2015年の米沢シリーズ、今回で最後です!
前回レポートを書いた、小野川温泉うめや旅館さんには2015年の8月に初めて泊まったのですが、同じ年の年末に早くも再訪しています。
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私は、米沢とはかなり離れた街ですが同じ山形県内の出身なので、8月に泊まったのはお盆の帰省の途中の旅でした。
そして、うめや旅館さんがあまりにも気にいってしまったので、年末の帰省のおりに再訪したのです。
ちなみに、2016年のお盆休みには同様の感じで、宮城蔵王の青根温泉岡崎旅館に泊まってから実家に帰っています。
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限られた休みと交通費を最大限に生かし、気の進まない帰省を少しでも楽しいものにするために、帰省がてらの温泉旅は私の中で定番となっています。
2回目にうめや旅館に宿泊した際、自分の中で一つ、旅のテーマがありました。
それは「米沢のステーキ専門店でステーキを食べたい」ということです。
2015年の年末の米沢駅。
米沢は私の地元と比べても雪が多い地域ですが、この日はとても天気がよく、路面にもあまり雪はありませんでした。
駅の目の前で比較的リーズナブルにステーキがいただけるお店。そんなに混んでいないのも魅力
夏に来たときは、新高湯温泉 吾妻屋旅館さんの夕食でサーロインステーキをいただき、満足して帰ったのですが、やはり旅館のステーキは旅館のステーキだなあと思ったところもあり。
いいお肉を使っていましたし、せっかく焼き加減も聞いてくれるのに、熱く焼かれた鉄板に載せられて提供されるので、食べ終わる前に火が入りすぎてしまうんですよね。
ちゃんとしたステーキのお店ならそのあたりも、加味してくれるのではないか、と。
で、調べてみると案外、米沢牛のステーキの専門店というのは少なくて、すき焼きや焼肉店のほうが多いようなんですね。
こちらとか、有名店らしいです。
しかし、駅から遠い店がほとんどで。。。
公共交通機関利用の私にとっては、ハードルの高い場所が多かったです。
そして、最後に候補に残ったのが米澤牛DINING べこやと
この ステーキ東洋館でした。
どちらも「米沢駅徒歩3分」とありましたが、東洋館のほうがより、駅に近いです。道を渡ってすぐという感じ。
決め手はなんだったかというと
「食べログの口コミを読んで、東洋館のほうが混んでなさそうだったら」と
「ステーキ以外にすき焼きとかいろいろやってるべこやより、ステーキ専門店の東洋館のほうが良いのでは?」
と思ったからです。
べこやさんは、通常の週末でも開店前から行列ができるお店ということだったので、正直なところ、そういうお店に、年末という繁忙期には、たとえ予約したとしても1人では行きたくありません。そういうとこには平日の夕方早い時間とかに行きたい。。。
というわけでいざ!東洋館!
奮発して5000円の米沢牛ロースステーキセットをいただく
お店は11時からのオープンですが、入店したのは11時15分ぐらい。
先客は1組だけだったので、4人がけのテーブル席に案内されました。
全27席のこぢんまりとしたお店ですが、店内はレンガ造りの内装でテーブルには白いクロスがかけられ、高級感と清潔感があります。
さて、このお店は2000円以下でハンバーグのランチもありますが、今回は当然ステーキを食べに来たので、メニューはステーキしか見ません。
ちなみに私は、ヒレよりもロース、サーロインが好きです!
こちらのお店では「特選チャンピオン牛」とやらも扱っているそうなのですが、チャンピオン牛のロースステーキはセットで9300円。
さすがに高いかも。。。
ロースステーキで最も安いのは、米沢産ではない「山形県産牛のロースステーキ」のセットで、こちらが2900円なんですが、せっかくなので米沢牛をいただきたい気がする。。。
というわけで、米沢牛ロース肉のセット[スープ・ライス・サラダ付]5000円をいただくことにしました。
まず運ばれてきたコーンスープとサラダ。
セットだからと言って、いいかげんなおまけではなく、コーンスープは濃厚でコクがあり、サラダのドレッシングもおいしく、野菜も新鮮。フレンチレストランのような味わいでした。
これは、ステーキにも期待できるかも。
そしてステーキがどーんと!
おお!思ったより大きいかも。
でも、そのぶんちょっと薄かったですw
焼く前に、叩いたりして広げているような感じ。
ソースはデミグラス系で濃厚で、肉の下に敷かれていたジャガイモやにんじんを、このソースで食べるとおいしかったです。
うーん、でも私の好みとしてはもうちょっと、シンプルな味付けのほうが好きかもしれないです。
【再訪したい度】★★★☆
ステーキはけっこうボリュームがあったので、米沢牛というブランド牛であることを考えたら、コスパは悪くなかったんだと思います。
でも、残念ながら肉が薄く平べったかったところと、ソーズの味がちょっと好みに合いませんでした。
肉の厚さについては、もしかしてもっと奮発してチャンピオン牛とやらにすれば良かったのかもしれません。
食べログなどで見ると、チャンピオン牛はもっと厚い状態で提供されていたので。
でも、味付けはチャンピオンでも一緒なんですかねえ。。。
別にまずくはないし、サラダとスープはおいしかったんですけどね。
結局、醤油ベース、もしくはシンプルに塩こしょうでいただくのが好きなんですよね。
あるいはポン酢とか。
そう考えると、新高湯温泉吾妻屋旅館のステーキは、やっぱりけっこうおいしかったなと。。。
味付けがシンプルなので、肉の焼き目がはっきり見えるんですよね。このぐらいがいいなって思ってしまいました。
ところで、食べログで「米沢市 ステーキ」のランキングを検索すると、1位は「時の宿 すみれ」なんですね。
「2人客専用の温泉宿」で、米沢牛をふんだんに使った料理が好評な有名宿ですよね。。。
いつか行ってみたいです。