テント泊登山にも常にiPad miniを持っていく
温泉宿でも山旅でも「荷物の重量にシビアにならざるをえない縦走登山」以外では常に、iPad miniを持っています。
温泉宿を目的地に一人旅を始めた当初は、何冊もの文庫本を携えていくのが常でした。そのときの気分で読みたい本が変わるので、1冊では心許なくて……。
2013年ごろに第2世代iPad miniを購入したのをきっかけに、それ以降は「Kindleで変える本はすべてKindleで」購入することにしました。そうすると持っていく本を選ぶ手間も省けるし、荷物も減るしでいいことずくめじゃないか!と。
現在は、温泉に行くときも山に行くときも常に、iPad miniを持っていきます。
2015年に発売されたiPad mini4をずっと使っていたのですが、今年の3月に3年半ぶりの新作、iPad mini5が発売されたので、遅ればせながら先日購入しました。
左がiPad mini4で右がiPad mini5、本体の大きさは同じなので、右のほうが大きく見えるのはケースのせいです。出先でちょっとした書き物などできるように、キーボード付きのケースを着けています。
私の中ではけっこう大きな買い物でもありますし、旅に必ず持っていくものでもありますので、簡単にご紹介してみたいと思います。
今回購入したiPad mini5とその周辺機器
購入したのはiPad mini(第5世代)で、色はシルバーです。
iPadminiだけ、4の後の新作がなかなか出なかったので「もう出ないのではないか」とずいぶん言われていましたよね。私も半ば諦めて「読書ならKindle Paperwhiteでもいいのでは?」とちょっと浮気したりもしていたのですけれど、なんかしっくり来なくて結局iPadmini4を使い続けてました。本当に、新作出てくれて良かったです。
Pad mini4と5は見た目はまったく同じでケースも共用できるのですが、うちにあるmini4がスペースグレイなので、間違えないようにあえて違う色にしました。
ストレージは64GBと256GBから選べますが、256GBにしました。書籍を死ぬほどダウンロードしてしまうため、128GBのiPadmini4のストレージが既にかなりいっぱいなのです。倍になれば少しは余裕が出るはず。。。
それから、ApplePencil(第1世代)です。
第2世代のApplePencilは、iPadminiでは使うことができません。
でも、個人的には「磁力でiPadProにくっついて充電する第2世代ApplePencil」は本体もペンも磁力が強力すぎて財布と一緒にバッグに入れて持ち歩くのこわいなー、カードとかダメになりそうで。と思っていたので、第1世代でぜんぜんOKです。むしろ歓迎です。
それから、ApplePencilでiPadminiの画面上に書く際に、紙のような書き心地にする「ペーパーライク」という加工のフィルムがあるというのでそれも買いました。
ペーパーライクのフィルムを貼ると画像が滲みやすくなる、などと聞いていましたが、特に気にならない程度だったのでホッとしました。
それから、キーボード付きのケースです。
以前から、出先でちょろっと書き物をするためにキーボード付きのケースを使用していたので、今回も同様に。
以前使っていたキーボード付きケースも気に入っていたのですけれど、こちらはそれよりも値段も安く使い勝手もよくてかなりいいので、まずはこの、キーボード付きケースについてご紹介したいと思います。iPadmini5については、既にいろいろなところで語り尽くされていますしね……。
BaiKen スマートキーボードカバーレビュー
「Baiken」という聞いたことのないメーカーから出ており、Amazonでは3000円弱で購入できます。
PU素材ですがさらっとした触り心地で見た目にも高級感があります。ややお高めのスケジュール帳のような見た目です。
開くと中に白いキーボードが現れます。
キーボードは、磁力でカバーにくっついてはいますが、使用するときは画面を立てるために場所をスライドさせて使うことになります。
こんな感じで。
画面の角度が自由に調節できるのも良いです。
キーボードの触り心地がなんだかぺとぺとするなあ……と思ったら、シリコンカバーが被せられていました。
取り外し可能なので、キーボード使用時は取り外して使っています。ケースにキーボードを収納する際、シリコンカバーがあるために、iPadの画面にキーボードの跡がつかないようになっているようです。なるほどねー。たしかに、前のキーボード付きケースのときは、画面に跡がつくのちょっと気になっていたんですよね。
コンパクトなiPad miniと同じ幅にしてはキーピッチもそこそこ広く、キーストロークも自然な感じ。ちゃんと「押した」感のあるキーボードなので「押したつもりだったのに文字が飛んでる」ようなこともほぼ、ありません。打ちやすさはかなりのものです。
iPadmini4で使っていたキーボード付きケースとの比較
さて、iPad mini4にもキーボードケースを着けて使っていたのですが、それはこちらです。
今回購入したのは無名メーカーのものですが、こちらはiPadやiPhoneの周辺機器ではお馴染みの「Belkin」のもの。
AppleストアでもBelkinの周辺機器を販売していますし、なんとなく「準純正」みたいなブランドだと個人的には思っています。他のiPadと違ってminiは純正のスマートキーボードがないということもあり、言ってみればBelkinのキーボードが純正のようなものかもしれません。非常に完成度の高い商品ですがお値段は1万円オーバー、今回購入したキーボードケースの3倍以上します。
でも、前回購入した3年前ぐらいには、Belkin以外であんまり評判いいキーボードがなかったんですよね……ここ数年で、周辺機器も増えたもので。
両方にiPad miniをセットして置いてみました。
Belkinのほうが圧倒的コンパクトです。素材はプラスチックなのでやや滑りやすいですが、スマホと違って頻繁に手に持って運ぶようなものでもないですしね。
広げたところ。
Belkinのほうは、画面の角度調整はできないのですが、そのぶん場所を取りません。
とは言え、新しいほう(今気づいたんですけど、新しいほうの無名メーカー「Baiken」って「Belkin」のパチモンぽくないですか……)のキーボードも、新幹線の座席のテーブルに置いても余裕がある大きさなので、十分コンパクトではあります。
しかし、比べると厚みがぜんぜん違いますね。。。
厚さは、「Belkin」が2.3センチで「Baiken」が3.2センチだそうです。なんか、ますますややこしい……。
ただ、古いほうはキーボードを取り外すことはできないけれど、新しいほうのケースは「今日は使わないかも」と思ったらキーボードは簡単に取り外せます。そうして「Pencilがぴったり収納できるカバー」として使うこともできます。
非常に気に入ってはいたのですけど、こうやって記事を書いて前に使ってたモデルと比較してみたら「あれ?新しいキーボードケース、使いやすいけどなんか重くない?」という気がしてきました。
なので、今更ながらスペックを調べてみると……。
「Baiken」のキーボード付きケース(新)
重量:721 g(キーボードを取り外すと568g)
マジですか?ちなみにiPadmini5は300gですよ!iPadminiにキーボードケースを着けたら1kgオーバーって!
私が普段使っているノートパソコンより重くなってしまうんですね。。。
「Belkin」のキーボード付きケース(旧)
重量:286g
おお……なんということでしょう……。
やはり、有名メーカーの商品は伊達ではなかったですね。お値段3倍しますけど。
うーん「Belkin」で、ApplePencilが収納できるキーボード付きケースを作ってくれたら良かったのになあ。現時点ではなさそうなんですよね。
iPadmini5の素敵なところを最後にまとめる
ケースが意外と重かった!ことにショックを受けつつも、それは別に購入したケースの話ですので……。
iPadmini5自体は「買ってよかった」と思っていますので、素敵なポイント、買って良かったポイント、旧モデルから進化しているポイントなどをまとめてみたいと思います。
目に見えて動作が速くなった
iPadmini4は3年半前というモデルですので、やはり最近は「少し遅いな」と感じていました。
1度Kindle端末に浮気しつつも結局iPadminiを使い続けているのは、Kindleは微妙にページをめくる動作がもっさりしているように感じていたんですよね。めくったつもりなのに1テンポ送れて次のページが表示されるのでちょっとストレスがあって。
その点iPadはサクサク読めたので気に入っていたのですが、旧モデルでは最近、本をタップしてもなかなか開かなかったり、次のページに移るタイミングが以前より遅れたりするなあと感じていたのです。
でも、5に買い換えてからまたサクサク読めるようになりました。
ApplePencilが使えるようになった
普段から仕事でもプライベートでも、メモはほとんどスマホのメモ機能で取っていたのですが、たまにあるんですよね……紙に書きたいときが。
たまにしかないそのときのためにノートを持ち歩くの邪魔だわー、と思っていたので、いつも持ち歩いているiPadminiに手書きでメモできたら最高だなと思っていました。
使ってみると思った以上に書きやすくて「こんなに書きやすいなら絵とか書いてみたいな」などと考えてしまったり……。いやいや、まずは字をきれいに書くことからかな……。
旅日記とかつけたら楽しいかも、などと考えて、こんな本も買ってしまいましたよ。
ストレージ容量が128GB→256GBに増えた
際限なく電子書籍を詰め込んでしまうので、気がついたら80GBぐらいKindleで使っていまして、iPadmini4は128GBなので、容量の限界が近づいていました。
最近読んでない本を削除すればいい話なのですが、電波のない山の中で「わーこれ読みたい……ってダウンロードしてないんかい!」ってなるのが嫌で、できる限り消したくないのですよね。
ストレージが倍になったので、これで気にせずダウンロードできます!
やはり持ち歩くには圧倒的に小さくて軽い
iPadminiの新作がなかなか発表されなかったので「もう出ないのかなあ」と思って、iPadProの11インチに替えようかな、と思っていたことがあったのです。
しかし、店頭で手に取ってみると、当然ですが圧倒的にminiのほうが小さく軽いので「待っててよかった!」と思った次第です。
結局、キーボード無しのカバーを買い足した
この記事を書いたことで、気に入っていたはずのキーボード付きのケースのあまりの重さが気になり始めてしまい「結局キーボード無しで全面保護、ApplePencilをぴったり収納できる」ケースを追加で購入してしまいました。
お値段もAmazonで1700円ぐらい。重量も141gと圧倒的に軽いです。
ケースの着脱ってけっこう面倒なので、こっちのケースがわりと良かったら「どうしてもノートPCを持っていけないとき」以外はこっちで統一してしまいそうですね。
届いて使ってみたら、また追記したいと思います。
iPadmini5が「2019年買ってよかったもの」に入るのは間違いないですが、ケースはどれが入るでしょうか……ね……。