2017年2月に復活した、マルカン大食堂にも行ってきました!
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夜行バスで行く2泊3日の岩手旅を終えて
2泊3日の岩手旅行について、全10記事+まとめ記事を書き終えて、ホッとしているところです。
今回、約2年ぶりの岩手旅行でしたが、次回はわりと早いタイミングで再訪するかも……などと今から考えています。
なぜなら、2016年の6月に惜しまれながら閉店したのマルカンデパートの大食堂が、近々復活するらしいから!
花巻には何度も何度も行っているのにどうしても温泉中心の旅になってしまって、実はマルカンデパートには一度行っただけ。
一度きりの訪問でしたがその印象は強烈で「いつかまた行きたい!」と思っているうちに閉店してしまってショックを受けていたのですが、こんなに早く復活するかも!の知らせが聞けるとはうれしい限りで。
岩手旅行の名残を惜しみつつ、マルカンデパート大食堂の思い出と、現在についての情報をまとめてみたいと思います。
マルカンデパート大食堂っていったいなんぞや
花巻駅から徒歩15分ほどのところにあるマルカン百貨店は、最上階の6階にある「昔ながらのデパートの食堂」が有名な、歴史ある、というよりも古い(失礼……)、「時代から取り残された」という言葉がしっくりくるデパートでした。
一応デパートなので、1階から5階までのフロアはもちろんテナントが入っていたんですが、あまりお客さんはおらず(またしても失礼)、最上階のレストランだけが賑わっているという不思議な百貨店でした。
私は、2013年の1月に1度だけ伺っています。雪の降る寒い日でした。
このときも盛岡まで夜行バスで来まして、盛岡から花巻に向かう電車の車窓から撮った写真です。雪雲のせいで昼なのに暗いですね。
花巻駅から雪の降る中を15分ほど歩いて、マルカン百貨店へ。
バスも通っていると聞いたのですが、停留所がどこだかわかりにくくて、結局歩くことに。まあ15分ぐらいなら、と思いまして。寒かったですが。
平日の昼、11時ごろなので街に人影もまばらです。
大食堂が11時から開店だったので、それに合わせて来たんです。
エレベーターで6階にあがると、そこにはガラスのショーケースの中に食品の見本がずらりと並ぶ、懐かしい光景が!
見本が多すぎて、なかなか決められないんですよね。
注文したいものが決まったら、レジで食券を買って席に座って待ちます。
このとき私が注文したのは「わかめラーメン」420円と、名物の「ソフトクリーム」140円でした。
マルカンデパートは、あんかけラーメンの「マルカンラーメン」が名物だと聞いていましたが、私は、あんかけのラーメンがあまり好きではないのでわかめラーメンに。
ちなみに、週末は混雑すると聞いたので、この日は平日の昼だったんですけど、めちゃめちゃ空いてましたw
それほど待つことなく、わかめラーメンが運ばれてきます。
わかめとふのりが表面をびっしり覆うように載せられています。
お味はあっさり塩味で、わかめに隠れて見えないのですが、実は海老と帆立も入っている、魚介系のだしの塩ラーメンです。
麺は中細の縮れ麺です。花巻のラーメン屋さんは、中細の縮れ麺が多いんだそう。
実は私、普段はめったにラーメンを食べません。年間3杯ぐらいしか食べないんじゃないだろかw
そんなわけでラーメンを食べ慣れていない私ですが、こちらのラーメンはとてもおいしかったです。
ラーメンを食べ終わるころ、ソフトクリームを持ってきていただきました。一緒に食券を買っても、ちゃんと時間差で持ってきてくれます。
ものすごい背の高さですw これで140円とは。。。
ちなみに小岩井農場で食べたソフトクリーム、350円。
まあ、こっちが普通の値段と量ですよね。やや高いか。。。
箸でつまんで食べていきます。
倒れにくいようにか、固めのクリームでさっぱりとした味で、おいしいです。
雪が降る街並みを眺めながら、大きなソフトクリームをいただきました。
このときは、マルカンデパートがそのうちなくなるかも、なんて夢にも思わなかったので「次回はナポリカツとワッフルを食べたいなあ」なんて呑気に考えていたのですが、気づいたらお店が閉店していて、かなりショックでした。
マルカンワッフル。1種類20個程度の限定販売で、食べられたらラッキー、だったらしい。
行ったときは開店してすぐの時間帯だったんで、売ってたんですよ!
ナポリタンとカツの盛り合わせのナポリカツも、名物でした。
もう食べることはできないのか……と諦めかけていたのですが、なんと「2017年の2月を目処に復活する」というニュースが夏頃飛び込んできたのです。
マルカンデパート大食堂、2017年2月にほんとに復活するの?
話を聞いたときは正直半信半疑で「地元の方にとっても思い入れは当然あるだろうけどそんなに簡単にはいかないのでは?」なんて思っていたのですが……。
あれよあれよという間に改修などに必要な費用2億円も集まり、河北新報のオンラインニュースに記事が出たときは、本当に驚きました。
日経新聞にも載ってました。(閉店のマルカン百貨店、大食堂が来年2月にも復活 :日本経済新聞)
現在は、花巻家守舎という会社が中心となって「マルカン大食堂 運営存続PJ」が、既にかなり進んでいるようです。
まずは1階と6階の大食堂のみを2017年2月にオープンし、営業しながら建物の耐震工事を進めて、将来的には他の階のテナントも復活できる状態にする予定、とのことで。
1階についても、どんな風に営業していくのか、今急ピッチで計画中のようです。こちらのページに、1階についての進捗がありました。
↓こちらで、協力金を募ったりもしていたんですね。
最中に気づいていたら、私も寄付したかった。。。
ナポリカツにソフトクリームにラーメンにワッフル、多すぎる食品見本などなど、閉店前のものがどの程度そのまま残るのか、とても気になりますね。このまま行けば閉店していた期間は1年未満だから、けっこうそのままなのかなあ。
閉店直園はめちゃめちゃ混んだだろうなー、と思ったら案の定、だったようです。
fregrantedolive.hatenablog.com
店内の様子などはこちらの記事が詳しいです。
マルカンデパート大食堂に行きまくっている素敵なブログを発見しました。
私が行ったのはもう4年ぐらい前で、細部の記憶は薄れている部分もあるのですが、マルカンデパートが復活したらぜひ、再訪したいなと思っています。