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温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

山と温泉のきろく

キャバ嬢と温泉に行ってきた

雑記

この週末は、キャバ嬢と温泉に行ってきた。

彼女と知り合ったのは大学院生時代、私自身がキャバクラでアルバイトをしていた時代に同僚だった、という縁である。

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私は(院生時代生活費は自活していたので)割りのいいアルバイトとして数年間在籍したのみの腰掛けキャバ嬢だったけど、彼女は高校卒業から今日に至るまでキャバクラ以外で働いたことのないプロのキャバ嬢だ。

一人旅ばかりしている私だけど、なぜだか彼女と一緒に旅した機会は多い。大学院を卒業後に知り合った友達とは、旅行しても2回ぐらいで「やっぱり一人旅のほうがいいな」と思って行かなくなってしまったのに、自分でも不思議だ。

そんなキャバ嬢との旅について、徒然に考えたことを書いてみようと思う。

2月23日、追記しました!

なぜ、私はキャバ嬢と温泉に行くのだろう

キャバクラで働いていた時代に仲の良かった子は何人かいたし、中には私と同じように大学や専門学校に通いながら、割のいいアルバイトとしてキャバクラで働いていた人も多くいた。

普通に考えるとそういう相手とのほうが友人関係が長く続きそうにも思うのだけど、なぜだか卒業後も友人として残ったのは彼女だけだった。

彼女はどういうタイプのキャバ嬢だったか

端的に言うと「あんまりガツガツしていないキャバ嬢」だったと思う。

専業のキャバ嬢には、売上げを伸ばすためにお客によって対応を変えていろんなタイプのお客に対応する人も多いが、彼女は「自分の気の合うタイプのお客にだけ指名を貰えればいい」という人だった。
ガツガツしているキャバ嬢は正直ちょっと面倒くさいところもある。たとえば「ヘルプでついた女の子が、自分のお客に名刺を渡していないか」と、常に目を光らせていたりとか。。。彼女はそういうところがなかったので、とっつきやすかった。

ガツガツしてはいなかったけど、彼女の気の合うタイプというのは、いわゆる「キャバクラ遊びが好き」なお客さんだった。なので売上げベスト3とかに食い込んでくるタイプではないけど、それなりにお客さんはいて、それで長くキャバ嬢を続けられたんだと思う。

ちなみに、彼女も30歳を過ぎたので現在は現役のキャバ嬢ではない。今は「殿方からのお布施で生活している」とのことで、キャバ嬢が会社員だとしたら、フリーランスという感じ?普通に考えてキャバ嬢よりずっと難易度高いよなあ。心底「すげえ」と思う。

他人事ながら「結婚したほうが楽そうなのに」と思ってしまうけど、人と一緒に暮らすのも好きじゃないし、子供もいらないから嫌なんだって。そういう人だから私とずっと仲いいんだよな、きっと。。。

なぜ、キャバ嬢となら温泉に行けるのか

改めて考えてみると「楽だから」。これにつきるとは思う。

私は大変わがままな性格なので、人に合わせるのはとにかく苦手。自分ですべて計画して、自分の行きたいところにだけ行きたい。だからほとんど一人旅なんだけど、彼女は私の立てた計画にまったく異を唱えることがないのです。

というのは、彼女が「自分で計画して手配してどこかに行く」ということがとにかく苦手な人だからではあるのだけど。。。彼女の素敵なところは、好奇心旺盛で、どんな計画にも「おもしろそう」と言って乗ってくれるところだなと思う。

たとえば私は、比較的長距離を移動する旅のときは、行きの交通機関を前日の夜発の夜行バスにすることがよくある。けど、同世代の友人に、これはけっこう嫌がられることが多い。

「学生でもないのに夜行バスって!」「絶対寝れなそう……旅行1日目が寝不足なのは嫌」みたいな理由でだけど、個人的には最近の夜行バスは席を選べばかなり快適なことが多いし、多少寝不足になっても、旅行中はテンションが高いからそこまでしんどいと思わなかったりもする。でも、たとえばうちの彼氏も、比較的私に旅行計画を任せてくれるけど神経質なところがある人なので、寝れないことを心配して、やっぱり夜行バスには難色を示している。まあ、それが一般的な30代の反応なのかなー。

でも彼女に、行きで夜行バスを使うことを提案してみると「たしかに、早朝に着ければ現地で楽しめる時間が増えるよね」と快く承諾してくれ、当日夜行バスで現地に着いたときも「最近の夜行バスはすごいね!快適すぎてぜんぜん目が覚めなかったよ」と、期待どおりの反応を示してくれた。うれしい。

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写真は、西山温泉に向かうためにワイドビューふじかわに乗るところ。
もちろん鉄道に興味がある人ではないのだけど、乗ったことのない電車だから一緒に写真を撮りたいというので撮影した1枚。

しかし、キャバ嬢は登山には向いていなかった

ただ、登山だけは興味は示してくれたものの、本当に向いていなかったようだ。

「山麓の宿に泊まって、翌朝登山をする旅をしてみたいんだけど」

と提案したところ「楽しそう!運動にもなるし、前日の夜に食べ過ぎたカロリーを消費できていいね!」と賛同してくれ「どうせ山に登るならちゃんと装備を揃えたい」と自ら言ってくれたので、一緒にアウトドアショップにトレッキングシューズとザックを買いに行った。

これもすごくうれしい反応で、よく会社の人に「登山に連れて行ってほしい。高尾山はもう行ったからそれ以外で」と言われるのだけど……。ほとんどの場合「でも、今後も登山を続けるかはわからないから、スニーカーで行けるところにしてほしい」という条件をつけられるのですよ。スニーカーで行ける山……なくはないけど、正直私にとってはぜんぜん楽しくないから行きたくないよ。いいじゃんもう高尾山で。。。

でも、最初から「登山靴とザックを買いたい」とは、キャバ嬢さすがだな!と思って、喜びいさんで那須岳に行く計画を立てた。ちなみに那須岳は、小学生が遠足で登ったりする、天気が良ければかなり楽に、火山らしい絶景が楽しめる山です。

で、途中まではかなり喜んでくれてたのですが……。

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道が岩の多い道(岩場と言うほどではない)に変わった瞬間に「こわい」と言い始めてスピードがめちゃくちゃ落ち、ものすごいスローペースになってしまい……。でも、上りでこわいんだったら下りはもっとこわいからね!

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元来た道を下るのは無理そうと言うので、山頂を経由して峰の茶屋に下り、そこから牛首を経由してなだらかな道をロープウェイの駅に戻ろうとした。

そうしたら、このなだらかな斜面の道が、キャバ嬢には「右側が切れ落ちた崖の道」に見えたそうで。

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どう見たらこれが崖に見えるんだよw

結局、コースタイム45分の道のりを歩くのに2時間ぐらいかかってしまった。これにはさすがにキャバ嬢も私も懲りて「一緒に温泉登山をするのはもうやめにしよう」ということになった。

まあ、完璧な人間はいないよね。。。

[追記]那須岳が初めての登山みたいな書き方をしてしまいましたが、装備を買った後に高尾山と奥多摩の山を一緒に登っていまして、そこまでは普通に登れていたんですよ……。樹林帯ならいいけど、見晴らしがいいと恐怖を感じて足がすくむタイプの人だったのかもしれません。

キャバ嬢と温泉に行くと、面倒くさいこともある

登山のときほどではないけれど、キャバ嬢と温泉に行くと、面倒くさいこともけっこうある。

キャバ嬢は時間にルーズだ

まず、待ち合わせの時間には8割方遅れてくる。
交通の手配は当然私がやっているので、待ち合わせの場所や時間も私が決めるが、常に彼女が遅れることを見越して待ち合わせ時刻を決めなければならない。

本来なら9時に待ち合わせれば間に合うな、というときはあえて8時40分ぐらいの待ち合わせと伝えておく。そうして私は8時50分ぐらいに待ち合わせ場所に着くようにしておくと、8時55分ぐらいにキャバ嬢が現れて無事電車に乗れる、というわけ。

待ち合わせ以外だと、化粧とか、お土産選びにめちゃくちゃ時間がかかる。

化粧は「今はだいぶ短縮できるようになって、40分ぐらいで終わるようになった」と言っているが、前は2時間かかっていた。初めて一緒に旅行に行ったときは、チェックアウトの時間になっているのに「まだ化粧が終わらない」と言われてイライラしたりしたが、もうそういう人だとわかったので「今日は○時には出るからそれまで化粧しといてね」と言うことでなんとか対応できるようになった。

お土産選びもいつも長くて、忙しい店員さんを捕まえて、どれがおすすめかいろいろ説明させた挙げ句に、それでも決められなくてずっと悩んでいたりする。今日も、電車の時間ギリギリまで悩んでいてちょっとイライラした。

イライラしたけど、電車にはなんとか間に合ったのでまあいい、かなり慌てたけど。「○時の電車に乗るよ!」とはあらかじめ伝えてあったので、たぶん彼女なりに「○時の電車に間に合うように」と考えて買い物をしていたのかもしれない。でもその「間に合うように」の限界が私とは違うんだよねきっと。まあ、ルーズな人ってだいたいそんな感じか。。。

キャバ嬢は旅先で物を壊す

と言っても、旅館の物を壊したりしたことは……たぶんなかったと思うんだけど、自分の持ち物がやたら壊れて、いつも困っている気がする。

今回の旅では日傘が壊れた。キャバ嬢は美貌を保つために冬でも日傘を持参するのだが、旅先で日傘を閉じて畳むことができなくなってしまった。

初日に宿に到着した時点で日傘が閉じなくなくなり、フロントにいた男性スタッフに力づくで閉じてもらっていた。そこで懲りてもう使わなければいいと思うのだけど、懲りずに2日目も同じ日傘を使ってまた閉じなくなり、見ず知らずのおじいちゃんに閉じてもらっていた。

どこか建物に入ろうとするたびに「日傘が閉じない!」と言って10分ぐらい時間をロスするので、正直面倒くさいなあと思ったけど、そんなときも、自分を助けてくれそうな男性を見極めるのはうまいから、さすがだなと思う。

なんでこの子はよく物を壊すのかな?と考えると、物の選び方が機能よりも見た目重視だからなんだと思う。私も夏は日傘を使うけど、彼女の閉じなくなった日傘を見せてもらったら、素人目に見てもかなり雑な造りをしていて、こりゃ壊れやすいわけだよ、と思ってしまった。そう言ったら「見た目重視で選んじゃったから」と笑っていた。

そう言えば、飾りのついた服を着てきて旅行中にそれが取れてしまい、宿で裁縫セットを借りて縫っていたこともあった。靴も、いつもパンプスか、ひどいときはピンヒールのミュールとかを履いていて「靴ずれして足が痛い」と言っていたことも何回かあった。
あまりにもひどいので最近は、少し歩く予定があるときは「歩きやすい靴で来てね」とあらかじめ伝えたりしているが、普通、旅行ってある程度歩きやすい靴で来ないかね?と思ったりもする。

まあ、自分の常識が、万人の常識だとは思わないほうがいいってことね。。。

キャバ嬢は宿でよく、トイレを詰まらせる

「宿で物を壊したことはたぶんなかったと思う」と書いたけど、近いことは何回もあった!

キャバ嬢は「トイレで紙をケチケチ使いたくない。たっぷり使いたい」という主義だそうで、常に大量のトイレットペーパーを消費する。

どのぐらい消費するかと言うと、自宅では、1人暮らしなのに12ロールのトイレットペーパーを1週間で使い切ってしまうんだそう。あまり自宅にいない私とは単純に比べられないとは思うけど、それにしても多いんじゃないかと思う。

で、同じ調子で旅先でもたくさん使うため、宿によっては詰まらせてしまうんですな。けっこう、水回りの古い宿って少なくないからね……。

以前、宿泊中に何度もトイレを詰まらせて宿の方にご迷惑をかけたので(詰まりを直してもらった後に私が使ったら普通に使えるのに、キャバ嬢が使うとまた詰まる)最近は私が先に使ってみて「水流が弱いな」と感じたら伝えるようにしている。

実は今回の旅でも部屋のトイレの水流が弱めだったので、彼女は毎回、1つ下のフロアの共同トイレを使いに行っていた。詰まるかもしれないと気を遣いながら使うよりそのほうがいいんだと。。。まあ、わからなくもないけどねw

たまには誰かと一緒に温泉に行くのも悪くはない

私は一人旅が好きだけど、温泉旅館に1人で泊まろうとすると、割高になったり、1人泊用のプランがない宿もたくさんある。

今は一昔前と比べると1人で泊まれる宿も増えたと思うし、基本的には割り切って楽しむようにしている。けど、1人で泊まれない宿にどうしても行きたいとき、つきあってくれる存在は本当にありがたい。

そう言えば以前Twitterで「たまに彼氏と旅行に行くとSuicaの精算に並んだり、駅で混んでるトイレに並んだりするのを待たなきゃならなくて面倒くさい」みたいなことをツイートしたらけっこうたくさんイイネをいただいて、普段一人旅してる人がたまに人と一緒に旅行すると、同じような面倒くささがあったりするのかな、と思ったりした。

けど、こうやってキャバ嬢と温泉に行く話をつらつらと書いていたら、別に彼氏って、キャバ嬢と比べたらぜんぜん面倒くさくなくね?

彼、時間にルーズじゃないし(むしろ待ち合わせの30分前に着いてしまって1人でお茶飲んでたりする。そんなところはちょっとかわいいけどその時間にできればトイレにも行っておいてほしいんだ)物も壊さないし、ちょっと神経質なところはあるけどだからこそルーズじゃないし物も壊さないんだよな、うん。

もしかして私、キャバ嬢という、普通に考えるとかなり面倒くさい人と旅行をする経験を積んだことで、彼氏とも旅行に行けるようになったのかも。。。

まあ、だとすればありがたいことですね。
彼氏もキャバ嬢も、わがままな私にたまにつきあってくれて感謝!

今回のキャバ嬢との温泉旅の目的は、あんこう鍋でした

今回の旅を企画したのは、あんこう鍋のおいしい宿に泊まりたかったからで。1人でも泊まれる宿だったのだけど、あんこう鍋は2人前からの注文だったんですよね。

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旅行記は後日アップ予定。

そう言えばキャバ嬢は私と違って白米大好きな人間で、以前はよくおひつを1人で空にしてたけど、今回はそうでもなかったな。

まあ、宿の料理が多すぎて白米までたどり着けなかったのかもしれんけど。

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また遊ぼうね!

追記:やっぱりキャバ嬢と温泉に行くのはおもしろい

温泉から帰ってきてほろ酔いで書いた記事が、いきなりたくさんの人の目に触れることになり驚いたのですが、更新後に考えたことがあったので追記してみます。

キャバ嬢は時間にルーズだけど、真剣におみやげを選んでくれるのはうれしい

「キャバ嬢は時間にルーズだ」のところで、彼女が今回の旅でも電車の時間ギリギリまでおみやげを選んで、駅でかなり慌てたことを書いたけど、慌てて電車に乗ってから彼女は、私に「いつも旅行の計画をしてくれてありがとう」と言って小さな箱をくれた。

f:id:happydust:20170222201333j:plainさっきのお土産屋さんで私にもお菓子を選んでいたのだという。

箱の側面にはウサギが書いてあってかわいい。

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「これね、個別包装で1個1個箱に入っててゴージャスぽく見えるけど実は160円なのw あたしっぽくない?」

そうだね。中身はどうあれ見た目華やかなものが好きだものね。

中の袋にもウサギが書いてあって、中身は金箔が載ったおまんじゅうだった。

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ちょっとかわいいじゃないかよ。。。

もしかして、私へのお菓子を買っていたから遅くなったというのも少しはあるのかな……?いやいや、メインは別の人へのお土産だろうけども。

しかし、キャバ嬢は1人暮らしだし、今はいわゆる彼氏はいないと思う。
私は、お布施をくれる男性について根掘り葉掘り聞いたりはしていないけど、その男性(たち?)へのお土産を買っていたことはなんとなくわかった。

生活費や旅費を出してくれる相手にお土産を買って帰るのは当然のことかもしれない。

けれどそれを、お土産屋さんのスタッフにめちゃくちゃ説明させて、電車の時間ギリギリまで悩んで買っていたって、なんだかかわいいというか、それに比べると私のお土産の買い方はてきとうだよなー。

彼氏にはとりあえず何か地酒か、あるいはつまみになりそうなその土地の名物を買って帰るけど、そんなに真剣に悩んだことなんてない気がする。そういえば、この前のバレンタインのときも私、こんなことをつぶやいてたよ。。。

ああまさに、お土産選びのときも私はこんな感じだわ。そんなに的外れなことは言ってないとは思うけど、真剣に悩んで選んでる人と比べると、愛が薄いような感じもしないでもないね。。。Google先生も「愛が大事だ。俺にはわかる」みたいなことを最近ほざ……言ってるし。クローラーが文中から滲み出る愛を感じるのと同じように、お土産から滲み出る愛も、もしかしたら相手に伝わるのかもしれない。

だって「この人はこういうお土産を喜んでくれるんじゃないか」と真剣に考えて選んだものは、自然とストーリーを持つような気がする。渡すとき「なぜこれを選んだか」「他にどんなものがあって、迷ったけどこういう理由でこれにした」みたいな話が自然と口をついて出るじゃないですか。きっとね。

彼女が、何をした見返りにお布施をいただいているのかは知らないし、聞くつもりもないけど、きっとお相手の殿方は、彼女のそういうところに惹かれてしまったんではないかしら、とふと思った。

宗教にハマる人は「家族よりも恋人よりも教祖さまのほうが、私を大切に思ってくれている!」という錯覚をすると聞くから「お布施をいただいて生活している」という言葉も案外的外れではないのかもしれないなあ。

キャバ嬢と泊まった温泉宿からハガキが届いた話

今回は土日を使って旅をしたのだけれど、火曜日にポストを見たら、泊まった宿からハガキが届いていた。

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まあ、たまにいただくこともある宿泊のお礼のハガキではあるのだけど

「上手な絵ありがとうございます」

ってなんのことだ……?
ああ!あの絵のことか!

チェックアウトの日の朝、特に観光をするわけでもない我々は、10時ぎりぎりまで部屋でだらだらしていたのだけど、朝食後も敷きっぱなしにしてもらった布団で私がうとうとしている間に、キャバ嬢はえんぴつ1本で、メモ用紙に絵を描いていたのだ。

それがこれ。

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アンコウw

なんか意外とうまいんだよね。聞くと、日中やることがなくて暇だから、ときどき自己流で絵を描いているんだそう。

モデルは飼っている猫のことが多いけど、そうじゃないときはネットで検索した写真を見て描いているんだって。今回はあんこう鍋を食べるのが目的だったということで、もちろん魚の形のあんこうとは対面してないのだけど、写真を検索して描いていたらしい。

それで、描き上げた絵は携帯で撮影だけして、紙のほうは「ごちそうさまでした」と隅に書いて部屋のテーブルに置いてきたんだよね。宿の人はそれをちゃんと見つけてくれたんですな。

宿から届いたハガキの写真を撮ってキャバ嬢に送ったら喜んでいた。

写真を見て描くならそりゃあうまく描けるよ、と思われるかもしれないし、そんなにうまくねえよ、と思われるかもしれない。けど、少なくとも私はこんなにうまくは描けないし、そもそも描こうとも思わないw

だけど、残していった絵を見た宿の人が、ハガキに一言書いてくれたのを見て、なんか今回の旅に素敵なおまけがついたような気分になった。私は一人旅が好きだけど、一人で行っていたらつかなかったおまけだよね、これ。

キャバ嬢と温泉に行くのは、面倒なのにどうして楽なのか

なぜ、キャバ嬢となら温泉に行けるのかのところで「楽だから」と書いたけど、その後面倒なことばかり並べたので「どこが楽なんだよww」と思われたかもしれない。

自分でも「これのどこが楽なんだろう……」と思ったのだけど、よくよく思い出してみるとやっぱり、他の相手と行くのよりは楽なような気がする。彼女は旅行中に私が何をしていてもまったく気にしないんだよね。

たとえば今回の旅に私は、ノートパソコンを持っていって風呂上がりにブログを書いていた。無料wifiのある宿だったもので。大分・熊本シリーズを早く書き上げたかったのですよ。。。

たぶん彼氏との旅ではこれはできないと思う。さすがの彼氏も不機嫌になりそうだから自粛してしまうな。でも、キャバ嬢なら大丈夫。勝手に1人で暇を潰しててくれるから。何しろ働いてなくていつも暇だから、暇をつぶすのに慣れてるんだよね。

しかも暇の潰し方が、私には考えもつかないようなことなので、なんか見てるとおもしろい。
絵を描くのもそうだけど、あとは英語学習アプリをひたすらやっていたりとか。別に英語を話せるようになりたいわけじゃないけど、英語学習アプリで暇をつぶすのが好きなんだって。海外旅行好きだったり意識高い系の女子なら納得だけど、彼女はまったく海外に興味がなく、たぶんパスポートも持ってない。それなのに暇つぶしが英語学習アプリってw

でもキャバ嬢はキャバ嬢で、私が旅行中にDSでゲームやってたりすると「ゲームやってるww」ってウケてたりするんだよな。何がおもしろいんだか、私にはよくわからないんだけど。

キャバ嬢が小学生のころ、田舎の公立図書館に通い詰めた話

最後に、キャバ嬢にまつわる話で私が一番好きなエピソードを紹介して終わりにしたいと思う。
一緒にキャバクラで働いていた頃に聞いた話なのだけど、彼女は小学生のころ、住んでいた地方都市の公立図書館に入り浸って、いつも官能小説を読んでいたんだそうな。

「田舎の図書館なのにけっこう官能小説が揃っていておもしろかったんだよね」

とのことで。小学生で官能小説。。。性的なものに興味を持つ年齢ではあると思うけど、エロ漫画とかじゃなく官能小説。なんかすごい。
その頃読んだなかで、彼女が一番おもしろいと思ったという官能小説のタイトルと、おおまかなストーリーを教えてくれたので検索して調べてみたら、千草忠夫氏の「略奪愛」という本だった。

そのとき私は千草忠夫氏のことを知らなかったのだけど、探して読んでみたらおもしろいし、他の作家の官能小説と比べて圧倒的に文章が美しいので、しばらくの間ちょっとハマって集めてしまった。(当時私は、近代日本文学を研究している大学院生でした。いちおう。。。)

たぶん、キャバ嬢が教えてくれなかったら千草忠夫氏の官能小説を読むこともなかっただろうなあ。
小学生のうちから、市立図書館で官能小説を読みあさっていたというだけでも「なんだそりゃ!?」という感じだけど、その中からちゃんと、おもしろいものを選び出しているところがすごいわ。すばらしい文学は幼い子供にも伝わるものなのね。きっと千草忠夫先生も天国で喜んでいることだろうよ。

Amazonアソシエイトで千草忠夫先生の著作でも貼っておこうかと思ったけど、考えたら18禁コンテンツだと思われるので自粛。

同じ店で働いていた頃、私たちが仕事あがりに一緒に帰ろうとしていたら、そこにいた副店長に

「2人はいつも仲が良くて、なんだか似ているよね。姉妹のようだよね」

と言われたことがあった。

見た目も経歴も何一つ似ていないし、性格も全然違う私たちなのに、何言ってるんだよこの副店長は!そんなだからいつになっても店長になれないんだよ!w
なんて毒づいていた私たちだけど、やっぱりどこか似ているのかもしれない。。。

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なんかこの頃の私、髪の毛茶色いな。。。