盛岡つなぎ温泉 旅染屋 山いち
つなぎ温泉は、盛岡駅から車で20分、バスで30分ほどのところに位置する、ph9前後のアルカリ性の硫黄泉が特徴の温泉地です。
宿は10軒前後、ダム湖である御所湖の側に立ち並んでいます。盛岡駅からバスの便が良く、ほんのりと硫黄の香る泉質も好きなので、これまでもいくつかの宿に泊まったことがありました。何度かリピートしている宿もあります。
今回、2017年の1月に初めて1人で宿泊した「旅染屋山いち」さんについてレポートしたいと思います。
大型旅館から温泉民宿までさまざまなタイプの宿が並ぶつなぎ温泉
私は車の運転ができないので、バスの便が良いところに宿を取ることが多いです。同じ岩手県の花巻市内の宿によく泊まっているのも、1時間に1本程度バスが通っていることも大きいと思います。
つなぎ温泉は、盛岡駅からやはり1時間に1本程度バスが出ており、盛岡駅を19時半過ぎに出るバスが終バスです。
なので素泊まりor朝食付きのプランでつなぎ温泉に宿をとり、駅前で早めの夕食をとってから終バスでつなぎ温泉に向かう、みたいなこともやったことがあります。
たとえば、こちらの宿なんかはそんな感じで使わせていただきました。
いわゆる「湯治宿」ではないのですが、駅前でビジネスホテルに泊まるのとあまり変わらない値段で、極上の温泉につかることができるのでありがたい存在なんですよね。
そんなわけでいくつかの宿には宿泊したことがあり、岩手県のなかでも馴染み深い温泉地だったつなぎ温泉なんですが、今回宿泊する「旅染屋山いち」さんに泊まるのは初めて。
というのもこちらの宿、基本的に1人泊のプランは、平日のみしか出ていなかったんですよね。
前日に宿泊した中嶋旅館さんも、同じ理由で「泊まりたい!」と思ってから宿泊するまでかなり時間がかかってしまったのですが……。土日休みの勤め人ですので、土曜日に泊まれないとなるとあとは、休みを取るか誰かを誘うか……で、どっちにしろ気軽には泊まれなくなってしまいます。
前日の宿泊記はこちら。なぜか今回、三連休の初日だというのに一人泊のプランが出ていた中嶋旅館さん、すばらしい宿でした。
で、本日のお宿です。
この日は三連休の中日にして日曜日。翌日は月曜日ですが祝日です。
ですが今回、山いちさんでもなぜか、1人泊用の宿泊プランが出ていたんです!
たぶんですが、宿の担当者の方が翌日が祝日だということを忘れて、通常の日曜日の宿泊プランで旅行サイトに登録してしまったんだと思います。なぜなら、料金も、平日料金のままでしたので。。。
旅行サイトでこの日に一人で泊まれる宿を検索し、思いがけず山いちさんが検索結果に表示され、しかも料金が平日と同じだと気づいたとき「これは、間違えてるな……」とすぐに思ったんですが、あえて指摘することもないよね、ということですぐに予約を済ませてしまいました。
ちなみに、旅染屋山いちさんは平日は常に一人泊のプランが出ているんですが、バストイレなしの6畳の和室・朝夕部屋食で税込11000円です。
今回、祝前日に宿泊しましたが、11000円でした。ありがたいことです。。。
チェックインが15時からなので、15時7分につなぎ温泉に着くバスに乗りました。
バス停周辺には、お土産屋さんや観光案内所があります。
御所湖越しにくっきりと、雪をかぶった岩手山が見えました。
美しいです……また登りたいなあ。。。
晴れていてとても気持ちがよかったので、少し御所湖の岸辺をお散歩。
しばしの散歩の後、今宵の宿「旅染屋山いち」さんに向かいます。
バス停からすぐです。
門の前には足湯ならぬ「手湯」がありました。
手湯にもきちんと「源泉分析表」が貼ってありました。
しかし、手湯っていまいち用途がよくわからないんだけど、通りすがりの人が手を温めるためにあるんでしょうかね……?
門をくぐって玄関へ。
館内に入るとすぐに、靴を脱ぎます。そしてスリッパは無し。
全館畳敷きなので、靴下のままでOKなのです。
私はチェックインした後、すぐに部屋に案内していただいたのですが、フロントの前のウェイティングスペースは、和柄の布で彩られ、ちょっと素敵な雰囲気です。
1人1着色浴衣を選べるとのことで、こちらで好きな柄のものをチョイス。
宿の方に部屋まで案内していただきます。
階段の一段一段まですべて、畳敷きです。
本日のお部屋は、2階の「桃」の部屋。
部屋の名前は、植物の名前が付けられているんですね。
バストイレ付きのお部屋が6室と、バストイレ無しのお部屋が10室。全16室の宿です。
2階の廊下も畳敷き。
こちらが本日のお部屋。「桃」です。
私の名前も「momo」なのでちょっとうれしいです。
ちなみに、本名にはぜんぜん「もも」というワードは含まれないので、桃のお部屋に案内されたのは偶然ですw
【部屋】★★★★ 清潔で問題ないが、湯沸かしポットと冷蔵庫があればなお、ありがたい
今回宿泊した「桃」のお部屋は、6畳の和室。バストイレ無しのお部屋です。
清掃も行き届いていて余計なものがなく、清潔なお部屋です。
部屋の隅には液晶テレビと電話。
こちらが、チェックインの時に選んだ色浴衣です。
腰紐の用意があったので「腰紐でちゃんと着付けしなければいけない浴衣なのかしら?」と思いましたがそうではなく、普通の、旅館の浴衣でした。
まあ、旅館で着る浴衣は、いちいち着付けしなくていいやつのほうが楽でいいですよね。。。温泉街をそぞろ歩きするような温泉地だったら別ですけど、つなぎ温泉は温泉街らしい温泉街があるわけじゃないですし。
お借りした色浴衣のほかに、室内にも浴衣が置いてありました。
ということは、食事のときなどはお借りした色浴衣を着ておいて、寝るときはこちらの浴衣を着る、という使い方ができるわけですね、素敵!
私は部屋着を持参してしまう人なのですが、それというのも「夕食時に着ていた、お酒や鍋物のにおいがする浴衣で寝るのがいやだから」なんですよね。。。だから浴衣が2枚ある宿って素敵だと思います。
アメニティも、コットンと麺棒のセットやシャワーキャップ、足袋ソックスなど、けっこうラインナップが豊富です。
テーブルの上に置いてあった陶器の器、何が入っているんだろうと思って蓋をあけたら、ソーイングセットでした。
バンドエイドまで入ってる。。。すごい気配り。
私はあまり、旅先で裁縫をする機会はないですけど、友達のキャバ嬢なんかは旅先でもよく、物を壊して縫い物をしていたりするので、喜びそうです。
お茶セット。ポットは湯沸かしタイプではなくてちょっと残念。
お茶菓子は3種類もありました。牛蒡せんべいと種なし梅。そして大粒の金平糖。
牛蒡せんべいと種なし梅は、いろんな宿で見ますけど、金平糖はあまり食べる機会がないのでちょっとうれしい。お茶にも合いますしね。
室内にあった宿についての案内書き。
ゆうパックの取り次ぎがあったり、お部屋でマッサージを受けることもできるようです。
そして、ありがたいことにWi-Fi完備!素敵です。
電波の強さも十分でした!
他の方のブログで、2015年3月の宿泊で「Wi-Fiは無し」との記述がありましたから、ごく最近になって整備されたんでしょうね。
ちょっと残念だった点としては、室内に冷蔵庫がなかったこと。
盛岡駅の売店で地ビールの瓶を一本買っていたので、ちょっと冷やしたかったのですが……でも、何しろ季節が冬でしたので、窓の外に出しておくことにしました。
夏は冷やせないので、冷たい飲み物は買ってこないほうがいいですね。
室内にあった冊子につなぎ温泉についての雑学が。つなぎ温泉はアルカリ性の硫黄泉なんですよね。
メタケイ酸も豊富で、いわゆる「美肌の湯」ですね。
では、お茶もいただいてのんびりしたところで、まずはお風呂に向かいましょうか。
トイレと洗面所は別ですが、同じフロア内の、すぐのところにあるので特に不自由は感じなかったです。
洗面所。ドライヤーも置いてありますが、風量はやや弱め。
やはり「畳敷きでスリッパを履く必要がない」ところが、居心地を良くしているなあと思います。
洗面トイレが部屋の外って、面倒に思うこともあるんですけど、こちらの宿ではそんなこともなかったです。
階段を下り、1階の浴室へ向かいます。
おや?左手に見えるのは……なんだろう。
ちょっと写真がぼやけてしまいましたが、ミニバーのようなスペースでした。
夜はお酒や、コーヒーなんかもこちらでいただけるようです。
1階には自販機もありました。
ふむ、ビールはスーパードライのみか。。。
1階の突き当たりに男女別の大浴場があります。
では、いざお風呂へ!!
【風呂】★★★★☆ 内湯はやや湯気がこもりがちでお湯も熱いが、露天は適温でのんびりできる
大浴場は男女別で共に内湯と露天風呂あり。男女の浴室の交換はありません。
利用可能な時間はチェックインから午前0時までと、朝は5時から9時30分まで。
夜通し利用できないのはちょっと残念ですが、入浴可能時間は平均的な長さかなと思います。朝5時からお風呂に入れるならまあ、十分ですよね。
脱衣所。
脱衣カゴが並んでいるのみのシンプルなつくり。
貴重品ロッカーなどはないので、貴重品は部屋に置いてきましょう。
(そして、部屋には金庫がないので本当の貴重品はフロントに預けたほうがいいですね。。。)
洗面所。
各階にある洗面所と似た感じで、アメニティの類いはそんなに多くはありません。ドライヤーも2階の洗面所にあったのと同じやつで、ちょっと残念。
では浴室へ!!
むっとする熱気に包まれています。
湯気でいっぱい。でも、その湯気は温泉地気分が盛り上がる、硫黄の香りのする蒸気です。
洗い場は4つほど。設備も新しいです。
シャンプー&コンディショナー。ボディシャンプー。
体と頭を洗ってから、まずは内湯へ。
内湯の浴槽は、かなりあつーい!です。
浸かっていられないほどではないですが、長湯はできないレベルですね。。。
内湯の湯口はこちら。
源泉が熱いので、かなり湯量は絞られており、ちょろちょろと流れ込んでくる感じなのですが、それでもかなり、浴槽のお湯は熱いです。
でも、濃くていいお湯。もうちょっと換気が良かったら、長くつかりたいのですが。
そうこうしているうちに、外の露天に入られていた先客があがってきたので、露天風呂へ。
おおー!いいじゃない!
囲いに周辺を囲まれてはいるものの。。。
まあ、向こう側は庭とかではなく、道路っぽいから仕方ないですね。外から見えちゃうものね。
露天風呂のお湯は内湯に比べるといくぶん温め。
冬なので外気も冷たいですし、ときどき浴槽の縁に腰掛けたりしながら長湯します。
湯口はカエルさん。
お湯の投入量も、内湯より多いです。
囲いの向こうに、建物が見えました。まあ、山の中の温泉地ではないし、盛岡市内ですし……露天風呂の眺望を期待する宿ではないかなあと。
とは言え、お湯はほんのりと硫黄が香り、ヌルヌル感の強い極上湯。
お客さんの数も多くなく、連休中だというのに浴室が混み合うということも特になくて、幸せな気分で湯浴みを終えました。
ちなみに、日が暮れた後にもう一度入りに行ったのですが、露天風呂には明かりが灯されて、なかなかいい雰囲気でしたよ。
源泉分析表がこちら。
アルカリ性単純硫黄泉、源泉72.5度、使用位置で52度。熱いわけですね。
ちなみに、今回は利用しませんでしたが、50分1575円で貸切風呂もあるようです。
貸切風呂は陶器風呂で、中も畳敷きのようです。
予約制で有料なので私はあまり食指が動かないですが、ファミリーやカップルならいいでしょうね。
浴室の前には、冷水機が置いてありました。
簡単なおやすみ処のようなスペースもあり、無料でフットマッサージャーなども使えるもよう。
こちらに座ってお水をいただいてから、部屋に戻ります。
お部屋では、窓辺で冷やしておいたベアレンビールの瓶を。。。
持参した、山用のチタンカップに注いでいただきながら、夕食の時間を待ちました。
外気で冷え冷えになっていて、おいしくいただけました。
【食事】★★★★☆ 質・量共に満足。日本酒メニューが少ないのだけが残念。
旅染屋山いちでは、夕食は部屋食で、朝食は会場食でいただきました。
夕食は18時以降の指定した時間でいただけます。最終時間は19時30分スタートとのこと。
私は、18時30分に夕食をお願いしました。
旅染屋山いちの夕食
ドリンクメニュー。
こちらは夕食開始前から部屋に置いてありますから、食事を始める前に一杯注文することも可能です。
岩手と言えば日本酒かなと思ったんですが、こちらのお宿のラインナップは焼酎が豊富で、日本酒はそうでもない感じ。
一合でいただけるお酒が一種類しかなかったので、その一種類(酔仙)を熱燗でいただきました。
……のはずなんですが、なぜか、熱燗の写真を撮影していないんですよね・笑
夕食前からビールを飲んでいたので、もう酔っぱらってしまったんでしょうか。。。
食事開始と同時に、座卓の上に料理がずらりと並べられます。
色とりどり!いいですねえー。
先付け3種。
きんとん、子持ち昆布、そしてあん肝!
あん肝大好き!いくらでも飲めちゃう!!
海老やアワビなど、前菜。
先付けの子持ち昆布ときんとんもそうでしたが、お正月から間もない時期だったせいか、ほんのりお節料理っぽさが残ってますねw
お刺身。鯛、海老、まぐろ、帆立。
帆立はさっと炙ってあり、おいしい。海老も甘いです。
サラダと漬物。
漬物も自家製らしく、凝っています。
鰻のご飯とハマグリのお吸い物。
鰻もご飯もけっこうしっかり量があり、鰻好きなのでうれしい♪
木の芽とハマグリに、春を感じますねえ。。。
メインはしゃぶしゃぶ。しっかりサシの入った牛肉がたっぷり。
紙のお鍋でいただきます。
おいしく煮えました。
ポン酢でいただきます!
煮物や焼き魚も、上品な味付けでどれもおいしい。
お酒がすすみますね。。。
ひとしきりお酒も料理もいただいて、そろそろご飯か……でも、途中で鰻ごはんもいただいたし、もうご飯はいらないかも……と思い始めたころに運ばれてきたのがこちら。
冷たい天ぷらうどんです!
これがめちゃめちゃおいしかった!
「もう十分いただいたからご飯はいらぬ。。。」
という心の声を聞いていたかのようなメニュー構成。
だしの味がきいていて全体的に優しい味付け、さっぱりとおいしくいただきました。
うどんと一緒にデザートも運んでいただきました。
こちらも、けっこう手がかかっていておいしかったです。
デザートがおいしい宿って素敵だなあと思います。。。
旅染屋 山いちの朝食
さて、翌朝の朝食は、2階の別棟にある朝食会場でいただきます。
たぶん、夕食も、大人数の宴会なんかはこちらでいただくんではないかと思います。
朝食会場はこちら!
ここもしっかり畳敷きですよ。
会場は、畳の上にテーブルと椅子でした。
あれ、夕食にはなかったお品書きがあるよ。。。
朝食は「山いち三段重」なるものらしいです。
それと、フリーコーナーにフルーツと牛乳とオレンジジュース、サラダがあります。
卓上はこんな感じ。ご飯はおひつが置かれていて、自分でよそいます。銘柄はひとめぼれだそう。
中央においてある皿が、フリーコーナーで取り分けてきたサラダとフルーツです。
しかし、サラダとフルーツと言っても「キャベツ」「ハム」「オレンジ」「グレープフルーツ」のみで、ドレッシングも一種類のみだったので、普通に最初からサラダ一皿盛り付けてくれたほうが良かったような気がする。これ、自分でよそってくる意味あったんだろうか。。。
あと、フリーコーナーにはトロロがあったので、これはありがたくいただいてトロロご飯にして食べました。
飲み物はオレンジジュースか牛乳、あとはほうじ茶があります。
卓上の右上にあるこちらが、噂の三段重ですね。
一ノ重が、マカロニ玉子サラダ、松前漬け数の子入り、たくあんと梅干し。
数の子入りの松前漬けなんて、朝から日本酒が飲みたくなりますね。。。
こちらが二ノ重。
寄せ豆腐、明太子、ほうれん草の胡麻和え、笹かまぼこ。
お品書きでは「切り干し大根」になっていましたが、今日はほうれん草の胡麻和えでした。でも、胡麻和えもおいしかったですよ。
三ノ重。
鮭の味噌漬け焼きと、厚焼き玉子。
厚焼き玉子は、お品書きでは一の重に入っていることになっていましたが、実際は三ノ重にいましたね。こちらもお酒が欲しくなる味。
お味噌汁は、固形燃料で温めていただきます。
岩手の郷土料理の「ひっつみ」が入った味噌汁で、よく温まり、おいしかったです。
茶碗蒸し。
朝食もボリュームたっぷりで味もおいしく、サラダはやや謎だったけど満足しました。
ごちそうさまでした!
なんと中華風!だしの味がきいていて優しいお味。おいしかったです。
食後にコーヒーを淹れようかなと思ったのですが、部屋のポットが湯沸かし機能付きでないので、朝はお湯がぬるいんですよね。
新しいお湯をいただこうかとも思いましたが、ロビーでコーヒーを注文できることを思い出し、せっかくなのでいただくことにしました。
オリジナル珈琲、300円です。
注文を受けてから淹れてくれたので、おいしかったですね。
無料でいただけるコーヒーがある宿もうれしいけど、たまに、淹れてから時間が経っておいしくなかったりしますからね……無料だから文句は言えないんですけど。
有料でもおいしいコーヒーが最後に飲めてよかったです。
【再訪したい度】★★★★☆ 風呂・部屋・食事共に満足度高い良宿
「泊まってみたいなあ」と思いつつも、休前日の一人泊ができないので、なかなか足を運べなかった山いちに、今回ひょんなことで宿泊できてうれしかったです。
お湯もよく、館内も居心地よく、食事もおいしく、満足度の高い良宿だと思いました。
ただ「平日に休みを取っても再訪したい!」と思うかと言うと、それは微妙なところかもしれません。
何か特別に不満があるというわけではないのですが「ここじゃなきゃ!」というほどのものもないというか……岩手は他にいい温泉・いい宿がありすぎるというのもあると思いますが。
もし、休前日に一人泊できるなら、2000円ぐらい休前日で料金アップしたとしても、また泊まりたいと思うんですけどね。
もし平日に泊まれる方なら、2食付き1万1千円の宿としてはかなり満足度が高いと思います。平日好きに旅行できる身分になれたら、私もまた泊まりたいです。