利尻山登山口への送迎もあり!雲丹の季節だけ営業する宿に2泊して雲丹三昧&利尻山登山
今回ご紹介する利尻島にある「ホテル雲丹御殿」は、当ブログでは珍しく、温泉ではない宿のご紹介です。
ウニ尽くしの食事がすばらしく、かつ営業期間が「ウニをおいしくいただける」6月~9月の4ヶ月間に限定されているという、まさにウニを楽しむための宿。オーナーは現役の漁師さんです。
ウニの季節はイコール、利尻島にある最北端の日本百名山「利尻山」の登山適期でもあります。ホテル雲丹御殿でも、宿泊者向けに登山口への送迎サービスがありますので、ありがたく利用させてもらいました。
実を言うと、私自身はそこまでウニが好きというわけではなく、この宿に宿泊したのも「希望の日程で2連泊が可能で、登山口まで送迎してもらえる」宿がここしかなかったからという、やや消極的な理由でした。しかし、泊まってみたところ
「私が今まで食べてきたウニはいったい何だったのだろう」
という、次元の違うおいしさのウニを楽しむことができました。
温泉でなくても、利尻山に登らなくても絶対また泊まりたい!と思っている宿「ホテル雲丹御殿」についてレポートしたいと思います。
一人で泊まれるおすすめの温泉宿もたくさん紹介しています。
- 利尻山登山口への送迎もあり!雲丹の季節だけ営業する宿に2泊して雲丹三昧&利尻山登山
新千歳空港からANA便を利用して利尻島へ
利尻島にアクセスする方法は主に「札幌から飛行機」で行くか「稚内からフェリーで行くか」のどちらかになります。
札幌から飛行機で行く場合
・季節運航(6~9月)のANA便で新千歳空港から
・通年運航の北海道エアシステム(JAL系)便で丘珠空港から
のどちらかになります。
北海道エアシステムの飛行機は通年運航していますが、新千歳で乗り継ぐことができないので、北海道以外のエリアから飛行機を乗り継いで向かう場合は少し不便です。
また、稚内からフェリーで向かう場合は新千歳からJRや高速バスなどで稚内に向かうか、あるいは稚内空港まで飛行機(羽田便と新千歳便がある)で行ってフェリーに乗ることになります。稚内空港の就航便はすべてANAなので、利尻島に行くにはANAを利用したほうが全体的に便は良さそうです。
九州の離島に行くときはJAL系の日本エアコミューターしか運航がなかったりするので、離島に行くのにANAのほうが便がいいというのはちょっと新鮮でした。
私はもともとANA利用なので新千歳空港からANA便を利用しました。
飛行機を降りて歩いて空港内に入ると「離島に来た」感じがしますね。
送迎をお願いしていたので、宿のご主人が迎えに来てくれました。
ホテル雲丹御殿で送迎対応してくださるのは「利尻空港着13時40分以降の飛行機」と「鴛泊着14時以降のフェリー」です。1名からでも送迎してもらえます。
15分ほどで宿に着きました。
宿の目の前からも利尻山が見えます!
明日も晴れますように……。
チェックインしようとしたら、宿の飼い犬がフロントでお昼寝していました。ぜんぜん動かなくてぬいぐるみのようでかわいかったです。
【部屋】★★★★☆ 部屋はシンプルだがアメニティ充実&海と夕日を眺められる
宿泊したのはユニットバス付きのツインルーム。
1名でもすべての部屋に宿泊可能ですが、中ではお安く泊まれるのが「6畳和室」と「洋室ツインルーム」で、この2タイプの部屋の宿泊料金は同じです。このときはツインルームだけが2連泊で予約できたのでこちらに宿泊しました。
シンプルなツインの洋室です。ビジネスホテルの部屋と比べると、広さに余裕があります。
ユニットバスのトイレはウォッシュレット付きですし、アメニティもしっかり揃っています。
ヘアブラシ、ボディタオル、歯ブラシ、カミソリ、コットンセット。
POLAのアロマエッセのクレンジング、洗顔料、化粧水、乳液のパウチのセット。
それと「DAMANA」というハーブエキス配合のシャンプー&コンディショナー、ボディソープ、ボディローションのミニボトルと石けんのセット。これらのアメニティは、2泊したので2日目には新しいものがおかれていました。
羽織とスリッパ、浴衣、バスタオル、タオルなどもしっかり。
ちなみに、利尻島にはエアコンがない宿もあるそうですが、ホテル雲丹御殿さんの部屋にはエアコンが設置されていました。
電化製品はテレビと湯わかしポット。サービスの水のペットボトルあり。
お茶うけは利尻島らしく、昆布のお菓子でした。緑茶と紅茶のティーパックあり。
空気清浄機と冷蔵庫、それから暖房器具らしきものもありますが、6月~9月の営業期間中に、暖房を使うこともあるのでしょうか……?
部屋の窓はそんなに大きくないのですが、窓からの長めは抜群に良いです!
この日はよく晴れていたので、遠くに礼文島の影も見えました。
さらに、沈む夕日も部屋の窓から眺めることができます。大きな掃き出し窓だったら、見やすくてより良かったですね。
沈む夕日を眺めつつ、新千歳空港で買ったハスカップのビールで風呂上がりの1杯を楽しみました。
【風呂】★★★☆ 温泉ではないが、浴室は清潔で明るい
ホテル雲丹御殿の浴室は1階にあります。
浴室の前の廊下に自動販売機が設置してありました。
コカコーラのソフトドリンクと、缶ビール。
ソフトドリンクは市価にプラス10~20円ぐらいで良心的なお値段でした。お風呂上がりに冷たいビールが飲めるのはうれしいですね。ビールの自販機はアサヒのものですが、サッポロクラシックも入っていました。
ちなみに1階のロビーには給茶機があって、お茶やお水を自由に飲むことができます。お風呂あがりはロビーで、海を眺めながら一休みしてもいいでしょう。
入浴できる時間は午後3時から午後11時までと、午前5時から午前9時まで。
早朝からお風呂に入れるのはうれしいですね。
脱衣所はコンパクトですが、きちんと掃除されていて清潔ですし、アメニティも揃っています。
ドライヤーと、ポーラのアロマエッセシリーズの化粧水、乳液、クレンジング。それとハトムギ化粧水。
歯ブラシやシャワーキャップも置いてありました。
浴室も広めできれいです。
シャワー付きの洗い場が6つぐらいあって、カランなどの設備も新しいですね。
シャンプー&コンディショナーとボディシャンプーが設置してありました。
浴室の窓からは、部屋の窓から見えるのと同様に、海と夕日を眺めることができます。
思わず窓を開けたくなるところですが「虫が入ってくるので窓は開けないでほしい」と書かれていました。
お湯は、温泉ではないのですが……お湯の中をよく見ると……。
なんと、利尻島の昆布が入っています!昆布湯なのです。いい出汁が取れそう……。
昆布と一緒に湯に浸かりながら沈む夕日を眺められる、他では味わえないロケーションの浴室でした。
【食事】★★★★★ たっぷりの生ウニ丼や獲れたての殻付きウニなどが楽しめる
ホテル雲丹御殿の食事は、朝食夕食共に1階にある食堂でいただきます。
夕食時に撮影したので窓の外は真っ暗ですが、朝食のときは海を眺められる、オーシャンビューの食堂です。
この日は、私の他にも1人で泊まっている方がいらっしゃいました。
ドリンクメニューは利尻こんぶ焼酎や地酒の利き酒セットなど
ホテル雲丹御殿のドリンクメニューはわりとシンプルですが、生ビール、焼酎、利尻こんぶ焼酎、梅酒、赤ワイン白ワインなどをグラスでいただけるほか、レモン酎ハイやハイボールなどもあり。
北海道の日本酒が3種類あり、利き酒セットでいただくこともできます。
ちなみに「鬼ころし」なるお酒は、コンビニなどでよく見かける紙パックに鬼のイラストが描かれたお酒とはまったく別のお酒のようです。あちらは愛知県のお酒のようでした。
1泊目の夕食はたっぷりの生ウニ丼に感動
今回は2泊したのでまずは1泊目の夕食からご紹介します。
1泊目は、パウチされたお品書きが卓上にあったので、恐らくこちらが基本メニューということなんでしょう。2泊目は少し変わるのかな……?
席に着くと卓上にはお刺身や前菜が並べてありましたが、既にあちこちにウニがいます!
ドリンクオーダーは、やっぱり地酒の利き酒セット!
明日は早朝から登山なので、飲み過ぎないようにしなければなりません。
食前酒は山葡萄の果実酒。甘さ控えめでおいしい。
焼き物の「帆立の雲丹蟹味噌ソース添え」は、北海道のおいしいものが貝の上に詰まっていますね……。
先付けは、左から「帆立の塩辛」「雲丹の炙り焼き」「岩のりと昆布の佃煮」です。
すべてお酒の進む味ですが、白いご飯にも合いそうですね……。ただ、最後は白いご飯じゃなく雲丹ご飯なんですけども。
冷鉢の「あわびの水煮」は、昆布と一緒にさっぱりといただきます。
お刺身盛り合わせは、帆立と貝紐、サーモン、たこ、ウニの盛り合わせ。
色が黄色っぽいこちらのウニはムラサキウニです。ミョウバンの味がしないウニはやはりおいしい!
蒸し物は「ウニの茶碗蒸し」です。
上にウニをどさっとのせて蒸してあります。
そして殻付きウニ!こちらは「バフンウニ」だそう。
宿泊したのは9月初旬でしたが、例年バフンウニは8月末までで終わってしまうそうで、こちらは生け簀に残っていた最後の在庫だそう。
お刺身でいただいたムラサキウニとは味が異なり、こちらは濃厚で固めの食感です。こんなに違うんですね……。
魚の煮付けは「エゾメバル」だそうで、食べにくくもなく、おいしかったです。
天ぷらは揚げたてを持ってきていただきました。
「真イカ」「海老」「利尻昆布」の天ぷらです。昆布塩でいただきます。
最後はお待ちかねの雲丹ご飯!こちらはムラサキウニを使っているそう。雲丹三平汁と一緒に。
ムラサキウニ何個分なんでしょう……。
濃厚なバフンウニと比べるとあっさりしていますが、こんなに一気に大量にいただくなら、ムラサキウニのほうが食べやすくて良い気がしますね。
実を言うと私は、そこまで「ウニが好き!」というわけではなく……こんなに大量に出てきたら飽きるんじゃないかなと思ったんですが、利尻のウニは私の知っているウニとはぜんぜん違う食べ物でした。めちゃくちゃクリーミーでどんどん食べれてしまいます。お替わりしたいおいしさでした。
デザートは「自家製プリン」です。
上にかけてあるのは「昆布塩」だそう。利尻の海の幸を前菜からデザートまで、めいっぱい楽しめる夕食でした。
2泊目の夕食はウニの天ぷらにウニの炊き込みご飯!
さて、利尻山を登山した後にいただいた、2泊目の夕食です。
この日はお品書きはなかったので、メニューについては口頭で説明いただきました。
すべての料理についてしっかり説明してくれて、食材に対する愛を感じました。
今日は疲れ果てていたので生ビールで!サッポロクラシックをいただきます。
隣には立派な蟹の足が。
では、いただきます!
ちなみに、この日の食前酒は「小桑の果実酒」でした。サルナシという、小さいキウイフルーツみたいなやつですね。
先付けは「八幡巻き」「焼きウニ」「たらの筋子」です。
今日も白いご飯に合いそうなラインナップですね。焼きウニは昨日に続いてですけど、めちゃくちゃおいしいので毎日食べれます。
前菜は「蒸し鮑」と「生春巻きのウニのせ」です。高級食材がさらっと並んでいて、見ただけで興奮しますね。
それから「ソイの西京焼き」と「なまこ酢」も。連泊しているのは私だけだと思うのですけど、しっかりと手がかかった料理が並び、うれしい限りです。
お刺身はアワビ、ぼたん海老、ソイの昆布じめ、ムラサキウニ。すべて新鮮でおいしい。
そして2泊目も、濃厚殻付きバフンウニをいただきます!
ナマコ酢が意外なほどおいしい……。
昨日に続いて登場したウニの茶碗蒸しもおいしくいただきました。
今日の煮魚はニシンです。子供のころはよく食べた魚なんですが、最近は不漁だったりでなかなか食べる機会のない魚。久々に食べて「ああ、こんな味だった!」と思い出しました。
本日の天ぷらは、白身魚と昆布で巻いたウニです。パリッと揚がった昆布の中にウニのうまみが詰まっていました。
本日もウニご飯ですが、今日は目の前で炊き上げられた、釜炊きの炊き込みご飯です!
登山後だし、全部食べてしまいそうで恐ろしい……。
炊き込みご飯に、残しておいた先付けの鱈の筋子をのせたら、さらに贅沢な味わいになりました。
シンプルなウニの三平汁もおいしい……ウニの汁とウニご飯。
本日のデザートは桜餅でした。
いくつか被っているメニューはありますが、まったく気にならず。2泊目もすばらしくおいしい夕食でした。
2泊目の朝食では、朝獲れたばかりの殻付きウニなど朝から飲みたくなるおかずがいっぱい
1泊目の朝食は登山用のお弁当に変更してもらったので、先に最終日の朝食からご紹介したいと思います。
夕食と同じ食堂でいただきますが、食堂の一角がバイキングコーナーになっていて、サラダやおかずの一部をバイキング形式でいただけるようになっていました。
奥にあるのがサラダ、おかず、手前にヨーグルトとフルーツが並んでいますね。
サラダなどを好きによそって、席に着くと……こんな感じの朝ご飯になりました。
右側にあるのはわかめのしゃぶしゃぶです。昆布だしで生わかめをしゃぶしゃぶして、ポン酢でいただきます。
生わかめの食感と磯の香りが楽しめる一品です。
黄色い小鉢に入っているのは「塩ウニ」です。これ、登山のお弁当のおにぎりにも入っていたんですが、ウニのうまみが凝縮されていて、ご飯にものすごく合いました。もちろんお酒にも合うと思います。
さつま揚げと、バイキングコーナーからいただいた塩辛!これもおいしい!登山翌日だからいいよね……と、たくさんご飯を食べてしまいます。
焼き鮭と卵焼きも普通においしいのですが、塩辛と塩ウニがおいしくてちょっと霞んでしまいました・笑
そして、ここに来て真打ち登場!朝獲れたばかりのムラサキウニです!
さっき獲ってきたばかりなので、まだ生きていて皿の上に載せられても元気に動いているんですが……それをバチンとはさみで切ってくださいました。
泊まった宿はオーナーが漁師さんでもあり。
— 月山もも🍶#ひとり旅本 9刷 (@happy_dust) 2022年9月11日
オーナーが早朝に漁に出て獲ってきたウニが朝食に並び、まだ動いているウニを初めていただきました😅
実は、寿司屋のウニはそんなに好きじゃないんですけど、あれはやっぱりミョウバンのにおいや味がダメなんですね……利尻のウニは心からおいしかったです😊 pic.twitter.com/nXNsa5ynIz
切られてもまだしばらく動いているウニを、恐る恐るすくって食べました。夜にいただいたバフンウニとは味わいの異なる、クリーミーで甘いムラサキウニ、大変おいしかったです。
ちなみに、バフンウニとムラサキウニの食べ比べは、こちらの宿の名物ではあるものの、天候の影響などで提供できない日もあります。「食べ比べできなくて残念」とレビューに書かれていたりするのですが「食べれたらラッキー」と思っていたほうが良いかと思います。
バイキングコーナーにはホタテのカレーもあり、こちらも気になっていたのでいただきます。
ちなみに、冷たい飲み物は「柚子ジュース」と「野菜ジュース」と「牛乳」というちょっと珍しい組み合わせでした。
利尻島のおいしいパン屋さんで焼かれたパンとシフォンケーキもあったので、これもやはり食べたい……。
ということで、帆立カレーに柚子ジュース、シフォンケーキにコーヒーをいただいて、朝からお腹いっぱいです。
海を眺めながらコーヒーを飲んでいたら「そこのブランコのあたりにリシリヒナゲシが咲いているんだけど、ご覧になりました?」とお声がけいただいたので、食堂から外に出てみると……。
おお!ほんの少しだけどこれは間違いなくリシリヒナゲシ(日本で唯一自生するケシの固有種)です!かわいい……。
利尻山の中腹から山頂にかけて咲いていると聞いていたけれど、前日の登山では探せなかったんですよね……。まさか宿の庭で出会えるとは。うれしい誤算でした。
チェックアウト時には利尻昆布のお土産までいただきました。
チェックアウト後も、鴛泊港か利尻空港までなら車で送ってもらうことができます。私は午後の飛行機を予約していたので、午前中のうちに空港に行っても早すぎるな……と思い、いったん鴛泊港に送っていただきました。鴛泊港の周辺をぶらぶらした後、バスで利尻空港に向かい、飛行機で新千歳空港に戻ります。
利尻山登山時のお弁当は、大きなおにぎりとお菓子の詰め合わせでした
最後に、利尻山登山について。こちらは後で別に記事にしようと思っているので、この記事では宿のお弁当の紹介をメインに、簡単にレポートします。
ホテル雲丹御殿では、鴛泊登山口まで宿泊客の送迎を行っています。朝4時30分、もしくは朝5時に宿を出発できるとのことで、私は「4時30分だとまだ薄暗いのでは……」と思い、5時でお願いしました。
鴛泊登山口にはキャンプ場があり、こちらで幕営して利尻山に登る方も多いです。キャンプ場は整備されていて明るく、気持ちのよいところでした。何しろ利尻島にはヒグマがいないので、安心してキャンプを楽しむことができますね。
ヒグマもいないしキツネもいないので、利尻山はリス天国です。
登山道を歩いていると、スマホで写真を撮れるレベルでそこら中にリスがいました。
それからキツネがいないのでエキノコックスの心配をする必要もなく、途中の水場で水を汲めるのもありがたいですね。
夏山らしく、上のほうは少し曇っていましたけど、終始いい天気の中を歩くことができました。
山頂の近くには「ローソク岩」と呼ばれる垂直に立っている岩があります。どうしてこんな地形になったんだろうか……。
宿のお弁当はこんな感じでした。アルミホイルに包んだ上から紙で包まれた大きなおにぎりが2個と、アメやリッツ、オレオなどのお菓子、水のペットボトルです。
シンプルですけど、箸がいらないしゴミも少なく済むのがいいですね。
こちら↓は梅のおにぎり。
海苔に包まれていました。疲れた体に梅の酸味がうれしかったです。
こちらが塩ウニのおにぎり。とろろ昆布に包まれています。
塩ウニは朝食でもいただきましたが、売っているなら買って帰りたいぐらいおいしかったです。海苔の代わりにとろろ昆布なのも利尻島らしくて良かったですね。
私は2泊したので、下山後も宿に電話して迎えに来てもらいました。
1泊の場合は、送迎は朝の「送り」のみになり、帰りは歩くか、タクシーを手配することになります。
【再訪したい度】★★★★★ 利尻山に登っても登らなくてもウニを食べにまた泊まりたい
とにかくウニを始めとした料理がおいしい宿で、それだけでもまた泊まりたいのですが、お部屋も浴室もきれいで、サービスも温かく、とてもいい宿だったなという印象が残っています。
利尻島の宿の中ではお値段は高めですが、昨今のウニの高騰ぶりを見ていると、これだけの量のウニが出て、このお値段ならお安いのでは……?と思えてきます。1人でも泊まりやすいのもありがたいですね……。
利尻山登山を目当てに計画した旅でしたが、すばらしい宿に出会えて良かったです。
利尻島、遠いけれどまた必ず行きたいと思っています。
【1人旅に優しい度】80点:1人で泊まりやすいし、1人で気兼ねなくウニ三昧できる
泊まりやすさ 20/20
土曜日も1人で宿泊可能。
最も広い50平米の和洋室も1人で予約できるし、連休も1人で泊まれる。
食事場所の配慮 10/20
食堂での食事だが、テーブルは広く間隔も十分空いていて衝立もあるし、1人泊の方が他にもいる可能性が高いので、そこまで人目は気にならないのではないかと思う。
プランの選択肢 20/20
1人で泊まっても2人以上で泊まってもプランの選択肢はまったく同じ。
ドリンクオーダー 10/20
ビール、ハイボール、焼酎、ワイン赤白などをグラスオーダー可能。日本酒3種は1合からオーダーできるし、利き酒セットもあり。
フリーWi-Fi完備 20/20
客室内でWi-Fi利用可能。速度もかなり速く、快適に利用できた。
一人旅をもっと楽しみたい方に向けたエッセイです。
一人で泊まれるおすすめの温泉宿もたくさん紹介しています。