温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

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宮島ブルワリー 厳島神社の大鳥居を眺めながらクラフトビールをいただける醸造所併設のレストラン

老舗旅館の跡取りが始めた、醸造所併設のビアレストラン

宮島ブルワリーは、宮島の湧き水を使用して醸造したクラフトビール「宮島ビール」の醸造所併設のビアレストランです。

宮島の老舗旅館の跡取り息子だったけれど、旅館を継がずに一度は会社員になった有本茂樹さんという方が「故郷の宮島の活性化に繋げたい」として起業されたのが宮島ビールなんだそうですが、以前は旅館の跡地で屋台営業のような形でビールを提供されていました。

クラフトビール好きなので、以前宮島に来たときにも気になってはいたものの、寒い季節だったので「屋台でビールは気分じゃないな……」と思い、行かずに終わってしまったのです。。。

そこに「厳島神社の鳥居や夕日を眺めながらビールが飲めるビアレストランができた」という話を聞き「これは行ってみなくては!」と思い、宮島旅行を決めた次第です。

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ちなみに私、宮島に来たのは今回が3回目です。

行ってみたところ、ビールもおいしく期待以上のすばらしいレストランだったのでレポートしたいと思います。

実は、宮島ブルワリーに行くことが今回の旅の一番の目的でした

そんなわけで今回の宮島旅行は「宮島ブルワリーに行くこと」が一番の目的でした。

朝一の飛行機で広島に着き、まっしぐらに宮島口に向かって「あなごめしうえの」で穴子をつまみにまずは一杯いただきまして。

その後はフェリーで宮島に向かいます。

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平日ですが、けっこうたくさんの人がいましたね。外国人観光客も多かったです。

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本土に別れを告げまして。

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あっという間に宮島のシンボル、厳島神社の大鳥居が見えてきました。
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鳥居がどんどん近づいてくるのを見ると「宮島に来た!」気分が盛り上がりますねー。

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所用時間10分、あっという間に宮島桟橋に着きました。

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乗って来たフェリーはこれ。新しいですね。

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宮島桟橋から宮島ブルワリーまでは、まっすぐ行けば徒歩7分。

ですがまだ、穴子飯をいただいたときの酔いと満腹感が残っているので、酔い覚ましとお腹を空かすためにぶらっと歩いてみることにしました。

宮島ブルワリーの前をいったん通り過ぎて厳島神社に向かい、商店街を歩いて戻ってくるつもり。

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良い天気で人も少ないです。すばらしい……。

f:id:happydust:20181209053058j:plainフェリーで10分で着いてしまうだけあって、本土がすぐそこに見えますね。

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あ!あれは魯櫂舟(ろかいふね)ですね。
満潮時に、鳥居を舟でくぐれるという手こぎボートのサービスです。1回20分程度で、平日大人800円、土日祝日1000円で乗れます。

魯櫂舟(ろかいふね)のほかにもいくつか「鳥居の下をくぐる舟」が運行していまして、私も初めて宮島に来たとき、ナイトクルーズで乗ってみました。たしか、手こぎの舟ではなく、モーターボートだったような気がします。。。

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1回乗れば十分かなと思いますが、話のタネに乗ってみるのも楽しいかなと。
ナイトクルーズは1500円ぐらいでしたね。 

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今回は舟には乗らないけど、天気がいいから散歩も楽しいな。

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外国人観光客がたくさんいました。

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鹿もいますね……。

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当たり前のように、風景に溶け込んでいます。
宮島には一度、キャバ嬢と一緒に来たことがあって「奈良の鹿と比べると宮島の鹿はおとなしいねー」なんて言っていたのですが、食べ物を持っている人に突進してくるところは一緒でした・笑

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もちろん、厳島神社は鳥居だけではありませんので、中を拝観(昇殿)することもできますが、拝観料がかかりますし、1回見たから今回はいいや……。

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というわけで、神社はスルーしまして。

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ああ、青空に五重塔が美しいですねー。

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民家と商店が入り交じったような通りを歩いていきます。

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あら、なんだか良さそうなコーヒースタンドが……。このお店ですね。
あとで時間があったら来てみようかな。何しろ今回、宮島に2泊する予定ですので。。。

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古民家風の建物が並ぶ通りを進んでいくと、お土産屋さんや飲食店がたくさん集まっている、宮島の中でも最も賑わっている通りに出ます。

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表参道商店街です。清盛通りとも呼ばれるそう。 

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商店街を歩いていくと「3F MIYAJIMA BREWERY」と書かれた立て看板が。

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着きました。左手にスタバ、右手にビールスタンド。
以前は同じ場所で屋台営業をされていたのですが、3階建ての立派なビルになり。
1階はスタバのカウンターとビアスタンド。2階にスタバの客席。そして3階がビアレストランという作りです。宮島ブルワリーの建物の中に、テナントとしてスタバが入っているというわけですね。

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ビアスタンドでは、宮島ビールとかんたんなおつまみを販売しており、外のテーブルで飲むこともできます。

しかし、夏ならここでサクッと飲むのもいいですが、寒い季節はレストランに入りたいですね~。けっこう、外で飲んでいる人もいましたけれども……。

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ちなみに、表参道商店街と反対側の、砂浜に面したほうにも入り口があります。 

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どこから入るのかやや、わかりにくかったのですが、看板が立っている奥に通路があり、ここから3階に向かうエレベーター前に出ることができました。

エレベーターで3階に上り、レストランへ

エレベーターで3階に上り、扉が開くと……。 

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ああ、いいですね~明るい雰囲気のレストラン。

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お土産用の陶器のグラス(紅葉の模様が入っている)や、缶ビールが飾ってあります。

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店内には4人掛けのテーブル席と2人掛けのテーブル席、そしてカウンター席。全47席だそうです。

平日のお昼どきを少し過ぎたぐらいでしたが、何組かのお客さんがビールを楽しんでいました。

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海が見える、窓際のテーブルが人気なようですね。

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私は、開いていたお店の一番奥のテーブル席に着いたのですが、なんとこの席からは、厳島神社の大鳥居が見えました!

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夜はライトアップされているので、よりきれいでしょうね。
また、窓は夕日が沈む方向に面しているので、夕暮れ時も良さそうです。

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店内にはもちろん、暖房がしっかり効いていましたが、足元が寒くならないように小さなヒーターが置いてあったり、心遣いがうれしいです。

宮島ブルワリーの営業時間・定休日

宮島ブルワリーの営業時間は、ランチタイムが11時から16時まで(15時ラストオーダー)。
ディナータイムが17時から20時45分まで(20時ラストオーダー)。

定休日は木曜日ですが、祝日の場合は営業されるとのことです。通し営業ではなく、1時間中休みがあるようですので注意が必要ですね。

また、営業時間は今年の10月に変更になったばかりらしく、他のブログでは「23時閉店」と書いている方もいました。季節によって営業時間は変わるのかもしれませんし、公式サイトで確認してから伺うのが確実だと思います。

ちなみにこの日は金曜日で、お邪魔したのは13時30分ごろ。お昼どきを少し過ぎたぐらいのタイミングでした。

宮島ブルワリーのメニュー

では、この日の宮島ブルワリーのメニューをご紹介したいと思います。

ドリンクメニューは「お試し3種のビール」が素敵

ドリンクメニュー。まずは宮島ビールの定番ビール8種のご紹介!

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400mlのレギュラーサイズがすべて650円でいただけます。
うーん、できれば小さいグラスでいろいろいただきたいんだけどなー、と思ったらば。

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「お試し3種のビールセット」が3種類ありました。185mlの小さなグラスに入ったビールが3種類、セットになっているのですね。これは良き。

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ビールのほかに、日本酒、焼酎、ワイン、ウィスキー、ソフトドリンク、ブランデー。

ワインは、スパークリングのグラスもあるのは良いですね。あと、ホットワインがあるところも素敵です。

フードメニューは牡蠣を使った料理多し

フードメニューもなかなか魅力的です!
まずはシェフのおすすめメニュー。「オイスタープラッター」は生牡蠣7個の盛り合わせです。さすがに1人で7個はきついけど、生牡蠣は1個(350円)から注文可能です。 

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「牡蠣のクラムチャウダー」「穴子とチーズのオムレツ和風仕立て」など気になります。

シェフのおすすめメニューはおつまみっぽいメニューでしたが、こちらはランチメニュー。 

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主菜、そしてパスタです。「サラダ・スープ・ライスorパン」を500円で付けてセットにすることもできるそう。

牡蠣のパスタもおいしそうですねー。誰かと一緒だったらパスタも一品オーダーしたいところだわ……。

こちらは前菜やちょっとしたおつまみのメニュー。

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「牡蠣グラタン」もいいなー。「牡蠣のコンソメスープ」もちょっと珍しいですね。

そして、魚介とグリル系のメニューです。

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「宮島ビールフリッター」これは気になる。。。牡蠣、穴子、海老、カマンベールチーズ、チキンなどをフリッターでいただけます。間違いなくビールに合いますよね。

「広島鶏のグリル~きのこクリームソース~」も気になるな……。
「生穴子の藻塩焼き」もいいですねー!

さて、何を注文しましょうか。

生牡蠣&牡蠣のビールフリッターでクラフトビールを飲む!

まず、ビールはお試し3種のビールセットの2番。 

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「もみじエール、ヴァイツェン、シャムティーオレンジ」
ん?紙には「BLOOD ORANGE」と印字されたものを、手書きで修正していますね。
「BLOOD ORANGE」って、ビールメニューの中に含まれてないけれど、つまり定番ではないビールということか。

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海を眺めながら、いただきます!

もみじエールは、見た目重そうな色をしていますが、柑橘系の香りがして軽めの味わいです。

ヴァイツェンはバナナの風味があり甘めのビール。苦いビールが苦手な人も飲めるやつですね。

シャムティーオレンジは、ヴァイツェンよりもさらにフルーティ! 

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つまみとして、生牡蠣を1ついただきました。
牡蠣の専門店で出てくる生牡蠣に比べると小ぶりではありますが、1個から注文できるのはうれしいですね。 

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そして牡蠣のフリッター!これも想像どおりのおいしさ。
野菜がたっぷり添えられているのが良いし、添えられているチリっぽいソースも良かったです。

ごちそうさまでした! 

【再訪したい度】★★★★★ おいしいビールと料理、くつろげる素敵な空間がうれしい

どちらかと言えばシーズンオフ、そして平日のランチタイム終わりごろというタイミングもあったと思いますが、1人でものんびりとくつろげる雰囲気で、とても良かったです。

1階のビールスタンドでサクッと飲むのもいいですが、レストランはつまみも凝っていて雰囲気もいいので、時間があるなら私はやっぱり3階で飲みたいなと思いました。3階でしか出していないビールがいくつもありますしね。

柑橘類を使ったフルーツビールは季節によって変わるらしく、現在出ているビールは公式サイトで確認することができます。
2018年12月現在は「広島レモンエール」と「大島みかんウィートエール」が出ている模様です。フルーツビール好きなので、いつも違うビールが飲めるのは直営店ならではの特典という感じで「また行きたい」気持ちを盛り上げてくれますね。

ちなみに今回の旅の途中、2階のスタバに何度か立ち寄って、ブログを更新していました。

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宮島ブルワリーと一緒にスタバができたのもありがたかったです。雰囲気のいいコーヒー屋さんにも行ってみて、そちらはそちらで良かったのですけれど、スタバは確実にWi-Fiがありますからね……。

さて、ビールを飲んでいるうちに宿にチェックインできる時間になりましたので、今宵のお宿に向かいたいと思います。