温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

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盛岡市内 宮沢賢治ゆかりの光原社がいとなむ可否館でコーヒーを

光原社は、大正13年に宮沢賢治の代表作「注文の多い料理店」を出版した、盛岡市内の出版社です。

創業者と宮沢賢治が学校の先輩後輩だったというご縁だそうで、社名を決めたのも宮沢賢治なんだそう。 

現在は出版社ではなく、民芸品店になっていますが、その光原社の敷地内にある喫茶店が「可否館」です。

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つなぎ温泉に宿泊した翌日、盛岡駅から歩いて、歴史ある喫茶店でコーヒーを飲んできましたので、レポートしたいと思います。

つなぎ温泉からバスで盛岡市内へ

盛岡駅からバスで30分ほどの温泉地、つなぎ温泉の旅館「山いち」に宿泊した翌朝は、うっすらと雪が積もっていました。

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前日はよく晴れていて、御所湖の向こうに岩手山が見えたんですけどね……。

 

「山いち」さんの宿泊記はこちら↑です。
熱めの硫黄泉がとても気持ちよく、ご飯もおいしく、いい宿でした。

つなぎ温泉からバスで盛岡駅にもどり、駅から徒歩で材木町に移動します。
材木町は、盛岡駅から徒歩10分ほどのところにある商店街ですが、よくある地方都市の寂れた商店街ではなく、なんとなくお洒落な店が立ち並んでいたり、週末は歩行者天国が行われていたりする、わりと活気ある通りです。
ベアレンビールのビアパブもあるので、以前にも何度か行ったことがありました。

ただし、現在の時刻はお昼前ですが、材木町のビアパブベアレンは17時オープンなので、本日の目的地はビアパブではないのです。

北上川の河原にも、うっすらと雪が積もっていました。

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盛岡市内の道路の雪はほとんど融けてしまっていましたね。

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盛岡駅から徒歩で約10分。
材木町商店街の、比較的手前のほうに光原社と、可否館はあります。

 

 ありました!光原社です。

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道路に面している店舗は、完全に民芸品店ですが……同じ敷地内にあるという喫茶店はどこに?

探すと、建物の左側に、敷地内に抜けるための通路がありました。

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ああ、間違いなくここですね。石畳が美しい。。。

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敷地内にはいくつかの店舗がありましたが、可否館はこちらですね。

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蔦の絡まる姿をモチーフにした電灯の奥のドアを開けて、いざ中へ。

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店内にはけっこうお客さんが入っており、カウンター席もいっぱいに近かったのですが、たまたま入り口近くの2人掛けのテーブルが空いたところだったので、そこに通されました。

可否館のメニュー

 可否館のメニューはごくシンプル。
「注文の多い料理店」ゆかりの店だけれど、注文の選択肢は少ないのですな、などとどうでもいいことを考えたり。

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コーヒーとカフェオレ、ミルクティにミルク、アップルジュース。
アイスコーヒーはないのかしら、とか、ミルクティはあるけどストレートティはないの?とか、いろいろ疑問は湧いたものの、基本的に私は、コーヒー店では無難にコーヒーを頼む人です。

なので普通のコーヒー480円と、くるみクッキー155円を注文しました。

しばし待って、コーヒーとクッキーが到着。
コーヒーは、オーダーが入ってからきちんと淹れてくれていました。

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同じ敷地内で民芸品店も営んでいるだけあって?かわかりませんが、カップもお皿もなんだかちょっと凝ったものですね。

 

くるみクッキーには「モーリオ」というシールが貼られていました。

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この「モーリオ」も同じ敷地内にあるショップだそうで、このクッキーも販売していて、通販もできるんだそうです。

では、いただきます。
コーヒーは苦みが強く、ほのかに酸味もあり、おいしいコーヒーです。
くるみクッキーも素朴な味わいでおいしい。

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まあ「取り寄せてまで食べるか」と言われたらそこまでではないけれど、近所のケーキ屋さんで売っていたらときどき買いにいくかも、というぐらいにおいしいクッキーです。

ゆっくりとコーヒーをいただいていると、カウンターに座っていたお客さんがどんどん帰っていかれたので、店内の写真を撮ってみました。 

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テーブルはタイル張り。
テーブル席が4脚ぐらいと、カウンター6席ぐらいの、こぢんまりとした店内です。

そうだ、昨夜は雪だったけれど、この日は雨が降ったりやんだりしていたので、皆、雨がやんだタイミングでささっと出ていってしまったんですね、きっと。

カウンター側の雰囲気も良い感じ。

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駅からわりと離れていて、天気もあまり良くない日だというのに、お店に入った瞬間はけっこう混んでいて驚いたんですが……お店がすいてくると、落ち着いてコーヒーをいただける、落ち着いた雰囲気のお店でした。

コーヒーを飲み終わり、外の様子をうかがうと、雨は降っていなそうだったので、お会計をして外へ。
おいしかったです!ごちそうさまでした♪ 

可否館の外に出てしばし、敷地内をぶらぶら。

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やたらと「碑」があちこちにありました。

「注文の多い料理店 出版の地」の碑。 

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光原舎についての説明書きもありました。

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賢治って花巻生まれの盛岡育ちって感じなんですかね。。。
こんなに花巻と盛岡に足を運んでいるのに、いまだよく知らない私だったよ。。。

こちらにも石碑が!

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あ、あちらの建物はショップですね。

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アクセサリーや、衣料品を販売している「カムパネラ」という店舗のようでした。

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壁に、なんだかいろいろ書いてあるゾーンもあり。。。 

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うーん、宮沢賢治のファンだったら、何が書いてあるかわかるんでしょうねきっと。
私、ぜんぜん詳しくないもんでね。。。

 

でも、壁と石碑はあんまりだったけど、それ以外は雰囲気のよい空間でしたよ。

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ちなみに、可否館の営業時間は10時から18時まで。
ビアパブベアレンに寄った帰りに立ち寄るにはちょっと閉店時間が早いか……残念。

でも、材木町はちょっと立ち寄るには楽しい通りなので、きっとまた行くと思います。

 

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北上川を渡ってまた、盛岡駅に向かいます。
まだもう少し、盛岡に滞在する予定です。

【再訪したい度】★★★★ 宮沢賢治ファンならきっと、もっと楽しめる

開店から50年以上経っている歴史ある喫茶店だということで、雰囲気はなかなか良く、コーヒーもおいしかったです。

私は、普通にメニューの多い喫茶店に興奮するタイプの人なので、そこまで再訪欲求は高くありませんが、材木町に立ち寄ったらまた寄ってもいいかなと思える喫茶店でした。

花巻で林風舎に行ったときもそう思ったけど、宮沢賢治ファンならきっと、もっと楽しめるお店なんだと思います。

本当に私、盛岡にも花巻にも何度も来ているというのに、別に宮沢賢治ファンではないんですよね。。。