温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

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笠ヶ岳登山後 わさび平小屋で沢水で冷やした名物のそうめんとコーヒーフロートをいただく

わさび平小屋

新穂高温泉から林道を1時間ほど歩き、笠新道入り口を通り過ぎてまもなくのところに、わさび平小屋はあります。

笠ヶ岳登山や、あるいは小池新道を通って双六岳方面に行く際の前泊地として利用されることの多いわさび平小屋ですが、私は下山時にこちらに立ち寄って一息入れ、あと1時間弱の林道歩きに耐えるために、最後の休憩をとることが多いです。

いや、というよりも山行の後半は「わさび平小屋についたら○○を食べるぞ!」ということを励みに、歩いてきているようなところがあるかも。。。

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写真を見ると、小屋前にいる人たちもみんな、お疲れモードのようですねw
今回は、笠ヶ岳登山の後に立ち寄って、一息いれてきました。

地獄の笠新道を下り終えた後は、なぜか新穂高温泉と逆方向へ10分歩く

2016年の10月15日、笠ヶ岳山荘の小屋閉めギリギリの日に1泊し、笠新道を往復して笠ヶ岳に登ってきました。

笠新道は噂に違わずきつい道ではありましたが、危険箇所も特になく、天気も最高に良かったので、思っていた以上に楽しく歩くことができました。

とは言え、笠新道の急坂の下りは、かなり足に負担がかかったことも事実で。

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きれいはきれいなんですが、ほんと、ずっと急坂なんですよね。

ようやく、笠新道入り口の林道にたどり着いたときには「やった!あと1時間林道を歩いたら新穂高温泉だ!」と、ホッと胸をなで下ろしました。

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笠新道入り口。
時間はお昼過ぎなので、ここにいるのはみんな下山してきた人たちです。みなさんお疲れのご様子ですね。。。

ですが私はここから、まっすぐ新穂高温泉には向かわず、鏡平や双六岳のほうに10分ほど進みます。

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地図上でも10分と書かれていますね。
目指すは、わさび平小屋です。

空が、本当に真っ青です!

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そして、日差しは暑いけど平らな道がうれしい……。

ちょうど10分ぐらいで、わさび平小屋に着きました!

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遠回りしても立ち寄りたい魅力が、この小屋にはあります。

わさび平小屋では、目の前を流れる沢の水で冷やした果物が食欲をそそる

わさび平小屋は、小屋の目の前を、そのまま飲んでも大丈夫なほどきれいな沢が流れており、大変水に恵まれています。

実は、最初に見たときはこの案内板に度肝を抜かれましたw

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沢の上流では飲み水を汲んで、下流では洗い物をしてもいいよ、ということですね。たしかに、その区分けは大事!

本来、山のテント場では沢があったところで洗い物などすべきではない、という考え方もありますが、これほど水が豊富な小屋なので、そこらへんは寛大なんでしょう。

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本当にきれいな水です。
わさび平小屋に宿泊すると、沢水を湧かしたお風呂にも入れるとのこと。(立ち寄り不可。宿泊者のみ)

 

わさび平小屋には、テント場もあります。

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林間のテント場なので眺望はありませんが、設置できる面積も広く、平らだし、標高は高くはないものの林間なので涼しそうです。稜線のテント場のように風もありません。

登山口から約1時間と近いので食材を担ぎ上げるの難しくないですし、水も豊富なので、登山目的ではなく、ここでキャンプするのも楽しそうですね。
小屋に隣接してはいますが、すぐ隣!というほどの近さでもないので、混雑している日に騒がしい、とかいうこともなさそうです。

さて、わさび平小屋と言えばまずはこれです!

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まるで木の小舟のような木製の水槽に沢水が満たされ、その中に野菜や果物が浸かって冷やされています。

 

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りんご、オレンジにスイカ!バナナも!

そしてトマト、きゅうり。

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りんご250円でトマト200円みたいですね。
すいかは丸ごとではなく、受付に言うと切ってくれます。

 

ちなみに、ビールやジュースも水槽で冷えてます。

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なんで、こんな風に水槽にぎっしり入ってると、飲みたくなるんでしょうね~。
冷蔵庫で冷やしたほうが、ちゃんと冷たくなるはずなんですけどねw

水槽メニューの値段表がありました。

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まあまあお高い、普通の山小屋価格ですねw

ちなみにですが、この日は10月16日。双六・裏銀座方面の多くの山小屋が既に小屋閉めしてしまっています。

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わさび平小屋と同系列の山小屋の営業日について、案内がありました。笠ヶ岳山荘も10月15日の宿泊で今期営業終了でしたね。

そのため、わさび平小屋に立ち寄る登山者も、夏に比べるとグッと少なくなっており……そのため、実を言うとここに写真を掲載した「果物と野菜の水槽」は既に店じまいしてましたw 写真は、8月に立ち寄ったときのものです。。。

たぶん、1週間前の体育の日の連休ぐらいまでは果物と野菜も置いているんじゃないかなーと、この小屋の名物ですしね。飲み物の水槽のほうはまだありました。

そんなわけで、水槽が営業中であれば缶ビールに冷やしトマトというのもいいなと思うんですがもう終わってましたし、何よりもここで飲んでしまうと残り1時間がかなりダルくなってしまうので、ぐっと我慢です。

で、かわりにこっちのメニューに注目です!

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山小屋の定番メニューと言えばそうなのですが、ちょっと変わっているのがそうめんです。

小屋の前を流れる冷たい沢水で冷やした素麺がいただけるんですよ!800円ですけど!!

まあ、生ビールも800円ですしね。。。(生も飲めるんです!)

そんなわけで、注文をしに小屋の中に入ります。

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注文は、小屋内の受付で行います。

受付のすぐ裏に厨房があり、そこに人がいるので声をかけます。

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反射して、ちょっと見にくくなってしまいましたが……。
軽食メニューは「名物 そうめん」「スタミナラーメン」「カレーライス」「スタミナ丼」がそれぞれ800円で、うどんは売り切れ。

飲み物は、ホットコーヒー、ホットミルク、ホットカルピスが400円。(なぜホットばかりなの。。。)生ビールは既に売り切れでした。残念。

スタミナラーメンとスタミナ丼は、豚肉とにんにくの芽をピリ辛味で炒めたものを、ラーメンとご飯にのせたものだそう。

注文して、小屋内のテーブルでしばし待ちます。
ちなみに、わさび平小屋の小屋内にはテーブルの席が何席かあり、中の座敷に入って食べることも可能だそうです。

外で食べてもいいんですが、日差しが強いので私はできるだけ中で食べたい。

さて、10分ほど待って、来ましたよ!

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素麺(800円)とコーヒーフロート(700円)です!
山小屋価格で、まあまあいいお値段しますが、こんなときは気にしない!

素麺は冷たく冷やされており、ゆで加減もちょうどよいです。
麺つゆの塩気が、素麺と一緒にするっと入ってきて、疲れが癒やされる気がします。
カレーとかラーメンもいいんですけど、まだもうちょっと歩くので、あまりガッツリした食べ物は、胃に負担がかかってしまうんですよね……そういう意味でもそうめんはちょうどいいです。


そして缶詰のみかんが載っているのがなにげにうれしいですね。このみかんだけ、デザートに山盛りに食べたい気分だわ。。。

そう、歩いた後は塩分も必要ですが、冷たくて甘い物も必要ですよね!
そこでコーヒーフロートです。

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アイスコーヒー500円に対して、コーヒーフロート700円は高い気もしますが、このアイスがやっぱり食べたいんですよ。
アイスは、コーヒーにがしがし溶かしたりはせずにそのままいただいて、最後は付属のガムシロップもいれて、甘くしていただきます。
ふだんはそもそもアイスコーヒーを飲まないし、コーヒーに砂糖も入れないんですけどね……。
でも、たくさん歩いた後に甘いアイスコーヒーを飲むと「なんておいしいんだ!!」って思いますね~。

この日はちょうどオーダーが途切れていたところだったようで、わりとすぐに注文したものが出てきたんですが、その後4~5人のグループが2組来て、全員で軽食を注文しており、ちょっと提供に時間がかかっているようでした。

わさび平小屋も小屋閉め間近ということで、あまり人手は多くなかったのかもしれませんね。

【再訪したい度】★★★★★ ここに立ち寄るために、なるべく時間に余裕を持って下山したい

いつも下山時に立ち寄っていますが、このあたりを歩くときは軽い山行ということはあり得ないので、わさび平小屋にたどり着くと、砂漠でオアシスを見つけたような、生き返った気持ちになります。

あと1時間で完全に下界に着くという距離感がいいんでしょうね~。奥秩父の富士見平小屋とかもそんな感じですけど。

わさび平小屋から新穂高温泉までの残りの1時間も、林道歩きとは言え風穴があったり、なかなか見所の多い道なんですよね。

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なので、普段登山をしない方でもスニーカーで来れますし、新穂高温泉から1時間少々歩いてわさび平小屋で休憩して、1時間下るという温泉ついでのお散歩も、けっこういいんじゃないかなと思ったりしました。

林道終点です!お疲れさまでした。。。

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さあ!あとは温泉だ!!