温泉ブログ 山と温泉のきろく

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新潟県 赤倉温泉 野天風呂滝の湯 泉質最高!500円で温泉プールも入れる夏休み感あふれる日帰り温泉

赤倉温泉 野天風呂 滝の湯

妙高高原にある赤倉温泉「滝の湯」は、大人500円、子供350円で、泉質が抜群に良い広い野天風呂のほか、温泉プールまで入れてしまうという日帰り温泉です。

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内風呂がないので天気が悪い日は行かないほうが無難ですが、晴れていれば入浴料の500円(子供は350円)で、なんと温泉プールまで入れてしまいます。

赤倉温泉街のはずれにあるせいか、観光客は少なめで浴槽が混み合うこともあまりないという穴場の日帰り温泉に、2年ぶりに立ち寄ってきましたのでレポートしたいと思います。

夏休み中盤は、1泊2日で妙高高原へ

2018年のお盆休みの中盤は天気予報から雲・雨マークが消えない微妙な状況でしたが「もし晴れたら2日目に、妙高山を日帰りで登りたい」と思いつつ、1泊2日の日程で妙高高原に来ました。

温泉宿で一泊し、翌日は晴れれば朝から妙高山を登る、という行程です。妙高高原にはすばらしい温泉があちこちに湧いていますし、地ビールが飲める日帰り温泉施設もありますから、天気が悪かったら温泉三昧して帰ればいいや、という考えでした。

実は2年前にも一度、似たような行程で妙高高原に来たことがあり、そのときは1日目の早朝に夜行バスで長野駅に着きました。それで始発の電車を乗り継いで妙高高原に着き、初日のうちに妙高山を登ってしまったのです。

下山後は宿にチェックインしてのんびりし、2日目はあちこちぶらぶらして帰るだけなので本当はそっちのほうが気楽なのですが、今回は日程的に難しかったので登山は2日目。初日は新幹線で長野まで移動して、そこから電車を乗り継いで午後の早めの時間に妙高高原に着くという行程でした。

長野駅での乗り継ぎ時間を長めに取り、駅ビルのお蕎麦屋さんでランチ。
今日は登るわけじゃないので、昼から一杯いただいてしまいました。

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昼酒の酔いでややぼんやりとしつつ、しなの鉄道に乗って妙高高原駅へ。わりといい天気に見えますが、駅の外に出た瞬間に天気雨がさーっと降ってきました。

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やはり、夏らしく大気の状態がやや不安定なんですね……。明日はどんな感じだろうか……。

やや不安を感じつつ、駅の前に止まっていた妙高市営バスに乗り込み、2日間乗り放題の2dayパスを購入します。

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妙高高原には、赤倉温泉、関温泉、燕温泉など素晴らしい温泉があちこちで湧いているのですが、車があれば湯巡りを楽しめるけれど、公共交通機関利用だとなかなか移動が難しいところで。
市営バスも走ってはいるのですが、それほど本数が多いわけではないので部分的にタクシーもやむなしかなあと思っていたのですが、妙高市営バスの2日間乗り放題チケット(1000円・バス車内でも購入可能)をフルに使って、タクシーには乗らずに登山&温泉を楽しむことができました。駅に電車が着く時間にだいたい合わせてバスのダイヤが組んであり、比較的乗り継ぎはスムーズです。

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市営バス赤倉線に乗り、終点「赤倉足湯」で下車します。
押しボタンなどはないバスですので、乗るときに運転手さんに下車する停留所を告げるか、下車したい場所が近づいてきたら声をかけます。

宿のチェックイン時間にはまだ少し早いので、前回も来てかなり気に入った日帰り温泉の「滝の湯」に立ち寄って少しのんびりしていこうというわけです。

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バス停の前には「足湯公園」がありますが、めちゃくちゃ暑い日なので誰もいませんでした。

朝9時から営業しており、バス停や足湯公園にも近い日帰り温泉施設

足湯公園の前を通り過ぎて徒歩2分ほどで、滝の湯に着きます。

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営業時間は午前9時から午後5時までと、日帰り温泉施設としては一般的ですが、旅館の日帰り入浴時間よりはやや長めです。

妙高高原で湯めぐりするなら「湯めぐりチケット」利用がおすすめ!

また、あまり宣伝されていなくてけっこうマイナーな存在だと思うのですが、妙高高原で冬以外に日帰り入浴するなら妙高高原温泉郷「湯めぐりチケット」を利用するのが非常に便利です。スキーのオフシーズンのみ発売しているチケットで、1200円で3つの施設を湯巡りできます。
観光協会などでチケットを販売しているのですが、秀逸なのはこの湯巡りチケット用のパンフレットです。各施設の入浴時間などがまとめられています。案外、公式ホームページにも日帰り入浴をやっているのかいないのか、料金はいくらで何時から何時まで営業しているのか、はっきり書いていない宿が多いのですよね。このパンフレットを見れば一目瞭然なのでとてもありがたいです。

2018年版のパンフレットはこちら

滝の湯の入浴料は大人500円なので、湯巡りチケットを利用すると100円お得です。

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入り口に券売機がありますので、現金利用のときは入浴券を購入します。

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バスタオル400円、タオル200円、シャワーキャップ100円で販売もしています。

靴を脱いで中に入ると、なんとなく学校のような雰囲気の建物です。 

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一番手前の右側が管理人室、その奥が女湯、さらに奥が男湯、突き当たりが温泉プールです。

では、お風呂に行ってみましょうか。

【風呂】★★★★★ 湯量豊富で泉質良く湯温も適温、広く開放的な露天風呂

内湯はなく、露天風呂のみの施設ですが、本当にすばらしいお風呂なのです。前回かなり気に入って今回再訪したのですが、施設やお湯の良い印象は変わりませんでした。

妙高高原自体、最も混み合うのはスキーシーズンなんでしょうね。夏休み中ですので、脱衣所や露天風呂が完全に無人になる時間は少なかったですが、けして混んではいませんでした。
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貴重品ロッカーが「100円が戻って来ないタイプ」なのはやや残念ではありますが(それと、故障中のロッカーが多いのもやや不安)とは言え、ロッカーがないよりはあったほうがずっといいです。

洗面所にはPanasonicの青いドライヤーがあり、きちんと使えます。
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温泉分析書も貼ってありました。

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カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・硫酸塩・炭酸水素塩温泉。
PH6.6、泉温50.2度です。

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加水・加温・消毒なしのかけ流しです。

脱衣所から見える露天風呂に、期待が高まりますね。

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では、いざ浴室へ。

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広い露天風呂、湯口からはお湯が滝になって流れ込んでいます。
赤倉温泉は湧出温度が50度台と高めなので、かけ流しだとけっこう熱いことが多いのですが、こちらの露天風呂は、広いためか湯口から遠いところは40度ぐらいのややぬるめの適温。いつまでも入っていられそうです。

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このあたりの、湯口に近いところはちょっと熱くて41~42度ぐらいというところ。
好みで場所を変えて入れるのが良いですね。

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熱いお湯が好きな方のためでしょうか、小さめ浴槽もありました。f:id:happydust:20180827222227j:plain
手をつけてみたところ43度ぐらいありそう。。。私はちょっと入れませんでした。

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このぐらいの場所がちょうどいいなー。

内湯はないので洗い場も外です。リンスインシャンプーとボディシャンプーあり。

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気温が低いときは、外で体や頭を洗うのはちょっとつらいかもしれませんね。

大きな露天風呂って、お湯の鮮度が落ちてなまっているような感じがしたり、清潔感がいまいちだったりすることも多いですが、こちらの露天のお湯は、ぬるめながら新鮮そのもの!
とろみを感じさせるようないいお湯で、肌がすべすべになりました。

また、利用はしませんでしたが、実はこちらの施設にはプールも併設されており、水着を持ってくれば入浴料のみで利用可能です。
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男女別の大浴場の前の廊下を通り過ぎ、つきあたりにプールがあります。

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お子さん連れの方なんかには良いでしょうね。誰もいないタイミングで撮影しましたが、夏休みの時期ですので、お子さんがプールで遊んでいる声も聞こえましたね。

【再訪したい度】★★★★★ 夏休み感溢れる日帰り温泉。また天気のいい日に来たい

赤倉温泉が混み合うのはスキーシーズンだと思うのですが、こちらの施設はなんだか夏休みっぽい雰囲気があって、ぜひまた夏に来たいなと思いました。

食事処などはないのですが、2階には広々とした休憩室があります。
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こちらで出前をとって、食事をすることもできるようです。

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休憩室の隅には、マッサージチェアも置いてありました。

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自販機でビールを買うかコーラを買うかで迷って、コーラがペプシコーラなのがなんだか珍しくて、コーラにしました。

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ペプシコーラ。ひさびさに飲んだような気がします。

宿のチェックイン時間までのんびりと過ごし、通り雨で路面が濡れた道を歩いて、本日のお宿に向かいます。

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ああ、夏休み。