新高湯温泉 吾妻屋旅館
新高湯温泉は、山形県米沢市の吾妻山の山麓、標高1126メートル地点にある温泉です。一軒宿の「吾妻屋旅館」のみで構成されています。
「新高湯温泉」があるのなら「高湯温泉」はどこにあるの?と考えてしまいますが、新高湯温泉より少しだけ下ったところにある「白布温泉」の別名が「高湯温泉」なんだそうです。
米沢駅から白布温泉行きのバスに乗り、1時間ほどで終点湯元駅前に着きます。バスに乗る前に宿に電話を入れておくと、バス停まで迎えに来てくれます。
徒歩だと30分ほどかかる急坂の林道を、宿の送迎車で登ると、吾妻屋旅館に到着です。
日本秘湯を守る会の会員宿です。
日帰り入浴も可能な5つの露天風呂と、宿泊者専用の内湯で構成されています。
3年ほど前、8月のお盆直前に宿泊したことがあったのですが、そのときは朝日連峰を登山してきた後ということもあって疲れ果てて露天風呂に行く気がせず、滞在中内湯と貸切露天風呂にしか入らないでしまったのです。
そのことを実はずっと後悔していたので、2018年の6月下旬に再訪してきましたので、改めてレポートしたいと思います。
- 新高湯温泉 吾妻屋旅館
秘湯でお湯も極上だが、特筆すべきは米沢牛サーロインステーキ
新高湯温泉は活火山である吾妻連峰の山腹に位置する温泉地ですから、行く前からお湯の良さは間違いないだろうと思っていました。
しかし、その中で吾妻屋旅館さんに強く興味を惹かれたのが「米沢牛のサーロインステーキがめちゃめちゃおいしい」という評判を聞いたからです。
すき焼きやしゃぶしゃぶ、あるいは陶板焼きで米沢牛を出してくれる宿は多いですが、どうせならステーキ、それもヒレとかじゃなくサーロインステーキを食べたい。
吾妻屋旅館の宿泊プランは、夕食のメニューによって値段が変わってくるのですが
①山菜メインの控えめ膳 11000円~
②スタンダードプラン(牛肉陶板焼き付き)12500円~
③米沢牛ももステーキ100gプラン 14000円~
④米沢牛サーロインステーキ120gプラン 15000円~
⑤米沢牛サーロインステーキ180gプラン 16500円~
というような価格帯で、肉がグレードアップするごとに値段が上がっていきます。
サーロインステーキを付けるとなると、秘湯の宿としては安いお値段ではなくなってしまいますが、1人用の和室があるので休前日でも1人で泊まれますし、休前日の料金アップも数百円でした。一人泊もしやすいですし、良心的な宿だと思います。
送迎車で5分ほど急な山道を上り、吾妻屋旅館に到着です。
秘湯を守る会の会員宿である吾妻屋旅館ですが、楽天トラベルやじゃらん経由でも予約は可能です。
【部屋】★★★★こぢんまりとした和室だがくつろげるし不自由はない
玄関から入ってすぐのロビーが、休憩所のようになっています。
こちらのテーブルで宿帳に記入し、部屋に案内していただきました。
宿泊した部屋は「和室シングル」と呼ばれている、こぢんまりとした1人用の和室です。
入室すると、部屋の奥に布団がたたまれています。
布団の上げ下ろしは自分自身でやります。布団を好きな時間に敷けるのは、気楽で良いという面もありますね。
部屋の反対側から写すとこんな感じ。
ちょっと影になっていますが、テレビと内線電話、金庫はちゃんとあります。
また、こちらのお宿は冷房はありません。
ですが3年ほど前に、暑い盛りの8月に泊まったときは特に暑さは感じませんでした。その前日に蔵王温泉の冷房がない宿に泊まったときはかなり暑かったんですけどね。なので、冷房がないことをそこまで警戒する必要はないと思うのですが、暑がりな方は真夏の宿泊は念のため避けたほうが良いかもしれません。
湯沸かしポットと、冷水が入ったポットが置いてありました。
座卓の上には、お茶うけのさくらんぼゴーフリーム。
それと、パウチされた宿泊の案内が置いてありました。
お部屋に案内いただいたときの説明は最小限でしたが、こちらに必要事項はすべてまとまっている感じ。
ちなみに、こちらに書かれているとおり、携帯の電波はドコモの私は問題なくつながりました。ソフトバンクはほぼ圏外らしいのですが……フロントの周辺だけはWi-Fiが無料で利用できるようになっていましたので、ソフトバンクの方はそちらをお使いくださいとのこと。
洗面所とトイレは共同だが新しく清潔
トイレ、洗面は共同ですが、トイレはウォッシュレット付きの新しくてきれいなトイレ。もちろん男女別です。
それどころか、洗面所も男女別で驚きました!
入り口に「女」と書いてあります。
たしかに、女性がメイクとかしてるわけで男性が歯磨きしてたりすると、実はちょっと気になってしまいますよね。。。気遣いがうれしい。。。
洗面所にはきれいな洗面台と、ドライヤーも置いてありました。
内湯の脱衣所にもドライヤーはありましたが、1つしか置いていなかったので、利用中のときは洗面所でも髪を乾かせますね。
それから、館内設備としてロビー横に自動販売機があって、アルコールとソフトドリンクを販売しています。
また、ロビーにはポットといんすたんとコーヒーが備え付けてあり、こちらは宿泊者は好きなときに飲んでOKとのことでした。
さて、部屋で一休みしたところでお風呂に行ってみたいと思います!
【風呂】★★★★☆ お湯は極上!混浴露天は湯浴み着着用OKだが、難易度は高め
吾妻屋旅館には、男女別の内湯と、4つの野天風呂、そして玄関のそばにこぢんまりとした貸切露天風呂があります。
4つの野天風呂のうち「大岩たぬき野天風呂」だけが女性専用で、そのほかの3つの野天風呂は混浴です。
18時30分から20時の1時間半の間だけ、混浴の野天風呂が女性専用となります。
また、その時間帯は「女性専用野天風呂」も女性専用となります。つまりその時間は「男性は野天風呂のほうに出てこないで!」ということです。見えてしまいますのでね。。。
その代わり、翌朝6時から7時30分までは、女性専用野天風呂も男性専用となり、その時間帯は女性が入れる野天風呂はありません。
宿泊者専用の内湯は檜の香りが漂う
洗い場は内湯にしかありませんので、チェックインの後はまずは内湯に向かいます。
1階ロビーの奥に男湯と女湯が並んでいます。
男女の浴室の交換はありません。
では、女湯へ。
脱衣所は、脱衣カゴが並んでいるシンプルなつくり。
洗面所……というか「流し」という風情ですが、コップとハンドソープが置いてありました。
ドライヤーも、Panasonicの青いドライヤーが1つ、洗面所に備え付けてあります。
ドライヤーは混み合った場合は洗面所にもあるのでそちらを使うのも手ですね。
では、いざ内湯へ。
内湯は総ひのき造り。
硫黄泉の香りとは別に、檜の良い香りがしますね。
含硫黄-カルシウム-硫酸塩泉で、加水加温消毒すべてなしの、源泉かけ流しです。
湯量豊富で、湯舟には新鮮なお湯がどんどん流れ込んできます。
お湯は少し青みがかっても見え、硫黄の香りがして肌触りがつるつるする、いいお湯です。
ただ、お湯の投入量が贅沢にも多いので湯舟の中はけっこう熱め。
夏で気温も高めでしたしね。入れないほどの熱さではないし、新鮮さを感じさせる良いお湯でした。
源泉は↑左の画像のように、いったん貯め置かれた後に、浴槽に流れ落ちる仕組み。
あまりにも熱すぎるときのために、水を足す蛇口もありました。
白い大きな湯の花がたくさん、浴槽内に浮いています。
もともとぬめりのある泉質なので、木の浴槽内や床はかなり滑りました。
ああ……いいお湯です。
洗い場にはお湯と水の出る、混合栓ではないカランが4つほど並んでいました。
ボディシャンプーとリンスインシャンプー、それから別のシリーズのシャンプー&コンディショナーとボディシャンプーもありました。
シャワーも一応、一つだけあるのですが、このシャワーも源泉を使っているそうで、かなり熱いです。
シャワーは、髪を洗うには熱すぎてちょっとつらかったですね……。
脱衣所には、源泉利用状況が書いてありました。
毎日、清掃時に浴槽内の温泉をすべて入れ替えているとのこと。
温泉分析書も貼ってありました。
ほぼ中性の硫黄泉です。ちなみに、吾妻屋旅館さんの源泉は、玄関前にある貸切露天風呂のみが他と異なるのですが、それ以外の野天風呂は内湯と同じ源泉とのことでした。
貸切露天風呂:一つだけ泉質が異なり、ぬるめでのんびりできる
熱い源泉シャワーで体も洗ったことですし、露天に向かいますよ!
玄関でサンダルを履いて外に出ると、玄関脇の貸切露天風呂が目に入ります。
予約などはなく、空いていれば好きなときに入っていいという仕組みなのですが、ちょうど空いていたので先に入ることにしました。
入り口にサンダルがなければ、誰も入っていないということです。
ドアにかかっているプレートを「入浴してます」にしてから中に入ります。
脱衣所。
露天風呂、野天風呂の脱衣所は、わりとどこも雑然としていましたが、まあ、サッと脱ぐだけなので気にしません。
脱衣所よりも、このカーテンの先にある、樹齢300年の栗の木をくりぬいて作ったという湯舟が気になりますよね!
じゃーん。
座ってはいるにはちょうどいい深さで、湯温も内湯と比べてぬるめで長湯しやすい感じ。白い湯の花がたくさん浮いていて、なんとも言えないいいお湯です。
吾妻屋旅館のお風呂の中で、唯一この貸切露天風呂の源泉だけが、他と異なる源泉を使用しているんだそうですが、細かい湯の花が舞っていて硫黄の香りも内湯より濃く、思わず長湯したくなるとても良いお湯でした。
大岩たぬき風呂(女性専用):岩から源泉が染み出る野天風呂
貸切風呂の後は、早朝以外は「女性専用」となっている野天風呂「大岩たぬき風呂」へ。
野天風呂の中でここだけは、背の高い塀で周囲を覆われています。だから女性専用なんですね。
天然の石で組まれた急な石段を下っていき、塀の中へ。
おお……。たしかに大岩!
あの、岩の間が浴槽なんですよね?
なんだかちょっとこわい感じもするけれど……。
とりあえず、脱衣所で浴衣を脱ぎまして。
岩と岩の隙間に近づいてみると……ああ!こういう感じ!
ちゃんと浴槽になってました。
湯口はどこだろう?と思ったら、岩の奥にある岩壁から染み出るようにお湯が流れ出ています。
こちらのお湯もややぬるめで、入りやすいお湯でした。
ただ、他の野天風呂よりもこちらはやや、虫が多かったのが気になりましたが、それでも、人目を気にせずに入れる野天風呂があるのはいいですね。
ちなみにこちらの野天風呂は、冬季は閉鎖されてしまうようです。
滝見露天風呂(混浴):独泉状態で滝見を楽しむ
「大岩たぬき風呂」以外の野天風呂はすべて男女混浴です。
ただ、湯浴み着やタオル巻きはOKとなっており、帳場で湯浴み着の販売・レンタルも行っていました。
レンタル500円。販売だと1500円です。
私は、以前に購入した湯浴み着を持参していましたので、湯浴み着を着て混浴時間帯に入るのもアリかなと思ったのですが、ちらっと「眺望露天風呂」を外から覗いてみると……。
↑これは、人がいないときに撮りましたが、眺望露天風呂は外からも丸見えなんですよね。
丸見えなので見てみると、入っている女性はゼロ、男性だけでかなり人口密度が高く、脱衣所も男女で分かれていないのでこれは難易度が高い!と思い、あっさりと混浴時間帯に入るのは諦めました。後で女性専用時間に来よう……。
それで、いったん部屋に戻ろうかなと思ったときに気づいたのです。他の野天風呂よりも一段高いところにある、滝見露天風呂。
なんとなく、誰も入っていなそうな感じ。
行ってみると……やった!誰もいません。
脱衣所はこんな感じ。はっきり言って外から見えます。
まあ、誰かが坂を上ってくるのが見えたらサッと上がって帰ればいいや。湯浴み着着てるんだし。
滝を目の前で眺められる野天風呂と言えば、休暇村網張温泉なんかがありますが、あそこも混浴でしたねそう言えば。
網張温泉も湯浴み着着用OKで、かつ脱衣所も男女分かれていたからなんとか入れましたけど、けっこう混んでたんですよね……。
それが今日は独り占め!!
いいお湯だわー。
「誰か来たらすぐあがろう」と思っていたのですが、意外に誰も入りに来ず、15分ぐらいの間一人で、滝見風呂を楽しみました。
滝見風呂は冬季は閉鎖されてしまうので、楽しめるのは雪が降る前、11月いっぱいぐらいだと思います。
眺望露天風呂(混浴):広く見晴らしの良い野天風呂
残り2つの野天風呂には夕食後、18時30分から20時の女性専用時間帯に入りました。
この時間は、男性は散歩や「車に忘れ物を取りに行く」のもやめてくださいね、とのこと。たしかに、そうしていただけると安心ですね……。
残り2つの野天風呂は、こちらの木の門の奥に隣合っています。
まずは「眺望露天風呂」へ。
浴槽も広いので、脱衣所もやや広め。
ひろーいです。
お湯は内湯と同じ源泉ですが、内湯よりはややぬるめです。
暮れかけた山並みを眺めながら、のんびりと。
湯口からは絶え間なく源泉が注がれています。
お湯が流れたあとには、温泉の成分がびっしりと結晶になってついていますね。
しかし、私は用心して湯浴み着を着たまま入ったので良いのですが、眺望露天風呂からはたまに、車が通っていくのがわりとすぐそこに見えるんですよね……。
女性が湯浴み着を着ないで入るなら、もっと暗くなってからのほうが良いかもしれないですね。
私は一人きりで20分ほど湯浴みを楽しみ、他のお客さんが来たタイミングで隣の「根っこ風呂」に移動しました。
根っこ風呂(混浴):真っ赤な夕焼けと山に日が沈むのが見えた
さて、最後は「根っこ風呂」へ。
脱衣所はやや雑然としていますが、気にしません・笑
根っこ風呂は「木の根」をくり抜いた浴槽が2つ並んでいる野天風呂です。
貸切露天風呂と少し似ていますね。
私は、右側の長細い根っこ風呂が入りやすかったので、こちらでまったり。
お湯の投入量がそれほど多くないので、湯温はぬるめ。長湯できます。
誰か1人来たらあがろう、と思っていたのに、意外と誰もきません……。
誰も来ないのでずっと入っていたら、夕日が山際に沈んでいくところを浴槽に浸かったまま眺めることができました。
空が真っ赤に焼けてきれいでした。
明日も晴れそうですね。
最初に泊まった2015年の8月は、わりとハードな登山後で疲れていたり、湯浴み着も持ってきていなかったので野天風呂をパスしてしまったのですが、今回すべての野天風呂に入ることができ、かなり楽しかったです!
野天風呂では滝見露天が良かったですね~。お湯ではやはり、貸切露天が一番でした。
【食事】★★★★ サーロインステーキは期待どおり!それ以外は、あっさり目の山のごちそう
さて、お待ちかねの夕食です。
食事は部屋に持ってきていただけます。配膳は17時30分からと、山の宿らしく早めです。
ステーキ付きのプランの場合、食事が始まる前に電話がかかってきてステーキの焼き加減を聞かれます。個人的にはレアがおすすめです。(ミディアムで頼んだらかなりしっかり焼かれていたので)
ステーキの焼き加減を聞かれたときに、飲み物も注文しました。
生ビールはありませんが、瓶ビール、日本酒、焼酎、ワインと一通り揃っています。
2018年6月の夕食
2018年6月の宿泊時、卓上に最初に並んだ料理はこんな感じ。
ステーキ以外はほぼ一気出しですね。
今回は、熱燗を一合いただきました。
食後に野天風呂の女性専用時間が来るので、あまり酔っぱらえないんですよね……。
では、いただきます!
わらび、玉こんにゃく、さやいんげん、うどの和え物、漬けもの。
山の宿らしいお惣菜が品数豊富に並びます。
お刺身も。
こちらは、鮪やハマチなど産みの魚ですが、普通においしいお刺身でしたね。
焼き魚はやまめでした。
熱燗にちょうど合いますね。
トロロ蕎麦は、箸休めにツルッといただきます。
そして、ステーキ!!!180g!!!
焼き加減を聞かれるときに「バター載せますか?」と聞かれるので、つい「はい」と答えてしまったのですが、しっかり脂ののったお肉なので、バターはなくて良いと思います。
あったらあったでおいしいですが……。
中はほんのりピンク色。焼き加減レアでちょうど良かったー。
鍋の中は、根曲り竹や豚肉の入った具だくさんのお味噌汁。
ご飯と漬けものと一緒にいただきます。このお味噌汁、ごちそう感があって良かったです。でも、秋以降は芋煮汁になったりするのかもしれませんね、もしかして。
最後に、デザートは6月ならでは!さくらんぼでした。
ステーキはボリュームたっぷりで味も良く、その他の料理はあっさりしていますが、山の宿らしく品数豊富で満足度の高い夕食でした。
2015年8月の夕食
次に、3年前に初めて泊まったときの夕食を簡単にご紹介したいと思います。
3年前は8月の宿泊でしたね、やはり、食事の時間前に電話がかかってきて、飲み物の注文と、ステーキの焼き加減を聞かれました。
お酒は、米沢の地酒「東光」を。
このときは「野天風呂は行かなくていいや……」と思っていたので、けっこう飲みました・笑
宿の方がステーキ以外の料理をお膳にのせて持ってきてくれました。
イワナの刺身にイワナの塩焼き、山形らしく玉こんにゃくに山菜。
刺身も岩魚なのは良かったですね。
山菜の小鉢がやはり何皿か。
玉こんにゃくに漬けもの。
焼き魚もこのときは岩魚でした。
やはり、トロロ蕎麦も。
そして、そろそろステーキが来る!というころに、秘湯ビールを注文!
ステーキは鉄の皿にのせられて、どどーんとやってきました。
思っていた以上に大きく、いいお肉でした。満足!
でも、熱い鉄皿にのってやってくるので、さっさと食べないと火が通り過ぎてしまうのがやや難ですが、めちゃめちゃおいしかったです。
このステーキが忘れられなくて、3年後に再訪してしまったところもありますね……。
2018年6月の朝食
次に、2018年の6月に宿泊した際の朝食をご紹介したいと思います。
朝食も夕食同様、お部屋に運んでいただけます。
基本は8時からですが、希望すれば早めに、7時30分に出してもらうことも可能です。
焼き魚、山菜の小鉢、漬けもの。
納豆には刻みネギが添えられていました。
温泉卵も!
ご飯にかけていただきました。
基本を抑えたおいしい朝食だったと思います。
2015年8月の朝食
2015年8月に泊まった際の朝食も、基本のラインナップは同じですね。
山菜の種類が季節で違うのと、8月だったので夏らしくトマトが添えてありました。
山の宿らしい、おいしい朝食だったと思います。
【再訪したい度】★★★★★ またステーキを食べに、次は秋に来てみたい
今回、2度目の宿泊でしたが、何しろ新高湯温泉は西吾妻山の登山口にある宿なのです。
チェックアウト後はもちろん、バス停のある天元台ロープウェイ湯元駅まで送っていただき、西吾妻山登山を楽しみました。
天気もすばらしく良かったし……。
ワタスゲにショウジョウバカマ。
そしてチングルマなど、初夏の高山植物を楽しむことができました。
温泉入った後にのんびり上るのにちょうどいい山なんですよね……西吾妻山。
池塘も美しかった……。
最後に、吾妻屋旅館さんは日帰り入浴も受け付けており、12時30分から16時まで「5箇所の露天風呂」に入ることができます。
ですが、食事もおいしいことですし、やはり泊まってじっくり楽しみたい宿だなと、二度目の宿泊を終えて再確認しました。
真夏・初夏と泊まったので、次は春か秋に泊まってみたいですね。登山もセットで考えるならやはり秋がベストでしょうか。