温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

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登山女子、かつ女一人旅ブロガーの私が2018年に買ってよかったもの

今年も山に登って温泉に入り、ブログを書いた1年でした

2018年も、もうすぐ終わりですね。
登山も温泉旅もブログも、始めてから何年も経っているのだから、今更新たに買い足したものなんてあったっけ?と思いつつ、振り返ってみたら今年もけっこういろいろ買い物してました……。

ちなみに昨年の記事がこちらです。

今年も、昨年の記事中の分類を概ね踏襲し

山道具のお買い物
でもでも使えるお買い物
山で飲むお酒のお買い物
ブロガーとしてのお買い物

の4つに分けて、買ってよかったものをご紹介したいと思います。

山道具で2018年に買ってよかったもの7つ

思い返すと、2018年は純粋な「登山ギア」はあんまり購入しない年だったように思います。
日帰り登山から小屋泊、テント泊、雪山とステップアップする毎にどどんと道具が増える傾向はかつてありましたが、私の登山スタイルはここ4年ぐらいほとんど変わっていません。人によってはここから沢登りや岩登りを始める方もいると思いますが、私はそういう方向には行かなかったので「新たに買いそろえなければならない道具」というものはもう何年もなく、買ったはいいけどあまり気に入っていなかったものや消耗品を買い換えるぐらい……。

なので今回ご紹介する6品は、かなり厳選されたギアと言えるかもしれません。もう十分いろんなギアを持っている私が、今年我慢できずに買ってしまった山道具をご紹介したいと思います。

ペツル「ノクティライト

先日公開されたマネ会の記事でも「2018年に買ってよかった登山アイテム」として紹介させていただいた、ヘッドランプの収納ケースです。

ノクティライト自体が光を発するわけではなく、手持ちのペツルのヘッドランプを中に収納するとランタンとして使用でき、そのまま収納ケースとして持ち運びもできると言うもの。

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収納したままボタンを押して、ヘッドランプを操作することができます。

ヘッドランプをそのまま使うよりも、ノクティライトに収納して使ったほうが光が広範囲に、柔らかく拡散されるのですね。

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左がヘッドランプ・右がノクティライトに収納したもの

類似の商品はこれまでもありましたが、収納ケース兼用なことと、いつも愛用しているペツルから出た商品だということが、購入の決め手となりました。

けっこう、ケースとしても優秀なんですよね。ザックの中に押し込んでも変形しないので、うっかり電源スイッチが入ってしまったりするのも防止できますし。

登山をしない方でも、非常用持ち出し袋などに入れておけばいざというときに役に立つのではないかなと思います。

Evernew「エバニュー チタンマグポット500」 

これ、購入自体は2017年だったような気もするのですけど、2017年の買ってよかったものでは紹介していなかったですし、今年かなり愛用していて「買ってよかったわ……」と心から思った商品でしたので、今回ご紹介したいと思います。

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チタン性の軽量コンパクトなクッカーで、容量はMAXで500ml。
ですが、クッカーのふちぎりぎりまで入れて500mlなので、実際に500mlのお湯が湧かせるわけではありません。

110gの、一番小さいサイズのガスカートリッジがぴったり納まる大きさです。
持ち手のところはむき出しのままですが、蓋の取っ手は熱くならないよう、シリコンで覆われています。だから取っ手が赤い。

使用するのは専ら小屋泊のとき。愛用しているTHERMOSのケータイマグが、350mlのものなので、その分量のお湯を湧かすにはちょうどいいし。

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棒ラーメンがギリギリ作れる大きさなので、ラーメンを作るのと。

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あとは、ドリップパックのコーヒーを淹れるのに、お湯を湧かすとき。

・チタンマグポット500
SOTOのウィンドマスター
スノーピークのチタンダブルマグ 300

の3点セットが、私の山行スタイルにはぴったりあっていて、山小屋泊や日帰り登山時の定番セットとなりました。

以前は、スノーピークのチタンシングルマグ450を、クッカー代わりに使っていたこともあったのですけど

(1)蓋があったほうが早くお湯が湧く気がする
(2)注ぎ口があるので水筒にお湯を移しやすい&コーヒー淹れやすい
(3)内側に目盛りがあるので水量を調節しやすい

などの理由から、チタンマグポット500最強だな!という結論に、現在は至っています。本体75gと大変軽量なところも長所ですが、軽すぎて「変形しないかな?」と不安に思うこともあり……でも、今のところガンガン使っても変形はしていないですね。

カリマー「リッジ30 2018年限定 Limited Model

何を隠そう……私が初めて買った登山用ザックはカリマーの「リッジ40」でした。
とてもすばらしいザックだと今でも思っているのですが、後になって「もう1サイズ小さい『リッジ30』にしておけば良かったかも」と思ったりもして。そのあたりのことは以前寄稿したこの記事なんかにも書いておりますが……。

実は、最初に購入したザックはカリマーのリッジでしたが、それ以降買い足したザックは「グレゴリー」「オスプレー」「ドイター」「グラナイトギア」などのもので、カリマーのザックはしばらく使っていませんでした。が、2018年にひさびさに、カリマーのザックを買い足してしまったのです。それが、今回ご紹介する「2018年限定リミテッドモデル」のリッジ30です。

機能はいつも通りのリッジなんですが「黒一色」と「紺一色」というシンプルなカラーリングで、ロゴマークやステッチの色すらも同色なのです。このデザインの美しさにしびれて、30Lクラスのザックを既に2つ持っているにもかかわらず、買ってしまいました。

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私が購入したのは「黒」の「タイプ1」です。
タイプ1、タイプ2というのは背面長の長さでして、女性向けの背面長が短めのものがタイプ1になります。

本当かどうかわかりませんが「黒いザックや服はハチの標的になりやすい」と言われたりしますので、これまで避けていたんですけど……まあ、30Lのザックはほかにもあるし、それならいつもは選ばないようなやつを選んでしまえ!というわけで黒に。

そんな購入動機ですのでまだ山では使っていなかったりするのですが、今度、キャバ嬢と一緒に旅行するときにでも使おうかなと。彼女もリッジ30を持っているので、おそろで旅するのも楽しかろう。

というわけで、まだ使っていない商品で恐縮ですが、機能のほうはお墨付きですし、2019年に紹介しても、もう売ってない可能性が高いので今回ご紹介しました。

グレゴリー「DEVA 70

またしてもザック……。実はこれも、購入は2017年の11月でした。ただ私、積雪期はテント泊をしないもので、初めて使ってのは2018年に入ってから、それもお盆休みに北穂高岳を登ったときのことでした。

このときですね。というわけで今回ご紹介させていただきます。

「ディバ」はグレゴリーから出ている大型ザックの女性向けのシリーズです。男性向けだと「バルトロ」なところの女性向け版ですね。

実は、7年ほど前に初めて買ったテント泊用のザックも、グレゴリーのディバだったのです。購入後3年ほど使用したのですが「ザック自体が重い」「60Lって謳ってるけどそんなに入らない」「ぎっしり荷物詰めて歩くとギシギシきしむような音がする」「長時間歩くと腰が痛くなる」などいろいろと不満が出てきてしまい、オスプレーの「エーリエル」なるモデルに買い換えました。

ずっとエーリエルを使っていてさほど大きな不満はなかったのですが、2017年にエーリエルはモデルチェンジしてしまい、新しいモデルは私の嫌いな「背面メッシュ構造」になってしまったのです!これでは、次に買い換えたいときが来てもエーリエルは候補に入れられないよ!どうしよう……。

と思っていた2017年の11月に「来年はグレゴリーのバルトロ/ディバがモデルチェンジするため、セールになっている」という情報を入手し、3割引きで思わず購入してしまったわけで。なにしろ、定価4万円するザックなので、3割引きは大きかったのですよ……。

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というわけで、2018年の夏、初めてディバ70を背負って涸沢に向かいました。
ディバは50L、60L、70L、80Lと4つのモデルが出ていたのですが(現在は50はないかもしれない)50L、60Lで済む荷物ならここまでゴツいザックじゃなくてもいいか……と思い。あとは「グレゴリーは謳っている数値よりも実際の容量が小さい」傾向があると思っていたので、70Lに。80Lでも良かったんですが、買いに行ったお店では在庫がなかったのです。

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で、使ってみたところ、思った以上に背負い心地が良く、また、ウエストベルトのポケットが以前より大きくなっていたり、ボトルホルダーが使いやすくなっていたり、ザックカバーが内蔵になっていたり、ハイドレーションポケットを取り外してサブザックとして使えたりと、細かな機能が以前よりグレードアップしていて、使いやすくなっていました。最初から70Lを選んだことで容量が不足することもなかったです。買ってよかった!!!

しかし、悲しいことにバルトロ/ディバも、オスプレーに追随するかのように2018年のモデルチェンジで「背面メッシュ」になってしまい、デザインもなんとなくオスプレーに寄ってきてしまいました。なんと言うことだ……。

今のディバって、こういう感じのデザインになってしまって……なんか、私が買ったときと違うんですよ……前のほうが良かった!!!

楽天なんかだと、今もギリギリ2017年モデルを売っているところもありますが、今はあまり出回っていないモデルを「買ってよかった!」と勧めるのどうなんだろ……とも思いつつ「できればグレゴリーさん!考え直して2017年モデルの方向性に戻して!」との願いを込めて、今回ご紹介しました。

ちなみに↓の楽天市場のリンクから、私が購入した2017年モデルが「OutdoorStyle サンデーマウンテン」というお店で3万円ちょいで買えます。値引率もなかなか良いので、欲しいかも……と思った方はチェックしてみてください。

NANGA「オリジナル ダウンパンツ

ダウンパンツは、初めて冬山で山小屋泊をしたときに必要性を感じて、マーモットのものを購入していました。今から7年ほど前のことでしょうか。

それからずっと使っていたのですが「案外嵩張ること」と「履いたときのシルエットが格好よくないので、寝る直前までできれば履きたくないこと」が気になっており「もうちょいダウンの量少なめでもいいから、コンパクトになってシルエットがきれいなダウンパンツないかなー」と考えていたところ、ちょうどいいのがありました。

山クラスタの方にはお馴染みの「NANGA」なる国内メーカーの別注モデルです。

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畳んで、付属の収納袋に入れると、こんなに小さくなります。
広げてみる。

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え?これ、ダウンパンツなの?というデザインなんですよね。特にグレーのやつは、あの「いかにもダウン」な生地の光沢がないので、服に合わせやすいです。

ただ、ダウンパンツの中ではダウンの量は少ないほうだと思うので、たぶん雪山テント泊なんかだとこれはちょっときついでしょう。小屋泊ならまあ、このぐらいで十分快適でした。

ナンガには「TAKIBI」という、表面に燃えにくい特殊な素材を使ったシリーズがあり、文字通り、キャンプで焚き火をする人用のものだと思うのですが、それのデザインがなかなかいいなって思っていたんです。

こういうの。

でも、2万円以上するし……登山で利用するなら燃えにくい素材である必要もないのに、デザインだけでTAKIBIを買うのなんかもったいなくない?デザインはTAKIBIっぽいけど、素材は普通のもっと安いダウンパンツないのかなー、と思って見つけたのが今回ご紹介した別注モデルでした。

1万5800円という、登山用ダウンパンツの中では平均的な値段で買えます。(実は私は、セールでもうちょい安いときに購入したのですが……)
ユニセックスモデルなのでサイズ選びが難しいところですが、私(身長161cm)は「アルパインライトパンツなどの登山用のボトムスの上に重ねて履く」ことを想定してMサイズを購入し、ちょうどよかったです。

ピークデザイン「キャプチャー CP-S-3

この後また出てきますが、2018年は私、カメラ周りにけっこう投資したんですよ……いろいろありまして。

で、山行時に持ち歩くカメラが以前よりも少し大きくなり、肩掛けでぶらぶらさせておくのはしんどくなったので、どうにかしないと……と思い、購入したのがこれです。

参考にさせていただいたのはもちろん、OKPさんのブログのこちらの記事。

ちなみに、上記の記事をお読みいただくとわかりますがこちらの商品、本来の使い方は「ショルダーベルトに装着して胸の上にカメラを取りつける」ものです。

しかし、女子である私がこの使い方をしたところ「なんかバストにカメラがあたって苦しい」と思ってしまい……かなり亜流ですが私「ウエストベルトに装着」して使っています。

この写真でイメージ湧くかどうかわかりませんが、こういうことです。

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あれ?なんかネジ1個取れてるな……。

使い方としては「斜めがけ用の長めのカメラストラップ」を着けてカメラを首にかけ、斜めがけにはせずに、ウエストベルトにつけたキャプチャーにカメラを固定しています。

首にも多少は重量がかかりますが、多くはウエストベルトに支えてもらってるため、そんなに疲れないし、大変な岩場以外なら歩きにくいいうこともないです。
「岩と岩の間をくぐり抜けていくような狭い道」
のときはちょっと難儀しますけどね……。

このあたりについては、1記事書こうと思っている間に時間が過ぎてしまいました。いつも1人登山なので、実際にカメラを装着している姿を撮影するのが面倒で・笑

とは言え、前のバージョンを使っていないので違いはわかりませんが、OKPさんのレポートにあったとおり、新型キャプチャーはカメラの着脱はかなりスムーズだと思います。正直予想していた以上でした。

カシオ「プロトレックPRW-3100Y-1JF

珍しく、購入時にブログに記事も書いた、登山用の時計です。

購入に至る経緯などはこちらの記事をお読みいただけたらと思います。
決め手がデザイン、購入したのが12月初旬ですので、まだまだ使いこなせているとは言いがたいですが、一つ言えるのは「電波時計って思った以上に便利だな」ということ。

今、帰省中なのですが、乗換などで正確な時刻を知りたいことがけっこうあるので、今回はプロトレックと共に帰省しています。「山用時計は山でしか使わない!」と決めていた私にとってこれは驚くべきことです・笑

次、普段使いの時計を買うときは電波時計にしようかな……などと考えています。

山でも旅で使える!2018年買ってよかったもの6つ

2018年は、私にしては珍しく、カメラ周りに投資をした年でした。
というわけで、レンズとカメラから始まる「山でも旅でも使えるもの6つ」をご紹介します。

Panasonic「LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm

登山を始めてからずっと「OLYMPUSのPEN E-PLシリーズ」を使っていた私。
2018年始まってすぐの頃は、こんな感じのカメラとレンズを持ち歩いていました。

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E-PL7と標準ズーム&広角ズーム。そして浴室撮影時に役に立つ防水デジカメです。

特に、山では広角ズームの果たす役割が大きかったのですが、この広角ズームが今年、故障してしまったのです。
↑の写真で、カメラに装着されているレンズがそれですが、M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6という商品でした。

とっくに保証も切れているし、修理して使うか、新しい広角レンズを買うかで迷い、購入したのがこのレンズ。パナライカの8-18mmでした。

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最後まで、OLYMPUSの超広角レンズM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROと迷ったのですが、こちらは「構造上、フィルターが着けられない」と聞き、ただでさえカメラやレンズの扱いが雑な私には向いてないな……と思ったので、パナライカにしました。

まあ、レンズが良くなったからと言って、写真の腕前が上がるわけではないので、あれなんですが……。

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こういう場面で、富士山と、手前の岩と太陽を一緒に写せるのは超広角レンズがあってこそ!と思いますので、買ってよかった……と満足はしています。

OLYMPUS「OM-D E-M5 Mark II 12-40mm F2.8 レンズキット

さて、先ほども述べましたように「レンズとカメラの扱いが雑」なことでは定評がある私です。

2017年までずっと「防塵防滴ではないミラーレス一眼のPEN」を使っていましたが、雪山に持っていったりするとどうしても濡れてしまうので、わりとしょっちゅう買い換えていました。それで「我ながらアホみたいだなー。買い換えるお金で防塵防滴のカメラ買えるんじゃないの」思っていたのですが……防塵防滴になるとカメラのボディがどうしても、PENよりも重く&デカくなってしまうので、踏み切れなかったのです。

でも、先にご紹介したパナライカの超広角レンズを購入し、OKPさんの新型キャプチャーのレビューを読んで「携行方法をちゃんと考えて、防塵防滴のカメラを買おう!」と決心しました。それで購入したのが「OM-D E-M5 Mark II 」と「12-40mm F2.8 レンズ」のキットです。

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セットのレンズをつけたところがこれ↑です。さっきと違いがわかりにくいw

セットにするレンズを、やはり防塵防滴のM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mmF4.0-5.6とどちらにするかで迷ったのですが、雪山登山中などレンズ交換をなるべくしたくないようなタイミングでは「14-150mm」よりも「12-40mm」のほうが使いやすいかなと思い、こちらになりました。

買って良かったか……という話になると、以前より重いことは間違いないですけど、山行中に濡れを気にせずにカメラを出せるのはかなり気楽です。以前は、濃い霧が出てきただけでザックにカメラをしまったりしていたので……。

肝心の写真のほうはどうなったかと言うと……どうでしょう?広角レンズのときと同様に、結局肝心なのは腕前ですので……。

一つ以前と変わったことをあげると、PENで撮っていたときは、料理の写真って圧倒的にiPhoneで撮ったほうがきれいだな!って思っていたんです。でも、カメラとレンズを買い換えてからは「あれ、こっちのほうがいいかも」と思うようになりました。低レベルですねー笑

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赤岳鉱泉の夕食のステーキ

どちらかはiPhoneXで、どちらかはE-M5 Mark II と12-40mmのレンズで撮っています!
どっちがどっちでしょう!?

正解は、左がiPhoneでした!
あれ?結局そんなに、変わりない?iPhoneXすごい……?

ノースフェイス 「エイペックスリラックスパンツ

2017年は、ノースフェイスのアルパインライトパンツをいろんな記事で推しましたが、2018年もアルパインライトパンツは超愛用しています。

ただ、ちょっと生地が厚手なので真夏は私も使っていません。7~9月ぐらいの間は、コンバーチブルパンツと呼ばれる、膝から下からファスナーで着けたり外したりできるパンツを履いているのですが……主にその時期に「山行後の着替え」や「縦走中の予備」のパンツとして2018年に超愛用していたのが、今回ご紹介する「エイペックスリラックスパンツ」です。

ストレッチが良く効く薄手素材のロングパンツなんですが……特筆すべきは「シルエットのきれいさ」と「コンパクトさ」です。

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なんと、後ろポケットに畳んで収納できる「ポケッタブルパンツ」なのです。

シルエットは……履いている画像がなくて申し訳ないのですが、撮ったら追加します。

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細めのストレートパンツで、くるぶしまでのやや短め丈です。

夏場の山行は特に、汗をかくので「山行後は、あるいはテント場に着いたらボトムスも履き替えたい」と思うことも多いのですが、公共交通機関利用でテント泊登山をするとき、替えのボトムスってえらく重いし嵩張るんですよね……。でも、これなら軽量コンパクトだから邪魔にならないし、かなりストレッチが効いていてそこそこ強度もあるので「メインのパンツが泥でぐちゃぐちゃになってしまい、パンツを履き替えて山行を続けたい」ときの非常用にもなります。

着心地がとにかくいいのとシルエットがきれいなので、山と関係ない旅行中にもこればかり履いていました。気がついたら「黒」「カーキ」「ベージュ」の3色を揃えてしまった……特に「カーキ」の色がとても良いです。黒にも白にも青系にも合うんですよね。

シルエットがやや細めなので下にタイツなどを履くことを考えると、普段のサイズよりワンサイズ大きめのほうが使い勝手が良かったです。ご参考に。

アークテリクス「ポケッタブルザック Index 15

私が「温泉旅に行くときも、山用のポケッタブルザックを持っていく」ことは、以前こちらの記事でも書いているのですが……。

この記事ではモンベルの商品を紹介していたのですけど、実は「旅のときはもっとおしゃれなポケッタブルザックがあるといいんだけどなー」と思っていたのも事実で。

パタゴニアなんかが候補としてあったのですけど、やや多機能すぎるのか畳んでもかなりでかい……と思っていたのですが、2018年にようやく、シンプル&おしゃれ&機能的のバランスが取れた、山でも旅でも使えるポケッタブルザックが見つかりました!

それが、アークテリクスのindex15です。

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前面にポケットがあるだけのシンプルな作り。そしてデザインもアークテリクスらしくコロンとしていてかわいい。。。

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肩のベルトは太めになっているので、ある程度重い物を入れても食い込んだりしません。ウエストベルトはないけれど、肩ベルトをちゃんと調節すれば特に不自由はなかったです。

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ポケットに収納するときもゆとりを持って収納できるのが良かったです。ゆとりを持って収納しても手のひらサイズ。

定価が8000円なので「山用のポケッタブルザック」と思うとかなり高いですが、街や旅先で違和感なく背負えるデザインなことを考えるとまあ、いいか!ということで購入。実際に、旅でも山でも活用しています。

アークテリクス 「マンティス 26

またしてもアークテリクスの街っぽいザックなのですが、これも、2018年に購入して、かなり気に入って使っているものです。

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コンパクトな見た目に反して、収納力はかなりのもの。
ザックの内側にノートPCを入れるポケットがあるところや、ファスナーがコの字型についているので、スーツケースのようにパカッと開けられるところも素敵です。

外側のポケットも収納力があり、iPadminiはいつも外側のポケットに入れています。電車の中などで取り出しやすくて便利なのです。

完全に街用リュックじゃないの……?と思われるかもしれませんが。

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実はショルダーベルトはかなりしっかりしたものだし、ウエストベルトもついているので、旅先で重い荷物を背負うときも楽だし、「温泉メインでちょっとしたハイキング」ぐらいはこれでちょうどいいです。霧ヶ峰に行ったときはこれを背負って歩きましたよ。両サイドにポケットがあるので、折りたたみ傘やペットボトルを差しておくのにもちょうどいいです。

登山用品店やアークテリクスのショップ以外でも、BEAMSで取り扱いがあるので、街でもときどき見かけますね。

実は、年末の帰省時に山形新幹線に乗ったら、斜め前の席に座っていた女性がこれを背負っていて、もちろん私もこれを背負っていたので「おお!」と思いました。

HUS「カーボンスリム50

以前使っていた山&旅用の軽量折りたたみ傘をなくしてしまい……2018年に購入したのがこちらの折りたたみ傘です。

以前使っていたのはtotesのTiny umbrellaでした。この記事の中で紹介しています。

Tiny umbrellaは、親骨の長さが48cmとかなりコンパクトですが、そのぶん重量も182gと軽量なところが気に入っていました。

しかし、技術は進歩するものですね……。今回購入したHUSの「カーボンスリム50」は、親骨の長さは短いながらもTiny umbrellaよりは少し長いのに、なんと重量は110g!圧倒的に軽いのです。しかもデザインもかわいい。。。

もちろん収納袋付き、UVカット機能付き。畳みやすさも文句ないし、強度はそんなにはないとは思いますけど、強風のときに無理して使わず、普通の使い方をしているぶんには問題なく使えています。地味な商品ですが、2018年に出会えて良かったと思っている一品です。

山で飲むお酒で2018年に買ってよかったもの3種

2017年はお気に入りの「山おやつ」を紹介しましたが、2018年はお酒を紹介したいと思います。

ちなみに「2018年に出会った」わけではありませんが、私が山に持っていくお酒の大定番は「ホワイトラム」です。バカルディを、小さなペットボトルに入れていくことが多いですね。

山に持っていくお酒で一番効率が良いのは「ウィスキーや焼酎など、度数の高い蒸留酒を持っていき、水などで割って飲む」ことだと思うのですが、私、蒸留酒があんまり好きじゃなくて……唯一好きなのがラムなんです。

夏なら冷たい湧き水で割るのもいいし、冬ならはちみつ入りの紅茶で割ったり、ココアにラムを落として飲むのも好きですね。

というわけでここからは、2018年に発見したお酒たちです。

上善如水「ボトル缶

越後湯沢駅の日本酒売り場で出会った「上善如水」のボトル缶が、今年一番のヒットだと思います。

300mlという量もちょうどいいし、ガラス瓶じゃなく缶なので重くないのも良いです。本当はペットボトル素材だともっといいのですが……まあ、ガラス瓶に比べたらぜんぜん缶でOKです!

さらに、プラスチック製のおちょこまでセットになっているのがすばらしい……味も、よく居酒屋さんなんかに置いてある上善如水の純米吟醸は、さらっとしすぎていてそんなに好きじゃないのですが、この金色のボトル缶は「濃醇うまくち」というだけあって甘みや酸味があり、おいしかったです!

惜しいのは、ネットでも東京のお店でもあまり見かけないこと!新潟駅や越後湯沢駅に寄った際に買って帰ってくるのですが、もっと簡単に手に入ればいいのになあと

 

酔仙酒造「活性原酒 雪っこ180mlアルミ缶

冬になると北関東や東北のKIOSKでよく見かけるようになる「雪っこ」も、2018年にハマって、山にもときどき持っていったお酒です。

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こんな風に、プラスチックとアルミの蓋がついており、開封すると……。

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まるで甘酒のような真っ白な濁り酒です!

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味も甘みと酸味が強く、濃厚だけど甘酒のようにどんどん飲めてしまうのですが、実はアルコール度数は20度と高め!

容器もアルミ缶だから重くないし、飲み終わったらプラカップで蓋をすれば缶を持ち帰るときに汚れることもありません。少量で効率よく酔える最高のお酒だと思います。

ちなみに、店頭では冬しか置いていないのですが、通販なら年中買えるのがありがたかったです。

蒼龍葡萄酒「無添加あじろん初しぼり 2018

こちらはつい最近、旅行で勝沼ぶどう郷の「ぶどうの丘」に行き、ワインを試飲しまくった際に私が最も気に入った赤ワインです。

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実は、普段は日本酒とビールばかりでワインを飲む機会が本当に少ない私なのですが、ぶどうの丘で大量のワインを試飲した結果「アジロン」という品種の、現在はあまり作られていないらしい葡萄を使って作られたワインは、どれも香りがとても良くて、気に入ってしまったのです。

そして「アジロン」を使ったいくつかのワインの中でも特に気に入ったのがこちら。
かなり甘めのワインですが、ジュースみたいな甘さではなく、ワインらしい甘さで、料理と一緒に飲める甘口ワインという感じ。

買って帰ってきてクリスマスの夜に飲んだのですが、赤ワインを飲むと後でだるくなってしまうことが多いのですけど、これはぜんぜん平気だったのです。体調のせいもあるかもしれないですが、もしかして「酸化防止剤無添加」なところも良かったのでしょうか……?

甘いので、山に持っていってホットワインにして飲むのもいいなーと思い、さっそくネットで追加購入してしまいました。2018年に出会えて良かったお酒です。

ブロガーとして2018年に買ってよかったもの4つ

最後に、ブロガーとして2018年に買ってよかったものをご紹介します!
ありがたいことに、2018年はライターとして取材をさせていただき、記事を書く機会を何度かいただきました。というわけで、外で写真を撮ったり原稿を書いたりするために購入したものが多くありましたね。

BROOKLYN CHROM「カメラバッグ ショルダー

先に紹介した新しいミラーレス一眼「OM-D E-M5 Mark II」と交換レンズを持って取材に行く機会も何度かあったのですが、登山ではないので、キャプチャーでザックにカメラを固定するわけにもいきません……というわけで、斜めがけできるカメラバッグを購入しました。

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「カメラバッグに見えないカメラバッグ」というキャッチコピーのカメラバッグです。完全に見た目で買いました。

belkin「iPad mini4対応キーボードケース

会社のお昼休みにスタバで、あるいは通勤電車に乗っているときに膝の上で原稿が書けたら……と思い、iPadで原稿を書けないものかな?と思いまして。

ノートPCはそれまでも持ち歩いていたのですけど、通勤電車でノートPCってちょっと邪魔かも。それに起動時間が短いほうがいいし!と思って、それでiPad。

最初は「新型iPadPro」を買おうかと血迷ったのですが、調べるとかなり値段が高いし、ちょこっと原稿書くためだけに、ノートPC並のお金を出す意味あるかな……それだったら、ノートPCのほうを新しくしたほうが良くないか?

というわけで、以前から持っていたiPadminiに対応しているキーボードケースで、評判が良かったものを購入しました。

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奥に見えるのが13インチのノートPCです。さすがにノートPCと比べるとかなり小さいけれど、見た目は小さいパソコンになりましたね・笑

純正品ではないので使い勝手はどうだろう?と思いましたが、案外使いやすくてホッとしています。

NEC「LAVIE Direct HZ

新型iPadProを買わないことにしたので、代わりに軽量なノートPCを買うことにしました。

というのは、ノートPCとキーボードケース付きのiPadmini4を、毎日通勤時に持ち運ぶのが大変だったので、少しでも軽いノートPCが欲しかったのです。

というわけで、選んだのはこちら。

NECの13.3型ワイド液晶搭載のノートPCです。831g。
タッチパネル搭載で、タブレットのようにも使えるのが売りということだったのですが、タブレットモードは正直あんまり使いやすくないのでぜんぜん使っていません。だってiPadもいつも一緒に持ってるし……。

たしかに軽いし、デザインも好きなんですけど、正直安くはありません。それなのなぜ私がこのPCを選んだかと言うと、これ、山形県の米沢市にあるNECで作られていることを売りにしている製品なんですよ。

まあ、私の実家は米沢市には遠いんですけど、山形県民にとってNECってなんだか身近な企業でしてね。。。応援のような意味もあって買いました。

思ったとおり軽いし、バッテリーもちゃんと持ってるし、速いし、問題なく使えていますよ。

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今回、帰省のついでに米沢市内の温泉に寄ってきたんですが、駅の近くの飲食店に向かう途中、NECを見つけました。背中にこのノートPCを背負っていたので、なんだか感慨深かったです。

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米沢の雪深い温泉地にて、米沢モデルのこのPCで、ブログを書きました。

ラッセルホブス 「コーヒーグラインダー

最後にご紹介するのは、ブログを書くときに個人的に欠かせない、コーヒーについての買ってよかったものです。

実は、1年前の「2017年に買ってよかったもの」では「ハリオのセラミックコーヒーミル」という、手挽きのコーヒーミルをご紹介しました。しかし、その後見事に、手で豆を挽くという作業に飽きました。

そこで「安価で、コンパクトで、電動で、それなりにきれいに豆が挽けるミルはないものか」という条件でたどりついたのがこちらです。

挽き方の調節をする機能なども特になく「長く挽けば細かくなる」というシンプルなミルなのですが、ペーパーフィルター用の豆は10秒ぐらい挽くとだいたいちょうどいい感じになりました。手入れも楽だし、毎日のように使っているけれど特に劣化も感じないし、これで税込み4000円以下ならすばらしいじゃないの!と思っている一品です。

楽しく買い物し、ブログを書き、山と温泉を楽しんだ1年でした

最初にも書いたのですが、改めて。

コミュニケーション苦手なので、ブログを読んで感想を下さった方にもあまりお返事できない私なのですが、本年もお読みいただきありがとうございました。

そして、この記事を2018年のうちに書き終えられて良かったです!お疲れ私!また来年お会いしましょうー。