伊豆長岡温泉 弘法の湯 長岡店
弘法の湯は、伊豆長岡温泉に3軒の旅館を構えており、いずれの宿も本格的な岩盤浴室を備えていることを売りにしています。
3軒の中でも、長岡店は日帰り入浴できる時間が朝6時から午前0時までとかなり長く、日帰り利用でもカラオケルームなどの館内施設が使い放題という太っ腹な施設で。しかもお湯もかけ流しですばらしい!
ということで、これまでも沼津アルプス登山の帰りや、修善寺の帰りに日帰りで立ち寄っていました。
2016年秋、沼津~伊豆長岡温泉を、珍しく登山抜きで旅した際も、私の中で定番となりつつあるこちらの宿で、日帰り入浴をしてきました。
正直なところ、外観はあまり、センスがいいとは言いがたい感じがしないでもないのですが……。
でも本当に、いいお湯で、いい施設だと思います。
弘法の湯長岡店まで、飲食店をチェックしながら伊豆長岡の温泉街をぶらぶら
今回、弘法の湯長岡店に伺ったのは、サンバレー伊豆長岡悠々館に泊まった翌日のことでした。
悠々館のマンションタイプのお部屋でくつろいだ時間を過ごし、本館で、勝手丼をはじめとしたおいしい朝食バイキングをいただきました。
本館の檜造りの大浴場や、まんが図書館も楽しんで、10時ぎりぎりにチェックアウト。サンバレー伊豆長岡から弘法の湯長岡店までは徒歩15分ほどなので、歩いていくことに。
サンバレーの本館の正面玄関前の道を道なりに5分ほど歩き
左手に「分譲地」というバス停が見えたら、次の角を左に曲がります。
しかし……バス停の名前が「分譲地」とはいかに。。。
左折すると、左手に「ひょうたん寿司」というお寿司屋さんが見えます。
10時過ぎなので、営業開始はまだのようですね。
しばらく道なりに歩いていると、右手に既に営業している喫茶店「ねむの木」が。
こちらは9時30分から営業しているんですね。
なぜ、いちいちチェックしているかというと、素泊まりで泊まることになったときのために、徒歩圏内にどのぐらい飲食店があるのかをチェックしておきたいのでした。
喫茶店の少し先に行くと、右手に餃子屋さんの看板が!
持ち帰りも可能なんですね。
別館悠々館のような宿に泊まるなら、餃子を持ち帰ってビールというのも良いですね~。
「餃子の喜村」という店のようです。
道なりにしばらく歩いてくると、左手にセブンイレブンが見えますので、そうしたら左折します。
すると、タクシーが何台も泊まっている、待合所っぽいところに出ます。
ここが「温泉駅」という、弘法の湯長岡店の最寄りのバス停留所です。
タクシーも常に常駐していますし、待合室もあります。
温泉駅まで付いたら、弘法の湯長岡店はもう目の前!
建物に書かれた赤い文字がはっきり見えますよ♪
弘法の湯長岡店までのアクセス
私は歩いてきてしまいましたが、伊豆長岡駅or沼津駅からバスが出ています。
沼津駅からのバスは、1時間2~3本程度なので少し待ちますが、伊豆長岡駅からの場合は、伊豆長岡駅を出るほとんどのバスがこちらの「温泉駅」を経由するそうなので、概ね、どれに乗っても大丈夫だそうです。10分に1本ぐらいはあるそうなので、あまり待つこともなさそうですね。
弘法の湯長岡店の日帰り入浴料金は1800円。16時以降の入館だと1000円。
さて、いざ中へ!
宿泊の場合12時チェックインで5000円から!
日帰り食事付きで2220円!と、でかでかと書いてあります。
正面玄関から中に入ると、大抵早口のフロント係の方が案内してくれます。
「玄関で靴を脱いで靴用ロッカーに入れて鍵をかける」
「券売機で入浴券を購入する」
「靴ロッカーの鍵をフロントに渡すと、引き替えに更衣室のロッカーを貰える」
という、日帰り温泉施設でよくある流れなのですが、弘法の湯長岡店の場合これがひと味違います。。。
玄関から入ると「何名様ですか?食事はおつけになりますか?ではお一人さま1800円です!」と言われるので、お金を出すと、係の方が券売機で券を購入してくれます。
券売機があるなら自分で購入してもいいと思うんですが……何のための券売機なんだろうかw
そして、脱いだ靴は係の方が持っていってロッカーに入れてくれ、更衣室のロッカーキーを手渡してくれます。私は靴を脱いで財布からお金を出しただけw
ちなみに、弘法の湯長岡店の日帰り入浴料金は、時間無制限で1800円。バスタオルとフェイスタオルが1枚ずつと浴衣がついてきます。
これが、16時以降の入館になると「夕暮れ入浴プラン」に自動的に変わり、やはりバスタオルとフェイスタオルが1枚ずつと浴衣がついてきます。
16時に入館しても、0時まで最大8時間も滞在できるので、帰りの心配をしなくていいのなら、夕方以降の入館がお得ですね。
時間があえば食事付きプランが圧倒的にお得。事前ネット予約も可能。
入館料金にたった420円プラスするだけで食事ができる「日帰りお食事付きプラン」も用意されていました。時間無制限の入館料プラス420円の2220円で、食事がついてきます。
実は「420円で食べれる食事って、蕎麦とかうどんじゃないの?」と思って警戒していたのですが……ホームページの写真を見ると、そうではないようです。
↓こちらが、420円で食べられるランチの写真です。
刺身に天ぷら、小鉢数種に、その他いろいろついてくるんですね。
お食事グレードアップというプランもあり、こちらは入館料込みで2880円。
1080円で食べられるお食事ということになりますが……
写真だとけっこう豪華ですね。実物を見て&食べてみたいです。
ただし、食事の提供は、ランチは11時30分から13時30分まで。ディナーは17時から20時まで。
しかも、ランチは当日午前10時まで、ディナーは当日午後3時までに予約しないと、食べることができません。
実は私も、入館時「お食事付きのプランにしますか?」と聞かれたんですが、このとき時間は午前10時30分ごろでした。
ホームページに書かれているとおりなら既にランチの予約はできず、ディナーの予約ということになるんですが、ほんとにそうだったのかな。10時30分からディナーの時間まで滞在ってけっこうな長時間なんですけど。。。
実は、10時をちょっとぐらい過ぎていてもランチの予約も間に合う!とかいうこともあるんでしょうかね。
お食事付きの日帰りプランは、こちらのページからネット予約できますので、あらかじめ予約して行くほうが現実的だと思います。
では、受付が終わったところでいざ館内へ!
弘法の湯長岡店の更衣室・無料休憩室・マッサージチェアルームストーンセラピールームについて
受付時にフロントで、更衣室のロッカーキーと共に館内の案内図をいただけます。
1階案内図。
1階には、大浴場と岩盤浴があります。
岩盤浴も男女別なのは良いですね。
2階案内図。
浴室以外の設備は、ほぼ2階に集まっています。
案内図のほかに、もう1枚。
入浴の手引きというか、手順が書かれていました。
まずは更衣室で浴衣に着替え、それから「岩盤浴」「ミストサウナ」「大浴場」の順に回るのがおすすめのようです。
更衣室でロッカーに荷物を入れるが、小銭だけは持ち歩いたほうがいい
まずは2階の⑫番、女子更衣室に向かい、館内着の浴衣に着替えます。
2階の廊下はこんな雰囲気です。
女子更衣室のロッカー。
室内は清潔感があってよいです。
ロッカーはフロントで渡されたキーの番号で指定されているので、そのロッカーを開けますと
中にはバスタオルとフェイスタオル、浴衣と帯、館内を持ち歩く用のカゴが入っていました。
この更衣室のロッカーに自分の荷物を入れて、私服から浴衣に着替えて服もロッカーに入れます。
このとき気をつけておきたいのは、財布は鍵のかかるロッカーに入れてしまったほうがいいのですが、飲み物を買う小銭ぐらいは手元に持っておいたほうがいいということ。
日帰り温泉施設だと、ロッカーキー番号を伝えることで、館内の支払いを最後にまとめられたりしますが、弘法の湯長岡店にはそういう仕組みはなく、都度精算なのです。
そのため、まったく現金を持っていないと、喉が渇いてもジュースも買えないということになってしまうため、お気をつけて。
更衣室内にはパウダーコーナーもあります。
化粧水・乳液・クレンジングなどのアメニティも揃っており、ドライヤーも完備です。
パウダールームは浴室の脱衣所にもありますが、そちらより更衣室のほうが空いているし、湿度が低くて髪を乾かしたり化粧もしやすいと思います。
浴衣に着替えたところで、ちょっと館内を見てまわります。
休憩所は宴会場の隣にあるので騒がしいこともある
2階には、日帰り客用の無料休憩所もあります。
広い畳の和室と、一段高くなっているすだれの後ろには、リクライニングチェアが置いてありました。
謎の壁画が目の前にどーんとあって、ややくつろげない気もしますが……。
実は、壁画以上に問題だなと思ったのは、こちらの無料休憩所、宴会場のすぐ隣なんですよね。
「ランチ専用宴会プラン」というものが入館料込みで3330円で用意されており、宴会場を午後3時まで貸切利用できるようなのです。
私が行った日も宴会が行われており、無料休憩所にはカラオケの大音量が鳴り響いて、かなりくつろげない雰囲気でした。(だから、誰も写っていない写真が撮れたのですが……)テレビの音もあまり聞こえないし。
宴会をやっていないときなら、くつろげる空間なんじゃないかと思います。
マッサージチェアルームは、勧誘されそうな雰囲気に満ちている
無料休憩所ではリラックスして休みにくそうなので、よし、マッサージチェアルームへ!
こちらも無料で利用できるんですよね。すばらしい。。。
いざ、中に足を踏み入れてみると、誰もいません。
静かだけど、なんだか奥のほうに人がいる気配あり!
で、よく見ると奥のほうに、日帰り温泉によくいる「このベッドに横になると血液がきれいになる」みたいな勧誘付きのあれではないですか。。。実際勧誘を受けたことはないので、内容があやふやですが。。。
もしかして、マッサージチェアを使っていると勧誘を受けるんじゃないの……?面倒くさい。
というわけでそそくさとマッサージチェアルームを後にしました。
ゆっくり休むなら、実はストーンセラピールーム!
実は、見た目一番入りにくい雰囲気だったのが「ストーンセラピールーム」でした。
何しろ、中が暗いのです。いきなり入っていって大丈夫かな?と。
何かしら、この光は。。。
写真見にくいですが「秋田八幡平噴火口近くの石」とな!
秋田からわざわざ。。。
そういえば、この宿が売りにしている北投石も、そもそもは秋田の、八幡平にもほど近い玉川温泉にあるというもの。
何か、秋田のあのあたりの街と姉妹都市にでもなっているんでしょうか。。。
でも、この空間、案外いい感じです。
薄暗いし、静かだし、リクライニングチェアもあり。
膝掛けも貸してくれるんですね!
なんだ、風呂上がりにごろごろしたかったらここに来ればいいんじゃん。
快適すぎて寝過ごしたりしそうだわ。。。
実は、弘法の湯長岡店には何度も来ているのに、このストーンセラピールームには初めて足を踏み入れました。
ちょっと雰囲気があやしすぎて入れなかったんですよね。
今回「ブログのネタになるかも」と思って思いきって入ってみたんですが、案外素敵空間でびっくりしました。
さて、2階を一通り見て回ったところで、いよいよ1階の浴室へ向かいます!
【風呂】★★★★ 温泉は本当にすばらしいお湯。岩盤浴もなかなか。ミストサウナは特に必要性を感じず。
温泉施設は「岩盤浴」と「ミストサウナ」と「ラドン温泉」の3つが、すべて1階フロアにあります。
案内板があるのですが、初めてだとややわかりにくいです。
「岩盤浴→ミストサウナ→温泉」の順で入るのがおすすめとのことで、まずは岩盤浴室へ。
日曜の昼間だというのに、岩盤浴室はめちゃめちゃ空いていた
正面玄関の右手側の通路を通ります。
写真はぼやけていますが、こちらにはさまざまな季節の富士山の写真が飾ってありました。
突き当たりを左に曲がると、岩盤浴室の入り口です。
ドアを開けると、ちょっと狭いですが、脱衣所があります。
岩盤浴をするときは、下着も何もつけていない状態で直接浴衣を着て、岩盤の上に直接寝転がることになります。
タオル類は1人1枚ずつなんですが、浴衣は何枚でも使いたい放題なので、岩盤浴で汗をかいて浴衣が濡れたら、ここにある替えの浴衣に着替えます。
岩盤浴室内。
誰もいないかと思ったら、1番奥にお1人だけいらっしゃったもよう。
各ブースはこんな感じ。
石の枕が置いてあるほか、ペットボトルを入れておくホルダーもありました。親切!
ただ、岩盤浴って20~30分に1回、5分程度の休憩をとってクールダウンしたほうがいい、とよく聞くんですよね。
そのため、岩盤浴を提供している多くの施設では、岩盤浴室の隣に休憩所などを設けていることが多いと思います。
でも、こちらの施設の場合、岩盤浴場の外にはちょっと狭い更衣室があるのみで、休憩所などはすべて2階にあるため、クールダウンしたいと思ったら更衣室のすみにいるしかない……というのは、ちょっと不便だなあと思いました。
また、岩盤浴をすると大量に汗をかくので、水分補給が必ず必要になりますが、更衣室にはウォーターサーバーなどはありません。ペットボトルで持参するのを忘れないようにしないとですね。。。
ちなみに、空のペットボトルがあれば、ウォーターサーバーは1階の階段そばにあります。
岩盤浴の効果については、一般的な温浴施設にある岩盤浴と特に違いは感じられませんでしたが、日曜の昼でも空いているし、浴衣使い放題だし、基本料金で入り放題だし、トータルではけっこう満足度は高いです。
1時間ほど岩盤浴を楽しんでから、浴衣を新しいものに着替えました。
案内によれば次はミストサウナに入る番ですが、ミストサウナは大浴場に併設されているので、大浴場に向かいます。
女性浴室はフロントの裏側あたりにあります。
ミストサウナはとても広いが無人。何回来てもミストサウナだけはあまり意味はよくわからない
脱衣所に、温泉とミストサウナについての説明書きがありました。
温泉はかけ流しの飲める温泉、とのこと。期待が高まりますねー。
ミストサウナは、温泉の浴室内に設置されていますが、かなり広くて、内湯と洗い場を合わせたのと同じぐらいの広さがあります。
見た目は岩盤浴場のような感じで区画が区切られて枕も置かれおり、寝転がったり椅子に座ったりして楽しめるようです。
が、この「ミストサウナで裸で床に寝転がる」っていうのが、なんとも不思議な感じで。。。
これ、同じ中伊豆地域にある「神代の湯」にも同じタイプのミストサウナがあったんですけど、このへんで流行ってるんでしょうかね。
なんか、衛生的に問題があるような気がしてしまって。人が裸で寝転がった後に横になるわけですよね。。。岩盤浴なら皆が浴衣を着ているのでいいのですけど。
寝転がった後に洗い流す水や、下に敷くマットやタオルが用意されているわけでもないですしね。
各浴室の清掃方法が書いてありました。高圧洗浄機で毎日洗浄しているということなのですが、裸で利用するところは、利用前に都度、洗いたいんですよね。。。
というわけで、ミストサウナは、私が覗いたときは誰も入っておらず、私も使いませんでした。
ミストサウナ自体は好きな人も多いと思いますし、シャワーなどで洗い流せるよう工夫してくれたらなあ、と思います。
かけ流しの温泉浴槽はぬる湯・あつ湯・露天風呂がそろっていてすばらしい♪
「かけ流しのラドン温泉」を謳っていますが、こちらの温泉自体が放射能泉だというわけではなく、浴槽の石がラドンを発生するという北投石だから、とのことでした。
これ、神代の湯でも、サンバレー伊豆長岡本館の大浴場でも同じことをやっていたんですが、中伊豆で流行ってるんですかね。。。
お湯は加水ありの単純泉ですが、新鮮さを感じさせる良いお湯です。お湯は、サンバレーより弘法の湯のほうが良いと思います。
内湯には38度のぬる湯と、42度ぐらいのあつ湯の2つの浴槽があります。
私は基本、ぬる湯のほうが好きなんですが、こちらの温泉は元々60度ぐらいあるものを加水しているお湯なので、加水率が低いあつ湯のほうが、温泉感が強くてよかったです。
手前がぬる湯、奥に見えるのがあつ湯です。
内湯は、浴槽に使われている北投石からラドンをラドンを含んだ蒸気が発生するため、ラドン蒸気浴の効能を高めるために窓は開けないで、と貼り紙がされていました。
これも、神代の湯の貸切風呂や、弘法の湯の古奈本店の浴室で同じようにアナウンスをされているのを見ましたが、正直なところ、浴室に蒸気がこもるのはあまり快適ではないので私は好きではないんです。神代の湯の貸切風呂は、ちょっと蒸し風呂っぽくてつらかった。。。
でも、こちらの内湯の浴室はそんなに蒸気がこもっておらず、浴室内の気温も適温だったので、内湯でもゆっくりお湯を楽しめてよかったです。
また、露天風呂も併設されています。
特に眺望はありませんが、10月のひんやりとした外気に触れながら熱いお湯につかるのはとても気持ちがよかったです。湯温は41度ぐらいの適温でした。
洗い場。
豆乳シリーズのシャンプー・コンディショナー・ボディシャンプーとクレンジングが用意されていました。
隣のブースとの間に壁があるタイプで、使いやすかったです。
脱衣所には、マッサージやエステのメニューが貼ってありました。
オイルリンパマッサージが1時間につき1000円弱の値段なので、まあまあリーズナブルですね!
長時間滞在するときなら、マッサージをしてもらうのもいいなあと思いました。
けっこう利用している方も多いようでしたよ。
【食事】★★★☆ メニューはお酒は種類少なめだけど料理はそこそこ豊富。次回はしっかり利用してみたい
お得な食事付きメニューにはしそこねてしまったのですが、食堂を覗いて、ソフトクリームをいただいてきました。
食堂は2階にあります。食事処空海。。。
券売機で食券を買います。現金精算です。
刺身盛り合わせやたこぶつ、からあげなどのおつまみ系、丼ものや蕎麦、酒類もそれなりに揃っています。
ソフトクリームをいただきました。180円です。
食事付きプランの紹介も貼ってありました。
次回は試してみたいなー。
【再訪したい度】★★★★☆ 長時間滞在してのんびり過ごしたい施設。宿泊もかなりお安い。
伊豆長岡のお湯!というと私が思い出すのは実はここ、弘法の湯長岡店のお湯なのです。
施設面では高級感はなく、やや雑然とした印象もありますが、正直なところ、お湯はサンバレーのお湯よりもいいお湯だと思います。
内湯も露天風呂もあまり浴槽が広くないので、お湯が新鮮な感じがするんですよね。
ただ、時間無制限で岩盤浴付きとは言え、料金1800円はわりと高い部類に入るので、半日ぐらいのんびりできるときじゃないと、もったいないかもしれません。時間がたっぷりあるときなら、休憩所なども充実しているし、食事処やマッサージもあるので、楽しめる施設だと思います。
岩盤浴なしのプランとか、時間制限有りのプランとかあればいいと思うんですけど、そうなるとフロントや岩盤浴室の入り口でチェックが必要になってしまいますからね。。。
ちなみに弘法の湯長岡店は日帰り専門の施設ではなく、宿泊も可能です。しかも12時からチェックインして温泉三昧できます。料金も格安の部類かと思います。楽天トラベルでプランをチェックできます。
ミニ露天、半露天付きの部屋に宿泊しても、2名以上で泊まるなら2食付きで1人1万円程度ですむという、けっこうお得なプランがあります。
1人泊でも、2食付き8000円ぐらいからプランがあります。
食事の評判はそこまでよくはなさそうなので、食事を付けずに、近隣の飲食店で済ませるという手もあるかと思います。素泊まりなら1泊5000円ほどで泊まれるようですので。
弘法の湯長岡店と古奈本店のちがい
伊豆長岡に弘法の湯は3軒あるようなのですが、そのうち長岡店の古奈本店の2軒で、積極的に日帰り入浴の受け入れをしています。
以前、古奈本店にも行ったことがあるのですが、泉質は悪くないものの、ちょっと館内が雑然としていて落ち着かない印象があったので、長岡店のほうが私は好きです。
古奈本店は、内湯の浴室の温度が高く、お湯も熱めで長湯しにくかったこと、露天風呂もありますが内湯から直接移動できず、一度着替えて移動する必要があるなど、館内の導線がやや悪い感じがしました。
あと、今もそうかはわかりませんが、古奈本店は日帰り入浴者には浴衣の帯をつけてくれなかったんですよね。(帯がなくても一応着れる、紐付きの浴衣なのですが)宿泊者と区別するためなのかわかりませんが、そのへんにもちょっと違和感が。
数百メートルしか離れていない両施設ですが、長岡店のほうが私は好きです♪
ただし、日帰りのプランについては古奈本店のほうが「タオル無しで1200円」などのややお安めのプランを用意していたり、時間無制限・タオル付きのプランも1500円で、長岡店より少し安いです。(だから浴衣の帯がないのか。。。)
300円高いほうをとるか、浴衣の帯をとるかは、お好みで。