食楽彩々 そば処 みよ田
そば処みよ田は、長野駅直結の駅ビルMIDORIの3階レストラン街「おごっそダイニング」にある、信州蕎麦とおいしいつまみを気軽にいただけるお店です。
実は、MIDORIのレストラン街には蕎麦屋さんが2店あるのですが、長野に来たからには蕎麦!と思う方が多いのか、どちらのお店もお昼どきはかなり混雑しています。
以前、その片方のお店である草笛に行き、ブログにも書いたことがあったのですが、今回もう一店の「みよ田」に、ランチで立ち寄ってきましたので、2店舗を比較しつつ、レポートしたいと思います。
- 食楽彩々 そば処 みよ田
長野駅ビルMIDORI3階 おごっそダイニング内にある2店の蕎麦店のうちの一つ
北陸新幹線開通後に、見違えるようにきれいになった長野駅ですが、それに合わせて駅ビルも新装オープンし、信州の名物料理をいただけるお店がずらりと並ぶ魅力的なレストラン街を備えるようになりました。
登山の行き帰りで長野駅を経由する際にも立ち寄りやすい立地ですので、私も何度も利用し、ブログでもレポートしています。
たとえば、駒ヶ根市発祥のソースかつ丼の有名店、明治亭。
レストラン街とは厳密には違うフロアなのですが、同じ3階にある丸山珈琲では、長野県内から集めたおいしいスイーツとスペシャルティコーヒーがいただけます。
そして、小諸に本店を置く「くるみ蕎麦」が名物のもう一店の蕎麦店「草笛」さん。
実は以前、草笛に入ろうとしたときに私も迷ったのです。
2店ある蕎麦店のうちのみよ田と草笛のどちらに入ればいいのか?
それで前回は草笛に入ったんですが、草笛を選んだ理由は「みよ田には松本で、系列店と思われるお店に入ったことがあるから、違うところに入ってみたい」というものでした。
それで草笛には昼と夜で2回行ってみまして、だいたいどんな感じかわかったので、次はみよ田かな?というわけで今回、ランチタイムにみよ田さんにお伺いした次第です。
この通路の右手、人が座って待っているところがみよ田さんの入り口です。
休日のランチタイムは混み合うため、入り口で名前を書いて順番を待ちます。
私の前に3組のお客さんが待っていましたが、10分ほどの待ち時間で名前が呼ばれました。
そば処 みよ田の店内
みよ田の店内にはカウンター席が8席ほどあり、一人客はこちらに通されるようです。
私は、カウンターの端の席に座りました。一人で混んでるお店に入るときは、カウンター席のほうが居心地がいいですよね。。。
松本のみよ田にはカウンターがなく、一人でもテーブル席利用なので、そういう意味ではやはり、駅ビルのお店である長野店は松本店よりも一人で入りやすいですね。
カウンター席には、なんとコンセントも設置してあります!
お蕎麦屋さんでノートPCを出して仕事……は、ちょっと考えにくいですが、スマホの充電がなくなりかけているときなんかはありがたいですよね。これも、駅ナカの新しい店舗ならではだなと思いました。
そば処 みよ田のランチタイムメニュー
では、みよ田のランチタイムのメニューをご紹介したいと思います。
メニューをめくるとまずは、夏限定の変わり蕎麦の紹介です。
「パプリカとトマトの冷製カレーせいろ」「夏野菜の天ぷらせいろ」「カレーせいろ」の3種。
夏野菜の天ぷらはわかるけど、カレーせいろはかなり、冒険してる感じがしますね。
次にセットメニューと冷たいお蕎麦のメニューです。
冷たいお蕎麦では「巴せいろ」なる、「ごま汁、とろろ、おろし」の三種のつゆでお蕎麦を味わえるメニューが気になりますね。
セットは、蕎麦と丼のセットと、信州牛の味噌すき御膳、それから蕎麦と味噌すき焼きと天ぷらなどがセットになったちょっとしたコースのような御膳です。
次に、ぶっかけそばと温かいそばのメニューです。
信州産の長芋を使ったとろろ蕎麦や、信州きのこ蕎麦が気になるけれども、夏なので今回はやはり、冷たいお蕎麦でしょうかね。。。
このほかに「ランチセットサービス」ということで、11時から15時まで、お蕎麦に天丼やコーヒー、デザートをセットにすることができるようです。
「平日のみ」などの記述もないので、休日のランチでも注文可能なんでしょうね。
デザートには蕎麦のロールケーキやチーズケーキも用意されているとのこと。
それから蕎麦前!!おお、ランチタイムでもけっこういろいろあります。うれしい!!
季節限定の一品料理がランチタイムからいただけるのもうれしいですね~。何を注文しようかなー。
しかし、お酒類の種類は、ランチタイムはやや少なめのようです。
日本酒は、お店オリジナルと思われる「みよ田」なるお酒のみ。これはちょっと残念ですが……さて、何を注文しましょうか。
ディナータイムなら日本酒もつまみもメニューが増える
このときはランチで入ったのですが、ディナータイムの時間帯にお店の前を通りかかり、メニューを覗いてみると……。
夜は、おすすめの一品料理もかなり増えて、提供できる地酒の種類も増えるようでした。
ランチタイムでも堂々、一人酒を楽しむ
ランチタイムでもやっぱり飲みたい!ので、みよ田の純米吟醸一杯、550円をいただくことにしました。
だいたい120CCぐらいでしょうか。
お通しは卯の花。
つまみを2品注文したんですが、そのうちの一品、焼き味噌380円がわりとすぐに来ました。
香ばしく焼かれた蕎麦味噌をつまみに、さっぱりとした味わいの純米吟醸をいただきます。
焼き味噌、大好きであるとつい注文してしまうのですけど、塩気が強いつまみなのでお酒がどんどんなくなるのが恐ろしい……。
そして2品目のおつまみ。信州大岩魚のお造り&なめろう、780円です。
なめろうと焼き味噌でみそ味がだぶってしまった……。
けれど気にせず、いただきます!
脂ののった岩魚と日本酒の相性はばつぐんで、お酒も岩魚もあっという間になくなりました。焼き味噌はやはり1人ではちょっと多くて、少しだけ残してしまった。。。日本酒をもう1杯飲めばぜんぜん食べれたんですけどね。お昼なのでちょっと控えめにしてしまいました。
最後に、気になっていた巴せいろです。「ごま汁、とろろ、おろし」の3種のつゆでいただくせいろ。
ボリュームはほどほどですが、蕎麦は瑞々しくのどごしが良く、万人に好かれそうなタイプのお蕎麦です。
少し辛めのそばつゆは、おろしやとろろでいただくのにちょうど良く、大満足でランチ&昼酒を終えました。
ごちそうさまでした!
【再訪したい度】★★★★★ 一人でも入りやすくつまみもおいしい使いやすいお店でした
何度か行ったことのある松本のみよ田さんもとてもおいしいお店なんですが、休日のランチタイムはかなり行列ができるのが少し残念なポイントでした。
しかし、長野駅ビルのみよ田さんは、電車やバスの乗換の待ち時間に立ち寄る人も多いのでしょう、回転が早く、待っている人数のわりにはそんなに待たずにすんだのがよかったです。
お昼はお酒の種類は少なめでしたけど、蕎麦前のラインナップは充実しているのも良かったですね。
次回は、夜に寄ってみたいです。
草笛とみよ田で迷ったらどっちに入ればいいか?
最後に、草笛とみよ田でどっちに入ればいいか迷ったとき「こういう人、こういう使い方をしたいときはこっち!」という私なりのおすすめを書いておきたいと思います。
自分でも長野駅に行くたびに迷ってしまうので、備忘録として書いてみました。
お昼からつまみをいろいろ注文して飲みたい!
→みよ田へどうぞ。
草笛のランチはつまみは少ないです。
つまみはいいけど、お昼から長野の地酒をいろいろ飲みたい!
→草笛へどうぞ。
みよ田のランチタイムは、日本酒は店舗オリジナルの「みよ田」のみです。それはそれで、おいしかったですけどね。
大食らいorお腹が空いているので蕎麦をたっぷり食べたい!
→草笛へどうぞ。
みよ田の蕎麦はボリュームは普通ですが、草笛は一人前がかなり多いです。
草笛は、小食の方は小盛りで頼まないとつらいかも。
くるみだれの蕎麦が食べたい
→草笛へどうぞ。
みよ田はくるみだれではなく、ごまだれです。
とにかくコシが強くてもちもちした蕎麦が好き
→草笛へどうぞ。
みよ田の蕎麦もコシがあっておいしいですが、わりと一般的なおいしい蕎麦です。
草笛はすごいもちもちした蕎麦です。
昼はわかったけど、夜の料理が充実してるのはどっち?
→うーん、みよ田ですかねえ。
草笛は、そんなに凝った料理ではなく、いわゆるお蕎麦屋さんのつまみや、鯉などの長野県の郷土料理を出してくれる感じ。
みよ田は「板前さんが作った」感じのおつまみがちょいちょいありました。
以上です。長野の旅の参考になるとうれしいです。