奥多摩駅前で、登山後に泊まると幸せになれる温泉宿を見つけた
奥多摩町は、東京都の最高峰である雲取山をはじめ、三頭山、大岳山、御前山などの数々の山を有する、東京都の市町村で最も面積が広い町です。都内在住で公共交通機関を利用して登山をしている方なら、青梅線の終点奥多摩駅に一度は降り立ったことがあるのではないでしょうか。
しかし都心から電車で2時間かからない距離ゆえ「奥多摩駅前で宿を取ろう」としたことがある方は多くはないと思います。奥多摩は、日帰り温泉はあちこちにあるもののいわゆる「温泉地」ではないので、民宿的な宿はあってもわざわざ泊まりたいような宿はないのでは……と、私自身も思っていました。
しかし、2020年の初頭に毎年恒例で更新している「2020年に泊まりたい宿」の記事を書いた際、見つけてしまったのです。奥多摩の山の幸をふんだんに使った田舎料理がおいしく、奥様は利き酒師の資格を持っていて、日本酒のラインナップがすばらしい宿。
浴室は貸切利用でき、かけ流しとはいきませんがお湯は温泉です。
2020年3月、コロナ禍直前にお伺いして大変気に入り、いつかまた……と思っていたのですが、2022年4月に2年ぶりの再訪が叶いました!相変わらずの食事のすばらしさに感動した荒澤屋旅館について、レポートしたいと思います。
※公式サイトのお知らせ欄に「6月15日の10時以降、じゃらんnetで都民割クーポンを配布・適用予定」である旨が告知されていました。公式サイトからの予約は適用されず、じゃらんnetからの予約のみ割引きとなるようです。気になった方はこの機にぜひ、足を運んでいただけたらと思います。
◆ お知らせ ◆
2020年10月に著書が発売となりました。
一人旅をもっと楽しみたい方に向けたエッセイです。
一人で泊まれるおすすめの温泉宿もたくさん紹介しています。
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