温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

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熊本県・黒川温泉 看板猫の弁慶がかわいい「山みず木」入浴記

黒川温泉 山あいの宿 山みず木

山みず木は、黒川温泉の中心街からはかなり離れた、渓流沿いに立つ一軒宿です。
「人里離れた山あいの宿」というキャッチフレーズがぴったり来るような宿で、渓流を眺めながら露天風呂に入れると聞き、前から行ってみたいなと思っていました。

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2016年の12月に、入湯手形を使って日帰り入浴をしてきましたので、レポートしてみたいと思います。

黒川温泉の中心街からは離れたところにある山みず木。実は日帰りでも利用できる無料送迎バスが出ていた

黒川温泉で入湯手形を使って湯巡りしたのは今回が2回目なのですが、たとえば「黒川温泉 湯めぐり おすすめ」というワードで検索すると、「まずは山みず木へ」と書いてある記事がたくさんヒットします。

たとえばこれとか。

gurutabi.gnavi.co.jp

なので、一度は行ってみたいなあと思っていたのですが、ネックだったのは宿の場所が黒川温泉の中心街から、徒歩だと30分近く歩くということ。

観光案内所のあるあたりが中心街だと思うのですが……そこから31分。

しかもなんだか山道っぽい。

これはちょっと面倒だわーと思って前回は行かなかったのですが、今回、宿泊する宿で入湯手形を購入した際、いろいろとおすすめ情報をいただきまして。

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地図の中央右よりに「11:15 11:45 12:15」と、時刻が書いてあるのがわかりますでしょうか。

「ここから、山みず木に向かう無料送迎バスが、11時15分以降30分おきに、毎時15分と45分に出ますよ」

ということを教えていただいたのです。

ちなみに、山みず木発のバスは11時以降毎時0分と30分に出るそうです。そして山みず木発の最終バスが17時とのこと。

それなら行ってみようかなと思い、のし湯さんで日帰り入浴をした後に送迎バスが出る「平野商店」という漬物屋さんの前に向かいました。

実は、平野商店はのし湯さんの隣にあったりします。

実は、それもあって一湯目をのし湯さんに決めたのでした。

予定時刻ほとんどぴったりに現れた、山みず木の送迎用ワゴン車に乗り、山道を宿に向かいます。

バスの中には時刻表が貼ってありました。

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あれ。宿の人は17時が終バスと言っていたけど、これだと17時30分だなw

10分ほどで、山みず木の駐車場に着きました。

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高台の上にあるので空が近い感じ。眺めのよい駐車場です。

フロントは左手に見える建物なのですが、日帰り入浴の受付はフロントではなく、露天風呂の近くにあるカフェで行います。

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なのでフロントは通らなくてOKです。スルーして奥に向かいます。

この道をどんどん進んでいくと、奥にかやぶき屋根で赤い扉の建物があります。

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あれが、日帰り入浴の受付兼カフェです。

カフェの前には案内板があり、カフェで日帰り入浴の受付をしていること、お手洗いが右手にあることが示されています。

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実はお手洗いは、露天風呂の脱衣所あたりにはないのです。なので受付の前に済ませておいてね、というわけで。

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カフェの目の前に立派なお手洗い棟がありました。

日帰り入浴の受付兼カフェの前には、看板猫の弁慶がいる

カフェの前になんだか人だかりがいるなあと思ったら、猫がゴロゴロしていまして、子供たちが猫を囲んでいました。

それが、推定体重7~8kgはありそうな猫で……。
めちゃめちゃかわいいのです!!!
何というか、温かいところでぬくぬくと、甘やかされて育った感満載でした。

そのときは、たくさんの子供に囲まれていて写真は撮れそうになかったので、お風呂から上がったら撮らせてもらおう!と思っていたのですが……。
お風呂から戻ってきたら、もういなかったんです orz

なので、看板猫弁慶くんの(名前からしてオスだよね?)写真は、宿の公式Facebookからお借りしました。

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出典:https://www.facebook.com/Miyamasansou/posts/549375911879223

「気まぐれなので会えたらラッキーです!」とのこと。会えただけラッキーだったのか。。。

2015年12月の投稿で「13歳ぐらいでは」とのことなので、今は14歳ぐらいなんでしょうか。

Youtubeに動画もありました。


黒川温泉アイドル猫・弁慶1

喫茶室をねじろにしているとのことで、武蔵坊弁慶ならぬ茶房弁慶だとかw

本当にかわいかった。また会いたいです♪

お風呂とは関係ないことなんですが、貴重品ロッカーの運用方法がやや謎でした

カフェの入り口で日帰り入浴をしたい旨をつげて、入湯手形のシールを剥がして&スタンプを押してもらいます。

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ちなみに、入湯手形を使わず現金精算の場合は、黒川温泉の多くの宿と同じように500円で入浴できます。

受付の際「貴重品はお預かりしますか?」と聞かれたので、脱衣所に貴重品ロッカーはないのだなと思い「お願いします」と答えたのですが。

ここからが実は、ちょっと謎だなと思ってしまったのです。受付の前には鍵付きのロッカーがずらりと並んでいるのですが鍵はロッカーにはついておらず。鍵は受付でまとめて管理するタイプです。
「では、19番のロッカーをお使いください」
と言われ、鍵を手渡されるので自分でロッカーを開け、貴重品を入れます。ただしこのロッカーキーは入浴中、自分で管理するわけではなく、受付に戻さなければいけないのです。

で、帰るときに

「19番のロッカーに貴重品を預けたので鍵をください」

と自己申告して、鍵を開けて中の物を取り出し、鍵を返す、という流れなんですが……。

たとえば、お風呂に入っている間に何番のロッカーに預けたかを忘れてしまって

「19番、いや18番だったかな。9番だっけ?」

となってしまった場合、どうなるのでしょうか?受付の人が覚えててくれるの?それも大変ですよね。。。

もし間違えて別の方のロッカーを開けてしまった場合、出来心で悪いことをしてしまう人がいないとも限りません。宿泊客と違って、日帰りのお客さんなんて住所も電話番号もわからないですからね。
あるいはこの仕組みをあらかじめ知っていたら、間違えてあけてしまったふりをして、いくらでも悪さができますよね。大丈夫なのかしら。今まで問題が起こったことないんですかねえ。

鍵を受付で管理するなら、せめて名前ぐらい聞いて控えておいて「18番 田中」とかね。それでお客の申告した名前とロッカー番号がちゃんと合ってたら鍵を渡す、とかにしてくれないと正直不安なんですけども。。。

そんな一抹の不安を感じつつも、露天風呂に向かいます。(実は、このロッカー問題が入浴中、ずっと頭を離れなかったのでした)

【風呂】★★★★☆ 広々とした露天風呂は白い湯の花が舞う硫黄泉!混んでいなければ最高の露天風呂

カフェの中を通り抜けて露天風呂のあるほうへ出てみると、古民家風の建物が点在する庭のような場所に出ます。

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案内に従い、女性用の露天風呂に向かうと、入り口が2つありました。

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何か違うんですかね。。。

あ、左側は宿泊者専用の入り口とのこと。

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なので右手の入り口から中に入ります。

 

のれんをくぐった後も長い通路を歩きますよ。

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橋を渡ると、右手が脱衣所でした。

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脱衣所は本当に、服を脱ぐだけのところいう感じ。

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棚が並んでいるだけです。

洗面所が一つだけ、隅にありました。

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これじゃあ身支度とかどうしたらいいんでしょ、と正直なところそのときは思ってしまったのですが、実際はそんな心配はなく。

実は、受付を出てすぐのところにメイクルームがあるのです。

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中には、アメニティなどは特にないものの、ドレッサーとしっかり風量のあるドライヤーが置いてありました。

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なるほど、女性って身支度に時間がかかるから、露天風呂の側にメイクルームまで作ってしまったら、かなり広いスペースが必要になりますからね。。。脱衣所は本当に服を脱ぐだけのところで、身支度は別のところでしてもらう、というのは良いアイディアかもしれない。

露天風呂は脱衣所のすぐ側にあります。

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ひろーいです!
かなり混んでいたので、無人になるまでだいぶ待ちました。
しかし、長いこと入っていても苦にならない、本当に良いお湯だったので、待つのもつらくはなかったです。ほんのり硫黄の香りがして、白い細かい湯の花が舞っています。湯温も熱めの適温です。

露天風呂の側を渓流が流れており、まるで奥に見える川が浴槽に流れてくるかのように見えますがそうではなく、湯口は右側にあります。この浴槽の広さからすると湯口から落ちるお湯の量は多くない気がしますが、きっと源泉温度が高いんでしょうね。

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本当に、渓流のすぐ側にある露天風呂です。

「湯めぐりするならまずは山みず木」と言われるのも納得だなあと思いました。

さて、実は山みず木は、入湯手形で露天風呂だけでなく、内湯にも入ることができます。

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内湯は、露天風呂から少し離れたところにあり、渓流沿いの「裸の散歩道」を歩いて移動します。

けっこう長い散歩道です!眺めは抜群ですが。

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あれが内湯のある建物です。

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そうか、宿泊者用の入り口から入ると、この内湯のある建物のほうに出るんですね。

しかし「入湯手形利用では露天風呂だけ」な宿が多い中で、内湯にも入れるのはありがたいですね。

内湯は、浴槽が4つぐらいあり、露天風呂に比べて泉温はややぬるめ。

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滝を眺めながら入れる浴槽もありました。設備も新しく、きれいです。

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内湯のお湯は、露天風呂のお湯とは違う源泉なんでしょうか?こちらは、硫黄の香りは特にしなかったです。

内湯にはシャワーのある洗い場がずらりと設置されており、シャンプー・コンディショナー・ボディシャンプーもしっかり置いてありました。

ひとしきり堪能したところで、裸の小道を戻ってもう一度露天風呂につかり、温まったところであがります。

いいお湯で、いいお風呂でした!

【食事】★★★★☆ 喫茶室の井野家は軽食メニューも豊富でアルコールもあり。コーヒーもおいしく、湯上がりの休憩所として完璧

お風呂上がりは、さっき入浴の受付をした喫茶室で、バスの時間までお茶をすることに。

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弁慶くんのねじろでもあるカフェ、井野家さんです。

井野家さんの店内風景。

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中央に大テーブルが1つと、2~3人掛けのテーブルが3つほど。
あとは窓に面したカウンター席と、厨房に面したカウンター席がありました。

男性の1人客が多いのは、家族やカップルで来て、女性があがってくるまで男性がここで待っている、という使われ方が多いからのようですw

茶房井野屋のメニュー。コーヒーの種類が豊富で軽食もおいしそう!

こちらがドリンクのメニューです。

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紅茶が5種類と緑茶、コーヒーは10数種類あります。
あとはジュースなどのソフトドリンクと生ビール。
湯上がりの生が飲めるのはうれしいですね。

こちらは軽食メニュー。

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ドリンクメニューもそうですが、湯上がりの休憩所を兼ねた喫茶室のメニューとしては、かなり豊富な気がします。特に、カレーの種類が豊富だわ。

と思ったら、カレーだけのメニューもありました。

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欧風、インド風、スパイス黒カレーとのこと、

そして、じっくり煮込んだこだわりシチューも!

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サラダ・パンorライスにコーヒーまで付いて1000円はけっこうお得なような。

うーん、実は今日はお昼を食べてないので、シチュー食べたいけど、時間がもう14時過ぎと少々遅めなので、今からしっかり食べると、夕食に差し支えそうな気がする。

でも小腹がすいたことは間違いないので、何か甘いものでも……ということで。

プリンソフトセット、とやらにしました。コーヒー付きで950円。シチューのセットが1000円なことを考えるとけっこういいお値段しますね。

でも、軽食のメニューは豊富なわりに、甘いもののメニューはプリンかプリンソフトしかなかったんですよね。ケーキとかなくて。
なので、プリンだけだとちょっと物足りないかなあと思って、プリンソフトとコーヒーのセットにしました。プリンソフト単品だと700円なので、450円のブレンドコーヒーとセットで、200円割引になります。

じゃーん。

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コーヒーは、苦みは少なくやや酸味があるタイプ。おいしかったです。

プリンソフト。なかなかでかい。

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コーヒーを飲みながら、ソフト部分を食べ進めていくと、プリンが現れました!

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ミルクプリンっぽい、白いプリンです。

さらに食べ進めると、カラメルが出てきました。

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ソフトクリームはわりと濃厚で、プリンはあっさりめのお味。
コーヒーとよく合って、おいしかったです。

カウンターの中には、何種類ものコーヒー豆と、コーヒーミルやサイフォンが見えました。

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テーブルの上には、コーヒーについての説明書きもありました。

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やはり、コーヒーにはこだわりのあるお店なんですね。豆の販売もやっているようでした。

 

ショーケースの中にはペットボトルの飲料や缶ビールなど、メニューには載っていないものも冷えています。

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あれ?メニューに載ってなかった「ケーキ」もあるよ?

日替わりだから、印刷したメニューには載っていないんでしょうかね。最初にショーケースの中も見ておけばよかったな。

まあ、プリンソフトはおいしかったからいいか。
ごちそうさまでした!

【再訪したい度】★★★★☆ 少々混み合うのが難ですが、お湯も喫茶室もよかった

入湯手形では露天風呂しか入れない宿も多い中、きちんと洗い場のある内湯も使えるし、メイクルームもしっかりあって設備的にも問題なく、お湯の良さとお風呂からの眺めの良さも抜群でした。

ただ、惜しむらくは、時間帯によってはものすごく混むこと。
混んでいるお風呂が苦手なので、そこだけちょっと残念ではありましたが、これだけ良いお風呂に、他の宿と同じ「入湯手形シール1枚or500円」で入れるのだから、仕方ないのかなー。

喫茶室もとてもいいと思いました。次に来るとしたら、平日に行きたいと思います。

バスに乗るために駐車場に向かうと、待合室のようなものがありました。

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雨の日なんかはありがたいですね。

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それでは、送迎バスに乗って黒川温泉街に戻ります!