温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

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今回はコスパ重視!2017年に泊まって良かった&また泊まりたい温泉宿ベスト10を発表する

今回はコストパフォーマンスを含めた総合ランキングです

先日公開した「2017年に泊まった温泉宿で「部屋」「風呂」「食事」が良かったおすすめ宿ランキングを発表する」では、2017年に泊まった宿の中で「部屋・建物」「風呂」「食事」の3項目について「突出して良かった宿」のベスト3をそれぞれ選定しました。

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「コストパフォーマンス」や「サービスの良し悪し」についての視点は入れていなかったので、特に「食事」部門では、宿泊料金の高い宿が上位に入りやすかった傾向も否めません。前回の記事を読んで「けっこう値段の高い宿が多いな」と思われた方もいたのではないかなと。

もちろん私も、たまにいいお値段の宿に泊まることもありますが、普段は1泊2食付きで1万円台前半で収まる宿を中心に宿泊しています。なので「すごく印象が良かった宿だけど項目ごとのランキングには入らなかった」宿がいくつもありました。

なので今回「コスパも重視し」「いろんな要素を総合的に見た」ランキングを選出することにしました。

「部屋」「風呂」「夕食」「朝食」「サービス」「コスパ」を5点満点で採点し、平均点を出した

今回、ランキングの選出方法としては、下記の6項目を★5つを満点として採点し(☆は0.5とする)平均点がより高かった宿を1位としました。

たとえばこんな風に。

部屋  :★★★ 3
風呂  :★★★★ 4
夕食  :★★★★★ 5
朝食  :★★★★★ 5
サービス:★★★★ 4
コスパ  :★★★★☆ 4.5
---------------------------

平均:4.25

この場合、この宿の得点は「4.25点」ですが、小数点第2位以下を四捨五入して、4.3点とします。
このやり方で2017年に宿泊したすべての宿を採点し、上位10位までを発表したいと思います。

★の数について

★★★★★ すばらしい!
★★★★  文句ない
★★★   普通
★★    これはちょっと……
★     ありえん!

ちなみに今回は、★2つ以下をつけた宿はありませんでした。
口コミを読んだり、評判を聞いたことのある宿に泊まっていますし、大きな失敗はしませんでしたね。

「部屋」の採点基準

「居室や共有部分の清潔感」「居心地の良さ」「宿泊料金に見合った設備があるか」などを総合的に判断しています。あとは、私の好みです。

「部屋」に関する私の好みに関しては、こちらの記事に書いています。

「風呂」の採点基準

「泉質が良いか」「浴室や脱衣所の清潔感」「宿泊料金に見合った設備・アメニティがあるか」「湯温の調節は適切か」などを総合的に判断しています。
あとは好みですが……私がチェックしがちなポイントについては下記記事をご参照ください。

「夕食」「朝食」の採点基準

「味」「料理の提供温度・スピード」「飲み物の種類の多さや、スムーズに注文できるか」「盛り付けがきれいか」などを総合的に判断しています。
あとは「鍋にいきなり火を点けないか」とかですかね……、まあ、私の好みです。

くわしくは↑こちらの記事で。

「サービス」の採点基準

過剰なサービスが好きなタイプではないので、いわゆる旅館らしい接客とかは求めてません。
空気を読んでくれるか、気を利かせてくれるか、普通に接客が丁寧か。
駅まで遠い宿の場合、送迎してくれるか、は加味している気がします。

「コスパ」の採点基準

宿泊料金の高い宿ほど、食事や部屋などの満足度は上がることが多いので「1泊2万円以上の宿は、コスパの満点は★4つ」にしています。
あとは普通に「この値段でこれはすごいなー」と思える部分があったら、点を上げています。

なお、平均点がまったく同じだった場合は、私自身がより「この宿に再訪したいな!」と強く思ったほうを上位にしています。
採点基準については以上です!

では、泊まって良かった&また泊まりたい温泉宿ベスト10を発表!

第10位 4.4点:長野県 高峰高原ホテル

【部屋】★★★★4【風呂】★★★☆3.5
【夕食】★★★★★5【朝食】★★★★☆4.5
【サービス】★★★★☆4.5【コスパ】★★★★★5

高峰高原から黒斑山に登山する際に宿泊したホテルです。
金曜日の1人泊で、2食付き10600円でした。
宿泊記録も書いていますので、詳細はこちらをどうぞ。

標高2000メートルという高所にあり、朝の雲海を始めとした眺望の美しさがこの宿のウリですが、泊まってみて思ったのは食事がおいしい!ということ。

夕食はレストランでフレンチなんですが、ドリンクメニューは信州産のワインの種類がかなり豊富で、しかもグラスでいただける種類が多数あるんです。
普段ワインを飲まない私も「ここはワインを飲まないともったいないかも」と思い、ちょっとお高めのグラスワインを一杯だけいただいたんですが、かなりおいしかったです。

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料理もどれもおいしくボリュームもあり、特に、自家製のパンはお替わりしたくなるおいしさ!

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これで10600円と思うと、平日とは言えかなりコスパいいなと思いました。

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宿泊した日は節分に近かったので、太巻きのサービスまであり、うれしかったです。

f:id:happydust:20180101183123j:plainレストランやロビーラウンジからの眺めも、評判通りすばらしかったです。

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富士山もくっきり。

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お風呂や部屋は普通なんですが、Wi-Fiはしっかり使えましたし、特に問題はないです。
チェックアウト後もお風呂に入れるのもありがたいサービス。
休前日の一人泊ができない宿なので、なかなか再訪できないのですが、次回は夕食グレードアッププランで泊まりたいなと思っている宿です。

第9位 4.4点:岩手県 大沢温泉 菊水舘

【部屋】★★★★★5【風呂】★★★★★5
【夕食】★★★★4
【朝食】★★★★4
【サービス】★★★★4【コスパ】★★★★☆4.5

先日公開した記事で「部屋と建物が良かった宿 2位」にランクインした大沢温泉菊水館。

休前日の一人泊不可の宿ですのでこちらも金曜日の宿泊。料理をランクアップしたプランで2食付き11664円で宿泊しました。

詳細はこちらの記事にて。

建物のすばらしさは先の記事でも触れていますが、大沢温泉は言うまでもなく、お湯も大変すばらしいのです!

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開放感あふれる大沢の湯にも、宿泊すれば、夜8時~9時の女性専用時間帯に入ることができます。

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夜なら、湯気で見えないんですよね。

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食事もアップグレードしたので、量もたっぷり、味も良く満足でした!
12000円以下でこの料理なら、平日とは言えコスパは良いんじゃないかなーと。
お酒の種類が多くないのだけは、ちょっと残念ですかね。

第8位 4.5点:長野県 上諏訪温泉 旅荘 二葉

【部屋】★★★★4【風呂】★★★★★5
【夕食】評価なし
【朝食】評価なし
【サービス】★★★★4【コスパ】★★★★★5

長野県中央本線上諏訪駅から徒歩5分ほどのところにある温泉宿。素泊まりで7550円でした。

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上諏訪温泉には珍しい自家源泉の宿で、以前は食事付きのプランもあったのだそうですけど、私が宿泊したときはスタッフがいなくて対応できないとのことで、素泊まりのみプランが出ていました。

私は、できる限り宿で夕食を食べたい人なのですが、上諏訪駅の近くならまあ、食べるところもいろいろあるだろうし……ということで宿泊。

お部屋は「昔ながらの小旅館」という感じで特筆すべきことはありませんが、Wi-Fi完備でトイレなどの水回りは新しくなっており、室内に洗面所はありましたので特に不自由はありません。

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そして、24時間入れる自家源泉のお湯は、やはりすばらしかったです!

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小さな露天風呂も付いており、全10室の宿なんですが常に貸切状態でした。

諏訪にもかけ流しを謳う宿はいくつかありますが、飲泉ができるのは諏訪市内では旅荘二葉さんだけだそうです。

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口にふくむとほのかに硫黄の香りが感じられ、優しい味でした。
上諏訪の駅近で、素泊まり7000円台で泊まれる極上湯の宿。なかなか使い勝手がいいんじゃないでしょうか。

夕食・朝食は買ってきて室内で食べるか、外食することになりますが、なぜか「門限21時」という謎の縛りがあって驚いた……のですが、現在はスタッフが拡充されたのか、食事付きのプランも提供されているようです。

食事付きだと、1人泊で休前日14000円、とまあまあ平均的なお値段になるようですが、以前の口コミを見ると食事もなかなかおいしそうなので、次回は食事付きで泊まるのもいいなあと。

もちろん、素泊まりの宿泊もできますので、上諏訪の二葉か、下諏訪のおくむらか、次回は悩むことになりそうです。

第7位 4.5点:富山県 立山室堂 みくりが池温泉

【部屋】★★★★☆4.5【風呂】★★★★☆4.5
【夕食】★★★★☆4.5
【朝食】★★★★☆4.5
【サービス】★★★★☆4.5【コスパ】★★★★☆4.5

富山県の立山黒部アルペンルート、室堂ターミナルから徒歩15分。標高2410メートル地点に建つ秘湯宿です。

営業期間は立山黒部アルペンルートが開通する4月~11月で、1月の現在は冬期休業中です。相部屋利用であれば休前日であっても1泊2食付き9300円で宿泊可能です。

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みくりが池温泉については宿泊記録を書いていますので、詳細はこちらの記事をご覧ください。

みくりが池温泉のすばらしさは、なんと言ってもその立地の良さ。立山連峰の美しい山並みに囲まれ、ちょっと散歩すればそこら中を雷鳥が歩いています。

日中にトレッキングするだけでも十分楽しめますが、みくりが池温泉に宿泊すれば美しい夕暮れや星空まで楽しむことができるのです。

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もちろん、夕日や星空、雷鳥が見れるかどうかは気象条件などに左右されますから、泊まれば必ず楽しめるというものではありません。
ですがみくりが池温泉は食事・風呂共に満足度が高く、部屋についても相部屋宿泊であっても快適に過ごせるよう工夫されているすばらしい宿だな、と思いました。

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相部屋は布団と布団の間にカーテンがしっかりあり、1人に1つコンセントと読書灯がついています。北アルプスの山小屋で、これで2食付き9300円は安いのではないでしょうか。しかも、食事は相部屋も個室も内容は同じなんですよ。

食堂でいただける夕食・朝食もすばらしいですが、個人的に気に入っているのは「喫茶みくり」で軽食やビールをいただくこと。

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山並みを眺めながらいただく生ビールや……。

ボリュームたっぷりのあんバタートーストなど。

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温泉は加水・加温・消毒すべてなしの、正真正銘の源泉かけ流し。

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人気の宿なので、シーズン中の週末は予約が取りにくいこともありますが、食堂・喫茶室・温泉については立ち寄りでの利用も可能ですので、ぜひ立ち寄っていただきたいすばらしい宿です。(個人的にはあまり混んでほしくないけれど……)

公式サイトでのネット予約は1月5日の午前9時から予約可能だそうです。

旅行サイト経由のネット予約は、現在はプランが出ていないようですが、シーズン中はじゃらんや楽天からも予約できますから、おそらく近日中にプランが公開されると思います。

第6位 4.5点:福島県 会津檜枝岐温泉 旅館ひのえまた

【部屋】★★★★4【風呂】★★★★☆4.5
【夕食】★★★★★5
【朝食】★★★★☆4.5
【サービス】★★★★★5【コスパ】★★★★4

会津駒ヶ岳の登山口付近にある「檜枝岐温泉」にある温泉宿です。
会津駒ヶ岳登山や尾瀬散策の前後に利用されることの多い秘湯宿ですが、2017年の4月に、残雪の会津駒ヶ岳に登る前泊で宿泊しました。山仲間と2人での宿泊で、1泊2食付き14190円でした。

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檜枝岐温泉では以前、かぎや旅館に宿泊したことがあったのですけど、かぎや旅館さんと比べてると近代的な「旅館らしい旅館」です。
部屋の快適度も高くWi-Fiもしっかり。温泉も文句なし。

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山の冷たい空気を感じながらの湯浴みは本当に気持ちよかったです!

そして、旅館ひのえまたでさらにすばらしかったのは夕食です。

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山の幸たっぷりの「山人料理」を堪能しました。
宿で手打ちしている「裁ちそば」や、地物のきのこたっぷりの鍋。

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最後のご飯まで最高においしくて、大満足でした。

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しかし、本当に感動したのはここから。
私たちは翌日の早朝から会津駒ヶ岳に登る予定で、出発予定時刻は朝5時と考えていました。それで朝食はお弁当に替えていただくことにしていたんですが。
山の麓の宿に宿泊して早朝出発の場合、前日の夜のうちに会計を終えてお弁当もいただき「勝手に玄関を開けて出ていってね」ということがほとんどです。もちろん、その対応に不満があるわけでもなかったのですが……。

旅館ひのえまたでは、チェックイン時に「翌朝5時出発」の予定を告げると、なんと宿の方も5時で出てきて、お弁当を手渡していただき、そこで会計をし、登山口まで車で送ってくれたのです!

実は、駒ヶ岳の登山口から旅館ひのえまたまでは徒歩15分ほどの距離がありまして、もちろん歩けない距離ではないのですけど、ここで時間を短縮できたのは後々考えると非常にありがたかったです。

というのは、会津駒ヶ岳は思っていた以上に残雪が多く、予定より時間がかかってしまったので……もしかしたら、宿から歩いていたらギリギリ登頂できないか、最終バスに間に合わなかったかもしれません。。。

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無事に会津駒ヶ岳に登頂できて、すばらしい景色を眺めることができたのは、旅館ひのえまたさんのおかげです!

夏や紅葉シーズンなど休前日の1人泊のプランが出ていない時期もあるのですが、オフシーズンなら1人でも泊まれますので、今度は登山がらみじゃないときに宿泊して、のんびりしてみたいなと思っています。

第5位 4.5点:群馬県 伊香保温泉 松本楼 洋風旅館ぴのん

【部屋】★★★★☆4.5【風呂】★★★★4
【夕食】★★★★★5
【朝食】★★★★★5
【サービス】★★★★4【コスパ】★★★★★4.5

群馬県の伊香保温泉にある「洋風旅館ぴのん」は、近隣にある「松本楼」という大型の温泉ホテルの別館で「プチホテル」という趣の小宿です。

シングルルームがあるので休前日も1人泊の設定が必ずあります。かなり人気ですが……。私は2017年の1月、土曜日に1泊2食付きで11500円で宿泊しました。

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お部屋は広さとしてはビジネスホテルより少しは広いかな?というぐらいですが、寒々しくならないように、インテリアにはこだわっているようです。

お部屋に着いてうれしかったのが、お茶うけとして置いてあった「ショートブレッド」が、宿のオリジナル商品でかなりおいしかったこと!

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紅茶もオリジナル商品で、ショートブレッドともどもフロントで販売していました。
そう、ぴのんさんは食事にこだわりがある宿なんですね。

以前は、ぴのんの館内にはお風呂がなく、近所にある本館松本楼まで入りに行っていたんだそうですが、数年前に浴室が新設されて「黄金の湯」源泉につかることができます。

f:id:happydust:20180102144336j:plain小さな浴室ではありますが、なかなかいいお湯でしたよ。私は入りませんでしたが有料の貸切風呂もあり、そちらの源泉は白銀の湯だそうです。
源泉の量が多くないときって、小さな浴槽の宿のほうがむしろお湯に新鮮さが感じられることが多いと思います。姉妹館の松本楼のお風呂にも無料で入れるので、そちらにも入りに行ったんですが、私はむしろ、ぴのんのお風呂のほうが気に入ってしまいました。

そしてお楽しみの夕食です!「フレンチ」と「中華」と、その両方を合わせた「フュージョン」の3種のコースからプランを選べるのですが、私はフレンチをチョイスしました。 (しかしお酒は日本酒を選んだw)

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もちろん、力を入れているのはワインのようでしたが、日本酒の種類もそこそこあったのがうれしかったですね!フレンチ大好き♪

f:id:happydust:20180102144126j:plainボリュームもたっぷりで、大変おいしかったです。 

そして朝食!朝食も「洋風」と「中華」から選択できるのですが、私は洋風に。

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たっぷりのサラダにオムレツとベーコン、スープとパン。
シンプルな構成の朝食ですが、でもそこがいい!期待どおりです。このオムレツが食べたかったの。。。
いかにも「ホテルメイド」なふわふわのオムレツと、焼きたてのパンが最高においしくて、パンはお替わりしてしまいましたよ。

中華も気になるけれど(ちなみに中華風の朝食は中華粥です)きっともう一度泊まってもまたフレンチを選んでしまうんだろうなあ。また泊まりたい宿です。

第4位 4.5点:岐阜県 奥飛騨温泉郷 お宿 栄太郎

【部屋】★★★★4【風呂】★★★★☆4.5
【夕食】★★★★★5
【朝食】★★★★★5
【サービス】★★★★☆4.5【コスパ】★★★★4

岐阜県は奥飛騨温泉郷の平湯温泉、登山者に人気の高いお宿栄太郎、休前日の1人泊の受付がないため、いつか泊まりたいと思いつつなかなか行けなかったこの宿。
2017年の10月にようやく泊まることができました。平日の1人泊で16500円でした。

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平湯温泉のバスターミナルからほど近い場所にあります。
OKPさんのブログでも何度も絶賛されており、ある意味ハードルが上がっていた宿でもあったのですが、期待を裏切りませんでした!

お部屋については特筆すべきことはありませんが、温泉は、透明なお湯と濁り湯の両方が楽しめます。

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床についている「波の跡」のような模様は、なんと温泉成分が固まったもの!
内湯、露天ともに浴槽は小さめですが、源泉は新鮮そのもので、力強いお湯でした。

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内湯はやや熱めでしたが、露天風呂は少しぬるめで、長湯が楽しめます。 

そして、栄太郎さんのウリはなんと言っても食事です。 

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お皿いっぱいの馬刺しは「これで1人前なの?」と驚くほどたっぷり。
日本酒にもよく合いました。

f:id:happydust:20180102151134j:plain七輪の上で朴葉焼にしていただく飛騨牛も、脂がのっていて最高においしい。

また、朝食も品数豊富で、生卵食べ放題というサービスもあり。

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飛騨名物の朴葉味噌も当然のようについてきます。男性なら、おひつのご飯が空になるのではないかと……。

登山の前泊に使われることの多い宿ですので、朝食をお弁当に替えることもできるのですが、予定を変更してでも食べていきたい朝食だなと思いました。

1人泊だとあまりコスパがいいとは言えないのが残念ですが(宿の方にもチェックアウトの際「お一人だと割高になってしまってすみません」と言われた)2人以上での宿泊なら、もっと割安に泊まれます。
現在でも人気の宿ですので、正直なところこれ以上混んでほしくない気持ちもあるのですが、山菜の季節には「山菜の天ぷら食べ放題」という恐ろしいサービスもやっているそうですので、できればその頃にまた行きたいなあと思っています。

第3位 4.6点:長野県 信州小諸 中棚荘

【部屋】★★★★★5【風呂】★★★★☆4.5
【夕食】★★★★☆4.5
【朝食】★★★★☆4.5
【サービス】★★★★☆4.5【コスパ】★★★★☆4.5

2017年の1月に、黒斑山を登った後、バスで小諸に立ち寄って宿泊した宿です。
土曜日の1人泊で1泊2食付き14472円でしたが、実はこれは「牛の陶板焼き」を付けた食事アップグレードプランの値段。
通常の1泊2食付きのプランであれば、12000円ほどで宿泊可能でした。

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明治31年創業の歴史ある宿で、庭も広く、建物も趣深い宿でした。

なぜか、庭にまるで置物のようにヤギがいて、なごんだ。 

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お部屋は、大正時代に建てられた建物の1階なんですが、うれしいことにコタツがあります!

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湯沸かしポットもあったし、Wi-Fiもちゃんと使えるし。

空の冷蔵庫の中には、飲用水として温泉水を冷やしたお水が入っていました。

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かなり居心地の良い部屋だったと思います。冬に旅館の部屋にコタツがあるのって、なんであんなにうれしいんでしょうね。

飲用水として普通に使えるぐらいなので、温泉のお湯には、そこまでの特徴はないのですが。 

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10月から5月の間は、内湯にりんごが浮かんでいるのです。
話には聞いていたのですが、思った以上に大量に浮かんでいて「こんなに!?」と、ちょっと驚きました。

内湯は循環だそうですが、露天風呂はかけ流し。 

f:id:happydust:20180102161930j:plain眺めもよく、湯温も適温で長湯できました。

夕食では、やはり利き酒セットを頼んでみたり。

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アップグレードした信州牛の陶板焼きもおいしく。

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また朝食も、品数豊富で楽しめました。

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「ここがすばらしかった!!」という、突き抜けたポイントがあるわけではないのですが、すべてにおいて文句のつけようのない宿だったと思います。

またそのうち行きたいところなのですが、今予約サイトをチェックしたところ、休前日の1人泊を2018年1月現在は受け付けていないようです。

前回宿泊したときは、1人泊の人が4組ぐらいいたのですけど、あまりにも1人泊に人気過ぎて方針を変えたのでしょうか……。土曜日に1人で泊まれるなら絶対また泊まりたい宿です。

第2位 4.7点:山形県 湯田川温泉 九兵衛旅館

【部屋】★★★★☆4.5【風呂】★★★★★5
【夕食】★★★★★5
【朝食】★★★★★5
【サービス】★★★★☆4.5【コスパ】★★★★4

2017年3月に2人で、2017年12月に1人で……と、1年に2度泊まってしまった宿です。
2人で泊まった際は1人 21060円、1人泊だと少し割高になって24300円でした。

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前回更新した項目ごとのランキングでは、こちらの九兵衛旅館さんは食事部門の1位でした。
また、今回このランキングは「コスパ」を重視していますので、宿泊費が1泊2万円以上の宿は10旅館中1旅館、九兵衛旅館さんのみです。

食事以外もすばらしい宿でしたので、ご紹介したく。 

f:id:happydust:20180102164311j:plainお部屋は普通の和室ですが、2人泊の場合は鍵は2本あり、Wi-Fiも心地よくつながります。お茶うけのお菓子(とち餅)もめちゃめちゃおいしかったです。

大浴場は2箇所あり、時間帯で男女を入れ替えます。また一晩中入浴可能です♪
大浴場の片方は内湯のみなのですが、なぜか金魚が泳いでいます。

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もちろん、金魚と一緒にお風呂に入るわけではなく、金魚を眺めながら入るのですが。

江戸川乱歩の「影男」とか「パノラマ島奇談」なんかを思い出させるような……と言っては言いすぎでしょうか。

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なんだか不思議な光景です。
そして、お湯は普通にいいお湯です!

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もう1箇所の大浴場には、小さいながらも露天風呂があり、外の雪を眺めながら入浴できました。

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強い特徴のあるお湯ではありませんが、湯口には温泉成分がびっしりついています。
浴槽の中は常に適温に整えられており、快適な湯浴みを楽しめました。

また、九兵衛旅館さんの館内には「空いていれば中から鍵をかけていつでも利用可能」な小さな貸切風呂が1箇所あるんですが、それ以外にも、徒歩1分の近さにある姉妹館「珠玉や」さんの貸切風呂も利用することができるんです。

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珠玉やさんは「すべての浴室が貸切風呂」というコンセプトの宿なので、どの浴室も広く、特に最上階にある露天風呂からは、晴れていれば鳥海山の美しい姿が臨めます。
お風呂に関しても、満足度は最高レベルでした。

もちろん食事は、前回の記事でご紹介させていただいたとおり、2回泊まって2回ともすばらしかったです。

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天然ぶりの酒粕汁に、いくらにお漬物。
ご飯が出てきてもまだまだ飲めるという恐ろしい夕食でした。
公式サイトに掲載されている季節ごとの料理メニューを見ると、もう、毎月泊まりに行きたくなる勢いです。

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朝食も品数豊富で、白いご飯も温泉粥もいただくことができます。
特に、中央に見える「長芋煮」が、最高においしいです。

私は鶴岡市民だったことはないんですけど、鶴岡市内の高校に通っていたので、湯田川温泉のある鶴岡市はまあ、地元のようなものです。
地元にこんないい温泉といい宿があるってすばらしい!と多少身びいきもあるかもしれませんが、本当にいい宿でしたのでおすすめしたいです。(早く宿泊記書こう……)

第1位 4.7点:長野県 白馬八方温泉 源泉の宿 まるいし

【部屋】★★★★4【風呂】★★★★4
【夕食】★★★★★5
【朝食】★★★★★5
【サービス】★★★★★5【コスパ】★★★★★5

白馬八方スキー場のほど近くにある宿で、10月に八方尾根から唐松岳登山後に宿泊しました。
基本的には休前日の一人泊はできない宿で、平日1人泊・2食付きで11500円でした。

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下山した瞬間に雨が降ってきた。外観は普通の宿です。

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お部屋もまあ、普通ですけど、清潔でウォッシュレットのトイレ付き。部屋のWi-Fiがちょっと弱かったのだけは残念ですけど、それ以外は快適なお部屋。

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お風呂も内湯のみですし、まあ普通です。
お湯は、白馬八方の宿の中ではまあまあいいほうかなー、という感じ。
たしか、長野オリンピックの頃に新しく掘削された温泉ですよね。昔から自然に湧いているようなタイプの温泉とは違って、そんなに強いパワーのお湯ではないです。

じゃあ何がよくて1位なんだって、それはもう、食事です!

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この値段でこんなに……いいの?という品数とボリューム。

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味も最高においしくてですね。

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日本酒の種類も多く、提供の仕方にも遊び心があり……ほとんどすべての日本酒を「酒三昧」という利き酒セットでいただけるのが素敵すぎる!

日本酒好きだけど、1人だとあまり種類を飲めないんですよね。。。わかっていらっしゃる、という感じ。

まるいしさんは、実は以前こちらのブログで食事を絶賛されていて興味を持ち、やはり、かなりハードルが上がっていた宿だったのですけど、まったく期待を裏切られることはありませんでしたね。

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夕食後にラウンジで無料でいただけるコーヒーを飲んでいると、女将さんがさりげなくやってきて、翌日の予定を聞いてくださいました。
「白馬駅から電車で松本経由で東京に帰る」と言ったらば、翌日の電車の時間に合わせて駅まで送ってくださるとのこと。さらに「松本でお時間あれば」と、松本市内のパンフレットまでいただきました。

朝食はバイキングなんですが、これもすごかった。

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そんなに規模の大きな宿じゃないのに、こんなに品数用意しちゃって大丈夫?と思ってしまう量。。。

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サラダの野菜も色とりどりで、私、バイキングのサラダって食べないことが多いんですけど、まるいしさんのサラダはいかにも野菜が新鮮そうで。

パンは、ホームベーカリーで手作りされたものでしょうか。焼きたてでおいしかったです。

f:id:happydust:20180102194605j:plain和総菜もおいしかったです。。。

朝食時には、若いスタッフがすべてのお客さんに、今日の予定を聞いて送迎の手はずを整えたり、パンフレットを渡したり、トレッキングに出かける予定の方には天気予報を知らせたり、コースの難易度や所要時間のアドバイスまでしていました。なんかすごい。

宿の方に「あんまり構ってくれるな」と思う方ももちろんいると思いますし、私もどちらかと言えばそのタイプなんですけど、まるいしさんは基本は放置しつつ、痒いところにはちゃんと手が届いている、という理想的なサービスを提供されているように思いました。

温泉や設備は平凡でも(失礼)、できることをしっかりやって満足度を上げている「源泉の宿まるいし」さんが、2017年に泊まって良かった&また泊まりたい温泉宿第1位です!

白馬八方は冬がまさにオンシーズンなので、1人泊は平日でも、直前に空きがあったときぐらいしか予約できないのが悲しいところではありますが、スキーシーズンが終わったらまたぜひ、泊まりたい宿です。

それと、私はこちらの「源泉の宿まるいし」さんに宿泊前に唐松岳に登ったんですが、唐松岳に登頂まではしなくても、ゴンドラリフト&リフトを乗り継いで、八方池山荘から1時間八方尾根を歩けば、晴れた日は素晴らしい光景に出会うことができます。

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紅葉時期は特にすばらしいですが、夏も良いです!

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晴れた日なら、普通に体力がある方なら1時間程度歩けばここまで着きます。ここまでなら、スニーカーでもなんとか行けます。

源泉の宿まるいしに泊まって、2018年の夏は八方尾根を歩いてみる、というのはいかがでしょうか?

結局山を勧めて、2018年最初の記事を終わります。