温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

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サンライズ出雲に乗って島根県の温泉へ!温泉と酒食だけをひたすら楽しんだ一人旅のきろく

寝台特急「サンライズ」に、一度は乗ってみたくて計画した2泊4日の温泉旅

2022年現在、定期運行している唯一の寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」。

実は寝台特急というものにこれまで1度も乗ったことがなく、いつかは乗ってみたいと思い続けていました。

寝台特急サンライズは、東京駅を21時50分に出発し、途中岡山駅で連結を切り離して、高松行きの「サンライズ瀬戸」と、出雲市行きの「サンライズ出雲」に分かれます。

今回は「サンライズ出雲」に乗って島根県に向かい、2ヶ所の温泉地に泊まる旅を計画しました。宿泊した宿については既にレポートを公開していますが、旅の始まりから終わりまでをひとつながりの旅行記として書いてみたいと思います。

◆ お知らせ ◆
2020年10月に著書が発売となりました。
一人旅をもっと楽しみたい方に向けたエッセイです。
一人で泊まれるおすすめの温泉宿もたくさん紹介しています。

 

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玉造温泉 湯元玉井館 宿泊記 サービス満点かつ自家源泉所有!全6室の極上湯の宿に一人泊

大型旅館・ホテルの建ち並ぶ玉造温泉で、1人でも安心して泊まれる極上湯の宿

玉造温泉は、開湯は奈良時代という長い歴史を持ち、メタケイ酸豊富な泉質が美肌の湯として名高い、島根県を代表する温泉地です。

出雲大社や松江城などにアクセスが良いことから観光拠点として利用する方も多く、大型旅館やホテルが建ち並ぶイメージがあり、一人旅で気兼ねなくのんびり過ごせる宿は多くないように思っていました。

湯元玉井館は、そんな玉造温泉にある全6室の小規模旅館です。
築100年の木造建築のためお子様連れお断りの、大人のための宿。夕食は部屋食で、18時まで生ビール飲み放題などうれしいサービスもあり、大人の一人旅にぴったりの素敵な宿でした。また、浴室は自家源泉がざばざばとかけ流されており、食事もおいしいという何拍子も揃った宿です。

一人で泊まれるのは平日のみ。いつか泊まりたいと思っていた宿ですが先日、念願叶って宿泊できましたのでレポートしたいと思います。

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温泉津温泉 のがわや旅館 宿泊記 かけ流しの極上湯と山陰の魚介を満喫できる宿に一人泊

世界遺産に登録された温泉津温泉にある、大正元年創業の歴史ある宿

温泉津温泉(ゆのつおんせん)は、島根県大田市温泉津町にあり、開湯は1300年前と言われる歴史ある温泉地です。戦国時代から江戸時代にかけて石見銀山の積出港として栄え、「石見銀山遺跡とその文化的景観」の一部として世界遺産にも登録されています。

のがわや旅館は、大正元年創業の歴史ある宿で、共同浴場の薬師湯から引かれる源泉をかけ流しで楽しめる宿です。

以前は、男湯・女湯と貸切風呂が1つだったようですが、現在は3つの浴室をすべて予約制で貸切利用する方式となっています。

また、食事は山陰の海の幸がめいっぱい並び、地酒や地ビールのラインナップもなかなかのもの。

6畳のコンパクトな和室があり、土曜日も1人泊のプランが出ています。今回初めて宿泊したところ、宿の方もとても親切で身も心も癒やされる宿でしたので、レポートしたいと思います。

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書評「東京の懐かしくて新しい暮らし 365日」住んでいると忘れてしまう、東京の楽しさを思い出させてくれる本

ブログ「東京散歩ぽ」の中川マナブさん・よしこさんご夫婦による、東京をもっと楽しむための1冊

私自身の著書にも書いていますが、地方の田舎町で生まれ育ったので東京に憧れがあり、進学で上京してからもずっと、東京が大好きでした。

しかし、時が経ち温泉旅と登山が趣味になってからは「東京を楽しむ」機会が本当に減ってしまいました。晴れた週末はできる限り山に行きたいし、土曜日に早起きしたいから金曜日も深酒はできません。

都内で遊ぶ機会が本当に減ったなあ……と思っていた2020年、コロナ禍で外出がしづらくなり、その後も遠出はしにくい状況が続くことに。しかし「この機に東京を楽しもう!」と、急に気持ちを切り替えることは難しく「早く遠出できるようになってほしいなあ」と願うばかりの日々でした。

緊急事態宣言発令中の休日に一度だけ、学生の頃に好きだった代々木八幡のパン屋さんに自転車で出かけました。遠かった……。学生時代は、都内にもお気に入りスポットがいろいろあったんですよね。

2022年現在は制限なく国内旅行を楽しめる日々がようやく戻ってきましたが「東京は楽しいはずの場所なのに、なんだかもったいないことをしているのかも」という思いは、ずっとくすぶっていたのです。

東京の懐かしくて新しい暮らし 365日」は、ブログ「東京散歩ぽ」を運営されている中川マナブさん、よしこさんご夫婦が書かれた本です。

縁あって献本いただくことになり、拝読したところ、忘れかけていた「東京を楽しむ」気持ちを思い出させてくれる本でしたので、ご紹介したいと思います。

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奥多摩の風 はとのす荘 宿泊記 全室鳩ノ巣渓谷ビュー!温泉大浴場とイタリアンの食事が魅力の宿に一人泊

渓谷の眺めに癒やされ絶品イタリアンが楽しめる、東京奥多摩の一人旅に優しい山岳リゾート

「奥多摩の風 はとのす荘」は、東京都西多摩郡奥多摩町にある温泉付きホテルです。
青梅線鳩ノ巣駅から徒歩4分と交通の便も良く、すべての部屋の窓から鳩ノ巣渓谷を眺められるという絶好の場所に建っています。

もともとは「国民宿舎 鳩ノ巣荘」という名称で1960年に開業した宿泊施設でしたが、老朽化により建て替えとなり、2015年に現在の建物でリニューアルオープンしています。

温泉付きの大浴場もあり、食事は奥多摩の食材を使ったイタリアンのフルコースが楽しめるということで、2021年に初めて宿泊したところ、食事は噂どおりおいしく非常に快適な宿でした。「2022年に泊まりたい宿」の記事でも「東京都で泊まりたい温泉宿」として選んでいます。

しかもありがたいことにこちらの宿、土曜日でも1人泊が可能です。人気の宿なので予約が取れるのは少し先の日程になってしまいますが、奥多摩の紅葉シーズンである11月はまだ土曜日の予約も取れるので、今から予約しておくのもいいかも……と考えているところです。

山梨や長野まで足を運ばなくても、温泉と美しい渓谷の眺めとおいしい食事を楽しめるはとのす荘。2022年の4月に再訪が叶いましたので、レポートしたいと思います。

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奥多摩駅徒歩5分 荒澤屋旅館宿泊記 貸切温泉と奥多摩の食材を楽しめる宿に一人泊

奥多摩駅前で、登山後に泊まると幸せになれる温泉宿を見つけた

奥多摩町は、東京都の最高峰である雲取山をはじめ、三頭山、大岳山、御前山などの数々の山を有する、東京都の市町村で最も面積が広い町です。都内在住で公共交通機関を利用して登山をしている方なら、青梅線の終点奥多摩駅に一度は降り立ったことがあるのではないでしょうか。

しかし都心から電車で2時間かからない距離ゆえ「奥多摩駅前で宿を取ろう」としたことがある方は多くはないと思います。奥多摩は、日帰り温泉はあちこちにあるもののいわゆる「温泉地」ではないので、民宿的な宿はあってもわざわざ泊まりたいような宿はないのでは……と、私自身も思っていました。

しかし、2020年の初頭に毎年恒例で更新している「2020年に泊まりたい宿」の記事を書いた際、見つけてしまったのです。奥多摩の山の幸をふんだんに使った田舎料理がおいしく、奥様は利き酒師の資格を持っていて、日本酒のラインナップがすばらしい宿。

浴室は貸切利用でき、かけ流しとはいきませんがお湯は温泉です。

2020年3月、コロナ禍直前にお伺いして大変気に入り、いつかまた……と思っていたのですが、2022年4月に2年ぶりの再訪が叶いました!相変わらずの食事のすばらしさに感動した荒澤屋旅館について、レポートしたいと思います。

公式サイトのお知らせ欄「6月15日の10時以降、じゃらんnetで都民割クーポンを配布・適用予定」である旨が告知されていました。公式サイトからの予約は適用されず、じゃらんnetからの予約のみ割引きとなるようです。気になった方はこの機にぜひ、足を運んでいただけたらと思います。

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奥湯沢 貝掛温泉宿泊記 目に効くぬる湯と新潟の地酒を味わえる宿に一人泊

越後湯沢駅からバスで22分。アクセス良好だけど秘湯感たっぷりの宿

貝掛温泉は、上越新幹線の越後湯沢駅からバスで22分ほどの場所にある、泉温37度のぬる湯の源泉で有名な宿です。

日本秘湯を守る会の会員宿でもあり、周辺を緑に囲まれた露天風呂には猿が姿を見せることもある、秘湯感たっぷりの宿です。

温泉ひとり旅を始めて間もない2009年に初めて宿泊し、それから数年に1度リピートしています。

お部屋も浴室も清潔で、設備も整っていて不便さはまったくなし。食事もおいしくお酒の種類も豊富。
「極上のお湯と秘湯気分を味わえる」という意味で、どんな人にでもおすすめしやすいすばらしい宿です。

2022年の5月にひさびさの宿泊が叶いましたので、レポートしたいと思います。

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