白馬八方温泉 まるいし
白馬八方温泉のまるいしは、白馬八方尾根スキー場のゴンドラリフト乗り場と、八方バスターミナルのちょうど中間あたりにある温泉宿です。
1泊2食付き1万円ほどで宿泊できるのですが、夕食・朝食共に質もボリュームもとても1泊1万円の宿とは思えない料理が出てくることや、サービスも良く、温泉の内湯にも一晩中入れることから、八方の温泉宿の中でも特に人気の高い宿だと思います。
人気ゆえ、基本的には休前日は1人泊の設定がない宿で、一番の繁忙期であるスキーシーズン中は平日であっても1人では泊まれません。
ところが、2018年の冬は雪が降るのが遅く、スキー場のオープンが遅れていたため、旅行サイトで検索するとまるいしさんに土曜日1人泊のプランが出ていたのです!
これは行かなくては!と、泊まってきましたのでレポートしてみたいと思います。
温泉宿や登山についてのブログには書けなかった情報や本音、日記などが読めます。
閑散とした白馬を旅の目的地に選んだ一番の理由は、まるいしに泊まりたかったから
実は、旅館まるいしに宿泊したのは今回が初めてではなく、2017年の10月、平日に休みを取って一度宿泊しています。
そのときも一人泊だったのですが、料理のおいしさとコスパの良さがとにかく印象に残り「コスパ重視で2017年泊まって良かった宿ベスト10」の記事で、1位に選出してしまいました。
ブコメでも「部屋や温泉は平凡なのに一番に選ばれる料理というのは気になる」というコメントをいただき、たしかにそうだよね……早くレポートを書かねば!と思っていたのですが、書きそびれたまま時間が経ってしまいまして。
今回、2度目の宿泊となりましたので「何度泊まっても楽しめる宿か」ということも考えつつ、レポートしてみたいと思います。
まるいしは、八方バスターミナルから徒歩5分ほどのところにあります。八方尾根スキー場までも徒歩圏内で、スキーや登山の際に泊まるのにかなり便のいい場所です。
旅館や飲食店、お土産屋さんなどが並ぶ通りから、少しだけ奥まったところにまるいしはあります。
きれいに磨かれた自動ドアから、中へ。
スリッパに履き替え、右手にあるフロントでチェックイン手続きを行います。
気さくな雰囲気の女将さんが出てきて、館内について説明していただきました。
部屋への案内は特になく、口頭でお部屋の場所を説明していただきました。鍵を持って2階のお部屋へ向かいます。
階段を上って2階へ。
廊下には、サイズが合わなかったとき用と思われる、予備の浴衣が置いてありました。
今回宿泊するのはこちらの227号室です。
【部屋】★★★★ Wi-Fi完備で清潔、必要なものはすべて整ったシンプルな和室
お部屋は、シンプルな10畳の和室です。
2017年に宿泊したお部屋も10畳ありましたので、まるいしには6畳~8畳のコンパクトなお部屋はないのかもしれません。だから1人泊のハードルがやや高めというのもあるのかも。。。
部屋の奥側から見るとこんな感じ。
入り口の襖を開けると、洗面所と冷蔵庫がありました。
洗面所にはハンドソープが置いてあり、トイレはウォッシュレット付きで清潔です。
ちょっと気になったのが、トイレにはタオルがかかっていたのですけど、洗面所にはないこと。トイレの後、石けんで手を洗いたいので個室の中ではなく洗面所で洗うんですよね。どちらかと言えば洗面所にタオルハンガーが欲しかったです。
それと、ゴミ箱が室外に置いてある冷蔵庫のそばにあった1個のみで、部屋の中になかったのは少し不便かもと思いました。全室そうかはわかりませんが……。
お茶うけは「雷鳥の里」
ポットは湯沸かし・保温機能付きの電気ポットです。うれしい。
浴衣とタオルとバスタオル。歯ブラシ、ヘアブラシ、カミソリがアメニティとして置いてありました。
ちなみに、まるいしさんの館内はどこに行ってもWi-Fiがしっかりつながります。今回も、ノートパソコンを持ちこんでブログを書いていましたので、それはとてもありがたかったです。
【風呂】★★★★ 改装して浴槽が広くなり、洗い場も増えた
お部屋で一休みしたところでお風呂へ。
まるいしさんの浴室は1階のフロントの奥に男女別の内湯があります。露天風呂はありません。
部屋に置いてあった案内書きによれば、このほかに畳敷きの「貸切風呂」があるようなのですが「40分2000円」で有料だったため、入りませんでした。特にチェックイン時に案内などもなかったのですが、館内のどこにあるんだろう……。
というわけで、女湯の脱衣所へ。
手前に洗面台が2つ、奥に脱衣カゴがありました。
化粧水と乳液、麺棒、コットン、ヘアゴムなどのアメニティが置いてあり、ドライヤーも普通に風力のあるものでした。
脱衣所にはドライヤーは1個しか置いてなかったのですが、フロントに声をかければ貸し出し用に2台のドライヤーが用意されてるそうです。
また、女性向けのサービスとして、フロントの前にマニキュアコーナーがありました。
しかし、温泉に入った後マニキュアを塗ろうとは、私はあまり思わないですが、けっこう力を入れていろいろ揃えられているようなので、好きな方には需要があるんでしょうね。
脱衣カゴは鍵のかかるロッカーではなく、シンプルにカゴなので、貴重品は部屋に置いてきたほうが良いですね。
それでは、浴室内へ。
壁際に洗い場が6つと、浴槽が1つというシンプルな造り。
実は、まるいしさんではこの1年以内に浴室を改装されており、2017年に来たときとは少し、様子が変わっていました。
↑こちらが2018年に宿泊時の浴室で
↓こちらが2017年に宿泊時の浴室です。
正方形だった浴槽が少し広くなって長方形になり、腰掛けられる段差も一辺にしかついていなかったのが、L字型の2辺についていました。
洗い場の数も、4つから6つに増えましたね。
ということはきっと、繁忙期の宿泊はかなり混むということなんでしょうね……より多くの人数が入っても不快にならないように、浴槽を広くして、洗い場を増やした、と。
今回私は、週末とは言え閑散期中の閑散期での宿泊でしたので、浴室を利用する際もほとんど1人で楽しめたのですが、これがかなり混んでいる日だったら、印象も変わってしまうかもしれないですね。
浴室内のアメニティは、DHCのシャンプー&コンディショナー・ボディシャンプー。
それとクレンジングオイルと洗顔フォーム。脱衣所の洗面スペースのアメニティもそうでしたが、必要なものはしっかりと揃えられています。
湯口から出る源泉からはほんのりと温泉の香りがし、常にかけ流されているので悪くはないお湯だと思いました。
浴槽内のお湯は循環していそうな感じですが、塩素の香りを感じるようなことはありません。
浴槽の縁からは常に、お湯が溢れています。
近くにある外湯の「郷の湯」に比べてしまうとやや劣るのですが、やはりあちらは営業時間が短く、毎日換水していることが大きいのでしょうね。
まるいしさんの温泉浴室は夜通し入れるということを考えると、十分に良い状態のお湯を提供していると思います。混んでいない日であれば、温泉好きな方でも十分満足できるお湯ではないかと。
脱衣所の前には自販機がありますので、食後の一杯はこちらで購入するか、あるいは近所の酒屋さんで。
私は、酒屋さんで購入した信州白馬ビールを飲みつつ、夕食の時間を待つことにしました。
【食事】★★★★★ 1泊1万円とはとても思えない量とクオリティ。利き酒セットの種類の豊富さもうれしい
さて、お待ちかねの夕食です!
部屋の中に置いてある小冊子にも、まるいしさんの食へのこだわりが伝わってくる内容がいくつもあり、期待が膨らみます。
地産地消にこだわり、野菜は白馬産・信州産のものを使い、寒天、白馬の豚、信州サーモン、野沢菜など、信州ならではの食材をメニューに取り入れていること。
料理は夕食はもちろん、朝食のパンやジャムまで手作り!
お米にもこだわり、味噌は手作りしているとのこと……。
それから別注メニューの紹介もありました。
馬刺しです!
1名分1000円で2名分からオーダー可能になるので、今回は私は注文しませんでしたが……前回宿泊した際は「馬刺し付きのプラン」での宿泊でしたので食べました。
後で写真も紹介しますが「1人で2名分でも食べれるんじゃないか」と思ってしまうほどおいしかったです。
まるいしさんは日本酒の種類もかなり豊富に揃えているのですが、提供しているお酒の日本酒度と酸度の図もお部屋に置いてあり、期待が膨らみます!
まるいしのドリンクメニュー
まるいしさんのドリンクメニューは、信州産のお酒を中心に日本酒が豊富に揃っています。
新潟の「久保田」だけが番外として入っていますが、それ以外はすべて長野県内の日本酒のようですね。
しかも「酒三昧」というセットにして、ほとんどすべての日本酒を利き酒セットとして少量ずついただけるというすばらしさ。
1人泊だと特に、種類が飲めなくて残念な気持ちになることが多くて本当にありがたいです。これで、もっと1人で泊まりやすければなお最高なんですけどね・笑
ビールや焼酎、ウィスキーなどの定番のお酒メニューのほか、ソフトドリンクには「信州産ストレートりんごジュース」「限界集落梅しそジュース」「つがいけ雪どけサイダー」など、信州ならではのものが並びました。
2018年12月宿泊時の夕食
夕食は1階のお食事処でいただきます。
時間が来たところで食事処へ向かいました。
食事処はすべてテーブル席です。↑こちらは、食事がすべて終わって宿泊客がいなくなってから撮影したのですが、実際には、席に着いた時点では鍋とお重が卓上に置いてありました。
おしながきが置いてあり、前菜の一つ一つまでしっかり説明があるのがうれしかったですね。
3段のお重の、一番上が前菜盛り合わせです。
左上から時計回りに「醤油豆と山芋」「チコリの葉のサラダ」「えごの酢味噌和え」「卵のサラダ」「くるみの田楽」「食用菊ときゅうりの酢の物 姫林檎を器に」「お造りのお寿司」「セロリの生ハム巻き」「菊の酢の物 大根の桂剥きに巻いて」「金時芋とオレンジのカナッペ」
そして中央が「柿の白和え」です。
卓上にセットしてあった、火を入れる前の「信州牛の牛鍋」です。
いきなり火を点けられるようなことはなく、火を点けるタイミングはこちらに任せてくれました。
お酒はもちろん、自分で組み合わせを選べる利き酒セットの「酒三昧」で。
今回は「①純米大吟醸白馬岳」「②大吟醸 白馬連峰」「⑦天下八方」を選びました。
どれを選んだかが記入された紙を一緒に出してくれるので「あれ?この真ん中のお酒はなんだったっけ?」となってしまうことがないのがありがたいです。
しかも、この紙を10枚集めると酒三昧が1回無料でいただけるという、素敵なサービスまでついているのがすばらしいです……。
では、いただきます!
お造りは「白馬の雪鱒」
「シナノユキマス」と呼ばれる、サケ科の魚です。鮮度を保つのが難しい魚だと聞いたことがあるのですがこちらは「朝締め」とのことで、とても新鮮でした。
「白馬の豚と林檎のミルフィーユ風 ザクロの実を添えて」
甘酸っぱいソースと豚肉が合っていて大変おいしいです。
焼き物は「朝締めの山女魚の塩焼き」
日本酒がすすみますね……。
このあたりで最初の酒三昧がなくなり、もう1回オーダー!
「帰山」「帰山にごり」「大雪渓梅酒」の3種。
にごりや梅酒、古酒なども酒三昧で試せるのは本当にありがたいです。梅酒とか、1杯オーダーするほどではないけれど、食後酒的にちょっぴりだけ飲むの、好きなんですよね。
揚げ物は「薬用にんじんの天ぷら」
独特の味わい、なかなか珍しい……。
煮物は「自家栽培大根の煮揚げ蒸し」
大根以外にも人参や豚肉が入っており、楽しめました。
牛鍋も煮えてきました。甘辛い味付けで、ご飯と一緒に食べるのも良さそうですね。
というわけで、ご飯とお味噌汁も持ってきていただきました。
自家製の味噌を使ったお味噌汁、大変おいしかったです。
デザートは「林檎の手作りコンポート」
梅酒を飲みつついただきました。前菜からデザートまで、すべてのお皿にしっかりと手間がかかっているのがわかる、本当においしい夕食でした。
2017年10月宿泊時の夕食
2017年10月に初めて宿泊した際の夕食もご紹介したいと思います。
最初にテーブルにセッティングされていたのはやはり、三段のお重と鍋。そしてこのときは、まるいしさんの名物である馬刺しがついたプランでしたので、馬刺しも置いてありました。
お品書き。
やはり詳しくてうれしい。
お重の一番上の段の、色とりどりの前菜。
左上から時計回りに「山芋と醤油豆」「チコリの葉のサラダ」「自家製梅酒漬けの梅の天ぷら」「手作りの蟹甲卵」「地元産大豆の湯葉」「紫芋のりんどうの花」「無花果」「杏の生ハム巻き」「お造りのお寿司」「金時芋のカナッペ」「長野パープルの胡麻和え」
2018年と同じものもいくつかありますが「無花果」や「杏」「長野パープル」など季節のフルーツを使った品が特においしかったです。
左が「金時芋のカナッペ」で、右が「杏の生ハム巻き」です。
鍋は「信州牛の青ほう葉焼」です。
ほう葉は、奥飛騨あたりでよく提供される「朴葉焼」と同じ葉ですね。火を入れると朴葉の良い香りが楽しめます。
このときも、お酒はもちろん「酒三昧」で。
「②大吟醸 白馬連峰」「④夜明け前」「⑧帰山」をオーダーしました。
馬刺しが本当に新鮮で、赤身ですが甘みを感じられるような極上の肉質でした。生姜と玉ねぎスライスと一緒にいただきます。
こちらの馬刺し、本当においしいので、宿泊の際は馬刺し付きのプランで予約することをおすすめします!2018年も本当は馬刺し付きのプランで泊まりたかったんですけど、直前予約用のスペシャルなプランだったので、馬刺し付きのプランがなかったんですよね……。
お造り、これもシナノユキマスだったのでしょうか……ちょっと記憶が曖昧。
「白馬の豚と林檎のミルフィーユ風」は、2018年と共通するメニューなのですが、このときはソースが「自家製プルーン」のソースでした。
酒三昧2回目。
「⑥雪解け吟醸」「⑦天下八方」「⑩帰山にごり」でいただきました。
焼き物は、このときも「山女の塩焼き」でした。
煮物の「秋大根の煮揚げ蒸し」も同じですね。
朴葉の上で焼かれたお肉と野菜ときのこ、おいしい。
薬用人参の天ぷらも共通でした。
ご飯をいただいて。
デザートも2018年と同様に「林檎のコンポート」でしたが、白玉団子が入っているところと、季節が異なるからか、林檎以外のフルーツも変わっていました。
食事をいただいた後は、食事処の前にある応接間でコーヒーをいただきます。
2018年に泊まった際は、ドリップコーヒーのサービスはなかったように思うのですけど、2017年はありました。
応接間には「ネスカフェゴールドブレンドバリスタ」が置いてあり、チェックインから20時までいただくこともできます。
ただ、ネスカフェゴールドブレンドって、淹れたてでも結局インスタントコーヒーの味なので、個人的にはドリップコーヒーをいただけたほうがうれしかったですね。
また、応接間にはお菓子と薬膳茶も用意されていました。夕食をたっぷりいただいた後に気づいたので食べないでしまいましたが、夕食前に小腹がすいたときなんかにはよさそうですね。
2018年12月宿泊時の朝食
朝食も、夕食と同じ食事処でいただきます。
夕食のときは衝立で何席かずつに区切られていましたが、朝食の際は衝立が取り払われ、広くなっていました。
食事処の奥のほうに、料理が並べられたテーブルが3つあります。
まずは、2018年にいただいた朝食についてご紹介したいと思います。
フルーツたっぷり、プリンや、長野県の名産品である寒天を使ったデザートも複数種類あります。
そしてうれしいフレンチトースト!
パン2種類も手作りかつ焼きたてです!
ソーセージに目玉焼き、焼きなす。
野菜料理も和洋合わせてたっぷりと。
バイキングによくある「スライス野菜にドレッシングをかける」サラダはなく、すべて手間のかかった野菜のおかずです。
焼き鮭やめざしがあるのもうれしいですね。
ご飯は白米と雑穀入りのご飯の2種類がありました。それと温泉卵。
このときはちらし寿司も用意されていましたね。
しかし、今回2回目の宿泊ということで、私が前回何よりも気に入ったのは、この3種の手作りジャムです!
甘さ控えめでフルーツの果実感がたっぷり、パンにつけてもヨーグルトに入れても本当においしいのです!
というわけで、今回はごはんはあきらめて、ジャムを存分に味わえるパンなどの洋食メニューに振り切ることにしました。
おかずは、サラダを中心に、大好きなひじきや切り干し大根、かぼちゃの煮物も少々。
フレンチトーストとソーセージと目玉焼き。
ちなみに、フレンチトーストもめちゃめちゃおいしいです!
手作りのパンは食べる食前にオーブントースターで焼きます。
見てください、まるで果物をそのまま食べているかのような美しいジャム!
「あんず」「ルバーブ」「甘夏」の3種類がありますが、どれも本当においしいです。ヨーグルトにも入れて食べました。
最後はコーヒーをいただいてごちそうさまでした。本当はごはんも食べたかった……胃が2つ欲しくなる朝食ですね。
2017年10月宿泊時の朝食
1年前、2017年に宿泊した際のメニューも、だいたい同じです。
野菜の種類が、季節によって少し変わるぐらいでしょうか。
このときは、ちらし寿司ではなくいなり寿司がありましたね。
こんな感じでとりわけまして。
やっぱり、パンが食べたかったんですね・笑
どれも優しい味付けで、いくらでも食べれそう。
色とりどりの野菜が美しい……。
パンとジャム、本当においしかったです。
でもやっぱり、ご飯も食べたくなって少しだけいただいてきました。もち麦の入ったごはん、おいしかったです。
デザートはプリンと寒天とヨーグルト&ジャム。
お腹いっぱい、大満足で朝食を終えました。
【再訪したい度】★★★★★ 朝食付き1万円だったとしても納得できる最強コスパのおいしい宿
2度宿泊して、食事のメニューなどはわりと定番メニューが多いなとわかりましたが、どれも最高においしいので「またこれか」などとはまったく思いませんでした。毎月泊まったりしたら別ですが、年2~3回なら飽きないと思います。
本当に、この食事内容で2食付き1泊1万円程度で泊まって大丈夫なのだろうかと心配になるほどです。「朝食付き1泊1万円」だとしても適正価格だと思ってしまいます。この内容なら2食付1万5千円ぐらいじゃないかなあというのが、個人的な感想です。
また、サービス面も本当にすばらしく、たとえば朝食をいただいていると必ず、宿のスタッフの方が声をかけてくれ、この日の予定を聞いてくださいます。
白馬の散策を予定しているお客さんには、現地までの交通と天気予報を教えてくれますし、私は「松本を経由して帰る」と伝えたところ、電車の出るタイミングに合わせて駅まで送迎していただけることになりました。さらに「もしよろしければお立ち寄りください」と松本市内の散策マップをいただけたりと、気遣いがすばらしいなと。
1人泊がしづらい宿なのは少し残念ではあるのですが、平日に休みを取ってもまた泊まりたいと思える、すばらしい宿でした。