温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

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肘折温泉 そば処寿屋 肘折温泉滞在中のランチに最適なお蕎麦屋さんで昼酒

山形県肘折温泉 そば処寿屋

山形県最上郡の大蔵村にある肘折温泉は、長期滞在する湯治客の多い山あいの温泉地です。
そして、そんな肘折温泉で「ランチをいただくならどこで?」という話になったときに、まず間違いなく1番に名前があがるお店が、そば処寿屋さんではないでしょうか。

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営業時間は午前10時~午後5時まで。(冬季は午後4時まで)
定休日は第2木曜日ですが、冬の間は第4木曜日も休業するそうです。

前回、7月に肘折温泉に行った際も気になっていたのですが、そのときは滞在中にランチをいただく時間の余裕がなかったのです。それで9月に再訪した際には、バスが肘折温泉に着いてすぐに寿屋さんにお伺いし、お酒とおつまみとお蕎麦をいただいてきましたので、レポートしたいと思います。

 2018年7月に初めて行った肘折温泉に、9月に早くも再訪してしまった

月山の麓にある肘折温泉は、豪雪地帯として、あるいは湯治場として、山形県内でも名の知れた温泉地だと思います。

ただ「山形県出身」で、一応「温泉好き」だと自称しているというのに、私は今年まで肘折温泉に行ったことがありませんでした。何度か予約まではしたことがあったのですけど、仕事が入ってキャンセルすることになってしまったり……なぜだろう……縁がないのかしら……などと思っていたのですが。

2018年の7月にようやく、土曜日の1泊というやや慌ただしい日程ではありましたが、若松屋村井六助旅館に宿泊して肘折温泉を楽しむことができました。そのときのことはこのブログにもいくつか書いています。

1泊2日なりにかなり満喫できたとは思うのですが、そのとき心残りだったのが「そば処寿屋さんに寄れなかった」ことでした。

それで、2018年の9月、初めての滞在からたった2ヶ月後に再度、肘折温泉に泊まる温泉旅の計画をし、今度こそ立ち寄ることができました。

早朝の山形新幹線で新庄に着き、週末の1番バスで肘折温泉へ

東京から公共交通機関を利用して肘折温泉に行く場合、山形新幹線の終点である新庄駅で下車し、バスに乗ります。

土日祝日のお昼どきに肘折に着くためには、新庄駅前を11時15分に出るバスに乗ることになりますが、そのためには東京駅を7時12分に発車する、つばさ123号に乗らなければなりません。前回肘折に行ったときは前日に飲み会があって、早起きがつらかったので15時前に肘折に着くもう1本遅いバスに乗ったんですよね。

しかし今回は、寿屋さんでお昼をいただくために、ちゃんと早起きしましたよ!

11時少し前に新庄駅に到着すると、新幹線が2台並んでいました。

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終点だから2台並ぶことも珍しくないんだろう。。。と思いきや、毎日11時頃と12時40分ごろの2回だけなんだそうです。

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珍しいタイミングだから記念撮影をどうぞ!って書いてありました・笑

駅の外に出てバス乗り場に向かうと、あれ?なんか見慣れないバスが停まっているな。と思ったら、8月の豪雨で一部不通となっていた陸羽西線の代行バスでした。

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10月8日にようやく全線復旧して、代行輸送も終了したようです。長かったですね。。。もう当分、台風とか来てほしくないです。

さて、肘折温泉行きのバス停はこちら。

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三連休の初日だけあって、前回来たときよりも人が並んでいますね。と言っても全員が座れないほどではなく、ほどよい混み具合でバスは新庄駅前を発車しました。

バスの中に、肘折温泉街のマップがたくさん置いてあったので1枚いただきます。

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このマップ、非常に簡潔にわかりやすくまとまっているので、前回来たときも「最初にもらっておけば良かった」と思ったんですよね。バスでいただけるなら、車中で肘折に着いてからの計画などあれこれ考えられますし、ちょうどいいですね。

ちなみに本日の目的地、そば処寿屋さんは地図のやや右下よりのほう、郵便局のお隣にあります。

第一停留所でバスを降り、橋を渡って川沿いにあるそば処寿屋へ

そば処寿屋さんの最寄りのバス停がどこなのか?は正確には不明ですが、今回私は「第一停留所」でバスを降り、バスの進行方向から少し戻って3分ほど歩いていきました。 

橋を渡った向こう側に見える建物がそうです。 

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前回は、カルデラ温泉館に向かう途中にこの道を通って、ああそうだ、寿屋さんにも寄りたかったんだよなあと考えていたのです。

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時間はちょうど12時を過ぎたところ。
ランチタイムの真っ最中というところですが、混み具合はいかがでしょうか。 

そば処寿屋の店内 

店内は、入り口から入って向かって左側が座敷席、右側がテーブル席でした。 新しく、清潔な店内ですね。

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「お好きなお席へどうぞ」と言っていただけたので、座敷席の一番奥に着席。 

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ほどよい混み具合でよかった。。。

お隣の席は地元のお父さん2人という感じで、地元のお客さんと観光客と半々ぐらいでしょうか?連休なのでこの日は、観光客多めですかね。

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では、メニューを眺めてみましょうか。

そば処寿屋のメニュー

寿屋さんのメニューは、1枚にシンプルにまとめられています。
左側に冷たいお蕎麦、おつまみ、飲み物。右側に温かくも冷たくもできるお蕎麦。

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肘折カルデラサイダーも置いてありますね!
そして、お蕎麦は持ち帰っていただくこともできるようです。
さて、何をいただきましょうか。

熱燗・ひじおりとうふ・ざぶとん・ざる蕎麦をいただく

9月に中旬でしたが曇っていて涼しい日でしたので、まずは熱燗と、それからおつまみの「ひじおりとうふ」と「ざぶとん」を注文しました。

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おつまみは、共に250円とは思えない、なかなかの大ボリュームです。

では、いただきまーす。 

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お通しのワラビの醤油漬け(お蕎麦屋さんなので、蕎麦つゆ漬けかもしれない)もおいしい!これ、実家でもたまに出てきましたが大好きなメニューです。 

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そして「おとうふやさんの手作りとうふ」と但し書きされた豆腐です。

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薬味たっぷりの冷や奴ですが、かなりずっしりと重めの木綿豆腐で、味わいも濃厚です。

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ちょっとずつ崩しながらいただきます。お酒が進むお味ですね~。

そしてこの「ざぶとん」とは油揚げをカリッと焼いたものに、やはりネギや生姜、鰹節などの薬味がたっぷり。 

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さっと醤油をかけて、このように巻いていただくんだそうです。

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油揚げのジューシーさと醤油と薬味とが合わさって、これまたおいしい。。。

外の川をのんびりと眺めながら昼からいただく一杯、最高ですね~。 

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つまみと熱燗がなくなったところに、最後に〆でざる蕎麦を注文。
海苔たっぷりなのがうれしい!! 

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このお蕎麦、かなり私の好みのお蕎麦でした。太めでしっかりとした歯ごたえ、蕎麦の香りも十分にします。そしてつゆはわりとあっさりめ。わさびがついていないのも個人的にはよかったです。(わさび苦手なので……)

大満足で昼酒とランチを終えました。ごちそうさまでした! 

【再訪したい度】★★★★★ つまみもシンプルながらおいしく、蕎麦もすごく好み!

おつまみやお酒の種類はそれほど多くないものの、どれもこの土地のものにこだわったラインナップで、大変おいしかったです。

また、メニューには掲載されていないものの、季節限定のメニューもあるようで、秋はなめこそばを提供されているみたいですね。

そば処寿屋さんは、Twitter、Facebook、InstagramなどSNSをしっかり更新されているのですね。公式サイトにSNSアカウントがリンクされていましたので好みのものをフォローして、最新情報をチェックしてから行くと良さそうです。

私も、また立ち寄って今度は別のお蕎麦もいただいてみたいと思いました。