「登山専用コスメ」なるものもあるようですが
実は私、以前は仕事で美容系のWebサイトを運営していまして、プロのメイクさんやメイクがうまい女の子にメイクをしてもらって、その行程を撮影する、みたいなことをよくやっていました。会社員ですから会社がそういうサービスをやっていたわけですが、企画立案は一応私で。今はそうでもないですけど、コスメやメイクが好きだったんですよね。。。
このブログは山と旅がテーマですので、メイクの話をする機会はこれまでなかったのですが、おそらく私はそれなりにメイクやコスメに詳しく、こだわりがあるほうだと思いますので、登山時のメイクや化粧品について自分の考えをまとめてみようかなと思いました。
- 「登山専用コスメ」なるものもあるようですが
登山時のメイクで重要なのは「UVカット」「崩れにくさ」「落としやすさ」
会社で「ももさんは登山をしているのに色が白いね」と言われることがあります。
私は、東北出身でもともと色白なほうですが「登山してるから日に焼けているね」と言われるのは嫌で、登山中のメイクにはけっこう気を遣っています。男性はむしろ、焼きたい人のほうが多いようなのでこういう気持ちは女性ならではなんでしょうね……。いわゆる「ベースメイク」では「UVカット効果」がかなり重要と思います。
それから、登山中は汗をたくさんかきますから、ベースメイク・ポイントメイク共に「崩れにくさ」が要求されます。とは言えどうしたって崩れるときは崩れますので「崩れたときに汚くならないこと」と「崩れても簡単に直せること」が特にポイントになるでしょうか。
また、山小屋やテントに宿泊するときは「落としやすさ」も重要になります。
下界にいるときのように石けんで泡をたてて洗顔をすることはできませんから、拭き取りだけできれいに落とせるコスメであることと、落ちやすい&肌の負担にならない優秀な拭き取りクレンジングが必要になりまね。
また、公共交通機関を利用している私は「下山して温泉入った後完全なすっぴんで帰路につく」のもまあまあ抵抗があります。というわけで「荷物は減らしたいけどメイクアイテムはある程度持って行きたい」というのが本音でして。パッケージがコンパクトだったり、1アイテムをいくつもの用途で使える汎用性のあるコスメがあればなお良し!という感じ。
上記をふまえた上で、登山時の「スキンケア」「ベースメイク」「ポイントメイク」についてまとめてみたいと思います。
【登山時のスキンケア】保湿重視で、クレンジングはリキッドタイプがおすすめ
「登山時のスキンケア」と一口に言っても「登山に行く前」「宿泊を伴う登山中」「下山後」の3パターンが考えられると思いますが、基本的にはクレンジング以外は普段使っているもので問題ないと思います。
化粧水・乳液:保湿力高めのものを選ぶ
登山中は日差しの強いところを歩くことが多いですから、やはり乾燥が一番気になります。
なので、普段使っているスキンケアの中で保湿力が高いもの。と言っても、汗もかきますので、クリームやら美容液やらをこってり塗りたくる必要はないと思うのですが、いわゆる「さっぱりタイプ」よりも「しっとりタイプ」のものを選んでいます。
私が、登山の際によく使っているの化粧水は、肌ラボの「白潤 薬用美白化粧水」です。
ローソンで売っているので手に入れやすいのと、値段のわりに保湿力があるし、美白効果が少しはあったらいいなという期待もあって。雪肌精より安いですし!
旅先でコスメを忘れたときにローソンで買ってみたら案外良かったので、それから使い続けていますね。詰め替え用もあるので、最近は詰め替えて使っています。
乳液は、いつも家で使っているやつが大のお気に入りなので、これも詰め替えて山でも使っています。
私の愛用品を知りたい方がどのぐらいいるかはわかりませんが、このアンブリオリスは、美肌で有名な元ジュディマリのYUKIちゃんも愛用していたという逸品です。値段もまあ、お手頃。
乳液というか質感はクリームなので、ピルケースみたいなやつにその都度詰めるようにしています。酸化が気になるので1回の山行ごとに使い切れる量だけ入れています。
クレンジング:オイルフリーのリキッドタイプがおすすめ
下山後のクレンジングについては、普段使い慣れたものを使うということで問題ないと思うのですが、お湯や石けんが使えない山中でのクレンジングには、悩む方が多いのではないでしょうか。
恐らくふくだけコットンに代表されるような、シートタイプのクレンジングの携帯用を使う方が多いのではないかと思います。
ただ、シートクレンジングの携帯用って10枚1組とかになっていますけど、1回の山行では中途半端に残ってしまうし、かといって残りをとっておいて1ヶ月後とかにまた使うのも、乾燥してしまいそうで微妙な気がする。。。
それと、オイル成分が入っているからか*1、拭き取ったあと少しぬるっとする感じがあって、その後顔を洗いたい気持ちになってしまう……ので、山ではあまり使いたくないと思ってしまいました。このあたりの感覚は人によるだろうとは思うのですが。
それで「シートタイプ以外で何かないものか」と調べていたら、鈴木ともこさんのコミックエッセイ「山登りはじめました」にリキッドタイプのクレンジングがいいよ!という情報があったのです。
リキッドタイプのクレンジングとは、文字通り液体のクレンジングで、コットンにしみこませてメイクを拭き取るようにして使います。シートクレンジングの液体だけバージョンですね。
こちらの書籍で紹介されていたのは「ビオテルム」という海外ブランドのリキッドクレンジングで、最初は紹介されていたのとまったく同じものを買い求めたのですが、使ってみるとどうも私には刺激が強いような……ということで、国内メーカーのもので同じようなものを探したところ、最高に良かったのがこれ。
こちらの商品は、クレンジングローション自体に化粧水成分が含まれているとのことで、拭き取った後に化粧水を付けなくてもOK!もちろん水洗いやW洗顔の必要もなし!とのこと。これが本当なら素敵すぎます。
で、使ってみたところ、オイルフリーで拭き取った後まったくべたつかないし、たしかに化粧水を塗った後のようなしっとり感があります。私はもうちょっと保湿したいので化粧水重ねましたが、これ、山で使うだけじゃなく酔っぱらって帰ってきてもう何もしたくない夜とかにも重宝しそうじゃないか。。。
しかも300MLとたっぷり入っているのにドラッグストアで1000円以下で買える安さ。
というわけで、山にはこのリキッドクレンジングを100均で買ったボトルに詰め替えて持って行くようになりました。
ただ、オイルフリーということもあり洗浄力はそこまで高くなく、ベースメイクは問題なく落ちますが「ポイントメイクアップリムーバーを使わなければ落ちない」クラスの化粧品にはさすがに歯が立ちません。でも、山に行くのにそこまで完璧なポイントメイクは必要ないですし、逆に「山でのポイントメイクはこのクレンジングで落とせる化粧品を選ぼう」という指針になっています。高山では水でバシャバシャ洗顔できるような環境のところは少ないですが、この化粧水で顔を拭き取るとさっぱりするし、山では本当に手放せません。。。
ちなみにこのクレンジング「オイルフリーのクレンジングの中では洗浄力が高い」ということで、オイルクレンジングがNGな、まつエクをしている方にもよく利用されてる商品だそうです。
下山後のケア:シートパックがあると良い
下山後はやはり、保湿重視でスキンケアをしますが、下山した夜はシートパックをしてから寝ると当然ながら効果的です。
私は、下山後すぐには家に帰らずに、旅の途中でちょっと山に登ってまた旅をして……みたいなこともたまにありますので、そういうときは個別包装のシートパックを1枚、荷物の中に忍ばせておきます。
お気に入りはこの、台湾のシートパックです。
台湾土産の定番でもありますが、これほんとに良いと思います。化粧水というよりも美容液がたっぷりとしみこんでいます。種類はいろいろありますけど、効果は特に変わりないです。
【登山時のベースメイク】UVカット効果の高い日焼け止め&BBクリームが基本
ベースメイクに関しては、普段のメイクとまったく異なるアイテムを使っています。
山の日差しはかなり強いので、山で使うコスメを街で使うと、UVカット効果が強すぎて逆に肌に負担がかかってしまうのです。なので、購入するときはあまり大量に入っていない、1シーズンで使い切れる小さめのパッケージの物を選ぶのがポイントです。
日焼け止め:SPF50のものを選ぶ
「SPF値」が高いものほど紫外線防止効果が高いことはよく知られていますが、日本で現在発売されている日焼け止めのSPF値は50が最大です。普段の日焼け止めにSPF50のものまでは必要ありませんが、山ではSPF値が高いものがやはり安心です。MAXの50のものを選びましょう。
各社から出ていますが、私の愛用品は資生堂アネッサ!
中学生のときから使っていますが、パッケージはあまり変わらないけど、中身は年々進化していると思います。
特に気に入っているポイントは、「海でも落ちにくい」ことを売りにしているだけあって、汗をかいてもなかなか落ちないこと。それとこまめに付け直しても白く残りにくく、すぐに透明になるので、鏡を見ずに雑に塗り直しても汚くならないことです・笑
以前は香りが少し気になると思っていたんですが、最近はそれも改善されました。最新のものはほのか香りで、わりとすぐに消えます。
日焼け止め効果自体はアネッサより高いものもあるかもしれませんが、この「汗に負けない肌への密着感」は他の商品ではなかなか得がたいと感じています。
BBクリーム:普段も使える気に入ったものを
おそらく「山で化粧しなくても別に良くない?」と思われている方でも、スキンケアと日焼け止めまではお肌の今後のために使っているんじゃないかと思うのですが、ここから先は趣味嗜好の範囲。やりたければやるし、山中ならやらなくてもいい部分です。
私は、ベースメイクでは日焼け止めの後にBBクリームまでは必ず塗っています。
日焼け止めがSPF値が高いものを使っているので、BBクリームは普段使いもできるSPF値がそこまで高くないものです。
私が愛用しているのはこちら。温泉宿の大浴場によく置いてある「旅美人」というシリーズのBBクリームです。「馬油シャンプー」などと同じシリーズですね。
どこかの温泉でアメニティとして置かれていたので使ってみたら、色がちょうど良く、香りもなく、ほどほどにカバー力もあってのびが良く塗りやすい。適当に塗ってもムラになりにくいのです。
BBクリームは韓国のコスメブランドのものも多いですが、旅美人は思いきり国内のメーカーですから日本人の肌色に合っていたのかもしれません。調べると口コミサイトでの評判もかなり高かったです。
BBクリームの素敵なところは、化粧下地&仕上げのパウダーが不要なので荷物が減らせることです。下地とパウダーは「なければないでOK」ということなので、使ったほうが仕上がりはきれいです。
ただ、あんまりいろいろ重ねると崩れたときに汚くなりやすいので、真夏の山行など「絶対めちゃめちゃ汗をかく!」というときは、パウダーは重ねずにBBクリームだけで使っています。
パウダー:荷物に余裕があればUVパウダーを
BBクリームだけでも問題はないのですが、パウダーを重ねればより肌もきれいに見えますし、その後のポイントメイクもノリやすくなるので、荷物に余裕があるときはパウダーも持っていきます。
BBクリームの上にファンデーションを重ねると厚塗りに見えるので、ここで重ねるのはパウダーファンデーションではなく、いわゆる「お粉」です。
お粉自体にUVカット効果があれば山ではなお良し……ということで、最近の愛用品はこちら。
ノンケミカルのUVカット効果のあるパウダーで、汗をかいても汚く崩れにくいし、肌をきれいに見せてくれます。
詰め替え用もありますので、パウダーケースが手元にあれば、レフィルだけを購入することも可能です。
以前は、チャコットのフィニッシングパウダーを使っていて、たっぷり量が入っていて安くて良い!と思っていたのですが、量が多すぎてなかなか使い切れず、使い切る前に湿気てしまったりするので最近は、量より質でこちらを使うようになりました。
メイク直し:登山中は豪快に日焼け止めを塗り直す
ベースメイクは「日焼け防止」という重要な役割を担っていますから、「崩れても気にしない」というわけにはいきません。ではどう直すか。
時と場合による、というのが正直なところですが……
「まだ気を遣う相手と一緒に春山を日帰り登山」だったら、途中でトイレに立ち寄るようなタイミングで「ハンカチで汗を抑えた後、日焼け止めを重ねてパウダーで押さえる」というわりと普通の化粧直しに近いやり方をします。BBクリームは重ねすぎると汚くなるので朝1度塗ったきりですが、パウダーを重ねるだけでだいぶ違うので。。。
ですが「夏山ソロテント泊」だったりするともう、荷物も最小限にしたいからパウダーは置いてきますし、そのくせ汗で日焼け止めはどんどん落ちていきますからもう「休憩の度に汗を拭いて日焼け止めを重ねる」という、メイク直しとは言えない域に突入します。あれ?でもよく考えるとパウダーを重ねるかどうかだけの違いですね・笑
なのでベースメイク直しのポイントは「BBクリームは塗り重ねない」「日焼け止めは汗をふいてからこまめに塗り直す」ということでしょうか。
とにかく「鼻の頭」と「鼻の下」「頬骨」あたりは日焼けをしやすい(日焼け止めが落ちやすい)ので、こまめに塗り直したほうが良いと思います!それだけの行いで翌日以降の肌が、確実に救われますので。。。
【登山時のポイントメイク】気になるところだけ最小限に
ポイントメイクは、しなくていいと割り切れるなら全部省略したほうが楽は楽です。崩れるときの汚さも、ベースメイクの比ではありませんので。。。
私自身、夏山テント泊ではポイントメイクは何もしないことも多いのですが、そこまでハードな登山じゃないときは少しでもしたほうが、格段に山頂記念写真での満足度が上がりますので「崩れにくい&汚く崩れない&落としやすい」を合い言葉に、やり方とアイテムを選んでいます。
ちなみに、ポイントメイクは直しません。なので「直しやすい」は考慮せず「汚くくずれない」ことを重視しています。
アイライン:アイシャドウは使わず、Wアイラインで
アイメイクに関しての私のこだわりは「アイシャドウは使わずにアイラインだけで仕上げる」こと。
アイシャドウを使うと、どうしても崩れたときに汚くなってしまうので……真夏以外のシーズンは「ペンシルアイライナーとリキッドアイライナーのWライン」です。
この方法は、プロのメイクさんに「素顔っぽいけどちゃんと盛れてる時短メイク」というようなテーマのメイク方法として教わりました。
やり方は、ペンシルライナーでやや太めにラインを引いた後、リキッドアイライナーで細くラインを引くだけです。ほんの少しでもグラデーションがあると、自然かつきれいに見えるんだとか。
で、私がそのメイクを実践すべく愛用しているペンシルアイライナーはこちらの、KATEのジェルライナーです。
KATEのコスメは毎シーズンのようにモデルチェンジするので、たぶんこの商品もそのうち名前が変わってしまうと思うのですが、ほとんど中身が同じ後継商品が必ずでるので、それを使い続けている感じ。
色はブラウンがおすすめです。自然なブラウンなので、ちょっと雑に描いてもそれなりにきれいに見えるし、何よりもこのペンシルライナーなら眉毛も描けるのです。この後アイブロウペンシルも紹介しますが、荷物を少しでも減らしたいときはアイブロウペンシルを置いていき、これで兼用します。
リキッドライナーは、クレンジングしやすく、崩れるときパンダ目にならないフイルムタイプがおすすめです。私が今使っているのはこちら。
普通に描きやすいし値段も安め、パッケージもコンパクト。
フィルムタイプのコスメは、崩れるときは乾いた糊が剥がれるようにポロポロと落ちてくるので、山でのポイントメイクには最適だと思います。黒い涙は流したくないですよね。。。
ちなみに真夏の山行では、ペンシルライナーすらも汚く崩れる可能性が高いので、Wラインは諦めてフィルムタイプのアイライナーのみにしています。
アイブロウ:ペンシル&眉マスカラで仕上げる
普段のメイクでのアイブロウは「ペンシル+パウダー+眉マスカラ」で仕上げているのですが、山ではパウダーはやはり崩れやすいので、ペンシル+眉マスカラか、ペンシルのみで仕上げています。
アイテムも普段使っているものと同じで、ペンシルは資生堂インウイの名品。ザ ブローライナー。
このペンシルライナーで1本1本描いていくだけでも「眉毛がない人」になるのは防げます。すごく描きやすくて崩れにくいペンシルなので、これ1本で仕上げてしまうのも手です。
余裕があれば眉マスカラをささっと重ねておくとより自然な感じに仕上げられます。
私が愛用しているのはこちらのメイベリンの眉マスカラ(の旧モデル)です。
「色味が大人っぽいのでギャルっぽい眉毛にならなくていい」とメイクアップアーティストの方がお勧めしてくれたもの。
「使っている人は多いけれど、ヘビー○ーテーションの眉マスカラは色味が若いので20歳超えたらちょっとねー」とのことでした。そうなのか。。。
ちなみに山で使う眉マスカラはそんなにガッツリ色が付かないほうがむしろいいので*2、普段使っているものの使い古しぐらいがちょうどいいと思います。
マスカラ:フィルムタイプのものを選ぶ
マスカラも、アイライナーと同様にフィルムタイプのものが安心です。
おすすめはオペラのベストセラーのこちら。
パッケージもコンパクトでポーチの中で場所を取らないし、ボリュームや長さが出すぎず、自然な感じで仕上げてくれます。
こちらのマスカラ、普段のメイクだと「崩れにくいのはわかるけどボリュームも長さも中途半端」と思う方が多いようです。私ももともとは、下まつげ用に使っていましたしね。
でも、山ではバサバサのまつ毛は不自然ですし、このぐらいのボリューム感が自然でちょうどいいです。落ちにくいマスカラはクレンジングに苦労することも多いですが、こちらは先に紹介したリキッドタイプのクレンジングで問題なく落ちます。
チーク&リップ:兼用できるアイテムがおすすめ
行動中はどうせ落ちてしまうし、チークもリップも付けません。唇にはUVカット効果のあるリップクリームを塗るのみです。
ですが、記念写真を撮るようなタイミングではリップとチークがあるとないとでは大違いですし、下山後の旅でもあったほうがうれしい……というわけで「リップとチークを兼用できるアイテム」をずっと探し求めていました。
そういうアイテム、いろんなメーカーからたくさん出てはいるんですけど「チークにはいいけどリップには乾燥する」ものがとにかく多いのです。あと、パッケージがちゃちくて、ザックの中で割れてしまいそうなものも多い。。。
で、最近見つけてかなり気に入っているのがこちらです。
肌に優しく、リップに使っても荒れないし、チークに使っても問題なくかわいい!
しかもパッケージもかわいい。。。
最初に購入したのがこちらの色なんですが、かなり発色が良いのでほんの少量で良い感じ。
山用で買ったのですけど、普段のメイク用にも買い足そうかな……と検討しています。
まとめ:登山に化粧は必要ない!と言う人もいるとは思うけれど
実は私自身、登山を始めてから最初の4年間ぐらいはわりとしっかりメイクしていたのですけど、ここ2~3年はベースメイクだけということも多いのが現状です。。。
慣れてどうでもよくなった……というわけではなく、最初の頃は私「山が好きな男性と現地で出会えないかなあ」と期待しつつ登山していたんですよね。
どこで出会いがあるかわかりませんから、最低限の顔はキープしておこう!と思っていたわけです。その当時のことについてはこれらの記事に詳しく書いています。
努力の甲斐あって?か、何らかの関係性が生まれそうになったことも何度かあったものの、結局、山ではない場所で出会いがあって彼氏ができました。
というわけで、そこまで必要じゃなくなったからあんまりやらなくなったのですけど……。
で、実は最近、これまで山で撮影した写真をじっくり見返す機会がありまして、当たり前のことですけど、やっぱりメイクしているときのほうがいい感じで写ってるな……と・笑
ブログでは顔は出さないのでいいのですけど、やはり自分で見て気分がいい写真がいいね!と思い、今年はもうちょいちゃんと化粧しようかしら……などと思いまして。
そんな思いから今回、山での化粧についてもろもろ振り返ってまとめてみました。
登山中のメイクに悩む誰かのお役に立ちましたらうれしいです。