温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

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秋田県 水沢温泉郷 駒ヶ岳温泉宿泊記

駒ヶ岳温泉

好きな山はどこ?と聞かれると必ず名前を挙げる山が「秋田駒ヶ岳」なんですが、その秋田駒ヶ岳の麓にあり、駒ヶ岳の名を冠している温泉宿です。

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秋田新幹線田沢湖駅から乳頭温泉行きのバスに乗り「休養センター前」で下車して徒歩10分はかからないぐらいでしょうか。
あらかじめ電話をしておけばバス停まで迎えに来てもらえますが、緑が気持ちよい道なので、私はいつも歩いてしまいます。「水沢温泉郷」に属する宿です。

1人泊でもリーズナブルに泊まれる6畳の部屋があり、土曜日でも料金アップなしで1人泊できるのもすばらしいなと思います。
2015年の夏に泊まった際は、土曜日の1人泊で8700円で宿泊しました。

秋田駒ヶ岳登山の前後泊で利用することが多いのですが、温泉と食事だけを楽しみに来ても十分満足できる、すばらしい宿です。

乳頭温泉の有名宿「鶴の湯」と同経営で、無料&送迎付きで鶴の湯のお風呂も楽しめる特典あり

秋田駒ヶ岳は、8合目まで車(マイカー規制中はバス)で行くことができるので、登山の経験があまりない方でも絶景や美しいお花畑が楽しめる、すばらしい山だと思います。

7月の秋田駒ヶ岳は、本当に、天国のようです。

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ムーミン谷に咲き乱れるチングルマ。

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私がこの宿に宿泊するのは秋田駒ヶ岳登山が目当てのことが多いので、緑の美しい7月~8月ごろのことが多いです。

9月下旬から10月上旬の紅葉時期もすばらしいのではないかと思うんですが、まだ行ったことはありません。

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宿の外観です。
ロッジ風というか、わりとそっけない感じの建物かもしれません。

こちらの宿、目の前に駐車場があって普通に車で目の前まで行ける、そんな山奥にあるわけではない宿なんですが、宿の周辺には緑がいっぱい残っていて、滝もあり、登山をしなくても森林浴が楽しめるのも魅力です。

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宿のすぐ側にこんな緑いっぱいの空間が。

 

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水音に誘われるように小道を歩いていくと……。

滝が現れます!素敵ですね~。

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また、駒ヶ岳温泉は、秘湯の宿として有名な乳頭温泉の鶴の湯と同じ系列で姉妹館となっており、こちらの宿に泊まると夕食後にバスで鶴の湯に送迎してくれ、通常は日帰り入浴を受け付けていない夜間に、鶴の湯のお風呂を楽しめるという特典があります。

実は鶴の湯さんは、乳頭温泉郷の中でも幹線道路から離れた、やや奥まったところにあり、路線バスでは日帰り入浴をしに行くことが難しいのです。

なので駒ヶ岳温泉に宿泊したときのこの送迎サービスは非常にありがたいなーと思います。

【風呂】★★★★★ もともとすばらしいお湯だったが、数年前に大浴場を改装してさらに満足度アップ。

男女別の大浴場と、宿泊者専用の貸切露天風呂が2つあります。

大浴場は、数年前までは玄関を入って右手すぐのところにあり、内湯のみで設備も新しくはなく、やや雑然とした印象だったのですが、最近玄関から向かって左手側に新しい棟ができ、新しい大浴場ができました。
24時間入浴可能で、それぞれに内湯と露天があります。男女の浴室の入れ替えはありません。

渡り廊下を歩いて浴室棟へ。
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浴室の前には、木の椅子やマッサージチェアが置いてある休憩スペースが。
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脱衣所のようす。
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洗面所のようす。
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アメニティは特になく、ドライヤーとティッシュのみ。

洗い場。
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ボディシャンプーとリンスインシャンプーがあります。できたばかりでとてもきれい。

内湯
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広々としています。

露天風呂も開放感ありました。
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ただし、大浴場は9時から19時までというけっこう長い時間、日帰り入浴を受け付けています。
設備も新しく、料金も500円とリーズナブルなので、日中の大浴場は部屋数のわりにかなり賑わっていることが多く、この点は宿泊者視点だとちょっと残念です。近くにある日帰り温泉施設「アルパこまくさ」よりもむしろ、混んでいるような。。。

ただ、そんなときのために、宿泊者専用の貸切露天風呂が2つあります。

16時~23時、6時~9時までという時間制限はあるものの、宿泊者は無料で、空いていれば何度でも利用することができます。

湯小屋はこんな感じで二棟並んでいます。
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浴槽の1つは六角形。
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もう1つは石造りの浴槽です。
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部屋数が少ないので、入りたいと思ったときに入れない!ということもあまりなかったです。

泉質は、青みがかった硫黄泉です。正確には「含硫黄カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・硫酸塩・塩化物泉」とのことですが、硫黄の香りがあり、とろみを感じさせるようないいお湯です。
こちらの宿では、すべての浴槽で源泉かけ流し(高温時のみ加水)で提供しているそうです。

また、夕食後、20時から送迎バスが出て、姉妹館の鶴の湯のお風呂に入りに行くことができます。
夕食後でかなり満腹な時間なので、お酒を飲んでいたりすると特に、行くべきかどうか迷ったりもしますが、行ってみるとやはり「来てよかった!」と思います。
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夜の鶴の湯温泉。

10分ぐらいで鶴の湯について、21時にまた送迎バスが出るので、正味1時間弱なのですが、お湯につかりにいくだけなら十分です。
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鶴の湯さんはこの時間帯は日帰り入浴を受け付けておらず、また、宿泊している人たちも食後で休んでいる時間だからか、ほとんど入りに来てないんですよね。

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混み合うことなく、風情ある湯小屋とすばらしいお湯を楽しむことができました。

【食事】★★★★★ 秋田ならではの料理も取り入れ、量も味もよい

こちらの宿では、昼食時間帯にお蕎麦を提供しており、それもなかなかおいしいのですが、朝晩の食事もかなりおいしいと思います。

お品書き。
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まず前菜は、茸の醤油漬けと、比内地鶏とさくの炊き合わせ。
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日本酒が進むお味。さっそく注文しました。
お造りは岩魚です。
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山の宿らしくていいなと。

銘柄は忘れてしまったけれど、注文した日本酒と、香の物。
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いぶりがっこも入ってますね。

陶板焼きの八幡平ポーク。
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味付けは自家製味噌だそうです。おいしい。

焼き物は鱒の幽庵焼き。
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食べやすくていいです。


鯛・海老・季節の野菜の冷たい煮物。
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どれも日本酒がすすむお味なのでもう1杯注文。
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鍋物は山の芋鍋。具材は、山の芋と八幡平ポーク。
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写真を取る前に給仕の方が取り分けてくださったので、鍋に入ってる状態の写真がないのですが。。。
鶴の湯の名物だという山の芋鍋を、姉妹館のこちらでも食べれます。

最後に盛りそばをいただきます。

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お蕎麦もこちらで手打ちしており、とてもおいしいです。

あきたこまちの用意もあるそうですが、お蕎麦でお腹いっぱいだったので、朝のお楽しみにとっておくことに。

夕食は汁物がないので、ご飯を食べるときは芋鍋と一緒にいただいたほうがよいです。

デザートはアイスクリームと果物。
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量・味ともに大満足でした!

朝食はこんな感じで、ご飯がすすむおかずが少しずつ。
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お豆腐がとてもおいしかったです。
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全体的に派手さはないのですが、地の物が使われており、山の宿らしいすばらしい食事だと思います。
ご飯もおいしいし、蕎麦屋さんがベースなだけあって、日本酒にあう料理が多いのもいいですね。

【部屋】★★★★ 6畳の部屋はトイレは共同なものの、冷房完備で不便はない

お部屋は2階です。

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今回泊まった6畳のお部屋はこちら。

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トイレはついていないのですが洗面所はあり。
共同のトイレも温水洗浄機能付きできれいだし、部屋を出てすぐのところにあるので特に気になりません。
ちなみに、もう少し広い和室や和洋室もあり、そちらには部屋の中にトイレもついているようです。

テレビ・冷蔵庫もあり、特に不自由はないし、内装はわりと新しめできれいです。

田沢湖高原は夜になると涼しいので、冷房が各部屋についていない宿もあるのですが、こちらの宿は全部屋冷房完備なところもポイント高いです。

窓を開けていれば涼しいのですが、夜は虫が入ってきてしまうのが気になるので、やはり冷房使いたいんですよね。。。

【再訪したい度】★★★★★ 人にあまり教えたくないぐらいお気に入りな宿

本当に大好きな宿で、毎年のように再訪しています。できればあまり人に教えたくないくらいです。

日帰り入浴を受け付けている時間が長く、夕食前の時間帯にお風呂が混み合うことだけはちょっと残念ですが、24時間入浴可能ですし、部屋数も少ない宿なのでそれ以外はのんびりとお風呂を楽しめます。

浴室棟を新しくしたりと、施設の改修にも積極的に取り組んでいてすばらしいと思うのですが、リーズナブルな宿泊費もこの宿の大きな魅力だと思うので、改修して宿泊費が高くなったりしないで、なるべく今と変わらずに運営してくれるといいなあと思っています。

ちなみに、もっともリーズナブルな6畳の和室の宿泊プランは、なぜか楽天トラベルでのみの提供でした。じゃらんでは提供なし。

↓こちらのリンクから予約できます。