温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

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草津温泉 綿貫ペンション宿泊記 イタリアンレストラン併設の日本最初のペンションに一人泊

草津で24時間温泉に浸かれておいしい食事付き、土曜日も1人で泊まれる宿

日本を代表する有名温泉地である草津温泉には100以上の宿泊施設があり、1人で泊まれる宿もそれなりにあります。

しかし「土曜日も1人で、2食付き2万円以内で泊まれる」しかも「食事がおいしい宿」となるとあまりないので、早いうちに予約がいっぱいになってしまうことも多いです。

草津と軽井沢の間にある低山「小浅間山」に登り、草津あるいは軽井沢の宿に一泊したい……と思って宿を探したとき、目にとまったのが綿貫ペンションでした。

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「アルロドデンドロ」なる完全予約制のイタリアンレストランを併設していて食事の評判が良く、温泉浴室は夜通し入浴可能。土曜日も1人で泊まれます。全15室の小規模な宿です。

泊まってみたところ、噂どおり食事がおいしく、満足度の高い宿だったのでご紹介したいと思います。

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草津温泉バスターミナルから徒歩10分、湯畑からも徒歩10分

草津温泉には鉄道の駅はないため、公共交通機関利用の場合は直通の高速バス、あるいは「長野原草津口駅」「軽井沢駅」などからバスに乗ることになります。

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私は、軽井沢駅から草軽交通のバスに乗ることが多いです。小浅間山の登山口も草軽交通のバス路線沿いにあります。

草津温泉バスターミナルから綿貫ペンションまでは徒歩10分ほど。
湯畑の側を通っていきます。チェックインできる15時まで1時間以上あったので、途中で日帰り入浴と軽食とビールを楽しんでから宿に向かったのですが、それについてはまた別の記事でご紹介する予定です。

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綿貫ペンションのあるエリアは、小規模な宿や別荘地が多く並び、温泉街や大きな通りからは少し離れた静かな場所でした。

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オレンジ色の屋根の建物が綿貫ペンションです。

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建物の向かって左側の1階、照明がついているのが見えるあたりが、イタリアンレストラン「アルロドデンドロ」です。ランチとディナーの間の中休みの時間でした。

看板には、綿貫ペンションが日本で初めてのペンションだという説明が書かれています。

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1969年に「中沢ヴィレッジの衛生宿泊施設という考えで創った」とのこと。中沢ヴィレッジは、近隣にある「ホテルヴィレッジ」を運営する企業です。

綿貫ペンションにチェックイン

建物の真ん中にある玄関(向かって左側にある玄関は併設のイタリアンレストランの入口です)から中に入り、受付でチェックイン。

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受付の前では自家製のジャムを販売していました。朝食で洋食を選ぶとこのジャムも出てきます。

食事の時間の案内のほか、館内の浴室は夜通し利用可能であること、利用許可証をお借りすればホテルヴィレッジの大浴場も利用可能である旨などをご説明いただき、それからお部屋に案内していただきました。

【部屋】★★★☆ Wi-Fi利用可能な洋室シングルルーム

お部屋は2階にある洋室です。
1人泊可能なプランは「洋室ツイン」として販売されているのですが、こちらの部屋にはベッドは1つしか置いてありませんでした。
「繁忙期はエキストラベッドを入れて2人でも泊まれる」とか、そういうお部屋なのかな……。

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広さは、シングルの洋室としては十分ではないでしょうか。

部屋の奥側から見るとこんな感じ。テーブルの高さが低めなのでワーケーションには向かないですが、室内でWi-Fi利用は可能です。回線速度はそれほど速いわけではないですが、サイト閲覧などは普通にできました。

f:id:happydust:20211023155654j:plainトイレは共同になりますが、洗面台は各部屋にあり、お湯も出ます。

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部屋の奥にソファーがあり、くつろげる良い感じのスペースでした。

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ソファーの右側にあるのが暖房で、一斉空調ではなく自分で操作することができるので快適でした。
室内にエアコンは見当たらなかったので、夏は冷房はないのかもしれません。このあたりの標高は1200メートルぐらいだと思いますが……真夏は少し暑いかもしれないですね。

浴衣とタオル・バスタオル・歯ブラシは一箇所にまとめて置いてありました。

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コンセントは1箇所のみでしたが、差込口が3つあるタイプ、かつ電源タップもついていたので特に不自由はありませんでした。

お茶うけはミニチーズケーキとミルクチョコレート。ポットは湯沸かし機能はない保温タイプでした。

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室内に冷蔵庫はありません。廊下に「飲み物の持ち込みはご遠慮ください」という掲示もありましたので、お酒は持ち込まないようにしましょう。

共同トイレはウオッシュレット付きで清潔でしたし、建物の古さは否めないものの、特に不自由なく過ごせたと思います。

【風呂】★★★★☆万代鉱源泉のかけ流し浴槽に夜通し浸かれる

綿貫ペンションの浴室は男女別の内湯で、男湯女湯の交換はありません。
1階の食堂の奥に浴室があり、チェックインからチェックアウトまで夜通し利用可能です。
こちらの扉が浴室の扉。

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脱衣所も浴室も広くはないので、混んでいるときは出直したほうが良さそうですが、滞在中、宿の浴室が混み合うことはありませんでした。「ホテルヴィレッジの大浴場に無料で入れる」特典のためかもしれませんね。

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全15室の宿なので、満室の日は混み合うこともあるのではないかと思いますが。

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脱衣所の洗面所には消毒済みの櫛とドライヤーがありました。

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化粧水などのアメニティはないので、自分で用意する必要があります。ドライヤーは壁付けで、風力は弱め。髪の長い女性は時間がかかりそうです。

温泉分析表が掲示してありました。

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ph1.5、泉温96度の酸性ー塩化物・硫酸塩温泉、高温の「万代鉱源泉」を引いて、水で薄めることなく投入量で温度を調節してかけ流しているそうです。

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浴室へ。

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2人入ればいっぱいになりそうなこぢんまりとした浴槽ですが、毎日10時から13時までの間、お湯を抜いて浴槽の掃除をしているそうです。浴室も浴槽もとても清潔でした。

シャワー付きの洗い場があり、水の出も十分です。お湯が出るまでやや時間がかかるのですが、それについてはチェックインの際に「少し時間がかかるので気長に待ってほしい」と教えていただいた通りでした。

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シャンプー&コンディショナーとボディーソープは備え付けられています。

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お湯が熱くなりすぎないよう、源泉は少量ずつかけ流されていますが、浴槽が大きくないのでお湯はとても新鮮に感じます。

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湯温も42度ぐらいの熱めの適温で、よく温まりました。万代鉱源泉は、メタケイ酸が豊富な美肌の湯でもあります。
熱すぎる場合は水を足すこともできますが、源泉100%の新鮮なお湯を深夜早朝も楽しめるのはありがたいですね。

湯畑源泉の「ホテルヴィレッジ」の大浴場にも無料で入浴可能

綿貫ペンションに宿泊すると、徒歩5分ほどの場所にある全162室の大型温泉ホテル「ホテルヴィレッジ」の大浴場にも無料で入浴することができます。

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チェックイン時に案内図をいただきました。

ホテルヴィレッジで入浴したい場合は、綿貫ペンションのフロントで入浴許可証をお借りして行けば良いそうです。

この日は雨が降っていたので出かけるのが億劫になってしまったのと、チェックイン前にも草津の別の宿で日帰り入浴をして風呂欲が満たされていたので、ペンションでお風呂に入った後は部屋でのんびり過ごしてしまい、ホテルヴィレッジには出かけませんでした。

写真で確認してみると、大型ホテルだけあってホテルヴィレッジの大浴場は広く、露天風呂も付いています。

画像:じゃらんnet提供 

広い浴槽には、草津温泉らしい白濁硫黄泉の「湯畑源泉」がかけ流されています。

画像:じゃらんnet提供

ホテルヴィレッジの大浴場を利用すれば綿貫ペンションの「万代鉱源泉」とは異なる「湯畑源泉」に浸かれて露天風呂にも入れるということで、お風呂の楽しみが2倍に広がります。

私自身は綿貫ペンションの浴槽は小さいながらも新鮮なお湯で十分満足してしまいましたが「草津に来たからには濁り湯に浸かりたい」「露天風呂に入りたい!」というリクエストにも応えられる貴重な宿だと言えるのではないでしょうか。

【食事】★★★★★ 季節の食材が満載のおいしい食事

綿貫ペンションでは、食事は朝夕共に1階の食堂でいただきます。

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食堂にはテーブルが4つ並んでおり、薪ストーブが燃えていました。
ちなみに、別途予約すれば「夕食を併設のイタリアンレストラン、アル・ロドデンドロで食べる」こともできます。全16席、予約必須のレストランですので、当日予約ではなく、宿を予約したタイミングでレストランも予約したほうが良さそうです。

綿貫ペンションのドリンクメニュー

今回私はレストランではなく、ペンションの食堂で夕食をいただきましたので、ペンションのほうのドリンクメニューをご紹介したいと思います。

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ソフトドリンクには、コーラやウーロン茶など一般的なものの他に、夏季限定の「梅ジュース」や、冬季限定の「ホットジンジャー」などがありました。
サンペレグリーノやペリエなどの炭酸水の用意があるのは、併設のイタリアンレストランの影響でしょうね。

お酒は、生ビールはありませんが、大瓶と中瓶のビールは「キリン」「アサヒ」「サッポロ」「サントリー」と、メジャーな4社のものがすべて揃っていました。

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麦・芋焼酎はボトルとグラスの用意があり、自家製梅酒もいただけます。
日本酒は「水芭蕉」の一合瓶が3種と、その他にも一合瓶と四合瓶の提供があるようです。
グラスワインは「赤」「微炭酸甘口の赤」「辛口の白」の3種。
食後酒として、自家製レモンチェッロや「マタタビ酒」など滋養のありそうなお酒もラインナップされていました。

ここからは、お部屋に置いてあったワインリストの紹介です。
実際には、こちらにはないワインが置いてあったり、その逆も然りのようで、必ずしもリスト通りに在庫があるわけではないようですが、

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白ワインは3000円~5000円のものを中心に20種類ほどリストアップされていました。

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赤ワインも3000~4000円のものもありますが、7000~9000円ぐらいのものも多くあり、産地はイタリア産が多いようです。

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ペンションでワインを在庫しているというより、併設のイタリアンレストランのワインリストなんでしょうね。

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後半はフランス産ワイン、スペイン産ワインとデザートワインがリストアップされていました。

綿貫ペンションの夕食-キノコをはじめ秋の味覚いっぱい

さて、夕食です。
今回私は、夕食のメイン料理のみ、宿の料理ではなく併設の「リストランテ・アルロドデンドロ」のシェフによる特別料理となるプランで予約していました。

18時になり食堂に向かうと、メイン料理が既にセットしてありました。なるほどそう来たか。

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メイン料理は「国産牛熟成ヒレ肉ステーキ100g」です。

お酒は、グラスワインと迷ったのですが、ステーキ以外の料理は日本酒のほうが合いそうだったので水芭蕉の純米吟醸スパークリング1合瓶をお願いしました。
女将さんらしき女性(おそらくご夫婦で営まれていて、ご主人が厨房、奥さんが給仕、息子さんが併設のイタリアンレストラン担当なのかなと)が

「これ、開けるのを失敗すると吹いちゃうのよねえ」

と言いながら、慎重に慎重に口を開けてくださいました。以前別の宿で飲んだとき、たしかに自分で開けて溢れさせてしまいましたね……かなり炭酸が強いんです。

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無事開栓し、ワイングラスのような素敵なグラスに注いでいただきます。

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ほんのりと甘みがありますが、すっきりとしていて炭酸強め。和食にも洋食にも合う日本酒です。

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お刺身は鯛。山の宿ですが、日本酒に合うのでまあ良いでしょう!ツマが、よくある大根ではなくワカメなのは個人的には好み。

丸ごとオーブンで焼いたピーマン。

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「パプリカのように甘いんですよ」とご説明いただきましたが、たしかに、ピーマンらしい苦みはほとんど感じず、甘いピーマンでした。

枝豆は丹波の黒豆!私、丹波の黒豆を枝豆の状態でいただくの、初めてかもしれません。
美味しんぼ14巻に登場するんですよね。初期美味しんぼ、大好きだったわ……。

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さやに入った状態でも、豆の色が黒っぽいのがわかりますね。さやを剥くと、中の豆は本当に黒いです。そして、食べてみると、夏にいただく枝豆とは別物のように甘みが強く、柔らかい。

一般的な枝豆は夏が旬ですが、丹波の黒枝豆は「10月のほんの2~3週間、野菜から穀物に変わるわずかな期間」だけ、食べることができるんだそうです。
もちろん、草津とは縁もゆかりもない食材ですが、女将さんがお友達からいただいたものだそう。ピーマンや山菜、きのこなどは地元の食材ですし、こういうのがあってもいいですよね。私は、おいしければ何でもいいです。

煮物は冬瓜と地元で採れたきのこを炊き合わせたもの。

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小鉢の中もきのこで、こちらは意外にも辛味のある味付け。お酒が進んでしまいます。ご飯にも合いそうでしたね。

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メイン料理のヒレステーキ。100gとのことですが、厚みはかなりありました。切ってみると中はちょうど良いピンク色になっていて、ローストビーフのようです。ディジョンのマスタードソースでいただきましたが、冷めても気にならない味でした。付け合わせのジャガイモやラタトゥイユ、山菜などもすべておいしく、満足度の高い一皿だったと思います。

ホイル焼きは、後から熱々を提供していただきました。

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「シモフリシメジ」なる地元で採れたキノコを、バター醤油で味付けてホイル焼きにしたもの。
女将さんに「残ったバター醤油を、後でご飯にかけて食べるとおいしい」と教わったのですが、それが本当においしくてご飯が進んで困りました・笑

終盤になって運ばれてきた土瓶蒸し。

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こちらもシモフリシメジと、鶏肉、海老が入っています。すだちを絞っていただきました。

土瓶蒸しはお吸い物代わりということのようで、その後すぐに〆のご飯が運ばれてきました。

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栗ご飯です!!!うれしい!!!たっぷり入っている栗は柔らかく甘く、ほくほくしています。

「栗ご飯は今年は今日で最後です」

とのことだったのですが、栗ご飯じゃない時期はどんなご飯なのかが気になってしまいました。きっと、きのこご飯だったり、山菜ご飯が出るタイミングもあるのではないでしょうか……?

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デザートは梅のシャーベットと煮梅。さっぱりとおいしい。
食事が終わるころ、女将さんが
「明日の朝食は和食と洋食どちらがいいか」を聞きに来てくださいました。
迷いましたが、受付の前に並んでいたたくさんの自家製ジャムの瓶を思い出し、洋食を選びます。洋食にはコーヒーか紅茶がつくそうで、コーヒーを選びました。

ちなみに、食事会場はお客さんが席につくと↓こんな感じです。

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夕食は併設のレストランで取る人もいるため、すべてのテーブルが埋まっているわけではなく、ゆったりとしていました。

綿貫ペンションの朝食ー和食と洋食から洋食を選択

翌朝は8時から朝食をいただきます。
食堂は、昨晩とはうってかわって人口密度が高い!
で、私の席はどこ……?と思ったら、夕食時は使っていなかった隣の部屋に用意してくださってました。

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「1人にしちゃってごめんね~」と女将さんに言われましたが、大勢の中で1人でいるより、私はこちらのほうが気楽です。たぶん、女将さんもそう思って気を遣ってくださったのでしょう。

洋朝食メニューはこんな感じ。

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パン(トーストとフォカッチャ)とコーヒーはお代わり自由です。コーヒーのほかにりんごジュースもありました。

ハム、カリフラワー、チーズ、キャベツのサラダには「自家製ゆずポン酢」をかけていただきます。

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卵料理はゆで卵で、剥くのがちょっと面倒でしたが、日によってスクランブルエッグだったりと卵料理のメニューは変わるようです。

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パンには自家製のブルーベリージャムと杏ジャム、バターをつけていただきます。フォカッチャがもちっとしていておいしかったので、お代わりをいただいてしまいました。

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フルーツは柿。

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コーヒーもパンも、お願いする前に「お代わりいかがですか?」と声をかけていただけてうれしかったです。

【再訪したい度】★★★★☆ 家庭的なサービスで料理おいしく居心地の良い宿

家族で経営されているペンションなので、対応は家庭的で、友達の家に遊びに行ってもてなしていただいたような感じです。

ペンションや民宿はそういう宿が多いと思うので「いわゆるペンションや民宿」が苦手でなければ、居心地良く過ごせるのではないかと思います。あとは、建物が古いのが苦手な人は避けたほうがいいかな……。

ちなみに私自身は、若干民宿は苦手だったりするのですが、こちらの宿は大丈夫でした。常連になるほど何度も泊まれば別かもしれませんが、一見の客にはつかず離れずでちょうど良かったと思います。

夕食がおいしくて、レストランのシェフの手によるメイン料理も良かったし、きのこづくしも気に入ったので、次は別の季節に訪れたいなと。春は山菜料理が楽しめるようなので、次回は春か、それ以外の季節なら併設のレストランで夕食をいただきたいなと思います。そして次回は、ホテルヴィレッジの大浴場にも行きたい……。

【1人旅に優しい度】75点:休前日も1人で泊まれてお酒も楽しめる。食事場所が気になる人はいるかも

泊まりやすさ 15/20

年末年始など1人で泊まれない時期はあるものの、基本的には土曜日でも休前日も1人泊可能で、2人以上で泊まったときとの価格差も1000~2000円程度で良心的。

食事場所の配慮 5/20
食堂で特に他の席との仕切りなどないので、気になる人は気になるかもしれない。
年配のご夫婦のお客さんが多かったので、個人的にはあまり気にならなかった。(お子さん連れが多い宿だと少し気になってしまう)

プランの選択肢 15/20 
楽天トラベルで予約可能なプランでは「年末連泊プラン」「食事グレードアップカップルプラン」だけは1人では予約できない。それ以外はすべて1人で予約可能なので、選択肢は多いほう。

ドリンクオーダー  10/20
ビールは中瓶からだが、日本酒の1合瓶が5種類、グラスワイン3種類、焼酎2種、果実酒など1人でも注文できる選択肢はそれなりにある。

フリーWi-Fi完備 10/20
Wi-Fiはややスピードは遅いが自室でも使えた。