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長野県 木曽駒ヶ岳 駒ヶ岳頂上山荘テント泊の旅

2016年8月6日~8月7日、1泊2日で木曽駒ヶ岳に行ってきました。
晴天の木曽駒ヶ岳
木曽駒ヶ岳に初めて登ったのは、2011年の10月でしたが、それ以降毎年のように登っており、今年が5回目の登山でした。
登山初心者でも楽しめる木曽駒ヶ岳の魅力を伝えられたらな~と思い、山旅のきろくを書いてみることにしました。

登山しなくても絶景が楽しめる駒ヶ岳ロープウェイがある!

木曽駒ヶ岳の素晴らしいところは、なんと言っても、標高2600メートルという高所まで、ロープウェイで7分30秒で着いてしまうところです。
駒ヶ岳ロープウェイ
標高2600メートルということは八ヶ岳の天狗岳の山頂(2646メートル)とあまり変わらないくらい。その高さまで1歩も登らないで行けるってすごいことです。しかも、1年中運行しています。

着いたらすぐに千畳敷カールです!
千畳敷カール


完全に雲の上なので、雲海も見えます。
雲海
ただし、この、駒ヶ岳ロープウェイには注意点が2つあります。
1つは、登山シーズンは、午前中の上り、午後の下りは非常に混雑すること。

初めて行った2011年10月はそれを知らなかったので、朝8時30分に菅の台バスセンターからバスに乗り、9時過ぎにしらび平駅に着いたにも関わらず、ロープウェイに乗れたのはなんと11時30分。2時間半待ちでした。(整理券が発行されます)
そして、登山を終えて15時30分に千畳敷駅に戻ってきたにも関わらず、下りのロープウェイに乗れたのは17時30分。。。2時間待ちでした。

しらび平駅も千畳敷駅も飲食店はありますが、しらび平では屋内の飲食スペースはなく、基本的に外にいなければなりません。外で2時間以上待っているのは、けっこうつらいです。

ロープウェイの混雑を回避して登山するには、1つは「始発を狙うこと」、もう1つは「山の上で泊まること」です。
駒ヶ岳ロープウェイに乗るためには、菅の台バスセンターから路線バスに乗る必要がありますが、このバスの始発は朝5時ごろです。これに乗れるようにバス停に並ぶのです。
同じような始発狙いの人も大勢いますが、始発に近いバスでしらび平に着いてしまえば、ロープウェイの待ち時間は少なく済みます。
そして、午前中のうちに登山をすませてしまい、下りのロープウェイが混み出す前に下りてしまえばいいのです。

「山の上に泊まる」ことで混雑を回避する場合は、上りのロープウェイが空き始める午後1時以降に、ロープウェイに乗って千畳敷に来ます。
そして「ホテル千畳敷」か「宝剣山荘」あたりに宿を取り(予約が必要です)、翌朝早く木曽駒ヶ岳に登り、午前中のうちに下山すればいいのです。

2つ目の注意点は、ロープウェイで一気に標高をあげるため、千畳敷についていきなり登山を始めると、人によっては高山病になってしまうことです。
30分程度、千畳敷で休憩をとってから歩き始めたほうがいいでしょう。

 

高山植物、稜線歩き、岩山、沼、紅葉などさまざまな景色が楽しめる

千畳敷は高山植物の宝庫であると同時に、紅葉の名所でもあります。
千畳敷まで来るだけで、登山をしなくても高山植物のお花畑や、紅葉を楽しむことができます。
木曽駒ヶ岳の高山植物
高山植物は、海の日連休ごろが見頃なように思います。
紅葉は9月下旬~10月上旬ごろでしょうか。ただし、紅葉期間中が最も混雑しますが。

また、木曽駒ヶ岳は千畳敷から往復3時間30分程度で登れる山ですが、行って帰ってきて終わり!ではなく、いろいろ寄り道を楽しむことができます。

たとえば、宝剣岳に登ったり。
宝剣岳

かつて私も登りました。

宝剣岳登頂
時間があれば、山頂を単純に往復せず、西駒山荘の方向に8合目まで下って、そこから宝剣山荘に向かうという周回ルートをとることもできます。

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こちらのルートは2つの沼を経由することになり、バラエティに富んだ山歩きが楽しめます。
木曽駒ヶ岳や宝剣岳は、週末はかなり混雑していることが多いですが、こちらのルートはかなり空いていますし、木曽駒ヶ岳の往復だけでは物足りないという方に特におすすめしたいです。

ただし、このルートを通る場合は「山と高原地図」など、きちんとした登山地図で所要時間などを確認する必要があります。

 

駒ヶ岳頂上山荘でテント泊ができる!生ビールが飲める!

木曽駒ヶ岳に5回登ったうちの、最初の1回1以外はテント泊でした。
この、駒ヶ岳頂上山荘のテント場の素晴らしさに惹かれて、毎年のように登っているように思います。

駒ヶ岳頂上山荘のテント場のすばらしさはこんな感じです。

「ロケーション」
駒ヶ岳頂上山荘から木曽駒ヶ岳の山頂までは15分程度。
駒ヶ岳頂上山荘のテント場

山小屋の背後にあるのが木曽駒ヶ岳です。

テント場から本当にすぐそこです。


たとえ天気があまりよくなくても、一瞬だけ晴れた!というタイミングでささっと登りに行ったり、日の入りを山頂で眺めてから下りてきても、暗くなる前にテント場につけます。

また、日の出は山頂まで登らなくても、テント場で眺めることができます。

駒ヶ岳頂上山荘のテント場から見えるご来光

テント場から見るご来光です。
テント場が、すばらしいご来光スポットなのです。何しろ標高2900メートルぐらいのところですからね。。。

「登山口からの近さ」
ロープウェイ千畳敷駅から駒ヶ岳頂上山荘までは、徒歩1時間30分ほどの行程です。
途中、急な登りもありますが、このぐらいの長さであれば、テント泊の重い荷物を背負ってもたどり着くことができます。

登山口に近いテント場はほかにもいくらでもありますが、ここほどロケーションが良いテント場で、こんなにすぐたどり着けるところは他にはありません。

「水場がある・トイレがきれい」
最近、山小屋でもトイレがきれいなところが増えましたが「小屋の中のトイレはきれいでも、テント泊用の外トイレはあんまり」というところもけっこうあります。
(あんま言いたくないですが、燕岳の燕山荘とか、常念岳の常念小屋とか。。。)

その点、こちらの山小屋は、小屋泊とテント泊や外来のトイレが共通で、水洗式のとてもきれいなトイレです。
また、トイレの前の水道の水は、消毒済みなのでそのまま飲むことができます。料金も無料です。(ただ、あまりおいしくはない)

「生ビールを売っている」
これはたぶん、2016年シーズンからではないでしょうか?2015年には缶ビールしかなかったと思います。

1杯800円とお高めではありますが、夏の昼間はやはり生ビールが飲みたい!
1杯だけ注文しました。おいしかったです。
駒ヶ岳頂上山荘で生ビール
ほかに、缶ビール(アサヒスーパードライ。たぶん生もそう)とか缶チューハイとか、紙カップの日本酒とかも売ってます。

登りやすいとは言え、登山は登山。装備はしっかり整えて。

往復3時間半程度と、比較的短めの行程ではありますが、登山道は岩や石の道ですから、スニーカーではかなり滑ります。
千畳敷を散歩するだけなら、靴も服もなんでもかまいませんが、木曽駒ヶ岳に登頂するなら、少なくとも登山靴とレインウェアだけはきちんとしたものを用意したほうがいいと思います。

3000メートル近い高所なので、天候の急変はしょっちゅうあります。

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さっきまで晴れていたのに、いきなり雲に包まれてしまうことも、当たり前のようにあります。
出発時に天気が良くても、下山までずっと晴れているとは限りません。

また、下山後に宿泊を予定されていたりで、登山に必要のない荷物が多い場合は、コインロッカーに預けるなどしたほうがいいでしょう。
ロープウェイしらび平駅には、数はあまり多くありませんがコインロッカーがあります。
本当は千畳敷駅にもあるといいんですけどね……。

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