温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

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嵯峨塩鉱泉 嵯峨塩館 大菩薩嶺の山麓にある食事もお酒もとびきりおいしい穴場宿

1人泊プランがないのが残念すぎる!大菩薩嶺の麓の宿 嵯峨塩館

嵯峨塩鉱泉嵯峨塩館は、山梨県塩山市の大菩薩嶺の登山口近くにある一軒宿です。
「上日川峠」という、大菩薩嶺で最も有名な登山口に向かうバスの沿線にあり、大菩薩嶺に行くたびに「いつか泊まってみたい」と思っていた宿でした。

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口コミの評判もいいし、特に食事がおいしそう……。大菩薩嶺の登山の前後に泊まるのもいいなあ……と思っていたのですが、残念ながら一人泊のプランは設定がないのです。

いつか誰かを連れて……と思い始めてからけっこう時間も経ってしまったのですが、2018年のクリスマスに彼氏との旅行でようやく泊まってくることができました。想像していた以上にすばらしい宿でしたので、レポートしたいと思います。

バスの運行も終了した、オフシーズンの冬に行ってきました

嵯峨塩鉱泉の最寄り駅は中央線の甲斐大和駅で、無人駅ですが登山シーズンの天気のいい週末は登山者で驚くほど混み合う駅です。

私も大菩薩嶺登山の際は何度も、甲斐大和駅からバスを利用しました。

嵯峨塩鉱泉はこの、甲斐大和駅から上日川峠に向かう栄和交通の路線バス「大菩薩上日川峠泉」の沿線にあり「嵯峨塩鉱泉」バス停で下車した目の前です。

ただこちらのバスは季節運行となり、12月中旬から4月上旬ぐらいまでは冬季運休となってしまいます。私たちが宿泊したのは12月下旬でしたので、バスは運休している時期でした。

バスのない冬季は、前日まで予約すれば甲斐大和駅まで無料送迎有り

嵯峨塩鉱泉では、大菩薩上日川峠線のバスが運行している時期は「バスを使ってください」ということで送迎は行っていないのですが、バスが運休しているこの時期だけは、前日まで予約をしておけば送迎していただけます。ただし迎えは13時40分に甲斐大和駅を出る1本のみで、翌朝の送りは9時45分に宿を出る1本のみです。

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送迎の時間に駅まで着けなければ、公共交通機関利用の場合タクシーで行くしかありません。

タクシーでも15~20分ぐらいの距離ですが、何しろ甲斐大和駅は無人駅ですし、駅前でタクシーが待っていたりはしないので、電話で近くの営業所からタクシーを呼んだりとなかなか面倒です。是が非でも送迎の時間までに駅に着きたいところ。

この日、送迎車に乗ったのは私たちと、もう1組の2人客の4人でした。

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嵯峨塩鉱泉は14時チェックインなので、13時40分の送迎車に乗れば、14時ぴったりに宿に着けるのもありがたいですね。

宿の前には「創業明治三十五年」という立て看板が立っていました。なかなかに歴史のある宿です。

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また、午前11時から午後3時まで(土曜日は正午から午後3時まで)の時間帯は日帰り入浴も受け付けています。

登山に来た帰りに、嵯峨塩鉱泉で日帰り入浴をすることも何度か検討したのですが「上日川峠からバスに乗れば確実に座れるけど、嵯峨塩鉱泉で途中下車すると、再度乗車するとき座れないことがある」のが面倒で、通り過ぎてしまっていたんですよね……。

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では、いざ中へ。

あ、ちなみにですがじゃらんや楽天トラベルで「塩山地区の温泉宿」を検索すると、なんとこの嵯峨塩鉱泉は検索にヒットしないのです!

嵯峨塩鉱泉はph10.2の高アルカリ性の、ぬるぬる感のある源泉を持っているのですが「冷鉱泉の湧かし湯」であるためか「温泉ではない」という扱いになっています。そのため、じゃらんの「温泉・風呂」の項目では、嵯峨塩鉱泉は「温泉なし」ということになっています。なんかもったいない……まじめ過ぎではないですか・笑

なので、旅行サイトで「温泉宿」を探すと検索にヒットしないという「幻の温泉宿」状態になっていますが、ちゃんと楽天でもじゃらんでも予約できますし、法律上は温泉ではないのかもしれませんが、お湯はぬるぬる感のあるとてもいいお湯だったことを先にお伝えしておきたいと思います。

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玄関から一歩中に踏み入れると、小熊のはく製がお出迎えしてくれます。

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古民家造りの建物で、ロビーの部分は吹き抜けになっており、初めて見たときは息をのんでしまうような迫力がありました。

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入って左手には売店があり、お土産品などが売られていたのですが、よくある市販のお菓子などではなく、干し柿や、手作り感あふれる「みつろうクリーム」など。しぶい……。

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ロビーで宿帳に記入してチェックインの手続きを済ませ、部屋まで案内していただきました。

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館内はピカピカに磨きあげられています。

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今回宿泊したのは、新館2階の「あけび」という和洋室のお部屋でした。 

「和室8畳」と「和室10畳」のお部屋もあってそちらのほうが若干リーズナブルになります。2人ですし和室でも十分だったのですが、わりと直前の予約だったのでそこしか空いていなかったのです。

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それでは、お部屋の中へ。

【部屋】★★★★☆ 冬はこたつあり!テラスからの眺めも楽しめる

部屋の中に足を踏み入れるとまずは、洗面所や冷蔵庫などが置かれたスペース、奥にはトイレ。

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入ってすぐの左手に「鍵置台」なる、切り株を整形して作られた台がありました。

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部屋の中に入る際にはここに鍵を置くようにすれば「あれ?鍵どこいった?」とならずに済むわけですね。
鍵が2本あるのもお風呂のときなどとてもありがたかったです。

トイレはウォッシュレット付きでとても清潔です。

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洗面台にはハンドソープとコップだけで特にアメニティなどはなし。
蛇口から出る水は「ph9.7の高アルカリ泉です」とのこと。
なるほど……もしかしたら浴槽のお湯も「鉱泉」というよりは「湧き水を湧かしたもの」に近い感じなんでしょうかね。成分的に「温泉」の条件を満たしていないということなのかしら……。

冷蔵庫の中には、ビールやワインなどの有料の飲み物が。

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ちゃんと栓抜きも置いてあります。冷蔵庫の上には冷水の入ったポットもありました。

では、部屋の中へ。

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入ってすぐが寝室となる「洋室」部分。衝立が置かれています。

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シングルベッドが2台。ややアンティークな感じのベッドですが、寝心地は普通に良かったです。

ベッドルームなので、夕食時の布団敷きはないのですが、夕食をいただいているタイミングで、ベッドに「湯たんぽ」のサービスがありました。

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かなり大きな湯たんぽです。
私は、寝るときエアコンがついていてもまったく平気な人なんですが、エアコンを消さないと寝れないタイプの方には、湯たんぽ、ありがたいでしょうね。

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奥の和室には、冬なのでこたつがありました!わーい。

こたつに入って、お茶とお菓子をいただきます。

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水ようかんと柿。羊羹も手作りだそうで、めちゃくちゃおいしかったです。

このお茶うけの羊羹と柿を食べたときに「あ!この宿は食事きっとおいしい」と思いました。お茶うけのお菓子が凝っていておいしい宿って、ほぼ間違いなく食事がおいしいんですよね。

今回泊まったお部屋は、ちょっと広めのお部屋なので、ベランダもやたら広いです。

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冬なので、あまりベランダに出る人もいないと思うのですが、サンダルもベランダ自体もちゃんときれいに整えてあるのはすばらしいなと思いました。

シーズンオフは特に、掃除が行き届いていなくてベランダに出たくない感じの宿もあるんですよね。。。

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ベランダに出ると、眼下に渓谷が望めました。
隣の部屋のベランダとの敷居がスケスケの扉なので、お隣もベランダに出ていると、ちょっと気まずいかもしれません……。

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浴衣、バスタオル、タオル。

タオルの入っている袋がやけにずっしりしているなと思ったら、足袋ソックス、ヘアゴム、ブラシ、歯ブラシ、シャンプーハット、それにフェイスマスクまで!個別包装のアメニティがどっさり入っていました。これは女子的にはうれしい気遣いです。

談話室・ロビー・自動販売機などの館内設備

部屋でお茶を飲んで一休みしたところで、お風呂に入る前に館内設備を少しご紹介したいと思います。

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階段の柱が、天然木っぽさを取り入れていて素敵でした。

小グマの剥製が出迎えてくれたロビーには、薪ストーブがあります。

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このときはまだ燃やしていませんでしたが、夜には薪をくべて赤々と燃えていました。

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ロビーのそばには飲み物の自動販売機(アサヒ)が。

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それほど品数は多くありませんが、とりあえず深夜に喉が渇いてもジュースとビールは飲めます。値段も、市価より少しお高めの、普通の旅館のお値段ですね。

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ロビーにはロッキングチェアがいくつか並べてあり、外の景色を眺めながらくつろげるようになっていました。

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ロビーのそばには、囲炉裏のある談話室がありました。

朝食後から午前10時までと、夕食後から午後10時まで、こちらでコーヒーの無料サービスがあります。

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談話室には漫画を始めとしたさまざまな本も置いてあり、コーヒーが飲める時間が長いこともあって、多くのお客さんがくつろいでいました。

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また、嵯峨塩館は、残念ながら部屋の中ではWi-Fiは利用できないのですが、ロビーや談話室では無料でWi-Fiが利用可能となっているようです。 

【風呂】★★★★☆ 鉱泉の湧かし湯だが間違いなく良泉!いつでも入れる貸切浴室も広めで明るい

それではお風呂に行ってみたいと思います。
浴室は、露天風呂付きの大浴場(と言ってもそれほど大きくはないのですが)が2つあり、時間で男女が入れ替えになります。

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温泉宿に行くと、温泉の分析表を撮影してくるようにしているのですけど、嵯峨塩館では、よくある大きな紙に書かれた分析表はなくて、このような、木に書かれたものしか見当たりませんでした。

私が見落としてしまったのかもしれませんが……「温泉」という届け出を出していないようなので、特に掲示する義務もないのでしょうね。 

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浴室の前の廊下には、麦茶の入ったウォータージャグと紙コップが置いてありました。

大浴場その1

まずは、チェックイン時に女湯になっていたほうの浴室へ。

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棚に脱衣カゴが並ぶ、わりとコンパクトな脱衣所です。

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洗面所には、化粧水や乳液、クレンジングや麺棒などが一通り置いてありました。

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特に銘柄などにこだわりがなければ、女性でも化粧水など特に持たずに来て大丈夫そうです。

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ドライヤーは壁付けのものですが、風力はそこまで弱くなく、一応使えるレベルのものだったのでホッとしました。

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脱衣所の隅にはフットマッサージャーが置いてありました。

では、浴室へ。

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左手に檜の浴槽と、右側に洗い場。

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洗い場は混合栓の新しいシャワーがついています。
リンスインシャンプーとボディシャンプー、フェイシャルソープあり。
シャンプーとコンディショナーが分かれていたほうがいい人は持参しましょう。

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内湯の浴槽は「古代檜風呂」だそう。

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源泉使用状況等は書いていなかったので、循環しているのかどうかわかりませんが、ざばざばと湯口から常にお湯が流れ込んできます。

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泉温は41~42度の適温に整えてあり、外の光がたくさん入る気持ちのいい浴室でした。

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 それほど大きくありませんが、露天風呂も付いてます。

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冬の冷たい空気を頬に感じながら、熱いお湯に浸かる幸せ!

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露天風呂から柵の外を眺めると、渓流が見えました。
冬なので木々に緑はなくやや殺風景な感じではありますが、緑や紅葉の美しい季節は、露天風呂からの眺めも格別でしょうね。

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露天風呂には湯口が2ヶ所あり、それぞれから絶え間なくお湯が流れ込んできます。
泉質はph10.2のアルカリ性の泉質だけあって、ややツルッとした感触が感じられますし、消毒臭などがすることもなく、十分に良いお湯だったと思います。

大浴場その2

次に、翌日の朝に入った浴室です。

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脱衣所の作りやアメニティは同じです。

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浴室内は、窓から差し込む強い朝日に照らされて、なんだかうまく写真に写りません・笑

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「ph10.2の源泉です」と書かれた蛇口がありました。
ひねってみると冷たい源泉が。加温前のそのままの源泉なんでしょうね。

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シャワーとアメニティも、もう一つの浴室と同じです。

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湯口からたっぷりとお湯が流れこんで来るのも、もう一つの浴室と同じ。

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窓の外には、こちらも露天風呂が。

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露天風呂も朝の光に照らされていてまぶしい……。

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前日は薄曇りでしたが、朝はすっきりと晴れていて空が青いです。

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柵の外にはやっぱり渓流。

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気持ちよく湯浴みを楽しめました。
天気がいい冬の露天風呂は、虫もいなくていつまでも入っていられるし、最高ですね。

貸切浴室

2つの大浴場と並んで、空いていればいつでも入れる貸切浴室が一つありました。

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ドアにかけてある札が「空いてます」になっていたら、裏返して中に入り、内側から鍵をかけて入ります。

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脱衣所はコンパクトですが、化粧水などのアメニティは、大浴場と同様のものが置いてありました。

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貸切浴室は内湯のみですが、3~4人は入れるまあまあ広めの浴槽です。
大きな窓がついていて光がたっぷり入りますし、窓も好きなように開閉できるので、半露天のようにして外の空気を感じながら湯浴みもできそうです。

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洗い場もついているので、家族でゆっくり入るのも良さそうですね。

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あまりたくさんの人が入らないせいか、大浴場よりもむしろお湯が新鮮なような気がしました。

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ちなみに、浴室は大浴場も貸切浴室もすべて、チェックインからチェックアウトまでいつでも入浴可能です。

ただし、宿で管理しているのは「夜の10時半まで」とのことで、女性の方はあまり深夜は一人で入ったりしないほうがいいのでは?みたいなことを、お部屋に案内していただく際に言われました。

うーん、深夜に一人で入るのが楽しかったりもするのですけど、まあ、言わんとしていることはわかります……。難しいところですね。鍵をかけて入る貸切の内湯ならいいのかな。

【食事】★★★★★ 山の宿らしい野菜たっぷりの料理でデザートまで最高においしい

食事は、夕食も朝食も食事処で、時間も一斉にスタートします。

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夕食は18時から、朝食は8時からです。

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夕食が18時スタートなので、あまり遅い時間帯の到着になると、慌ただしくなってしまいますね。
遅くとも16時ぐらいには着いて、一風呂浴びてから夕食をいただきたいところ。

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後で宿の方に聞いたのですが、食事はほとんど女将さんの手作りだそう!
けっこう手の込んだ料理も多かったので、調理専門のスタッフがいるのかなと思っていました。料理上手な女将さんなんですね……。

食事の時間が選べないことはちょっと残念かな、と最初は思ったのですが、事情を聞くと、そして料理が最高においしかったので、ぜんぜん気にならなくなってしまいました・笑

嵯峨塩館のドリンクメニュー

嵯峨塩館で夕食時にいただけるドリンクメニューについてご紹介したいと思います。
赤ワインは、山梨県産のワインがずらりと並びます!

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すべてボトルワインのリストですが、3000円台のものが中心で2000円台でいただけるものもあり、けっこうリーズナブルだなと思いました。

「マスカットベリーA」「メルロー」など、葡萄の品種で分かれたリストになっているのもいいですね。

白ワインもかなりの種類が用意されていました。2000円台でボトルを注文できるスパークリングワインが2種、3000円台のスパークリングワインが2種あるのも、泡好きとしてはうれしいですね!

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ビールや日本酒もちゃんとあります。

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日本酒は一合、もしくはグラスでオーダーできるものがほとんどなのがうれしいですね~。

また、グラスワインは「本日のおすすめ」としか書かれていませんが、ちゃんと赤・白・スパークリングが用意されており、すべて山梨県産のワインでしたので、グラスでもしっかりと楽しむことができます。

嵯峨塩館の夕食

お品書きは料理についての詳細は記されておらず「食前酒」「前菜」など、コースの構成だけが書かれたもの。
1月から6月までと、7月から12月まではコースの構成が変わるようです。

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それから、白ワインを飲ませて育てるという「山梨ワイントン」の紹介が。

ファーストドリンクは地ビールの生「甲斐ドラフト」を。
山梨でクラフトビール、いろいろ飲んでいるつもりでしたがこれは初めて。ワインの醸造所で醸造しているビールだそう。

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では、いただきます!
このビール、クセは強くなくてぐいぐい飲めるのですが、後味爽やかでほんのりと柑橘系っぽい風味もあってすごく好みの味でした!

私はすっきり系やフルーティなタイプのビールが好きで、彼氏は重めのエール系やIPAなどガッツリ系が好きで、まったく好みが違うんですが、2人とも気に入ったのでかなりおいしいビールだったんだと思います。うん、好みの問題じゃなく、純粋においしいビールでした。彼はもう一杯「甲斐ドラフト」を注文していましたね……。

さて、料理についてもご紹介を。席に着いたときに卓上にセットしてあった前菜がこちら。

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アワビの煮貝や馬刺など、山梨らしい料理が少しずつ並びます。
こういう「その土地の郷土料理っぽい前菜」って、その土地らしさはあっても味のほうは案外普通だったりするものですが、嵯峨塩館の前菜はどれもおいしかった!馬刺も、ほどよく霜が入っていて上質な馬肉でした。 

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それから「野菜をディップにつけて食べる」というシンプルな料理が異様においしかったです。
野菜自体も新鮮で味が濃いし、ディップの味もちょうどいい。 

お刺身は、山の中の宿らしく(?)こんにゃくの刺身です。これも、食べて驚いた一品。

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正直なところ、ぜんぜん期待していなかったのです。山の宿の刺身ならそれこそ馬刺とか、岩魚なんかの川魚のほうがうれしいんだけどなーこんにゃくか……。
と思いきや、これが、こんにゃく自体がまず、異様においしい。色が異なるこんにゃくは風味や食感も少しずつ違って、つけダレもおいしいし、なんかただ者じゃないですねこの宿……。

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ビールがなくなった後は、せっかくなのでワインを。
彼は赤、私はスパークリングをグラスでいただきました。

そして、次の料理はなんと……ウズラのロースト!ウズラの卵添え!

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野菜にこんにゃくと、さっぱりした食材が続いた後に現れたウズラは、肉の味が濃くて、チキンとはまったく違う味……おいしい……。
クリスマス旅行のつもりでしたが、チキンでも七面鳥でもなく、ウズラを食べることになるとは・笑

しかし、おいしいです。

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ヤマメの塩焼き。当然おいしいです。

そして、甲州ワイントンの鍋。

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中にはキノコがたっぷり!野菜もキノコも豚肉もいいお味!

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後半、ご飯と卵を入れておじやにしていただきました。
ん?〆っぽい料理だけれど、コース料理が終わるにはまだ早いような……。

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ここでいちじく(だったはず、たぶん)の冷たいスープが!
夏は桃のスープだったりするようです。果物のスープというのがまた、山梨らしいですね。クリーミーでこれもすばらしくおいしかった。

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煮物だけ、何だったか記憶がなくてすみません。。。

そろそろ〆かな……という終盤に来て、たくさんの皿が新たに並べられたのでびっくり!

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蕎麦と、蒸し物と、ご飯。
蒸し物はラクレットチーズの茶碗蒸し。洋風のお味で、濃い味ではないのに濃厚で、お酒に合います。まだぜんぜん飲めてしまう……。

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蕎麦もおいしかったけど、ご飯がむかごのご飯だったのが最高においしかったです!
お腹いっぱいだったのに、ほくほくのむかごがたっぷり入ったご飯なんてめったに食べられないので、おかわりまでしていただいてしまいました。

最後のデザートも、盛り合わせで豪華!

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ビーツのアイス、栗のアイス、アボカドのチョコレート、梨の寒天。
すべて手作りで砂糖は使っておらず、甘みはメイプルシロップでつけているそうです。

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食後は談話室でコーヒーをいただきました。デザートが洋風だったので、一緒にコーヒーをいただきたかったような気もしますが・笑

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談話室の囲炉裏に火が入っていて、お餅を焼いて食べれるようになっていました。
もう、最高にお腹いっぱいだというのに、つい気になって食べてしまいました。
雑穀?木の実?のようなプチプチが入ったお餅でほんのり甘みがあり、コーヒーのお供にもいけましたね。夕食もサービスのお餅とコーヒーもすべておいしかったです。

嵯峨塩館の朝食

朝食は朝8時から。
同じ食事処の同じ席でいただきます。

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たっぷりのサラダがうれしい!

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野菜の種類が多く、新鮮で、ドレッシングが本当においしい。
こちらの宿、タレとかドレッシング系がすべておいしいんですよ。一つもいい加減に作った感じのものがなく、すべておいしい。

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魚は焼き魚ではなく、甘露煮で。
骨ごと食べられるので楽だし、ご飯がすすみます。

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漬物や佃煮、温泉卵などのご飯のお供も、すべてちゃんとおいしい。

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そして!朝から鍋!野菜たっぷりでひじきも入っています。
薄味でいくらでも食べれてしまう……。

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鍋が味噌汁がわりなのかな?と思いきや、ちゃんと味噌汁もありました。
昨晩も「おじやが〆かな?」と思ったらむかごご飯もあったり、間に合わせ感がないのはすばらしいですね……。

最後はヨーグルトかしら?と思いきや、コーヒーゼリーでした!

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これも本格的で、かかっているミルクが濃厚だし、ゼリーの味も良く、添えられている葡萄が、凍らせたものを半解凍した状態なのも、甘みが強く感じられてよかったです。

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食後はまた、談話室でコーヒーをいただいて、送りの車の出る時間まで部屋でまったりと過ごしました。

【再訪したい度】★★★★★ 東京からも近く、誰かを誘ってまた泊まりたい穴場宿

一度は泊まってみたいと思い続けていた宿でしたが、正直ここまで素敵な宿だとは思いませんでした。

一人で泊まれるなら、東京からなら交通費もあまりかからないですし、多少高くなったとしてもちょくちょく泊まりにきてしまいそうです。
一人泊は、直前に空室があるときのみプランが出ていることがあるようですが、週末だとなかなか難しそうですね。

サービスも、つかず離れずで居心地はよかったです。

【1人旅に優しい度】16点:基本的に一人で泊まることは想定されていない宿

泊まりやすさ 1/20
1人泊のプランは基本的にはなし。
ごくまれに、閑散期に出ていることもあるらしいとの情報があったが、私自身は確認していない。

食事場所の配慮 0/20
ダイニングでの食事。基本的に1人泊の想定はされていない。

プランの選択肢 0/20 
基本的には一人泊のプランは用意されていない。

ドリンクオーダー 10/20
日本酒は1合もしくはグラスでオーダー可能なものが多かった。
ワインも、赤・白・スパークリング共にグラスでの用意あり。

フリーWi-Fi完備 5/20
部屋ではWi-Fiは利用できない。ロビーでは利用可能。