました。
今回ご紹介する「琢ひで」は鳴子温泉郷の中山平温泉にある「うなぎ湯」とも呼ばれる、ヌルヌル・トロトロの浴感のお湯で有名な宿です。
以前は、経営者サイドでいろいろとトラブルがあったりが気になって、私の中で「泊まってみたいけれどもなんだか気が進まない宿」という位置づけだったのですが、数年前に経営が変わって最近は落ち着いているようなので、今回選出しました。
じゃらんや楽天からも予約可能ですが、なぜか1人泊のプランが出ているのは秘湯を守る会のサイトのみでしたので、1人で泊まる予定の方は、秘湯を守る会のホームページを覗いてみると良いと思います。
福島県:元湯甲子温泉旅館大黒屋
平日のみ1人泊可能(楽天トラベルでのみ1人泊設定あり)・平日1人泊1泊2食付き18,360円
(2018年はおとぎの宿 米屋を選出)
昨年選出していた「おとぎの宿米屋」さんは、以前友人と宿泊して「お湯も食事も良く、朝食の土鍋で炊いたご飯が最高においしい」とかなり印象が良かった宿だったんですが、1人で泊まるとかなり高いので今年は変えました。全室に温泉の出る部屋風呂がある宿だから仕方ない面もありますけどね……。
福島県で、今年1番泊まりたい宿として選んだのは、甲子温泉の大黒屋さん。
じゃらんnet提供
湯口から熱めのお湯が投入され、ぬるめのお湯が自噴しているという大岩風呂が有名な宿です。混浴ですが、宿泊すれば女性専用時間が2時間×2回あります。
人気の宿なので一人泊できるイメージがなかったのですが、今回調べたところ、楽天トラベルでは平日のみ一人泊のプランが出ていました。
一人泊プランは、時期によって出ていないこともあるそうで、あまり「一人泊ウェルカムな宿」ではないようです。プランが出ているうちにサッと予約して行ってきたほうが良いのかも……と思っています。
関東で一番泊まりたい宿
群馬県:川古温泉 浜屋旅館
休前日も1人泊OK・休前日1人泊1泊2食付き13,300円~
(2018年は四万温泉 柏屋旅館を選出)
昨年選出していた柏屋旅館には2018年中に泊まりましたので、今年は別の宿を。
2019年に選んだのは、ぬる湯で有名な山奥の湯治宿、川古温泉です。
ぬる湯好きなので、10年近く前のことになりますが、友人と2人で泊まったことがありました。当時は湯治利用ではない、1泊だけの1人泊はしづらかった印象があります。1人泊だと宿泊料金も割高になり、また、送迎もなく水上駅からタクシーに乗る必要があったので、1人だとちょっと泊まれないなあと思っていたのです。
しかし、今回チェックしたところ「1人泊で1泊のプラン」が比較的割安に設定されており、また、最寄りのバス停までの送迎を行うようになったそうで、グッと一人泊しやすくなっていました。
一つ注意するとすれば、浜屋旅館さんの一番の売りは混浴の野天風呂なのですが……。
以前宿泊した際は、湯浴み着をフロントで売っていまして、それを着て混浴風呂に入ることができたのですが、現在は湯浴み着を売っていないようなのです。
ただ、湯浴み着を着ること自体は問題ないそうなので、混浴風呂に入りたい人は、自分であらかじめ、湯浴み着なり濡らしてもいいバスタオルなりを持っていく必要があります。
また、以前泊まったときは女性専用風呂は内湯だけだったのですが、現在は女性専用の露天風呂もできたそうで、一人泊にも女性客にも優しくなったのはうれしいことですね!お湯は最高でしたし食事も、地の物尽くしでなかなかおいしかった記憶があるので、ぜひまた泊まりたいなあと思っています。
栃木県:奥鬼怒温泉郷 八丁の湯
休前日も1人泊OK・休前日1人泊1泊2食付き17,550円~
(2018年は板室温泉大黒屋を選出)
昨年選出していた板室温泉大黒屋には、2018年に宿泊してきましたので今年は別の宿を。
実は、2018年に「奥鬼怒温泉郷の手白澤温泉」という、歩いてしか行けない温泉に行ったのですが、宿に向かう道を歩く途中、緑の中にたたずむ雰囲気の良さそうな宿がありまして、それが八丁の湯だったんです。
以前も手白澤温泉に向かう途中に、ここを通ったことがあったんですが、そのときは冬だったのでだいぶイメージがちがいましたね。
地ビールやサンドイッチが楽しめるカフェもあるらしく、ものすごく立ち寄りたかったのですが、このときは時間の都合上立ち寄ることができず「今度は八丁の湯に泊まってみたい」と強く思いました。
調べると休前日も1人泊可能ですし、料金も休前日の1人泊で1万円台後半と、そこまでではないです。実は手白澤温泉は1人だともっと高いので……。
宿までの道は気持ちのいいハイキングコースではありますが、八丁の湯は送迎バスも出してくれるので悪天のときは利用すればいいし、お湯も良さそうなので、栃木県内では今、一番気になっている宿ですね。
茨城県:袋田温泉 滝味の宿 豊年万作
休前日も1人泊OK・休前日1人泊1泊2食付き20,520円~
(2018年は平潟港温泉 あんこうの宿 まるみつ旅館を選出)
昨年選出していた「あんこうの宿」は、一人泊だと残念ながらあんこうを食べられるプランがないので、変えました。
今回選んだ「袋田温泉 豊年万作」さんは、日本三大名瀑に数えられる袋田の滝から徒歩5分ほどのところにある温泉宿です。
口コミを読んだところ、温泉も悪くなさそうだし、食事も普通においしそうだし、まあまあ高級感のある旅館のようですが、休前日も一人泊のプランが出ているのはありがたいところ。
冬には凍結することもあるという袋田の滝、一度見に行ってみたいと思っていたのですよね。
滝から非常に近く、駅から送迎してくれるこの宿に泊まると、旅のプランを立てやすくなってちょうどいいかも、と思いました。徒歩5分の近さなら、昼でも夜でも見に行けますもんね。
千葉県:湯宿 亀山温泉ホテル
休前日も1人泊OK・休前日1人泊の1泊2食付きで18,360円
(2018年はお宿ひるたを選出)
2018年は、南房総の食事がおいしい「お宿ひるた」を選出していたのですが、1人泊不可の宿なのでなかなか行く機会がなさそう……ということで、今年ピックアップしたのは君津にある亀山温泉ホテルです。
なんと、チョコレート色のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉が毎分600L自噴しているという、千葉にそんな温泉あったのですか?という感じの宿でして。
ただ、源泉の温度が26.4度と低いため、浴槽内では加温・循環しているとのことなのですが、口コミを読むと「低温の源泉をそのまま楽しめる浴槽もある」とのことでしたので、加温浴槽と源泉浴槽で交互浴も楽しめそうです。
ファミリー向けの宿らしく、小さな部屋がないことから、1人泊の料金設定はやや高めではあるのですが、2019年1月時点で確認したところでは、休前日でも一人泊のプランが出ています。
なんとなく、夏場のほうが賑わいそうな宿っぽいので、夏でも一人泊のプランが出ているかはわかりませんが……。
東京駅から宿の近くまで高速バスも出ているそうなので(片道2100円)東京からは比較的行きやすい、穴場の温泉ではないかと思っています。千葉にこんな宿があったなんて、なんだかうれしいですね。
埼玉県:秩父七湯 新木鉱泉旅館
平日のみ1人泊可能(湯治部は休前日もOK)・平日1人泊1泊2食付き18,600円~
(2018年も同じ宿を選出)
秩父にこんないい感じの宿があったのか!と言うのが初めて知ったときの感想でした。
源泉は単純硫黄冷鉱泉で、温度が低いので加水はしているものの、源泉100%で提供しているため、つるっとした肌触りがあるそうです。
建物の雰囲気も良いし、食事の評判も良いですね。1人泊は平日のみ受け付けています。お安い宿ではありませんが、首都圏からなら遠方に出かけるよりは交通費はかからずにすみますから、そのぶん宿代に回すというのもありだよなあと。
また、2019年1月現在、じゃらんでは1人泊では2食付きのプランが出ておらず、楽天トラベルでのみ2食付きのプランが予約可能なようです。1人で2食付き(あまり近所で夕食を食べられる場所もなさそうなので…)で泊まりたい場合は、現状は楽天トラベル経由で予約するのが良いかなと。
東京都:SPA&HOTEL 和
休前日も1人泊OK・休前日1人泊10,400円
(2018年は東京ステーションホテルを選出)
2018年は、温泉ではない「東京ステーションホテル」を選出していました。朝食バイキングが大変おいしいと聞き……一度食べてみたいと思っていたのです。ですが、なかなかにお高いので記念日でもないと行かない値段だし、記念日ならもっと別のところに行ってしまうわ……というわけで、行くことはなさそうなので変えました。
2019年に選出したのは、蒲田にある温泉付きのビジネスホテル「SPA&HOTEL和」です。JR蒲田駅のすぐ側にあり、黒湯の天然温泉が楽しめるビジホです。
大浴場は日帰り入浴施設としても営業しているため、以前利用したことがあるのですが、ツルツル感のある黒湯でかけ流し浴槽もあり、かなり楽しめました。
別料金で岩盤浴もできますので宿泊してじっくり楽しむのもいいし、浴室自体、深夜は空いているのでのんびりできると思うのですよね。
入浴施設を日帰りで楽しめるのに泊まらなくてもいいか……と思っていたところもあるのですが、実はこちらの宿、数は少ないですが温泉の出る部屋風呂付きの客室もあるのです。温泉浴室付きの部屋は和室なので軽く温泉宿気分にも浸れるし、ちょっと泊まってみたいなと思いました。
値段は上がってしまいますけど、1人でも温泉風呂付きの部屋を予約できるのもありがたいですね。
神奈川県:湯河原温泉 オーベルジュ湯楽
休前日も1人泊OK・休前日1人泊の1泊2食付き19,800円~
(2018年は湯河原温泉 加満田を選出)
2018年に選出していた奥湯河原の加満田には宿泊しましたので、2019年は別の宿を選出。昨年も最後までどちらにするか迷った、湯河原温泉でかけ流しのお湯とイタリアンベースのおいしい食事を楽しめるオーベルジュです。
「イタリアンと和食の融合」とのことなのですが、料理は比較的イタリアン寄りだけどお箸で食べられるようになっていて、〆は炊き込みご飯とお吸い物になるみたいですね。過去のメニューを見ているとどれもおいしそうで、興奮します!
「オーベルジュ」と名の付く宿は、1人泊の受付がないことも多いのですが、こちらの宿は、休前日でも1人で泊まれるのがすばらしいなと。
それと、1人泊だと「1人泊プラン」しか予約できなかったりと選択肢の狭まる宿が非常に多い中、こちらの宿は、1人でも、お部屋も料理も好きに選べるのがとてもいいなと思いました。
甲信越・北陸で一番泊まりたい宿
山梨県:下部温泉 古湯坊 源泉館
休前日も1人泊OK・休前日1人泊の1泊2食付き16,200円~
(2018年は嵯峨塩鉱泉 嵯峨塩館を選出)
昨年選出した嵯峨塩鉱泉には宿泊しましたので、今年は別の宿を。
山梨にはいろいろ行っているはずなんですが、温泉地として有名なのに実は行ったことがないのが下部温泉でした。今年は下部温泉に行ってみたいな……ということで、じゃあどこの宿に泊まろう?と考えたとき、ここが良さそう!と思えたのが「古湯坊 源泉館」でした。
毎分200L以上自然湧出する、武田信玄も傷を癒やしたという大岩風呂に、浸かってみたい……。
大岩風呂は男女混浴ですが、タオル巻きOK(レンタル有り)で女性専用時間もありますので、宿泊すれば確実に楽しめそうだなと。30度強のぬる湯ですがそれほど冷たくは感じないと噂のお湯を楽しむために、少し暖かくなってきたら計画したいなと考えています。
長野県:来馬温泉 風吹荘
休前日も1人泊可能・休前日1泊2食付き9,000円
(2018年も同じ宿を選出)
山の中の小さな一軒宿。
秘湯宿と言って差し支えない宿だと思うのですが、宿泊費1万円以下の宿なのに異常に食事がおいしいので有名なようです。
温泉のお湯は熱め。手打ちの蕎麦も日本酒もおいしいとのこと。泊まった方のレポートはこちらです。
1人泊も可能ですしリーズナブルな宿だからとっとと予定を立てれば良いのですけど、長野県内ではあまり交通の便がいいとは言えない場所なのと、Web予約ができないのがネックでいまだ泊まったことがありません。2018年こそは!と思っていたけれど行けなかった……コミュ障なので電話予約が面倒に思えてしまうんですよね。。。
なので今年はなるべく、ネット予約可能な宿だけで揃えようかと思っていたのですが、ここだけはどうしても行きたかったので入れました!今年こそは行けるといいなあ。
新潟県:赤倉温泉 赤倉観光ホテル
休前日も1人泊OK・休前日1泊2食付き33,480円~
(2018年も同じ宿を選出)
妙高山の中腹に立つ、源泉かけ流しの温泉付き、高級リゾートホテルです。早朝には露天風呂から雲海が見えることも多いとか。
2018年も同じ宿を選出していたのですが、値段もなかなかにお高いということもあり宿泊は叶いませんでした。2019年は「身の丈にあった値段の宿」を選ぼうと思い、2018年にピックアップしていた高級宿の多くを選外としたのですが、どうしてもどうしても行きたかった宿だけ残した結果、赤倉観光ホテルは残すことにしました。今回、1人泊で1泊2食付き3万円以上の宿が2軒だけあるのですが、そのうちの1軒がこちらです。
ランチ付きの日帰り入浴プランなどもあることはあるんですけど、できるなら泊まってみたいのです。2019年、行けるだろうか……。
2021年12月についに宿泊が叶いました。
石川県:温泉宿 岩間山荘
休前日も1人泊OK・休前日1泊2食付き14,688円~
(2018年は一里野高原ホテル ろあんを選出)
2018年は、一里野温泉の「ホテルろあん」を選出していたのですが、こちらは現在一人泊の設定がないようなので、同じ一里野温泉の全9室の小旅館、岩間山荘を今回選出しました。
鹿、猪、熊などのジビエ食材、山菜や川魚、地物野菜などを使った料理が比較的リーズナブルに楽しめ、休前日も一人泊のプランがあるのがありがたいです。
浴室は男女別の内湯のみですが、お湯も悪くなさそう。スキーシーズンの現在は満室の日が多いので、暖かくなってから計画するのが良さそうだなと考えています。
富山県:祖母谷温泉
休前日も1人泊OK・休前日1泊2食付き9,500円
(2018年も同じ宿を選出)
秘湯宿の中でも、歩いてしか行くことのできないレベル高めの秘湯宿。宇奈月温泉からトロッコ電車で1時間半、終点欅平から徒歩50分ほどのところにあります。11月から5月下旬までは冬期休業中です。
以前、欅平の駅から数分のところにある名剣温泉に宿泊したのですが、名剣温泉のお湯は実は、さらに奥にあるこの祖母谷温泉から引いているお湯なんだそうです。
そう聞くと次回は祖母谷温泉に泊まってみたいなあと思いまして。もちろん現在は冬期休業中ですが、雪のない季節に計画してみたいなあと思っています。
福井県:天然温泉 佐野温泉 福の湯
休前日も1人泊OK・休前日1泊2食付きビジネスプランで8,000円
(2018年は三国温泉 望洋楼を選出)
2018年は「福井と言ったら蟹でしょ!」と思い、蟹料理がおいしそうな海沿いの温泉宿を選出していたのですが、当然高いし予約困難なんですよね。
で「考えると別に私、そこまで蟹が好きなわけではないのでは……」と思いまして、それよりもお湯が良くてリーズナブルに泊まれる宿はないかしら?と探したのが今回選んだ「佐野温泉 福の湯」です。
飲泉もできるかけ流しの源泉を持ち、最もリーズナブルな「ビジネスプラン」なら休前日に2食付き8000円で1人泊可能です。アワビの温泉蒸しが付く、最も高額なプランで宿泊しても、休前日の1人泊で15340円です。
福井駅からバスで30分ぐらいのところにあるので、こちらに泊まって観光するのも良さそうだなと思います。
東海で一番泊まりたい宿
静岡県:土肥温泉 玉樟園新井
休前日も1人泊OK・休前日1泊2食付き19,440円~
(2018年は雲見温泉 温泉民宿高見家を選出)
昨年は、西伊豆にある温泉民宿の「高見家」さんを選出していました。格安で伊豆の海の幸をたっぷり楽しめてお湯も良いという、かなり良さそうな宿ではありましたが、残念ながら1人泊のプランの設定がない宿だったので今年は変えました。
2019年に選出したのはやはり西伊豆ですが、土肥温泉の玉樟園新井です。古い旅館ですが水まわりはリニューアルされており、すべての部屋風呂に温泉が給湯されているとのこと。
土肥温泉に一度行ってみたくて、*3その中で良さげな宿を選んだらこの宿だった、という感じです。
1人旅プランの設定があり、休前日でも2食付きでの宿泊が可能です。
お値段は2万円弱とややお高めではありますが、貸切風呂利用が無料、部屋風呂も温泉、食事は「手長海老と地魚の刺身・桜海老の釜飯」が付いて部屋食と聞くと、まあ、良いではないか、と。
夏は海水浴客で賑わう温泉地ですし、お湯の温度も高いはずなので、シーズンオフの寒い時期に計画したいなーと考えています。
岐阜県:奥飛騨温泉郷 お宿 栄太郎
平日のみ1人泊可能・平日1人泊1泊2食付き16,500円
(2018年は濁河温泉 旅館御岳を選出)
昨年は御岳山麓に行きたいなあと思い、濁河温泉の「旅館御岳」を選出していました。しかし、旅館御岳の一番の売りであった渓谷露天風呂が、昨年の豪雨で崩れてしまい、現在利用できないようなのです。できれば、復活してから泊まりたいな……と。
それならば今年は、さんざん泊まっている奥飛騨温泉郷の宿の中から良かったところに再訪したい……ということで、平湯温泉のお宿栄太郎です!お湯も良く、飛騨牛ステーキや馬刺しをはじめとした食事がおいしい宿です。
実は2017年の10月にも宿泊しており、去年も「また泊まりたいなあ」と思っていたんですが、2018年の秋頃にじゃらんや楽天で検索したら、1人泊のプランがまったく出ていなかったんですよ。。。
もともとそれほど1人泊ウェルカムな宿ではなさそうだったし*4「ついに1人泊の受付をやめてしまったのかしら」としょんぼりしていたのですが、今調べたら復活していました!
登山の前泊に使われることの多い宿なので、登山シーズンを外せば1人でも泊まれる可能性が高いのかなあと。できれば今年また、再訪したいです。
愛知県:THE BEACH KUROTAKE(旧魚友)
平日のみ1人泊可能・1泊2食付き23,000円
(2018年も同じ宿を選出)
愛知県って、実は仕事絡みで行ったことがあるぐらいで遊びに行ったことがぜんぜんないのですけど、行くなら魚がおいしくて温泉もある知多に行きたいってずっと思っていたんです。
知多半島のおいしい魚介を中心とした料理をいただけるのはもちろんのこと、オーシャンビューの展望露天風呂もすばらしい眺めのようです。
1人泊のプランが出ているのは平日のみで、値段も2食付き2万3千円と安くはないのですが、愛知県ならここしかないかなあ……と思っています。
三重県:猪の倉温泉 ふよう荘
休前日も1人泊OK・休前日1泊2食付き16,500円~
(2018年は榊原温泉 湯元榊原舘を選出)
2018年は「伊勢神宮に行きつつ伊勢角屋麦酒の直営店に寄ってどこか温泉にでも泊まる」旅をしたいと思い、榊原温泉の湯元榊原館を選んでいたのですが、今年も伊勢神宮には行けず……というのも、湯本榊原館は休前日は1人泊できない宿だったんですよね。
というわけで今年選んだのは、ph9以上の高アルカリ源泉が楽しめ、なんとシャワーまで源泉!そして休前日も1人泊可能な「猿の倉温泉 ふよう荘」です。
湯量豊富で日帰り温泉も併設しており、宿泊客はチェックアウト後も利用できるとのこと。最寄り駅は湯元榊原館と同じ「榊原温泉口」です。
三重県で温泉と言えば志摩だったり、もっといいところもあるのかなとも思うのですが、三重県に行くとしたら伊勢と絡めたいんですよね。なので、伊勢に行った後に泊まるのに交通の便が良い宿ということで選びました。
関西で一番泊まりたい宿
和歌山県:湯の峰温泉 湯の峯荘
休前日も1人泊OK・休前日1泊2食付き16,200円~
(2018年は龍神温泉 民宿 せせらぎを選出)
2018年は龍神温泉の温泉民宿を選んでいたのですが、12月にロプロスさんが湯の峰温泉に行っているツイートを見て、にわかに湯の峰温泉に興味が湧き。
夕暮れ時の温泉街を散策。風情ある温泉街に灯りがともり、なんとも印象的な光景に。
— ロプロス (@ropross) 2018年12月8日
土曜日なのに人の姿もそれほど多くなく、落ち着いた雰囲気なのもいい。
湯の峰温泉を訪れるのは初めてなんだけど、またひとつ大好きな温泉街が増えました。 pic.twitter.com/jMbYPMoZN8
そこで2019年は、湯の峰温泉の中で1人泊しやすそうな「湯の峯荘」を選びました。
空いていればいつでも利用できる無料の貸切風呂があるのも素敵ですし。
休前日でも1人泊で2食付きのプランが設定されています。また、1人泊でも食事をグレードアップできるなど、プランの選択肢がちゃんとあるのも良いですね。
個人的には、じゃらんで出ているプラン名に……
「おいし~!ぜったいお勧めの満足プラン でも狭い部屋」
というプランがあって、なんかツボでした。「でも狭い部屋」w
泊まるときはぜひ、このプランで泊まりたいです。
奈良県:十津川温泉 山水
平日のみ1人泊可能・1泊2食付き12,300円~
(2018年も同じ宿を選出)
奈良県南部、秘境と言ってもいい山奥にある十津川温泉の宿です。
郷土料理とかけ流しの温泉が売りで、特に温泉は源泉から300メートルの近さで、ほのかに硫黄が香るいいお湯だそう。
山だらけの奈良ですが、意外とかけ流しの温泉宿は少ない印象でして、その中ではこちらの宿は良さそうだなと思いました。
料理は「熊野牛」や「すっぽん」「紀州有田鴨」など地物を使った料理プランが多数用意されており、週末以外なら1万円台前半で1人泊も可能でした。
滋賀県:宝船温泉 湯元 ことぶき
平日のみ1人泊可能・平日1人泊1泊2食付き17,820円~
(2018年も同じ宿を選出)
滋賀県も、温泉はあることはあるのですが、かけ流しの宿は少ない印象でした。
が、琵琶湖畔にあるこちらの宿は、正真正銘の源泉かけ流しを売りにしている、しかも料理自慢の宿。メタケイ酸を多く含む美肌の湯のようです。
近江牛などを使った料理も評判がいいようです。朝夕個室食で、休前日以外は1人泊のプランも用意されていました。
京都府:木津温泉 丹後の湯宿 ゑびすや
休前日も1人泊OK・休前日1泊2食付き29,500円~(現在蟹プランなのでシーズン終了後は変わるはず)
(2018年も同じ宿を選出)
京都と言っても京都市内ではなく、京丹後市という京都府北部にある木津温泉の宿です。
古民家風の建物で「大正レトロ」を売りにしている宿ですが、お湯も良さそうだし食事もおいしそう!冬は蟹刺しが食べられるとか。
最寄り駅から徒歩2分と交通の便がいいのも良いですね。休前日の1人泊も可能です。
しかし……昨年チェックしたときは食事の選択肢がもっといろいろあったはずなんですが、なぜか今年は安めのプランがなくなり「蟹フルコース会席」になってしまうんですよ。蟹シーズンである冬の間だけだとは思うのですが……。
それだけはちょっと残念ではありますが、きっと蟹の季節が終わったら、もっとリーズナブルなプランで泊まれるのではないか……と思っています。
大阪府:湯元「花乃井」スーパーホテル大阪天然温泉
休前日も1人泊OK・休前日1人泊9,980円~
(2018年も同じ宿を選出)
大阪に行くなら、郊外で下手に温泉宿に泊まるよりも、大阪市内の便利なところに泊まって、市内でおいしいものを食べたい。
ということで、そんなときに頼りになる温泉付きビジネスホテルです。
実は私、こちらの宿には一度泊まっているんですが、部屋もきれいだし浴室もきれいだし、お湯もなんと、ビジネスホテルなのにまさかのかけ流し!大変すばらしかったので、また大阪に行くときもここに泊まりたいです。
兵庫県:七釜温泉 七釜荘(しちかまそう)
休前日も1人泊OK・休前日1泊2食付き16,740円~
(2018年は淡路島 海若の宿(わたつみのやど)を選出)
昨年は、淡路島にある温泉宿を選出していたのですが、こちらは1人泊不可の宿。おそらく今後も行く可能性は低そうだな……ということで変えました!
今回選んだのは兵庫県の日本海側、鳥取との県境付近にある温泉地、浜坂温泉郷・七釜温泉の七釜荘です。七釜温泉って今回初めて知ったのですが……1955年に発見された温泉で、湯量豊富・かつ源泉温度が46度と適温なため、ほとんどすべての宿が源泉かけ流しで提供しているんだとか。
「浜坂がに」で有名な土地ですので、今の時期は蟹のプランもあります。1人泊なら平日のみの提供で、38,880円。
また、蟹の季節だからと言って「蟹プラン以外提供なし!」というわけではなく、普通に食事安めのプランでも泊まれます。1番リーズナブルな2食付きのプランなら、休前日に1人で16,740円で泊まれるようでした。
兵庫県ですが、鳥取駅から45分ぐらいで鳥取のほうが近いので、鳥取旅行と絡めて行くのがよさそうですね。
中国・四国で一番泊まりたい宿
鳥取県:三朝温泉 桶屋旅館
休前日も1人泊OK・休前日1泊2食付き10,800円~
(2018年は三朝温泉 旅館大橋を選出)
やはり鳥取と言えば三朝温泉!中でも建物も洞窟風呂もすばらしい旅館大橋さんを昨年は泊まりたい宿として選んでいましたが、こちらは残念ながら1人泊不可のお宿です。
なので2018年は、休前日も一人泊可能な木屋旅館さんに泊まり、旅館大橋には日帰り入浴で立ち寄って三朝温泉を満喫してきました。
旅館大橋は、日帰り入浴可能な時間帯に有名な「洞窟風呂」が女湯になるので、もう無理して泊まらなくていいかなと思ったり……でも、また三朝には行きたい!
木屋旅館さんもすばらしい宿でしたので、また泊まってもいいなと思うのですが、せっかくなので他に気になっているところにも泊まりたい……というわけで、今回選んだのは湯治宿の色が強い、桶屋旅館さんです。
足元湧出の浴槽を持つ滞在型の宿ですが、2食付き・1泊の宿泊にも対応してくれます。
休前日の一人泊が10,800円と、木屋旅館さんと比べてもかなりリーズナブルです。連泊して楽しみたくなってしまいますね。
島根県:さぎの湯温泉 さぎの湯荘
休前日も1人泊OK・休前日1泊2食付き18,360円~
(2018年も同じ宿を選出)
元キャバ嬢の友人が以前「初めての一人旅」の宿泊先として選んでいた宿。彼女が泊まったときの話を聞いたら、女子の一人旅にうってつけな宿という感じがしたので、チェックしていた宿です。
「しまね和牛」と、冬は「カニづくし会席」が人気で、料理も大変おいしそうな宿なんですが、食事はすべて部屋食or個室食でのんびりといただけます。
源泉は「含放射能ナトリウム・カルシウム・塩化物・硫酸塩泉」で、露天風呂からの眺めもよく、一晩中入浴可能です。
どちらかと言えばハイクラスなほうの宿だとは思いますが、食事や部屋のグレードを上げなければ週末でも、1万円台後半で1人で宿泊することもできるようでした。
ラグジュアリーな旅にしたいのなら1人で露天風呂付きの特別室に泊まることもできますし、2人泊のときと比べて、そこまで大きな料金アップもなく、1人旅に対して良心的な宿だと思いました。選択肢が多い宿って素敵だと思います。
岡山県:湯原温泉 我無らん
休前日も1人泊OK・休前日1泊2食付き23,100円~
(2018年も同じ宿を選出)
実は、岡山県に未だ足を踏み入れたことがない私。広島に向かう新幹線で通過しただけですね……。
というも岡山にはあまり交通の便がいい場所に行きたい温泉地がないから、というのが大きいのですが……岡山では湯原温泉に行きたいんですよね。でも、岡山駅からバスで2時間半かかるので、そもそも岡山に行くのもまあまあ大変なのに、ちょっとしんどいなって思ってしまって。
湯原温泉の中でも、我無らんは「掛け流し温泉をバリスタイルのお部屋で楽しめる新感覚のお籠り宿」とのことで、コンセプトがかなり……他にはない感じの宿です。
こういう、コンセプト先行な感じの宿ってダメなときはダメなんですけど、口コミを読む限りだと、案外成功しているみたいで評判は上々なもよう。大浴場というものはなく、部屋付きのお風呂がすべて源泉かけ流しのようなんですが、泉質も良いようです。
1人でも泊まれますが、食事や部屋の選択肢が少なくなるようなので、少し高くなってもいいから広めの部屋を選べたり、食事を選べるとよりいいんだけどなあと。東京から岡山に旅行するってあんまりない機会だと思うから、少しお金がかかっても自分好みにワガママに旅をしつらえたい気がするんですよね。女子の1人旅はわりとそういう人も多い気がします。
広島県:宮島離れの宿IBUKU
休前日も1人泊OK・休前日1泊2食付き29,160円~
(2018年はホテル宮島別荘を選出)
昨年選出していたホテル宮島別荘には、3月に宿泊してきましたので今回は別の宿を。
今回選出した「宮島離れの宿IBUKU」は、宮島の中にある宿ではありません。
宮島の玄関口である「宮島口駅」の隣の隣の駅「大野浦駅」が最寄り、宮島の対岸にある宮浜温泉に2018年の夏に新しくできた宿です。
先にご紹介した湯原温泉の我無らんと同じ、大浴場がなく部屋風呂で温泉をかけ流せるタイプの宿です。
宮島の牡蠣や穴子を使った料理も非常に評判が良いようです。
値段はお安くはないですが、ラドンを多量に含むという宮浜温泉を部屋で堪能しながら、おいしい料理をいただけるのはなかなかいいなと。休前日でも一人泊の設定もあります。
宮島には去年行ったばかりなので、さすがに2年続けて行くかは微妙なところですが、行けるものなら行ってみたい宿です。
山口県:川棚温泉 寿旅館
休前日も1人泊OK・休前日1泊2食付き11,880円~
(2018年は川棚温泉 小天狗さんろじを選出)
2018年は「下関に近くてフグがおいしそう&温泉が良さそう」という理由で「川棚温泉 小天狗さんろじ」を選んでいました。しかしこちらの宿、休前日に一人泊はできないですし、平日でも3万円以上するなかなかの高級宿。そこまで出す価値あるのかな……と思ったので、今年は同じ川棚温泉の値段安めの宿に変えました!
川棚温泉の寿旅館さんは部屋数7室の小旅館で、お湯はかけ流しで提供、そして休前日の1人泊でも、1泊2食付き11880円で宿泊できる宿です。
下関に近いとは言え、お安いプランではさすがにフグはつきませんが、温泉豆腐と下関名物の「瓦そば」がおいしいと評判のようですね。
2人以上で宿泊すれば「あんこう鍋」や「フグ尽くし」のプランを選ぶこともできるのですが、1人泊だと食事のプランは限定されてしまうのは少し残念ではあります……。でも、割り切ってフグやあんこうは外食するという手もありますので、山口県では一番気になっているお宿です。
香川県:高松花樹海温泉 花樹海
平日のみ1人泊可能・1泊2食付き18,360円
(2018年も同じ宿を選出)
香川県は、あまり温泉のイメージがないのですが、行くとしたら高松市内に宿泊して、目的はうどん巡りなのかなあ。なので、高松市内で温泉がある宿という観点で選びました。
意外にも源泉100%での提供とのこと。アルカリ性でヌルヌル感の強い温泉のようです。
食事の評判も良いようですが、素泊まりもできるので、素泊まりしてうどん三昧でも良いかもしれません。
愛媛県:道後温泉 湯の宿 さち家
平日のみ1人泊可能・1泊2食付き16,200円~
(2018年も同じ宿を選出)
石鎚山登山の後に一度宿泊したことのある宿です。
とにかく、食事がおいしい宿でした。そして道後温泉には珍しい、かけ流しの宿でもあります。
こちらは朝食ですが、自家製のじゃこ天とだし巻き卵がおいしく、また夕食も鯛づくしで、最後の鯛飯まで最高においしかった!
それに道後温泉は循環湯の宿がほとんどなんですけど、さち家さんはかけ流しなんですよね。心なしかお湯も、道後温泉本館よりいいような気がしました。いつ行っても混んでいる本館よりも、当然のんびり入れますしね。
道後温泉本館が工事に入る前に、もう一度道後に行きたいなあと思っていたんですが、ついに今月から工事が始まるようですね……。
でも、愛媛に行くとしたらまた必ず、さち家さんに泊まりたいなあと思っています。
徳島県:和の宿 ホテル祖谷温泉
平日のみ1人泊可能・1泊2食付き30,780円
(2018年も同じ宿を選出)
以前、四国剣山という山に登った際に、近くに「祖谷温泉」という秘境の温泉があると聞き、ずっと気になっていました。
祖谷温泉の宿を調べると「宿からケーブルカーで向かう谷底の露天風呂」があるという「ホテル祖谷温泉」に泊まってみたいなあと。
谷底の露天風呂は、38度ほどの温めの硫黄泉で満ちていて、源泉はなんと毎分1500L自噴するという湯量の豊富さ。泡つきの多い極上湯らしく、それだけでも心躍るのにこちらの宿、食事もおいしいらしい……。こちらのレポートを読んでかなり心惹かれました。
休前日は1人泊不可で、かつ平日でも3万円オーバーの宿、なかなか行けないですが……徳島では一番泊まりたい宿です。今回、3万円オーバーの宿はここと赤倉観光ホテルのみ残しました。
高知県:天然温泉 紺碧の湯 ドーミーイン高知
休前日も1人泊OK・休前日1人泊8,990円~
(2018年も同じ宿を選出)
実はまだ、高知県にも行ったことのない私。2018年も行かないでしまったよー!
竜馬にも興味はないし、行くとしたら高知市内の温泉付きビジホにでも泊まって、市内でカツオでも食べようかなーというわけで選んだのがやっぱりドーミーイン。2019年もドーミーインでよろしくどうぞ!
温泉のお湯自体は天然温泉「龍馬の湯」スーパーホテル高知天然温泉のほうが良さそうだったんですが、残念ながらスーパーホテルは温泉大浴場が一箇所しかなく、男女時間交代制&深夜帯はずっと男湯になるということで、ちょっと微妙だなと。。。外で呑んで帰ってきたら夜遅めの時間にお風呂入りたいんですよね。うむ、高知に行くのはいつになるだろうか……。
でも、ドーミーインから徒歩5分のところにある「ひろめ市場」とやらはちょっと楽しそうだなと思っています。
地元の人と観光客が杯を交わす市場というと、鹿児島県の鹿児島中央駅前の「かごっまふるさと屋台村」みたいな感じなのかもしれないですね。
これを目当てに行くというのも悪くはないかもしれません。
九州・沖縄で一番泊まりたい宿
福岡県:二日市温泉 大丸別荘
休前日も1人泊OK・休前日1泊2食付き28,512円~
(2018年も同じ宿を選出)
博多あたりは、食事はそりゃあおいしいんでしょうけど、温泉はないよねえ……と思っていたらば、ありました!しかもかなり由緒正しい感じの歴史ある宿です。
博多駅からJRで30分ほど。泉質はアルカリ単純ラジウム泉だそうですが、写真で見たところ、浴室の雰囲気が抜群に良いなと。口コミを見ても「博多近くにこんなにいいお湯があるとは思わなかった」と書いてあったり、食事もおいしいようです。
2018年も同じ宿を選出していたのですが……去年ロプロスさんが泊まっていました!うらやましいーーー。
この旅行1泊目は二日市温泉にある江戸末期創業の老舗旅館「大丸別荘」でした。部屋は築100年という離れ「大正亭」に宿泊。本館からは離れていて、部屋に隣接した個室食事処や離れ専用の貸切湯があるので、他の宿泊者の姿をほとんど見ることなく、ゆっくりプライベートな時間を過ごすことができました pic.twitter.com/vcZiyGqFx6
— ロプロス (@ropross) 2018年9月5日
お安い宿ではないですが「1人泊だからめちゃくちゃ高くなる」ということはなく、休前日も1人泊できるし、休前日の料金アップも少なめです。また「1人泊だと予約できるプランが少ない」ということもないので、実は1人泊に優しい宿だと思います。今年、行けるといいなあ……。
佐賀県:古湯温泉 扇屋
平日のみ1人泊可能・1泊2食付き14,580円~
(2018年は嬉野温泉 旅館大村屋を選出)
佐賀県も、未だ行ったことがない県なんですが、泊まるなら温泉湯豆腐で有名な嬉野温泉がいいなと以前から思っており、それで昨年は嬉野温泉の旅館大村屋さんを選んでいました。
ですが、1年経った今、嬉野温泉よりも「高アルカリぬる湯」の古湯温泉のほうに興味が移ってしまい、古湯温泉でお湯が良く1人泊しやすそうな宿、という観点で選んだのが扇屋さんです。
男女別の内湯のみですが、開放感のある浴室のようですね。
休前日の1人泊ができないことと、浴室を利用できる時間がやや短い(15:00~22:00 7:00~9:00)のは残念ですが、食事もおいしそうですし、佐賀県内では最も気になっている宿です。
大分県:別府明礬温泉 岡本屋旅館
平日のみ1人泊可能・1泊2食付き19,440円
(2018年は長湯温泉 大丸旅館を選出)
昨年、大分県行きたい宿ナンバーワンに選んだ長湯温泉大丸旅館さんには、今でも本当に行ってみたいのですが……交通の便が微妙な上に1人泊も不可なので、行ける見込みがなかなか立ちません。。。
なので2019年はもう少し現実的に、これまで泊まったことのある宿の中から選びました。別府の明礬地区にある岡本屋旅館さんです。ほのかに硫黄の香る青磁色のお湯がすばらしい宿でした。
別府は、すぐ隣の宿であってもぜんぜん異なる源泉だったりするのがすごいなと思います。明礬地区は特にその傾向が強いような。
食事もおいしくお部屋も快適でしたね。
温泉で蒸された「地獄蒸し」おいしかったです。高級食材を使っている料理でなくても、しみじみおいしいってすばらしいですね。
休前日の1人泊は受け付けていないのですが、九州に行くのに一泊だけで帰ることもあまりないので、またぜひ泊まりたいと思っています。
長崎県:小浜温泉 旅館 國崎
平日のみ1人泊可能・1泊2食付き18,360円
(2018年は奥壱岐の千年湯 平山旅館を選出)
2018年は離島壱岐島の温泉宿を選出していたのですが、壱岐には一度行っていますし、今年は長崎本土の宿から選びました。
小浜温泉の旅館國崎は「ちいさな大人の隠れ宿」をコンセプトにした全10室の小規模旅館です。
男女別の内湯のほか、貸切露天風呂が3つあって空いていれば好きなときに貸切利用できる!という私の大好きなタイプのお風呂です・笑
しかも、貸切風呂のうちの一つ「石の湯」では、日本酒をいただけるサービスもあるとか……。食事は朝夕ともに部屋出しor個室食だし、お部屋も快適そうでした。
休前日は1人泊できないこと、1人泊だと予約できるプランが限定されてしまうことは残念ですが、とは言え長崎県内で今1番気になっている、泊まってみたい宿です。
熊本県:人吉温泉 芳野旅館
休前日も1人泊OK・休前日1泊2食付き14,040円~
(2018年は人吉温泉 旅館たから湯を選出)
熊本県内でもかなり鹿児島寄りのところにある人吉温泉は、鮎で有名な温泉地ですが、私は数年前、シーズンオフの冬にあえて行きました。冬なら一人泊のプランが出ている宿が多いんですよね。
そのときにかなり気に入ったので、2018年は同じ人吉温泉で「まだ泊まったことがない旅館たから湯さんに泊まってみたい!」と言っていました。
ですが先日この記事を書いたときに、「以前泊まった芳野旅館さん、とても良かったなあ」ということを思い出して、やっぱりたから湯さんはちょっとお高いし、わりとリーズナブルに休前日も1人泊できて、食事もおいしい芳野旅館さんに再訪したいと今は思っています。
あえて鮎の季節をはずしましたけど、それでもとても料理がおいしい宿だったんですよね。
空いていれば好きなときに入れる小さな貸切浴室もあり、お湯についても満足できました。人吉温泉にまた、行きたいです。
宮崎県:恵の湯 神の郷温泉
休前日も1人泊OK・休前日1泊2食付き9,350円~
(2018年はえびの高原荘を選出)
昨年は、えびの高原に立つ公共の宿「えびの高原荘」を選出しましたが、正直に言うとだいぶ後半になって選び疲れて来た頃だったので、霧島に登山に行った際に「あそこに温泉あるんだな」と覚えていた宿をあげてしまった感じでした・笑
えびの高原荘も悪くない宿だと今も思いますが、今回はもっといろいろ検討して選ぶぞ!と気合いを入れて探した宿が、霧島連山の北側にある「恵の湯 神の郷温泉」です。やはり、活火山である霧島の近くには、いい温泉があるのですね……。
神の郷温泉のすごいところは、毎分2トン、高濃度の炭酸泉が湧出しているという湯量の多さです。もったいないほどにザバザバとかけ流されているとのこと……。
食事はコース料理とバイキングのどちらかを選べるのですが、バイキングなら休前日の1人泊で、2食付き9350円です。「1人でバイキングはちょっと……」ということであれば夕食が会席料理のプランも選べますが、それでも休前日11350円とリーズナブル。
新燃岳噴火の影響も特にない、とホームページに明記されていますし、これは良い宿を見つけたのではないか……?と考えているところです。
鹿児島県:SHIROYAMA HOTEL kagoshima
休前日も1人泊OK・休前日1泊朝食付き17,712円~
(2018年は指宿温泉 民宿たかよしを選出)
鹿児島大好きで、泊まりたい宿たくさんあるんですが、昨年は指宿温泉の温泉民宿を選出していました。が、今年はちょっと気分が変わりまして。
大河ドラマの西郷どんも終わって静かになったであろう、西南戦争最後の激戦地となった城山にある温泉ホテル「SHIROYAMA HOTEL kagoshima」に泊まりたいなと。
というのは私、このホテルで醸造しているクラフトビールが大好きで、宿泊したことはないのですが、これまで何度も飲みに足を運んでいるのですよね。
特に「桜島小みかん」を使ったベルギーホワイトビールがお気に入り。
それに、こちらのホテルは朝食バイキングでも有名で「朝食がすごい宿」のランキングに入っているのも何度か見たことがありますので、朝食も食べてみたい!
大浴場は一応温泉ですが、循環湯なので泉質には特に期待していませんが、露天風呂からは晴れていれば桜島の眺めが美しいそうです。まあ、鹿児島は銭湯も温泉だし、日帰りで楽しめる温泉がそこら中にありますからお湯は外で楽しむとして、一度この宿に泊まってみたいなあと考えています。
沖縄県:ユインチホテル南城
休前日も1人泊OK・休前日1人泊10,400円~(早割利用)
(2018年はロワジールスパタワー那覇を選出)
昨年は、那覇空港近くにある温泉のスパがあるホテルを選びましたが、最後の県ということで正直疲れきっていましたね……。沖縄なんてそんな行くわけないじゃんと思っていたし「空港の近くの宿でいいんじゃね?もう疲れたよ……」という感じで、あんまり他の宿を検討したりしなかったように思います。
今年はもうちょっとしっかり検討して、選んだのは茶褐色の源泉を加水・加温・ろ過なしでかけ流しで使用しているという「ユインチホテル南城」です。
都内にも多い、化石海水型の温泉です。沖縄にもあるんですねえ。
休前日の1人泊も可能で、90日以上前の予約に適用される「早割」プランなら、休前日の1人泊で10,400円でした。沖縄に行くなら飛行機も予約しなくてはならないし、そんな直前に予定を決めることもないでしょうから、宿も早割で予約してしまえばかなりリーズナブルに楽しめそうです。
47宿の選出を終えて
今思えば1年前に選んだ宿は「本気で泊まりたい宿半分」「いつか泊まれたらいいなと夢見ている宿半分」という感じだったように思います。
今回は「1人泊のしやすさ」「公共交通機関での行きやすさ」「払ってもいいと思える宿泊費か」などの項目についても現実に引きよせて検討したので、これから旅の計画を立てる際にかなり役立ちそうなリストになりました。
とは言えやっぱり「うーん、この県はここしかないのかなあ……」という具合に、100%納得はいっていない県もなくはないのですが、きっと私が知らない宿もまだまだあると思うので、いずれ素敵な宿に出会えるといいなと思いつつ、2019年の抱負を終わります。
関連記事:2018年・2017年に泊まってよかった宿はこちら
2018年コスパ重視ランキングも、このあと書く……。