ビューレストランスカイライン
レストランスカイラインは、大分空港のレストランフロアである3階にあるレストランです。
大分空港の3階には食事ができるお店が4軒ほどありますが、スカイラインは最もメニューが豊富で、大分の郷土料理や地酒もあります。お子様向けのメニューやデザートもいろいろと取りそろえているので、迷ったらこちらに入っておけば間違いないだろうというお店です。
窓際の席に座ると、飛行機が離発着する様子を眺めることができます。
とても使いやすいお店なので何回か入ったことがあるのですが、2016年12月の別府・由布院・黒川温泉旅行の最後にも立ち寄って、大分の郷土料理をつまみにチョイ呑みしてきましたので、レポートしたいと思います。
別府からバスで大分空港に移動し、搭乗まで郷土料理をつまみにチョイ呑み
別府・由布院・黒川温泉旅行の最終日、由布院温泉の泰葉で、この旅最後の湯浴みを楽しんだ後、まずはバスで別府駅へ移動します。
ゆふいん泰葉さんは、ヌルヌル・トロトロの青湯を楽しめるすばらしい旅館でした♪
別府駅前には、別府温泉の基礎を作った実業家である、油屋熊八さんの銅像が立っているのですが、なんと、クリスマス仕様の装飾がされていました。
通常時はこんな感じです。実は、2日前(12月17日)に別府駅を通ったときはまだこの状態でした。
まあ、これはこれでなんか不思議な銅像なんですけれども……。
なんでも「天国から舞い降りた熊八さんが『やあ!』と呼びかけているイメージ」だそうです。。。
油屋熊八さんについてはWikipediaかまんが油屋熊八が詳しいです。
それがですね、この日はこんなことに!
「やあ!」
マントにくっついてるのは「小鬼」だそうですが、小鬼もちゃんと、サンタ風の服を着てるところが芸が細かくていいですね。
そんな別府から大分空港行きのバスに乗り、大分空港へ。
楽しかった旅行も、もうすぐ終わりです。
大分空港に着いたら、3階のレストラン街へ
大分県は福岡県と隣り合わせのため福岡空港を利用する人も多いようで、大分空港はそれほど規模の大きな空港ではありません。
別府で空港行きのバスを待っているときも、大分空港行きのバスに乗る人より、福岡空港行きのバスに乗る人のほうが多いぐらいでした。
まあ、私は大分空港好きなんですけどね。空いてるから。。。LCCも一応飛んでますしね。
空港に着いたら、預ける荷物も特にないのでまっすぐ、3階のレストラン街に向かいます。
こちらが2階フロア。クリスマスツリーが飾られていますね。
エスカレーターを上ると3階です。
3階フロアの案内図がありました。
福岡空港、1階しか行ったことないけど、あちらと比べるとだいぶこぢんまりとしていますよね。
でも私は、やたら広くていつも混んでる福岡空港よりも、このぐらいのほうが落ち着くんです。私の実家の近くの庄内空港なんて、ANAしか運航してない小さいかわいい空港だしね。。。それも「東京ー庄内」間を1日4往復のみ。
ぜんぜん関係ないけど庄内空港と山形空港の愛称は、もうちょっとどうにかならなかったもんかなと、今も思っている。
さて!それはいいとして大分空港のレストラン街ですよ!
4店舗ある飲食店の中で、これまで行ったことがあるのはお寿司屋さんの「宙」と、「ビューレストランスカイライン」の2つ。
「宙」はこちらです。閉店後に撮影したので「閉店しました」の札が立っていますが、着いたときはまだ営業中でした。
関アジや関サバをはじめとした、国東や豊後の地魚をいただけます。
安いお寿司屋さんではなく、ちゃんとしたお寿司屋さんです。食べて飲んで5000~6000円というところだったかな。
お刺身も寿司ネタも新鮮そのものでした。
お刺身は熟成させないのがこちら流らしく、かなりコリッコリの歯ごたえでしたね。
関アジと関サバもいただけます。
最初に大分で刺身をいただいたときは、正直なところ「なんでこんなに固いの?」と思ったのですが、最近は少し慣れて、こりこりな刺身を食べると「大分に来たなあ」と思うようになりました。
お寿司にも心惹かれるけれど、何しろ一昨日、別府についてすぐにお寿司屋さんに行ってるしなあ。
大和田鮨さん、不器用な大将がおいしいお寿司を握ってくれる、別府駅に近いお寿司屋さんです。(わさびは多めw)
またお寿司というのもなんだし、今日はゆっくりお寿司をいただくには時間が足りないかもしれない。
というわけで、今回は展望レストランスカイラインに入ることにしました。
コンセントやwifiも使える!展望レストランスカイラインの店内
展望レストランスカイラインの入り口はこんな感じです。例によってラストオーダーの後に撮影しているので「閉店しました」の看板が出ていますが。。。
よくある空港のレストランという風情ですね。
ショーケースの中をチラ見。
レストランの商品サンプルが並んでいるショーケースを見ると、どうして心躍るんでしょうね。。。子供のころの記憶が蘇るのかな。
どうせ1杯しか飲まないのに、ビールのジョッキや一升瓶がやたら並んでいるのを見て、興奮したりとか。ああ、おつまみもけっこうあるんだなとか。
カレーがやたら何種類もあるなとか。
でも結局、ショーケースを見ただけでは決められないんですよね。
ショーケースを見て「このへんかな」と思って中に入っても、紙のメニューを見るとまた迷ってしまう。
そんなわけで、紙を見てまた迷うのがわかっているので、今回はショーケースはチラ見しただけ。店内に足を踏み入れます。
月曜日の夜のラストオーダー間際とあって、お客さんは少なかったです。
以前来たときに、テーブル席もガラガラだったのに、一人だからか「窓際のカウンターへどうぞ」と言われて、ちょっとしょんぼりしたことがあったのですが、今回はこの状態でしたので「お好きなお席にどうぞ」でした。
なので、店内を見渡せる入り口近くのテーブルに席を取ります。
ただ、カウンター席は椅子が高くてやや座りにくくはあるのですけど、晴れていれば窓から海と空と、飛行機が離着陸する様子を眺めることができますし、コンセントも使える特等席なんですけどね。ちなみに店内ではwifiも利用可です。
今日は、既に日も落ちて外の景色も眺められないので、テーブル席でのんびりできてありがたかったですね。
展望レストラン・スカイラインのメニューは、食事やお茶はもちろん、お酒も子供向けメニューも豊富
では、展望レストランスカイラインのメニューを紹介したいと思います。
食事メニューは、大分県内をはじめとした、九州名物や郷土料理がならぶ
まずはここでも出ました!大分の郷土料理「とり天」です。
「ポン酢に和辛子」もしくは「ゆず塩」でいただくのがこの店のおすすめだそうです。私はポン酢だけでいいけどな。。。
定食でも単品でもいただけます。
私はこちらのメニューは知りませんでした。宇佐からあげ。
実は、唐揚げ専門店の発祥の地は大分県宇佐市なんだそうです。本当に?
醤油だれの唐揚げのようです。
豊後牛のステーキ丼!これもかなりおいしそう。
大分の名物である「とり天」「豊後牛のステーキ」「りゅうきゅう」を一気に楽しめる松花堂弁当風の定食もありました。
下はとり天と「太刀魚重」です。
穴子重はたまに見かけますが、太刀魚重には初めて出会いました。
味付けはうな重や穴子重と同じような感じみたいですね。甘辛ダレの蒲焼き丼です。とり天もついてくるのでなかなかお得かも。
豊後牛のステーキとハンバーグは単品でもいただけます。
鰺フライやとんかつ、生姜焼きに鶏肉の黒酢あんかけなど、定番の定食も。
このあたりの定食を頼んで、ビールを一杯、というのも良さそうですね。
展望レストラン・スカイラインはカレーとお子様向けのメニューも豊富だった
そして、食品サンプルの中でも目立っていた、やたら種類の多いカレーたちです。
内訳は「九重”夢”ポークカツカレー」「宇佐唐揚げカレー」「とり天カレー」「太刀魚フライカレー」「ビーフカレー」に「ジャワカレー」です。
とりあえず、載せられるものは全部載せてみた感じですねw
パスタはそんなに種類は多くないですが「ちりめん柚子胡椒」や「明太子」などの九州名物を使って工夫しているのがうかがえます。
サンドイッチにホットケーキ。お子様ランチなどのお子様向けのメニューもきちんとラインナップされていました。
おつまみメニューは、大分をはじめとした九州の郷土料理が幅広く揃っている
そして、おまちかね!のおつまみメニューです。
「とり天」「宇佐からあげ」「地鶏の炭火焼き」「フグの唐揚げ」「タコの唐揚げ」「さつま揚げ」「九重"夢"ポークのバラ塩焼き」そして「鱧カツ」
かなり飲めるラインナップではないですか!
鱧カツを「特製柚子味噌マヨネーズでお召し上がりください」っていうのもなんか、泣かせますね。
つまみはまだ続きます。
「ごぼうスティック」「季節の魚のりゅうきゅう」「大分地酒のカルパッチョ」「佐賀関くろめ」「いか明太つめ」「フライドポテト」に「枝豆」も。
「りゅうきゅう」とは、いろんなお刺身をタレに漬け込んだ大分の郷土料理です。お通しでもよく出てきますね。
そして、私がかなり気に入っているのがこちらのセットメニュー。「ほろ酔いセット」です。3種類のおつまみとお酒を自由に組み合わせて900円~1000円のセットにできるというもの。
1人だと、つまみを一皿取るとほかのものが食べられなくなってしまうようなこともけっこうありますから、こういうセットメニューはかなりありがたいのです。
セットメニューのおつまみの内容は
①「地鶏の炭火焼き&太刀魚天」
②「りゅうきゅう&地魚の南蛮漬け」
③「ちりめん&姫だこ柔らか煮」
と、どれを取ってもなかなか魅力的です。
セットにするお酒も、ビール、日本酒、焼酎、チューハイから好きなものを選べるのがすばらしいですね!
そしてドリンクメニューです。
生ビールは「サッポロ・アサヒ・キリン」の3社から選べるのがうれしいですね。
そして、その他に「スーパードライエキストラコールド」も「ゆふいん地ビール」もありますよ♪
焼酎と日本酒、チューハイ、ワインとその他のアルコールも一通り揃っていますね。
日本酒は300mlのボトルもありますが、一合から注文できる日本酒が3種類もあるのはうれしい!
デザートメニューは、お店オリジナルのかぼすのデザートがイチ押しのようですね。
ソフトドリンクにもカボスを使ったメニューが3種類もありました。
大分郷土デザートの「やせうま」もあります。食べてみたい!
「やせうま」って話には聞くけど、あまりお店で出してくれるところと出会えなくて、まだ食べたことがないんですよね。。。熊本の郷土デザートの「いきなり団子」はやたら食べてるんですけど。
さて、何を注文しようかな。。。
今回も大分の郷土料理とお酒、そしてカボスを使ったデザートをいただきました
まずはゆふいん地ビールです!ここに来ると毎回頼んじゃいます。
ゆふいん地ビール自体は、由布院の飲食店やお土産屋さんでよく見かけるんですが、生でいただけるところはあまり多くないように思うんですよね。
旅の初日に宿泊した由布院いよとみのドリンクメニューにもゆふいん地ビールはありましたが、やはり瓶でした。
瓶でもおいしいんですけどね!でもやはり、生は格別です。
そして実は、ゆふいん地ビールは単品で注文したのではなく、例のほろ酔いセットで注文しました。
単品だと620円の「りゅうきゅうと地魚の南蛮漬け」とセットにして900円になるので、ビールは280円でいただいてしまった、ということに♪
そして、ビールを半分ほど飲んだところで「とり天おつまみ」380円がきました。
シンプルにポン酢でいただきます。
あれ、そう言えば今日の昼にも蕎麦屋でとり天をいただいたような気がするのだけれど。。。気づいたらまた頼んでしまってました!
お昼は地酒でとり天だったのですけど、ビールでとり天もやはり良いですね!
そして、まだもう少し時間があったので最後にデザートとコーヒーをいただきます。
デザートはオリジナルの「カボスのティラミス」です。
カボスの爽やかな香りがする、ティラミスというよりはレアチーズケーキのような味わいでしたけど、とてもおいしかったです。
今回も、大変満足してお店をあとにしました。
【再訪したい度】★★★★☆ 大分空港内のレストランでは最高に使い勝手がいい店なので、たぶんまた寄ると思います。
大分空港から東京に戻る際に、必ずと言っていいほど立ち寄るお店なのですが、なんだか気づくといつも、同じ物を注文してしまっているんですよね。
それというのも、一人で利用するとなると「ほろ酔いセット」でチョイ呑みするのがあまりにも魅力的に見えてしまうからなのですが。。。今回、冷静になってメニューを眺めてみたら、他にも注文してみたいおつまみ類がたくさんあったので、次回はもっと冷静に、たまには単品注文してみたいと考えています。
本当にいつもいつも「とり天」と「りゅうきゅう」を食べてしまってね……それはそれでおいしいんですけど「大分地酒のカルパッチョ」「いか明太つめ」「宇佐からあげ」「地鶏の炭火焼き」「フグの唐揚げ」「鱧カツ」あたりも魅力的じゃないの!と。。。
次回はそのあたりから注文してみたいなと、今から考えてリストアップしていますw
でも、次回もやっぱりゆふいん地ビールは頼みたいなあ。
これも毎回のように頼んでいるんですけどね。
ヴァイツェンが好きな人だったら、きっと気に入ると思いますよ。
あと、この日はかなりガラガラだったので好きな席を選ばせてもらいましたが、それなりに空いてる日だったら、自由に選ばせてくれたらうれしいなーと思っています。