山好きのあの人の誕生日やちょっとしたお礼、送別の品で送って喜ばれるものを探せ
男性にはイメージしにくいらしいのですが、女子はちょっとしたものを贈り合うのが好きな生き物です。
たとえば相談に乗ってもらったとき、たとえば誕生日、たとえば異動で部署が離れるとき、たとえば家に遊びに行くときなど、そこまで親しい間柄でなくても「今日はありがとう」「これまでありがとう」「いつもありがとう」という言葉と共に、ちょっとしたプレゼントを渡す風習が、女子の中にはあります。あります……よね?私の周りだけ?
大抵は、ちょっといいお菓子だったりするのですが、趣味嗜好が明確な人に対しては、それに合わせた物を贈ることもよくあります。
私は、お酒好きな人と思われているらしく(間違ってはいない)、お酒やおつまみに関連するものをいただくことが多いのですが、そんなとき
「ももさんと言えば山だから、登山に関係するものをあげようかと思ったけど何がいいかわからなかった」
と言われたことが何度かありまして。
そう言えば、山好きな人にって何をあげたらいいんだろうね。私自身、山や登山に関連して何を貰ったらうれしいんだろうか。
と思ったので、考えをまとめてみることにしました。
- 山好きのあの人の誕生日やちょっとしたお礼、送別の品で送って喜ばれるものを探せ
プレゼントに貰ってうれしいものの条件って何だろう
プレゼントに貰ってうれしいものって、よく言われることですが
・あったらいいなと思うけど、自分で買うほどじゃないもの
あるいは
・自分でも買うけど、いくつあっても使うもの。かつ自分で買う物よりワンランク上のものならベスト
なんじゃないかなと思っていて。
いい匂いのするブランド品のハンドクリームなんかがプレゼントに選ばれるのはそのためですよね。自分で買うならニベアやユースキンでいい。けど、ブランドのハンドクリームは貰えたらうれしい、みたいな。
もちろん「持っていなくて切実に欲しいもの」を貰えたら一番うれしいですが、物によっては趣味嗜好が強く反映されることが多いと思うんですよね……。たとえば、登山関連ならウェアやザックなどは、好みや登山スタイルに合わないものをいただいても使いづらい……ということもありますから、家族や恋人など距離の近い相手で「何が欲しい?」と直接聞けるならそういうのも有りですが、予告無しのプレゼントでは難しいかな、と思うのです。
これらを踏まえたうえで、価格帯別に「登山が趣味な人がもらってうれしいプレゼント」をまとめてみることにしました。
もちろん私の主観でまとめていますので、人によっては「登山は好きだけどこんなの貰ってもうれしくないよ」と思われるものもあるかとは思います、が、私はこれらを貰えたらうれしいんだ!ということで、ご容赦いただけたらと。
1000円以下で買える!山好きに贈るちょっとしたプレゼント
1000円以下で買えるものをわざわざプレゼントする機会ってあるの?と思われるかもしれませんが、実は私自身はこの価格帯のものを贈る機会が一番多いです。
これはつまり「日常的に贈る義理チョコ」みたいなものと考えると、イメージが湧きやすいかなと。
先輩とご飯に行ったら思いがけず奢ってもらえたり、仕事でお世話になったり迷惑をかけてしまったとき、あるいは「めちゃくちゃ仲がいいというほどではないけど、良好な関係をキープしておきたい」職場の人への誕生日プレゼントとして発動することが多いです。
「貰ってしまったからお返ししなきゃ!」
とかあまり考えなくていいような、本当にちょっとした贈り物、というわけですね。
アミノバイタルプロ
登山者に限らず、日常的にスポーツをする多くの人は「BCAA大事!」なことを知っているのではないでしょうか。
私自身、登山前登山後は必ず、アミノバイタルプロなどのBCAAを含むサプリメントを摂取するようにしています。それだけで疲れの残り方などが違うように思うんですよね。
アミノバイタル以外にもBCAAを含むサプリはたくさんありますが、サプリ系は知らないメーカーの物を敬遠する人もわりといます。ここはとりあえず、天下の味の素、アミノバイタルプロを選んでおけば間違いありません。
3包入りの「ワンデーパック」なら600円程度。
実用的過ぎてプレゼントらしくないと言えばそうなんですが、色気を出す必要がない相手なら「気が利いてるな」と思ってくれるはずです。
私自身、ジム通いが趣味の同僚に、仕事のお礼にアミノバイタルプロを何度か贈ったことがありますが「さすが、わかってるね。今日さっそく飲むわ」と言ってもらえてうれしかったです。
ドライフルーツなど行動食になりそうなおやつ
登山が趣味と一口に言っても、日帰り・小屋泊・テント泊……とさまざまな山行スタイルがあるわけで、つまり「日帰り登山しかしない人に山で泊まるためのものをプレゼントしてもあまり意味がない」という側面はあります。
ただ、どんな山行レベル・スタイルの方であっても確実に必要になるのが「行動食」です。
以前このブログでも、行動食についてこんな記事を書きました。
夏は、行動食の鉄板である「チョコレート」がドロドロに溶けてしまうため、行動食選びが難しい季節なのですよね。
上記の記事を参考にしていただき、日持ちする小分けのおやつなどを選んで「山でおやつにしてください」などと添えて渡せば、気の利いたプレゼントになるのではないかなと思います。
例としては、有機栽培だったりのちょっと高級めのドライフルーツなんかは、自分ではなかなか買わないけど貰ってうれしいものの代表格かなと。
実は、私自身は「行動食」としてはドライフルーツはあんまり食べなかったりするのですが(その理由もこちらの記事に書いています)、でも、キャンプ地でおつまみに食べたりはしますので、やはりちょっといいドライフルーツは貰うとうれしいです。
フリーズドライの味噌汁
日帰り登山のお昼ご飯の鉄板は「おにぎり」ではないかなと思うのですが、おにぎりを食べる際にお味噌汁があると、急に幸せ度がアップするもの。
山中でお湯を湧かす手段がなかったとしても、フリーズドライのお味噌汁であれば魔法瓶でお湯を持っていくだけで、山中で手軽にお味噌汁をいただくことができます。(何かしらの器は必要ですが、紙コップでもいいし魔法瓶の蓋でもまあOK)
もちろんテント泊をする人なら、軽く持ち運びしやすく、調理簡単で味もおいしいフリーズドライの味噌汁は必需品と言っても過言ではありません。
そう、案外知られていないように思うのですがフリーズドライの味噌汁は、けっこう具だくさんでおいしいのですよ。生味噌のタイプより断然おいしいと思います。
上の写真の右上に写っているのは(あまりきれいな写真じゃなくて申し訳ないですが)揚げ茄子の味噌汁です。茄子の大きさもけっこう大きくて、噛んだときのじゅわっとした揚げ茄子感もちゃんとあるのでお気に入りです。
おすすめは、アマノフーズのお味噌汁。
10食セットでも千円しませんし、5つぐらいあるとなんか豪華な感じがするので、お値打ちなプレゼントと言えるのではないでしょうか。
ちょっと高級なレトルトカレー
山で食べるカレーってどうしてあんなにおいしいんでしょうね。
こちらの写真は徳澤園なる山小屋でいただけるカレーですが、テント泊の際の夕食はレトルトカレー!という方も多いと聞きます。
無印良品のレトルトカレーなんかが定番ですが、成城石井などの高級スーパーなどでよく売っている、ちょっと高級なレトルトカレーを「山で食べてください」と貰えたりしたら、私はめちゃめちゃうれしいです。
山でレトルトカレーを食べるためにはクッカーとバーナーが必要になるため、ある程度登山歴が長い方や、テント泊をしているとわかっている方向けのプレゼントになるかもしれません。
私も、つい先日のテント泊山行でカレー食べました。
カレーと麻婆春雨と日本酒という、謎すぎる組み合わせでしたが……カレーはいつもおいしいです。
ただ「テント泊はするけど、クッカーが汚れるからカレーはあんまり食べない」という方もまれに、にいることはいます・笑
でも。カレー自体は大抵の人が好きなので、山で食べなかったとしても家でおいしく食べてもらえるはず!と思うんですよね。
ドリップパックのコーヒー
これは、コーヒーが好きな方限定のプレゼントですが、コーヒーが好きかどうかってわかりやすいので、判別は難しくないと思います。
カレーの繰り返しになりますが、山で飲むコーヒーって、どうしてあんなにおいしいんでしょうね。
コーヒー好きの人は、山に泊まるようになると大抵、山でコーヒーを淹れたがります。
山中で豆を挽くためにコーヒーミルまで持っていく人もたまにいますが、そこまではしなくても、ドリップパックで淹れたてのコーヒーを飲めるだけでかなり幸せになれるんじゃないかなと。
なので自分ではあまり買わない、こだわりのコーヒー店のドリップパックをいただけるとうれしいですね。
カレーと同様に「山小屋で注文するから自分でコーヒー淹れたりしないよ、面倒だし」という方だったとしても、オフィスや自宅で楽しんでもらえるのでけして無駄にはならない、というのが良いなと。*1
まとめると、1000円以下でプレゼントできるものは基本的には山道具ではなく、サプリメントと飲食物です。そのまま渡すよりも「山に行くとき食べて(飲んで)ください」と一言添えると「わかってるなー」と思ってもらえるかなと思います。
何も言わずに渡すと「なんでアミノバイタル(コーヒー・ドライフルーツ・味噌汁・カレー)くれたんだろ」と思う方もいるかもしれないので、念のため・笑
5000円以下!けっこう親しい山好きなあの人へ、誕生日プレゼントや送別の品として
5000円以下という価格帯は私の場合「けっこう親しい友人の誕生日」や「恋人や家族へのサブ的な誕生日プレゼント」として贈ることの多い価格帯です。
「サブ的な」というのは「ご飯は家で食べてプレゼントがメイン」のときならもうちょっと頑張るけど「旅行やちょっと高級なご飯を奢る」ほうがメインで、でもプレゼントが何もないのは何だから……というときに贈る、ということですね。まあ、私の中の感覚的なものなので、このあたりは人に寄りけりとは思いますが。
3000円~5000円ぐらい予算があれば、ちょっと気の利いた山道具を贈ることができるので、選ぶのも楽しくなりますね。
速乾タオル
登山中に汗を拭ったり、下山後の入浴に使ったりと、登山の際にタオルは必須の持ち物。
もちろん、家にタオルがない人はいないと思うので何かしらはみなさんお持ちだとは思いますが、吸水性が高く、乾きやすいタオルはそこそこいいお値段するので、持っていない人も多いと思いますし、持っていても貰えたらうれしいです。高いけど消耗品ですからね……。
以前、こちらのエントリーでも「温泉旅行でも登山でも活躍する山道具」の一つとして「速乾性のタオル」をご紹介しています。
こちらでも紹介しましたが、私のおすすめのタオルはPACKTOWLのPERSONALです。
PACKTOWLもいろいろな種類があるのですが、より軽量で吸水性が高いモデルはちょっと肌触りが良くないので、性能と肌触りのバランスが取れているのがパーソナルタオルではないかなと思っています。ご参考まで……。
Lサイズの大きさのものが3000円強ぐらいのお値段なんですけど、Lサイズだと小さめのバスタオルぐらいの大きさですので、お風呂上がりは特に便利ですね。もちろん、汗ふき用途ならもっと小さいものでもいいので、結局どのサイズでも貰えたらうれしいですね。
スタッフバッグ
こちらもさきほどのブログ記事でも紹介した、山でも旅行でも使える山道具です。
先日、ザックの中身を公開する記事を更新しまして。
この記事の中で、ザックの中身をとりあえずざーっとぶちまけた画像がこちらになるのですが
ウェアであれ行動食であれ、そのままザックに入れてしまうということはあまりなく、食材は食材同士、衣類は衣類同士、種類毎にまとめてスタッフバッグに入れてからパッキングすることがほとんどです。整理しやすくするためと、雨の濡れから守るためという2つの理由のためですね。完全防水のスタッフバッグでなくても、着替えなどをそのまま入れておくよりはかなり濡れにくくなりますから。
スタッフバッグもタオルと同様消耗品と言ってよく、何年か使っていると内側のコーティングが剥がれてきてしまいます。なのでタオル同様いくつあってもうれしい!種類や大きさに限らず、あればあっただけ幸せになれる登山ギアですね。
あればあっただけ……とは言いつつもやはり多少のランク付けと言いますか「これが貰えたらよりうれしい!」という好みはありまして。モンベルやイスカ、シートゥーサミットなどさまざまなブランドからスタッフバッグは発売されていますが、私が好きなのはグラナイトギアのもの。
特に、衣類を入れてから空気を抜いて圧縮できるタイプのやつは、まあまあいいお値段しますし、貰えたらめちゃめちゃうれしいです。
既にたくさん持ってはいるのですけどね!旅行でも使えますし、何なら日常生活でも使えますから……。
このタイプ以外でも、グラナイトギアのスタッフバッグはカラフルで持っていると気分があがりますので、売り場を通りかかるとつい欲しくなってしまいます。つまり、貰えたらめっちゃうれしいということです・笑
ビクトリノックス classic
ビクトリノックスは、マルチツールで有名なスイスのナイフメーカーです。
マルチツールというとちょっとイメージしにくいかもしれませんが、十徳ナイフとかサバイバルナイフなどと呼ばれたりもしますね。ナイフのほかにハサミや栓抜きなどの道具類が一緒に折りたたまれており、キャンプのときなどもそれ一つあればOK!というものです。
こんな感じのものです。
ただ、私が「プレゼントに最適!」と思うのはここまで本格的なマルチツールではなく、最もシンプルで最小限の構成と思われるマルチツール「ビクトリノックスclassic」です。こちら↓
この商品は2018年の限定モデルですね。
限定モデルと言っても機能的に異なるわけではなく、デザインのみの限定商品となります。
ビクトリノックスclassicがなぜ登山好きなへのプレゼントとしておすすめかと言うと、なんと言ってもそのデザインの豊富さにあります。
試しにAmazonでビクトリノックスclassicで検索してみると、たくさんのデザイン違いの商品が販売されており、見ているだけで楽しくなります。
寿司とか。
亀とか。
パンダも。
蜂と蜂の巣。
絵文字。
現在は購入できませんが、過去にはまどか☆マギカとのコラボ商品もありました。
私はビクトリノックスclassicを既に一つ持っているのですが、見ていると「これもかわいいからもう1個ぐらいあってもいいな」などと思えてきてしまいます・笑
つまり、既に持っていてもまた貰えたらうれしいというわけで、プレゼントに適しているのではないかというわけです。さまざまなデザインの中から「この人はこれが好きそう」「似合いそう」と考えて選ぶのも楽しいし「○○さんのイメージで選びました」なんて言って渡したら、喜んでもらえたり……しないかな。。。
あと、ビクトリノックスclassicは見た目がかわいいだけでなく、機能的にも優秀なのです。
全長58mm、重量は21gと非常に軽く、キーリングがついているのでキーホルダー的にザックにぶら下げておくこともできます。
スマホの横幅よりもコンパクトな全長です。
これほどコンパクトなのに「スモールブレード」「楊枝」「ピンセット(毛抜き)」「爪ヤスリ」「マイナスドライバー」「ハサミ」と言った多くの機能を持っているのですが、この機能がまさに、登山にはぴったりなんですよね。
キャンプで焚き火をしたりするなら別ですが、もっと多機能なマルチツールに付いている、ノコギリ歯のナイフやワインの栓抜きなどは登山では必要ありません。でも、ハサミや毛抜きはけっこう使う機会があるし、スモールブレードの刃も、本格的な調理はできないけれどおつまみのチーズを切るぐらいはできますから十分です。
値段もデザインによって少し変わりますが、1000円台後半から3000円台ぐらいとお手頃です。プレゼントする相手に似合いそうなデザインがあれば、きっと喜んでもらえる贈り物になるのではないかなと思います。
UCO マイクロランタン
何を隠そうこれは、私が彼氏に贈ったことのあるプレゼントです。UCOのマイクロランタンとキャンドル。
以前、山仲間のD氏(どちらかと言うとおしゃれ山男子)と一緒に山道具屋に行ったとき、D氏が「これちょっと欲しいんだよねー」と言っていたのを聞いて、それで私もずっと気になっていたお品でした。
D氏もそのときは買わなかったんですが、なぜかと言うと、登山に必ずしも必要のない道具なんですよね。だってテント泊だったら絶対ヘッドランプ持っていくし、ヘッドランプがあればとりあえず困らないから荷物が重くなるだけと言うわけで。
でも、山に泊まった夜に屋外でお酒を飲んでのんびりするシーンなんかを考えると
「こういうコンパクトなキャンドルランタンがあれば、雰囲気があって楽しめるだろうなー」
と想像が膨らむというわけです。
でも、自分で買うか?となるとやはり絶対必要なギアのほうを優先してしまうし「買ってもあまり使わないんじゃないかなー」など考えて、購入に踏み切れない人が多いんじゃないかなと。
まあでも、あったらあったで家のベランダでも楽しめますから、けっこういいと思うんですよね。防虫効果のあるキャンドルを使えば虫除けにもなりますし。
私も、彼が家のベランダで使っているところを見て、自分でも欲しくなりましたよ。
きっと、山が好きな人なら同じ気持ちになる方が多いんじゃないかなーと思い、選びました。
THERMOS ケータイマグ 350ml
THERMOSの小型魔法瓶で、ワンタッチで蓋を開けて、直接口をつけて飲めるタイプのもの。実は私の家には色違いで同じものが2つあります。
それでも、Amazonのセールなどで安くなっていたりすると「もう1つ買おうかなー」と思ったりしますので、たぶんプレゼントで貰えたらかなりうれしいと思います。値段も2000円前後とお手頃です。
以前はこれよりもう少し細身で背が高い、0.4Lタイプを使っていたのですが、0.35Lタイプのほうが中が洗いやすくて使いやすかったですね。
登山用の魔法瓶というと、同じTHERMOSから「山専ボトル」なるものも出てはいるのですが……。
山専ボトルは0.5Lのものと0.9Lのものがあります。
実は、山専ボトルは以前0.5Lのものを買ったものの、あまり使わずほぼお蔵入り状態になっていまして。1人登山では500CCのお湯ってちょっと多かったのですよね。私は「魔法瓶にはちみつ入りの紅茶を入れて、山頂で菓子パンをかじりながら飲む」みたいな用途で使っていましたので、熱々のお茶を500CCは飲まなかったんです。私の使い方だと350CCがちょうど良くて。カップに移し替える必要がないのも楽で良かったし。
ただこのあたりは「山頂でカップラーメンを作ってコーヒーを淹れるために500CCは必ず必要だから山専ボトルじゃないとダメ!」という方もいるとは思います。山に魔法瓶を2本持っていくことはないので、そういう方にケータイマグをあげたら無駄になってしまうかな……とも思いますが。
ただ、山専ボトルと違ってケータイマグは家でもオフィスでも便利に使えますので、山では使わなかったとしても無駄にはならないかなと。私は今の時期はアイスコーヒーを入れて飲んでいますが、氷が溶けにくくて良いです。
それと、魔法瓶はどうしてもゴムの部分に匂いが付きやすいので「コーヒー用」と「それ以外用」でできれば分けたい。というわけで、何本あってもうれしいお品なのです。見た目もかわいいですしね。
折りたたみ傘 totes Tiny umbrella
「山でも温泉旅でも使える雨具」として私が愛用しているのは、totesのTiny umbrellaです。
柄もいろいろあってどれもかわいいし、なんと言ってもかなりの軽量コンパクト!ザックの中で場所を取らないのがすばらしいし、UVカット機能も備わっているので日傘としても使えるという、女子的には非の打ち所がない傘なのです。
登山中に傘って使うの?と思われるかもしれませんが、テントで泊まっているとけっこう、夕立に降られてしまったりするんですよね。そんなときトイレに行くたびにレインウェアを着るのは面倒なので、傘が活躍すると言うわけです。バス停でバス待ち中に日傘として使うことも多いですね。
ただ、軽いだけあって小さい傘なので、男性には厳しいと思いますが、登山女子へのプレゼントとしてはかなりおすすめです。日常的にも使えますし、値段も3000円程度とお手頃ですので。
登山好きな男性に折りたたみ傘を贈るとしたら、スノーピークやモンベルの「トレッキングアンブレラ」になるのでしょうかね。
私は使ったことはないのですが、口コミを見るとけっこう評判は良いみたいですね。何よりも傘って、持っていたとしてもなくしたり壊れたりしやすいものなので、貰えるとうれしいんですよね。
スノーピークのチタンダブルマグ
私自身も持っており、山でも旅でも自宅でも、便利に使っているかなりお気に入りのアイテムです。
山用の食器は「チタン」「アルミ」「ステンレス」などのさまざまな素材で作られていますが、私が「プレゼントに最適!」と思うのは、中でも最も軽量な「チタン製」の「ダブルマグ」です。
ダブルって何がダブルなのかというと、チタンの層が2重になっているということで、1層のものは「シングルマグ」というような名称で売られています。シングルマグは直接火にかけてお湯を湧かすことができますが、保温性は低く、熱いお湯を入れておいてもわりとすぐに冷めてしまいます。ダブルマグはその逆で、チタンとチタンの間に空気の層を挟んでいるために直接火にかけることはできませんが、保温性は高く、熱い物は熱く、冷たい物は冷たいままの温度を長くキープしてくれます。
シングルマグをコッヘルの代わりにしている方もいますが、お湯を湧かすぐらいで調理を行うのは難しいので、既にコッヘルをお持ちの方にシングルマグをプレゼントしても使い道がないかもしれません。でも、ダブルマグであれば山でも自宅でもオフィスでも使えます。
陶器のカップよりも保温性が高く、匂いもつきにくく割れることもないので、私は自宅や旅先でもチタンダブルマグを使うようになってしまいました……。
チタンのダブルマグも各社から出ていますが、おすすめはスノーピークのもの。
デザインがかわいいし、口にあたる部分のカットが滑らかなんです。
別売りの蓋をかぶせておけば、温かい飲み物はいっそう冷めにくくなります。
私自身「これは何個あってもいいな」と思っているお気に入りの品ですので、きっと喜ばれるプレゼントになるのではないかなと思います。
5000円以下のプレゼントは「これがあると山の楽しみが膨らんだり、便利になったりする」けど「これがないと登れない!という必需品ではない」ことが、選ぶときのポイントかなと思いました。
「必需品」の部分はこだわりや山行スタイルが強く反映される部分なので「プレゼントされたけど使いづらい」という事態が起こりやすいんですよね。その点、楽しみを増やしたり便利にするためのものなら、気軽にプレゼントしやすいわけです。
あとは、山道具だけど普段の生活や普通の旅行でも使えるものだと、よりプレゼントしやすいのかなと思います。
1万円以下で買える!趣味嗜好や山行スタイル・持ってる道具を知ってる相手へ
1万円出せばもちろん、けっこういい物が買えてしまうわけですが、そのぶん「外しちゃったらまずい」感も高まります……。
価格帯的にも親しい相手に贈るプレゼントだと思いますので、同じアイテムを既に持っていないかは確認してから購入したほうが良いかもしれないですね。
スノーピークの雪峰セット
先ほどご紹介したダブルマグに続いて、こちらもスノーピークのチタン製の食器。やはり多層構造のものです。
大きさ別で何種類かラインナップがあるのですが、持ち手はついておらずスタッキングが可能なところがマグとは異なるポイントです。
以前私は、この雪峰の300mlサイズのものと、200mlサイズのものをセットにして、彼氏にプレゼントしたことがあります。
山道具屋さんでこれをチョイスして「プレゼント包装にしてほしい」とお願いしたところ、お店の方に「雪峰をプレゼントに選ぶなんて、お目が高いね」と褒めていただいたことを覚えています。
たしかに、チタン製のカップ自体は各社から出ていますし特に珍しくはないのですけど、雪峰は何か高級感があって、まさに「自分では買わないけど貰ったらうれしいもの」なんですよね。
彼氏はそう頻繁に山に行く人ではないのですが、300mlサイズのものはビールやコーヒーを飲むときに、200mlサイズのものは日本酒を飲むときに、日常的に活躍しています。
彼の家で使っていたら、あげた私も自分用に欲しくなってしまいました。
お値段はサイズ毎に異なりますが、1個3000~4000円ぐらいの値段です。なので1個なら5000円以下の価格帯なんですが、どうせならスタッキングできるようにサイズ違いのセットで贈るのがいいなと思い、こちらでご紹介させていただきました。
KEEN サンダル Shanti
テント泊をするようになると「テント場で履けるサンダルが欲しい」と思うようになります。ちょっとトイレに行ったりするのにいちいち登山靴を履くのが面倒に感じるのですよね。
テン場で周りを見回してみると、クロックスをはじめとした樹脂製のサンダルを履いている方が一番多いのかなーと思います。
個人的には、モンベルのソックオンサンダルなんかもいいんじゃないかと思うんですけどね。嵩張らなくて。
↑「靴下を履いたまま履ける草履」みたいなサンダルです。
ただ、プレゼントで贈るとしたらソックオンサンダルはちょっと変わりダネ過ぎて「なんだこりゃ?」と思われてしまう可能性が高く……プレゼントで貰うとしたら、KEENのサンダルなんかがいいなあと思います。
「おしゃれでかわいいし機能性も十分!だけどちょっと高い」というブランドですので、自分で購入候補にはあんまりしないけど、貰えたらうれしいんじゃないかなと。
サンダルでおすすめは「Shanti(シャンティ)」というモデル。重量も174gとかなり軽量です。*2
お値段は定価で7千円強とサンダルにしてはけっこういいお値段!ですが、だからこそ貰えたらうれしいもの。私は、くれる人がいなかったので以前自分で購入したのですが……。
しかし、購入したはいいものの結局、テント泊の際に持っていくということはあまりしていません。テント泊で荷物を削ろうとすると「サンダルってそこまで必要じゃないよな」と思ってしまい、真っ先に削ってしまうんですよね。
でも、シャンティはデザインもかわいく、フィット感も良くて裸足でもソックスでも履けるので、家の近所を歩くときなんかに履いています。まあこれも、クロックスでいいじゃんと言われればそりゃあそうなんですが。でも、そういう物こそ貰えたらうれしいんです!
ただ、サイズがぜんぜん違うものを貰うのはさすがにあれなので、あらかじめ足のサイズは聞いてほしいかな……登山靴みたいに「試し履きしなきゃ買えない」ものではないですけどね。ちなみに、やや小さめの作りなので「普段のサイズよりもワンサイズ上」を購入したほうが良いと思います。
ちなみに、かなりギリギリですがこちらのサンダル、Amazonプライムセールで本日いっぱい20%オフで購入できますので、よろしければどうぞ。
プリムススターターボックス
プリムスのシングルバーナーとクッカーがセットになったスターターボックス。ごめんなさいこれだけ、お値段1万円を少し超えます。1万3千円ぐらいでしょうか。
KEENのサンダルは「テント泊をしている(しようとしている)」人向けのプレゼントですが、こちらは「登山歴やや浅めで、定期的に日帰り登山をしている方」に贈ると、おそらく喜ばれるプレゼントです。毎度すみません、これも私が以前彼氏にあげたもの。。。
日帰り登山をしていて、山頂でラーメンを作ったりコーヒーをしてる人を見ると、もう、めちゃめちゃうらやましくて「私もアレ欲しい!あれやりたい!!」って強烈に思うんですよね。
まあ、全員がそうかはわかりませんけど、私と山仲間のL氏に関しては2人ともそうでした・笑
欲望のままにさっさと買ってしまう人もいますけど
「欲しいけど、冷静に考えてそんなに使うかな?けっこう高いし」
と躊躇している人であれば、きっと喜んでくれます!だから、持ってるかどうかは聞いてみたほうがいいですね。何個も持っててもあんまり意味はないですから……。
「持ってないし、別に欲しいと思ってなかった」という人もいなくはないとは思いますが、まあ……災害時にも使えるし、備えにしてください、ということでご容赦ください・笑
バーナーの代表的なメーカーであるプリムスの商品ですので、性能は間違いありません。セットになっているクッカーも「ライテックトレックケトル&パン」という定番商品。テフロン加工されていて焦げ付きにくいので、調理もしやすく、長く使えると思いますよ。
ポーレックス セラミックコーヒーミル
コーヒーと山が好きな人に贈るちょっとしたプレゼントとして、ドリップパックを先にご紹介しましたが、コーヒーと山が好きな人にちゃんとしたプレゼントを贈るなら、ポーレックスのコーヒーミルがおすすめです!
たまに見かけるんですよね……山で休憩中にこれでゴリゴリ豆を挽いている方。
時間もかかるし、面倒で私はやってらんないわー、と思いつつも「ちょっとうらやましいな」と思ってしまうこともあり。
なのでまたしても、彼氏にプレゼントしてしまいました。
今は、彼と一緒の登山のときは豆とミルを彼が持ってきて挽くところまでやってくれるので楽です。
こちらのコンパクトなコーヒーミル、有名なポーレックス社のものは6000円ちょいするのですが、似たような商品が各社から出ていて、3000円ぐらいで買えるものもあります。でも、自分用で買うなら安いのでいいけど、プレゼントならポーレックスのものをあげたい&貰いたいかなあ。
などと言いつつ、私はポーレックスじゃなくて、カリタだったかメリタだったかのものを贈っているのですけど、値段はやっぱり6000円ぐらいでした。(買いにいったときたまたま、ポーレックスが品切れだったのです)
セラミックの刃なので丸洗いできるし、山でも家でも活躍しているようなので、あげてよかったなと。なので、あげる相手がコーヒー好きならきっと、喜んでもらえるのではないでしょうか。
なんか、書き終わると半分ぐらいノロケなのか?という具合になっていて恐縮ですが、大切な人にあげるものを選ぶ時間って楽しいし、真剣に選びたいですよね!
この記事が、山好きな誰かとその親しい誰かを幸せにする手助けになるといいなと思います。
ちなみに私も、この記事に掲載されているものを貰えたらうれしいです・笑