Bioterrace ORGANiCA HAKONE(ビオテラスオルガニカ箱根)
ビオテラス オルガニカ箱根は、箱根の強羅地区に2018年5月に開業した全7室の小規模な温泉ホテルで、本格的なマクロビフレンチの食事とかけ流しの温泉を楽しめる宿です。
スタッフの中にはヨガのインストラクターの資格をお持ちの方もいて、前もって予約は必要ですが、滞在中は本格的なヨガのレッスンを受けることもできたりと、滞在するだけで健康になれそうな宿です。
普段はあまりこういう宿に泊まることはない私ですが、実は今回の旅は会社の健康診断を直前に控えた日程だったため、暴飲暴食は控えたい……という事情がありました。それで「たまにはこういう宿もいいかも」と思って泊まってみたのですが、普段の温泉旅とは趣の異なる、楽しい時間が過ごせましたのでご紹介したいと思います。
- Bioterrace ORGANiCA HAKONE(ビオテラスオルガニカ箱根)
箱根登山鉄道 早雲山駅から徒歩10分 全7室のマクロビフレンチのオーベルジュにチェックイン
2019年1月の土曜日に、金時山に登って近くの温泉ホテルで日帰り入浴をし、寿司屋で一杯いただいてほろ酔いになった私。
「はこねずし」さんは、握りのコースの中にウニとイクラを合い盛りにした丼が含まれていて、かなり満足度の高い寿司ランチをいただくことができました。
はこねずしを出た後は、近くにあるバス停からバスに乗り、強羅駅で下車します。
強羅駅からは箱根登山鉄道のケーブルカーに乗り、終点早雲山駅へ。
この日は本当に良い天気でした。
ケーブルカーは徐々に高度をあげていき、約10分の乗車で終点早雲山駅に着きました。
あらかじめ宿に到着時刻を連絡しておけば車で迎えに来てもらえるようだったのですが、時間を指定するのが面倒だったので連絡はしていませんでした。(翌日は駅まで送ってもらいました)
天気もいいので徒歩でホテルまで向かうことにします。
早雲山駅からは箱根ロープウェイも出ているので、歩き始めるとすぐにロープウェイの下をくぐることになりました。
早雲山駅からホテルまでは、徒歩で約10分の道のりです。
あまり歩いている人はいないので、天気が悪い日だったらちょっと歩きたくないかもしれませんね……。
宿の前まで来ると、まだ新しい看板がかかっていたのですぐにわかりました。
全7室のお宿ですので大きな建物ではありませんが、外壁は黒っぽい色で統一されていて、女性が好みそうなお洒落な雰囲気にしつらえてあります。
それでは、中に入ってみたいと思います。
ウェルカムドリンクは「メゾンブレモンド1830」のビネガー
館内に入ると靴を脱ぎ、スリッパに履き替えるように促されます。
外履きは玄関に置いておくのではなく、専用の袋に入れて自室に持ち込む方式なのですが、私はごつい登山靴を履いていたので1個の袋に両足の靴が収まらず、片足ずつ2つの袋に収納することに。
収納袋にはロゴと靴のイラストが入っていて、きちんとした作りのものです。
玄関から入ってすぐのところがダイニングになっており、そちらでチェックイン手続きを行いつつ、ウェルカムドリンクをいただくことに。
ウェルカムドリンクは「メゾンブレモンド1830」という、南プロヴァンス発の食品ブランドのビネガー。
「バルサミコ&はちみつジンジャー」「バルサミコ&ピーチアプリコット」「バルサミコ&フランボワーズ」の3種類から選びます。
飲み方は「水割り」「お湯割り」「ソーダ割り」から選べるとのことだったので、「バルサミコ&はちみつジンジャー」お湯割りでお願いしました。
使われているのかはわからないですが、ダイニングの隅には暖炉や薪ストーブのようなものも見えます。
後で教えていただいたのですが、暖炉の後ろの扉からはテラスに出ることができるので、外履き用のサンダルが暖炉の前に置かれているのでした。
バルサミコ&はちみつジンジャーのお湯割り、ほんのりと甘くておいしかったです。
後で調べてみると「メゾンブレモンド1830」は、国内では渋谷ヒカリエと日本橋高島屋にだけ直営店がある、人気のブランドのようです。メゾンブレモンド1830の公式サイトで、この宿は「メゾンブレモンド1830の商品を使った料理が食べられる宿」として、何度も紹介されていました。
【部屋】★★★★ おしゃれで快適な部屋だが、ポットが欲しい
ウェルカムドリンクをいただいた後は、お部屋に案内していただきます。
こちらが館内の案内図です。
1階には男女別の浴室と、ヨガのレッスンなどを行うスタジオ、そしてダイニング。
2階が客室となっています。
客室は「和室」と「ツインルーム」があり、値段は特に変わらないのですが、和室は「布団の上げ下げはご自身でお願いします」という但し書きがあったので、ちょっと面倒だなと思い今回はツインルームを選びました。
2階の廊下はこんな感じ。シンプルでおしゃれな内装ですね。
廊下にもオイルヒーターがあって寒くないのはうれしい気配り。
今回宿泊したお部屋は4号室。「コリアンダー」のお部屋。
すべてのお部屋に異なるアロマの名前がついているんですね。そして、「4」号室がある宿ってなにげに珍しい気がしますね・笑
では、お部屋の中へ。
お部屋に入ってすぐ、手前に洗面台がありました。
室内のアメニティは最小限で、洗面所には固形の石けんのみ。環境保全の観点から使い捨て歯ブラシの用意もなく「ご持参ください」との旨がプランの紹介のところに書いてありました。
ドライヤーはPanasonicのイオンドライヤーです。
各部屋にトイレも付いているのですが、ウォッシュレット付きのきれいなトイレです。
室内も清潔で、ベッドのファブリックの色合いがとてもおしゃれ!
ベッドの上には「着る毛布」と、タオルセットの入ったトートバッグが置いてありました。
浴衣や部屋着のようなものは室内には置いていなかったのですが、浴室にサイズ違いでパジャマがたくさん置いてありますので、お風呂に入ったときに着替えればOK。
テレビもけっこう大きいです。加湿器が置いてあるのもうれしいですね。
テレビの前には飲料水のボトルとコップが置いてありました。そうか、お水は冷蔵庫に入れて冷やしてあるんじゃなく、常温なんですね。
そう言えば冷蔵庫はあるのかな?と思って探してみると、ありました。
押し入れの上段に金庫と、下段に冷蔵庫が。
冷蔵庫は空なので、買ってきたものを入れることができます。おそらく、館内で販売しているワインを部屋で飲むこともできるのではないかと。
ただ、ちょっと残念だったのが「部屋にポットがない」のですね。お茶セットのようなものもなく、部屋で温かいお茶を飲むことはできないのです。これも環境保全の観点からなのでしょうか……。
国内の宿泊施設でこれはけっこう珍しいな、と思いました。ダイニングにウォーターサーバーはありましたので、そこでお湯をいただくことはできたのかもしれませんが……ちょっと不便だなと。
部屋でハーブティが飲めたりしたら宿のコンセプトにも合いそうな気がするのですけどね。
窓際にはメイクスペースがあり、私はここでブログを書いたりしていました。
一つ残念だったのは、ビオテラスオルガニカ箱根は「客室内Wi-Fi完備」ということだったのですが、私のPCでWi-Fiに接続しようとするとエラーが出てしまい、何度試しても接続することができませんでした。
PCの設定の問題だったのかもしれませんが、他の宿では経験したことのないエラーだったこと、そもそもWi-Fiの電波も強くはなさそうだったことから、Wi-Fiについてはあまりあてにしないほうがいいかもしれません。
窓を開けるとベランダに出ることができます。
相模湾と箱根の山々が臨める、絶好のロケーションです。
この日は、夕日に染まる山が見れましたが、翌朝晴れていれば、日の出も眺められるそうです。
それでは、部屋で少し休んだ後はお風呂に行ってみたいと思います。
【風呂】★★★★☆ いつも空いており、かけ流しの白濁湯に深夜も入浴可能
浴室は1階に、男女別の内湯があります。
脱衣所の中に入ると、いきなり浴室内が見えないようにでしょうか。布で目隠しがしてありました。
脱衣所の片側には脱衣カゴとパジャマが並んでいます。
お部屋の中にはパジャマは置いていないので、こちらからサイズの合うものを選んで利用します。オーガニックコットンを使用したオリジナルのパジャマだそうです。
ちなみに、私は自分で部屋着を持ち込んでいましたので、寝るとき以外の食事どきなどは部屋着を着て過ごしていたのですが、館内のレストランなどにパジャマとスリッパで行っても大丈夫だそうです。パジャマ+部屋に置いてあった「着る毛布」姿で、レストランで食事をしている方も見かけました。
脱衣カゴの反対側には洗面スペース。
アメニティもしっかり揃っています。ハンドソープ、洗顔フォーム、モイスチャーローション、ミルク。すべてオーガニックブランドのもので統一されていました。
ドライヤーは、部屋に置いてあったものと同じ、Panasonicのイオンドライヤーです。
脱衣所内には温泉分析表も掲示してありました。源泉名は「大涌谷温泉」でph2.2の酸性、カルシウムー硫酸塩・塩化物温泉です。大涌谷の蒸気を使用した造成泉ですね。
加水・加温・循環・消毒すべて無しのかけ流しです。うれしい♪
では、浴室内へ。
窓際に、4人ほど入ればいっぱいになりそうなこぢんまりとした浴槽が1つ。
洗い場のシャワーもまだ真新しいです。
アメニティはクレンジング・洗顔フォーム・シャンプー・トリートメント・ボディソープ、と豊富に揃っていました。
浴室のアメニティもオーガニックブランドのもので統一してあり、どれも香りが良く使い心地が良かったです。
湯口からは熱いお湯が常時少しずつ浴槽に流れこんできていました。白い湯の花がたっぷりと浮かんでおり、お湯の表面には油膜が張っているように見えました。
お湯の温度は41度ぐらいの熱めの適温に調節されています。
熱めなので長湯は厳しそうですが、酸性度の高いお湯なので、短めの入浴を繰り返すほうが、良さそうですね。
夜が更けてから、寝る前にもお風呂に入りに来たのですが、浴室内から月が見えて、月見風呂を楽しむことができました。
【食事】★★★★☆ 女子ウケはかなり良さそうなおいしい&ヘルシーなマクロビフレンチ
さて、お楽しみの食事について!です。
夕食も朝食も、ウェルカムドリンクをいただいたのと同じ、ダイニングに用意していただきます。
夕食の時間になったらダイニングに向かい、カトラリーがセットされたテーブルにつきます。(↑この写真は食事中のものですが)
この日の宿泊客は、女性の2人客と、男性の1人客と、そして私の3組のようでした。
少し意外ですが、こういうコンセプトの宿に1人で泊まりに来る男性もいるのですね。
ダイニングのわりと近いところで男性のお客さんが食事されていたのですが、1人でビオワインをいろいろと楽しまれていたようで、いいなあ……と思いました。
というのはですね、この日私は「ヨガのレッスン付き」のプランで予約していたのですが、そのヨガレッスンがなんと「夕食後」に行われるということで、夕食時にお酒が飲めなかったのですよ!なんと言うことでしょう……。
プランの説明には「ヨガのレッスンが行われる時間帯」までは書かれていなかったので「朝なのかもしれない」と勝手に思い込んでいたのですが、まさかの夕食後で。
もう、お酒を飲みたいからヨガのレッスンキャンセルしようかしら……とも考えたのですが、なんと、この日ヨガのレッスン付きのプランで宿泊していたのは私だけとのことで。もしかしたら私のためにインストラクターの方が用意していたかもしれないのにキャンセルはひどいな……と思って、お酒のほうを諦めました・笑
ビオテラスオルガニカ箱根のドリンクメニュー
そんなわけで、飲めないので少し空しい気持ちになりながらドリンクメニューをチェックします。
ビオテラスオルガニカ箱根では、ビオワインの品揃えが豊富な宿と聞いていましたが、グラスでも4種類のワインが楽しめるのがいいなと思いました。中でも、スパークリングワインのグラスがあるのはうれしいですね。ああ、飲みたい……。
「箱根七湯ビール」なる地ビールも置いてありました。これもけっこうおいしいんですよね。
ソフトドリンクのメニューはこちら。
ウェルカムドリンクでもいただいた「メゾンブレモンド」のオリジナルドリンクに、原宿の「ダブルトールカフェ」の豆を使ったというコーヒー。
その他、何種類かのお茶と甘酒、ミックスジュースやオーガニックコーラ、ほっとしょうがゆず。
うーん、食事と一緒に飲むことを考えると、やはりお茶でしょうかね……。
この他、ボトルでオーダーできるワインもいろいろと用意されており、値段も4000円台のお手軽なものが多くありました。
1万円を超えるボトルも6種類ほど。
料理もフレンチベースですし、やはり、ワインが好きな人がより楽しめそうなメニューですね。
さて、お酒が飲めないのでかなりやる気をなくしつつも……何を飲みましょうかね。
ビオテラスオルガニカ箱根の夕食
テーブルには、こんな感じでカトラリーが並べてあり、その奥には、メゾンブレモンドのオイルやバルサミコ酢が並んでいました。
提供される料理のそれぞれに合うオイルやビネガーがあり、ちょい足ししながら食べるといいのだそうです。
マクロビオティックフレンチ、ということで、どのぐらい厳格なメニューなんだろうとドキドキしていましたが「白砂糖不使用」「食材はできるだけオーガニック」「調味料もできるだけオーガニック」という感じでしょうか。おそらく乳製品も不使用っぽいですね。
動物性たんぱく質がまったくない感じだとさすがに寂しいかなと思ったのですが、メイン料理には「帆立のフリカッセ」の文字があったので、少しホッとしました。
まず一皿目「牛蒡の素揚げ、ブロッコリーとアボカドのココット、さつまいものレモン煮」です。
ブロッコリーとアボカドのココットにはバジルの風味のオリーブオイルを、さつまいものレモン煮にはレモンの風味のついたオリーブオイルをかけながらいただくと良い、とのこと。
一番右の緑のラベルがバジルのオイル、右から2番目の黄色いラベルがレモンのオイルですね。
ブロッコリーとアボカドのココットは思っていたよりずっと濃厚なお味。野菜の味が濃いからでしょうか。後半、バジルのオイルをかけていただくと爽やかな風味が加わり、味はさらに濃厚になっておいしくなりました。
飲み物は結局、料理の味を一番邪魔しなそう……ということで、ルイボスティーにしました。ああ、スパークリングワインが飲みたかった……。
2皿目、蕪のすり流し。
とても優しいお味のスープ。おいしい。
3皿目。切り干し大根と鉄火味噌のアラビアータ。
チーズがかかっているように見えるのですが、上からまぶしてあるオレンジっぽいものは「切り干し大根」でした。
「鉄火味噌」と「切り干し大根」で、実は和風食材の組み合わせなんですね。切り干し大根のコリコリとした食感が意外とペンネとよく合っていましたし、途中でチリオイルをかけて辛味を足していただけるのも良かったです。
このあたりでルイボスティーがなくなったので、メゾンブレモンドのオリジナルドリンクの中から「バルサミコ&ピーチアプリコット」をソーダ割りでいただくことに。
ウェルカムドリンクはお湯割りでいただいたのですが、ソーダ割りもおいしそうだなと思って、気になっていたんですよね。
ほのかな甘みが感じられる爽やかなソーダ水で、食事中に飲むのにもちょうど良かったです。
4皿目。帆立のフリカッセ。
帆立の下には白菜のクリーム煮が敷き詰められていて、これが薄味ながらすごーくおいしい!
そして、このクリーム煮に「トリュフオイル」と「トリュフ塩」を加えながらいただくと……かなり豪華な味わいになりました。うう……おいしいけど私これ、この3倍ぐらい食べれるなあ……。
最後はデザートにアップルタルトとレモンティーをいただき。
タルトはりんごがかなりたっぷりと練り込まれており、バルサミコ酢をかけながらいただきます。
レモンティーは、レモンのスライスをのせるわけではなく、レモン風味のフレーバーティーでした。
最後、どうしても温かいコーヒーが飲みたくなって別途オーダーしました。
こちらの宿ではコーヒーはドリップではなく、すべてエスプレッソマシンを使って淹れているんだそうです。
私はエスプレッソがあまり好きではなく、かと言ってカフェラテを飲みたいわけでもなかったので、一番「普通のコーヒー」に近いものということで、エスプレッソをお湯で割ったコーヒーを出していただきました。メニュー名だと「ブラック」になります。
お酒を飲めなかったのはだいぶ悔しかったですが、たっぷりの野菜を本当においしくいただけて、こういうのもたまにはいいな、と思えた夕食でした。
ビオテラスオルガニカ箱根の朝食
翌日の朝食も同じダイニングでいただきました。
玄米ご飯に漬けもの、味噌汁、たっぷりの温野菜、生卵、フルーツ、というラインナップ。
たっぷりの温野菜は、野菜自体の甘みが強く、添えられていたディップもおいしくて、あっという間に平らげてしまいました。
フルーツも色とりどりでうれしい。
漬けものも自家製なんですね。
ねぎがたっぷり載せられたお味噌汁と漬けものだけで、かなりご飯がすすみます。
そして、朝食の目玉が実はこの生卵です。
新鮮で濃厚な卵に「トリュフ塩」と「トリュフオイル」をかけて、贅沢な卵かけご飯にしていただくのです!
どれもシンプルな料理なのですが、素材の質の良さが感じられる、極上の朝食だったと思います。
最後にコーヒーをもう1杯オーダー。部屋まで運んでいただきました。
うーん、しかし、コーヒーは自分で淹れたほうがたぶんおいしかったな・笑
ドリップパックは持ってきていたので、部屋にポットがあったらなあと最後まで思ってしまいました。
ヨガのレッスン・朝日・月見・ハーバルスチームサウナも楽しめる
夕食後に、プランに含まれていたヨガのレッスンを受けたのですが、専用の広いスタジオが用意されており、マットなどもすべてお借りすることができます。
この日はたまたま満月が近かったので「月の光を浴びながらヨガをする」というテーマで夕食後の時間帯になったようです。ということは、朝にヨガレッスンがあるときもあるんでしょうかね。なんとなく、そのほうが気持ち良さそうな気がするのですけれど……(お酒も飲めるし)
ちなみに、こちらのヨガスタジオでは「ハーバルスチームサウナ チュポン」なる、西洋風のヨモギ蒸しのような施術も受けることができるようです。
また、ダイニングの外には、朝日や月を眺めるのに良さそうなテラスもあり、夏場はこちらで朝食をいただくこともあるそうです。
自由にテラスに出られるようになっていたので、夜中に出てみたときの写真が↑こちら。
また、泊まった日の朝は、相模湾の方向に厚い雲がかかっていて見えませんでしたが、天気が良ければ日の出も、部屋のベランダやテラスから眺めることができるそうです。
朝日を浴びながらヨガ、とかもかなり気持ち良さそうな気がしますね。
【再訪したい度】★★★★ 滞在するだけで自然とデトックスできそうな宿
普段の私ならあまり選ばない感じの宿でしたが、料理はかなりおいしかったですし、お風呂も良かったし、なかなか楽しい滞在だったと思います。
本当ならこの手の宿って、2泊ぐらいしてのんびりと過ごせたら最高なんだろうなと思うのですが、2泊以上するには少々値段が高いこと、部屋にポットがなかったりWi-Fiがあまり快適とは言えなかったことなど、長く滞在するには足りないポイントもあり、絶対再訪したいかと言われるとそうでもないかな、という感想になってしまいました。
ですが、ハマる人にはハマるコンセプトの宿だと思いますし、案外こういう宿で1人泊を受け入れている宿も少なかったりするので「マクロビフレンチの宿」と聞いて興味を惹かれる方にはぜひ試していただきたいです。料理は本当においしかったので!
【1人旅に優しい度】60点:女性の一人旅に良さそうな宿だが、休前日は直前予約のみなのが残念
泊まりやすさ 5/20
1人泊は基本的には平日のみ。直前予約で休前日宿泊可能な場合もあり。
1人泊の場合、2人泊の宿泊料金+3000円。
食事場所の配慮 10/20
ダイニングでの夕食だが、1人泊と複数人のグループは席が離してあった。
プランの選択肢 20/20
プランの選択肢自体は1人泊でも2人以上の宿泊でも変わらない
ドリンクオーダー 15/20
グラスワインの選択肢がけっこう多いのは良いと思う
フリーWi-Fi完備 10/20
スマホではWi-Fi利用できたが、速度はやや遅め。また、私のPCではエラーが出てしまい、Wi-Fiを利用することができなかった。