温泉がらみでも、抱負っぽい記事をひとつ
先日、山に関連して2018年の抱負を書きました。
タイトルを決めて書き始めたときは「我ながらこれのどこが抱負なんだろう……」と思っていたんですが、書き終わったら案外ちゃんと抱負になっていたので自分でびっくりしました。すごいな!書くことで見えてくることってあるんですね。書いてよかったよ!
山について抱負を書いたら案外楽しかったので、温泉についてもちょっと考えてみようかなーと思いました。
私が日々こつこつ&こっそり更新し続けている「自分内泊まりたい宿リスト」を開いて、各県ごとにナンバーワンを決めて公開しようかなと。
つまり今、私が1番泊まりたい宿を1県につき1宿紹介したいと思います。
全部で47宿!県ごととは言えナンバーワンを決めるのはけっこう難しいのですが……今の気持ちで、1番泊まりたい宿を選びます。以前泊まったことある宿・ない宿両方あります。そこは特に縛り入れていません。
ちなみにですが「泊まってよかった宿」だと思って来たのに!という方は「2017年の振り返り」として直近で2記事書いておりますのでこちらをどうぞ↓
「今回は泊まりたい宿」のお話です。
- 温泉がらみでも、抱負っぽい記事をひとつ
泊まりたい宿をどうやって選んでいるの?とたまに聞かれるのですが
選び方はすごく普通です。「じゃらん」「楽天トラベル」で地域毎に検索して、気になった宿についてトリップアドバイザーや宿の公式サイト、個人ブログの宿泊記録などで情報を補完し「これは良さそう!」と思った宿をリストアップしていくだけです。
もうちょい詳しく書くと……
【1】じゃらんで「源泉かけ流し」の宿を「人気順」でソートして、上から順にチェック。
【2】次に「源泉かけ流し」の宿を「宿泊日付未定・1人泊」で検索してやはり「人気順」でソート。
【3】【1】と【2】を何となく見比べ、宿泊費が「まあ、無しではないかな……」と思った宿について、提供プランや口コミを読む。
【4】「わりと良さそう」と思った宿について、楽天トラベルやトリップアドバイザーでも検索して、口コミを読む。
【5】宿の公式サイトや個人ブログの宿泊記録もチェックし「これは行ってみたいかも」と感じたら、自分内「泊まりたい宿リスト」に追加する。
やはり、可能な限りお湯がいい宿に泊まりたいんですよね。結局そこが最優先でして……なので初動はじゃらんのことが多いです。じゃらんは「こだわり条件」に「源泉かけながし」という項目があるため「宿の自己申告ではあるものの、源泉かけ流しを謳っている宿」に絞って検索することができます。
ただじゃらんでは源泉かけ流しと書いてなかったのに、行ってみたらかけ流しだったり、かけ流しと書いてあったけど「かけ流しなのは有料の貸切風呂だけだった」ことや「かけ流し循環併用方式」という謎の方式だったこともありましたので、あくまで「一つの目安」ではあります。
また、楽天トラベルのほうがじゃらんよりも登録宿数が多いですし、じゃらんだけ見ているといい宿を見逃すこともあるので、たまに「かけ流し」のこだわりを捨てて楽天トラベルで検索することもあります。
秘湯系の宿はじゃらんや楽天には掲載がないことも多いので、その場合は雑誌や書籍などを参考にしつつ、個人の方の宿泊記を探したりですかね。
こうして考えると、普通の調べ方ではあるんですけど、自分なりに「こういうプランを出している宿はよかった気がする」みたいな、経験に基づく勘も働かせていますし、けっこう時間もかけて選んではいます。まあ、泊まりたい宿について考えるのは、楽しい時間ですしね。
秘湯宿選びの参考にしている本
秘湯についての本は、以前友人にプレゼントしていただいた「秘湯を守る会」監修で山と渓谷社から出ているこの本が最高に気に入っているのですが。
ですが今Amazonを見たらなんと!新品の販売なしでプレミアがついてる……嘘でしょ……。
山と渓谷社さん、どうして増刷してくれないのですか。。。というかむしろKindleで出してほしい……本持ってるけどデータでも買うから。まさか秘湯を守る会と何かあった……?ほんとにあり得そうでこわい。
上の本には負けるのですが、秘湯系の本では最近出たこの本もなかなか良かったです。
全体的に写真がきれいでね。
山と渓谷社さんのやつはけっこう、登山者に寄った内容でしたがこちらは、黄金先不老ふ死温泉などの海の温泉も紹介されていますし、「食事がおいしい秘湯宿」「ぬる湯の秘湯」などテーマに沿ってまとめられていたのも良かったですね。
私は温泉宿に関しては「一人で泊まるのが一番好き」なので一人泊OKな宿を優先する傾向はありますけど、それ以外は高級宿も秘湯宿も温泉民宿も大型温泉ホテルもOKな雑食タイプなので、いろいろごちゃまぜでとにかく、今の私が一番気になっている宿についてお送りしたいと思います。
北海道・東北で一番泊まりたい宿
北海道:銀婚湯
秘湯系。日本秘湯を守る会会員宿。
こちらのブログで読んで、ずっと気になっている宿です。「トチニの湯」という野天風呂がすごく良さそう!秘湯系だけど食事も悪くなさそうだし、公共交通機関利用でもなんとか行けそうですしね。
一人泊もOKなんですが、旅館の名前的にご夫婦が多そうなので、1人だとちょっと気が引けるところでもあるかもなあとw
野天風呂は夏は虫が多いようなので、晩秋からGW前ぐらいの時期で泊まりたいところです。
青森県:蔦温泉旅館
小ぎれいな秘湯宿。食事もおいしいらしい。足元湧出。
実は、2017年の夏に日帰り入浴で立ち寄って、足元湧出の浴室含め堪能してきた宿です。ブナの林に囲まれた一軒宿。
湯屋を含め建物の雰囲気も良く、食堂でいただいた昼食もおいしく、秘湯だけど携帯もしっかり入るのでこれは泊まりに来たいなと思いました。お湯は、夏ということもあると思いますがきりっと熱め。でもよかった。立ち寄りもこういう出会いがあるからいいのですよね。紅葉期は混みそうだから紅葉が終わったぐらいの時期に泊まりたいなあ。
秋田県:須川温泉 栗駒山荘
秋田県と岩手県の県境にある栗駒山麓の秘湯宿。
食事おいしく、湯量豊富で開放的な露天風呂からの眺めは最高で、かつ栗駒山は紅葉の名所。当然、予約の難易度は高いのですが、直前で空きがあるとピンポイントで1日だけ、楽天トラベルにプランが出ていたりもします。
宿の所在地は秋田県なのですが、バス便は岩手側から出ています。最寄りのバス停から徒歩3分で宿に着くのだそうですが、バス停を下りたところはまだ岩手県だという、本気の県境にある宿です。冬期休業あり。
岩手県:国見温泉
日本秘湯を守る会会員宿。私の大好きな山「秋田駒ヶ岳」の登山基地として使われることも多い山の秘湯宿です。エメラルドグリーンのお湯の美しさで有名で、以前から行ってみたいとは思ってはいたものの、送迎なく「田沢湖駅もしくは雫石駅からタクシー30分」というのがちょっとネックでなかなか行けていない宿。
ロプロスさんが昨年行かれてて、ブログに美しい画像が掲載されており、行きたい思いが高まってきた!しかし5月までは冬期休業中です。
近年は人手が足らず、施設の整備もままならないとの情報もあり、なんとなく、早めに行っておかないといけない気がしている宿です。。。宿のブログの更新がまめで、好感持てます。
山形県:山形座 瀧波
ここまで4県はすべて秘湯系の宿でしたが、山形県はちょっとハイクラスな「再生の宿」をチョイス。
もともと山形県はここではなく、米沢牛を中心とした食事がおいしいので有名な「時の宿すみれ」が候補だったのですが、先日AmazonほしいものリストからプレゼントにいただいたBRUTUSの温泉特集号に、この宿の再生物語が4ページに渡って掲載されており、興味を引かれました。
東日本大震災後の売上げ減から、一度は民事再生法の適用を申請した宿が、若い社長を
中心として全室露天風呂付きの古民家移築の宿として生まれ変わり、評判も上々なもようです。もちろんけっこういい値段ではあるけれど、交通の便も良いし一人泊も可能。応援の意味でも一度、泊まってみたいなあと。
宮城県:遠刈田温泉 別邸 山風木
遠刈田温泉にある温泉付きオーベルジュ。
とにかく食事がおいしい宿です。実は10年近く前にキャバ嬢の友人と2人で泊まったことがあるのですが、土釜で炊かれたはらこ飯が最高においしくてですね。
季節によってメニューがガッツリ変わる宿なので、これを食べるためになんとか、10月に伺いたい。。。もちろん、〆のご飯以外の料理も最高においしいんですよ!
しかも数年前から、ビール、宿おすすめの日本酒、グラスワインの赤白スパークリング、焼酎などのお酒が夕食時に飲み放題になりました!
「別邸 山風木」というからには本邸があるわけですが、すぐ近所の、やはり遠刈田温泉内にある遠刈田温泉 旬菜湯宿 旅舘大忠さんがそうでして、こちらには2年前に彼と一緒に泊まりました。山風木同様に食事がおいしい宿なんですが、彼はいまだに「今まで泊まった旅館で大忠さんが一番料理がおいしかった」と言います。
大忠さんでも山風木さんでも、朝夕おばんざいが食べ放題。
この肉じゃががおいしかったんですよねー。
そして、飲み放題には含まれないものの、十四代も別料金で在庫していることが多いです。
2種類もあったよ!
一人泊不可の宿なんですが、誰を連れていっても文句は言われないと思うので何度でも行きたい宿ですね。
ちなみに宮城県は、鳴子温泉郷の赤這温泉阿部旅館さんとかなり迷いました。。。
福島県:おとぎの宿 米屋
全室露天風呂付きで源泉も湯量豊富なアルカリ性単純泉。料理、その中でもご飯がおいしい宿。
元米屋さんが営む宿で、朝食の土鍋で炊いたご飯が最高においしかったんですが、珍しく「すごくよく呑む会社の同僚たちとのグループ旅行」で行ってしまったため、朝食をゆっくり味わう余裕がなかったことをちょっと後悔しています。。。
一応一人泊もできるけど、気の置けない間柄の人と2人で泊まるのが良い宿という気がします。いいお値段の宿なのでなかなか再訪できずにいるのですが……。
ちなみに次点ということで、飯坂温泉の双葉旅館がずっと前から気になっているのですが、旅行サイトでの予約ができない宿のためこちらもなかなか行けずなのです。
関東で一番泊まりたい宿
群馬県:四万温泉 柏屋旅館
四万温泉でおしゃれなカフェも営んでいる、あらゆる意味で女性ウケが非常に良さそうなきれいめの宿。
内装が和モダンだったり、朝食をブランチにしてカフェでいただけたり、貸切風呂が何度でも無料だったり。女子の好きな要素がちりばめられています。。。ずっと前から行ってみたいと思いつつ、いまだ行けていない宿です。カフェもおいしかったのでまた行きたいなあ。
また、シングルベッドルームがあり、休前日でもGWでもいつでも1人泊OKな1人泊ウェルカムな宿でもあります。
しかしこのお部屋なのにプランを見ると「部屋食」らしいんですよ。どこで食べるんでしょうかw
とは言え「1人泊のときは夕食は部屋食じゃないと」と思う方は多いのか、週末は早々に売り切れてしまう人気のお部屋のようです。なかなか予約できないので2018年は泊まれるといいなー。
栃木県:板室温泉大黒屋
「保養とアートの宿」というコンセプトを掲げている板室温泉大黒屋。モダンな宿で、敷地内に美術館やギャラリーがあるそうです。この宿に心惹かれるのは「リラックスできそうな広い部屋」「ph9.5のかけ流し温泉に24時間に浸かれる」「部屋だしの食事も非常においしい」などのポイントです。
シングルルームも備えており、いつでも1人泊のプランが出ている1人泊ウェルカムの宿でもあります。シングルルームでもこの広さ!
空間が余っていますね。この部屋に2人以上の人が泊まることがないとは。。。
椅子とテーブルなのでブログ執筆も捗りそうです。平日でも1泊2万円ぐらいするのでなかなか気軽に泊まることは叶いませんが、ずっと前から泊まってみたいと思っている宿なんですよね。
茨城県:平潟港温泉 あんこうの宿 まるみつ旅館
とにかく、海の幸とアンコウがおいしいのがウリの宿です。そして一応温泉もあり。
あんこう大好きで、冬になると突発的に食べたくなるので覚えておきたいなと。
茨城はあんまり温泉ないイメージでしたが、こちらの宿は一応温泉ですし、口コミを読んだ感じでは泉質も悪くなさそうです。
千葉県:お宿ひるた
オーシャンビューの宿ですが、食事がとにかくおいしいそうで。
一応温泉ですが、お湯は循環ですので特筆すべきことはなさそうです。ですが、海を眺めながら入れる貸切露天風呂では宿から生ビールのサービスがあるとか!それはちょっと珍しいし羨ましいなと。
一人泊は不可なので、いつか誰か誘って……と思いつつなかなか足を運べない宿。2018年こそは……行けるでしょうか。
埼玉県:秩父七湯 新木鉱泉旅館
秩父にこんないい感じの宿があったのか!と言うのが初めて知ったときの感想でした。
源泉は単純硫黄冷鉱泉で、温度が低いので加水はしているものの、源泉100%で提供しているため、つるっとした肌触りがあるそうです。
建物の雰囲気も良いし、食事の評判も良いですね。1人泊は平日のみ受け付けています。お安い宿ではありませんが、首都圏からなら遠方に出かけるよりは交通費はかからずにすみますから、そのぶん宿代に回すというのもありだよなあと。
東京都:東京ステーションホテル
実は、全47軒のうちこちらのホテルだけが温泉宿ではありません。文字通り東京駅併設のこのホテルで何が気になっているかというと、朝食です。
行かれた方のレポートを読んでも、なんともおいしそうで……。
期間限定平日のみ(予約のみ)でビジター利用ができることもあるようなんですが、基本的には宿泊者のみが食べれるというこの朝食、いつか食べてみたい……。
ちなみに、もし「温泉宿限定」で泊まりたい宿をあげるなら、東京都では蒲田のSPA&HOTEL 和を選びます。温泉付きビジネスホテルですがツルツルした肌触りの黒湯の温泉でかなり好きです。ただ、こちらは日帰り入浴で利用できるので、何度か入っているのでまあ、家から日帰りできる場所ですし泊まらなくてもいいかな、と。
神奈川県:湯河原温泉 加満田
加満田さんは、奥湯河原にある歴史ある純和風宿で、食事がおいしいと評判の宿。客室すべてに温泉内湯がついている高級めの旅館です。
歴史ある旅館ではありますが「かけ流しの露天風呂を空いていれば何度でも貸し切りできる」などのサービスも取り入れており、全客室で無料Wi-Fiも利用できるなど居心地も良さそうだなと思っていました。
安い宿ではありませんが、秩父同様、湯河原もあまり交通費をかけずに行ける場所ですので、各駅停車でのんびり来て、そのぶんいい宿に泊まるのもいいかなあなんて思ったり。
土曜日の1人泊もできるんですよ、だいぶお高いですけどw
朝夕ともに部屋食なので、1人のときは部屋食じゃないと嫌という方にも、いいかもしれませんね。
ちなみに次点として湯河原温泉 オーベルジュ湯楽と最後まで悩みました。
イタリアンのシェフが作る料理がおいしいオーベルジュで、お湯もかけ流しで一人泊可能な宿です。加満田さんよりはリーズナブルに泊まれますしね。
甲信越・北陸で一番泊まりたい宿
山梨県:嵯峨塩鉱泉 嵯峨塩館
大菩薩峠の登山口「上日川峠」に向かうバス路線沿いにある山の宿。車で行ける場所ではありますが、かつては日本秘湯を守る会の会員宿でしたし、秘湯宿と言っていいかと。きれいめの秘湯宿ですね。
バスで通るたびに「なんか良さそうな宿があるんだよなー」とひそかに気になっていました。
古民家の一軒宿で、建物の雰囲気も良く食事もおいしいとのこと。鉱泉ですが、浴室の雰囲気も良さそう!日帰り入浴も可能なようですが、バス便が少なくて立ち寄りはちょっと難しいので、宿泊でゆっくりおとずれたいなと。
長野県:来馬温泉 風吹荘
山の中の小さな一軒宿。秘湯宿と言って差し支えない宿だと思うのですが、宿泊費1万円以下の宿なのに異常に食事がおいしいので有名なようです。温泉のお湯は熱め。手打ちの蕎麦も日本酒もおいしいとのこと。泊まった方のレポートはこちらです。
1人泊も可能ですしリーズナブルな宿だからとっとと予定を立てれば良いのですけど、長野県内ではあまり交通の便がいいとは言えない場所なのと、Web予約ができないのがネックでいまだ泊まったことがありません。今年こそは行けるといいなあ。
新潟県:赤倉温泉 赤倉観光ホテル
妙高高原の標高1000メートル地点*1に立つ、源泉かけ流しの温泉付き、高級リゾートホテルです。早朝には露天風呂から雲海が見えることも多いとか。
以前、妙高山登山のために妙高高原におとずれた際、山の中腹に見えるこちらのリゾートホテルに行ってみたくなって徒歩で行ってみたことがあります。
ラウンジとベーカリーを利用しただけなんですが、ケーキもパンも大変おいしく、眺めもサービスもいいので「これはきっと料理もレベル高いぞ!いつか泊まってみたい」と思うようになりました。
ランチ付きの日帰り入浴プランなどもあることはあるんですけど、できるなら泊まってみたいなあ。。。
2021年12月についに宿泊が叶いました。
ちなみに新潟県の次点は、越後駒ヶ岳の登山口にある駒の湯山荘。
越後駒ヶ岳登山と絡めて登ることも考えたのですが、人気宿なのでそうそううまくは予約が取れず……。いつか温泉だけを目当てに、のんびりお邪魔したいなと。
石川県:一里野高原ホテル ろあん
白山山麓にある古民家移築の宿で、ジビエ料理が名物。
囲炉裏端で、ジビエなど白山の地物食材や飛騨牛を炭火焼きでいただくのが楽しそうだし、温泉もなかなか良さそうでした。
冬は雪見露天も楽しめるようです。
石川県の次点は粟津温泉 源泉かけ流しの宿 かめたに。
粟津温泉あたりって、案外かけ流しの宿が少ない印象なのですが、こちらの宿は飲泉もできる完全かけ流しだそうです。
富山県:祖母谷温泉
秘湯宿の中でも、歩いてしか行くことのできない、レベル高めの秘湯宿。宇奈月温泉からトロッコ電車で1時間半、終点欅平から徒歩50分ほどのところにあります。
以前、欅平の駅から数分のところにある名剣温泉に宿泊したのですが、名剣温泉のお湯は実は、さらに奥にあるこの祖母谷温泉から引いているお湯なんだそうです。
そう聞くと次回は祖母谷温泉に泊まってみたいなあと思いまして。もちろん現在は冬期休業中ですが、雪のない季節に計画してみたいなあと思っています。
福井県:三国温泉 望洋楼
福井ですから蟹です!
特別に蟹好きというわけではない私ですが、たぶん「おいしい蟹を食べたことがない」というのも大きいんだろうなと。
そんなわけで「料理旅館」を名乗るこの宿の「蟹フルコース」いつか食べてみたいんです!と思い続けてもう5年以上は経ったでしょうかね。。。
しかし、蟹フルコースだと1泊6万ぐらいするんですけど、当然こういう宿は1人泊は不可ですし、誰かつきあってくれる人いるだろうか……キャバ嬢かな。。。
東海で一番泊まりたい宿
静岡県:雲見温泉 温泉民宿高見家
静岡は、温泉宿が多すぎてもうわけがわからない状態なんですけど、最近気になっているのは西伊豆にある高見家さんという温泉民宿です。
民宿ですので布団敷きはセルフ、タオルなどのアメニティ類もありませんがお湯はすばらしく、空いていればいつでも無料で入れる貸切露天風呂もあり、食事はすばらしい。でも宿泊料金は2食付きで1万円以内とのこと。
楽天トラベルから予約可能ですが、1人泊のプランは出ていないようです。
↑の記事を見ると電話して空いていれば予約できることもあるようですが、休前日はきびしそうですね。。。
んでもなんとなく、彼氏こういう宿好きそうだから誘ってみようかな。貸切風呂あるしな。
岐阜県:濁河温泉 旅館御岳
岐阜県は、奥飛騨あたりで気になった宿にはかなり泊まってしまったので、そろそろ御岳山麓に行きたいなあと。
御嶽山が噴火する前に「御岳に登るときはこの宿に前泊して登りたいな」と考えていたのがこちらの宿でした。
広い混浴露天風呂があるのですが、濁り湯で湯浴み着OKなので、女性でも気軽に入れそうです。混浴風呂は広いほうが気楽ですよねw
愛知県:THE BEACH KUROTAKE(旧魚友)
愛知県って、実は仕事絡みで行ったことがあるぐらいで遊びに行ったことがぜんぜんないのですけど、行くなら魚がおいしくて温泉もある知多に行きたいってずっと思っていたんです。
知多半島のおいしい魚介を中心とした料理をいただけるのはもちろんのこと、オーシャンビューの展望露天風呂もすばらしい眺めのようです。
一応、1人泊は「ボイラー室が近い訳ありの部屋」のみ、1泊2食付き2万円ぐらいで可能でした。
三重県:榊原温泉 湯元榊原舘
三重県で温泉と言えば志摩あたりのほうが有名なんでしょうが、私、実はまだ伊勢神宮に行ったことがなくてですね……。
伊勢角屋麦酒の直営店にも行きたいので、三重県に行くなら伊勢市寄りで、できれば温泉もいいところに泊まりたいんだよなあ……で、以前から目を付けていたのがこちらの宿です。
ぬる湯のかけ流しの宿で、伊勢神宮からも交通の便はそう悪くありません。
それだけと言えばそれだけなんですが、まあ、そういう都合で「泊まりたい」宿もありますよねw
関西で一番泊まりたい宿
和歌山県:龍神温泉 民宿 せせらぎ
山の中の料理がおいしい温泉民宿です。
冬は猪やシカなどの「ジビエ料理」、春は「山菜料理」、夏は「川魚料理」、秋は「地元マツタケと熊野牛」をメインに提供しているそうで、1人泊で1泊2食付きでも1万円以下で泊まれる宿なのに料理がかなり良さそう。温泉も、内湯のみですがヌルヌルする源泉で、なかなか良いお湯のようです。
次点は白浜温泉 白南風。
宿自体の魅力としては「民宿せせらぎ」のほうに軍配が上がるかなと思いましたが「パンダを見たい」「南紀白浜ナギサビールに行きたい」などの理由で白浜観光にはちょっと興味があり、それなら泊まるのはここかなと。全10室で浴室は内湯のみですが、食事のおいしい小旅館です。
奈良県:十津川温泉 山水
奈良県南部、秘境と言ってもいい山奥にある十津川温泉の宿です。
郷土料理とかけ流しの温泉が売りで、特に温泉は源泉から300メートルの近さで、ほのかに硫黄が香るいいお湯だそう。
山だらけの奈良ですが、意外とかけ流しの温泉宿は少ない印象でして、その中ではこちらの宿は良さそうだなと思いました。
料理は「熊野牛」や「すっぽん」「紀州有田鴨」など地物を使った料理プランが多数用意されており、週末以外なら1万円台前半で1人泊も可能でした。
滋賀県:宝船温泉 湯元 ことぶき
滋賀県も、温泉はあることはあるのですが、かけ流しの宿は少ない印象でした。
が、琵琶湖畔にあるこちらの宿は、正真正銘の源泉かけ流しを売りにしている、しかも料理自慢の宿。
近江牛などを使った料理も評判がいいようです。朝夕個室食で、休前日以外は1人泊のプランも用意されていました。
京都府:木津温泉 丹後の湯宿 ゑびすや
京都と言っても京都市内ではなく、京丹後市という京都府北部にある木津温泉の宿です。
古民家風の建物で「大正レトロ」を売りにしている宿ですが、お湯も良さそうだし食事もおいしそう!冬は蟹刺しが食べられるとか。
最寄り駅から徒歩2分と交通の便がいいのも良いですね。
1人泊のプランもあり、素泊まりや食事が軽めのプランだと平日しか宿泊できないようなんですが、食事がゴージャスなプランなら、けっこういいお値段はしますけど、土曜日の1人泊もできるようです。
大阪府:湯元「花乃井」スーパーホテル大阪天然温泉
大阪に行くなら、郊外で下手に温泉宿に泊まるよりも、大阪市内の便利なところに泊まって、市内でおいしいものを食べたい。
ということで、そんなときに頼りになる温泉付きビジネスホテルです。
実は私、こちらの宿には一度泊まっているんですが、部屋もきれいだし浴室もきれいだし、お湯もなんと、ビジネスホテルなのにまさかのかけ流し!大変すばらしかったので、また大阪に行くときもここに泊まりたいです。
兵庫県:淡路島 海若の宿(わたつみのやど)
兵庫県で温泉宿に泊まるなら、城崎温泉か淡路島か……と思っていたんですが、城崎温泉には一度泊まっているのでやはり淡路島かな?ということで、淡路島の温泉宿の中で一番よいなと思ったのがこちらの宿です。
お湯は天然ラジウム温泉のかけ流し!
料理も「ふぐ堪能懐石コース」がおすすめのようでしたがそれ以外にも「淡路島玉ねぎと鰆の西京焼き」など、地物野菜を使ったメニューもおいしそうでした。
一人泊は平日であっても設定がないのがちょっと残念ですが……すごく良さそうな宿なので、誰か連れていくかな。。。
ちなみに次点は城崎温泉 森津屋さんです。以前一度、一人で泊まったことがある宿です。
城崎温泉は循環湯のイメージがありますが、森津屋さんは「源泉100%利用」とのことで。実際、城崎温泉の外湯よりはずっといいお湯だったので、滞在中宿の風呂にばかり入っていました。サービスも料理も良かったです。
中国・四国で一番泊まりたい宿
鳥取県:三朝温泉 旅館大橋
ラドン含有量が多いラジウム温泉として有名な三朝温泉にある、建物の一部が有形文化財にも登録されているという、歴史ある純和風建築の旅館。
実は、建築にはあまり興味がない私ですが、こちらのお宿はお湯もすばらしいのです。
雰囲気もすばらしい洞窟風呂ですが、なんと源泉が足元湧出しています。実は以前、三朝温泉の別の宿に泊まって、旅館大橋さんに日帰り入浴しに行ったんですが「次回は泊まってもっとゆっくり楽しみたい!」と思いました。ただ、1人泊はいずれの日程でも不可なんですよね。
食事も大変おいしい宿らしく、やや値が張ることを除けば誰を連れていっても文句は言われないのではないかと思うので、投入堂参拝がてら、いつか計画したいなあと。
島根県:さぎの湯温泉 さぎの湯荘
元キャバ嬢の友人が、去年だったかに「初めての一人旅」の宿泊先として選んでいた宿。すぐ隣に足立美術館という美術館があり、彼女はそこに行きたかったらしい。私はぜんぜん美術館とか興味がなくて、金沢に行っても21世紀美術館にすら足を運ばない人間なのだけど、キャバ嬢は暇なときに絵を描いていたりするようだし、案外美術館とか好きらしいんだよね。
それで宿の話を聞いたら、女子の一人旅にうってつけな宿という感じがしたので、チェックしていた宿です。
「しまね和牛」と、冬は「カニづくし会席」が人気で、料理も大変おいしそうな宿なんですが、食事はすべて部屋食or個室食でのんびりといただけます。
どちらかと言えばハイクラスなほうの宿だとは思いますが、食事や部屋のグレードを上げなければ週末でも、1万円台後半で1人で宿泊することも可能です。
ラグジュアリーな旅にしたいのなら1人で露天風呂付きの特別室に泊まることもできますし、2人泊のときと比べて、そこまで大きな料金アップもなく、1人旅に対して良心的な宿だと思いました。選択肢が多い宿って素敵だと思います。
岡山県:湯原温泉 我無らん
実は、岡山県に未だ足を踏み入れたことがない私。広島に向かう新幹線で通過しただけですね……。
というも岡山にはあまり交通の便がいい場所に行きたい温泉地がないから、というのが大きいのですが……岡山では私、湯原温泉に行きたいんですよね。でも、岡山駅からバスで2時間半かかるので、そもそも岡山に行くのもまあまあ大変なのに、ちょっとしんどいなって思ってしまって。
湯原温泉の中でも、我無らんは「掛け流し温泉をバリスタイルのお部屋で楽しめる新感覚のお籠り宿」とのことで、コンセプトがかなり……他にはない感じの宿です。
こういう、コンセプト先行な感じの宿ってダメなときはダメなんですけど、口コミを読む限りだと、案外成功しているみたいで評判は上々なもよう。部屋付きのお風呂がすべて源泉かけ流しのようなんですが、泉質も良いようです。
1人でも泊まれますが、食事や部屋の選択肢が少なくなるようなので、少し高くなってもいいから広めの部屋を選べたり、食事を選べるとよりいいんだけどなあと。東京から岡山に旅行するってあんまりない機会だと思うから、少しお金がかかっても自分好みにワガママに旅をしつらえたい気がするんですよね。女子の1人旅はわりとそういう人も多い気がする。
広島県:ホテル宮島別荘
ホテル宮島別荘は、2017年9月に新しくオープンしたリゾートホテルタイプの宿です。和モダンな内装や地産地消の料理がウリで、ブッフェスタイルの食事の監修はあの、アルケッチャーノの奥田政行氏だそう。(最近いろんなところで見かけすぎな気もしますがw)
広島市内にはあまり滞在したことがないのですが、宮島はなぜか好きで、2度も泊まっています。その2回は、2度とも宮島錦水館という宿に泊まりました。館内の雰囲気もサービスも良く、食事もおいしいお気に入りの宿です。
宮島別荘はその「宮島錦水館」の別邸のような宿なんですね。
宮島錦水館は天然温泉の浴室でしたが、宮島別荘は「光明石温泉」とのことで、人工温泉のようです。
でも、畳敷きの展望浴室があったりと、そのぶん眺望や浴室の雰囲気でがんばっているもよう。おそらく、外国人観光客には「宮島別荘」のほうがウケるのではないかしら、と。
一人泊も宮島錦水館と同じぐらいの値段でできますし、お手並み拝見ということで、泊まりに行けたらいいなあと思っています。
山口県:川棚温泉 小天狗さんろじ
下関に近くてフグ料理がおいしそう!かつ温泉が良さそうな宿です。山口に行くならやっぱり、フグを食べたいかなと。
下関駅から電車で30分ぐらいのところにあります。
フグ会席のフグ刺しの分厚さが素敵。。。全8室の小宿で、全室露天風呂付き。大人のための隠れ家的な宿ですね。
香川県:高松花樹海温泉 花樹海
香川県は、あまり温泉のイメージがないのですが、行くとしたら高松市内に宿泊して、目的はうどん巡りなのかなあ。なので、高松市内で温泉がある宿という観点で選びました。
意外にも源泉100%での提供とのこと。アルカリ性でヌルヌル感の強い温泉のようです。食事の評判も良いようですが、素泊まりもできるので、素泊まりしてうどん三昧でも良いかもしれませんw
愛媛県:道後温泉 湯の宿 さち家
石鎚山登山の後に一度宿泊したことのある宿です。
だいぶ前に書いたので短めなのですが、宿泊記録も書いています。とにかく、食事がおいしい宿でした。そして道後温泉には珍しい、かけ流しの宿でもあります。
こちらは朝食ですが、自家製のじゃこ天とだし巻き卵がおいしく、また夕食も鯛づくしで、最後の鯛飯まで最高においしかった!
それに道後温泉は循環湯の宿がほとんどなんですけど、さち家さんはかけ流しなんですよね。心なしかお湯も、道後温泉本館よりいいような気がしました。いつ行っても混んでいる本館よりも、当然のんびり入れますしね。
道後温泉本館が工事に入る前に、もう一度道後に行きたいなあと思っていたんですが、行くとしたらまた必ずさち家さんに泊まりたいなあと思っています。
徳島県:和の宿 ホテル祖谷温泉
以前、四国剣山という山に登った際に、近くに「祖谷温泉」という秘境の温泉があると聞き、ずっと気になっていました。
祖谷温泉の宿を調べると「宿からケーブルカーで向かう谷底の露天風呂」があるという「ホテル祖谷温泉」に泊まってみたいなあと。
谷底の露天風呂は、38度ほどの温めの硫黄泉で満ちていて、源泉はなんと毎分1500L自噴するという湯量の豊富さ。泡つきの多い極上湯らしく、それだけでも心躍るのにこちらの宿、食事もおいしいらしい……。
こちらのレポートを読んでかなり心惹かれました。なかなか行けないですが……いつか計画したいなあ。
高知県:天然温泉 紺碧の湯 ドーミーイン高知
実は私、高知県にも行ったことなくて……あまり温泉地のイメージがないですしね。
竜馬にも興味はないし、行くとしたら高知市内の温泉付きビジホにでも泊まって、市内でカツオでも食べようかなーというわけで選んだのがやっぱりドーミーイン。
温泉のお湯自体は天然温泉「龍馬の湯」スーパーホテル高知天然温泉のほうが良さそうだったんですが、残念ながらスーパーホテルは温泉大浴場が一箇所しかなく、男女時間交代制&深夜帯はずっと男湯になるということで、ちょっと微妙だなと。。。外で呑んで帰ってきたら夜遅めの時間にお風呂入りたいんですよね。うむ、高知に行くのはいつになるだろうか……。
でも、ドーミーインから徒歩5分のところにある「ひろめ市場」とやらはちょっと楽しそうかも。
地元の人と観光客が杯を交わす市場というと、鹿児島県の鹿児島中央駅前の「かごっまふるさと屋台村」みたいな感じなのかもしれないですね。
これを目当てに行くというのも悪くはないかも。
九州・沖縄で一番泊まりたい宿
福岡県:二日市温泉 大丸別荘
博多あたりは、食事はそりゃあおいしいんでしょうけど、温泉はないよねえ……と思っていたらば、ありました!しかもかなり由緒正しい感じの歴史ある宿だ。
博多駅からJRで30分ほど。泉質はアルカリ単純ラジウム泉だそうですが、写真で見たところ、浴室の雰囲気が抜群に良いなと。
口コミを見ても「博多近くにこんなにいいお湯があるとは思わなかった」と書いてあったり、食事もおいしいようです。
次点は筑後川温泉 清乃屋。博多からはやや距離がありますが、フミヤ氏の地元久留米にほど近い温泉。お湯もよく、大丸別荘さんよりはだいぶリーズナブルです。
佐賀県:嬉野温泉 旅館大村屋
佐賀県も、未だ行ったことがない県なんですが、泊まるなら温泉湯豆腐で有名な嬉野温泉がいいなと以前から思っていました。
その中でも気になっているのは旅館大村屋さんです。天保元年創業の嬉野温泉で一番歴史のある宿なんだそうですが、室内はきれいに改装されているとのこと。
1人泊も、休前日の受付はないようですが1泊2食付きで1万5千円台のプランからあるようです。お湯も源泉かけ流しで、比較的お手頃に嬉野温泉の美肌の湯が楽しめる宿かなと。
次点は嬉野温泉 ハミルトン宇礼志野です。丘の上に建つ洋館の宿で、食事はおいしいイタリアン。1人泊OKですしエステなんかもあって何よりも建物や雰囲気が素敵!だけど残念ながらお湯が循環なんですよね……。嬉野温泉は良さげな宿は循環湯なことが多くて、ちょっと宿選びが難しく「絶対ここに泊まりたい!」宿がないのでなかなか足が向かないのかもしれません。
大分県:長湯温泉 大丸旅館
大分、熊本、鹿児島あたりは、山も温泉も豊富なのでこれまで何度か旅行しており、大分も別府や湯布院には何度も訪れているのですが……なかなか行けないのが長湯温泉なんです。
公共交通機関利用だと、別府や湯布院が空港からバス1本で行けるのと比較すると、バスに乗って電車にのってまたバスに乗って……という感じで、ちょっと行きにくい場所にあるんですよね。
大分県行きたい宿ナンバーワンの長湯温泉大丸旅館さんは高濃度の天然の炭酸泉で有名な宿ですが、食事もサービスも良いらしく、文句のつけようのなさそうな宿です。ただ、一人泊は不可なんですよね……。誰か一緒に行ってくれるだろうか、交通の便悪いけれど・涙
ちなみに、同じ長湯温泉の御宿 友喜美荘さんは、休前日でも一人泊を受け入れてくださるありがたい宿(かつ食事もお湯も良い)なので、友喜美荘さんに泊まって、立ち寄りで大丸旅館の外湯である「ラムネ温泉館」に入りに行くのも良いかなあと思っています。
長崎県:奥壱岐の千年湯 平山旅館
長崎県は私、離島の壱岐島に10年近く前に一人旅で行ったことがあるんですが……そのとき泊まりたかったけど、当時は一人泊の受付がなかった平山旅館さんが、今は一人泊を受け付けているんですよね。
離島ですし、なかなか行けないんですが以前私、この平山旅館さんのWebショップで「島茶漬け」なる魚介の漬け茶漬けを始めとした壱岐の名産品をよくお取り寄せしていまして……それが、ものすごくおいしかったんです。
お取り寄せであれほどおいしいなら、旅館に泊まったらさぞかしおいしい料理が出てくるんだろうなと思いまして。温泉も良さそうだし、いつかまた壱岐に行って平山旅館さんに泊まりたいと、ここ何年か思い続けています。。。なかなか行けないですけどねw
次点は雲仙温泉 雲仙新湯。壱岐への思いが強いのでつい、1位にしてしまいましたが、九州本土の名湯雲仙温泉も、やっぱり気になってはいます。
熊本県:人吉温泉 旅館たから湯
熊本県内でもかなり鹿児島寄りのところにある人吉温泉は、鮎で有名な温泉地ですが、私は数年前、シーズンオフの冬にあえて行きました。冬なら一人泊のプランが出ている宿が多いんですよね。
そのときは人吉温泉 人吉旅館に泊まりまして、その宿もかなり気に入ったのですけど「一番泊まりたい」のは同じ人吉温泉の旅館たから湯さんです。
口コミや宿泊レポートを見る限り「お湯よし、食事よし、建物よし」と三拍子揃ったすばらしい宿のように思えるので。ただ、一人泊だとちょっと高いんですよねー。
人吉はウッチャンナンチャンの内村さんの出身地なので「ウッチャンの出身地だから行こうよ」ってだまくらかして彼氏連れてくか……うん。。。
冬の人吉は、静かでとても風情ある街だったんですよね。だからできれば一人で行きたい気もするし、難しいですね。。。
宮崎県:えびの高原荘
宮崎県のえびの高原荘は、鹿児島県と宮崎県の県境にある霧島連山の山腹、かつ登山口であるえびの高原に立つ公共の宿です。
霧島山には私は、鹿児島県側の山腹にある霧島温泉に泊まって登ったのですが、えびの高原は霧島温泉よりも標高が高いところにあり、登山口の目の前にある宿なので、えびの高原荘に泊まって登ればさらに、余裕を持って登れるなあと考えていました。
公共の宿ではありますが、食事もおいしいようですし、お湯は「毎分470リットルで自噴する、全て源泉掛け流しの炭酸水素塩温泉」とのことでかなりレベルが高そうです。
洋室シングルなら2食付きで1万2000円~13000円台で1人泊できますので、けっこういいなあと、狙っています。
鹿児島県:指宿温泉 民宿たかよし
鹿児島大好きで、泊まりたい宿たくさんあるんですけどね!
中でも今、一番泊まりたいと思うのは指宿にある温泉民宿たかよしさんです。指宿は、砂蒸し風呂をはじめ、外湯を巡りが楽しい温泉なので、駅に近い安めの宿に泊まるのがいいんじゃないかと思うんですよね。
おまけに、民宿たかよしさんは宿の中にも貸切で使えるかけ流しの温泉内湯が2つもあり、しかも食事もおいしいという完璧さ。これはもう、2泊ぐらいして1泊は宿で、1泊は居酒屋で外食するのもいいなあ……なんて夢が広がってしまうのです。
ですが、鹿児島には指宿以外にもすばらしい温泉が盛りだくさん!特に今気になっているのは妙見石原荘と宮之城温泉 手塚ryokanです。そうなると結局「指宿にゆっくり2泊」とはいかなくなってしまうんですよねw ああ、鹿児島行きたい。
沖縄県:ロワジールスパタワー那覇
沖縄県は、温泉があるイメージがまったくなかったんですけど、調べると温泉付きホテル、ちょいちょいあるんですね!
中でも気になったのは、加温ありとは言え源泉かけ流しを謳っている「ロワジールスパタワー那覇」というホテル。
那覇空港から車で7分という近さも魅力的ですし、本当にかけ流しの温泉なのか、どんなお湯なのかを確かめに行きたい気持ちにかられています。ホテルだから1人泊も当然OKですしね。
那覇空港から車で10分のところにある琉球温泉 瀬長島ホテルもかけ流しの温泉らしく、こちらも心惹かれるのですが、ロワジールスパタワーはゆいレールの駅からも歩けるけれど、こちらは車がないと厳しそうな場所にあるんですよね。運転できる人と一緒のときならこちらもありだなと思いました。
47宿の選出を終えて
本気で選んだのでかなり疲れました……。
しかし、最初からずっと読んでいくとわかりますけど、テンション高い県とそうでもない県がありますw
もともと好きで、行く計画を妄想したりしている地域については、具体的な旅のプランとそれに合った宿の候補がパッと浮かぶんですけど「次行ったらあそこに行こう」と考えたことがなかった県に関しては、宿を選ぶのも大変でした。
あと、私は東京に住んでいるので、中国四国地方はなかなか行く機会がなく、宿を選ぶときも「どうせ山口県まで行くならいい宿でフグ食べたいわー」みたいな発想になってしまって、なんか高い宿を選びがちだなと思いました。自分で読み返しても「なんか後半高い宿多いな」と思ってしまった。。。
東北や関東甲信越、あるいは個人的に好きな九州の県とかだと、「いつか泊まりたい」というよりも現実的なチョイスなんですけどね。そのへんは、住んでいる場所からの距離感によって、異なるフィルターで選んでしまった感はあります。
とは言えこうやって、あまり縁の無かった地域についても「どこに行ってどの宿に泊まれば楽しめるだろう」と本気で考えてみると、なんか行ってみたい気持ちが湧いてきたりもしました。
高知県とか「きっと当分行くことはないだろうなー」と思いながら調べていたんですが、案外楽しそうなところもあるんだなとわかってよかったです。
あと、神奈川・千葉・埼玉・茨城で選出した宿についても、以前から存在は知っていたんですが、実際に旅行の計画を立てるとなるとなんとなく「旅行ならもうちょっと遠出したい」と思うのか、候補からはずしてしまっていたところがあるなと。
あらためてピックアップしてみると、近場にもいい宿があると再確認できました。
もちろん、この記事で選んだ宿のすべてに2018年に行ってやろうと思っているわけではありませんし、年末に「この記事の中から○宿に行くことができました!」とか数える気もありません。
でも、具体的に「どこに行きたいか」を日本全国について考えてみたことで、忘れていた場所のことを思い出したりして、なんだか旅のプランの幅が広がったように思いました。書いてよかったです!
関連記事:2017年に泊まってよかった宿はこちら
*1:ホテルの公式サイトに「標高1500メートルからの眺望は最高!」とあったので1500メートルに立つと書いていましたが、1500メートルはスキー場の最上部のことだそうです。失礼しました。