海鮮問屋 村上水産鮮魚部
村上水産鮮魚部は、鳥取駅の北口から徒歩4分のところにある、海鮮問屋直営の居酒屋です。
駅近でランチタイムも営業しており、新鮮な海鮮を使ったランチがいただけるとの評判を聞き、鳥取旅行初日のランチに伺いました。
1週間前に思い立ち、ANAの特典航空券で行ける場所を探したら鳥取だった
2月中旬に「あ！もうすぐ消えてしまうANAマイルがある」と気づいた私。
幸い次の週末は予定がなく、2月はANAの「シーズンチャート」では「ローシーズン」にあたる時期です。
国内なら、沖縄以外のほとんどの場所に往復10000マイルで行けるじゃない！
よし、使ってしまおう！
1週間前だから、たぶんちょうど良い便が残っている路線はそんなにないと思うけど、逆に候補が絞れて良いではないか。
というわけで急遽、次の週末に特典航空券で乗れる路線を検索したところ「土曜日の午前に羽田発・日曜日の夕方に現地発」の往復で予約可能だったのは「旭川」「庄内」「鳥取」「岡山」の4路線でした。
うーん、九州が全滅なのはちょっと惜しい。けれど普段行かないようなところに行くというのもそれはそれでありか。
4つの候補地の中で最終的に鳥取に決めたのは、まず、地元庄内は年末年始に行ったばかりだから、さすがにいいんじゃないかなーと。
旭川は、まだ行ったことないしいいかもと思ったんですが、季節が悪いなと。今年は雪が多くて東北や北海道の便は欠航や引き返しがちょいちょい出ていたので、週間予報だと次の週末も危うそうだな……ということで見送り。
で「鳥取 or 岡山」となったとき、空港から便のいいところで泊まりたい温泉宿があった鳥取に軍配が上がりました。岡山県、まだ行ったことない県なんですが行けるのはいつだろうか。。。
当日は吉祥寺駅を出るリムジンバスに乗り、羽田空港へ。
羽田空港発9時35分という、早からず遅からずのちょうどいい便が予約できました。
鳥取空港着は10時50分。リムジンバスに乗って約20分でJR鳥取駅に到着。
まあまあのいい天気。
中国地方とは言え、鳥取は日本海側だからか積雪も残っていますね。
しかし、土曜日だというのに人通りも車も少ないですな……。
あらかじめ調べてあった「村上水産鮮魚部」に向かって歩き始めます。
村上水産鮮魚部までのアクセス・営業時間・定休日
村上水産鮮魚部までは歩いてすぐです。
Googleマップでは5分と出ますが、3分ぐらいで着いたと思います。
村上水産の住所は「永楽温泉町」というところなんですが「温泉町？」と思って調べてみると、鳥取市内には温泉が湧いているんですね！素敵！！
鳥取市の公式サイトに、市内の温泉施設がわかりやすく掲載されていました。
駅近くの温泉銭湯がかけ流しの温泉！だったりするようですので、次回来たら寄ってみたいなあ。。。
村上水産に向かう途中に「駅前市場」という建物がありました。
ちらっと覗いてみると、鳥取の名産品や魚介が販売されており、観光客向けかと思いきや、地元の方たちの憩いの場のような雰囲気でした。
市場に併設してイートインスペースもあり、市場に出ている食材から魚や野菜をいただくこともできるようです。
「駅前いちば食堂」というみたいです。ここもちょっと気になる。
駅前市場の前を通り、次の角を左に曲がると今日の目的地「村上水産鮮魚部」が見えてきました。
村上水産鮮魚部の営業時間は
昼：11:00～13:30 夜：17:00～23:00（LO22:00）
食べログでは「日曜営業」と表示されるのですが、公式サイトによれば定休日は日曜日ですのでお間違えないよう。
さて、入ってみたいと思います。
村上水産鮮魚部のランチメニュー
中に入ると店内はけっこう広く、1階はカウンター席10席とテーブル席が50席。
ちょっと個室っぽく区切られている部屋も2つあるようです。
1人なのでカウンター席に案内されました。
カウンター席があると、1人客は入りやすいですよね。
それではランチメニューを拝見！
ランチは「定食」と「丼」のメニューに分かれており、こちらは定食のメニューです。
「海鮮問屋直営」ですが「唐揚げ定食」や「地鶏定食」もあります。
私が座った両隣に、男性の1人客と女性の1人客がそれぞれ座っていたのですが、2人とも地元の方のようで、カウンターの中にいる板前さんや、ホールのスタッフの方と親しげに話していました。
そして2人とも「唐揚げ定食」を食べていましたｗ
海老やカキフライや焼き魚も同じ値段なんですけど、海鮮にはもう飽きているのかな……それか、実は唐揚げがめちゃめちゃおいしいか。
そしてこちらが丼のメニュー。
観光客は大抵「刺身定食」か「特上海鮮丼」を注文するようです。
というわけで私も、例に漏れず「特上海鮮丼 1620円」をオーダーします！
カウンター席の横にはテレビも置いてあり、オリンピックのフィギュアスケートが流れていました。
この日は、平昌オリンピックのフィギュアスケート男子シングルフリーの日、だったのです。羽生くんが連覇を果たすかがかかっている日でしたので、お客さんの中からも「羽生くんは何時からなの？」という声が時折聞こえました。
カウンターの中を覗くと……おや、向こうに見えるのはもしや、夜のおすすめメニューでは？
夜のメニューも気になったんですけど、ランチタイムは席にはお昼のメニューしか置いてなかったんですよね。どれどれ。
かに汐釜焼き、白いか刺身、もさえび、のど黒。。。
いいですねえ！値段もそこそこするけどｗ
そうこうしているうちに、特上海鮮丼が来ましたよ！
特上海鮮丼1620円のお味は？
来ました！お味噌汁と茶碗蒸し付きです。
なかなかのボリューム。
タコ、サーモン、海老、イカ、いくら、鮪赤身、ぶりなど。
ご飯の量も多すぎず、魚介は新鮮そのもの。
特にイカと、もさ海老と呼ばれる鳥取名産の海老が、ぷりぷりで甘くて、めちゃめちゃおいしかったです。
幻の海老と呼ばれることもあるんだとか……。
ごちそうさまでした！
【再訪したい度】★★★★☆ 十分においしかったけれど、口コミで見た内容よりやや落ちるかも。
お店の立地やサービスも良く、海鮮丼は十二分においしかったです。
しかし、食べログの口コミを読んで、少々ハードルを上げすぎていたかもしれません。
口コミで読んだ限りだと「えー！1600円でこんなに豪華なの？」という驚きがあったのですが、実際食べてみると
「1600円ならまあこのぐらいかな」
と思ってしまったと言いますか。。。
ただ、現時点で最も新しい口コミである2017年11月に訪問された方の口コミにも
ただし、レビュー書いている皆さんのには鮑や生牡蠣やら雲丹が入っているイメージでしたが、私のにはなし。明らかにネタの数量と質が違う。味噌が入った海老が2種あるとはいえ、期待はずれ。んー、皆さんのが羨ましい。同じ値段とは思えないなぁ。
とあり、私もまさにこの方と同じ気持ち……。
ただ、季節によってネタに違いはあるでしょうから、仕方ない部分もあるとは思います。
駅から本当にすぐですので「駅前でランチを食べる」選択肢としてはかなり良いと思います。私も、また別の季節に行ってみたいなあと思いました。
さて、ランチの後は電車で倉吉に向かいますよ！
行き先はもちろん、三朝温泉です。
