公共交通機関を利用して登山をする私にとって、最も利用頻度の高い路線は、JR中央線です。
富士山方面に向かう際は河口湖駅、南アルプスの玄関口の甲府駅や韮崎駅、八ヶ岳に向かう際は茅野駅や小淵沢駅、霧ヶ峰に向かうバスの出る上諏訪駅、そして松本駅からはバスで上高地や乗鞍高原方面に向かうことができます。
行きは夜行バスを利用することもありますが、帰りは交通渋滞を避けて「あずさ」や「かいじ」に乗ることが多いのですが、その際、車内で食べる駅弁が重要になってきます。
さまざまな弁当が売られていますが、最も幸せを感じるのは、峠の釜飯をゲットできたときです。
わさび漬けをはじめとした別添えのお新香は酒のつまみにぴったりだし、鳥の甘辛煮と炊き込みご飯はもちろん、椎茸の煮物、うずらの卵、タケノコ、紅ショウガ、グリンピース、栗、あんずなどが渾然一体となったおいしさは、どんな贅沢素材を使った駅弁もかなわない、駅弁の一つの完成形と言えるのではないか?とまじめに思っています。
峠の釜飯はどこで買えるのか
峠の釜飯を製造・販売している「おぎのや」は、群馬県に本社があり、本店も群馬県の横川駅の前にあります。
本店以外の店舗は
「ドライブイン横川店」
「諏訪インター店」
「おぎのや長野店」
の3店舗があり、これらの店舗では、釜飯の製造・販売のみではなく、食堂としての営業もしているようです。
そして、この4店舗のほかに峠の釜飯を買える常設店舗が
「おぎのや 富岡製糸場前店」
「おぎのや 高崎売店」(高崎インター近く)
「横川サービスエリア店」(上信越自動車道横川サービスエリア下り)
「軽井沢インター店」
「清里駅売店」
「JR安中榛名駅売店」
「JR軽井沢駅売店」
以上7店舗ある、という風に、おぎのやのホームページに掲載されていました。
また、長野駅の、北陸新幹線ホーム内にも購入できる売店があるようです。
しかし、こちらのホームページには掲載されていないのですが、私が見た限り、いつ行っても、上諏訪駅の構内では「峠の釜飯」が売られています。
おそらく、諏訪インター店で作られた釜飯を販売しているのだと思うのですが。。。
店舗として建物があるわけではなく、ワゴンカウンターのようなところで販売しているので、店舗としてはカウントされていないのかもしれません。
また、諏訪湖のほとりにある有名な日帰り入浴施設「片倉館」の駐車場でも、峠の釜飯を販売しているのを見たことがあります。
諏訪の近くでは、けっこういろんなところで販売しているのかもしれませんね。
峠の釜飯の空き容器はどうすればいいのか
空き容器は、家に持ち帰って炊飯などに使うこともできます。
おぎのやのホームページには、釜飯の空き容器を使った炊飯の方法も掲載されていました。
おぎのやの峠の釜めしの釜を使ってご飯の炊き方
そんなに何個も空き容器はいらないよ!という場合は、販売店に持っていけば引き取ってくれるそうです。
旅先で購入して、持っていくのが困難な場合は、普通に陶磁器として不燃ゴミに出せばOKです。