土曜日も1人泊OK!休前日の料金アップもなく2食付き12700円~で泊まれてお湯も良い
鹿児島県と宮崎県の県境にある霧島連山。
その最高峰である「韓国岳」の登山口まで徒歩でアクセスできる温泉付きのホテルが、今回ご紹介するホテル ピコラナイ えびの高原(旧名称:えびの高原荘)です。2022年に宮崎県で泊まりたい宿にも選出していました。
2022年に初めて宿泊したところ、2食付き12700円から土曜日も1人泊可能で、休前日の料金アップもなしという良心的かつ一人旅に優しい宿で、館内も改装されて日が浅くきれいな上にお湯も良いというすばらしい宿でした。
えびの高原は周辺を散歩するだけでも美しい自然を楽しめる場所ですし、登山される方にもそうでない方にもおすすめしたい宿ですので、レポートしたいと思います。
一人で泊まれるおすすめの温泉宿もたくさん紹介しています。
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えびの高原に公共交通機関でアクセスするには「霧島連山周遊バス」を利用
韓国岳には何度か登っているのですが、これまでは鹿児島県側の霧島温泉に宿を取ることが多く、下山後の入浴も霧島温泉を利用していたのでこちらの宿に立ち寄ったことはありませんでした。
ホテル ピコラナイ えびの高原に公共交通機関で行く際は、宮崎県側からはバスなどが運行していないため、鹿児島県側から「霧島連山周遊バス」を利用します。
霧島連山周遊バスは霧島温泉の観光案内所などがある「丸尾」バス停から出発します。
丸尾バス停を12時30分に出るバスが最終便ですが、平日であれば11時過ぎに鹿児島空港を出て12時前には丸尾バス停に着く空港バスが運行しているので、乗り継ぎ可能です。朝早い便で鹿児島空港に着いていれば、13時ごろにはえびの高原に着くことができます。
ただし、土日祝日は鹿児島空港から霧島温泉に向かう午前中のバスが運休してしまうため(なぜなのか……)土曜日の朝に羽田空港などを出発して、バスのみでその日のうちにえびの高原にたどり着くことは難しくなります。
目的が「韓国岳登山」であれば、えびの高原に泊まらずに霧島温泉に宿を取り、翌朝の霧島連山周遊バスで登山口に向かうのが良いと思います。過去に私もそのやり方で韓国岳を登頂しました。
あるいは、どうしてもえびの高原に泊まりたいのであれば、丸尾バス停の前にある霧島温泉の観光案内所に入り、タクシーを呼んでもらうのが良いでしょう。霧島温泉からえびの高原まではまっすぐ車で行けば20分弱なので、タクシー代はそこまでかかりません。
こちら↓が、霧島連山周遊バスの出る丸尾バス停です。
ここからバスに乗り、山道を30分ほど走ってえびの高原に着きます。
ホテルのチェックインは15時からですが、13時には着いてしまい……バス停周辺に観光客向けの飲食店も多少あるのですが、そんなにお腹が空いていなかったので、えびの高原を散歩することにしました。
周辺に遊歩道もあり、池めぐりなどを楽しむこともできるようです。


15時ちょうどにチェックインしたいので、池まで行ってしまうと時間がかかりそうだなと思い、紅葉を眺めつつぶらぶらと歩きました。11月上旬でしたが、ちょうどえびの高原周辺まで紅葉が下りてきたところのようでした。(翌日登った韓国岳は紅葉はほぼ終わっていた)
えびの高原エリアを散歩してバス停近くまで戻ってきました。


お土産屋さんの前に足湯もありました。足湯をしてる人より、周辺のベンチに座っている人のほうが多かったけれども……。
ホテル ピコラナイ えびの高原はバス停から徒歩2~3分、すぐの場所にあります。
バスの本数は少ないながらもバス停には近くて便利な場所にあるのですが、ホテルの公式サイトのアクセス情報には
現在公共交通機関がありませんのでタクシーでお越しください。
と書いてあります。
宮崎県の宿だから?なのかもしれませんが、ホテルのスタッフの方も鹿児島県側からバスで来れることはご存じないようで、チェックイン時に「バスで来ました」と言ったら「どちらのバス……?」というような反応でしたね。
霧島連山周遊バスがなくなると困るので、公共交通機関利用の方にはぜひ、利用していただきたいです。本数少ないですが霧島新燃荘に行くにも使えるし、意外と便利なバスですよ。
こちらがホテル ピコラナイ えびの高原です。
手前側にレストランの入口があります。宿泊客の夕食・朝食会場でもありますが、ランチ営業も行っているようです。
11時30分~14時までの営業で、ラストオーダーが13時30分。
宮崎鶏のチキン南蛮や、鹿児島黒豚のヒレカツなどがいただけるようです。
ホテルの奥にはグランピング施設もありました。食事と温泉入浴付きのグランピングの宿泊プランも販売しているようです。
それでは、ホテルの中へ。
エントランスからロビーに入ると、いくつものテントが設営されていました。
こちらの宿は以前は「国民宿舎えびの高原荘」という公共の宿だったのですが、2021年4月にグランピングサービスに力を入れたホテルとしてリニューアルオープンしました。
今回宿泊するのは一般的な和室のお部屋ですが、グランピングテントに宿泊するプランや、ホテルの中でグランピング気分が味わえる「グランピングルーム」も用意されているようです。
フロントでチェックインを済ませて客室へ向かう前に必要なアメニティ類を選びます。
様々な色・柄の浴衣。
歯ブラシやひげそりなどの他、スティックタイプのコーヒーやお茶、お茶菓子などもこちらで選びます。
【部屋】★★★★ 布団敷きはセルフだが日当たりよく設備も整っている
宿泊するお部屋は「10畳和室 洋間付き」のお部屋です。もっと狭い部屋で良かったのですが、希望日にこの部屋しか空きがなく……。


お部屋は2階にありました。1階と2階は吹き抜けになっており、部屋の前の廊下からフロント・ロビーが見えます。
客室内へ。
手前にトイレとユニットバス、奥左手に洋間、右手に和室です。
和室10畳!1人にはもったいないほどの広さです。
部屋の一角には液晶テレビと湯わかしポット、内線電話、箱ティッシュ。テレビの下に金庫。
お茶についてはロビーに置いてあった「紙コップとスティックタイプのコーヒーやお茶」を利用するため、旅館の部屋につきものである茶びつはありません。電気ポットでお茶を沸かして紙コップでお茶を淹れます。少し好みが分かれそうな部分でもありますが、洗い物を少なくするための工夫でもあるのでしょうね。
ベランダに出れるようになっていました。ベランダも薄汚れた感じはなく、きちんと掃除されているのがうれしい。紅葉の木々を眺めることができました。
こちらが洋間。と言っても「広縁」の少し広いバージョンという感じですが。
窓が大きくて、光が良く入るのはいいですね。
そして冷蔵庫が大きいです。
部屋に入って左手側のドアを開けると正面に洗面台、左手にユニットバス。


ドライヤーとハンドソープ、消毒用アルコールが設置してありました。化粧水などのアメニティは客室にはありません。アメニティ置き場にもなかったので、必要であれば大浴場の脱衣所で使うことになります。
ユニットバス。トイレしか使いませんでしたが、ウォッシュレット付きで普通に快適です。
こちらが、1階ロビーのアメニティ置き場から持ってきたもの。
タオル類は部屋にバスタオルとフェイスタオルの用意がありました。
チェックインの際にいただいた紙に、大浴場の利用時間や食事の開始時間、Wi-Fiパスワードなどがまとまっていました。
和室の部屋では布団敷きはセルフになります。お酒を飲んでから布団を敷くのはしんどいので、夕食前に敷いてしまいました。
【風呂】★★★★☆ 毎分470L自噴する極上の炭酸水素塩泉のかけ流し
ホテル ピコラナイえびの高原には男女別の大浴場のほか、家族風呂が4室あるようなのですが、チェックイン時に案内がなかったので家族湯には入りませんでした。
公式サイト上にも利用料金などの案内はなく、詳細は不明です。
大浴場は男湯・女湯の交換はなく、11時30分~23時までと、翌朝5時~9時まで入浴可能です。
九州は夜明けが遅いからなのか、夜通し入浴可能な宿以外だと朝5時から入浴できる宿はあまり多くないように思います。登山などで早めに出発する際も、早起きすれば朝風呂にゆったり浸かれるのでありがたいですね。
ホテル ピコラナイ えびの高原の日帰り入浴の営業時間・入浴料金
日帰り入浴は11時から18時まで受け付けており、19時で営業終了となります。
料金は大人1200円、子供800円でややお高めですが、タオル大小と歯ブラシ、クシ込みの料金なので手ぶらで来ても温泉を楽しむことができます。
大浴場の前にはソファとテーブル、自動販売機などが並んでいました。


日帰り入浴の方のお風呂上がりの待ち合わせ場所を兼ねているのかなと思います。


自動販売機にはアサヒスーパードライと氷結、ハイボール。


それから牛乳や乳酸菌飲料、お菓子類も販売していました。
それからコカコーラの自動販売機。市価での販売で良心的ですね。
では、浴室に向かいます。
内湯・露天風呂・サウナ・水風呂と設備も必要十分
女湯の脱衣所には「無印良品のクレンジングオイル」「ハトムギボディミルク」「オールインワン化粧水」が設置してあり、特にこだわりがなければクレンジングからボディケアまで一通り揃っているのかなと。


ドライヤーも、普通に風力のあるものが設置してありました。
大浴場は2種類の源泉が引いてあるという旨の案内書きが掲示してありました。
旧源泉が温度高め微白濁の炭酸水素塩泉。新源泉はぬるめ無色透明の塩化物温泉です。
源泉は2種類あるようですが、温泉分析書の掲示は1種類だけのようでした。
泉温が39度で「無色透明弱金気臭金属味」とあるので、新源泉の塩化物温泉かな?と思いきや泉質は「炭酸水素塩温泉」ですね。さて、どっちなんでしょう……。
浴室内へ。
内湯は浴槽が2つ、サウナと水風呂、洗い場があります。天井が高く、広々としていて光がよく入る明るい浴室です。
洗い場にはシャンプー&コンディショナーとボディーソープ、ハンド&フェイシャルソープの設置あり。
温泉浴槽は手前の広い浴槽が熱めで、奥の小浴槽が温めです。
こちらの写真↑の右側にに見えるのが水風呂とサウナ。
サウナは昔ながらの雰囲気で、テレビも見れます。
2つの温泉浴槽、私は小さいほうの「ぬる湯」が断然気に入りました。
鉄っぽい香りがかなりして油膜も見えます。やはり、「金気臭がする」という温泉分析書の源泉はこちらの源泉ですよね。
源泉は湯口から常時投入されており、ちょうど人肌のぬる湯だったので、長湯してしまいました。
露天風呂からは韓国岳を一望できる
露天風呂からは晴れていれば韓国岳を眺めることができます。すぐそこに登山口がある山なので、かなり大きく見えますね。
登山前・登山後に入浴すれば、これから登る山、あるいはさっき登ってきた山を露天風呂から眺めることになるので、感慨深いですね。
露天風呂はあまり大きくありませんが、湯口からは常時勢いよく源泉が注がれています。
案内書きによれば露天風呂の源泉も「ぬる湯」を使用しているはずなのですが……そんなにぬるいことはなかったので、加温しているのかもしれないですね。
露天風呂のお湯もうっすらと金気臭のする良いお湯でした。
お湯は内湯のぬる湯が1番気に入って、ずっと入っていました。
【食事】★★★★☆ 夕食はお値段以上の満足度で、焼酎・日本酒と共に楽しめる
ホテル ピコラナイえびの高原では、食事は朝夕共に1階のレストランでいただきます。
夕食の開始時刻は18時、18時30分、19時から。朝食の開始時刻は7時30分か8時から選ぶことができました。
テーブルの間に衝立などはなく普通のレストランですが、隣の席が空いていたのでゆったりと食事することができました。
ホテル ピコラナイえびの高原のドリンクメニュー
夕食時にオーダー可能なドリンクメニューです。
ビールはやっぱりアサヒスーパードライ。生と中瓶あり。
鹿児島県はスーパードライの宿やレストランが本当に多いのですが、ここは鹿児島と宮崎の県境に近い宮崎県ですけど、やはりスーパードライ強しですね。
宮崎ワインが少し気になるけれどグラスでの提供はなく、ハーフボトルから。
焼酎はいろいろあるだろうと思いましたが、日本酒もわりといろいろあったのが個人的にはうれしかった!
一合瓶が5種類あれば、十分です!
夕食はスタンダードなコースの「白鳥山懐石」をいただいた
夕食は2つのプランから選ぶことができます。私は「宮崎県産黒毛和牛ひなたすき焼き」がメイン料理のスタンダードプラン「白鳥山懐石」で予約していました。
この他に「宮崎県産黒毛和牛サーロイン陶板焼き」がメインの「韓国岳懐石」があります。こちらのほうが少しお値段が高く、グレードアッププランという位置づけだと思います。
こちらがお品書きです。
料理は基本的に一気出しと言いますか、夕食開始時刻にご飯とデザート以外のすべての料理が席に並べてある状態です。揚げ物がなく、鍋料理などは卓上で温める方式なので料理の温度については特に気になりませんでした。
お酒は獺祭にしました。2種類ある獺祭の1合瓶のうち、お安い「磨き3割9分」のほうで……。


いただきます!
前菜のもずく酢、鯛の南蛮漬け。


紅葉饅頭、枝豆のふくさ焼き、銀杏、チーズの西京漬け、海老旨煮。
11月の宿泊だったので、秋らしい彩りですね。
地魚のお造り2種盛りは、鮪とかんぱち。
山の宿ですが、海の魚も普通においしいです。鹿児島で食べるかんぱちはいつもおいしいものね……。
焼き物は「金目鯛の雲丹焼き」です。
右側にある付け合わせは、シナモン風味のさつまいものペーストで、手が込んでいます。
小鍋は「みつせ鶏のつくね鍋」です。みつせ鶏は、九州の山間部を中心に飼育されている品種のようです。
あっさりとした出汁で鶏団子、豆腐、葛きり、水菜をいただきます。
メイン料理の牛すき煮は、甘めの割り下で煮た牛肉や野菜を、温泉卵に付けていただきます。


これはご飯が欲しくなる……と思い、最後の食事もお願いしました。
白いご飯になめこの赤だし、長芋とろろに奈良漬け!と、最後なのにご飯をたくさん食べてしまいそう&お酒にも合う取り合わせがうれしい。しっかりと一膳、いただいてしまいました。
デザートは3種盛りで、フルーツ、バニラアイス、さつまいも。
焼き物の付け合わせにもさつまいものペーストが添えられていましたが、秋だからか鹿児島が近いからか、さつまいもがあちこちにアクセントとして加えられていました。
お値段以上に満足度の高い夕食だったと思います。
朝食はハーフバイキング形式
朝食は同じレストランで。夕食と同じ席に用意されていました。
メインのおかずなどはあらかじめ配膳してあり、サラダやご飯、お味噌汁、飲み物などはバイキング形式で自分で取りにいく、ハーフバイキング形式の朝食でした。
サラダは、千切りキャベツ、ミニトマト、レタス、コーン、ポテトサラダなど。


ご飯とお味噌汁、納豆、焼き海苔など。
パンコーナーにはクロワッサンとミニ食パン。しかしトースターがなかったためか、この日はパンを取っている人はあまりいないようでした。おかずもご飯に合うおかずでしたしね。


冷たい飲み物ははトマト、りんご、オレンジ、マンゴー、牛乳とジュースの種類が豊富な印象です。
配膳してあったおかずと、バイキングの料理を合わせるとこんな感じに。
シンプルですがおかずはどれもおいしかったです。


豆腐が、よくある冷や奴や湯豆腐ではなく、ちょっとくずれた感じの豆腐だったのでなぜだろう……と思っていたら、食べてみると汲み豆腐のようで、なめらかで大変おいしかったです。
こちらの写真↓の右下のクリーム色の小鉢には、しめ鯖が入った松前漬けのようなおかずで、お酒が飲みたくなるような味わいでした。


ヨーグルトにもマンゴーが入っていて一工夫あり。そう言えば宮崎県はマンゴーの産地でしたね。
すべておいしくいただきました。ごちそうさまでした!
チェックアウト後はフロントに荷物を預けて韓国岳登山
朝食後は9時少し前にチェックアウトし、登山に不要な荷物をフロントで預かってもらって、えびの高原バス停を9時に出る霧島連山周遊バスに乗り「大浪池登山口」バス停で下車。ここから大浪池を経由して韓国岳に登頂します。


石段が多めで雨の後や下りだと滑りやすそうな道ですが、上りなら歩きやすいルートです。
大浪池沿いを歩くルートを通ります。この日は11月上旬でしたが、もう少し早いタイミングなら湖周辺の紅葉も美しかっただろう……とは思いますが。
しかし、これ以上ないくらいの快晴に恵まれ、風もなく暖かい日差しの中を登っていきます。
大浪池の方向を振り返って1枚。池から1時間ほど登れば山頂です!
韓国岳は登りやすく人気がある上に、山頂碑の後ろ側が眺望の良いのでいつも誰かしら人がいて、いい感じの山頂記念写真が大変撮りにくい山なのですが……。


この日記念写真をお願いしたお姉さんがいろいろと工夫してくださり、すばらしい山頂記念写真を撮っていただけたので、ひさびさに山頂記念写真をアップ。
前回登ったときは、遠足の子供らがたくさん映り込んでいたんですよね……。
新燃岳と高千穂峰の美しい姿を目に焼きつけて下山します。
下りは、えびの高原に直接下りるルートを歩くことに。
えびの高原の近くにある火山の噴気で真っ白に染まった硫黄山を眺めつつ、下っていきます。
初めて韓国岳に登ったときは、硫黄山の中も歩けたんですよね……もうずいぶん前に噴火警戒レベルが上がって、近寄れなくなってしまいました。
えびの高原に下山後はホテルで荷物を受け取り、13時発の霧島連山周遊バスで霧島温泉に向かいます。
【再訪したい度】★★★★☆ 韓国岳登山の折にはまた泊まりたい
公共交通機関利用の場合アクセスが良いとは言えないので、普段から何度も泊まりに来たいかと言われるとちょっと難しいところがあるのですが、韓国岳に登るつもりであれば前後泊の宿としてこれ以上ない選択肢だと思います。
土曜日でも1万円台前半で2食付きで泊まれるありがたい宿で、食事やサービスもそのお値段を考えたら十二分にすばらしいのではないかと。
リニューアルオープンして日が浅いので館内もきれいです。また泊まりに来たいし、長く営業を続けてほしい宿です。
【1人旅に優しい度】75点:連休でも1人泊可能で、1人でもリーズナブルに泊まれる良心的な宿
泊まりやすさ 20/20
休前日・連休でも1人泊可能。2人で泊まったときの1人分の宿泊料金+1000円ぐらいで1人で泊まれるので、料金面でも良心的。広い部屋にも1人で泊まれる。
食事場所の配慮 10/20
レストラン利用で衝立なども特にないが、宿泊した日は隣のテーブルが空席だったのでゆったり食べることができた。
端のほうの席にしていただいたようだったので、席には配慮があるような気がする。
プランの選択肢 20/20
宿泊料金が割引になるプランや、アニバーサリープラン、ワインのフルボトル付きのプランなどは1人では予約できないが、食事の内容をグレードアップするプランなどは予約可能。
ドリンクオーダー 10/20
日本酒の1合瓶が5種類、1合オーダー可能な焼酎8種類、グラス生ビールあり。
グラスワインはなし。
利き酒セットなど少量でいろいろオーダーできるようなメニューはないものの「1人だと頼めるお酒が少ない」という印象はない。
フリーWi-Fi完備 15/20
客室内でWi-Fi利用可能で、速度も問題なかった。
一人旅をもっと楽しみたい方に向けたエッセイです。
一人で泊まれるおすすめの温泉宿もたくさん紹介しています。s