温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

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新平湯温泉 藤屋 宿泊記 飛騨牛ステーキと朴葉味噌が絶品の極上湯の宿に1人泊

新平湯温泉 奥飛騨百姓座敷の宿 藤屋

新平湯温泉 藤屋は、70度の高温の源泉と35度のぬるい源泉を両方持っている、奥飛騨温泉郷唯一の宿です。

上高地や西穂高岳、乗鞍岳などの北アルプスの山々からアクセスの良い場所にあり、お湯もすばらしく、飛騨牛をはじめとした食事もおいしく、しかも休前日も一人泊可能ということで、以前蝶ヶ岳に登った後に泊まって、最高に気に入ってしまいました。
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また泊まりたいとずっと思っていたのですが、休前日は予約可能とは言え人気があるためなかなかちょうどいい日程に予約が取れずに何年か過ぎ……つい先日、ようやく再訪がかないました。

人肌のぬる湯の浴槽がすばらしかったので、次回はぜひ夏に!と思っていたのですが、ちょうどいい季節に泊まれて最高でした!レポートしたいと思います。

おそらく家族経営と思われる、全7室の家庭的な温泉宿

新平湯温泉藤屋さんは、平湯温泉から新穂高ロープウェイ行きのバスに10分少々乗車し、「古屋ヶ根」というバス停で下りた目の前にあります。

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バス便は1時間に1本程度、定期的にあります。

チェックインが15時からなので、14時55分ごろに最寄りの停留所でバスを下りて宿の玄関に向かうと……。

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「本日は都合により日帰り入浴をお休みする」旨と「ただいま休憩中ですのでチェックインと御用の方は15時以降に」との旨が書かれた貼り紙が……。

「少しぐらい早く来ても入れてくれるだろう」なんて考えずに、ちょうどいい時間のバスで来てよかったです。2~3分経つと15時を回ったので、宿の方が玄関を開けて出てきてくれ、無事にチェックインすることができました。

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チェックイン時に「以前も泊まられたことがありますよね?」と確認され、部屋の案内などはなく鍵を渡されました。私は気にしませんが、気になる人は気になるかな……。

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今回宿泊したお部屋は2階にあり、建物は古いですが清潔に掃除されていました。

実はこちらの宿、旅行サイトなどの口コミで「部屋への案内時に荷物を持ってくれない」ことで評価を下げている方がいました。私はあまり気にしないのですが、いわゆる「温泉旅館っぽいサービス」を求める方は、新平湯には他にもたくさん宿はありますし、別の宿を選んだほうがいいかもしれません。(でも、奥飛騨の宿は高級旅館以外はそういう対応のところ多いんですけどね。。。山の宿ですしね)
この記事を読んで「泊まってみたい!」と思われた方は「そういう宿だ」とご理解いただいたうえでご予約いただけると間違いないかと思います。

【部屋】★★★ ☆ お部屋は普通だが洗面・トイレ付きでエアコンもよく効いて快適

館内は2階建てで、客室は1階に2室、2階に5室あります。

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また、食事は渡り廊下でつながった別棟にある食事処でいただきます。

今回泊まったのは、2階の隅にある「水無月」のお部屋です。

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引き戸の鍵を開けて中に入ると、踏込に小型の冷蔵庫が置いてありました。

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中身は空ですので、持ち込んだ飲み物を入れてしまいましょう。
ちなみに徒歩圏内に地酒や地ビールを販売している酒屋さんがあります。

踏込から襖を開けて室内へ。

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1人泊ということもあってか、最初から布団が敷いてありました。8畳のお部屋ですが、1人なので布団が敷いてあっても十分にスペースがあります。

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障子を開けると右手に洗面台、左手にトイレがありました。

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トイレはウォッシュレット付きで清潔。洗面台も新しくてきれいです。部屋にドライヤーが置いてあったの、今写真を見て気がつきました。洗面台の右上の棚にあったんですね……。

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部屋の奥のほうから見た室内。

床の間にはテレビと、懐かしい感じのダイヤル式の電話。

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テレビの横にガムテープがありますが、これはカメムシが出たときのためのもの。

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カメムシについての説明と駆除方法が貼ってありました。まあ、山の宿の風物詩ですね。。。夏だったので今回はお目にかかることなく終わりました。

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浴衣と羽織とバスタオル、フェイスタオルと歯ブラシは袋の中に。

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急須などのお茶セットと一緒にお茶菓子が入っていました。

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ポットは湯沸かし機能のない魔法瓶タイプのもの。
これは、夜にはぬるくなってしまうのでちょっと残念ですね。布団敷きのタイミングで替えてくれる宿もありますが、今回は布団はチェックイン時から敷いてあったので交換は無しでしょう。必要になったら自分で言うか……。

建物は古めですごくきれいな部屋!というわけではありませんが、トイレと洗面付きで掃除もきちんとされているので快適に過ごせました。エアコンも各部屋で調節できるタイプなので、暑い盛りに泊まったので好きな温度に調節できて良かったです。暑い季節だったので、結局ポットのお湯はあまり使いませんでした。

【風呂】★★★★★ ぬる湯と熱湯で交互浴で楽しめ、以前よりほどよい温度で入りやすい!

藤屋さんには男女別の大浴場と、貸切の露天風呂が2つあります。
大浴場の時間帯による交換はありません。どのお風呂もチェックアウトまで夜通し使えますが、貸切露天風呂については夜間は気をつけて利用してください(女性1人だから防犯的な意味で深夜はやめておいたほうがいいかもね)との説明がありました。

ではまず、大浴場のほうに行ってみたいと思います。

男女別の大浴場はぬる湯の小浴槽が最高に気持ちいい

1階の奥にある大浴場へ。

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左が男湯、右が女湯です。

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脱衣所は、棚と洗面台のみのシンプルな作り。きちんとエアコンが効いていて涼しかったです。

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藤屋さんは、居室も含め建物は新しくはないのですが、脱衣所は中でも古さを感じやすい場所かもしれません。口コミで脱衣所の古さを指摘されていることがあったのですが、お湯が最高なので私は特に気になりませんでした。

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隅には冷水機も置いてあります。
そういえば、壁によしずが巡らしてあるのはなぜだったのでしょう。湿気除けでしょうかね。。。

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温泉分析表が、古いものから新し目のものまで、いくつかありました。
左の印刷したものによれば「ph7.1、源泉温度60.5度の単純温泉」とのことなのですが、こちらは宿で利用している源泉3本を混ぜ合わせたものの分析表のようです。そのせいか、右の古い分析表とはずいぶん内容が異なります。1つ1つの源泉の分析表が見てみたかった気もしますが。

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洗面台の横にはドライヤーが2つ。普通に使える程度の風力のあるものです。
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アメニティは、ハンドソープと化粧水、乳液、ベビーオイルというやや不思議なラインナップ。ベビーオイルってひさびさに見た気がします。

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では、浴室へ。
温度の異なる3本の源泉を混ぜ合わせて、浴槽内の温度を適温にしているのだそうですが、内湯の大浴槽と露天風呂は熱め、内湯の小浴槽は人肌のぬる湯になっています。

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正面に見えるのが大浴槽で、その左手前に小浴槽があります。

前回泊まったのは春だったのですが、夏に来たらぬる湯と熱湯の交互浴が気持ちいいだろうなあと思い、今回再訪の季節に夏を選んだのです。

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シャワー付きの洗い場には、シャンプー&コンディショナー・ボディシャンプーあり。

体を洗ってまずは熱湯へ。

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実は、前回宿泊した際は露天風呂と大浴槽の湯温が、どちらもちょっと、私には熱かったのです。42~43度ぐらいに感じました。入れるけど、熱くてゆっくり浸かっていられない感じで、湯温調節しているなら、露天と大浴槽どちらかだけでももう少しぬるくしてくれたらな……と思っていたのですが、今回はどうでしょうか?

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大浴槽に身を沈めると……おお!40度ぐらいの適温です!これはうれしい!!

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湯口から豪快にかけ流される源泉は、私にはちょうどいいと感じられる温度でした。
そんなわけで適温の大浴槽にしばらく浸かり、体がしっかり温まったところで、隣の小浴槽へ。

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おお……気持ちいい……。

前回春に来たときは、浸かった瞬間は少し冷たさを感じたのですが、今回は夏でぬる湯の温度は少し上がっているような。溶けそうに気持ちいい、人肌のお湯です。 

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大浴槽と小浴槽を行ったり来たりしていると、永遠に楽しめてしまいます……。

ひとしきり交互浴を楽しんだ後は、窓の外に見える露天風呂へ。

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晴れていたので日差しが眩しいかなとも思いましたが、午後の時間帯はちょうど建物の陰になるようでした。

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実は、前回泊まったときは露天風呂のお湯もかなり熱かったのですが……今回はどうでしょう?

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浸かってみると……おお!こちらも適温です。内湯のほうが投入量が多いのでお湯の新鮮さを感じられますが、露天は露天で良いですね!
日陰なので眩しくないし、青空を眺めながら入る露天風呂をしばらくの間楽しみました。

2つある貸切風呂は空いていれば好きなときに入れる

夕食前ぐらいの時間帯になると浴室は混み合いますので、その前に貸切露天にも行ってみることに。

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貸切露天風呂は2つあり、フロントに鍵が置いてあれば空いている、ということで入れます。鍵を持ってロビーを通り抜け、奥にある貸切露天風呂に向かう玄関口へ。

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のれんをくぐり、サンダルに履き替えて外に出ると池が見え、その向こうに湯小屋が。

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池にはたくさんの鯉が泳いでいました。

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湯小屋では、引き戸に鍵のかかっていない脱衣所に入り、内側から鍵をかけます。

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フロントに置いてある鍵は、いわゆる「鍵」がついているわけではなくて、カラビナが鍵代わりについているのです。カラビナで引き戸についている金具を止めてしまい、開かないようにするという仕組みでした。

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脱衣所は開放的な空間で、冬は寒そう!だけど夏なので平気です・笑

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露天風呂は、ゆったり楽しめるのは2~3人までかな?という大きさで、ファミリーで一緒に入りたいときなんかは少し窮屈かもしれません。また、洗い場もなく浴槽があるだけなので、先に大浴場に行って体を洗ってから来たほうがよさそうです。

大浴場についている露天風呂は、男湯はどうなっているのかわかりませんが女湯は、全方向を壁と窓に囲まれていて空しか見えず、眺望はまったくないのですが、貸切露天風呂は緑も眺められ、開放感もあって良かったです。

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もう1つの貸切露天風呂もこんな感じでこぢんまりしています。

まあ、私は1人なのでまったくもって十分な大きさなのですが……。

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前回泊まったときは、実は貸切露天風呂のお湯もかなり熱いと思ったのですが、今回は適温でうれしかったです。

夏だからぬるめに設定している可能性もありますが、いずれにしても今回は、温度調節がちょうど良かったので前回以上にじっくりとお湯を楽しむことができました。

大浴場、貸切風呂共に24時間利用可能なのは本当にありがたいです。貸切露天風呂は、言われたとおり深夜には入りませんでしたが、恋人同士で来たならば、深夜に露天風呂で一緒に星を眺めるのも楽しいだろうな、などと思ったりしました。

【食事】★★★★☆ 選べる鍋料理・飛騨牛ステーキ・朝食の朴葉味噌すべてがおいしい

藤屋さんでは、食事はすべて1階の食事処でいただきます。

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前回来たときも囲炉裏端でいただくスタイルだったのですが、囲炉裏はテーブルではなく座卓でした。最近リニューアルして、テーブルに椅子だけど中央に囲炉裏がある、というスタイルに変わったそうです。
テーブルのほうが、正座がきつい方や外国から来られた方にも使いやすそうですよね。

藤屋のドリンクメニュー

藤屋さんのドリンクメニューは至極シンプル。

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「岩魚骨酒」がある以外は、生ビール、瓶ビール、酎ハイ、日本酒、焼酎、ジュース類と、基本のラインナップです。

焼酎は何があるのか知らないのですが、日本酒は普通酒のお銚子と、生酒の冷酒が1種類の2種類のみでした。奥飛騨にはおいしい地酒がたくさんあるので、もうちょっと選択肢があったらうれしいんだけどなあ……と実は思っています。★を半分減らして4つ半にしたのは、それが理由です。

2016年5月宿泊時の夕食

まず、2016年5月に初めて宿泊した際のメニューを簡単にご説明したいと思います。
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このときは、座卓の囲炉裏でいただきました。
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お酒は冷酒の「久寿玉」を。
「余ったらお部屋に持ち帰って飲んで大丈夫ですよ」と言われたのですが、全部飲んでしまいました。。。
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飛騨牛の朴葉焼き、これが最高においしくて、また食べたいと思ったのは再訪の理由です。
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5月ということで、こごみやホタルイカなど春らしい食材の小鉢が並びました。
山菜がふんだんに使われた小鉢。どれもおいしかったです。
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岩魚の刺身とデザートのメロン。
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鱒の笹包み焼きと蕎麦。
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笹を開くとこんな感じ。
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天ぷらは、後から熱々が運ばれます。
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鍋は予約時に「鴨鍋、熊鍋、地鶏鍋、ぼたん鍋」から選択できるのですが、食べたことがなかったので「ぼたん鍋」を選びました。

きのこがたっぷり入っていて、濃厚な味付けで大変おいしかったです。

2019年8月宿泊時の夕食

さて今回、2019年8月、3年ぶりにいただいた藤屋さんの夕食です。

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実は今回は、前回飛騨牛の朴葉焼きがあまりにもおいしかったので飛騨牛2倍プランで予約したのです。

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自分で選んで予約したのに、席に着いた瞬間あまりのボリュームに驚いてしまいました・笑
給仕をしてくださった方に「この飛騨牛は高山に行っても食べられないですから、たくさん召し上がってくださいね!」と言われました。がんばります!

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さっそく、1枚目のステーキに火を入れていただきます。

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小鉢3種類。あら、酢の物のホタルイカが白魚か何かに変わった以外は、3年前の春に来たときと同じですね。でも、おいしいから同じでいいです! 

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片面が焼けたら裏返していきます。

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食前酒の自家製山葡萄酒は、甘さ控えめで甘口の赤ワインのようでした。山葡萄の実がグラスの底にたっぷり入っています。

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今回もお酒は久寿玉の生酒を!

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いただきます!

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岩魚のお刺身も本当に新鮮で、おいしい……。

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冷たいお蕎麦。

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鱒の笹包みは、朴葉とはまた違う、笹の良い香りがついていて爽やかな香りと共にいただきます。

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焼けたお肉をつまみに日本酒を。。。 

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熱々で運ばれてきた天ぷらは、うどの歯、よもぎ麩、海老。
海老に紫蘇が巻いてあるのが良いです。もっちりとした食感のよもぎ麩をサクサクの天ぷらでいただくのも楽しい。

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今回は、鍋は「鴨鍋」でお願いしたのですが、前回のぼたん鍋よりはかなりあっさり目のお味の鍋でした。他の料理がしっかりした味付けなので、あっさり鍋でしめるのも良い気がします。

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このお鍋は、〆のご飯を食べるときの汁物でもあるのです。私は、鍋の味としてはぼたん鍋のほうが好きだったけれど、白いご飯には鴨鍋のほうが合うような気がしました。

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最後はさっぱりとメロンをいただいて、ごちそうさまでした!

振り返ると、 天ぷらや酢の物の具材が変わった以外は、3年前とほぼ同じ内容でしたね。でも、前のときがおいしいと思って、あれが食べたくて来たのだからいいのです!

2016年5月宿泊時の朝食

まずは3年前に宿泊した際の朝食を。囲炉裏は使いませんが、朝食も夕食と同じ席でいただきます。
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野菜たっぷりのおかずに、焼き鮭、そして朴葉味噌!

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きんぴらごぼうもおいしかったです。

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ツヤツヤのご飯になめこ汁。

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朴葉味噌の朴葉は、2016年のときは茶色っぽい葉だったんですね。これは季節によって変わるのでしょうか。それともたまたまなのかはわかりません。
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朴葉味噌をご飯に載せてたべると、無限にご飯が食べれてしまうのに、温泉卵まであるという恐ろしい朝食でした。

2019年8月宿泊時の朝食

さて、2019年8月の朝食です。

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焼き鮭、冷や奴、温泉卵などの基本的なメニューは変わっていませんが。

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朴葉が青々としています。なんというか、新しい感じ。
そして、上にのっているネギが、前回は万能ねぎのような青いネギでしたが、今回は普通のネギです。実は私は、普通のネギのほうが火が通ると甘みが出るので好きです。

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おひたし。茄子の煮浸し。

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前回はきんぴらでしたが、今回はいり鶏。そしてやはり冷や奴。

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焼き鮭は今回もこんがり焼かれていておいしかったです。

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温泉卵もちょうどいい固さ。

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2019年の再訪でも、大満足の朝食でした。
ごちそうさまでした!

【再訪したい度】★★★★★ 3年ぶりの宿泊でしたが、前回より満足度が高かった

食事がおいしく、お湯も良く、最初に宿泊したときからかなり満足度の高い宿で、また泊まりたいと思い続けての再訪でした。

実は前回宿泊時、非加熱のぬる湯の浴槽はすごく気に入ったものの、それ以外の浴槽が私には熱すぎてつらいかも……と思っていたのですが、今回はどの浴槽も適温に整えられていて、前回以上にお湯を楽しむことができました。
周辺の宿と比べて宿泊費は安くはないのですが、休前日でも1人泊を受け付けてくれる貴重な宿なので、また、暑い時期にぬる湯と飛騨牛を楽しみに行きたいと思います。

【1人旅に優しい度】65点:早めに予約すれば連休のタイミングでも1人泊可能

泊まりやすさ 20/20

休前日の1人泊OK。GW中に泊まったこともあります。
1人で泊まれる8畳ぐらいのお部屋が2室あるようです。

食事場所の配慮 5/20
囲炉裏付きのテーブルが並ぶ食事処で。テーブルが広く使えるのは良い。
特に隣の席との間に衝立があったり、1人のお客さんを壁際などの目立たない場所に配置するというようなことはなかった。

プランの選択肢 15/20 
5%還元などのお得なプランは1人泊だと利用できないが、基本的には2名以上で泊まるのと同様のプランで予約可能。
今回は1人で「飛騨牛2倍」のプランを申し込んだ。

ドリンクオーダー  5/20
ドリンクメニュー自体やや少なめなのだが、1合で注文できる日本酒は1種類のみ。

フリーWi-Fi完備 20/20
FreeWi-Fiを全館で利用可能で、速度も十分。