温泉浴と森林浴 ひらゆの森
新穂高ロープウェイや上高地、乗鞍岳などに向かうバスが集まる平湯バスターミナルの隣にある日帰り温泉施設。
宿泊も可能な施設ですが、GWの初日の午前中から、行ってきました。
前日まで山に登っていたので登山用のザックを持っていたのですが、温泉施設内では邪魔になるかもしれないと思い、バスターミナルのコインロッカーに預けてきました。
登山者の多い施設だと、入り口にザック置き場があったりもしますけど、ひらゆの森にはそういうスペースはなさそうだったので、やはり、コインロッカーに預けていったほうが良いのかも。
お願いすればフロントで預かってくれるかもしれませんが、脱衣所内は混雑していることが多く、あまり空きスペースもないので大きなザックは邪魔になってしまいそうでした。
日帰り入浴の値段は大人500円と、比較的リーズナブルです。
【風呂】★★★★
内湯と、庭園のような広い露天風呂。
泉質は、白い湯の花が舞う硫黄泉で、硫黄の香りがはっきりとわかります。
内湯は、吹き抜けの造りで湯気がこもりぬくいようになっています。お湯はやや熱めですが、広々としているので窮屈な感じはしないと思います。
露天風呂は、岩風呂や檜風呂などさまざまなタイプの浴槽が、庭園内に点在している感じです。
一つ一つの浴槽はあまり大きくありませんが、自分好みのスペースを見つけてしまえば、混んでいても案外くつろげます。
露天風呂はぬるめなので、露天風呂に入ってのんびりした後、最後に内湯に入って温まって出る感じでした。
洗い場にはボディシャンプーとリンスインシャンプー有り。
洗い場はけっこう数もあり、この日はそこまで混んではいなかったですが、混雑している日は待ち時間が出てしまうこともあるそうです。
そして……浴室は広々としているんですが、そのわりに脱衣所はあまり広くないんですよね。
ドライヤー待ちの列もできていましたし、着替えるときも人にぶつかりそうになりながら、小さくなって着替える感じでした。
また、脱衣所には脱衣かごのほかにロッカーもあるんですが、これが、コインロッカーサイズだけど100円が戻らないタイプ。
100円が戻らないタイプだと、当然ですが気軽に出し入れができないので、ロッカーには財布など貴重品のみを入れ、その他の荷物は脱衣籠に入れるという、ロッカーと籠のダブル使いになってしまって、スペースがもったいないような。。。
100円が戻らないタイプのロッカーなら、いっそ小さめサイズの貴重品ロッカーにしてしまったほうがいいのになあ、と思いました。
【食事】★★★
ひらゆの森には「もみの木」という食事処があり、飛騨牛の鉄板焼きや蕎麦、朴歯味噌や地ビールなど、地元産の食材を使った料理を提供しています。
はじめ、そこで昼食を取ろうと思っていたのですが、ものすごい行列ができていたので諦めました。
館内や浴室の混み具合はそこまでではなかったんですが、あまり席数が多くないんでしょうかね。。。
食事処は一箇所のみですが、フロントのすぐ前に、お土産売り場と併設のカフェがあり、カフェはぜんぜん混んでいなかったので、そこで軽食をいただき、昼食としました。
生ビールと、飛騨牛まん、飛騨牛コロッケ。
甘いものが食べたくなったので黒蜜ときなこのパフェ。
パフェはけっこう大きかったです。
味もまあまあおいしかったし、ここは混んでいなくて、置いてあった雑誌を読みながらくつろげたのがよかったです。
【再訪したい度】★★★★
500円という値段を考えると、とてもいい施設だと思うのですが、週末の混雑がちょっと難かなあと思います。
食事処やカフェ以外にも、畳敷きの湯上がりにくつろげる休憩所なんかもあるんですが、そこも週末に行くとたいてい、いっぱいなんですよね。。。
平日に行けるのであれば本当におすすめだと思います。