温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

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尾瀬山ノ鼻キャンプ場でゆるっとテント泊して至仏山に登った夏の終わりの週末

尾瀬なら土日で、公共交通機関利用でもゆるっとキャンプ&登山が楽しめる

実は公共交通機関利用の場合、土日のみでテント泊&登山が楽しめる山というのはそう多くありません。

夏~秋の間の、さわやか信州号や毎日あるぺん号などが運行している時期なら、夜行バスを利用すればかなり選択肢は広がりますが、バスの予約が取れなかったり、金曜日の夜に用事があってバスに乗れなかったりすると……せっかく土日空いていて天気も悪くなさそうなのにどこに行けばいい?と悩んでしまうこともしばしばです。

八ヶ岳や奥多摩奥秩父あたりなら、早朝から電車で行くこともできますが、もう少し涼しくなってからでも行けますし……というわけで、夏なら尾瀬です!

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尾瀬なら、土曜日の朝から電車とバスで登山口に移動し、山ノ鼻でゆるっとキャンプして、翌日至仏山に登頂して帰ってくることができます。

温泉や食事も楽しもうと思うと帰りは少し遅くなってしまいますが、テントを担いで歩く時間が短く、登山の強度もそんなに高くはないのでそこまで疲れずに済む……ということで、個人的にはお気に入りのプランです。 

2019年の8月下旬の週末に、尾瀬でキャンプ&至仏山登山を楽しんできましたので、レポートしてみたいと思います。

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霧ヶ峰をゆる山散歩して、ころぼっくるひゅってで厚切りトーストを食べる山旅

季節を変えて何度でも訪れたくなる霧ヶ峰

「霧ヶ峰」と言えばエアコンを思い出す方も多いと思うのですが、長野県茅野市から諏訪市にまたがる霧ヶ峰高原のほうが本家です。

霧ヶ峰高原のように涼しい風が吹いてくるエアコン、というイメージで付けられたのではないでしょうか、おそらく。

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野口五郎さんと野口五郎岳のような関係性ということでしょうね。もちろん、名前がついたのは山のほうが先です。*1

霧ヶ峰は日本百名山に選ばれているということもあり、夏の間は公共交通機関利用でも比較的容易に足を運ぶことができます。

山容もゆるやかで登山道もよく整備されており、わりと楽に歩けるので「今週は疲れているからきつい山は嫌だけど、どこかのんびり歩きたいなあ」という週末にはよく、霧ヶ峰に向かいます。

本稿では、季節を変えて何度もおとずれている霧ヶ峰高原の写真と、行く度に必ず立ち寄るお気に入りの山小屋カフェ「ころぼっくるひゅって」についてご紹介したいと思います。 

【追記】2019年8月に歩いた際のきろくを追記しました!

*1:「黒部五郎」と「野口五郎」が芸名の候補で、野口五郎岳のほうが標高が高かったから野口五郎になったんだとか。

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奥鬼怒温泉郷 手白澤温泉 宿泊記 ハイキングの後は極上湯と最高の食事が待っている!秘湯のごほうび宿

2時間30分歩いてようやくたどり着ける、奥鬼怒の極上湯

栃木県日光市の鬼怒川の源流部付近に「奥鬼怒温泉郷」という温泉地があり、4軒の温泉宿が点在しています。

今回ご紹介する手白澤温泉は、その4軒のうちの1軒です。

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手白澤温泉以外の3軒では日帰り入浴が可能なのですが、手白澤温泉は日帰り入浴を受け付けていないので、この宿の持つすばらしいお湯に浸かることができるのは、宿泊した人のみです。

全6室の小規模な宿ですが、温泉付きの山小屋ではなく旅館です。食事もしっかりとしたコース料理で山の幸がたっぷり!お湯も最高かつ本当においしい宿です。

手白澤温泉についてレポートしてみたいと思います。

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黒百合ヒュッテでランチを食べるためのゆるふわ日帰り山さんぽ

バス利用で日帰りで八ヶ岳を歩くなら、目的地は黒百合ヒュッテがいい

梅雨入り前の土曜日、久々に彼氏と2人で山を歩いてきました。

東京から電車とバス利用で、日曜はさほど天気が良さそうじゃないので日帰りで、麓の温泉で一泊して帰る、というゆるふわ山旅。

那須岳に登って那須湯本温泉、霧ヶ峰を歩いて上諏訪温泉なども考えましたが、そう言えば、最近緑の多い季節に八ヶ岳に行ってないなあということで、行き先は八ヶ岳に決定。

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北八ヶ岳ロープウェイから登れば北横岳、もしくは縞枯山のピークが踏めるし、蓼科温泉に宿を取って北八ヶ岳を歩くか?と最初は考えたのですが、直前予約ではあまり気に入った宿が見つからなかったので、ピークを目指さずに黒百合ヒュッテにランチを食べに行くことにしました。そして下山後はもちろん「あの宿」へ……。

この季節の黒百合ヒュッテはかなりひさびさでなかなか楽しかったので、ゆるっと行程をご紹介したいと思います。

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箱根の名山 金時山に登り、絶景と温泉と金時茶屋のなめこ汁を楽しむ山旅

東京からのアクセスもよく温泉も楽しめる!登山初心者に自信を持っておすすめできる山

金時山は、神奈川県の箱根にある標高1212メートルの山で、箱根山カルデラを囲む箱根外輪山の中で最も標高が高い山です。

標高が高いだけでなく「金太郎伝説」で有名で、登山口には金太郎を祀った「金時神社」があったり、山頂からは富士山が間近に見えたりと見所も多く、週末は多くの登山者で賑わいます。*1

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標高は1212メートルと高尾山(標高599メートル)の倍以上ありますが、登山口が標高650メートルと高いところにあるため、体力的な「きつさ」としては高尾山+αというところでしょうか。

新宿駅から登山口の目の前まで高速バスで来れたりと交通の便も良いため、登山を始めたばかりの方に「高尾山の次はどこに登ったらいいの?」と聞かれると、候補の一つとして必ず名前をあげる山です。

そんな金時山に2019年の1月にも登ってきましたので、レポートしたいと思います。また、これから何回かに分けて、金時山を下山した後に立ち寄りたい日帰り入浴可能な箱根の温泉や、飲食店についてレポートする予定です。

*1:と言っても高尾山に比べたら10分の1以下の混み具合だと思う。

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塔ノ岳山頂の山小屋 尊仏山荘に泊まり、夕日と夜景と日の出をフルコースで楽しむ山旅

日帰りでも十分登れる塔ノ岳だけど、夕日と夜景と日の出のためにあえて泊まる

神奈川県の丹沢山地にある塔ノ岳は、標高は1491メートルとさほど高くはないのですが、首都圏からのアクセスが良くさまざまなルートで登ることができ、ルートによっては稜線歩きやちょっとした岩場も楽しめるので、非常に人気のある山です。

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早朝から登り始めれば日帰りで十分に登れてしまうのですが、私はあえて塔ノ岳の山頂にある山小屋「尊仏山荘」に一泊してのんびりと登ることが多いです。なぜなら尊仏山荘では、小屋の目の前で「日の出」「日の入り」「夜景」の3セットが楽しめるすばらしい山小屋であるうえに、通年を通して営業しているからです。しかも、特定の日を除けば週末でもあまり混んでいません。本当にありがたい山小屋です……。

2019年の2月にも尊仏山荘に宿泊し、1泊2日で丹沢を満喫してきましたので、レポートしたいと思います。

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【冬限定!】マナスル山荘本館のカレーバイキングを楽しみに入笠山に登る山旅【土日祝日限定】

マナスル山荘本館があるからこそ、何度でも入笠山に行きたい

入笠山は、標高は1955メートルとそこそこの高さがあるものの、富士見パノラマリゾートのゴンドラリフトを利用すれば1時間足らずで山頂に到達可能なことや、冬期も営業している山小屋「マナスル山荘本館」があることから、夏も冬も登山の入門編として登られることの多い山です。

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冬でも歩く人は多く、道も良く整備されています。

登山ルートとしては短いのですが、私は入笠山が、そしてマナスル山荘本館でいただけるおいしいランチが大好きで、毎年のように登っています。

今年はいつ行こうかな?と考えていたのですが、2018-2019年のウィンターシーズンは、マナスル山荘で土日祝日限定のカレーバイキングが開催されていると聞き、これはやはり冬のうちに行かなくては!ということで先日行ってきました。レポートしてみたいと思います。

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