温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

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ホテル宮島別荘 宿泊記 宮島桟橋前にオープンした大人のためのリゾートホテルに一人泊

ホテル宮島別荘

ホテル宮島別荘は、広島県の厳島(通称:宮島・安芸の宮島)の玄関口である宮島桟橋の目の前にあるホテルです。

以前は「宮島観光ホテル錦水別荘」という名前のホテルだったのですが、2017年に「大人のためのリゾートホテル」をテーマにリニューアルオープンして現在の姿になりました。

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2018年の3月、宮島に2泊する旅の計画を立てたのですが、その1泊目の宿として選んだのがこちらの宿。

普段はあまり泊まらないタイプの宿なのでちょっとドキドキしていたのですが、泊まってみると思った以上にすばらしい宿でしたので、レポートしたいと思います。

宮島の老舗旅館錦水館と、アル・ケッチャーノの奥田政行シェフがタッグを組んだ

宮島は、温泉が豊富に出る土地ではありませんが、一応大浴場に温泉を引いている宿もいくつかあります。しかし、今回ご紹介する宮島別荘は、温泉付きの宿ではありません。

ビジネスホテルに泊まるときであっても「できれば温泉が付いているところがいい」と思ってしまう私ですので、普段は温泉のない宿を積極的に選ぶことはないのですが、こちらの宿は別でした。

選んだ理由はいくつかありますが、まず「宮島別荘」が、これまで宮島に来たときに2度宿泊している老舗の温泉宿、宮島錦水館の姉妹館だからです。宮島別荘から徒歩圏内にある宮島錦水館には温泉浴室があるのですが、温泉があることを抜いてもすばらしい宿でした。同じ系列の宿ならきっと、いい宿なのでは?と。

理由の2つ目は、宮島別荘の料理がリニューアルオープンを機に、私の地元鶴岡の最も有名なレストラン、アル・ケッチャーノの奥田政行シェフのプロデュースとなったことに興味があったからです。

奥田シェフは本当にいろいろな店をプロデュースしているので、正直すべてがすばらしいわけではないと思うのですが……。

地元の駅前にできた奥田シェフプロデュースのお店も、悪くはないけど正直、さすが!最高!とは言い難かったです。そりゃそうだ!
なので「奥田シェフならおいしいはずだ!」と盲目的に思っているわけではありませんが、お手並み拝見したい気持ちはありました。

最後に、宮島別荘には「ロフトシングル」という1人泊専用の部屋が4室あり、休前日でもいつでも1人での宿泊が可能だからです。これがもしすばらしい宿だったら、宮島に1人旅するのがもっと楽しくなるのでは?という期待がありました。

当日は、宮島桟橋でフェリーを降りた後、まっすぐ宿に向かうのではなく、まずは宮島ブルワリーでクラフトビールと牡蠣をいただき……。

チェックイン可能な15時になるのを待って、宿に向かいました。

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エントランスの周囲には、館内のレストランやパン屋さんの看板が出ていました。

中でも目をひいたのは……。 

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「島旨パン」なるベーカリーの、顔出しパネル看板と、本日のおすすめパンの黒板メニューです。
9時から17時までか……後で寄ろう。

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シーリングファンが回る真新しいフロントでチェックイン手続きを行い、食事や浴室について説明していただくと鍵を手渡され、自分でお部屋に向かいます。

【部屋】★★★★★ 必要なものはすべて揃い快適、かつ秘密基地っぽさが楽しい

今回宿泊した1人用のシングルルームは、最上階の5階にあります。 

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5階の山側がロフトのある客室で、海側が展望大浴場となっています。
宮島の場合、当然海側の眺望が良いので、ロフトルームは眺めは良くありません。窓の外の眺めは確認し忘れましたが、写真を見るとどうやら、入室したときからブラインドが下りていましたね。あまり見栄えのいい景色ではないんだと思います。

ただ、部屋からの眺望を気にしない&お風呂が近いとうれしい私にとっては好都合でした。

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5階でエレベーターを降り、左側に浴室、右側にお部屋が並んでいます。

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504号室に、今回は宿泊しました。

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広さは17平米とのことで、ドアを開けるとたしかにコンパクト!ビジネスホテルのシングルルームサイズですね。

「山の別荘」をイメージしたという室内は、ログハウスっぽい造りになっています。 

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オットマン付きの椅子と小さなテーブル、液晶テレビ……。
あれ?ベッドがない?

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と思いきや、ロフトにありました。
ロフトは、ハシゴを上るタイプではなく、ちゃんと手すり付きの階段になっていましたので、酔っぱらって上り下りしても転んだり落ちたりする可能性が低くていいですね・笑

それと、ロフトルームは「夏暑く冬寒い」という特徴がありますが、なんとこちらのお部屋、1階部分とロフト部分の両方にエアコンが付いているのです!これなら温度調節がしやすいので問題なさそうです。

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エアコンとテレビのリモコン……?テレビ……1階にもあったのに。と思ったら、1階だけじゃなくロフトにもテレビがありました!ベッドに横になった状態で、眠りに落ちる瞬間までテレビが見れます!最高ですね……。
「ティッシュ」「ライト」「ゴミ箱」「コンセント」などがしっかり枕元に揃っているのもすばらしいです。寝室と居室が分かれている部屋で、寝室にこれらがないことって案外多いんですよね。。。そして、ないとけっこう不便なので。

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ロフトから1階を見下ろしたところ。1階にもエアコンがありますね。
ん?窓際に洗面台もあるのか!

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階下に下りてみました。窓に面したスペースの左半分が洗面台。右半分がライティングデスクになっています。もちろんフリーWi-Fiもしっかりありますので、ブログ執筆が捗りました。

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洗面台の周りには、アメニティも完備されています。

タオルはホテルメイドの上質なもの。お部屋にもイオニティのドライヤーあり。

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上下分かれている部屋着、お風呂に行くときなど館内移動用のトートバッグも。赤くてかわいいですね。

部屋着を着てみました。 

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日帰り温泉施設なんかでよく見る感じのやつです。この部屋着とスリッパで、レストランなど館内を出歩いて良いことになっています。

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冷蔵庫もあり、お水と宮島サイダーが入っていました。こちらはサービスで無料でいただけます。

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お茶うけは広島らしく、もみじ饅頭です。
引き出しの中にはお茶セットも。湯沸かしポットとアイスペールもありました。5階の隅にある自販機コーナーには製氷機もありましたので、氷を部屋に持ってくることもできます。

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後で自販機コーナーに行ってみたんですが、キリン中心で一般的な品揃えでしたが、お値段はまあまあ良心的なほうでしょうか。

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もちろん、トイレもウォッシュレット付きで新しい。

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シャワールームも完備。すぐそこに大浴場もありますが、深夜は入れないのでシャワーがあるのはありがたい人もいるでしょう……。私は使わなかったけれど。

というわけで、お部屋で少し休んだところでお風呂に行ってみたいと思います! 

【風呂】★★★★ 温泉ではないが、畳敷きで広く眺め良く快適な浴室

大浴場は、泊まったお部屋と同じ5階にあるので、すぐそこです。
入浴が可能な時間帯は、チェックインの15時から深夜1時までと、早朝5時からチェックアウトの11時までです。

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お部屋にバスタオルとフェイスタオルも置いてあったのですが、それは「室内のシャワーを使うとき用」で、大浴場に行く際はタオルを持っていく必要はありません。

ホテルメイドのしっかりした素材のタオルが、フェイスタオルもバスタオルも浴室の前に山と積んでありますので、入浴の度に新しいタオルを使ってOKです。天然温泉ではないとは言え、こういうサービスはなんとなくテンションあがりますね。

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のれんをくぐると右手が女湯で左手が男湯。
女湯には扉を開けるのにチェックインの際に教えていただくパスワードが必要なので、セキュリティ面でも安心ですね。

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脱衣所も、広く新しくきれいです!鍵付きのロッカーですので、ルームキーを浴室に持ち込んだりする必要もなく、快適ですね。

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温泉ではありませんが「光明石」を使用した人工温泉だとのこと。
どういう原理かはわかりませんが、ビジネスホテルの大浴場なんかでもよく見るやつですね。
まあ今回は、お湯を求めて来たわけではないので、快適なお風呂ならそれで良いのです。

快適度を大きく左右するアメニティ類は、万全の品揃えでした。

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化粧品は無印良品のもの。洗顔フォーム、リキッドクレンジング、化粧液、乳液が揃ってしました。無印のスキンケアって、案外いいお値段するんですよね……うれしい。

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ドライヤーは、ナノイーではないですが、Panasonicのイオニティのマイナスイオンドライヤー。風力も十分で問題ありません。

さて、浴室へ。 

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おお……美しい……。

空の青なのか海の青なのか、光が反射して浴槽内が青っぽく光って見えます。
窓の外は海で、本土も見えました。私は夜は酔っぱらって入らないでしまったのですが、きっと向こう岸の夜景も見えるのではないでしょうか。

そして、床は一面に畳が敷かれています。

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整然と並ぶ洗い場も、なんだか美しいです。

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浴室のアメニティも上質!

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無印良品とルベルコスメティックスです。ルベルのSEA WEEDのシャンプー、昔、家で使ってましたわ……これもまあまあいいお値段するのよね。

体と頭を洗ってから湯に浸かります。

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人工温泉なので「すばらしいお湯!」というわけではもちろんありませんが、塩素の香りがするようなことも特になく、人工温泉とは言え豊富にかけ流されていましたので、浴槽内のお湯は古くならず清潔感がありました。

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そしてやはり、この畳敷きのロケーションはなかなかいいですね!
午後の早めの時間帯は他にお客さんもいなかったので、1人でのんびりと湯浴みを終え、部屋に戻って夕食の時間を待つことにします。

【食事】★★★★☆ 奥田政行シェフプロデュースの地産地消バイキングは食べ過ぎ注意なおいしさ

さて、夕食です。
バイキングですので時間は特に指定されていませんが、17時30分~19時30分までの間にレストランに行き、21時30分までには食事を終了する、というタイムスケジュールです。

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夕食券を持って、地下1階にあるダイニング「SHiMA CLASSiC」へ。
手書きで「広島牛×1」と書かれているのは、このとき私は「オープン記念の特別プラン」で、通常の宿泊料金で別注料理の広島牛のグリルがいただける、というプランで予約していたので、チケットを出せばそれがわかるように書かれていました。

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では、中へ……。

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エントランスから入って右手側に、ブッフェコーナー。

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左手側に、オープンキッチンと席があります。テーブル席とカウンター席。

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1人なのでもちろん、カウンター席に案内されました。
「食事中です」というカードをテーブルに置き、食事が終わったらカードを返却するシステム。各席には呼び出しボタンも置いてありました。

宮島別荘の夕食は、お酒も含めて食べ放題&飲み放題なのに呼び出しボタンが必要なのかしら……?と思ったのですが、テーブルの上にはメニューも置いてあり、別注の料理やお酒もいろいろあるので、その注文の際にボタンでスタッフを呼ぶということのようです。

別注の料理とドリンクメニュー

では、料理を取りに行く前に別注メニューを眺めてみたいと思います。

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別注の料理は3種類のみ。

・広島牛と広島県産野菜のグリル 3000円
・オマール海老の鉄板焼き 広島レモン添え 2600円
・生ハムのスライス、バケット添え 1300円

の3種類です。

プランについてきた広島牛のグリル、普通にオーダーすると3000円するんですね。これが通常の宿泊料金でいただけるって、かなりお得だったのかも。

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あとはワインのメニュー。
国産ワイン、フランスワイン、イタリアワインなどさまざまな国のものがありますが、どれもボトルでの提供です。

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スパークリングワインやシャンパンは、ハーフサイズも用意されています。
2人いれば注文するのも良いかもしれないですね……。

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フルボトル3000円台のお値打ちなワインもいくつもあります。 

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リストの中に「三次」という文字が目立つのですが、これは広島のワイナリー「三次(みよし)ワイナリー」のワインです。

地産地消を謳っているダイニングですので、県内産のワインを多く取りそろえているというわけですね。

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しかし、そうは言っても1人でワインをボトルでは頼まないんですよね……。 

最後のほうに、ワイン以外の飲み物のリストもありました。

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ビールは、クラシックラガーやスーパードライ、黒ラベル、そして宮島ビールの小瓶が。
そして、広島の地酒が9種類もあってすべてグラスでオーダーでき、飲み比べセットも3種類1500円であるんですね!

日本酒好きな私としてはすごくありがたいことだし、別注の日本酒を飲んでみようかしら?と少し検討したのですが、どう考えても、ブッフェの料理が日本酒よりもワインに合う料理が多いんですよね。

なので今回は、別注のお酒はオーダーしないことにしました。

夕食バイキングはお酒も飲み放題

では、ブッフェコーナーへ。
まずは、飲み放題でいただけるお酒のラインナップを確認します。 

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ワインは赤・白・スパークリングが1種類ずつ。
梅酒・ネーブルオレンジ酒・日本酒・麦焼酎・芋焼酎・ウィスキーがありました。

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ビールサーバーと酒燗器もあります。何を飲もうか考えつつ、料理のコーナーへ。

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宮島別荘さんの料理は「広島県産の有機野菜」を使用していることも売りの一つのようで。「白菜のロースト」「ネギのマリネ」「ブロッコリーのごましょうが風味」などなど、なかなかに心惹かれる野菜料理が並んでいました。

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サラダコーナーの野菜も種類豊富です。「柿」や「りんごのコンポート」もありました。冷菜にはカルパッチョや、牡蠣のスモークもあります。

次に、温かい料理のコーナーへ。

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「鶏もも肉のフリカッセ」と「豚ばら肉の赤ワインみりん煮」、これ、後で食べましたが両方おいしかったです!

イタリアンのシェフである奥田政行シェフのプロデュースということで、パスタの種類も多く、3種。こちらはまあ、普通だったかな。

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IHクッキングヒーターで保温されていたのは「大あさりと竹の子とキノコのガーリックバター風味」
これはおいしかったです。

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というわけで、いくつか先に感想を言ってしまいましたが、最初に取ってきたのはこの料理たち。

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飲み物はスパークリングワインにしました。いただきます!
ワインは辛口で飲みやすいし、今日はしばらくスパークリングワインでいいかなー。料理にも合いそうだし。

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ブッフェで取ってきた料理をつまんでいると、プランの特典でついてきた、本来なら別注料理で3000円する広島牛のグリルが運ばれてきました。

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いいお色……。
ブッフェの料理もおいしいのですけど、これはやはり、別格のおいしさでしたね。

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広島牛を食べ終えたところで、さらに気になるものがないかとブッフェ台を巡ります。
宮島ですから「牡蠣の西京グラタン」や「牡蠣フライ」もありました。それから、リゾットもおいしそう。。。そろそろご飯ものの時間かな。

「牡蠣の西京グラタン」を見たところで「西京味噌か……ならば日本酒でも……」と思い、熱燗をいただくことにしました。

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広島のお酒「賀茂泉」を、酒燗器で温めていただきます。

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牡蠣と、パスタとリゾットと、あとは先ほど食べておいしかった「鶏もも肉のフリカッセ」を少しだけおかわり。

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うわー「エリンギのアヒージョ」なんてあるのですか!食べたいけど、日本酒には合わなそうな……どうしよう。

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とりあえず、いただきます。
だいぶお腹もいっぱいになってきて、あとは最後に何か、気になるものがないかチェック……。

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と思ったら!穴子まぶしご飯!
熱燗でリゾットとか、よくわからないことやらないで、こっちにすれば良かったか……?リゾットはおいしかったですけども。。。 

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そして……なんだかカレーの匂いがするなあと思ったら、ストゥブにカレーが入っていました。

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さらに、オープンキッチンに近づいてみると……。

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別注ではなくブッフェの料理で、オーダーしてから作っていただく「奥田流イタリアンラーメン」と「ローストビーフ」がありました。

うーん、これは迷う……。
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でもやっぱり、ローストビーフは食べたい!ということで、オーダーして作っていただきました。これはかなりおいしかったです。食事の後半でだいぶお腹がいっぱいなところに食べてもおいしかったから、空腹で食べたらものすごくおいしかったんではないかと……。早く気づけばよかったです。
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カレーもほんの少しだけ。根菜やきのこが入っていた、和風な感じのカレーでした。気になっていたパンプキンスープも一緒に一口。

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穴子飯も、ほんの一口。熱燗に合いました。

さすがにもう……料理はいいわ……ということで、デザートを物色します。

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プリン、シュークリーム、タルトバナーヌ、マンゴームース、チーズケーキ、島クラシック特製黒豆パウンドケーキなど。わらびもちもあります。

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ガトーショコラもおいしそうだなあ……。

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ソフトクリームコーナーもありました。

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コーヒーマシンでコーヒーをいただき。

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私的にはかなり絞って取ったのは「特製パウンドケーキ」「マンゴームース」「ガトーショコラ」の3種でした。

パウンドケーキが特においしかったですね。
夕食のブッフェをいただいた感想をまとめると

・肉料理がおいしい(ローズとビーフ・鶏のフリカッセ・豚ばら肉の赤ワイン煮など)
・パスタやリゾットはそうでもない。
・ご飯ものは最初から穴子飯を食べるべきだった。
・奥田流イタリアンラーメン食べたかった

というところでしょうか。

それから、別注料理の広島牛のグリルが大変おいしかったので
「やっぱり、ブッフェじゃなく普通のコース料理でこのクオリティの料理を食べたかった」

と思ってしまったことは、否定できませんね……。ブッフェは楽しかったんですけどね。

夕食後はラウンジでコーヒーを飲みつつ読書

夕食の後は階段を1つ上って1階のラウンジへ移動。

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大きなソファやロッキングチェアがあちこちに置かれ、人も少ないすばらしいくつろぎスペースでした。

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コーヒーや各種お茶、ジュース、牛乳、アイスコーヒーなどがフリーで飲めます。

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ガラガラなので、ソファで寝たくなるのをグッと我慢……。

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図書コーナーで何か読めそうな本がないか探したのですが、ラウンジの内装に合わせてかわりとお洒落な本が多く、夕食後の酔った頭で読めそうな本がなかなか……。

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というわけで、手に取ったのは「まんがで読む平家物語」でした。
ストーリー知ってるし、このぐらいならさすがに読めるわ。漫画ですし。

酔いが少しさめるまで、コーヒーを飲みつつラウンジでだらだらしていました。

バー 蔵Vitto(クラビト)も営業中

ラウンジのすぐ側にはバーもあり、23時まで営業しています。

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バーでオーダーした飲み物は、ラウンジで飲んでも良いとのこと。 

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よく見ると、ワインもビールもウィスキーも、すべて国産のものですね。

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日本酒もたくさんある!!ああ、こんなにお腹がいっぱいでなかったら飲みたいのに……とても残念。

飲み放題のお酒で酔ってしまったのがもったいない、と思った夜でした。

朝食バイキングは島旨パンのフレンチトーストが絶品

さて、翌朝は朝風呂に入った後に、地下のダイニングへ。

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朝食は7時30分から10時までの間の好きな時間にいただきます。

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昨日の夕食でやや、胃がもたれ気味なので「うどん」「湯豆腐」「コーンスープ」などに心が動いたのですが、それって、宮島に来てまで食べなきゃならないものなんだろうか……とも。

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漬けものや納豆、コーンフレーク、ハムなど朝食の定番のおかずもしっかり並んでいます。

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スクランブルエッグにフライドエッグ、ベーコンにソーセージ。
焼き魚や、呉名物の「がんす」など。

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サラダの野菜の種類は、夜とはガラッと変わりました。やはりと言うか、朝のほうが普通な感じですね。
ジュースやウーロン茶、牛乳もあります。

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あ……これはなんだかおいしそう。「広島県産鶏ムネ肉の低温調理」
夕食も、肉料理がおいしかったしなあ。

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おお!広島風お好み焼きもある。
今回の旅では広島市内には立ち寄らないつもりだから、お好み焼きを食べることもないかもしれないし、ちょっと食べたいかも……。

ああ!そして1階にあるベーカリー「島旨パン」のパンたち!これはどれもおいしそう……。

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ここで食べて気に入ったら、ベーカリーで買えるというのもいいですね。

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しかし、県内産の柑橘類のジャムやマーマレードがあるのはうれしいけれど、量があまり置いていなくて、なんだか取りにくいような……。

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きゃーーーーー!フレンチトースト。
これも、島旨パンのパンを使っているんですね。

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固めのホイップクリームと、メープルシロップやシナモンシュガーも揃っている……わかっている感じ。

よし、今回は和食にはあまり惹かれなかったから、パンを中心に洋朝食でいこう!

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というわけで、フレンチトーストにホイップクリームを載せて。
これ、見た目通り最高においしかったです!

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広島風お好み焼き。これはまあ、普通においしい。

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ジャムと、バターと、気になったパンと、コーンスープとソーセージ、ベーコン、スクランブルエッグ、コーヒーに林檎ジュース。

そして、スクランブルエッグを取ってから気づいてしまった……オープンキッチンでオムレツがオーダーできることを。

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もちろん、オーダーしましたよ!おいしかったです……。

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最後は、ヨーグルトにフルーツとメイプルシロップを入れてデザートにしました。
見栄えはあんまりだけど、おいしかったです。

島旨パンのショップを覗く

食事の後は、階段で1階に向かい、島旨パンを覗いてきました。9時から営業しています。

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「明太子フランス」や「レモンあんぱん」がおいしそうだなあ……。

f:id:happydust:20190118171733j:plain「生食パン」と「宮島ブルーベリーブレッド」は、朝食ブッフェにも出ていましたね。
まだ商品が出揃う前のタイミングのようだったので、お昼ごろになればもっと品数が増えるのかな……?と思いました。

宮島別荘のチェックアウト時刻は11時なので、朝食後もお部屋でのんびりできました。

【再訪したい度】★★★★☆ 超快適&いつでも一人泊できるすばらしい宿でした

お部屋は快適、浴室は眺めも良く、食事もおいしい。
宿泊費はすごく安いとは言えないですが、ドリンク飲み放題も含めてのお値段ですし、納得できる料金だと思いました。1人泊の場合、休前日の2食付きプランが税込み20844円が基本、平日だと17604円が基本です。*1

私が泊まったときは「オープン記念」でお得なプランが出ていたので利用したのですが、現在も「オープン1周年記念」のプランが設定されているようなので、今後も何かしらのお得なプランは出続けるのかもしれませんね。

難点を強いてあげるなら「大人のためのリゾートホテルなら、夕食はブッフェじゃなくても良かったのでは?」ということでしょうか。
全体的にとてもおいしかったと思うのですが、品数が多いので「そこまでおいしいわけじゃない」ものもまあ、ありました。仕方ないですよね。。。
そして、別注料理の広島牛グリルがとてもおいしかったので「このクオリティのコース料理が食べたかった」と思ってしまったのが正直なところです。

ただ、今回の宿泊で、夕食に関しては「こういう料理がおいしくて、このあたりは微妙」というジャンルがわかったので、次に泊まるとしたら効率良く食べれるかもしれません。サービスもとても良かったし、2泊できるなら最高かもしれないですね。

最後に……実は、宮島別荘をチェックアウトした日は姉妹館の錦水館のほうに宿泊予定だったのですが、チェックアウトの際、私は一言も言っていなかったのにちゃんとそのことをフロントで把握していて「よろしければ大きな荷物はお預かりして、錦水館のほうに運んでおきましょうか?」と聞かれました。もちろんお願いして、身軽に散策を楽しむことができたのですが、情報共有完璧ですばらしいな……と思いました。また泊まりたい宿です。

*1:2019年1月現在