温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

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11月の三連休は長野の温泉へ!11/2~11/4に1人泊で予約可能な長野県内の極上湯の宿を27軒紹介する

今日からあずさも復活!11月の連休は長野の温泉に行こう!

長野の山と温泉が大好きな私です。

このブログで記事を書くときは、宿や山などの所在地別に都道府県名のタグを付けるようにしていますが、長野県について書かれた記事が80記事と圧倒的に多いです。2番目に多いのが山梨県で35記事ですが、その倍以上長野について書いています。

また、過去に「山と温泉を愛する私が、何度でも行きたい大好きな県を5つ紹介する」という記事を書いた際も、もちろん5つの中には長野県が含まれていました。

これまで、台風をはじめとした天災の被害が少ないと言われていた長野県ですが、先日の台風19号では、土砂崩れや千曲川の氾濫など、各地で大きな被害が出ました。

また、北陸新幹線もしばらくの間部分的に運休が続き、中央線特急あずさ号・かいじ号は台風19号通過から2週間の間、完全に運休せざるを得ない事態でした。

被害が大きく復旧はまだこれからという地域については、1日も早い復旧を祈るばかりですが、他に何か私にできることはないか?と考えた結果、こういう記事を書いてみることにしたのです。

長野県は広いので、台風の被害がなかった地域、少なかった地域もたくさんありますが「あずさも動いてないし、新幹線も本数を減らしているし」ということで、旅の目的地候補からはずしてしまう方も多いのではないかと思います。

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しかし、あずさは今日から動きますし、問題なく旅ができる温泉地もたくさんあります。しかも次の週末は3連休です!

ちょっと調べてみたところ、普段は休前日の1人泊を受け付けていないけれど、3連休中の1人泊のプランが出ている宿がいくつもありました。やはり、交通機関が普段どおりではないことなどを案じて「今長野に行かなくても」と思っている方が多いのかなと思います。

しかし、逆に言えば特に一人旅をしたい人にとってみれば、普段は泊まれない宿に泊まるチャンスではないでしょうか。

本稿では、長野県内で「宿泊・日帰り入浴したことがありすばらしかった」あるいは「お湯が良さそうでこれは泊まってみたい!と思えた」宿の中から、11月2日(土)と11月3日(日)に、1人泊可能な宿をピックアップしました。

料金については、連休中ということもあり「1泊2食付きで2万円以内であること」を目安としています。表示されている価格は税抜き価格なんですが、税込みでも2万円は超えない宿に限定して紹介しています。また、目次を見ていただければわかりますが、結果的には紹介した宿の多くが2食付きで1万5千円以内で泊まれる宿になりました。

休前日に1人泊できない宿にも、もちろんすばらしい宿があることは承知していますが、ブログの読者の方に一人旅をされる方が多いことと「1人泊を受け入れてくれる宿」を特に応援したい気持ちがあるため、こういう形にしました。
ただ「1人泊のプランが出ている」ならほとんどの場合「2人以上のプランも出ていて、かつ1人で泊まるより安く泊まれることが多い」と思いますので、2人以上での旅を検討されている方の参考にもしていただけるかと思います。

また、空室データについては10月28日の投稿時点でのものとなり、空室状況についての更新は行いません。予約を検討していただいた際に既に予約がいっぱいとなっている可能性も多々ありますが、ご了承いただけますと幸いです。

諏訪・蓼科・八ヶ岳地域で連休中に1人泊できる温泉宿3軒

八ヶ岳や霧ヶ峰が大好きな私にとって、非常に馴染み深い温泉地です。
「この宿はおすすめできる!」と思う宿、かつ連休中に1人泊できる宿が3軒ありましたが、うち2軒は何度も泊まっている宿、1軒は何度も日帰り入浴でお邪魔している宿でした。

特急あずさの運休の影響をダイレクトに受ける地域だと思いますので、あずさ復旧の知らせを聞いた方で空室が埋まっている可能性もありますが、ご了承ください。

【11/3予約可】蓼科温泉 八ヶ岳名湯の宿 唐沢鉱泉 1泊2食付き 13500円

八ヶ岳の登山口にある、食事がおいしい鉱泉宿です。

鉱泉の湧かし湯ですが、二酸化炭素冷鉱泉で泡つきがものすごいのがお気に入り。山の宿らしい食事も非常においしく、自信を持っておすすめできる宿です。

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詳しくは記事のほうでご確認いただければと思いますが、11月3日に1室だけ空室有りとなっていますので、2日と3日で八ヶ岳登山を計画されている方、下山後に宿泊されると幸せが増すのではないかと思いますので、特におすすめです。

【11/2,11/3予約可】毒沢鉱泉 神の湯(かみのゆ) 1泊2食付き11782円~

毒沢鉱泉神の湯は、湧出温度2度という身も凍るような冷鉱泉の湯で、適温に加温された湧かし湯と、冷鉱泉の交互浴を楽しめる宿です。

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真冬に泊まったときはさすがに、冷鉱泉に浸かるのはかなりの勇気がいりましたが、秋の今ならまだ、楽しめるのではないかと思います。

食事も、野菜たっぷりでなかなかおいしいです。

11月2日、3日共に少しだけ空室がありますが、お値段はお部屋の種類によって異なります。

【11/2,11/3予約可】渋御殿湯 1泊2食付き9000円

こちらも唐沢鉱泉同様、八ヶ岳の登山口にある温泉宿です。
私自身は日帰り入浴で何度も利用したことがあるのですが、宿泊したことはまだありません。 

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茅野駅からバスも運行しているので、宿の前までは毎年行っているんですけどね……。

硫黄泉のすばらしいお湯で、特に宿泊者のみが入れる浴室には足元湧出の浴槽もあるということで、すごく気になってはいるのですが……。残念ながら足元湧出の浴槽は「男湯のみ」にしかないのですよね。男女の浴室の入れ替えもありません。

それでなんとなく、泊まったら歯がゆい思いをしそうでまだ泊まったことがないのですけど、男性の方にはぜひおすすめです!

ただし、サービスや食事は山小屋に準ずるようなところがあると思いますので、湯治宿をイメージして行かれたほうが良いかとは想います。値段も連休中であっても、2食付き1万円でお釣りが来ますので。

松本周辺で連休中に1人泊できる温泉宿2軒

松本も、諏訪周辺同様に特急あずさ号運休の影響が大きかった地域だと思います。
この地域を代表する温泉地は「浅間温泉」と「美ヶ原温泉」だと思いますが、それぞれ1軒ずつ、かつて泊まったことがあってかなり気に入っていた宿で、空室がありましたのでご紹介したいと思います。いずれも、2019年に入ってから泊まっており、まだブログにも記事を載せていなかったのですがどちらも良い宿です。

【11/2,11/3予約可】美ヶ原温泉 旬彩 月の静香 1泊2食付き15455円~

2019年の3月に宿泊したことのある、美ヶ原温泉の「月の静香」という宿です。

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美ヶ原温泉は、お湯にそこまで特徴のある温泉地というわけではなく、それはこちらの宿でも同様でしたが、露天風呂付きの大浴場は清潔で、なかなかいいお湯でした。

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そして、食事が大変おいしかったことが強く印象に残っています。

ややお値段は張るほうの宿ではありますが、サービスも良く、どんな方にでも自信を持っておすすめできる良宿です。

11月2日、3日両日共に少し、空室があります。

【11/3予約可】HOSTEL&SPA FAN!MATSUMOTO(浅間温泉)1泊2食付き 5210円

浅間温泉のHOSTEL&SPA FAN!MATSUMOTOは、かつては「よしの湯」さんという古くからある温泉宿だったのですが、改装を施し、ドミトリー付きの宿として生まれ変わった宿です。リニューアルオープン後は、外国人のお客様も多いようですね。

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浴室は「よしの湯」時代からのもので新しくはありませんが、ほのかに硫黄の香りのするかけ流しのお湯が楽しめます。

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食事は併設の「いろりかこむ」という囲炉裏のある居酒屋さんでいただきます。

リーズナブルでお酒の種類も多くおいしかったです。

11/3のみ空室がいくつかあり、1泊2食付き5210円という破格のお値段なのですが、これはドミトリー(相部屋)のお部屋だからです。なので相部屋が気にならない人のみということになりますが、素泊まりも可能で1泊2891円です。このお値段で極上のお湯に浸かり放題なのはなかなか良いのではないでしょうか。なるべく安く松本を旅行し、なおかつ温泉も楽しみたいという用途には特にぴったりだと思います。

ちなみに、お部屋自体は個室もありますので「気になるけど相部屋はちょっと……」と思われる方は、別の日で探してみてもいいかと思います。

乗鞍高原周辺で連休中に1人泊できる温泉宿5軒

乗鞍岳登山の玄関口でもある乗鞍高原温泉。公共交通機関利用の場合は松本からバスで向かいます。
あずさ運休の影響もあったと思いますが、乗鞍岳の登山シーズンが既に終了していることもあり、連休中に1人で宿泊可能な宿もいくつか出ていました。

乗鞍岳は既に雪が降ってしましましたが、乗鞍高原周辺は今が紅葉の盛りのようです。来週末も、乗鞍高原で紅葉を楽しめる場所もあると思います。

一の瀬園地では、まさに今週末が見頃だったようですね。

【11/3予約可】乗鞍高原温泉 ペンション カムス 1泊2食付き10910円

ペンションカムスは、乗鞍観光センターにほど近い、温泉宿やペンションが建ち並ぶ地区にある、食事のおいしいペンションです。

夕・朝食共に洋食ですが、食事が非常においしく、特に朝食のパンが絶品という口コミが気になっていました。

また、温泉浴室は露天と内湯あわせて3室あり、いずれも予約制ではなく空いているときに内側から鍵をかけて貸切で利用する方式だそうです。全8室の小さな宿で、貸切風呂が3つあるのですから、好きなタイミングで利用できる可能性が高いと思います。

また、乗鞍高原温泉と言えば日帰り温泉の湯けむり館をはじめとして、乳白色の硫黄泉の宿が多いのですが、ペンションカムスさんは「すずらん温泉」という、無色透明で鉄分の多い源泉をかけ流しで使用しています。

いかにも温泉!という雰囲気のある硫黄泉は人気がありますが、肌が弱い方には敬遠されることもあります。硫黄泉が苦手だけれど乗鞍高原で温泉を楽しみたい!という方にもおすすめできる宿です。

【11/3予約可】信州乗鞍高原温泉 緑山荘 1泊2食付き10200円

緑山荘は、乗鞍高原にある温泉民宿で、こちらでは乗鞍高原温泉でお馴染みの、乳白色の硫黄泉が楽しめます。

露天風呂からは庭の木々や山並みが眺められ、内湯はリニューアルして間もない真新しい浴室だとのこと。

食事は夕朝食共に和食で、秋は地物の茸を使った料理などが並びます。ペンションの洋食の料理はちょっと……という方には、こちらの宿がおすすめです。

【11/2,11/3予約可】ペンション かりん 1泊2食付き11819円

乗鞍高原温泉のおすすめ宿で唯一、2日・3日とも現時点で1人泊の宿泊プランが出ている宿です。

食事は朝・夕共に洋食で、夕食はコース料理、朝食は「焼きたてのパンがおいしく、これだけ販売してもいいのでは?」という口コミがあり、レベルが高そうです。

温泉は、白濁硫黄泉の源泉をかけ流しており、2つある浴室は何度でも貸切で利用可能とのこと。全6室の小さな宿ですので、たっぷりと温泉も楽しめそうです。

【11/2予約可】乗鞍高原温泉 ペンション のりくら 1泊2食付き 10910円

11月2日に予約可能な宿はちょっと少なめなのですが、こちらの宿は予約可能でした。ただ、残り1室でしたので、売り切れの際はご容赦ください。

白濁の硫黄泉の源泉を、内湯と露天風呂で楽しむことができます。また、内湯には寝湯もあるそうです。

大浴場は24時間利用可能なのもありがたいです。
また、大浴場とは別に、内湯のみですが無料で貸切利用できる家族風呂もあるそうなので、貸切風呂が気になる方は聞いてみても良いかと想います。

こちらの宿は、2食付きのプランもありますが、素泊まり・朝食のみ・夕食のみなど食事のプランを都合に合わせて選べるのもありがたいなと思いました。

【11/2,11/3予約可】奈川渋沢温泉 温泉宿 山荘わたり 1泊2食付き11637円

位置的には乗鞍高原と松本の中間ぐらいにあり、公共交通機関利用だとやや行きづらい場所にあるため、まだ泊まったことはないのですが、ずっとずっと気になり続けているお宿です。

温泉は「渋沢温泉」という聞き慣れない温泉ですが、肌がツルツルするアルカリ性単純温泉をかけ流しており、露天風呂も自然の楽しめるロケーションのようです。

お風呂も良さそうなのですが、気になっているのが食事がおいしそうなこと!

「とうじそば」なる地元の伝統食を交えた食事は、どれもおいしそうで……車だったらもう泊まりに行っているのですが、バスの本数も少なく不便なんですよね。車を出せる方にぜひ泊まっていただきたいです。

また、連休中でも宿泊料金は1泊2食付き1万円台前半でリーズナブルですが「とうじそば」がつくプランは、+1500円ほどになってしまうことはご承知おきください。

軽井沢・佐久周辺で連休中に1人泊できる温泉宿1軒

軽井沢・佐久周辺は、新幹線が長野駅まではわりとすぐに復旧したこともあってか、1人で泊まれるおすすめ宿は少なめです。

【11/2,11/3予約可】天狗温泉 浅間山荘 1泊2食付き14546円

こちらの宿は、浅間山麓にある温泉宿で、ちょっとまぎらわしいですがあの「あさま山荘」とはもちろん何の関係もありません。

実は以前、浅間山の噴火警戒レベルが1になったタイミングで、この浅間山荘の敷地内にあるキャンプ場でテント泊をして、前掛山まで登ったんですよね。

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そのときに日帰り入浴させてもらいまして、赤褐色のいかにも鉄分の多そうな、濃厚なにごり湯がものすごく印象に残っているのです。

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ただ、以前見たときはこちらの宿、休前日の一人泊はできなかったような気がしたんですよね……思い違いの可能性もありますが。
現在、浅間山の噴火警戒レベルが2になって前掛山周辺まで登れないことなども関係しているかもしれませんが、連休中でも1人での宿泊が可能でした。

今頃、宿の周辺でちょうど紅葉が楽しめる頃ではないか?とも思いますので、濃厚な湯と、周辺の散策を楽しみに行くのも良さそうだな、と。

白馬周辺で連休中に1人泊できる温泉宿3軒

何を隠そう私は、シーズンオフの白馬が大好き!いや、シーズン中も大好きなんですが……人がいない時期のほうがのんびり楽しめるので1人泊には絶対おすすめです。

今、まさに白馬はシーズンオフ!紅葉が終わり、スキーシーズンはもう少し先。
そんな白馬で何をするの?と思われるかもしれませんが、食事がおいしいすばらしい宿がありますので、ぜひのんびりと泊まっていただきたいです。

【11/2,11/3予約可】白馬八方温泉 まるいし 1泊2食付き10455円~

なんということでしょう……まるいしに空室があります。これがシーズンオフ!

こちらの宿、食事とサービスが本当にすばらしくて、お湯もまあ、悪くないのですけど、食事が良すぎてかすんでしまうのかもしれません・笑

何を隠そう「2017年泊まって良かった宿」というランキング記事で堂々1位に選んでしまった宿です。本当に大好き。詳しくはこちらの記事をお読みいただければと思います。

まるいしさんって、普段は休前日は一人泊のプランが出ていないんですよね。シーズンオフや、予約の少ない週末だけ、一人泊のプランがスポット的に出ている感じです。そういう意味でも、気になっていた方にこの機におすすめしたいです。

【11/2,11/3予約可】白馬八方温泉 しろうま荘 1泊2食付き11456円

もう1軒、白馬で大好きな宿がありまして、それがしろうま荘です。
こちらに宿についても、レポートを書いていますので詳細は記事をお読みいただければと。

しろうま荘さんは、普段から休前日の1人泊のプランを用意してくださっているありがたい宿なのですが、家庭的な雰囲気の食事がおいしく、お湯もつるつる感のある良いお湯です。

そして、支配人の方が狩野英孝になんか似ていて、なんとなくファンなので、たまに会いたくなって泊まりに行ってしまいます。なので私もまたそのうち行くと思うのですが、気になっていた方はこの機に英孝ちゃんに会いに行ってみるというのはいかがでしょうか。

英孝ちゃんのことは、こちらの記事にも書いています。
チャラいにいちゃんだと思ってたんですけど、けっこうやり手で、実は年上だったからびっくりした!(もっと若いと思ってたんだ……)

【11/2,11/3予約可】ホテルグレース白馬 1泊2食付き 8455円

白馬では「まるいし」「しろうま荘」が定宿と言ってもいい私ですが、もう一軒「その2室に空室がないけど、今週末は白馬に行きたい!というときはここに泊まろう」と考えていた宿があるのでご紹介させてください。

ホテルグレース白馬という宿で、総部屋数27室のお宿ですが、1人泊専用の四畳半のお部屋が複数あり、休前日でも常に1人泊のプランが出ているのです。

しかも、じゃらんの表示によれば「八方温泉の源泉かけ流し」で、露天風呂もあります。まるいしとしろうま荘には露天風呂がないのですが、私はあまり露天にこだわらないほうですけれど、人によっては「絶対露天風呂がある宿がいい!」という方もいますよね。

せっかく温泉に行くならやっぱり露天も楽しみたい!という方には、こちらの宿、いいのではないかと思います。

別所・鹿教湯・霊泉寺温泉で連休中に1人泊できる温泉宿3軒

別所・鹿教湯・霊泉寺温泉は、台風で大きな被害のあった上田市にある温泉地ですが、今回ご紹介する宿はいずれも、現時点で問題なく営業されているようですので、ぜひ、連休中の宿泊先の候補に加えたいところです。

【11/3予約可】別所温泉 旅館つるや 1泊2食付き16000円

実は、別所温泉という温泉地は休前日の1人泊のプランを出している宿が少ない温泉地、という印象が私にはあります。

透明なお湯ですがほんのりと硫黄の香る温泉らしいお湯で、大好きな温泉地なのですけれど、なかなか休前日の予約は取りにくい印象です。

人気の温泉地ですし、湯治宿っぽい宿もあまりなく「旅館らしい旅館」が多いからかもしれませんね。

そんな中で、旅館つるやさんは、受入数は多くなさそうですが、どうやら土曜日でも一人泊のプランが出ているようです。

次の週末も、11月3日のみ1人泊のプランが出ており、10~12畳の広いお部屋に泊まるプランということでややお高めではありますが、別所温泉は温泉街も比較的賑わいがあって楽しい温泉地だと思いますので、興味がある方にはぜひご検討いただきたいです。

【11/2,11/3予約可】霊泉寺温泉 中屋旅館 1泊2食付き13273円

霊泉寺温泉は、ぬる湯の源泉が最高に気持ちのいい静かな温泉地で、小規模旅館が多く別所温泉と比べると1人泊はしやすい印象があります。宿の数自体は少ないですし、ここ数年で廃業した宿もありますので、がんばっているお宿は応援したい所存。。。

霊泉寺温泉の中屋旅館さんは、40度弱のやや温めの源泉が常にたっぷりとかけ流され、休前日の1人泊OK、しかも平日と同じ料金で泊まれる(休前日の料金アップなし)というありがたいお宿です。

また、秋には松茸の料理が特に料金アップなどなく出るという話ですので、今がまさに狙い目ではないでしょうか?旅館で所有している宿で採れる松茸だそうで、不作の年もあるとは思いますが……期待しすぎずに行ってみると良いかもしれません。

【11/3予約可】鹿教湯温泉 こくや旅館 1泊2食付き 9637円

上田市内で松茸と言えば鹿教湯温泉(かけゆおんせん)もあります。
こくや旅館さんでは、やはり宿で山を持っていて、かつてはすごい量の松茸が採れたそうですが、最近はあまり採れなくなってきているという話も聞きます。

なので、あまり松茸を期待していくのは良くないですが(松茸プランというわけでもないので……)そうでなくてもこくや旅館さんは、家庭的な雰囲気の食事がとてもおいしい宿です。

鯉こくなど、馴染みの薄い料理でも抵抗なく食べさせてくれる腕のある宿だと思います。

温泉については抜群!というほどではないかもしれませんが、清掃時間以外深夜でも入れますし、のんびり楽しめます。

また、鹿教湯温泉は、私は以前は松本からバスで行っていたのですけれど、最近は土曜日と休日は松本から鹿教湯温泉行きの路線バスが運行しなくなってしまったようです。

上田駅からはバスの運行もあるのですが、松本のほうが便が良い方も多いですよね。松本からは予約制の送迎バスがあるようですので、宿に問いあわせてみると良いかと想います。

野沢温泉で連休中に1人泊できる温泉宿2軒

野沢温泉は、白馬と同様にスキーシーズンが一番の繁忙期だと思いますので、今がちょうど狙い目ではないでしょうか。

熱いお湯が特徴ですので夏よりも寒い時期のほうが適している温泉地でもあると思います。スキーシーズン前で気温の低い今の季節が、ベストシーズンなように思います。

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共同湯を巡るのも本当に楽しいですし(お湯は熱いですが……)

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温泉街も賑わいがありますので、ぶらっと夜のお散歩に出かけたくなる、今や数少ない温泉地の一つです。

【11/3予約可】野沢温泉 野沢温泉ホテル 1泊2食付き13000円

野沢温泉ホテルは、私が初めて野沢温泉に来た10年前に初めて泊まった宿です。

野沢温泉は民宿っぽい小旅館も多いのですが、当時の私にはそちらは逆に敷居が高く、休前日でも1人泊のプランが用意されていてネットでいつでも予約可能な野沢温泉ホテルは非常にありがたい存在だったのです。

「ホテル」と言いつつ部屋は普通に古めの和室だったのですが、そのあたりは10年間で変わっている可能性もあるので多くは触れません。ですがこの宿ですごくいいなと思ったのは、野沢温泉の熱い源泉を、無理なく入れる温度に冷まして浴槽に注いでいることです。

露天風呂もあり、今の季節は紅葉を楽しめる可能性もあります。

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食事も、普通のちょっとお安めの旅館の食事でしたが、野沢菜漬けが大変おいしくて、つまみにもご飯のおかずにも最高だったことを覚えています。

【11/3予約可】野沢温泉 朝日屋旅館 1泊2食付き 12764円

野沢温泉で一軒、まだ泊まったことないけれど良さそうだな……と思っていた宿で空室がありました。

朝日屋旅館さんは、休前日も含めて毎日2室限定で「ひとり旅プラン」の設定がある宿です。週末の3連休も11/3のみ空室がありました。

大浴場も広く、温度の異なる浴槽があって熱いお湯が苦手な方でも入りやすいようで、昼は湯巡り、夜は朝日屋旅館さんに泊まってのんびり宿の湯に浸かるというのはいいプランだなと思います。

長野・小布施エリアで連休中に1人泊できる温泉宿1軒

長野駅近辺はあまり「温泉地」というイメージがない地域ですが、長野から少し電車に乗れば小規模ながら湯量豊富なすばらしい宿も見つかり「やはり長野なんだな」と感じます。

【11/3予約可】須坂温泉 古城荘 1泊2食付き10091円~

須坂温泉は、長野駅から長野電鉄線で20分ほど、小布施の2つ手前の「須坂駅」が最寄りの温泉です。

古城荘さんは昔ながらのお宿で、建物などは相応に古いですが、連休中の11/3でも1人泊で1泊2食付き1万円ちょいで宿泊可能です。 毎分157Lというなかなかの湧出量を誇る宿ですので、夜はこちらに泊まって、前日は小布施観光を楽しむというプランは良さそうです。

志賀高原・渋・湯田中で連休中に1人泊できる温泉宿6軒

長野電鉄に終点湯田中駅まで乗車してたどり着ける温泉地で、個性的な名湯が多いエリアです。お湯が熱めの温泉地ですので、夏よりも涼しくなってきた今頃がちょうどいいのではないでしょうか。 冬になるとスキー客が多くなり、混み合う宿もありますが、雪が降る前のこの季節は穴場で、のんびりと温泉巡りが楽しめるはずです。

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スノーモンキーで有名な、地獄谷野猿公苑もこのエリアにあります。私が行ったときはあまり寒くない日だったので、猿はいっぱいいたけどお湯には浸かってくれませんでした・笑

【11/3予約可】安代温泉 部屋食でまったりかけ流しの宿 安代館 1泊2食付き15000円~

安代温泉というとあまり馴染みがありませんが、渋温泉のすぐそばにある温泉地です。 すぐ側ではあるのですが、渋温泉ではないので、こちらに泊まっても「渋温泉の共同湯」には入ることができないのですが「安代温泉」の2つの共同湯には入ることができます。いろいろ湯巡りしたい方は気をつけておきたいポイントです。

実は今年の3月に、こちらの宿に泊まりました。

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高温の源泉ですが、なんとか入れるぐらいの温度に調節されており、すばらしくいいお湯でした。

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食事も非常においしく、特に+2000円でいただけるステーキが絶品!でしたが、ステーキ以外の料理も、一見すると地味で見栄えはしないのですが(すいません)非常においしいのです!料理上手な宿だなと思いました。

建物が古く、館内はやや雑然としていますので、そういう宿が苦手な方は避けたほうが無難ですが、あまり気にしない方には特におすすめです。宿泊翌日は地獄谷野猿公苑まで車で送ってくださり、サービスも温かく良い宿でした。

普段は休前日の一人泊はできず、空室が多めのときだけスポット的に1人泊のプランを出しているそうです。11/3は空室が出ていましたので、おすすめです。

【11/2,11/3予約可】湯田中温泉 まるか旅館 1泊2食付き9091円~

湯田中駅から徒歩10分のところにある、全8室の小旅館です。

浴室は男女別の内湯のみですが、休前日の1人泊を常に受け付けており、宿泊すれば湯田中温泉の共同湯にも無料で入れます。 料金も、休前日に2食付きで泊まって、税込みで1万円ちょうどとリーズナブルで「朝食のみ」や「素泊まり」のプランもありますので、湯田中の湯巡りの拠点にちょうどいいのではないかと。

【11/2,11/3予約可】湯田中温泉 ホテル&リゾート きよみず 望山荘 1泊2食付き10500円~

湯田中温泉の名湯を気軽に楽しめるホテルです。

シングルルームがあるので常に1人泊が可能なほか、10畳の和室などの広い部屋にも休前日も1人で泊まれます。

浴室はシンプルに男女別の内湯のみですが、湯田中温泉の源泉かけ流しです。

【11/2,11/3予約可】角間温泉 ようだや旅館 1泊2食付き9000円

近くの渋温泉にも、同じ読みと思われる「養田屋旅館」という宿があるのですが、こちらとは別の宿となり、宿泊した際に利用できる共同湯などが異なりますのでご注意を!(渋温泉のほうの養田屋さんは、1人泊で2食付きのプランが出ておらずなのです)

湯田中駅からは車で7分。皮膚炎によく効くというナトリウム・塩化物強塩泉 硫酸塩泉がたっぷりとかけ流されている全9室の小旅館です。 食事も量もあってなかなかおいしいようなのですが、連休中でも1泊2食付き9000円の安さです。11/2、11/3の両日とも、現時点で1室ずつ空室あり。

【11/2,11/3予約可】熊の湯温泉 熊の湯ホテル 1泊2食付き15455円~

「翡翠色の湯」で有名な熊の湯ホテル。いつでも1人で泊まれる宿ですが「いつでも泊まれる」とつい思ってしまい、私自身また宿泊が叶っていない宿です。

食事はあまり評判を聞きませんが、露天はぬるく、内湯は熱いという鮮やかな緑のお湯は、いつか泊まってじっくり味わいたいと思っています。

【11/2,11/3予約可】志賀高原 ホテル一望閣 1泊2食付き10819円~

ホテル一望閣は、源泉名は「ほたる温泉」となっていますが、先にご紹介した「熊の湯温泉熊の湯ホテル」のすぐ近くにあるお宿です。

源泉は「乳緑色の湯」だそうで、熊の湯ホテルよりは白濁しているようですが、やや緑がかった源泉のようです。

正直なところ、口コミを読むと施設の痛みがよく指摘されているので「きれいな宿が好き!」な方にはおすすめできませんが、お湯はかなり良さそうですし、連休中も1泊2食付き1万円ちょいから泊まれます。熊の湯ホテルより安いので「お湯がよければほかは気にしないのでなるべく安く!」という方にはおすすめです。こちらに泊まって立ち寄りで熊の湯ホテルに行くのも良さそうですね。

戸倉上山田温泉で連休中に1人泊できる温泉宿1軒

戸倉上山田温泉は、千曲川に近い温泉地なので影響が心配されるところでしたが、温泉街は元気に営業中のようです!

歓楽街のイメージのある温泉地で、実は私はまだ行ったことがありません。ですが、この記事を書くために調べていたら気になる宿が出てきたので、近々泊まりに行ってみようかなと考えています。

【11/3予約可】戸倉上山田温泉 ホテル晴山 1泊2食付き9000円

全16室の小規模旅館です。硫黄泉の源泉は日によって透明だったり白濁していたり、エメラルドグリーンに変わったりとさまざまな表情を見せてくれるそうです。お湯が新鮮な証ですね。

11月3日に空室があり、2食付きで9000円の安さです。温泉しゃぶしゃぶがおいしいようなので、気になっているお宿です。

おわりに:長野県は1人泊できる宿がもともと、とても多い

27軒紹介しましたが、この記事の文字数は全部で15000字弱。そこまで長くはありません。

ですが、記事をアップするまでの行程は

11/2と11/3に1人泊で予約可能な宿を調べる
→2食付き2万円以内のプランがあるか
→紹介して大丈夫ないいお湯の宿かどうか調べる(これがかなり時間かかる)
→記事を書く
→書き終わった後まだ空室あるか確認して更新

となっており、かなり時間がかかっています。
「泊まってない記事についても紹介する記事」を書くとアフィ目的と言われたりしますが、私が紹介していたからと思って予約して、嫌な目にあわれたら申し訳ないですし、信用を失うことにもなりかねません。なので公式サイトはもちろん、もろもろの口コミなどを総動員して「紹介して大丈夫な宿か」は、かなり吟味しています。

それでも所詮、実際には泊まっていない宿ですので本当のところはわかりません。正直に言えば「泊まったことのある宿」だけ紹介したほうがよほど楽なのですが、今回は記事の目的上そうもいかず、ある程度腹をくくった感じです。

安い宿には安い理由があることも多い

「連休中だし値段が上がっている宿が多いだろう」と思い「2食付き2万円まで」という、ちょっと高めの値段設定をしましたが、実際は1万5千円以下で泊まれる宿がほとんどでした。

単価の高い宿ほど、連休などの多客期は1人泊を受け入れない、という傾向もあると思います。それで、比較的リーズナブルな宿が集まったところもありますが、値段が安い宿には安い理由があることも多いです。たとえば

・建物が古い(壁が薄かったり水回りが古くシャワーがなかったり)
・アメニティが少ない(部屋にティッシュがなかったり風呂場に何もなかったり)
・食事が豪華ではない

などの理由が考えられます。
もちろん「部屋は古いけど食事はお値段以上!」などの、安いけれどすばらしい宿もたくさん存在しますが。
泊まったことのある宿なら細かくご紹介できますが、泊まっていない宿についてはアメニティの有無まではさすがにわからないことがほとんどです。

口コミなどで推測できる内容については「建物は古い」「食事はそうでも」というように紹介文にも書いていますので「この値段なら許容できる」と思えたら、予約していただけるのが良いかと想います。

紹介しておいて申し訳ありませんが、未訪問の宿については口コミからは推測できない「何か」がある可能性は否定できません。

ある程度の覚悟をしていき、特にアメニティ類については「何もないかも」と思って行ったほうがショックも少なく、結果的に良い旅になるのではないかと思います。