仙台駅ビル エスパル東館2階「伊達のこみち」にある、一人で気軽に楽しめる立ち食い寿司
「塩竃しらはた 仙台エスパル店」は、仙台駅の駅ビル「エスパル東館」の2階にある、本格的なお寿司を気軽にいただくことのできる、立ち食いのお寿司屋さんです。
仙台駅の立ち食い寿司と言えば、駅3階の「牛タン・鮨通り」にある仙令鮨が有名ですが、週末は特に、かなり長い行列ができていることも多いです。
塩竃しらはたは、お土産屋さんや酒屋さんが並んでいる「伊達のこみち」というエリアにあるため、仙令鮨に比べると穴場です。ファンは多いので待っている人がいることもありますが、立ち食いなので回転は早めです。テイクアウトも可能なので、持ち帰りにして帰りの新幹線の中で寿司をつまみつつ帰るといった使い方もできます。
既に4回ほど食べに行っているお気に入りのお店ですが、レポートしたいと思います。
一人で泊まれるおすすめの温泉宿もたくさん紹介しています。
- 仙台駅ビル エスパル東館2階「伊達のこみち」にある、一人で気軽に楽しめる立ち食い寿司
新幹線南口改札からすぐの場所にあり、通し営業がうれしい駅ナカの本格お寿司
塩竃しらはたのある「エスパル仙台東館」は、新幹線南口改札からすぐの場所にあります。
新幹線改札は3階、お店は2階にありますが、エスカレーターに乗ってすぐです。
塩竃しらはたは、酒屋さんや海産物などお土産品を販売しているショップが並んでいる「伊達のこみち」というエリアにあります。
隣の酒屋さんで有料試飲があったり、かまぼこ屋さんでかまぼこをつまみながら地酒を飲めたり「宮城県のおいしいものをつまめる」楽しい場所です。
いつも人で賑わっていますが、この場所に「寿司を食べる」つもりで来る人は塩竃しらはたを知っている人しかいないので、仙令鮨のようにすごい行列ができているのは見たことがありません。
塩竃しらはた 仙台エスパル店の営業時間・定休日
塩竃しらはたの営業時間は、店内での飲食に関しては11時から21時まで。ラストオーダーは20時30分です。
また、エスパル東館の営業時間が10時~21時なので、テイクアウトの受付に関しては10時からやっていると思うのですが、受け取りは11時以降になる旨が書かれていました。
また、平日限定のランチメニューは11時30分~14時30分の間提供可能とのこと。
定休日は、エスパル仙台の休業日に準じる形となります。
店内は1人あたりのスペースが広く、立ち食いでもゆったり食べられる
塩竃しらはたは、もともとはカウンター12席のお店ですが、現在は
壁】客客空客客空客客空客客【壁
という形で2席ごとに空席を設けて、全8席で営業されていました。(2023年8月来店時)
2席ごとに透明なパーテーションを設置し、1席空けてまたパーテーションがあるという、最近では珍しいくらいゆったりとした席になっています。
あらかじめ2人席でセットしてあるので、1人で来ても2人ぶんのスペースに通していただけます。
店内飲食用スペースの手前左側にテイクアウトのカウンターがあります。
テイクアウトのメニューは、店内飲食のセットメニューと同じでしたが、料金は+100~120円で設定されていました。箱代でしょうね。
塩竃しらはた仙台エスパル店のメニュー
最も最近来店した、2023年8月の店内飲食メニューをご紹介します。
握りのセットメニューも丼も、単品注文でも楽しい
お寿司のメニューは、まずは盛り合わせメニューから始まりました。
10貫、7貫、5貫の盛り合わせがありました。
実は、2019年に来たときは「3貫」のセットもありましたが、現在は提供していないようです。
お椀は「あら汁」と「海老のお吸い物」の提供です。
丼もののメニューもありました。
「天然本まぐろ丼」「海鮮生ちらし 俺んち丼」「煮あなご炙り丼」の3種類です。
カウンターのみの立ち食いのお店なので、なんとなく握りをオーダーしたくなりますが、まぐろが好きな方には本まぐろ丼も良さそうですね。
お好みの握りメニュー。
280円のしめ鯖、330円の生たこなどが気になります。
440円の活ほたて、530円の本鮪赤身、610円の漬けまぐろも気になる……。
天然本まぐろ中トロは770円です。大トロやウニ、いくら、ぼたん海老などは時価とのことで、値段はついていませんでした。
宮城の地酒4種と季節のおすすめ日本酒
ドリンクメニューは宮城県内の地酒が4種類と、季節限定の「おすすめ酒」があるとのこと。
季節のおすすめ日本酒、2023年8月に来店した際は「蒼天伝 夏の美禄」という夏の限定酒でした。
この他に
生ビール「キリン1番搾り」660円
ハイボール「ブラックニッカ」660円
レモンサワー 660円
芋焼酎・麦焼酎(ロック・水割)550円
ノンアルコールビール(キリン)440円
ソフトドリンク(オレンジジュース・コーラ・ウーロン茶)350円
などのドリンクメニューがありました。
塩竃しらはた仙台エスパル店でいただいたもの
それでは、これまで塩竃しらはた仙台エスパル店でいただいたものをご紹介したいと思います。
2023年8月来店時は、もちろん季節限定酒の「蒼天伝 夏の美禄」から!
新酒らしく、爽やかでフレッシュな味わいのお酒でした。
おつまみメニュー「自家製塩辛」
おつまみメニューで何度もオーダーしているのが「自家製いかの塩辛」です。
この日の季節限定酒だった「日高見 うすにごり」と共に。
仙台味噌仕立てで親方の手作りだという自慢の一品。これだけでいくらでもお酒が飲めてしまいそうな危険な味わいでした。
おつまみメニュー「たこの柔らか煮」
こちらも、おつまみメニューの定番「たこの柔らか煮」です。
本当に柔らかくて、色は濃いけれどべったり甘かったりしょっぱかったりはせず、食べやすい味付けです。
セットメニュー「特上にぎりすし」
セットメニューでもっとも量が多くて値段も高い「特上」もオーダーしました。
3950円ですが、時価の「ウニ」「ぼたん海老」「イクラ」「大トロ」と「中トロ」まで入って4000円以下ですから、お腹が空いていてとりあえずおいしいお寿司を食べたい!という感じでしたらこちらをいただくのが間違いない選択のように思います。
特上の内容は毎回同じのようですので、この並びを見てときめかないようでしたら、単品オーダーか、少なめのセットメニューをオーダーして追加注文するのが良いのかなと。
セットメニュー「塩竃7貫」
特上寿司以外のセットメニューは、その日の仕入れによって内容が異なるようです。
7貫セットはこんな感じでした。まぐろ赤身、鯛焼霜、鯵、蛸、生海老、帆立、いくらです。1貫ごとの説明はなかったので、間違っているかもしれません……。
セットメニュー「おまかせ5貫」
注文した当時は「しらはた5貫」という名前だった、現在のメニューでは「おまかせ5貫」のセットです。
海老、煮蛤、漬けマグロなど。セットメニューの内容もバラエティ豊かですね。
かつてあったセットメニュー「おまかせ3貫」
現在は提供がありませんが、かつてあった「おまかせ3貫」をオーダーした際は、煮蛸、そい、小柱の3種でした。
煮蛸は、おつまみメニューの「蛸の柔らか煮」と同じ蛸だと思いますが、握りでいただいてもおいしかったです!
単品オーダーしたお寿司、秋の秋刀魚2貫セットがおいしかった!
3貫、5貫、7貫などの少なめのセットメニューでオーダーした際は、単品で好みのものを追加注文しています。
平目のえんがわは、ネタが大ぶりでうれしい。
軍艦でいただいたのは「海老のみそ」です。
冬の味覚「白子の炙り」の軍艦もとろりととろけるおいしさでした……。
定番メニューの中トロも、脂の乗り方がちょうど良く、おいしかったです。
生蛸、時鮭、漬けマグロ。
しめ鯖もしめ加減がちょうどよく、おいしくいただきました。
そして、最も印象に残っているのがおそらく秋限定と思われる、秋刀魚のにぎり2貫セットです。
2019年の9月下旬にいただきました。左が歯ごたえのある背側、右が脂の乗った腹側です。同じ秋刀魚のはずなのにまったく味わいが違って、どちらも大変おいしかったです。
2貫980円でしたが、2023年も提供あるとしたら、きっともう少しお値段はアップしているでしょうね……。それでも絶対食べたい!と思える一品でした。
【再訪したい度】★★★★★ 季節のおいしいネタと地酒を味わいにまた必ず行きたい
一人旅をもっと楽しみたい方に向けたエッセイです。
一人で泊まれるおすすめの温泉宿もたくさん紹介しています。