お題「#買って良かった2020 」
2020年は大変な年ではありましたが、山も旅もできる限り楽しみました
2020年も、まもなく終わりですね。
出かけられずにもどかしい日々を送った時期も長かったですが、できる限り密を避けながら、山も、温泉旅も楽しんだ1年でした。
2019年はテント泊の際に使う山道具や、山中で調理していただく食品類を多く紹介しましたが、2020年はさまざまな事情からテント泊の機会はわずかとなってしまい、購入したものも昨年とはテイストが変わったように思います。
参考に、2019年に買ってよかったものの記事はこちら↑です。
2020年に買った物については、4つに分類して紹介することにしました。
(1)山道具
(2)山でも旅で使えるアイテム
(3)ブログ執筆やテレワークに役立つアイテム
(4)飲み物・食べ物
分類ごとに、買ってよかったものを紹介していきたいと思います。
- 2020年は大変な年ではありましたが、山も旅もできる限り楽しみました
- 山道具で2020年に買ってよかったもの5つ
- 山でも旅で使える!2020年に買ってよかったもの6つ
- ブログ執筆やテレワークに役立つ買ってよかったもの6つ
- 飲み物・食べ物関連で買ってよかったもの6つ
- 多くの時間を著書の執筆&関連の作業に費やした1年でした
山道具で2020年に買ってよかったもの5つ
2019年までは、夏場はテント泊登山を楽しむことが多かったのですが、2020年は感染症対策のためにテント場が予約制になったり、かと思えば予約の必要のないテント場は大混雑したり。また夏には上高地のテント場が閉鎖されたりと、テント泊を楽しむにはなかなか厳しい状況が続きました。山小屋泊についても、宿泊可能な人数を絞っている小屋がほとんどなので、休前日については予約の難易度が上がっていたと思います。
その反面、東京都がGoToトラベルキャンペーンの対象外だった夏頃は、行楽シーズンにも関わらず、山あいの温泉宿には空室が目立ちました。そういった背景から2020年は「温泉宿に泊まって日帰り登山を楽しむ」という旅をする機会が、例年以上に多かったです。
2020年が始まったばかりの頃にこの記事↑を書いたのですが、2020年はまさに、このタイプの旅ばかりしていました。書いたときは、まさかそんなことになるとは思っていなかったのですが……。
そんな事情もあり、純粋な「山道具」の購入は2020年は少なめでしたが、その中から特に「買ってよかった」と思っているものをご紹介したいと思います。
OMM「Classic 32」
OMM(オリジナルマウンテンマラソン)の定番ザックです。OMMはイギリスのブランドで、トレイルランニングを始めとした山岳レースでも利用されることの多いブランドですね。
実は「2019年に買ってよかったもの」の記事で、これより1サイズ下の「classic25」をご紹介し「すごく気に入ったので1サイズ上のclassic32も買おうか迷っている」と結んでいたのですが……2020年に購入してしまいました!
フレームレスの軽量なザックだが、細かい調整不要でタフに使える
購入したきっかけは、classicシリーズのデザインが変更になったことです。
もし、新しいデザインのほうが好みだったなら32Lを今年買うことはなかったと思うのですが、旧デザインのほうが好みだったので、旧デザインのものが市場にあるうちにと思い、購入しました。
購入した旧デザインモデルはこちら↑
旧モデルのほうがどちらかと言えば無骨なデザインなんですけどね……。
まあ、もともとお洒落なザックではないので、中途半端にスタイリッシュになるよりもこっちのほうが好きだなと思ったのです。
OMMclassicのすばらしいところは、フレームレスで総重量720gとかなり軽量な部類のザックなのに、適当にパッキングしても大丈夫な懐の深さがあるところです。
トレイルランニング用の軽量ザック、他にもいくつか試してみたことがあるんですが、パッキングにちょっとコツが必要なんですよね。うまく詰められないと、背中に当たる部分がボコボコしてしまって気になったりするのですが……このザックは、わりと雑に詰めても普通に歩けます。
それと、容量がかなりたっぷり入ります。32Lということになっていますが、外側のメッシュ部分にもペットボトルやら衣類やら詰め込めるので、実質40Lぐらいは入るのではないかと。何しろ、夏山ではこのザックでテント泊する方もいるぐらいですからね。(私には無理ですけど)
それから、荷物を抜くとぺったんこになるので、旅行カバンの中に収納できるのが素晴らしいなと思います。私は旅行に行くとき、キャビンゼロの44Lのバックパックを持っていくことが多いのですが、classic32は、このバッグの中に畳んで持ち運ぶことができるのです。
classic32はいかにも登山用というデザインで、普段の服を着て背負うと似合わないのですが、大きめのカバンの中に畳んでいれることができるので「旅の途中で1日だけ日帰り登山をする」というような用途で使うのに、非常に便利でした。
アイスブレーカー「リュクスライト ロングスリーブ ポケットクルーストライプ」
いわゆる「ベースレイヤー」という、肌に直接触れるウェアについて、登山をする人は「化繊派」と「メリノウール派」に分かれることが多いのですが、私は完全なるメリノウール派です。
しかも「いろんなウェアを出しているメーカーのメリノウールは肌触りが良くないので、メリノウールのウェアを専門に出しているブランドの服しか信用しない」というこだわりを持った、ややめんどくさいメリノウール派です。でも、この主張はどうしても譲れない……。
ちなみに「メリノウールを専門に出しているブランド」だと私が認識しているのは「スマートウール」「アイスブレーカー」「Waipoua」など。2018年に一度撤退し、2019年に復活したと噂の「ibex」の商品も愛用していましたが、復活後の商品は、まだ日本には入ってきていないようですね。
ボトムスを選ばない白黒ボーダー&シルエットがきれい
ベースレイヤーは消耗品なので、今年も何枚か購入したのですが、その中でかなり気に入って着ていたのが、アイスブレーカーのストライプのTシャツです。長袖と半袖、両方買いました。
フィットしすぎない、わりとゆるっとしたデザインなところが気に入って、よく着ていましたね。白黒ボーダーだと、パンツの色を選ばないところも良いです。私が持っている登山用のパンツは「黒」「ベージュ」「カーキ」「紺」などがあるんですが、どのパンツとも合わせやすいのがいいですね。
同じシリーズで半袖のTシャツも持っているんですが、これもパンツの色を選ばないところと、袖がやや長めのデザインなところもよかったです。
夏は、半袖Tシャツに日焼け防止のためにアームカバーをするのですが、Tシャツの袖が短いとアームカバーと袖の間に隙間ができてしまって、変なところだけ日焼けをしてしまうんです……。でも、袖が長めのこのTシャツならそんなことも起こりにくいので、気に入って色違いで2枚、買ってしまいました。来年も売っていたらまた欲しいぐらいです。
イスカ「シルクシーツ レクタ」
最も2020年らしい買い物だったかもしれない、イスカのシルクシーツ。
2020年は、感染症対策のために山小屋に宿泊する際は「宿泊者自身がシュラフまたはシュラフカバー、シーツなどを持参」するよう求められることが多かったと思います。
山小屋では、シーツや枕カバーを毎日洗濯することは難しいため、肌に触れる寝具は自分で用意してください、ということですね。
冬であれば、シュラフを持っていってもいいかと思いますが、夏でなるべく荷物を減らしたいときなら、シーツ持参が便利です。
畳めばスマホサイズまでコンパクトになり、肌触りがとても良い
イスカの「シルクシーツ レクタ」は、畳んで収納袋に入れれば、一般的なスマートフォンサイズまでコンパクトになります。
また、付属している巾着型の収納袋の大きさも無理がなく「一度出したら最後、なかなか袋に詰められない!」などということもありません。(山道具ではこれ、けっこうありがちなのです)適当に畳んでもすんなり袋に入ります。
広げると封筒型のシュラフの形をしているので、シーツとシーツの間に寝ることになります。小さく畳んでいるのでしわしわですけど、人に見せるものでもないし機能的には変わらないので気にしません。
シルクのツルツルとした肌触りも気持ちよく、においも付きにくく、自宅で洗濯も可能です。
感染症対策以外でも、1枚持っているといろいろ便利なので、買ってよかったと思っている一品です。
Terra Nova「メリノタッチライナー 21MTL」
冬用の厚手のグローブの下に付ける、インナーのグローブのことを「ライナーグローブ」と呼びます。インナーにすることもあれば、それほど気温が低くない場所で単体で使用することもあります。
以前から使っていたものが傷んできたので買い換えたのですが、これがかなり良かったです。
メリノウール100%で肌触り良し、タッチパネルの感度も良好
S、M、L、LLの4サイズで(在庫があるのを見たことないけどSSもあるのかも?)展開されていますが、大人の女性の中でもやや手が小さめの私でもSサイズでフィットしました。
素材が「メリノウール100%」のため肌触りがとても良いのですが、メリノウール100%は強度が弱く傷みやすいことが多いもの。しかしこのライナーグローブは、厚手でいかにも丈夫そう。何度か使ってみた感触としてもそれなりに強度は高そうです。
親指・人差し指・中指の指先にはタッチパネルに反応する素材が貼られており、スマホの操作も問題ありません。肌触りと使い勝手が良く、それなりにタフに使えそうということで、無雪期の防寒具としても優秀でした。
ライナーグローブは冬山装備と捉えているお店が多いのか、春先になると店頭から消えてしまうことも多い山道具です。春以降も使いたいので、予備にもう1つ買っておこうかなと考えています。
グラナイトギア「eVentシルドライサック」
グラナイトギアの「衣類などを詰めて空気を抜いてコンパクトにできるスタッフサック」です。
以前からずっとお気に入りで、ブログでも何度も紹介していたのですが……数年前に購入したら素材が変わってしまったようで、空気がうまく抜けなくなってしまいました。
それでしばらくの間は、他社で同じ機能を持つスタッフサックを使っていたのですが、デザインや素材感はグラナイトギアのほうが好みで……以前の素材に戻らないかなと思っていたのです。
それで今年、アウトドアショップに立ち寄ったら、パッケージが以前と変わっている!
これは、中身も変わったのでは……?ということで、店員さんにお願いしてその場で試させてもらったところ、以前の素材に戻っていました!良かった!!というわけで再度購入して愛用しております。
こちらが新パッケージです。おそらくですが、このパッケージになっている商品は大丈夫なんじゃないかなと思います。
Amazonでも2018年のレビューで「素材が変わったのか空気が抜けなくて返品した」とあったので(私が購入した時期もその頃でした)一時期、不良品が出回っていた可能性もありますね……。
素材が元に戻り、収納ケースが改良されたので再購入!
商品としては、以前から愛用していたものと同じなんですが、パッケージが変わって良くなった点があるのでご紹介しますと……。
こちらが旧パッケージ。
開封後はメッシュ素材の小物入れとして使っていたのですが、裏側には商品の写真などが印刷されたままなので、時間が経つと色あせてきたりしていました。
まあ「パッケージをポーチとして使う」のは本来の利用方法ではなく、おまけ的な使い方なんだから仕方ないよね、と思っていたのですが、なんとこの部分が改良されていたのです!
こちらが新パッケージ↓
あれ?カラー印刷部分はミシン目が入っていて、簡単に切り離せます!そしてその裏にはオレンジのナイロン素材が。
印刷部分を取り除くと、さっきまで商品が入っていたとは思えない、オレンジと黒のメッシュポーチになりました。
何これ、おまけなのにかわいいし、カラビナでぶら下げたりもできるしすごく使える……。
というわけで、新パッケージのeVentシルドライサックはかなり有用だと思いますので、別のサイズも買い集めたいと思っています。
山でも旅で使える!2020年に買ってよかったもの6つ
2020年は「温泉宿+日帰り登山」な旅をよくしていたので「ちょこっとハイキングぐらいはできて、街でも違和感のない」ウェアやバッグを重宝しました。
モンベル 「レディース クリマプラス ニットカーディガン」
「クリマプラス」という、登山用フリースでも使われている素材を使用した中間着です。フリース素材ですが、見た目はニットっぽいですね。
旅館に宿泊する際も登山用フリースを羽織ることもあるのですが、合わせる服を選ぶデザインではあるので、癖のないカーディガンタイプのこのウェアは重宝しました。
赤・紺・グレーという色展開とデザインもよかった
私は赤を購入しましたが、他に紺とグレーがあり、どの色も合わせやすくかわいかったです。モンベルのロゴも、そこまで目立たないのがいいですね・笑
実は、普段はそこまでモンベルの商品をチェックしていないのですが(直営店以外にあまり置いてないですし……)2020年は、GoToトラベルキャンペーンを利用して有馬温泉に宿泊&六甲山に登りまして、有馬温泉のモンベルショップで地域共通クーポンが使えると聞いて寄ってみたところ、こちらの商品と巡り会ったのでした。
レストランと宿泊施設が併設された、山小屋のようなかわいいお店でした。このレストランにも今度立ち寄ってみたいです。
BEAMS「星柄ナイロンボストンM」
山でも旅でも、メインのかばんは「リュック」なことがほとんどなんですが、出先でお土産を買ったりして、荷物が入りきらなくなることはわりとよくあります。
サブのバッグとして2020年重宝したのが、BEAMSのナイロンボストンです。
畳むとコンパクトだが丈夫で、星の模様がかわいい
一番長い辺が42センチあるダッフル型で、A4サイズのノートPCも余裕で入りますし、1泊2日の旅行ならこれ1つでOKなサイズ感です。
斜めがけにできる長めのストラップとショルダーストラップが両方ついており、どちらのストラップも丈夫なので、荷物が重くなっても問題ないのがうれしいポイント。
折りたたみ可能なバッグって「ストラップとバッグの接続部分」からダメになることが多いのですが、このバッグはかなり頑丈に縫い付けてあり、耐久力がありそうです。バッグ自体の素材にも厚みがあります。
内ポケットにバッグ全体を収納すると、スマホより少し大きいぐらいのサイズまでコンパクトになります。畳むのも難しくないし、黒地にうっすらと星柄が浮かび上がる控えめな柄もかわいくてお気に入りです。
サブバッグとして、登山や温泉旅の際にリュックの底に必ず潜り込ませています。
フェニックス 「Snowscape Insulationジャケット」
アウトドア・スキーウェアメーカーのフェニックスから出ている、中綿入りのジャケットです。
これまで、ガチな登山が行程に入っていない冬の旅では、ダウンジャケットをアウターにすることが多かったのですが、黒いニットの上にダウンを羽織ると、中の羽が出てきてニットに付くのでみっともないなと思っていたんですよね……。
それで「ダウン素材ではない、暖かくて動きやすいアウターはないものか」と思って探し当てたのが、この中綿入りのマウンテンジャケットです。
街で着ても違和感ないマウンテンジャケットだが、実は雪山仕様
デザインはよくあるマウンテンジャケットで、色もよくあるカーキ。
私服にも合わせやすいですし、街で着ても違和感はないのですが、実はこのジャケット、スノーアクティビティにも対応可能な仕様になっています。
スキー・スノボウェアメーカーのジャケットなので「タウンユースも考慮しつつ、様々なスノーシーンにも対応できる」ことをコンセプトに作られたものだそうです。
建物内で着ていると暑いぐらいに暖かいので、登山では汗冷えするので着れないですが、雪道を散歩するのにはもってこいでした。
先日、雪の積もった温泉地をこれを着て散歩しましたが、まったく寒さを感じませんでした。これからもしばらく重宝しそうです。
GRAMICCI × BEAMS BOY「別注 細コーデュロイ テーパード パンツ」
登山を予定していない旅であっても、途中で「ちょっとあっちの滝まで歩いて行ってみよう」というようなことをやりがちなので「動きやすいパンツスタイル」で旅に出たいといつも思っています。
でも、登山用パンツっていかにも「登山用」というシルエットをしていて、街着のトップスと合わなかったりするので「アウトドアメーカーが作る普段用のパンツ」ってないものかなとよく探しています。
ノースフェイスにはその手のパンツがラインナップされていることが多く、夏はノースフェイスのパンツを愛用していたんですが、冬になって「もっと暖かい素材の動きやすいパンツ」を探して見つけたのがこれでした。
クライミングメーカーGRAMICCIにBEAMSが別注したパンツ
伸縮性のあるコーデュロイパンツで、ゆったりめのシルエット。動きやすいし暖かく、トップスも合わせやすいのでけっこう気に入っています。色も茶系で癖がなくて良いです。
履いている写真を撮っていないので、撮影したら追加しますね。
サボリーノ「目ざまシート 5枚入り」
「洗顔+スキンケア+保湿下地」が、シートパック1枚で終了するという時短コスメ。
32枚入りのものを買って、自宅でテレワークの前なんかに使っていたのですが、5枚入りの使い切りパックがあると知り、登山や旅の際に使っています。
山小屋・テント泊でシートパック1枚でスキンケアが終わるのはすばらしい
山では水は貴重ですので、山中に泊まるときに水でジャブジャブ顔を洗える場所は多くありません。また、水で洗うことはできたとしても、石けんを使うこともできません。
なので、これまでは「拭き取りタイプの洗顔もできる化粧水」とコットンを持参して使っていたのですが、このシートパックがあればさらにお手入れが楽になる上に、すーっとする爽快感があるので「顔を洗った」気分になれるのがうれしいです。
温泉旅では普通に顔を洗いますので、使うことはあまりないのですが「山道具」というわけではないのでこちらで紹介しました。朝早い出発のときなんかは、旅行中でも便利ですね。
クリアラスト「フェイスパウダー ハイカバー 白肌オークル」
2020年は常にマスクをしていたこともあり、旅先でも山でも、あんまりしっかりメイクはしていません。
ちなみに「登山時のメイクのコツ」についてはこちらの記事↓に書いていますが……。
現在は、ベースメイクについては「とりあえずUVカット効果が高くて、それなりに粗を隠してくれる安いやつでいいや」ということで探しまして、見つけたのがこちらの商品です。
付属のパフで軽めに付けやすい&UVカット効果が高い
色つきのフェイスパウダーで、コンパクトの中に付属のパフがセットされている商品です。色は、私は「白肌オークル」を選びましたが、いくつか種類があるようです。
軽く付けやすいタイプのパフなので、厚付きになりにくいし、薄付きでもそれなりにカバー力が高いのが気に入っています。
ブログ執筆やテレワークに役立つ買ってよかったもの6つ
2019年までは、自宅で仕事をしたり執筆することがほとんどなかった私ですが、テレワークの機会が増えたことで、自宅でPC作業をする環境を整えることになりました。
また、ブログの更新は少なめでしたが、秋ごろまで著書の執筆と関連作業を行っていたので、作業を円滑に進めるために購入したものも多かったです。
ブログを始めとした原稿執筆とテレワークなどのPC作業に関連する、買ってよかったものをピックアップしました。
GelLight「ゲルシートクッション」
自宅作業用に椅子も購入したのですが、座面が薄くて腰に負担がかかる気がしたので、クッション性の高い座布団を購入することにしました。
「卵が割れない」「無重力」などが売りのハニカム構造のジェルクッション
通販番組などでもよく見る「卵が割れない」とか「無重力」などを売りにしているハニカム構造のクッションです。類似品もたくさん出ていまして、実はこれの前に別のクッションも購入したのですが、商品毎に厚さ・大きさが違うため座り心地も異なります。
私は、リンク先の商品が一番気に入って、使い続けています。
気に入っているポイントは、クッション自体の厚みは2.8cmと薄めなのに、座り心地が良いことです。類似品で、5cmとか7cmとか、分厚いものもたくさん出ているのですが、あまり厚みがあると椅子自体の座り心地が変わってしまい、座面を一番低くしても足が床に付かなくなってしまったりするんですよね。2.8cmのこちらなら許容範囲でした。
また、付属している黒いカバーも、滑り止め加工がしてあって、座っているときにずれにくい点も気に入っています。使い続けてへたってきたら、また同じクッションを買うつもりです。
サンワサプライ「USBスリムキーボード SKB-SL18BKN」
ノートPCのキーボードで入力することに慣れていたのですが、自宅ではPCにモニターを接続して作業することにしたので、キーボードが必要だなということで購入しました。
有線のUSB接続でコンパクトでパンタグラフ式
こだわったのは「有線接続であること」と「テンキーがないコンパクトなタイプ」で「ノートパソコンと同じパンタグラフ式で、キー配列も同じ」であるという3点でした。
Bluetooth接続の周辺機器は、突然ペアリングが外れてしまったりするので昔から苦手で……あとは「ノートPCを持ち運んで外で作業」する機会は今後もあると思うので、自宅の環境をノートPCの環境と大きく変えたくない、というのがこだわりポイントでした。
それらの条件を満たすいくつかの条件の中から、口コミの評価がそこそこ高かったこちらの商品を購入したところ、特に不満もなく利用し続けています。
3000円前後と値段も高くはないので、良い買い物ができたと思っている一品です。
グレゴリー「エンベロープポーチ B4」
グレゴリーから出ている、特に用途は限定されていない四角形の薄型ポーチです。
一応、公式には「名刺やノート、書類などを収納」するポーチとされているようですが「書類を収納しやすいポケットがある」ということは特になく、ただのナイロン素材の平べったいポーチです。
クッション素材の入っていない、嵩張らないPCケースが欲しかった
市販のPCケースって、クッションが入っていることが多いんですけど、あれ、不要なんだよなーといつも思っていたのです。
というのは「PCを入れるポケット」がついているリュックを使っていると、リュックのポケット自体にクッション素材が入っていることが多いんです。つまり、クッション素材のポケットの中に、クッション素材のケースに入れたPCを入れると、なんか嵩張るなあと……。
リュックのポケットに、ケースに入れないで直接ノートPCを入れればいいのかもしれません。そうしている人も見たことはあるのですが、雨の日のことなんかを考えると、素のまま収納はなんか不安なんですよね。クッション素材のまったくない、若干防水だけしてくれるペラペラのPCケースはないものか……?と探したところ、これがどんぴしゃだったのです。
グレゴリーのロゴが入っている以外はシンプルなデザインなのもよいです。
ちなみにこのポーチ「A4」と銘打っているものあるのですが、注意点として「A4サイズノートPCはA4ポーチには入らない」ことがあります。レビューでもわかりにくいと言われていましたが……A4サイズノートPCを収納するためには「B4」のポーチを購入する必要があるのです。写真はB4で、A4サイズノートがぴったり収まりました。
メインのポケットとは別に、裏側はメッシュのポケットになっていまして、こちらにマウスやACアダプターを入れられるのも便利です。
嵩張らず、理想的なPCケースが見つかって、かなり満足しています。
Apple「第4世代iPad Air 10.9インチ&Apple Pencil2」
2020年に発表された第4世代iPadAir。
買ってからまだ日も浅いので、執筆や仕事で多用しているわけではないのですが、これからきっと役に立つはずですし、買ってよかった買い物なことは間違いないのでピックアップしました。
1年前に購入したiPadmini5で原稿の校正をしたのが大変だった
実は私、2019年にiPad mini5を購入しまして、こういう記事も書いています。
旅先で電子書籍を読んだり動画を見たりするために、iPadminiは欠かせない存在ではあるのですが、サイズが小さいので、がっつり作業するには向いていないなと思っていました。
しかし2020年、著書の校正作業をする際に「紙に印刷したものに赤ペンを入れる」のと「PDFにiPad+ApplePencilでチェックを入れる」という2つのやり方があると聞き、私は迷わずPDF上での作業を選んだのです。
だって、ApplePencilで書いたものは書き損じても修正がききますが、紙に赤ペンを入れて校正したら、誰も読めないような汚いものになってしまいそうで、恐ろしかったんですよね。
「紙じゃないと校正した気がしない」という方も多いとは聞きますが、私は「紙で校正作業」をしたことがなかったので、PDF上での校正にすぐ馴染めました。ですが、iPadminiは、ガチで校正作業をやるには画面が小さかったのです……。
拡大縮小ができるとは言え「画面サイズの大きいiPadがあったらもっと楽だったのに!」とずっと考えていました。
校正作業の真っ最中に、新しいiPadAirの発表があり「今すぐ欲しい!」と思ったのですが、発売開始は校了後でした……。結局、著書の校正は最後までiPadmini5で作業をしたのですが、発売後に自分へのご褒美としてiPadAirを購入したのです。今は、読書と動画鑑賞とWeb閲覧でしか使っていませんが、いつかこのiPadAirが役に立つ日も来るかもしれません。なんか絵でも描こうかしら……。
とりあえず、画面サイズが大きくなって漫画を見開きでストレスなく読めるのは素晴らしいなと思いつつ、読書に励んでいます。
Wonzir「iPad Air 4 ケース」
iPadAir用のケースです。
iPadmini5でも同じメーカーのものを購入して、かなり気に入って使っているので、同じところから出ているケースを探して買いました。
ApplePencilを収納可能&ケースを付けたままで指紋認証が可能
気に入っているポイントの1つは、ApplePencilをケース内にきっちり収納できることです。このように、Pencilを収納しておくスペースがケース内に用意されています。
第4世代iPadAirに対応するApplePencilは、磁石でiPad本体にくっつくタイプなので、こうやってケースに一緒に入れておくだけで、勝手にPencilが充電されているのもすばらしいなと思っています。
また、第4世代iPadAirはホームボタンがなくなり、指紋認証はトップボタンで行うのですが、ケースによってはトップボタンに干渉してしまって指紋認証ができなくなってしまうこともあるようです。
ですがこちらのケースは、しっかりトップボタン周りにスペースがあって、問題なく認証可能でした。
ただ、このケースには「オートスリープ/オートウェイク」機能はありません。私はもともと重視していない機能だったので気にしませんでしたが、この機能が必須の場合は違うケースを選んだほうが良いと思います。
SEIKO CLOCK「電波時計 掛置兼用時計 SQ431B」
執筆や仕事に直接関わるわけではないですが、テレワークで在宅時間が長かった春に購入して「買ってよかった!」と思ったアイテムです。
こちらに記事も書いています。
購入してかなり経ちましたが、今も生活に欠かせないアイテムです。
このご時世だし、室内が寒いか暑いか、乾燥しているかを正確に把握したい
電波時計と温度・湿度計が付いていて、壁掛けでも卓上でも使えます。私は壁掛けで使用しています。
デザインがいまいち……と思われる方もいるようですが、見やすいので私はけっこう好きです。数値も、体感としてはかなり正確に計測できているように思います。
「今日なんか寒いな……」と感じるとき、それが体調のせいなのか実際に気温が低いのか、ちゃんと知りたいなというのが購入のきっかけでした。
冬になり、室内の乾燥も気になってきましたので、湿度計についても便利に使っています。
飲み物・食べ物関連で買ってよかったもの6つ
2019年までは「飲み物・食べ物」ではもっぱら「山で食べる行動食やお酒」を紹介していたのですが、2020年は在宅時間が長かったこともあり、自宅で食べるものや、調理器具が多くなりました。
自宅ではほとんどお酒を飲まないので、コーヒーに関連したアイテムが多くなりましたね。
こうじや里村「冷蔵庫で育てる熟成ぬか床800g スタートセット」
テレワーク中はとにかくぬか漬けを漬けていました。
漬け始めたきっかけや、気に入っているレシピなどをまとめた記事も書いていますので、興味を持たれた方はこちらをご覧ください。
始める前に想像していたよりもゆるく続けられそうでうれしい
ぬか漬けは、以前からやってみたかったのですが、外食の機会が多かったので漬けても食べられなさそうだし、毎日漬けるのも大変そうだし……と思って、なかなか手をだせずにいました。
在宅時間が長くなったので「今なら多少は続けられるかな?」と思い「1000円で始められるから、面倒になったらやめればいいや」と思い、冷蔵庫漬け専用のぬか床を購入しました。
最初のうちは夢中になっていろいろな食材を漬けました。特に気に入っているのは「オクラ」「りんご」「長いも」「ゆで卵」「みょうが」などでしょうか。
今は、食べたいときだけ漬けるような感じですが、毎日漬けて毎日食べなくても続けていけそうとわかって良かったです。1000円のぬか床で、こんなに楽しめるとは思ってもみませんでした。
こうじや里村「お米と米麹でつくったあまざけ125ml×30本」
先にご紹介したぬか床と、同じショップで販売されている甘酒です。
実は、もともと甘酒のほうを購入して、それがとてもおいしかったので「このお店で売っているぬか床ならきっと、いいものなんじゃないか」と思って、ぬか床も購入したという流れでした。
米と米こうじだけの自然な甘さ。アイスコーヒーに入れるのがおすすめ!
市販の甘酒は加糖されているものも多いですが、こちらは米と米こうじだけで作られており、自然な甘みです。あまりドロドロしていなくてさらっとしているのも気に入っています。
そのまま飲んでもおいしいのですが、気に入っているのはアイスコーヒーに足して飲むことです。苦みの強いアイスコーヒーが夏になると飲みたくなるんですけど、飲んでいるうちに飽きてくるんですよね……。牛乳が飲めないので、豆乳を入れたりしていましたが、あんまり味が合わないなと思ったりもして。
それで「甘酒はコーヒーに入れてもおいしい」という話を聞き、試してみたところ本当においしかったんです。すべての甘酒がコーヒーに合うわけではなく、いくつかの種類を試したうち、こちらの甘酒が一番よく合いました。
今も、コーヒーミルク代わりに必ずストックしています。
マルコメ「フリーズドライ 米糀からつくった甘酒」
また甘酒ですが……こちらはフリーズドライ食品。
乾燥してキューブ状になっている甘酒を、80CCのお湯で溶くと甘酒になる、というものですが……私はこれも、コーヒーに入れてしまってます。
フリーズドライの甘酒は、ホットコーヒーに入れる
液体の甘酒は、冷蔵庫で冷やしておいてアイスコーヒーに入れていたのですが、ホットコーヒーに入れるとなると、甘酒をレンジで温めなければなりません。それが面倒くさいなと思ったので「フリーズドライの甘酒ってなかったっけか……」と思って探したら、あったのです!
お湯で割って飲んでもおいしい甘酒でしたが、コーヒーの味が「なんか思ってたんと違う」風になってしまったとき、味を変えるために入れたりしています。軽いので、山にも持っていけるのがいいですね。
HARIO「V60温度調節付きパワーケトル・ヴォーノ」
コーヒーの話ばかりで恐縮ですが……家で仕事しているとつい、凝ってしまうんですよね……。
設定温度で15分間キープしてくれるのがとても便利
以前は、やかんで湧かしたお湯に温度計を入れて、ちょうどいい温度まで冷めたタイミングで淹れていたのですが、洗い物なんかしているうちに、ちょうどいい温度より下がってしまって「おおぅ……」ということがかなりありました。
この「パワーケトルヴォーノ」は、設定した温度で15分間保温を続けてくれるので、いつでも適温でコーヒーを淹れることができます。
デザインは、ハリオのコーヒーケトルそのまんまです。
もともと、これと同じ形のケトルを使ってお湯を沸かしていたので、使い勝手も同じで楽でした。
保温時間が15分限定なのも「コーヒーを淹れようと思ってお湯を沸かしたけどそのまま忘れてしまった」なんてことをやりがちな私にはちょうど良かったです。今やなくてはならない存在です。
wilfa「SVART Nymalt」
またコーヒーですが……こちらはコーヒーミルです。
「みるっこ」などの高価なコーヒーミルに憧れがあったものの、あちらは高額な上にサイズも大きいので「我が家の狭いキッチンには置く場所がないわ」と思って諦め、安価なミルを使い続けていたのですが。
毎日毎日、自宅でコーヒーを淹れていたら「安いミルでは挽きムラが大きいこと」が気になってきまして……「サイズも値段も手頃な、もうちょっといいミルはないものか?」と調べたところ、あったのです!
2万円ちょいでコンパクト、お手入れも簡単!
お値段は2万円ちょっとですが、みるっこなどは5万近くしますので、それに比べると手頃に感じます。
会社の近所にある、ときどきコーヒーを買いに行っていたお店のバリスタの方も、自宅ではこのミルを使っている、という話も購入の決め手になりました。
コンパクトさがわかる写真を掲載したいところなのですが……後ほど撮って載せようかな……。
挽きムラも本当に少なくて、粉があちこちに飛び散ることもないし、お手入れも簡単、同じ豆で淹れても、以前よりもコーヒーの味がランクアップしました。本当に買って良かった!と思っている一品です。
Thermos「真空断熱マグカップ 0.35L」
最後にご紹介するのは、350MLのやや大きめのマグカップです。
自宅ではこのぐらいのサイズが使いやすいと思っています。
凹凸が少ないので洗いやすく、デザインが良い保温マグ
魔法瓶で有名なサーモスの、断熱素材で作られたマグカップ。
蓋が付属していますが密閉性はなく、載せておくだけの蓋です。
とは言えそれなりに保温してくれますし、デザインがよくて洗いやすいので、白と黒、色違いで購入してしまいました。
もちろん、冷たいものも保温してくれますので、夏は氷が溶けにくく、マグの周辺に水滴が付かないのもいいですね。気に入って毎日使っています。
多くの時間を著書の執筆&関連の作業に費やした1年でした
振り返ると、2020年は著書の執筆と、その関連作業に多くの時間を費やした1年でした。
こんな機会は今後なかなかないと思います。いろいろありましたが、貴重な経験をさせていただきました。
とは言え、2021年はもっとブログをしっかり更新していきたい……と、この記事を書きつつ決意を新たにしました。
「ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山」をお読みいただいたみなさま、ありがとうございました!
そして、改めて「ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山」を手に取っていただき、お読みいただいたみなさま、ありがとうございました!
もし、まだ読んでいないけれど、この記事を読んで興味を持った方がいらしたら、機会がありましたら手に取っていただけたらうれしいです。
2020年はありがとうございました。2021年もどうぞよろしくお願いいたします。