温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

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★旅のまとめ★ふっこう割で2泊3日の大分・熊本旅行 別府・由布院・黒川温泉をつれづれに

温泉に入って熊本・大分のおいしいものをいただく2泊3日の旅を終えて

東北に生まれ、東京に住む私にとって、九州は外国のように遠いところだと思っていました。ほんの数年前までは。
登山を始めて九州の山に登りたいと思い、本腰を入れていろいろ調べ始めると、意外と安く九州に行ける方法もあることがわかりました。そして、すばらしい温泉があり、お酒もおいしい大分県と熊本県が特に好きになり、毎年のように旅行を計画するようになったのです。

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写真は、由布院駅前から見た、少し雪をかぶった由布岳。
2016年12月にふっこう割を使って行った、2泊3日の旅について、まとめてみたいと思います。

2016年1月にふるさと割で熊本を旅し、同じ年の12月にふっこう割で大分と熊本旅行を計画しました

旅行好きの方なら覚えていらっしゃる方も多いかもしれませんが、2015年度は「ふるさと割」というお得なクーポンが、じゃらんや楽天トラベルをはじめ、さまざまな旅行サイトや旅行代理店で配布されていました。

割引の内容や条件は、都道府県や提供サービスによってさまざまでしたが、実は熊本県のふるさと割クーポンは非常にお得だったんです。

1年以上前のことになってしまったので、やや記憶が曖昧ではありますが

・利用人数が「1人からOK」(ちなみに大分県は2人以上じゃないとNGでした)

・割引率が「最大50%」(20000円以上の宿泊で10000円割引。10000円以上の宿泊で5000円割引)

・利用可能日が「休前日でもOK」

という、非常におおらかなクーポンが各種旅行サイトで配布されていまして、ここぞとばかりに熊本旅行を計画したのです。

熊本県内でもかなり鹿児島寄りの人吉温泉から始まり、阿蘇・黒川温泉に立ち寄るという、公共交通機関で熊本を横断するすばらしい旅でした。このブログにはそのときの記録は掲載していないのですが……いつか簡単にでもまとめたいなあ。

そういえば、阿蘇山の噴火警戒レベルが2月7日に、2年半ぶりにレベル1に下がったそうですね。

気象庁 | 噴火警報・予報

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阿蘇山にも以前登ってるんですが、当時は噴火警戒レベルが2だったので登山ルートがかなり制限されていました。

f:id:happydust:20170208223118j:plain警戒レベル下がったなら、また登りに行きたいなあ。。。

楽しかった熊本旅行から3ヶ月後に地震が起きて、阿蘇も黒川温泉もかなりの被害を被ったと聞き、心を痛めていたのですが……。
余震も少なくなってきたようだし、来年あたりまた行きたいなあ、と旅行サイトをチェックしていたところ「2016年12月末日まで」の期間限定で利用できる、ふっこう割クーポンが配布されていることに気づいたのです。九州全域を対象に配布されていたクーポンですが、大分県と熊本県の割引率は特に高く(それは、地震の被害が大きかったからだとは思うのですが)、宿泊割引券があったのはもちろんのこと、ANAやJALの航空券までも割引になるクーポンがありました。
これは……今年中に行ったほうがいいんじゃないの?とあわてて休暇を取り、急遽、大分・熊本旅行に行くことにしたのです。

旅行1日目 別府をぶらぶらし、由布院温泉の定宿「いよとみ」に宿泊

1日目は、朝1番の飛行機で大分空港へ。

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夜明けと共に飛行機は離陸し……

朝焼けに染まる富士山が見えて興奮!したところまでは覚えているのですけど。

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気づいたら大分空港でした。

早朝6時台のフライトだったのでさすがに空いていて、隣も空席だったのでよく寝れました。。。
大分空港からはバスで別府へ!
まずはお風呂に入るかコーヒーを飲むかして目を覚ましたいと思い、別府市内で気になっていたコーヒー専門店に向かうことにします。

別府市内のコーヒー専門店で目覚めのコーヒー

向かった先は「オセロスペシャルティコーヒーロースター」でした。
別府の有名な共同温泉「竹瓦温泉」にほど近い、コーヒー専門です。

↑詳しくはこちらの記事に書きました。

 

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自家製のバナナのタルトと本日のコーヒーをいただき、かなりおいしかったのでつい、お土産に豆も買ってしまいました。

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この日「本日のコーヒー」としていただいた「ブルンジブグラ」という聞き慣れない名前の豆と、ドリップパックのブラジルを購入。
このドリップパックがなかなかにいいお味で、旅館の部屋でお湯を湧かしてドリップパックをいただくことができたので、旅の間中コーヒー充で幸せでした・笑

さて、コーヒーの後は、一風呂浴びたいところですね! 

別府の繁華街の片隅で24時間温泉を楽しめる、やよいの湯で一風呂

次に向かったのは、オセロスペシャリティコーヒーから徒歩5分ほどのところにある、24時間営業の共同温泉の「やよいの湯」です。

↑詳しくはこちらの記事に書きました。

硬貨投入口に200円入れて勝手に入る、という無人の温泉です。

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女1人だと深夜は危ないかも……というのと、他の温泉が閉まってしまう夜は比較的混む、という話を聞き、あえて昼におとずれたのですが、これが大当たり!

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誰もいない貸切の女湯で、時間がゆるすかぎりだらだらと、至福の温泉タイムを楽しみました。
別府の共同湯は熱めのお湯のところが多いですが、こちらはぬる湯の浴槽が38度ぐらい、熱湯の浴槽が40度ぐらいで、長湯には最適でしたね。

お風呂から上がると11時過ぎ。
11時30分に、昼食をいただくお店の予約をしていたので、そちらに向かいます!

別府市で食べログランキング1位の、予約必須のお寿司屋さんで昼酒

次に向かったのは、別府駅から徒歩5分ほどのところにあるお寿司屋さん、大和田鮨です。

 ↑詳しくはこちらの記事に書きましたが、たとえ1人でも、絶対に予約して行ったほうがいいお店です。

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日本酒は、地酒もなかなかの量が揃っていますし、それ以外の地域のおいしいお酒もかなりラインナップしています。

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関あじ、関さばの握りが入って3000円の「地魚にぎり」は、大分の新鮮な魚を満喫できるので、おすすめです。

食後のお茶を、別府駅近くのお気に入りの紅茶専門店で

大和田鮨でお腹いっぱい&ほろ酔いになった後は、そこから数軒隣にある紅茶専門店「ティールーム コージーコーナー」へ。

 ↑詳しくはこちらの記事に書きましたが、ジャンボシュークリームで有名なケーキ屋さんとは関係ありませんw

別府に何回か来ている中でも一番のお気に入りの店で、これまで5~6回は来ています。1回の旅行中に2回来たことも。。。
おすすめは、クリスマスシーズンに予約が殺到するという、フレッシュフルーツのタルトかな。

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スコーンもかなり本格的で、クロテッドクリームと、季節のジャムがついてきます。

このときはチャイをいただいたんですが、チャイも本格的でおいしかったです。

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店主のおじさんが、なんともほんわかした雰囲気の方で、お話しするのも楽しいです。ちなみにお菓子はすべて店主のおじさんが焼いているそう。

さて、ほどよく酔いもさめたところで、もう一湯、温泉に向かいますよ!

注文すると温泉に入れる喫茶店「茶房たかさき」で一風呂

別府駅からは徒歩10分ほどのところにある「茶房たかさき」へ。
ご自宅を改装した喫茶店なんですが、何か一品注文すると、温泉に入らせてもらえる喫茶店です♪

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「食事をすると温泉に入れる」お店は他にも聞いたことがありますが、喫茶店だと満腹のときでもお茶はいただけるし、お値段もリーズナブルでありがたいですね。
ちなみにコーヒーや紅茶は400円です。

温泉もすばらしいお湯を貸切で利用させて貰えます。

f:id:happydust:20170217230945j:plainしかもこの日は、温泉に大量の柚子が浮かんでいました。

温泉もすばらしく、コーヒーもとてもおいしかったですが、何よりも、お店に入った瞬間に、店主のおじさんに「おひさしぶりですね」と言われたのがおもしろかったです。初めて来たんですけどね。。。別府の喫茶店は、ユニークなおじさまが多いのかしら。

さて、別府ですばらしいお湯を堪能した後は、今夜の宿泊地へ向かいますよ♪

浴室はすべて貸切で利用できる!由布院温泉のお気に入りの宿へ

別府駅からバスで由布院駅へ向かい、駅から徒歩8分のところにある「由布院いよとみ」へチェックイン。

今回が4回目の宿泊という、かなりお気に入りの宿です。女将さんに、今回は正しい意味で「お久しぶりですね」と言われましたよw

↑詳しくはこちらの記事に書きましたが、由布院いよとみのお気に入りポイントはたくさんありまして。
比較的リーズナブルな料金。駅に近い立地、食事のプランが豊富でおいしいことなどはもちろんのこと、1人で泊まりやすいところもかなり好きです。好きというか大変ありがたい。

今回、1人泊のお客さんがなんと7組いましたよ。総部屋数13部屋の宿なんですが。。。

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食事もおいしいんですけど、その事実がおもしろすぎて、思わず食事内容じゃなくこの写真を載せてしまった。

さらに、浴室がすべて貸切利用なところも、混み合う風呂が嫌いな私にとって大変ありがたく……。

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こんな広い露天風呂を、独り占めできる幸せ。。。

部屋も、冬はこたつがあって大変快適です。

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今回も、大満足の宿泊でした♪

旅行2日目 由布院からバスで黒川温泉へ移動し、湯めぐりを楽しむ

由布院いよとみを8時30分過ぎにチェックインし、由布院駅前バスセンターを9時に出る「九州横断バス」に乗ります。

由布院駅に向かう途中の川沿いの道は、空は晴れているのに霧で真っ白で驚きました。

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霧氷もできていて、青空に映えて、きれいでしたね。

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バスで黒川温泉に向かい、バス停に到着すると、今日泊まる宿の方が車で迎えに来てくれました。ありがたい……。

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湯巡りに不要な荷物は宿に預かってもらい、身軽になってからまず一湯!ではなく、お気に入りのカフェに向かいます♪

黒川温泉で一番、焼き菓子とケーキがおいしいカフェに立ち寄る

前回初めて来て、かなり気に入ったCafeCiel(カフェ・シエル)へ。

詳しくはこちらの記事に書きました。

無添加食材で作られたケーキや焼き菓子は大変おいしく、店内も広く雰囲気が良くて、いわゆる温泉街のカフェというイメージとはまったく異なるお店です。

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ショーケースの中からケーキを選ぶと……。

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こんな風に、チョコレートや葉などでデコレーションして出してくれます。フレンチレストランみたいだね。。。

ランチのボルシチもとてもおいしそうだったので、次回はもっとお腹を空かせて行きたいところです。

さて、カフェで人心地ついたところで、いよいよ黒川温泉で湯めぐりしますよ!

入湯手形で湯めぐり第1弾 お宿のし湯

黒川温泉では、1300円で購入できる「入湯手形」を使って、3軒の旅館で日帰り入浴をすることができます。
一軒目に立ち寄ったのは「お宿のし湯」さんでした。

 詳細はこちらの記事に書きました。

日曜日のお昼ごろという、下手したら混雑しそうな時間帯だったのですが、私が入った時点では浴室には誰もおらず。。。

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わーい!
木漏れ日さす広い野天風呂を独り占めして、最高の湯あみを楽しめました。

お湯はもちろん源泉かけ流しで、新鮮そのものです。湯量もたっぷり。

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黒川温泉の中心街にほど近い、立地もすばらしく良い宿なのに、空いているのが不思議なくらいでしたが、ありがたく、お湯を楽しませてもらいました。

さて、次は「黒川温泉に来たらまずあの宿へ行け」と何度もおすすめされた宿へ向かいますよ♪

入湯手形で湯めぐり第2弾 山あいの宿 花みず木

花みず木は、黒川温泉街のはずれのほうにあり、硫黄泉の広い野天風呂と、看板猫の弁慶くんで有名な宿です。

詳しくはこちらの記事に書きましたが「すばらしい温泉だから行ったほうがいい」とあちこちでおすすめされたものの、徒歩だと温泉街から遠いのがネックでこれまで行ったことがなかったのです。
しかし今回「実は無料の送迎バスを日帰り客も利用できる」ということを知ったので、さっそく行ってきましたよ。

やや混み合う時間帯もあったものの、温泉は噂どおりのすばらしさ。

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弁慶くんは、噂以上にかわいかったです。

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人気者の弁慶くんは、いつも子供たちに囲まれていてなかなか撮影できなかったので、写真は、宿の公式Facebookからお借りしました。

帰りも、山みず木の無料送迎バスに乗せていただき、14時過ぎに黒川温泉の中心街に戻ります。

パティスリー麓で、出来たての塩麹のシュークリームをいただく

昼食をきちんと食べていなかったのでややお腹が空き、宿泊する宿に向かう途中にあった洋菓子店「パティスリー麓(ろく)」に立ち寄りました。

 詳しくは↑こちらの記事に書いています。

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注文するとその場でクリームを詰めて渡してくれる出来たての「塩麹のシュークリーム」で有名なお店です。

 

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今回も「塩麹のシュークリーム」を注文しましたが、宿に着いてから部屋で食べようと思い「30分後に食べる」と購入時に伝えたら「なるべく早く食べたほうが皮がパリッとしておいしいですよ」とアドバイスされました。できたてのシュークリームのすばらしさは、シュー皮のパリッと感だったのですね。
なので、お店の周りにはシュークリームを頬張りながら歩いている人たちがたくさんいます。なんだか微笑ましい光景ですよね。

ちなみに、パティスリー麓では、残念ながらコーヒーなどの飲み物の提供はしていません。なのでコーヒーと一緒にシュークリームをいただきたかった私は、すぐ近くのお店にさらに立ち寄ることにしました。

ご当地B級グルメをいただけるカフェ湯音(ゆのん)でコーヒーをテイクアウト

パティスリー麓から数十メートル先に、夏にはオープンカフェになるという、ガラス張りの明るいカフェ「湯音」があります。

詳しくはこちらの記事に書きました。

お土産店とカフェを兼ねており、店内席はカウンターのみのカフェですが、すべてのメニューをテイクアウトすることができます。

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なかなかに魅力的なメニューが揃っています。
阿蘇の牛乳や馬肉など、熊本県産の食材を使ったメニューも多いです。

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こちらの湯音さんでコーヒーをテイクアウトし、さっきのシュークリームと一緒に部屋でいただきました。至福の時間でした♪

さて、いよいよ本日の宿へチェックイン!

約1年ぶりの宿泊となった御客屋旅館でミルクティ色の極上湯につかる

歴史の宿 御客屋さんには、実は1年前の熊本旅行の際もお世話になりました。

詳しくはこちらの記事に書いています。

1年前に行ったときに、とてもすばらしい旅館だなと思ったので今回も宿泊させていただきました。
そうしたら折に触れて「1年も経たずにまた来ていただきありがとうございます」とお礼を言われたりドリンクをサービスしていただいたりで、うれしいやら恐縮するやら。

サービスも、料理もお湯も、大変すばらしいお宿なのですが、今回何よりも印象に残ったのは、前回入ったときは透明だった同じ源泉が、今回はミルクティ色に染まっていたことでした。

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こちらが昨年来たときの写真で↑

こちらが今年の写真です↓

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まったく同じお風呂で、同じお湯なんですけどね。
日によって色が変わるとは聞いていましたが、こんなに違うとは!と驚きました。

終始ゆったりとした気持ちで、すばらしい時間を過ごせました。

旅行3日目 黒川温泉から由布院へ戻り、別府を経由して大分空港へ

楽しかった旅行もこの日で最後!なんだかあっというまでしたね。。。

入湯手形もあと1軒ぶん残っていますし、チェックアウト後にバスの時間まで少し間がありましたので、もう一軒日帰り入浴をしていくことにしました。

入湯手形で湯めぐり第3弾 山の宿 新明館

最後に立ち寄ったのは、宿泊していた御客屋さんから近い、洞窟風呂で有名な「新明館」という宿でした。

 ↑詳細はこちらの記事に書いています。

私は「泊まっていた宿に近いから」という理由で、あまりよく知らずに入ったのですが、実はこちらの宿、黒川温泉再興のリーダー的存在となった方が経営している宿だとのことで、大変に混み合っていました。

近かったことのほかに、川の向こうにあって、建物の雰囲気なんかもいいなと思っていたんですよね。

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この橋の上で写真を撮っている人が、いつも大勢います。

この日は月曜日だったので、写真を撮っている人は多くても、お風呂はそんなに混んでいないだろう、なんてあたりをつけて行ったのですが、これが大ハズレでw

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洞窟風呂はアトラクション的で楽しくもあったのですけど、とにかく混み合っていて、あまり開放感のある風呂ではないのでちょっと息苦しさがありました。脱衣所がかなり狭いので、そこでの混雑がつらかったかな。。。

時間もあまりなかったのでササッとあがって身支度し、由布院温泉に向かうバスに乗り込みます。

由布院に戻り「Murata不生庵」で蕎麦と昼酒

九州横断バスで湯布院温泉に戻った後は、由布院の「御三家」と呼ばれる高級旅館の一つ、山荘無量塔がプロデュースする日本蕎麦店「Murata不生庵」へ向かいます。

詳しくは、こちらの記事に書きました。

由布院駅からは徒歩30分ほどかかるところにあるので、時間短縮のため、この旅で初めてのタクシー利用にてお昼過ぎにお店に到着。

まずは日本酒をいただき、とり天をつまみに一杯。

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地鶏のとり天は、旨みが強く、ポン酢であっさりといただくと最高においしかったです!

その後はざる蕎麦でしめます。

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コシもしっかりとあり、蕎麦つゆも辛目。
九州はあまりお蕎麦のイメージがなかったのですが、さすが山荘無量塔というところでしょうか?大変おいしいお蕎麦でした。

カウンター席は由布院の街を眺められる大きな窓に面していて、眺めもよくて気分よくおいしいお蕎麦をいただくことができました。

外来利用できる山荘無量塔のカフェ・Tan'sbarでロールケーキを

Murata不生庵でお蕎麦をいただいた後は、近くでもう一箇所お風呂に入ろうと思っていたのですが、少し酔ってしまったので、その前にカフェに立ち寄ってお茶をいただくことにしました。

先ほどのお蕎麦屋さんを経営している宿、山荘無量塔の敷地内にあるカフェ「Tan's bar」へ向かいます。

 山荘無量塔では、由布院駅から徒歩圏内のところにB-speakというロールケーキの専門店(販売のみでイートインは無し)を出しており、そこで売られている「Pロール」は朝から行列ができる大人気の品なのですが、Tan's barではそのPロールを、店内で並ばずにいただくことができます。

f:id:happydust:20170218154150j:plainTan's barに来たのは2回目でしたが、Pロールをいただいたのは今回が初めて!たしかに人気が出るのも頷ける、大変おいしいロールケーキでした。

Tan's barは、ケーキやお茶のおいしさもさることながら、店内のインテリアや雰囲気も大変すばらしいです。

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暖炉では薪がパチパチと音をたてて燃えており、大きなスピーカーからはクラシックが流れていました。
夜には音楽はジャズに変わり、お酒をいただけるバーとして営業しているそうです。
ただし、バー営業の時間帯は宿泊者のみの利用となっているので、いつか宿泊して、お酒をいただいてみたいですね。

ゆふいん泰葉でかけ流しの青湯を貸切状態で楽しむ

今回の旅で最後に立ち寄った温泉は、由布院温泉の「ゆふいん泰葉」さんでした。
珍しい、青色の温泉を楽しめる宿です。

こちらの記事に、詳しく書いています。

由布院で青い湯の温泉と言うと、この宿の近くにある「庄屋の館」がかなり有名なのですが、平日でもわりと混んでいるので、空いていそうなこちらの宿を選びました。

2000円or2500円で貸切風呂の利用もできるのですが、50分の時間制限もあるので、平日で空いていそうだし、貸切ではない内湯の利用を選択しました。時間制限なしで500円です。

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青いお湯は、湧き出たばかりのときは透明で、時間が経つにつれて青さが濃くなるのだそうですが、内湯は小さめなので青くなりきる前にお湯が入れ替わってしまうので、濃い青にはならないのだそうです。

とは言え、かけ流しでヌルヌル・トロトロ感の強い極上のお湯を、終始貸切状態で楽しめて、大満足でした。

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宿泊客用の露天風呂には、お湯が青くなるまでタンクに貯めておいてから浴槽に入れるというこだわりの方法で、新鮮なまま青いお湯を提供している浴槽があるんだそうです。

由布院泰葉さんにも、いつか泊まってゆっくり楽しんでみたいものです。。。

旅の締めくくりは、大分空港の展望レストランで地ビールを

由布院から別府へ。別府から大分空港に移動し、飛行機の登場時間まで空港内のレストランで夕食がてら大分の郷土料理と、地ビールを一杯いただきました。

大分の郷土料理の「りゅうきゅう」と「地魚の南蛮漬け」に、由布院地ビールがついたお得なセットメニューをいただきながら、2泊3日の旅を思い出していました。

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ビールを飲み終わった後も少し時間があったので、大分の名産「カボス」を使ったデザート、カボスのティラミスとコーヒーをいただきます。

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旅の最後にこうして、お酒やコーヒーを飲みながら、楽しかったことを振り返る時間が好きです。閉店ぎりぎりまでのんびりさせていただき、最終便で東京に戻りました。

今回は、ふっこう割を使ってお得に楽しませてもらったから、というつもりも特にはなかったのですが、新しいお店を開拓するというよりも、これまでの旅で訪れて、好きになったお店を訊ねてまわることが多かったような気がします。

2回連続でこんなにお得に来させてもらって、なんだか次回の旅行の計画が立てづらいような気がしてしまいますが、きっとまた近いうちに行きたいものだと、今から考えています。

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またね!