長野県松本市 浅間温泉の温泉宿 HOSTEL&SPA FAN! MATSUMOTO
浅間温泉は、長野県松本市の北東部にある温泉地で、JRの松本駅からバスで25分ほどのところにあり「松本の奥座敷」とも呼ばれています。
「浅間」と名前は付いていますが、浅間山にはまったく近くありません。
松本を観光する際に「駅前のビジネスホテルよりもせっかくだから温泉に泊まりたいなあ」というようなときに、宿泊地として選ばれることの多い温泉地だと思います。
松本は外国人観光客もかなり増えているのですが、おそらくそういったニーズも見越して数年前に、温泉旅館から「温泉付きゲストハウス」に転身した宿が、今回ご紹介する「HOSTEL&SPA FAN! MATSUMOTO」です。
ゲストハウスと言えば相部屋の、いわゆる「ドミトリー」を想像する方が多いかと思うのですが、今回私は個室プランで利用しました。
個室プラン利用であればほぼ、一般的な温泉旅館に泊まるのと変わりません。快適で食事もおいしく、値段を考えると個室プランでもなかなかにリーズナブルな宿ではないかと思いましたので、レポートしてみたいと思います。
- 長野県松本市 浅間温泉の温泉宿 HOSTEL&SPA FAN! MATSUMOTO
温泉旅館「よしの湯」がゲストハウスにリニューアル
HOSTEL&SPA FAN! MATSUMOTOはかつて「よしの湯」という名前の小規模な温泉旅館でしたが、2018年7月にリニューアルして「ホステル兼ゲストハウス」になりました。
「ホステル」と「ゲストハウス」の違いがちょっとよくわからないのですが……安価で宿泊できる相部屋を備えた宿泊施設、という捉え方で、おそらくそんなに間違ってはいないでしょう。「男女共同の相部屋」と「女性専用の相部屋」があるようです。
登山で山小屋に泊まる際は、大部屋で雑魚寝の部屋にも普通に泊まっていますので、相部屋に泊まりたくないというわけではないのですが、宿泊した日は個室プランに空きがありましたので個室プランを利用しました。
そのため、以下にご紹介するのは個室プランでの宿泊時のレポートであることをあらかじめご了承ください。ただし、食事処や浴室を含め、共同設備に関しては同じものを利用することになりますから、その点は参考にしていただけるのではないかと思います。
また、じゃらんに掲載されている画像によれば、相部屋の室内はこのように、畳の部屋に2段ベッドが並ぶもののようです。
カーテンもしっかりついていて、プライベート空間は確保されていそうですが、口コミを読むと「ベッドがきしむので他の方が出入りする際に目が覚めてしまう」というようなものもありました。山小屋の二段ベッドを思い出すとまあそんなものかな、と思いますが、神経質な方は心にとめておいたほうがいいでしょう。
それぞれのベッドに照明とコンセントが2個付いており、Wi-Fiも利用可能で、共用の冷蔵庫も設置されているとのこと。
また、個室プラン利用の際は一般的な温泉宿に泊まったときと同じようなアメニティがありますが、相部屋利用の場合はついてくるのはバスタオルのみ。歯ブラシやフェイスタオル、浴衣などは別料金での提供となるようです。
松本駅から浅間温泉までのアクセス
松本駅から浅間温泉までは路線バスが運行しています。
HOSTEL&SPA FAN! MATSUMOTOに最も近いバス停は「湯坂」というバス停で、このバス停で降りれば徒歩3分ほどで宿に着きます。また「湯坂」の1つ手前の「浅間温泉」バス停で降りても徒歩4分ほどであまり変わりません。
ただ、時刻表を見ていただくとわかりますが「浅間温泉」あるいは「湯坂」バス停まで運行しているバスの本数はあまり多くなく、浅間温泉方面行きのバスの半数以上が「浅間温泉入口」という、少し手前のバス停までの運行となります。
たとえば土日祝日の最終バスの出る時刻も「浅間温泉」まで運行するバスは「松本バスターミナル18時50分発」とかなり早め。ですが「浅間温泉入口」行きのバスは「松本バスターミナル21時40分発」が最終です。
「浅間温泉入口バス停」から HOSTEL&SPA FAN! MATSUMOTOまで歩いても10分少々ですので、浅間温泉入口からでも歩いて来れる!ということは覚えておいたほうが良いかもしれません。
「浅間温泉入口」バス停は、ガソリンスタンドの昭和シェル石油の周辺にあります。そこからHOSTEL&SPA FAN! MATSUMOTOまでは10分ちょいの道のりです。
夕食を宿でとらずに松本市内のお店で食べる場合も、終バスが22時近くまであるとなればかなり選択肢が増えますよね。
各停留所の位置など、浅間温泉までのアクセスは観光協会のホームページに詳しく掲載されています。
HOSTEL&SPA FAN! MATSUMOTOに着きました。
「よしの湯」だった頃の看板もまだ残っていますね。
真新しい、白いのれんをくぐって中へ。
受付で名前を言ってチェックイン。このときに宿泊料金も支払います。
今回私は2食付きのプランでの予約でしたが、飲み物の料金は夕食時に別途会計をするというシステムでした。
玄関前のロビーのようなスペース。
黒板に日本地図が描かれていたり、鮮やかな配色など、かなり外国人観光客を意識したデザインでした。
【部屋】★★★★ トイレ洗面付きの個室でWi-Fi完備、デザインも凝っていてなかなか素敵
今回宿泊するお部屋は2階の8畳間です。
お部屋には部屋番号ではなく、一つ一つ漢字の名前がついており、アルファベットで読み仮名も並記されていました。「濃藍」って「こいあい」って読むのか……知らなかった。「深支子(こきくちなし)」も、まったく読めませんでした。
廊下の隅などに置いてあるランプは、蜘蛛の巣のような不思議な影を作り出していました。
部屋の扉がカラフル!
すべての部屋をたしかめたわけではないですが、おそらく部屋の名前の色に染めているんでしょうね。
今回宿泊したお部屋は「躑躅(つつじ)」です。
鍵を閉めるときは、ドアノブの内側のつまみで閉める、古い旅館によくあるタイプの鍵です。
部屋の入口に冷蔵庫やポットなどの備品が置いてあり、その奥に洗面所とトイレが。
襖を開けて中に入ると、室内も非常にカラフル!
ピンク色の壁は少し落ち着かない気もするけれど、座布団の柄なんかは凝った模様でかわいかったです。
座卓の上にはお茶セットと、お茶菓子の塩ようかんが。
広縁というほどのスペースはないですが、板張りになっている部分にはテーブルと、パッチワーク風の布が貼られた椅子がありました。その奥にテレビ。
1人なので使いようがないですが、囲碁セットも置いてありました。
個室プランにはアメニティもあります。
バスタオル、フェイスタオル、歯ブラシ、浴衣、帯、羽織。
チェックイン時に、館内の設備や食事の時間についてがまとまっている紙をいただきました。
食事の時間は17時以降ならわりといつでも大丈夫そうでしたので、19時でお願いしました。朝食は7時30分か8時からとのことでしたので、7時30分を選択し、朝食券をいただきました。
洗面所、トイレなどの水回りも清潔で、壁紙などは新しくしたのでしょうか。和風の柄でいずれもかわいかったです。
空の冷蔵庫に電気ポットもあり、Wi-Fiもしっかりつながるので、設備の面では何の問題もありませんでした。
あ!ただ一点、こちらの宿は個室プランであっても布団敷きは自分でやることになります。
特にチェックイン時の説明などはなかったのですけど、夕食から帰っても敷いていなかったので「あ、そうなのね」という感じでした。
個室プランとは言えそもそも「ホステル兼ゲストハウス」なのだからまあ当たり前かもしれませんが、普通に温泉宿に泊まったつもりでいると面喰らうかもしれないので、覚えておいたほうがよいかもしれません。
フリードリンクやランドリーコーナー、電子レンジなどの共有設備あり
お風呂に行く前に、共同の設備について少し見てみたいと思います。
共同の設備は、フロントの前を通り抜けて階段を下った地下1階、浴室の周辺にまとまっています。
2階の部屋からまずは1階のフロントへ。
フリードリンクコーナーがあり、お水やお茶が自由に飲めるようになっています。
フロント前のソファや椅子が並べてあるスペースには、さまざまな種類のルービックキューブが並べてありました。
けど、オブジェっぽくきれいに飾られているので、手に取って遊んでいいものなのかちょっと迷いますね。
階段を降りた地下には「フリースペース」があります。
こちらにある電気ポットと電子レンジも共有の設備ですので利用可能です。お弁当やお惣菜、カップラーメンなどを買ってきてここで温めたりお湯を入れたりすることができます。
テレビには、すごく懐かしい感じのゲーム機がつないでありました。スーパーファミコン……?
ただこのフリースペース、ドアが開放されていたこともあり、中は少々寒かったです。ゲームを楽しめる感じではなかったですね。
それから、フリースペースと同じ地下1階のフロアにはランドリールームもありました。
けっこう雑然としていて、利用している方がいるのかは謎ですが……洗濯機自体はそんなに古くもなさそうで、普通に使えそうでした。
洗濯機の利用料金は無料で利用時間は24時まで。女性は浴室の脱衣所に洗濯機があるのでそちらを使ってね、と案内書きに書いてありました。
では、一通り共用の設備も見てみたところで、お風呂に行ってみたいと思います!
【風呂】★★★★ 内湯のみだがほんのり硫黄の香る源泉がかけ流されている
大浴場は男女別の浴室が1つずつあります。
浴室は地下1階、ランドリーやフリースペースがあるのと同じフロアにあります。
地下に向かう階段の前に大浴場の利用時間が書かれた看板がありました。
17時から24時までと朝は6時から9時まで。深夜の入浴はできないのはよくありますが、チェックイン(16時~)後すぐの入浴ができないのはやや珍しいですね。
階段を降りて地下へ。館内にエレベーターはありません。
浮世絵風のイラストで、左が女湯、右が男湯であることが示されていました。男女の浴室の入れ替えはありません。
こちらが女湯の脱衣所です。脱衣カゴの並んだ棚があり、洗面台があります。
壁には「温泉の効能」がやはり浮世絵風のイラストで描かれた大きな布が貼ってありました。
洗面台には業務用のドライヤーが1つと綿棒、ハンドソープ。
洗面台は手前がの壁際にも1つあり、その側には洗濯機がありました。
女性はランドリールームの洗濯機ではなく、こちらを使うように、とのことでした。
温泉分析書が貼ってありました。
ph8.7、泉温49.7度のアルカリ性単純泉です。
では、浴室の中へ。
内湯のみ、浴槽が1つとシャワー付きのカランが3つのシンプルな浴室です。洗い場にはシャンプー&コンディショナー・ボディシャンプーあり。
あまり洗い場が広くないので、浴槽に浸かっているときに誰かがシャンプーをしていたりすると、しぶきが飛んできそうなのが少し気になりますが……入浴可能な17時になってすぐに浴室に向かったこともあり、このときは誰もいなくてラッキーでした。
体を洗って浴槽へ。
湯口にはなぜか、布をかけた網のようなものが設置されており、源泉はこの布を通ってろ過された後に浴槽に流れ落ちるようになっています。
この仕組み、よく見かけますけどどうしてなんでしょうね。せっかくのかけ流しなのに、何かもったいないなと思ってしまうのですが……かけ流し、されどろ過あり。。。
もしかしたら「湯の花」を汚れと勘違いして「清掃されていない!」という方がいるからなんでしょうか。そうだとしたら少し残念ですね。
湯量は豊富で、浴槽の縁から源泉があふれていくのを眺めるのも楽しいです。
ただ、洗い場の床と浴槽の段差があまりないので、洗い場で3人並んでシャワーを使ったりしたら、お湯が逆流してきそうで少し不安でしたが。
とは言え、お湯はとてもいいお湯です!
湯の花は濾されてしまってないのですけどそれでも!やや熱めの、ほんのりと硫黄の香るお湯を1人でゆっくりと楽しめて満足でした。
【食事】★★★★ グラスでオーダー可能な日本酒の種類が豊富でうれしい
HOSTEL&SPA FAN! MATSUMOTOには「いろりかこむ」というレストランが併設されています。
17時から営業を開始する、宿泊客以外も利用可能なレストランです。夜のみの営業で「囲炉裏のある居酒屋」という雰囲気でしょうか。
宿泊客以外も利用できるよう、外から直接入ってこれるレストラン専用の玄関がありました。
宿泊客は、宿の中から直接レストランに移動できます。
写真は食事が終わってから撮影したので誰もいませんが、19時に来店したときはお客さんでいっぱいでした。
1人なのに、4人掛けられる囲炉裏の席に通されました。
カウンター席もあるのですけど、今回「いろり料理コース」付きのプランで申し込んだので、囲炉裏がないからカウンターには座れないんですよね。
実は、2020年2月現在、HOSTEL&SPA FAN! MATSUMOTOでは1人泊で夕食を付ける際は「定食メニュー」のみになっており、いろり料理コースは選択できません。
素泊まりで泊まって、席に空きがあれば併設のレストランで食事をすることもできるようなのでそこで囲炉裏席に空きがあれば囲炉裏コースをオーダーすることも可能かもしれませんが……。混み合う週末なんかに1人泊のお客さんのために囲炉裏の席をキープしておくのは、レストラン的に微妙だったのかもしれないなあ、と思ったりしました。
レストラン「いろりかこむ」のドリンクメニュー
夕食時にいただける、レストランのドリンクメニューです。
こちらは飲み放題のメニューで、2時間2000円で生ビールやワイン、日本酒9種類などが飲み放題になるので、たくさん飲む方にはかなりお得なのではないでしょうか。
今回、予約したプランの特典で、こちらの飲み放題のメニューの中から1ドリンクサービスがあるとのことだったので、日本酒を1杯いただくことにしました。何をいただいたかは後ほどご紹介します。
飲み放題以外のドリンクメニューがこちら↑です。
日本酒は、獺祭以外はすべて長野県の地酒で揃っているのがうれしいですね。しかも、1/2合でオーダーできるので、1人でもいろいろ楽しめそうです。
日本酒のテイストをこういう表で示してくださるのも、とても親切でいいなと思いました。
夕食はいろりかこむでいただく、いろり料理コース
料理のメニューはこちらです。
今回は、申し込んだプランに料理が含まれていましたが、レストラン(というか居酒屋さんかな)なので単品オーダーも可能です。
メニューを見ると、今回は「もりもり4000」コースが提供されたようですね。
1杯目のお酒はプランに含まれておりサービスだったので「川中島」をオーダーします。
グラスで提供されました。囲炉裏の火を眺めつつ、いただきます!
前菜は「ワカサギ南蛮漬け」「長芋豆腐」「だし巻き卵」の3種。
お刺身は信州サーモン。脂がのっていて大変おいしいです。
サラダにはかつおのたたきがのっていました。たっぷりの刻み海苔と野菜と一緒にいただきます。
お待ちかねの囲炉裏料理が始まりました。
基本的には焼き場で既に焼いてあるものが提供され、炭火で軽く炙っていただく方式です。素人が生の肉や魚に、囲炉裏の火でいい塩梅に火を通すのは至難の業なので、その方式が雰囲気と味を両方楽しめてちょうど良いと私も思います。
魚は鮎、野菜はズッキーニとエリンギ、とうもろこし。
野菜は下味がついていて、塩や味噌で味付けしなくてもそのままいただけるのが良いですね。
このあたりで2杯目のお酒をいただきます。
大好きな「夜明け前」の生一本を。
「メロンや果実を思わせる甘い香りとふくよかな味わい」私、ジューシィな香りのする日本酒が大好きなですよね……。
いただきます!
手羽先とつくねの炭火焼きと共に。
あと、これがめちゃめちゃおいしかったです。白馬豚のロース!
表面がこんがり焼かれて、中には脂のうまみがたっぷり。
いろり料理、すべておいしかったし、楽しかったです。
ぞれから、お店の名物だという山賊焼き。平べったいから揚げのようなものですが、もちろんおいしいに決まっています。衣にもやや甘めの味付けがされており、それにマヨネーズをちょっとつけていただくと、今更だけどビールが欲しくなるおいしさです。
付け合わせの白菜の浅漬けもおいしくて、お酒がすすみます。
〆はボタン鍋!
鍋をいただいた後は、猪の出汁が出たスープで雑炊を作っていただきました。
白いご飯だったら残そうか……と思う程度にお腹いっぱいだったんですが、雑炊だと食べれてしまうから恐ろしいですね。
最後はこちらも信州らしく、りんごがごろっと入ったアップルパイ。バニラアイスクリームも添えてあって、大変おいしかったです。結局デザートまでしっかり食べてしまいました・笑
ごちそうさまでした!
夕食時の飲み物の料金はレストランで精算します
夕食時にいただいたお酒は、食事が終わった時点でその場で精算します。
普通に「ではお会計をお願いします」という感じで伝票が出てきたので、おそらくですが「宿泊しているからお部屋につけて」ということはできないと思います。チェックイン時に精算を済ませているのでそれはそうか、とも思ったのですが「宿の中の食事処」と思って来ると、もしかしたら財布を部屋に置いてきてしまう人もいるのではないか?と思いました。
チェックイン時に特に案内はなかったので、レストランで夕食をいただく際はお財布を忘れずに!です。
朝食も同じ食事処でいただく
朝食は、チェックイン時に7時30分か8時でスタート時間を選んでいました。私は7時30分でお願いしていたので昨日と同じレストランへ。
いろりの部分には蓋がかぶせてあり、普通のテーブルになっていました。
朝食券をスタッフの方に渡すと、ややあってお盆に載せた朝食が運ばれてきました。
とろろと温泉卵と海苔があって、気をつけないとご飯をめちゃめちゃたくさん食べてしまいそうです……。
手作りの出来たてのお豆腐と、柚子胡椒でいただく、これは何だったのでしょう……鱒か信州サーモンでしょうか。
焼き鮭と漬けものもちょうどいい味と量で、豆腐・刺身・鮭・漬けもので日本酒飲みたい……と思ってしまいました。
ごちそうさまでした!
【再訪したい度】★★★★ かなりリーズナブルだし食事もおいしい。割り切れるならもちろん、ドミトリーはなお安い
このとき私が利用した「トイレ洗面付き8畳和室の個室プラン+いろりコースディナー」のプランは、現在は1人泊では予約できないのですが、私自身は「1泊2食付税込11,480円」で宿泊しています。
料理の内容から考えるとこれはけっこうリーズナブルではないかと思うのですが、現在、2名以上で同じプランを予約するといくらぐらいなのかな?と思って調べてみると「休前日でも1人1万円以下(税込で)」で泊まれます。個室プランなら、布団敷きを自分でやること以外は普通に温泉旅館に泊まるのと同じ感覚で滞在できましたので、この料金はかなりリーズナブルだと思います。
ちなみに、ドミトリー利用だと素泊まり平日1980円、休前日2380円とかなりお安く泊まれます。温泉に入って寝れるだけでいいわ!と割り切るならそういう選択肢もありではないかと思います。
個人的には、この宿が松本駅から徒歩圏内にあったら、登山の前泊で利用するのに最高なんだけどなあ……と、無い物ねだりなことを考えてしまいました。まあ、そんな便のいい場所にあったらここまで安くはならないですよねきっと。
【1人旅に優しい度】55点:1人泊だと休前日は個室プラン利用不可&夕食の選択肢が少ないのは残念
泊まりやすさ 10/20
休前日の1人泊はドミトリーのみ。1人泊では個室プランは平日のみ利用できる。
食事場所の配慮 5/20
いろりのある食事処で、1人で4人掛けの席を使わせてもらい申し訳ないぐらいだったが、人目につきにくい席ということは特にない。
プランの選択肢 5/20
1人泊の場合、現在は「素泊まり」か「朝食のみ」か「朝食&夕食は定食メニュー」の選択になり、コース料理をあらかじめ選択することはできなくなった。
いろりコースだと1人でも4人掛けのテーブル席利用となってしまうため、空席を調節するためにそうしているのかなと。
ドリンクオーダー 15/20
日本酒は全種類1/2合のグラスでオーダーできるのがありがたい。
グラスワインも数種類あり、1人でもいろいろ楽しめるメニューだと思う。
フリーWi-Fi完備 20/20
Wi-Fiはスピードも十分出た。