温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

山と温泉のきろく


※当サイトのリンクにはプロモーションが含まれます

信州小諸 中棚温泉中棚荘宿泊記 りんご風呂が楽しめる島崎藤村ゆかりの宿に一人泊

飲泉も可能な源泉と信州産食材を生かした会席料理を楽しめる小諸の温泉宿

長野県東部に位置する小諸市は「温泉地」の印象はあまりない場所ですが、しなの鉄道小諸駅から徒歩20分ほどの場所に、一軒のすばらしい温泉宿があります。

「まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき」で始まる詩「初恋」で名高い島崎藤村が、作家として名をあげる以前に英語教師として小諸に赴任していた頃、足繁く通ったという宿「中棚荘」です。

f:id:happydust:20191228152714j:plain

冬には藤村の詩にちなんだ「初恋りんご風呂」を楽しむことができます。
建物も風情あり、お湯も良く、信州産食材を楽しめる会席料理もおいしい中棚荘。実はこれまで3度も泊まっているのですが、初めて宿泊レポートを書いてみたいと思います。

◆ お知らせ ◆
2020年10月に著書が発売となりました。
一人旅をもっと楽しみたい方に向けたエッセイです。
一人で泊まれるおすすめの温泉宿もたくさん紹介しています。

 

基本的には土曜日は1人泊不可なのに、既に3回宿泊しているお気に入りの宿

中棚荘は、基本的には土曜日は1人で予約できるプランが出ていないのですが、これまで2018年1月、2019年12月、2021年12月と2年に1度ぐらいのペースで泊まっています。

直前に土曜日に1人で泊まれるプランが出ているときがあるので細かくチェックして予約したり、金曜や月曜に休みを取ったりしていますね。

最初に泊まった2018年は、直前で土曜日に泊まれるプランを見つけて予約したのですが、そのときの宿泊がとても印象的で「また泊まりたい!」と強く思ったので、それからもたびたびチェックしているお気に入りの宿です。

ヤマケイオンラインの連載「ひとり温泉登山」の第1回でもご紹介させていただきました。

宿泊する客室の種類や料理プランによって宿泊料金は前後するものの2食付きで1万円台後半~2万円台前半ぐらいで泊まれる宿ですが、お値段以上に満足感のある宿だと思います。

小諸駅から徒歩20分弱。天気が悪い日はタクシー利用がおすすめ

中棚荘は、しなの鉄道小諸駅から徒歩20分ほどの場所にあります。

f:id:happydust:20220119030230j:plain

小諸駅の出口は1箇所のみですが、中棚荘があるのは出口とは反対側なので、連絡通路を歩いて、駅舎と線路を挟んだ向こう側に出ます。

f:id:happydust:20220119030254j:plain

なぜかGoogleマップで「小諸駅から中棚荘」の徒歩ルートを出すと、40分以上かかるものすごい遠回りなルートを指定されてしまうのですが……車移動のルートを選ぶと最短ルートが出ます。

徒歩では20分弱というところです。
晴れていれば気持ち良い散歩道ですが、坂道の上り下りがかなりあります。悪天候の日や雪が積もる冬は、駅からタクシーを使ったほうが良いでしょう。(送迎は10名以上からとのこと)

徒歩20分なら送迎してほしい!と思う方もいるだろうとは思うのですが、小諸駅は駅前にタクシーが複数台待機していますから、タクシーを使ってほしい!という宿からのメッセージなんだと私は思っています。最近、地方の駅でタクシーが常駐していない駅が増えていて、そうなるととても不便なんですよね……。

f:id:happydust:20220119030359j:plain

この日はとてもいい天気だったので、20分歩いて中棚荘に到着。

f:id:happydust:20220119030403j:plain

坂道を下っていくと、宿の建物が見えてきました。

f:id:happydust:20220119030414j:plain

約2年ぶりの中棚荘、楽しみです!

庭にいつもいたヤギ。2021年の宿泊時はいなかった

中棚荘では「ドキンちゃん」「コキンちゃん」という2匹のヤギを飼っており、2018年と2019年に宿泊した際は、玄関前で出迎えてくれました。

f:id:happydust:20220119030503j:plain

しかし、2021年にお邪魔した際は玄関前ではお会いすることはできませんでした。
たしか2010年生まれだと聞いたように思うので、ヤギの寿命は10~12年とのことですし、高齢で引退したか天寿を全うされたのかもしれません。

f:id:happydust:20191228162247j:plain

めちゃくちゃかわいかったヤギ……。

寂しいですが、宿のブログを読むと2019年に双子のヤギが生まれているようですから、いずれは、成長した子ヤギに会える日がくるのかもしれません。

中棚荘は14時チェックイン、11時チェックアウトと滞在時間が長めなのもうれしいポイント。

f:id:happydust:20220119030516j:plain

14時に、さっそくチェックインしたいと思います。

チェックイン時のお茶とお菓子のサービスはなくなっていた

チェックイン手続きは、フロント前のラウンジで行います。

f:id:happydust:20191229073121j:plain

書棚やピアノが並ぶ、雰囲気あるラウンジです。

2018年と2019年に泊まった際は、ここでお茶とお菓子のサービスがありました。そば茶とえごまのクッキーでしたね。

f:id:happydust:20191228142335j:plain

ですが、2021年はなくなっていました。
恐らく、コロナ禍のためかな……と思います。お茶とお菓子をいただくにはマスクを取ったり手をしっかり消毒する必要がありますし、チェックイン手続きの合間にサービスすることの難易度が上がってしまったように思うんですよね。他の宿でもウェルカムドリンクをなくしたところがいくつかあったので、不思議ではありません。

チェックイン手続きの際に今日の夕食と明日の朝食の希望時間を伝え、お部屋に案内していただきます。

【部屋】★★★★☆ 平成館は快適そのもの。大正館もこたつで暖かく過ごせる

中棚荘の客室は、大正時代に建てられた「大正館」と、平成に入ってから建てられた「平成館」の2つの棟にあります。
大正館のほうは客室に洗面・トイレがないですが少しお安く泊まれます。平成館はトイレ・洗面付きで何不自由ない快適な部屋です。両方の客室に泊まっていますので、それぞれご紹介したいと思います。

2021年に宿泊した「平成館」の客室

平成館は、フロントやロビー、浴室のある棟で、宿泊したお部屋は大浴場入口のすぐ手前にありました。

f:id:happydust:20220120051609j:plain

特に冬は浴室に近いのはかなりありがたいですし、築年数も新し目なので廊下などの内装もきれいです。

今回宿泊したお部屋はこちら。8畳の和室です。

f:id:happydust:20220120051654j:plain

既にお布団が敷いてありましたが、1人なのでそれでも部屋の広さは十分確保されています。そして、こたつがあるのがうれしい……。

部屋の奥には文机とテレビ、そして読書灯が。

f:id:happydust:20220120051702j:plain

こたつで長時間PC作業をしていると腰が痛くなったりするので、文机があるのはありがたいですね。

それから湯沸かしポットと、お茶菓子の「くるみ糖」と「みすず飴」が。

f:id:happydust:20220120051802j:plain
f:id:happydust:20220120051804j:plain

冷蔵庫には冷水と、有料ドリンクとして瓶ビールとミネラルウォーターが入っていました。

f:id:happydust:20220120051807j:plain
f:id:happydust:20220120051810j:plain

冷蔵庫内の飲み物をいただいた際は、チェックアウト時に伝票をフロントまで持っていき、精算します。

f:id:happydust:20220120051832j:plain

クローゼットの中にはバスタオルとフェイスタオル。浴衣と足袋ソックス。
それから浴衣の上に羽織るダウンジャケットが。

f:id:happydust:20220120051837j:plain
f:id:happydust:20220120051839j:plain

ダウンがモンベル製だったり、タオルが丁子染め(草木染めの一種)だったり、小物類にもこだわりが感じられます。

f:id:happydust:20220120223521j:plain
f:id:happydust:20220120223518j:plain

平成館のお部屋は洗面・トイレ付きです。

f:id:happydust:20220120051847j:plain

トイレはウォッシュレット付き。洗面所にはドライヤーと歯ブラシ、櫛が置いてありました。

化粧水などのアメニティ類は部屋に置いてありません。以前は浴室に共用の化粧水やコットンなどが設置されていましたが、2021年の宿泊時にはなくなっていました。恐らく、感染症対策のためかなと思います。化粧品類は持参したほうが良いでしょう。

平成館のお部屋には今回初めて泊まりましたが、暖かくとても快適でした。私自身は大正館の部屋でも十分でしたが、誰かと一緒に泊まるときなら、文句のつけようがない平成館のお部屋を選ぶと思います。

2018年・2019年に宿泊した「大正館」の部屋

初めて宿泊した2018年と、その1年後の2019年には、平成館よりもリーズナブルに泊まれる「大正館」に宿泊しました。

f:id:happydust:20220121022212j:plain

平成館を正面に見て、向かって左側にある旨が大正館です。
玄関が2階にあり、大正館1階に宿泊する場合は階段を下って部屋に向かいます。

f:id:happydust:20220120224024j:plain
f:id:happydust:20220120224027j:plain

大正時代に建てられた棟ですので、階段が急だったり建物は古いですが、畳は新しい琉球畳になっており、廊下にも常にストーブをつけてくれていて、しっかりお手入れされている印象でした。

f:id:happydust:20220120224541j:plain

宿泊したのは2回とも115号室の「浅間」の部屋です。鍵に付いている部屋名が書かれた板がやたら大きい。

お部屋はこちら。手前に6畳の和室。

f:id:happydust:20220120224149j:plain

その奥に四畳半がくっついており、1人で利用するにはなかなかに広いです。

f:id:happydust:20220120224211j:plain

この四畳半が、何とも言えない快適空間なんですよね。コンパクトさがいい……。

f:id:happydust:20220120224230j:plain
f:id:happydust:20220120224233j:plain

お茶菓子に湯沸かしポット、テレビ、冷蔵庫などは平成館とまったく同じものが備え付けられています。

f:id:happydust:20220120224356j:plain
f:id:happydust:20220120224346j:plain

浴衣やタオル、モンベルのダウンなども、平成館と同じものが置かれています。

f:id:happydust:20220120224418j:plain
f:id:happydust:20220120224502j:plain

浴室に行く際に使えるカゴバッグも置いてあり、便利です。

f:id:happydust:20220120224329j:plain
f:id:happydust:20220120224332j:plain

浴衣の柄や、こたつ布団の柄がレトロでかわいく、センスいいなと思いました。

f:id:happydust:20220121015008j:plain

室内に洗面所はありませんが、鏡があるのでメイクやコンタクトレンズの装着時に便利です。

窓からの眺めはこんな感じ。

f:id:happydust:20220120224630j:plain

大正館1階の部屋の窓からは庭が見えるんですが、たまに人が通るんですよね。おそらく宿の関係者の方だと思うのですが、時折足音が聞こえてドキッとしたりも。なので、障子戸を閉めたままにしていました。

大正館は木造なので冬の朝晩は冷えます。部屋の暖房はエアコンのみなので少し寒さを感じることもあるのですが……そんなときはこたつに入って暖まります。

f:id:happydust:20220121021944j:plain

小さな石油ストーブなんかあるとなお良いんですけどね。
とは言え……お湯を湧かして持参したコーヒーを淹れ、こたつでだらだらと過ごしているうちにあっという間に時間が過ぎていく、快適なお部屋でした。

お部屋へのおつまみ・飲み物を届けるサービスはなくなった?

2018年と2019年は、客室内におつまみと飲み物のメニューが置いてあり「お部屋へお届けします!」と書いてありました。

f:id:happydust:20220120224614j:plain
f:id:happydust:20220120224619j:plain

早めにチェックインして、夕食前に1杯飲んだりしていたんですが、2021年の宿泊時は「食事処の飲み物メニュー」は部屋に置いてあったものの「夕食の飲み物の事前注文承ります」とだけ書かれていて、お部屋に持ってきてくださる旨は記載がありませんでした。

f:id:happydust:20220121014435j:plain
f:id:happydust:20220121014439j:plain

お部屋でのドリンク注文はもう受けていないのかな……。
だとしたら少し残念ですが、コロナ禍で「なるべく客室にスタッフが入らないように」している宿が多いので、その流れかもしれません。

フロント前のラウンジでは、お酒やソフトドリンクの注文が可能ですので、後ほど紹介したいと思います。

共同の洗面所の蛇口からは温泉水が出る

大正館のお部屋には洗面所とトイレはないのですが、お部屋を出てすぐのところに共同の洗面・トイレがあります。

f:id:happydust:20220120224751j:plain

こちらのタイル張りの洗面所の蛇口から出るのは、水道の水ではなく、中棚荘の温泉水です。飲泉も可能なので、源泉を水道に引いているんですね。

それほど癖のない、飲みやすい源泉なんですが、ほんのり硫化水素臭があります。

f:id:happydust:20220120224805j:plain

「温泉水だなあ」と感じさせてくれる良い香りで、コーヒーを淹れてもおいしいんですが、苦手な方のために洗面所の隣にウォータージャグが設置されています。こちらは温泉ではない水です。

共同のトイレも、ウォッシュレット付きできれいに掃除されていました。

f:id:happydust:20220120224815j:plain
f:id:happydust:20220120224818j:plain

大正館は平成館に比べると、建物が古いのと日当たりもそこまで良くないので冬は寒く感じますが、暖房も効いていてこたつもあるし、Wi-Fiもしっかり使えるし、設備面ではまったく不自由ありません。

トイレや洗面所が共同なことや、古い建物に抵抗がある人でなければ、リーズナブルに泊まれる大正館を選んでも快適に過ごせると思います。

【風呂】★★★★☆ 浴室まで少し遠いが、飲泉可能で泉質も雰囲気も抜群

中棚荘には男女別の大浴場があり、夜通しの入浴が可能です。
浴室は平成館にあります。

f:id:happydust:20220121022414j:plain

というか……平成館からちょっと、外の階段を上ったところにあるのですが……。

f:id:happydust:20220121022417j:plain

「文人風呂」の立て看板のあるこちらの扉を開けて階段をひたすら上っていくと……。

f:id:happydust:20220121022817j:plain

着いた!と思いきや、こちらは男湯でした。女湯はさらにこの上にあります。

f:id:happydust:20220121022844j:plain

男女の浴室の交換はないので、常に上のほうが女湯です。

f:id:happydust:20220121024053j:plain

長い階段を上って、ようやくたどり着きました。

f:id:happydust:20220121022854j:plain

脱衣所と内湯の間には扉がなく、つながっているタイプです。

f:id:happydust:20220121023415j:plain

脱衣スペースは畳敷きになっており、畳の上に脱衣カゴを置いて着替えます。

脱衣所には島崎藤村の「初恋」の詩が掲示されていました。

f:id:happydust:20220121034407j:plain

洗面台が3つあります。

f:id:happydust:20220121023418j:plain

2018年、2019年に来たときは共用の化粧水や乳液、綿棒やコットンなどが洗面所に置いてあったのですが、感染症対策のためか2021年の宿泊時にはなくなっており、ハンドソープとドライヤーのみになっていました。

f:id:happydust:20220121023423j:plain

ドライヤーは、平成館の部屋のドライヤーと同じものです。
問いあわせたらフロントに用意がある可能性もありますが、化粧水などは持参したほうが間違いないでしょう。

温泉分析表がこちら。

f:id:happydust:20220121032759j:plain

ph.8.7のアルカリ性単純温泉。
源泉使用状況については別途記載がありました。

f:id:happydust:20220124173937j:plain
f:id:happydust:20220124173939j:plain

泉温は38度ほどなので加温して使用しており、内湯は循環あり、露天風呂はかけ流しです。

冬はりんご風呂が楽しめる内湯

内湯へ。
換気が良いのか、冬でも湯気がもうもうと立ち込める感じにはなっていませんでした。

f:id:happydust:20220121023834j:plain

木と石で組まれた雰囲気ある浴室です。

f:id:happydust:20220121023937j:plain

シャワー付きの洗い場が4箇所あり、シャンプー&コンディショナー、ボディーソープと固形のひのき石けんが置いてありました。

体を洗ってからまずは内湯へ。

f:id:happydust:20220121024143j:plain

りんごの実がたくさん浮かんでいます。

f:id:happydust:20220121023921j:plain

内湯は循環ありでやや熱めのお湯です。

f:id:happydust:20220121023954j:plain

ほのかにりんごの香るお湯に身を浸し、熱めのお湯で体を温めました。

f:id:happydust:20220121024003j:plain

内湯だけど日当たりのいい浴室です。

眺めよくかけ流しの源泉を楽しめる露天風呂

体が温まったら露天風呂へ。
露天のお湯は40度前後でぬるめです。加温はしていると思いますが、こちらは循環せずかけ流しています。

f:id:happydust:20220121024316j:plain

ぬるめなのでいつまでも入っていられそうなお湯です。

f:id:happydust:20220121024320j:plain

浴室に来る途中、かなり階段を上ってきましたが、中棚荘の中でも女湯の浴室は最も高いところにあるのでしょう。

f:id:happydust:20220121024410j:plain

露天風呂からの眺望もなかなかのものでした。
夕暮れ時に、赤く染まる空を眺めながらお湯に浸かれるのも良かったですね。

お風呂上がりはラウンジで地ビールをいただくのが楽しみ

ラウンジではアルコールやソフトドリンクを有料で提供しています。

f:id:happydust:20220121024813j:plain

気の利いたメニューもあってわりと気に入っており、お風呂あがりにはこちらで一杯いただくのが楽しみの一つ。料金はお部屋付けにできるので財布を持っていかなくても大丈夫です。

こちらが喫茶メニュー。

f:id:happydust:20220121024820j:plain

温泉水で淹れたコーヒーや自家製の梅ジュースのほか、ソフトクリームやあんみつをいただくことができます。

f:id:happydust:20220121024833j:plain

アルコールは、生ビール、地ビール、自家製梅酒、オリジナルワインなど。

自家製梅酒も気になりますが……ここは「地ビール 瓶」で。

f:id:happydust:20220121024856j:plain

オラホビールのゴールデンエールです。

f:id:happydust:20220121024859j:plain


ほんのりと甘みのフルーティな香りのある飲みやすいビールで、お風呂上がりの喉を潤しました。

【食事】★★★★☆ 地酒の種類も多く、信州牛陶板焼きプランだと満足度がかなり上がる

食事は朝夕共に、大正館にある食事処でいただきます。

f:id:happydust:20220121040726j:plain

こちらが大正館の玄関です。外履きを脱いで中へ。

f:id:happydust:20220121040801j:plain

食事処は個室ではないのですが、一部個室っぽくなっている席もあり、席ごとに衝立もあるため1人でも他の席からの視線は気になりにくいです。

f:id:happydust:20211206080612j:plain

今回は、扉で仕切られて個室っぽくなっている席に案内していただきました。

f:id:happydust:20220121040528j:plain

ゆったりと食事できてうれしかったです。

中棚荘の夕食時のドリンクメ

2021年12月に伺った際の飲み物のメニューです。

f:id:happydust:20220121041607j:plain

季節限定の日本酒を、1合からいただけます。

ビールはキリンの生ビールのほか、アサヒとキリンの中瓶と、オラホビールのゴールデンエールの小瓶の用意がありました。

f:id:happydust:20220121041116j:plain
f:id:happydust:20220121041118j:plain

自家製の梅酒や梅ジュース、小諸産りんごジュースなど、お酒が得意でなくても地元産のフルーツを使った飲み物をいただけるのはうれしいですね。

日本酒は「浅間嶽」と「夜明け前」が数種類ずつあり、どちらも利き酒セットで少量ずついただくことが可能です。

f:id:happydust:20220121041131j:plain
f:id:happydust:20220121041133j:plain

「浅間嶽」は、小諸市内唯一の酒蔵である大塚酒造が作っているお酒。
「夜明け前」は辰野町の酒造ですが、もちろん島崎藤村の「夜明け前」にちなんだお酒です。

焼酎とウィスキー。

f:id:happydust:20220121041145j:plain
f:id:happydust:20220121041148j:plain

私は蒸留酒はあまり飲まないのですけど「中棚荘の庭でとれたあかしやハチミツを使用したジンジャーハニーハイボール」はちょっと気になりますね。

中棚荘ではオリジナルのワインも作っています。

f:id:happydust:20220121041201j:plain
f:id:happydust:20220121041203j:plain

オリジナルワインのほかにも、長野県産ワインが複数種類ラインナップされていました。

f:id:happydust:20220121041258j:plain
f:id:happydust:20220121041301j:plain

「ソラリス」は、以前高峰高原ホテルで飲んで大変おいしかったので、グラスであるなら飲んでみたかったですね。とは言え、グラスでいただけるワインも3種類あるのはうれしい。

f:id:happydust:20220121041319j:plain
f:id:happydust:20220121041322j:plain

その他、もうちょっと飲みたいとき用のおつまみのメニューもありました。
これは、できればお部屋でいただきたい感じのメニューですね。

2021年12月宿泊時の夕食:煮物の鰤大根が美味!

2021年に宿泊した際の夕食をご紹介したいと思います。

f:id:happydust:20220121041454j:plain

お品書きに書かれているのはこの日の基本メニューです。
このほかに、プランによって信州牛の陶板焼きが付いたり、蕎麦がついたりします。

f:id:happydust:20220121041458j:plain

お品書きのほかにもう1枚、その日の料理についての説明書きがありました。
口頭で説明されても忘れてしまうことが多いので、紙でいただけるのはめちゃくちゃありがたいです。

席に着いてすぐのタイミングでの卓上はこんな感じ。

f:id:happydust:20220121041628j:plain

左奥の釜はご飯、手前の土鍋は鍋料理です。
「火をお点けしてよろしいですか?」
と聞かれたうえで、食事が始まるのと同時に火が点けられました。

f:id:happydust:20211205183802j:plain

手前の器は食前酒の「にごり酒」です。
甘酒とどぶろくの中間のような味わいで、甘すぎずおいしい。

お酒は、迷ったすえに「夜明け前」の3種利き酒セットをオーダーしました。

f:id:happydust:20211205183912j:plain

1種類がお猪口1杯分ぐらいと少なめで値段も550円と安価なのがうれしいですね。このぐらいの量なら、食事が終わる前に何かしら別の飲み物もオーダーできそうです。

先付けは「養老豆腐」です。

f:id:happydust:20211205183811j:plain

すりおろした山芋を蒸して固めたもので、あん肝ととんぶりが上に乗っています。
ポン酢でさっぱりとした味付けがされていますが、山芋もあん肝もねっとり濃厚で酒のつまみに最高です。

お刺身は左から、鮪、シナノユキマス、烏賊の3種盛り合わせ。

f:id:happydust:20211205183824j:plain

イカはねっとりと甘く、シナノユキマスは淡泊な白身です。
ツマや薬味の量がほどよいのも好みでした。刺身の量に対してツマが多すぎると持て余してしまうので……。

加熱中の鍋料理の蓋を取ってみると……。

f:id:happydust:20211205184218j:plain

豚ロース肉、水菜、えのきだけ、白菜を出汁で煮たボリュームたっぷりの鍋です。

f:id:happydust:20211205185315j:plain
f:id:happydust:20211205185544j:plain

出汁の味が濃すぎず薄すぎず、ほんのり柚子胡椒の風味がついています。何もつけずにそのままおいしくいただけました。

焼き物は「信州サーモンの味噌漬け」です。

f:id:happydust:20211205184846j:plain

味噌の味が甘すぎなくて、お酒によく合いました。

お凌ぎは「りんご寿司」は、野沢菜漬けで巻いてあり、上に鶏そぼろがかかっています。

f:id:happydust:20211205185855j:plain

りんごと米が合うのか?と思いましたが、違和感なくいただけました。野沢菜漬けで巻いてあるのが良いのかな。

煮物は冬の味覚、鰤大根です。

f:id:happydust:20211205190940j:plain

こっくりと飴色になるまで煮こまれた大根と脂ののった鰤。
こんな上品な量じゃなくもっと食べたい!と思ってしまいました・笑

このあたりで最初にオーダーしたお酒がなくなったのですが、まだ陶板焼きと揚げ物が来ますので追加注文。

f:id:happydust:20211205192344j:plain

季節限定の「ひやおろし」と迷いましたが、そちらはかなりすっきりとした飲み口だと聞き、浅間嶽の利き酒セットにしました。

f:id:happydust:20211205191648j:plain

信州牛の陶板焼きは、量もたっぷり。
かなり脂がのっている牛肉なので、バターはいらないかも……と毎回思うのですが。

f:id:happydust:20211205192054j:plain

しかし、バターと牛肉の旨みを吸った野菜は大変おいしいので迷うところです。

揚げ物は「合鴨セロリ巻き」なるちょっと変わった一品。

f:id:happydust:20211205193038j:plain

揚げたてを持ってきていただけます。海老芋の天ぷらもほくほくしていておいしい。

食事開始時から炊き始めたご飯が炊き上がりました。

f:id:happydust:20211205193529j:plain

舞茸と油揚げの炊き込みご飯です。

f:id:happydust:20211205193608j:plain

シンプルな具材ですが大変おいしく、赤だしにもよく合って、お代わりして食べてしまいました。

f:id:happydust:20211205193727j:plain

ちなみに、ご飯は残ったらおにぎりにして夜食に持たせてくださるそうです。そこまでたくさん残らなかったのでお願いしませんでしたが……。

デザートはりんごのプリンと焼きりんご。

f:id:happydust:20211205195148j:plain

甘さ控えめ最後までおいしくいただきました。
ちなみに、今回は「信州牛陶板焼き付きのプラン」でしたが、陶板焼きが付かないプランや「半蕎麦付きのプラン」もあります。蕎麦も気になりつついつも陶板焼きにしてしまう私です……。

2019年12月宿泊時の夕食:季節限定酒の利き酒セットがうれしい

2019年12月、丸2年前の同じ月に宿泊した際のメニューをご紹介します。

f:id:happydust:20191228183629j:plain

お品書きはこちら。このときも「信州牛陶板焼き」が付くプランで予約しています。

f:id:happydust:20191228185022j:plain

食前酒は前回と同じ、にごり酒。

f:id:happydust:20191228183718j:plain

先付けは「柿なます」です。

f:id:happydust:20191228183652j:plain

甘い柿の実の角切りと茹で海老、きゅうりを梅酢で和えてあります。さっぱりとおいしく、食事の最初にいただくと食欲が湧いてくる感じ。

このときは「期間限定酒」が2種類出ており、どちらも魅力的!

f:id:happydust:20191228184234j:plain

2種類の飲み比べセットにもできるとのことで、そちらをお願いしました。

朱色の模様が入った弁当箱のような形の器の蓋を取ると、お刺身が現れました。

f:id:happydust:20191228184550j:plain

日本酒と一緒に、信州サーモンと烏賊のお刺身をいただきます。

鍋料理は、2021年宿泊時と同じ「豚ロースのはりはり鍋」でした。

f:id:happydust:20191228183639j:plain
f:id:happydust:20191228185622j:plain

水菜をはじめとした野菜もたっぷりいただける鍋です。

焼き物は「大王岩魚の朴葉焼き」

f:id:happydust:20191228185318j:plain

「大王岩魚」は、刺身でもいただけるよう品種改良された信州のブランド魚だそう。

塩焼きでいただくことの多い通常の岩魚の2倍ほどの大きさがあるそうで、大きな骨などが取り除かれた切り身の状態の岩魚を、胡桃味噌と一緒に朴葉焼きにしてありました。食べやすいし、淡泊な白身のお魚と濃厚な味噌の味がよく合っていておいしかったですね。

お凌ぎは「蕎麦茶碗蒸し」

f:id:happydust:20191228190354j:plain

ほんのり蕎麦の香りがする茶碗蒸し。百合根や銀杏など具だくさんなのもうれしい。

このあたりで最初にオーダーしたお酒がなくなったので「夜明け前」の利き酒3種セットを追加オーダーします。

f:id:happydust:20191228191013j:plain

そして信州牛の陶板焼き。

f:id:happydust:20191228190730j:plain
f:id:happydust:20191228191044j:plain

バターは、肉に絡ませるよりも玉ねぎの上に置いておくのがいいのかもしれない……バターを吸った玉ねぎがおいしいから……。

天ぷらは「甘鯛の東寺揚げ」と蓮根とブロッコリーの天ぷらをゆず塩で。

f:id:happydust:20191228193817j:plain

東寺揚げは「衣に湯波を使った揚げ物」だそうで、甘鯛を湯波で包んで揚げてありました。柚子の香りがほのかに香るのもいいですね。

ご飯はこのときも舞茸ご飯。

f:id:happydust:20191228194906j:plain

卓上で炊き上げるご飯は、冬~春は舞茸ですが、夏はとうもろこし、秋は栗になるとこのとき伺いました。

デザートは、ごまのわらび餅とりんごのコンポート。

f:id:happydust:20191228200301j:plain

最後までおいしくいただきました。

2018年1月宿泊時の夕食:鯛飯!また食べたい……

初めて泊まった2018年1月の夕食をご紹介します。

f:id:happydust:20220123052300j:plain

席に着いたときに食前酒とお刺身、先付けがセットされています。

f:id:happydust:20180127185327j:plain

食前酒は毎度おなじみ藤村のにごり酒。

f:id:happydust:20220123052458j:plain
f:id:happydust:20220123052450j:plain

先付けは「大根と長芋の甘酢漬け」でした。

この日の限定酒がこちら。

f:id:happydust:20220123052530j:plain

うすにごりの純米吟醸に惹かれ、こちらを1合まずはオーダーします。

f:id:happydust:20220123052547j:plain
f:id:happydust:20220123052539j:plain

お刺身は「烏賊とまぐろ」でした。
2019年以降は、烏賊とまぐろに「シナノユキマス」や「信州サーモン」といった信州のブランド魚のお刺身を追加した3種盛りになっていましたので、進化を感じられますね。

小鍋は「鶏つくね鍋」で、これも2019年、2021年とは異なるメニューですが、これはこれで大変おいしかったです。

f:id:happydust:20220123052800j:plain

だし汁の柚子胡椒の風味が、白菜と鶏つくねによく合っていました。

焼き物は「鰤の山椒焼き」

f:id:happydust:20220123052832j:plain

上からとろろ芋のすりおろしがかかっているのがアクセントになっていて良いです。

お凌ぎは「チーズ茶碗蒸し」

f:id:happydust:20220123052838j:plain

2019年は「蕎麦茶碗蒸し」でしたが、ただの茶碗蒸しにせずに、常に一工夫されたメニューを提供されていることが窺えます。

このあたりで最初の日本酒がなくなったので、次は「浅間嶽」の利き酒セットをオーダーしました。

f:id:happydust:20220123052909j:plain
f:id:happydust:20220123052917j:plain

辛口の日本酒は、信州牛の陶板焼きにもよく合います。

揚げ物は「甘鯛の唐揚げ」です。

f:id:happydust:20220123052353j:plain

玉ねぎをはじめとしたたっぷりの薬味と共にいただきます。

この日の釜炊きご飯は舞茸ではなく……鯛飯!

f:id:happydust:20220123053003j:plain

舞茸ご飯もおいしいのですが、鯛飯本当においしかった……また出てこないかな……。

f:id:happydust:20220123053006j:plain

デザートは林檎プリン&焼き林檎とりんご尽くしでした。
ごちそうさまでした!

2021年宿泊時の朝食:焼き魚の「カレイ西京漬け焼き」がおいしい

翌朝の朝食についてもご紹介したいと思います。
品数豊富で、この光景を目にしただけで食欲が湧いてきますね。

f:id:happydust:20211206073854j:plain

中棚荘では、朝食にもお品書きを付けてくださるのがうれしいポイント。

f:id:happydust:20211206080108j:plain

ジュースはりんごジュース。小鉢に入ったおかずは左から
「りんごのぬか漬けときゅうりの鉄砲漬け」
「豆腐塩麹漬け 金山寺味噌」
「海老と茄子の煮物 グリーンピース」
「鯛南蛮漬け」
「蒸し鶏ほうれん草 あんず 青じそドレッシング」

f:id:happydust:20211206074118j:plain

発酵食品多めで、食べ過ぎて疲れた腸にも良さそうですね。

サラダは自家製のわさびドレッシングで。

f:id:happydust:20211206073951j:plain

このドレッシングがけっこう辛味があるので、かけすぎ注意ですが、目が覚める1品。

焼き魚は「カレイの西京漬け焼き」です。

f:id:happydust:20211206073921j:plain

鮭や鯵など朝食の定番を出さず、一工夫あるメニューなのが中棚荘らしくて素敵です。

温泉卵と麦ご飯、信州味噌のお味噌汁。

f:id:happydust:20211206074050j:plain
f:id:happydust:20211206074039j:plain

もちろん、麦とろご飯にしていただきます。

f:id:happydust:20211206074838j:plain

ご飯もとろろもお代わりできます。

f:id:happydust:20211206075314j:plain

温泉卵も理想的な固さで、ついご飯を食べ過ぎてしまうおいしい朝食でした。

2019年宿泊時の朝食:ブロッコリー多めのサラダが新鮮!

2019年宿泊時の朝食です。

f:id:happydust:20191229074154j:plain

お品書きはこちら。

f:id:happydust:20191229073359j:plain

構成は2021年と同じですが、おかずの種類は少しずつ異なっています。

りんごジュースとサラダ。

f:id:happydust:20191229073829j:plain
f:id:happydust:20191229073738j:plain

この日のサラダはブロッコリーとにんじんが多め。葉物野菜があまり得意でない私はこのサラダがとても気に入りました。

小鉢のおかずは左から
「りんごのぬか漬けときゅうりの鉄砲漬け」
「パプリカ煮浸し しめじ 金山寺味噌」
「海老芝煮 ほうれん草」

f:id:happydust:20191229073857j:plain
f:id:happydust:20191229073851j:plain

「鶏赤ワイン煮」「切り干し大根」の5種類。
りんごのぬか漬けはこちらで食べておいしかったので、私も自宅で作るようになりました。

とろろと胡麻。

f:id:happydust:20191229073821j:plain
f:id:happydust:20191229073750j:plain

焼き魚はこのときもカレイでした。朝はカレイがこちらの定番なのかな。

 

f:id:happydust:20191229075545j:plain
f:id:happydust:20191229075233j:plain

麦ご飯にとろろをかけ、2杯目は温泉卵をかけていただきました。

2018年宿泊時の朝食:品数豊富なおかずと麦ご飯に感激

初めて泊まった2018年の朝食です。
このときは朝食のお品書きの写真がないのですが……撮り忘れたのか2019年以降お品書きがつくようになったのか……。

f:id:happydust:20180128073541j:plain

りんごジュース、サラダ、カレイの最強漬け焼き、温泉卵などのおかずは基本的に同じで、小鉢の内容は毎回異なっているようです。

f:id:happydust:20220123054207j:plain

サラダはこのときも一工夫ありました。ベーコンと海藻入り。おいしかったです。

f:id:happydust:20220123054257j:plain
f:id:happydust:20220123054305j:plain

「麦とろご飯」が大好きなので、それだけでもテンションが上がってしまう私なのですが、それ以外のおかずも工夫が感じられる、質の高い朝食だと思います。

【再訪したい度】★★★★★ お湯も食事もサービスも良い、三拍子揃った良宿

既に3度も泊まっている宿ですが、何度伺ってもがっかりさせられるポイントがなく、いつでも満足度の高い宿です。

14時チェックイン、11時チェックアウトと滞在時間が長めなのもうれしいですね。

土曜日に1人で泊まれないのは少し残念ですが、休みを取ってでも泊まりに行きたいと思えます。お部屋は、1人泊でも「大正館」「平成館」どちらも選べるので、予算と好みに合わせて選びたいところ。

ちなみに最も安い「大正館1階」と「平成館」の価格差は、同じプランで泊まったときに約6千円ほどなんですが……。
「平成館」はトイレ・洗面付き、鉄筋で暖かい、大浴場が近いなどメリットも多いので、特にトイレ洗面共同に抵抗がある方は絶対に平成館を選んだほうが良いと思います。

私自身は共同トイレはあんまり気にしないですが、冬だと大正館は大浴場から遠いのが少し面倒でしたね。部屋以外の料理などは同じなのであとは好みの問題です。

これまで3回の宿泊はいずれも12月と1月だったので、別の季節にも伺って、料理の違いなどを楽しんでみたいなと思います。

【1人旅に優しい度】70点:休前日の1人泊不可だが、平日休めさえすれば1人で気兼ねなく楽しめる

泊まりやすさ 10/20
基本的には休前日の1人泊不可。直前に予約が少ないときなど、まれに土曜日1人泊のプランが出ていることもある。平日は1人泊OK。

食事場所の配慮 15/20
食事処で、完全に個室ではないが、1人の場合は衝立の影になっていたりほぼ個室状態の場所に案内していただける可能性が高い

プランの選択肢 15/20 
温泉内湯付きの特別室のみ、1人では予約できないが、プランについては1人でも2人以上で泊まるときと同じプランで予約可能。

ドリンクオーダー  15/20
利き酒セットが2種類、グラスワインが3種類以上、1合でオーダーできる日本酒も複数種類あって1人でも楽しみやすいメニュー構成。

フリーWi-Fi完備 15/20
全館でWi-Fi利用可能。速度もほぼ問題なかった。

◆ お知らせ ◆
2020年10月に著書が発売となりました。
一人旅をもっと楽しみたい方に向けたエッセイです。
一人で泊まれるおすすめの温泉宿もたくさん紹介しています。