温泉ブログ 山と温泉のきろく

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群馬県 伊香保温泉 洋風旅館ぴのん 宿泊記 休前日も1人泊OKかつ、食事がとにかくおいしい宿

伊香保温泉 松本楼 洋風旅館ぴのん

伊香保温泉の「ぴのん」は、伊香保の中でも大規模な温泉ホテルである「松本楼」の別館にあたる、全20室の小規模旅館です。

シングルルームが6部屋あり、休前日でも必ず1人泊のプランが提供されている*1、1人旅に優しい宿です。「休前日も一人泊可能&値段も比較的リーズナブル&食事がおいしい宿」として、かなり前から名前は聞いたことがありました。

ただ実は、ぴのんには10年ほど前まで館内に温泉浴室がなく、浴室は部屋のユニットバスだけ。徒歩3分の距離にある本館松本楼の大浴場に入りに行かなければならないとのことで……。
入浴回数には制限なく、滞在中何度でも入りに行けるという話だったのですが「ちょっと面倒かも」と思ってなかなか足を運べなかったのです。ところ数年前に「ぴのんの中にも温泉浴室ができた」と聞き、それならば!と予約の機会をうかがっておりました。

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2017年に初めて宿泊してフレンチの洋食をいただいたのですが、想像していた以上においしい食事と、居心地のいい館内。そして新設された温泉浴室もけっこう良かったことから、2018年に早くも再訪して、今度はグレードアップした食事をいただいてきました!

2度とも大満足の宿泊でしたので、レポートしたいと思います。

洋風旅館ぴのんは、伊香保の石段街からは少し離れたところにある

渋川駅から群馬バスに乗車し水沢うどんの有名店「元祖田丸屋」でランチと昼酒をいただいた後は、再度群馬バスに乗って伊香保温泉へ。

元祖田丸屋さん、うどん屋とは思えない立派な門構えの店でした。蕎麦屋のように、おつまみ豊富なのが素敵でしたね。

伊香保温泉に着いたのは14時少し前。宿のチェックイン時間の15時には少し早かったので、伊香保と言えばやっぱり石段街でしょ!と思い、石段を登りに行くことに。

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与謝野晶子の歌が刻んであったり。

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そこそこ急坂なので、ヒールの靴だとしんどいかもしれません。
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階段を上り終えた先には「伊香保神社」があるようです。

こちらが最後の段。

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伊香保の石段は400年以上の歴史があるんだそうですが、現在の石段は「温泉街が1年365日、にぎわうようになってほしい」という願いを込めて、2010年に365段に新設されたものなんだそうです。

伊香保のシンボルとして、何度も改修されつつ歴史をつないできた階段なんですね。

上り終えた場所にはまだ、雪が残っていました。季節は1月下旬です。 

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こちらが伊香保神社。

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では、来た道をゆるゆると戻りつつ、本日のお宿に向かいたいと思います。 

石段街をぶらぶらしてから徒歩でぴのんに向かう

階段を上る際は、ちょいちょい寄り道してペースが乱れるとしんどくなる*2 ので、あまりよそ見せずひたすら上って来たのですが、下りはよそ見しつつ寄り道しつつ下ります。

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なんか、おしゃれっぽいカフェもあるんですねー。 

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なつかし横丁。。。  

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酎ハイやビールを飲みながら、射的やわなげができるようです。一人では別にだけど、誰かと一緒なら楽しいかも。

石段沿いに、その名も「石段の湯」なる日帰り温泉施設もありました。

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ちょっと気になるけど、チェックイン時間の3時に宿に着きたいから、また今度かなー。

石段を下りながら眺める上毛三山が美しいです。 

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温泉水が流れる湯滝のある広場に出て、階段はおしまいです。 

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さて、本日のお宿「洋風旅館ぴのん」まではここから徒歩10分というところ。 

街道沿いの道を歩いて行くと「松本楼」と書かれた大きめの旅館の建物が見えます。 

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「ぴのん」は「松本楼」の別館で、歩いてすぐの場所にありますから、松本楼が見えたということはぴのんも、もうまもなくです。

松本楼の前の道を曲がり、坂を少し下ると……。 

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着きました!洋風旅館ぴのんです。 

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こちらのレンガ造りの建物が玄関口です。

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では、中に入ってみたいと思います。 

洋風旅館ぴのんにチェックイン!

エントランスから入るとすぐに、アンティークな雰囲気のロビーラウンジがあります。

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こちらで、ウェルカムドリンクをいただきつつ、チェックインの手続きを済ませ、館内についてと食事の時間帯について、簡単に説明していただきます。 

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ウェルカムドリンクはレモネードのような柑橘系のドリンクです。

浴室の入浴可能時間など館内の案内については用紙にわかりやすくまとめられているのがありがたいですね。

私が泊まるシングルベッドルームの客室は、チェックインしたロビーラウンジのある階の一つ下の階になります。

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ちょっと不思議な構造だなと思うのですが、エントランス&ロビーのある階が最上階で、その一つ下の階に客室階があり、さらにもう1つ下に浴室があるのです。地上3階建ての建物で、エレベーターはありません。

食事やお風呂に行くのに、何度も階段を上り下りすることになりますから、階段を避けたい方はエレベーターがある本館の松本楼に宿泊したほうが良いのかもしれないですね。ぴのんの公式サイトにもそのように書いてありました。

洋風旅館ぴのんの館内

客室は、エントランスのある階と、その一つ下の階にあります。

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こちらはエントランスのある上の階の客室です。
この棟の廊下には書棚があり、漫画や書籍が置いてあります。部屋に持ち帰って読んでもOKです。

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カイジや美味しんぼ、ガラスの仮面など、やたら長編の漫画が多いです。全巻はなさそうですが……。

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王家の紋章に釣りバカ日誌も。。。
1人で泊まっても退屈することはなさそうですね。

【部屋】★★★★☆ くつろげる快適なシングルベッドルームでWi-Fi環境も良好

ぴのんには2017年と2018年に1度ずつ泊まっているのですが、2度ともシングルベッドルームに宿泊しました。

泊まったお部屋について詳細をご紹介したいと思います。

2017年に宿泊した部屋は「みぃ」

ぴのんのシングルベッドルームがある階の部屋番号は「ひぃ」「ふぅ」「みぃ」というように、日本の古い数の数え方がルームナンバーになっていました。

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おそらくですが「最上階にエントランスがある」という建物の作り上「このフロアが何階か」ということがわかりにくいため「102」とか「203」とかの一般的なルームナンバーだと逆に混乱しそう、と思われたのかもしれません。もしかしたら、ですが。。。

ルームキーには3つのキーがついていました。 

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部屋の鍵、そして女湯の浴室の鍵、夜間通用口の鍵です。
ぴのんは、夜9時頃から朝8時まで、正面玄関のエントランスを施錠してしまうため、それ以降に外出する際は夜間通用口を利用することになります。その鍵があらかじめ、ルームキーにも付いていました。

こちらが夜間通用口です。

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翌日朝7時ごろに、松本楼のお風呂に入りに外に出る際こちらの通用口を利用しました。

通用口を出てすぐのところには足湯もありました。

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まだ寒い時期だったので、利用しませんでしたが……。

さて、2017年に宿泊した「みぃ」のお部屋の中はこんな感じでした。 

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広さは、ビジネスホテルと大差ありませんが、室内は清潔かつ暖かみのあるインテリアでまとめられています。

デスクの隅にはテレビとリモコンとテレビ番組表と……。

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湯沸かしポットとマグカップに紅茶、茶菓子などが置かれていました。 

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お茶請けのショートブレッドと紅茶は、どちらも宿のオリジナル商品で、フロントでお土産として販売もしていました。  

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特にこのショートブレッドがめちゃめちゃおいしくて!お土産に買って帰るかかなり迷いました。結局このときは買わないでしまったので「次回泊まったら絶対買おう……と思っていたのですが。

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こんなおしゃれな箱に入って売られていました。8個入り1200円。
しかしなんと……2018年に再訪したところ、お茶請けは別のお菓子になっており、こちらのショートブレッドは販売もなくなっていました。。。悲しい。。。復活を望みます。。。

デスクの引き出しの中にはドライヤーと貴重品袋、栓抜きと爪切り。

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金庫はないので、貴重品はオレンジ色の貴重品袋に入れてフロントに預けます。

デスクの下には空の冷蔵庫。

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冷水のボトルが入っています。

窓際には、シングルソファとオットマン。

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くつろぎたければベッドでゴロゴロすればいいのですが、ソファに座るとなんだか、コーヒーを飲みつつ読書したくなりますね~。広い部屋ではないですが、ソファでくつろげる空間があるのはポイント高いです!

テーブルの上には「ぴのん」の札のついたかごバッグが置いてあり、中には浴衣と帯、そしてバスタオルとフェイスタオルが入っています。 

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松本楼のお風呂に行くときは、この「ぴのん」マークのついたカゴを持っていけばOKです。 

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浴衣で見分ける方式よりも良いですね!気候のいい季節ならいいのですけど、寒い日は浴衣で外に出るのは億劫になってしまうので。。。

各部屋にはユニットバスがついています。

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清潔に掃除されていますし、個室のお風呂にも馬油シリーズのシャンプー&コンディショナー、ボディシャンプーが置いてあるのはよいですね。

大浴場はシャンプー&コンディショナーだけど、個室のお風呂はリンスインシャンプーだったりすることも、よくありますので。。。

クローゼットには、浴衣の上に重ねる羽織が、薄手のものと厚手のものとありました。

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薄手は館内用、厚手の毛布っぽい生地のほうは松本楼に移動するとき用というところでしょうか。

チェックイン時にいただいた紙。旅のしおりのようなデザインで、ちょっと素敵。 

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そして、本館松本楼の浴室の利用時間と、朝食について。
夕食の内容は予約時に指定する方式ですが、朝食についてはチェックイン時に選びます。 

そして、ぴのんの館内案内図と、浴室の利用時間についての案内と。

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夕食のメニューの紹介がありました。
メイン料理やグレードアップしたコースへの変更は、到着後でもOKなんですね。

けっこう細々と書いてあるので、しっかり読んでみたほうがより楽しめそうですね。

2018年に宿泊した部屋は「いつ」

2018年もシングルベッドルームに宿泊しました。
前回宿泊した「みぃ」の部屋の隣の「いつ」の部屋です。 

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配置が逆なのと壁紙の柄が異なる以外は、設備などは前回泊まったときと同様です。

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ただ、前回宿泊時には特に気にならなかったのですけど、今回気になったのがこの、スリッパ。

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入室時に、こういう風に室内の絨毯の上に置いてあったんですよね。
この置き方だとこれは、室内履きなのか?これで廊下に出ていいの?とちょっと不安になってしまって。スリッパの柄や素材も、ちょっと室内履きっぽいですし・笑

それで、フロントに電話して「部屋に置いてあるチェックのスリッパで廊下に出てよいのでしょうか?」と聞くと問題ないとのこと。

それなら……と思い、このスリッパでお風呂や食事に行ったのですが、大浴場やレストランで居合わせた方は「松本楼」の印が入ったスリッパを履いている方が多く、やっぱり不安になってしまいました。。本当に細かいことなんですが、館内履きのスリッパは統一されてたほうが安心します。。。

そして今回、お茶受けが前回のショートブレッドからスイートポテトに変わっていました! 

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ショートブレッドがめちゃめちゃ好みだったので、変わっていてちょっとがっかりしたのですが……。 

とは言えこのスイートポテトもかなりおいしかったです。

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ちゃんと、地元渋川市内で作られたお菓子でした。

2018年も前回同様、館内案内などが書かれた用紙をいただきました。 

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内容はあまり変化はないのですが、前回は夕食のメニューが書かれていたのですが、今回はなかったです。

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もうメニューは書かないことにしたのでしょうか。それとも私が今回、グレードアップコースを選んでいたからでしょうかね。前回、紙に書いてあったのは通常コースのメニューだったのです。

ぴのんの室内のWi-Fi環境は良好でした!

ぴのんは室内でインターネットが可能な宿ですが、実際に利用してみたところ十分に速度も出て、ノートパソコンもiPadも問題なく使うことができました。

「利用可能」と書いてあっても接続できない宿もけっこうあるので、その点よかったです。

【風呂】★★★★ 本館松本楼の温泉にも自由に入れるし、ぴのんの内湯も悪くない

以前は温泉浴室がなかったぴのんですが、現在は男女別の内湯と、別料金で貸切利用できる浴室が2つ増築され、館内でも伊香保温泉の黄金の湯と白銀の湯が両方楽しめるようになりました。

男女別の浴室が黄金の湯源泉、貸切浴室が白銀の湯源泉です。滞在中、松本楼のお風呂に入りに行ける点については変わりませんので、以前より楽しみが増えたことになりますね。

 ぴのん・黄金の湯をひいた内湯の温泉浴室

ぴのんの浴室は、宿泊した部屋の一つ下の階にありました。 

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階段を下っていき、一番下の階です。地下ではありません。 

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扉を開けると浴室のある棟です。
ぴのん館内の温泉浴室の入浴可能時間は「チェックイン~午前0時まで」と「朝6時~午前10時まで」ですので、おそらく深夜はこちらの扉は施錠されるのではないかなと。

扉を開けると、まだ新しい建物の廊下に出ます。

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洗濯機が置いてある部屋もありました。 

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ランドリールーム内に飲み物の自動販売機もあります。 

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しかし、この場所にあるということは、おそらく深夜0時以降はここには買いにこれないですね。

ランドリールームの奥に「こがね籠もり湯」と「ぷらいべーと湯」の案内板がありました。 

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「こがね籠もり湯」が男女別の浴室の名称なんですね。

女湯には入り口に鍵がかかっており、部屋の鍵にくっついている浴室用の鍵を使って開けて、中に入ります。

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脱衣所も、木造りでまだ新しいです。 

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洗面台が2つ。 

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アメニティも、化粧水、乳液、櫛、綿棒など基本的なものは揃っています。

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ドライヤーも、普通に使えるものが2台ありました。 

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ぴのんは、総部屋数20室の宿でそこまで小規模な宿というわけではありませんが、松本楼のお風呂に入りに行く方が多いのか、週末の宿泊にもかかわらず、男女別の内湯が混み合うことはありませんでしたね。

では、浴室内へ。 

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3畳ほどの浴槽と、洗い場が3つのシンプルな構成の浴室です。

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シャンプー&コンディショナーとボディシャンプーは、いくつか種類がありましたので好みのものを使えます。 

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馬油シャンプーなど、いずれも大型の温泉ホテルなどでよく見かける種類のものでしたね。

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体を洗ってから、浴槽に身を沈めます。
40度ぐらいの適温の黄金の湯。

腰掛けるのに良い段差もあり、長湯もできそうです。 

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湯口には、温泉成分がびっしりとこびりついています。

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ほんのりと鉄分の香りを感じさせる、良いお湯です。 

窓を開けて半露天のようにして入ることもできます。 

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特に眺めが良いというわけではないですが、外の空気を感じながら入る温泉はやはり格別ですね。。。

天井が高く換気も良いので、湯気が籠もるようなこともなく、快適な湯浴みを楽しめました。 

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ぴのんの内湯は「カルシウム・ナトリウムー硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉」です。伊香保温泉の黄金の湯源泉を使用しています。

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源泉の利用状況は「加水なし、加温あり、循環ろ過なし、消毒なし」というものでなかなか優秀です。

源泉の量に見合った、ちょうどいい規模の浴室ということなんでしょうね。実際いいお湯だと思いましたし、好感が持てますね。  

白銀の湯源泉を使用した貸切利用できる浴室もある

私は利用しませんでしたが、男女別の内湯のある奥には「ぷらいべーと湯」という有料で貸切利用できる浴室が2つあります。 

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利用料金は45分で2160円です。
こちらの浴室では「白銀(しろがね)の湯」の源泉を使用しているとのこと。
白銀の湯は1996年に掘削された新しい源泉なのですが「温泉特有の成分が少ないお湯」とのことで、個人的にはお金を払ってまで入らなくても良いかなと……1人ですしね。

でも、家族や恋人と来たときなら貸切風呂も楽しいもの……ということで、写真だけでもご紹介したいと思います。

半露天のようにして楽しめる、広々とした浴室の「藤ウサギ」

それと、浴槽に背もたれがついていて半身浴に便利な「月ノ桜」です。

若いカップルが多い宿なので、貸切風呂は需要があるだろうなと思いました。

浴室の前には、暖炉があってウォータージャグが置いてあるお休み処のようなお部屋もありました。

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ただ、残念ながら寒い時期も暖炉に火は入っておらず、けっこう寒かったです。ロビーラウンジの暖炉はちゃんと燃えていたのですが……管理が大変そうですものね。

本館 松本楼の大浴場にもいつでも入れる

ぴのんから徒歩2~3分で行ける本館松本楼のお風呂にも、滞在中好きなときに入れる! 

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ということで、もちろん行ってまいりました。
ぴのんの部屋に置いてあるかごバッグを持っていけば、それがフリーパスになるようです。 

2階・大黒の湯

松本楼には2つの大浴場があるのですが、午後2時30分から深夜1時までの時間帯、女湯になっているのが2階の「大黒の湯」です。

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新しくきれいな大型旅館です。 

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では、中に入ってみたいと思います。 

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脱衣所は脱衣カゴが並んでいるシンプルな作りですが、鍵付きのロッカーは無料で利用できます。 

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ではいざ、大黒の湯へ。

いったい何が大黒なんだろう……と思ったらば!  

黄金に輝く打ち出の小槌を持った大黒様がいました。
うーん、このセンスは正直どうなんだ……?という気もするけれど。 

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とは言え、広い浴槽で楽しむ黄金の湯は、それはそれでなかなか良いですね。

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内湯には、黄金の湯を使用した浴槽と、白銀の湯を使用した浴槽が両方ありました。

大黒の湯にはちょっとおしゃれな雰囲気の露天風呂もありました。

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2階なので眺望は特にないのですが、あまり人も来なくて快適な露天風呂です。

しかし、どうしてこんな青い色なんでしょうか。。。 

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特に入浴剤の香りとかはしないのですが、光で色が付いているように見せているのでしょうかね。

洗面スペースも広々。給茶機もあります。 

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業務用のドライヤーと、化粧水と乳液、櫛などアメニティ類も揃っていました。 

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脱衣所には「黄金の湯」「白銀の湯」「露天風呂」のそれぞれの温泉分析表が貼ってありました。

「露天風呂」は白銀の湯源泉なんですね。
露天と白銀の湯の浴槽はどちらも「加水なし・加温あり・循環あり・消毒あり」でした。

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黄金の湯の浴槽はぴのんと同様に「加水なし・加温あり・循環なし・消毒なし」でした。ちなみにこの源泉利用状況は、8階にある「吉祥の湯」も同じでしたね。

8階・吉祥の湯

日付が変わって、早朝5時からチェックアウトまでは、8階の「吉祥の湯」が女湯になります。ぴのんのお風呂は朝6時からなので1時間早いですね。

朝一番に来るか迷ったのですが、徒歩2分とは言え朝5時に松本楼まで来るのがしんどかったので、松本楼の宿泊客が朝食に行っていそうな7時過ぎに、吉祥の湯に入りに来ました。

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松本楼の朝食時間は7時から9時30分まで。1階ホールにてバイキングになるのです。
ちなみに、ぴのんに泊まっても、朝食で松本楼のバイキングを選ぶこともできます。私はぴのんでの朝食を選びましたが、松本楼で朝風呂に入ってそのまま食事というのも良さそうですね。

エレベーターで8階に上り、吉祥の湯へ。 

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こちらは、大黒の湯に比べると普通な感じの大浴場かな……と思いきや。 

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 何か、浴槽内にキラキラしたものが沈んでいます。 

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これは……やっぱり打ち出の小槌! 

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そして小判です。
ぴのんはシンプルなお風呂だったのに、どうして松本楼は昭和?な感じなんでしょうか。。。

しかし、松本楼にはぴのんにはない露天風呂があります。吉祥の湯は8階ですので露天風呂からの展望もすばらしいです。 

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吉祥の湯でもやはり、露天風呂は白銀の湯源泉なんですね。

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上毛三山には山頂周辺に雲がかかっていましたが、伊香保の街並みを眺めながらの入浴はなかなか楽しいですね。 

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実際には、浴槽に浸かったままでは街並みまでは見えず、立ち上がらなければならないのですが・笑

実は、最初にぴのんに泊まったときは松本楼の2つの大浴場に入りに行ったのですが、1度行ってみて「私にはぴのんの黄金の湯の内湯だけで十分だな」と思いまして。
2度目に泊まった際は松本楼には行きませんでした。

とは言え、人によっては「眺めのいい露天風呂がマスト!」という方もいらっしゃいますし、ぴのんの比較的リーズナブルな宿泊料金で、松本楼のお風呂も入り放題というのはけっこうお得感あるのではないかと思います。

【食事】★★★★★ フレンチをベースにした料理は、朝も夕も最高においしい

さて、ぴのんの真骨頂、とびきりおいしい食事についてレポートしたいと思います。

食事は、夕食も朝食もロビーラウンジの奥にあるダイニングでいただきます。

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カップルが多いですが、洋食ベースなので若いカップルが多いかと思いきや、年配の方もかなりいます。

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それに、1人客も必ずいますね。私はこれまで2回泊まっていますが、2度とも自分以外に2人、1人で来ている方がいました。

「カップルばかりで1人泊は気まずい」と思われる方もいると聞きますし、気持ちもわからないではないのですが、私自身はあんまり気にしない人なので、ダイニングでの食事を思いきり楽しんでしまいました。

洋風旅館ぴのんのドリンクメニュー

まず、夕食時にいただけるドリンクメニューをご紹介します。

ビールは生ビールが「カールスバーグ」と「プレミアムモルツ」、瓶で「スーパードライ」と「エビス」がありました。

その他、日本酒、焼酎、酎ハイ、ウィスキー、紹興酒、カクテルなど。

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こちらのメニューは固定らしく、2017年に泊まったときも2018年に泊まったときも変わりませんでした。

そしてこちらはワインのメニュー、2017年宿泊時のものです。
ハウスワインのグラスが赤白1種ずつ。この日はおすすめドリンクとしてもう1種類、チリワインの赤のグラスもありました。ハーフボトルも赤白1種ずつ。 

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フルボトルで赤4種、白2種、ロゼ1種。
スパークリングワインも、プチボトル、ハーフボトル、フルボトルと1種類ずつあります。

そして、多くの人が注文されているのが「シェフのおすすめワイン」です。
その日のコース料理に合わせたおすすめのグラスワインが3種で1620円というもの。女性には特に人気のようですね。

そしてこちら↓が、2018年宿泊時のワインのメニューです。 

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ワインのメニューはほとんど変わっていないのですが、このときはおすすめドリンクが「山崎蒸留所貯蔵」の梅酒でした。

2017年宿泊時・ぴのんの夕食

ぴのんでは夕食のコースを「フレンチ」「シノワーズ(中華風の創作料理)」「フュージョン(グレードアップコース)」の3種類から選択します。フレンチとシノワーズの料金は同じです。

2017年に宿泊した際は、基本のフレンチのコースを選択しました。
チェックイン時に「夕食は18時で一斉にスタート」と伺ったので、18時にダイニングに向かいます。

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席に着くとナイフとフォーク、そして箸がセッティングしてあり、お品書きも置いてありました。

お酒は、迷ったすえ結局日本酒に。。。 

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水芭蕉の純米吟醸です。1合瓶があるのはありがたいですね。

まずは前菜。 
紅心大根と帆立のラビオリ仕立て。
海老とジャガイモのクロケット。
カリフラワーのムース、蟹のサラダ添え。

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見た目にも美しく、味も良く、これから始まるコース料理への期待が高まります。 

次のスープはお品書きには載っていなかった一皿でした。

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シンプルだけど味わい深いミネストローネです。

パンも、おそらく自家製だと思います。焼きたてで供されます。こちらの宿、パンがどれもおいしいんですよね。。。 

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ちょっと全粒粉が入っていると思うのですが、噛みごたえがありつつ、中はふんわりと柔らかでおいしいパンでした。

実は、前菜とスープは「そこまでフレンチってわけでもないのね」と思いつつ食べていたのですが、次の魚料理で急に本気を出してこられた感じ! 

ノルウェーサーモンのムース詰め、春菊ソース。

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ムース状になったクリーム系のソースとサーモンに、春菊の鮮やかな緑!
見た目に一瞬驚きましたが、食べてみるとおいしいいいいいい!のです。驚きました。濃厚なクリームソースに春菊が合うー。
パンにつけてソースも残さずいただきました。

箸休めのグラニテ。これ、最初からこういう形だったわけではなく、食べかけです。食べる前に写真撮り忘れました。。。 

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しかし、レンゲのような大きめのスプーンに山盛りに、粗めのグラニテが盛られていたんですけど、これをこのまま口に入れたら冷たすぎて食べにくかったです。小さめのスプーンが欲しかった。。。味はおいしいんですけどね。

メイン料理。 牛フィレと若鶏の取り合わせ、洋風きんぴら和え。

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これまたちょっと和風な感じの一皿ですね。
ちょっと甘めのソースでいただくフィレ肉とチキン。大変おいしかったです。

デザートは苺のロールケーキと、チョコレートとアーモンドのタルトの2種。そしてコーヒーをいただきました。(紅茶・ハーブティも選べます)

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盛り付けも凝っていて、もちろんおいしく、大満足で夕食を終えました。 

2018年宿泊時・ぴのんの夕食

1回目の宿泊で特に食事に感動したので、約1年後に再訪してしまいました。今回は、期間限定でちょっとお得なプランが出ていたこともあり、グレードアップコースの「フュージョン」を選択しました。 

「フュージョン」は、ぴのんの自慢である「フレンチ」と「シノワーズ(中華風の創作料理)」を融合させたコースだそうで。少し中華の香りがするフレンチ、と捉えれば良いのでしょうか。とにかく楽しみです。
カトラリーとお品書き。

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前回はついてなかったスプーンが、最初から置いてあります。

そしてお酒はまたしても水芭蕉の純米吟醸です。前回いただいて、料理の邪魔をしなくてちょうど良かったので。 

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まず一皿目は前菜。「野菜とタコやベーコンのバーニャカウダ」です。

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色とりどりの野菜とベーコン、バーニャカウダソースの良い香りに食欲が湧いてきますね!

では、いただきます。 

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バーニャカウダソースがおいしいいいいいい!
このお宿、ソースがおいしいんですよね。特に、クリーミーだったり、濃厚なソースがお上手。やはりフレンチがベースということなのでしょうか。

フュージョンコースを選んだ場合は、チェックイン時に主食を「パン」「中華風の蒸しパン」「ライス」から選ぶのですが、前回の普通のパンもおいしかったけど今回は蒸しパンにしてみました。

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これも大当たり!もっちりしていて甘みがあって本当においしいです。お替わりしたかった。。。

バーニャカウダソースに蕪をひたしていただきます。 

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ソースがめちゃめちゃおいしいので、やはり蒸しパンにつけてすべて平らげました。

次に野菜料理。フュージョンコースだと1品多いんですね。 

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大根と海老のミルフィーユ仕立て。
この一皿が一番中華っぽい出汁の味がしましたね。バーニャカウダほどの感動はなかったけれど、こちらも間違いなくおいしいです。

次に出たのはオニオンスープ。 

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実は、スープは選んだ主食の種類によって変わるんだそうです。蒸しパンを選ぶとオニオンスープになるそうで、こちらも濃厚で玉ねぎの甘みがおいしい。。。オニオンスープって久々に飲みました。

次に魚料理。真鯛の湯葉包み、XO醤風味。

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XO醤の風味はありますが、お得意のクリームベースのソースなのでこれもめちゃめちゃおいしいです。
「そういえば去年のフレンチも、クリーム系ソースの魚料理がすごいおいしかったし、ぴのんは魚料理×クリームソースがお得意なのかな」などと考えつついただきます。もちろん蒸しパンともめっちゃ合う。

箸休めのグラニテ。今年は食べる前に撮りました。 

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ピンクグレープフルーツのグラニテだそうです。おいしいけどやはり食べにくさは否めません。

最後に肉料理! 
上州牛フィレ肉のロースト、赤ワインと甜麺醤のフュージョンソース。

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これが本当においしかった。。。魚料理だけじゃなかったですね。。。
甜麺醤のソースが下に敷かれている上に牛フィレ肉、そして上にはカボチャのクリームソース。やっぱりクリームソースおいしい!

お肉も上州牛ということで、肉自体も1年前にいただいたものより上質でおいしかったです。

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フレンチもかなり満足して、だからこその再訪だったのですが、フュージョンコースは期待以上でした。
料金の差額は2000円なんですが、2000円多く払う価値は十分あるんじゃないかしら。

 最後にデザートは、ザッハトルテとストロベリームースのバニラアイス添え。

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シンプルなデザートの盛り合わせですが、盛りだくさんなコースを締めくくるのにちょうど良かったです。

ゆっくり食べていたからか、最後にダイニングに残ったのは私と、もう1人の女性の1人客でした。 

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ちなみに、前回の宿泊の際は「夕食は18時からの一斉スタート」で他の時間帯は選択不可だったのですけど、今回は18時の他に19時30分の選択肢があったので、19時30分を選ばせてもらいました。 

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ごちそうさまでした。

ロビーラウンジで少し寛いでから部屋に戻ります。 

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ロビー階にある書棚から、大和和紀さんの名作漫画を借りてきまして。

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お部屋でドリップパックのコーヒーを淹れてのんびり読みつつ、夜がふけていきました。 

2017年宿泊時・ぴのんの朝食

翌日の朝食は、ぴのんでいただく際は8時以降、松本楼で朝食バイキングをいただく場合は7時以降の時間帯で選べます。

ぴのんでいただく際は、夕食と同じダイニングで。

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天井が高いダイニングは、光がたくさん入って気持ちがいいですね。
ぴのんの朝食は「洋食」か「中華粥」を選べるのですが、私は、2回泊まって2回とも洋食をいただいてしまいました。

というのも、初回にいただいた洋食の朝食が、絵に描いたようなおいしい朝食だったからです! 

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焼きたての厚切りトーストにバター、クロワッサン。ワカメスープ、たっぷりのサラダ、中が半熟のオムレツ、ベーコン、メロン。

特にこのオムレツ! 

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見るからにおいしそうですが、食べたら想像以上においしかったです。

パンも焼きたて。もちっとしていておいしい。 

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ドリップコーヒーもおいしい。 

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オムレツにナイフを入れたところ。 

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半熟だけど、液体が溢れてくるわけではないという絶妙な焼き加減です。バターの香りがふんわりと漂います。

パンはお替わりOKということだったので、クロワッサンだけいただいてしまいました。

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温めて出していただけるので焼きたて感があっておいしいです。

2018年宿泊時・ぴのんの朝食

というわけで1年後もやはり朝食に。。。 

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前回撮影し忘れたのですが、ドリンクはセルフで「牛乳」「オレンジジュース」「林檎ジュース」そして「コーヒー」「紅茶」から選べます。

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というわけでコーヒーとオレンジジュースを。 

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料理はまったく同じなのですが、変わらないおいしさで今回も大満足! 

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オムレツの絶妙な焼き加減も健在です。 

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夕食・朝食共に大満足でした! 

【再訪したい度】★★★★★ この値段でこの料理なら何度でも来たい

洋風旅館ぴのんは、1泊2食付きで平日の1人泊は1万円ぐらいから、休前日の1人泊で1万5千円ぐらいから宿泊することができます。

休前日の料金アップはやや大きいですが、これは一人泊のときだけでなく、何人で泊まっても同様のようです。平日のお値段だとかなり割安感がありますが、休前日だとそうでもないので、案外直前まで空室があったり、期間限定のお得な割引きプランが出ていることも多いです。

食事にこだわりがある方なら、もしお得なプランが出ているのを見つけたら予約してしまって間違いのない、おいしい宿だと思います。

お風呂も、小さめながら伊香保の宿の中ではかなり良いお風呂じゃないかなと思いますので、個人的にはとてもおすすめできるし、自分でもまた必ず行きたい宿です。

*1:ただし、お盆や年末年始は除く

*2:上りでしんどいからと言って休憩を取り過ぎると余計しんどくなるのは、登山で得た豆知識です。