温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

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長野県 八ヶ岳山麓の唐沢鉱泉 宿泊記

唐沢温泉 八ヶ岳名湯 唐沢鉱泉

八ヶ岳の登山口にある温泉宿。日本秘湯を守る会の会員宿です。

場所柄、山小屋のつもりで行くべきか旅館のつもりで行くべきか悩むところですが、こちらの宿の場合、個室利用で予約した場合は、旅館に泊まるつもりで行って大丈夫です。

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部屋にゴミ箱もありますので、紙くずなど常識的なゴミは捨ててOKですし、歯ブラシや浴衣、バスタオルなどの基本的なアメニティもあります。深夜も電気が消えることはありません。
1月の成人の日連休の後、GW前ぐらいまで冬季休業してしまうので、私は、年末か年明けに利用することが多いです。

公共交通機関ではアクセス悪いが、宿泊者は宿の車で送迎してもらえる

登山者のための駐車場はあるものの、路線バスは通っていませんが、宿泊者は宿の車で茅野駅まで送迎してもらえるので、八ヶ岳登山の後などに何度か宿泊しています。

迎えは茅野駅を13時と16時、送りは唐沢鉱泉を9時、12時、15時で出発します。
送りの時間はチェックイン時に伝えれば大丈夫ですが、茅野駅に迎えに来てもらう場合は、あらかじめ電話などで宿に連絡しておく必要があります。


14時からチェックイン可能なので、茅野駅発13時の送迎車に乗れば最も早い時間にチェックインできます。

【風呂】★★★★ 湯温の異なる2つの浴槽と源泉の打たせ湯。泡付きがすごい

男女別の内湯で、源泉はかなり冷たいので加温している、二酸化炭素冷鉱泉です。
源泉そのままの打たせ湯もありますが、ものすごく冷たい&勢いが強いので、利用している人は見たことがないです。

浴槽は2つあり、大浴槽は42度ぐらい、小浴槽は38度ぐらいになっています。

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出典:http://www.karasawakousen.com/room.html

内湯なのですが、一面が窓になっていて開放感があり、また浴室内も苔むしていて、内湯っぽくない、不思議な作りの浴室です。

二酸化炭素泉なので、湯温低めの小浴槽に入っているとかなりの泡付きがあります。
けれど、小浴槽は腰掛ける段などがなく、長時間はつかりにくいのがちょっと残念です。ぬるめなので首までつかったほうがいいのかもしれないですが、水圧で苦しくなってしまうので、半身浴したいんですよね~。
大浴槽は腰掛ける段があるのだけど、こちらは熱すぎてやはり長くはつかれないのです。

加温循環してはいますが、ほのかに硫黄っぽい温泉臭があり、良いお湯だと思います。
水風呂はないですがサウナもあり、シャワー、ドライヤーなどの設備もきちんとしたもの。洗い場にはリンスインシャンプーとボディシャンプーあり。

ただ、かなり遅い時間まで(正確にはわかりませんが、20時ぐらいまで日帰りのお客さんを見かけることがある)日帰り入浴を受け入れており、無雪期は登山帰りの日帰り客でかなり混むのがちょっと難かもしれません。
山の宿、かつ湧かし湯なので、夜は22時まで、朝は7時からしか入れず夕食後はあまりゆっくりつかる時間がないのですが、夕食前は日帰り客で混んでしまうので。。。
それもあって最近は、登山客が少ない冬に泊まるようにしています。

【食事】★★★★ 山の宿らしい料理で、手がこんでおり味もよい

イワナの甘露煮、ローストビーフ、サーモンのお刺身、沢煮椀など、山の宿らしいメニュー、かつ、とてもおいしいです。

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冬は生ビールがないこともありました。
お酒の種類はそんなに多くないです。

私はいつも1人で泊まっているので注文したことはないのですが、猪鍋や鹿のたたきなども別注できます。
猪鍋は2人前5400円とまあまあいいお値段のようです。鹿のたたきは2人前2160円。

朝食は和定食。特筆すべきことはないけど、味は良いです。

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納豆が、こんな風に皿に盛られているのって珍しいですよね。

登山で早朝に出発する場合は、朝食をお弁当に変えてもらうこともできます。
その場合、夕食後にお弁当を受け取って、会計も一緒にしてもらうことになり、朝は鍵をフロントに置いて出ることになります。

【部屋】★★★

部屋はすべて和室で6畳から20畳までの部屋があり、宿泊人数によって割り振られるようです。私は、1人泊なのでいつも6畳間に案内されるのですが、フロントでチェックインして階段を1つ上った階に案内されることが多いです。

階段を上ったところにはどどーんと剥製たちが!

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山の宿なのでこんなものかなと思いますが、苦手な方は心の準備をしておいたほうがいいかもしれません。

ドライフラワーが飾られている廊下。

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いつも、とても清潔に整えられています。

室内へ。ちゃんと内側からも外側からも鍵はかかります。

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日当たりの良い6畳の和室で、こたつの上にお茶セットが。
ちなみに、写真には写っていませんが液晶テレビもちゃんとあります。

共同の洗面所やトイレはいつも清潔に掃除されていますし、室内に鏡台もあるので、特に不満を感じることはありません。

山から下りた後に泊まることが多いのであまり気にしたことがなかったのですが、冷蔵庫は本館の部屋にはないので、持ってきたビールなどは冷やせません。
けど、真夏以外は、窓の外に置いておけば大抵冷え冷えになってますが。。。

館内に自動販売機はあり、缶ビールやジュースやお茶を買うこともできます。
浴衣やタオル、歯ブラシなどの一通りのアメニティは揃ってますが、布団敷きはセルフです。
立地もサービスも、山小屋的なところもありますが、山小屋と違って消灯時間などはありませんし、室内のコンセントも24時間使えます。

【再訪したい度】★★★★★ 登山口の温泉宿の中でも、かなりのお気に入り

毎年1回は行きたくなる宿です。
山域として八ヶ岳が好きだし、自宅から茅野駅までは交通の便もいいので行きやすいっていうのも大きいのですが。
八ヶ岳には、ここの他にも「稲子湯」や「渋御殿湯」など登山口の温泉宿も多いのに、泊まってるのはこの宿だけで、他は日帰り利用ばかりですね。稲子湯は、いつか泊まってみたいとも思っているんですけど。。。

宿泊費は、2名以上で個室利用の場合は1人税込み13110円。1人泊だと割り増し料金になり、税込み14610円になります。

また、これとは別に「登山者大部屋コース」というものもあり、税込10734円。
タオル・浴衣・歯ブラシがつかず、大部屋に男女の区分けなく相部屋で泊まるという、いわゆる山小屋的な利用の仕方になるようです。食事の内容も異なるそうです。

私は、空いているときしか泊まったことがないので、1人でもいつも個室利用だったのですが、繁忙期だとこういう利用方法も選択肢に入ってくるということなのでしょう。

山の宿ですが、個室利用の場合は楽天トラベルからネット予約もできます。

ネットで先に予約した場合、料金が異なるので、個室利用で申し込んだのに行ってみたら相部屋だった!ということはないので安心です。


2014年12月28日泊