温泉ブログ 山と温泉のきろく

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由布院いよとみ宿泊記 すべての浴室を貸切で利用可能な宿に、リニューアルオープン後初めての一人泊

大分県由布市 由布院いよとみは2018年7月に改装リニューアルオープン

高級温泉旅館が建ち並ぶ由布院温泉の中で、比較的リーズナブルに泊まれて1人泊もしやすい「由布院いよとみ」に、2019年の1月に宿泊してきました。
実は泊まったのはこれが5回目。その前に泊まったのは2016年の12月だったので約2年ぶりの宿泊ですが、2018年7月にいよとみさんは改装リニューアルオープンをはたしており、部屋数が13室だったのが4室増えて17室となりました。さらに浴室・食事処も増築したとのこと。

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由布院駅からは徒歩圏内で値段も比較的リーズナブル、休前日でも1人泊可能な非常にありがたい宿である由布院いよとみさん、リニューアルオープンでどのように変化したのでしょうか?

2019年1月の宿泊時のレポートを大幅に追記し、再度公開します。

別府駅から由布院駅まではバスで1時間。由布院駅からいよとみまでは徒歩8分。

だいぶ更新に間が空いてしまいましたが、この記事は2019年の1月、別府明礬温泉の「小宿YAMADAYA」に宿泊した翌日のお話です。

別府から由布院までは、亀の井バスの路線バス で向かうのが便利です。所要時間は1時間。運賃は片道900円で、PASMO、Suicaも使えます。

電車で行くこともできるのですが、大分駅で乗り換えも必要ですし、各駅停車(運賃1130円)だと乗り換え時の待ち時間によっては2時間近くかかってしまうこともあります。別府駅が始発のバスに乗れば確実に座れますから、バスで行ったほうがお得です。

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別府駅西口3番乗り場から、始発バスに乗車します。
バスは途中、別府ロープウェイの乗り場や、由布岳登山口を経由して由布院に向かいます。

車窓から、由布岳が大きく迫って見えました。

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約1時間の乗車で、由布院駅の目の前にあるバスターミナルに到着。

駅から宿までは徒歩8分です。

今回もそうなんですが、由布院いよとみに宿泊するのは、九重山に登山する前日、ということが多いのです。

「牧ノ戸峠」などの九重山の登山口に向かうバスが、由布院駅前のバスターミナルから出るため、駅から歩けるこちらの宿は貴重です。駅まで送迎してくれる宿も多いとは思うんですが、朝は何かとバタバタしますからね……。歩けたほうが気分的に楽なのです。

宿に向かう途中、さきほどバスですぐ側を通ってきた由布岳がきれいに見えました。

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橋を渡ったら、まもなく到着です。

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着きました! 

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ちなみに、この日は成人の日の3連休の初日なので、確実に満室だと思いますが……いよとみさんの浴室は貸切利用なので、浴室の争奪戦にならないかが気になるところです。では、チェックインしたいと思います。

本館1階でチェックインし、別館の部屋に案内していただく

玄関はリニューアル前と変わらず、門を入って正面にありました。

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中に入ると……おお……様子がだいぶ変わっています。
以前は、入ってすぐのところで靴を脱いだのですが、フロントの正面は靴を脱がずに寛げるロビースペースとなっていました。 

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そしてこのスペースは、かつては食事処だった場所です。

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座卓で座っていただく食事処でしたが、だいぶ思いきってリニューアルされたんですね。
チェックイン手続きを済ませ、お部屋に案内していただくことに。

これまではいつも、フロントのある建物の2階に宿泊していたんですが、今回泊まるお部屋は別の棟になるとのこと。 

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というわけで靴を脱がず、ロビーの外を通って隣の建物に向かいます。 

【部屋】★★★★ コンパクトシングルルームの快適度は他の部屋に比べると低め

2019年1月は「1人泊専用」のコンパクトシングルルームに宿泊しました。こちらはリニューアルオープン時に4室新設されたお部屋で、休前日や繁忙期もいつでも1人泊が可能です。お正月期間も、じゃらんや楽天トラベルにはプランが出ていなかったのですが、公式サイトからは1人泊の予約ができるようになっていました。

いつでも1人泊できる部屋が4室増えたのは非常にありがたいことなんですが、その代わり、これまで宿泊可能だった本館(と呼ぶべきかわかりませんがフロントや浴室がある建物)のお部屋は、1人では平日しか予約できなくなってしまいました。リニューアル前は料金アップはあるものの、休前日に1人で広い部屋に泊まることも可能だったので、これは少し残念です。

とは言え、以前の対応が一人泊に優しすぎただけで、リニューアル後でも十分、ありがたい宿ではあるんですけどね……。

2019年1月に宿泊した1人泊専用コンパクトシングルルーム

隣接する別館(という呼び方が正しいかはわかりませんが……)に足を踏み入れると、白い壁とフローリングのきれいな廊下が現れます。

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あら、新しくて良さそうじゃないですか、と思いきや、途中でログハウス風の雰囲気にガラリと変わりました・笑

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お部屋はこちらの1階にあります。

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4室あるコンパクトシングルルームが、左右に2部屋ずつ。

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畳の上にカーペットが敷いてあるので正確な広さはわかりませんが、たぶん6畳ぐらいではないかと。部屋の奥に幅100cmのシングルベッドが設置してあります。

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テレビや姿見、冷蔵庫などの必要な家具・電化製品はしっかり揃っています。

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クローゼットはありませんが、ハンガーラックが設置してありました。

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浴衣、足袋ソックス、タオル、バスタオル、羽織などもしっかりあります。

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お茶セットとお茶菓子もまとめて置いてあり、湯沸かしポットもありました。お部屋でコーヒーを淹れたいので、湯沸かしポットがあるのはありがたいです。

ガラステーブルの中には箱ティッシュとドライヤーが置いてありました。ドライヤーは、やや風量が弱いタイプなのが少し残念。

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冷蔵庫の中は空でした。リニューアル前に泊まった部屋には、少量ながら有料のドリンクの用意があったのですが……。

実は由布院いよとみは館内に自動販売機がないのです。だから、夜中に喉が渇いたり、風呂上がりに部屋でビールが飲みたくなったときに、買い置きがなければ冷蔵庫の有料ドリンクが頼りだったのですが……今後はチェックイン前にしっかり買ってこなければならないですね。コンパクトシングルルームだけ冷蔵庫の飲み物がないのか、他の部屋もないのかはわかりませんが……。

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それから、室内に内線電話がないな、と思ったら、建物の入り口に共同の電話があり、「何かあればこちらからご連絡ください」というようなことが書いてありました。

まあ、内線電話はそんなに頻繁に使うものでもないので、個人的にはこういう対応でも別に困りはしません。

お部屋に案内してもらった際、フロアガイドをいただきました。

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実は、今回宿泊した部屋はこのガイドには記載がなく、ボールペンで→が書かれている先「琥珀」という部屋の上にある白い長方形のところです。

ここに4室の部屋があり、手書きで「WC」と書かれていますが、共同のトイレがありました。

実は、この共同のトイレが今回の宿泊中一番の鬼門でして……。
「男性用」と「女性用」の個室が1つずつ左右にあったんですが、男性用が故障中ということで、女性用の1つを男女兼用で使うことになっていました。

それだけでもちょっと、気分が盛り下がるわ……と思っていたのですが、さらにそのトイレの清潔度が、低かったのです(涙)

故障・清潔度共に、現在は改善されているかもしれないのですが(そうであってほしい…)この日はそういう状況だったので、ちょっと悲しい気持ちになってしまいました。

以前、本館に泊まったときは、共同のトイレもきれいだったんですけどね……。連休で宿泊客が多い日でしたので、手が回っていなかったのかもしれません。

2016年12月に宿泊したトイレ付き和室

2016年12月に宿泊した際は、広縁とトイレ洗面付きの部屋に宿泊しました。リニューアル前のこの頃は、トイレ無しの和室が一番安いお部屋だったんですが、そのタイプの部屋が満室だったため、1ランク上のお部屋を予約したのです。

お部屋は、フロントのある棟の2階に階段で上がって、左手の突き当たりでした。

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室内はこんな感じでこたつがあり、奥には既に布団が敷いてありました。

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布団が最初から敷かれているかどうかって、好みが分かれるところでもあると思いますが……1人で泊まる場合は昼からゴロゴロできて快適以外の何ものでもありません。

あらかじめ布団が敷いてあるので、夜の布団敷きや朝の布団上げのためにスタッフが部屋に入ってくることもありません。チェックアウトまで自分だけの空間です!幸せ。。。

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こたつの正面にはもちろん、テレビが!風呂上がりに、ビールやコーヒーを飲みながらこたつで過ごすひととき……至福です。

障子の向こうには広縁があり、広縁の両脇にトイレと洗面スペースがありました。

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広縁にはテーブルと椅子が置いてあり、外を眺められます。トイレも清潔で、ウォッシュレット完備でした。

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洗面所もあります。アメニティは特にないので、化粧水などは持参する必要があります。ですが、風力十分の業務用ドライヤーが冷蔵庫の上に置いてありました。

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洗面所の横にはお茶セットが。
湯沸かし機能付きのポットが置いてあるので、いつでも湧かしたてのお湯でコーヒーを淹れられるのは良いですね。

このときは、別府市内のコーヒー専門店で購入したドリップパックで、おいしいコーヒーを淹れることができました。

こちらのお店です。ドリップパックのブラジル、おいしかったなあ。

冷蔵庫には有料の飲み物もあるものの、買ってきたビールを入れる余裕も十分にあり、コップに栓抜きもあるので大変快適です。

 

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たまにコップが部屋にない宿があって、買ってきたビールを飲むとき寂しいのですよね。。。

有料の飲み物は自己申告式ですので、飲んだ場合はチェックアウト時に、お茶セットと一緒に置いてある伝票に記入して持っていくことになります。*1

浴衣とタオル類はまとめて置いてありました。

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浴衣がちょっと色浴衣風で素材もしっかりしていて素敵です。湯上がり用の足袋ソックスもしっかり。

また全室無線LAN完備です!速度も十分に出ましたので、ありがたかったです。

2014年12月に宿泊したトイレ無しの和室

2014年12月に宿泊した、トイレ無しの部屋の室内はこんな感じでした。

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広縁部分がない以外は、トイレ付きの部屋と一緒ですね。
お茶セットやドライヤーなどは、部屋の隅にまとめて置いてあります。

2階の廊下に出たところ。

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廊下の左側に、ガラスの入っている格子扉がありますが、そちらが、トイレ無しの部屋の入り口です。ドアの形がトイレ付きの部屋と異なるんですよね。

トイレ無しの部屋は洗面所もないので、こちらの共同の洗面スペースで歯を磨いたりします。

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共用の洗面所が1つしかないので、朝とか混んでしまったら嫌だな、と思いましたが、洗面所が付いていない部屋はそんなに多くないようで、特に混み合って困るようなことはなかったです。

うーん、こうして過去に泊まった部屋を振り返るとやはり、コンパクトシングルルームに比べるとかなり快適で、少し高くなってもいいからこちらに泊まりたいなあ、と考えてしまいました。

【風呂】★★★★ 2つの内湯は24時間、露天風呂は朝6時から23時まで、予約なしで空いていればいつでも貸切利用できる

由布院いよとみの浴室は、リニューアルオープン前は小さめの内湯が1つ、大きめの内湯が1つ、そして露天風呂が1つの3つでしたが、リニューアル後、内湯は2つ新設され、合計5つの浴室を貸切で利用できることになりました。

露天風呂は深夜の23時~朝6時までは入ることができないのですが、内湯は夜通し入浴可能です。

また、5つの浴室はすべて、内側から鍵をかけて貸切で利用します。

リニューアル後、貸切風呂の空き状況はWebで確認できるようになった

「予約なしで空いていればいつでも貸切で入浴できる」のがこの宿の方針ですが、浴室の空き状況については、浴室がある棟の1階と2階の廊下に、このように浴室の現在の利用状況が人目でわかる案内板が備え付けられていました。

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浴室に入って内側から鍵をかけると、こんな風に利用中の浴室が点灯します。

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↑このときは、露天風呂と大浴室が利用中です。
以前は「廊下に出れば利用状況がわかる」のでこれで十分でしたが、浴室も客室も増えたことで新たに、空き状況がWeb上で確認できるようになりました。

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しかし、こうなるとどうも、みんなずっとこの画面をチェックしているみたいで……「空きが出た!」と思って浴室に向かったら、タッチの差で先を越されたり、ということが何度かありました。

では、1つずつ浴室を紹介したいと思います。まずは、リニューアル以前からある3つの浴室から。この3つの浴室については、リニューアル前から特に変化はありませんでした。浴室の手前にあるキッズルームも特に変わらず。

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けっこういろんなおもちゃが置いてあります。お風呂がすべて貸切なところと言い、お子様連れでも安心の宿だと思います。

露天風呂は1人で入るのはもったいない広さ

まずは一番人気の露店風呂へ。

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のれんの向こうにもう1枚のれんがあります。

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めくれたのれんの向こうから温泉のにおいとお湯の流れる音がしてきました。期待!

ひろーい露天風呂です!

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ここを独り占めできるなんて、なんという贅沢でしょう!

露天風呂にもちゃんと、シャワー付きの洗い場がありますので、最初から露天に来てしまっても大丈夫です。

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冬は、ここで洗髪とかするのはちょっと寒いですけどね。

温泉分析書が貼ってありました。

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泉温79.4度。ph8.5のアルカリ性単純泉です。すべての浴槽が100%源泉かけ流し。鮮度の良さが感じられるいいお湯です。

湯口からは源泉が常に流れ続けています。

f:id:happydust:20170131200131j:plainただし、おそらく源泉投入量で泉温を調節しているのだと思うのですが、熱めの源泉なので投入量はやや少なめです。

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42度ぐらいの熱めのお湯なので、冬のひんやりとした空気の中でつかるのは非常に気持ちよかったです。

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露天風呂だけは深夜入れないということもあり、一番人気があって順番を待っている人も多いので、適当なところで切り上げます。

ちなみに、露天風呂は脱衣スペースも外で、ちょっと寒いのでささっと脱ぎ着できるよう浴衣で行ったほうがいいでしょう。

私の一番のお気に入り、内湯の大風呂

以前からあるお風呂のうちの1つ、大風呂。

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ログハウスっぽい造りの広めの脱衣所です。ベビーベッド有り。

洗面所にはシャンプーハットが立てかけてありました。

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綿棒とカミソリ以外は、特にアメニティのようなものはありません。

こちらも、1人で浸かるのが申し訳ないぐらい広い浴室です。

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日のある時間帯は窓が開け放たれているため、湯気がもうもうと立っていることも多いですね。

浴室の奥のほうに、子供さんのおもちゃがまとめて置いてありました。
洗い場は4つほどあり、露天風呂の洗い場と同様にシャンプー&コンディショナー・ボディシャンプーが置いてありました。ブランドはたしかDHCだったと思います。

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内湯は24時間入浴可能なので、私は深夜や早朝にこちらの内湯で、1人のんびりしていることも多いです。鍵がかかる貸切風呂って、深夜に1人で入っていてもすごく安心感があっていいですね。
24時間入れるお風呂に1人で入ってると、すごい幸せなひとときなんですけど頭のどこかで「(女性のお客さん以外の)誰かが入ってきたらこわいな」とか考えていたりするんですよ。酔っ払いとかね。そういう心配がないってすばらしいなと思います。

プライベート感のある内湯の小風呂

それから小風呂です。大風呂よりは脱衣所もちょっと狭めです。

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浴槽の大きさは異なりますが、設備やお湯は大風呂と変わりません。

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1人ならこのぐらいの広さのほうがのんびりできるんではないか、という説もありますが……大浴室のほうが光が入って明るいので、両方空いているとなんとなく、大浴室を選んでしまうことが多いです。

新たに設置された「紋の湯」と「結の湯」

さて、リニューアルオープン後に新しく設置された「紋の湯」と「結の湯」はどんな浴室なのでしょうか?

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庭に立っている案内板に従い、浴室を探すと……。

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あ!ありました。2つ並んでいます。それにしても、民家の裏口のような素っ気ないドアですね・笑

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脱衣所は洗面スペースなどはなく、脱衣カゴとイスが置いてあるのみでシンプルです。

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浴室内には片側にシャワー付きのカランが1つ。

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片側に石造りの浴槽がありました。
前からある浴室の小風呂と同じぐらいのお風呂ですね。
しかし……以前からある3つのお風呂は、たえず新しいお湯が流れ落ちてくる湯口があったのですけど、この新しい浴室には、湯口が見当たりません。ではお湯はどこから……?

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ちょっとわからなかったのですが、浴槽の、お湯が張られている高さには温泉の成分がびっしりとこびりついていました。うーんでも、気持ち的な問題かもしれないけれどやっぱり、前からあるお風呂のほうが、お湯の新鮮度が高い気がします。

それと、私はすべて持参する人なのであまり気にならないですが、アメニティ類は少ないので、宿のものをあてにして持ってこないと困ってしまうかもしれません。
化粧水や乳液、ヘアゴム、ブラシなどは持参することをおすすめします。

【食事】★★★★ 夕食はプランによってメイン料理が変わるが、豊後牛や関あじなど魅力的なラインナップが揃う

 以前食事処だった場所が、リニューアルオープン後はロビーラウンジのようになっていたことは最初に書きましたが、実は、食事処は新しく離れにできていました!

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 案内板に従い、食事処へ。

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ありました!サンダルを脱いで中に入ります。

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テーブルと椅子が並ぶ、以前の食事処の倍ぐらいのスペースがある食事処でした。
もしかしたら、以前の食事処だと時間帯をずらさないと全員入れない、ということもあったのかもしれません。

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私も含め、1人泊の人は壁際の2人掛けのテーブル席に案内されます。
これは以前の食事処のときもそうでしたが、衝立があったり他のお客さんの目に触れないというわけではないのですけど、1人客が多くて、席も近いのでなんとなく安心感はありますね。

2019年1月の由布院いよとみのドリンクメニュー

さて、2019年1月のドリンクメニューをご紹介したいと思います。消費増税前なので、現在は値段はもしかしたら変わっているかもしれませんが……。
メニューは「日本語」「英語」「中国語」「韓国語」の表記がありました。

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ビールは生ビールをはじめ、地ビールのゆふいん麦酒や、私の大好きなコロナなど7種類もあってうれしい。ソフトドリンクも「由布院サイダー」や「JA大分みかんジュース」など地域性のあるものも並んでいます。「天然うめ蜜ジュース」なんていうメニューも、心惹かれますね。

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日本酒はやや少なめ。1合でいただけるのは「鷹来屋」一種類だけで、そのほかは300mlの小瓶が2種類。紅茶、ヨーグルト酒、カボス酒など、日本酒よりもリキュール系のほうが種類が多いです。

ワインも「安心院ワイン」という大分県のワインメーカーのものが赤、白、スパークリングと用意されていましたが、グラスでの提供はなし。シャンパンがモエとヴーヴクリコで2種類あるのは、外国人に喜ばれるからでしょうか。 

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焼酎のラインナップは豊富で、グラスでいただけるものが20種類近くありました。
一人旅で日本酒とワインが好きな人だと、やや物足りないかもしれませんが、焼酎が飲める人ならかなり楽しめそうです。

2019年1月のいよとみの夕食

さて、2019年1月宿泊時の夕食です。
前回泊まったとき、以前はあったはずのお品書きがなくなっていて残念……と書いたのですが、お品書き、復活していました!

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食材の写真入りで、とても見やすいお品書きでうれしい。

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しかし、セットされた鍋を蓋するようにお品書きがのせられていたことには少し驚きましたが・笑

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手前は「あん肝豆腐 生ウニを旨出汁にて」、右が「帆立と海鼠」、上が「数の子松前に芹を添えて」

どれも日本酒に絶対合うやつ!日本酒の種類が少ないのでビールかなあ……と思っていましたが、やっぱり日本酒で!

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ちなみに食前酒は大分県産梅酒です。

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「冷酒はなり」というお酒を注文しました。純米酒で、900円。

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お椀は「ごま豆腐にからすみ」!!!
からすみのお吸い物、初めていただきました。おいしい……。日本酒がすすむ。

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お刺身は豊後水道の真鯛とカンパチ。
カンパチ、脂がのっていておいしいです。

そして……今回は「まるっと一匹関アジ姿造り」付きのプランで申し込んでいたので、さらに関アジのお造りがきました。

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つやつやの関アジ……こんなにたくさん1人で食べられるなんて、幸せ……。

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もちろん、日本酒に最高に合います。

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ここで緑のお蕎麦が。茶そばと豚角煮。
なぜかこちらの宿は箸休めにお蕎麦が出るんですよね。本州のお蕎麦と比べると蕎麦が柔らかめなのがおもしろいです。

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焼き物は鴨のロースト。トリュフ塩でいただきます。

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蒸し物は「鰆のとろろ蒸し」
野菜たっぷりで味も良いです。

さて、最後は由布院いよとみの名物料理「地鶏鍋」です。
食事の途中で火をつけてもらいますが、地鶏らしく、身が赤々としていますね。

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野菜やきのこもたっぷり入っています。

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食べ終わったら最後に雑炊にして、香の物と一緒にいただきます。
いろいろなプランがありますが、地鶏鍋が一番満足度が高い気がします。地鶏鍋+関アジが個人的には一番好きですね。

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最後にデザートの「白桃葛きりとナタデココ」をいただき、ごちそうさまでした!

2016年12月宿泊時は「関アジ+豊後牛」を満喫できる豊の国会席プラン

リニューアルオープン前、2016年の12月に止まったときは関あじのお造りと、豊後牛の陶板焼きが付く、大分のおいしいものを満喫できる「豊の国会席」プランで予約しました。

食事は、夕食も朝食もお食事処でいただきました。夕食の開始時刻は18時か18時30分からチェックイン時に選択し、時間になったら1階フロント前の食事処に向かいます。

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このときはなんと、1人泊のお客さんが7人!!!

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男性4人、女性3人いまして。
窓に近い席に横並びに男性が並び(窓側は寒いから?)その後ろに、同じように窓の方向を向いて女性のテーブルが並ぶという、ちょっと不思議な光景でした。

うーんしかし、振り返ってみると、ここまで1人客が多いと宿のほうもいろいろ考えたのかもしれないですね。それで、今回のリニューアルに繋がったのかもしれません。
本当に、一人泊天国だったので。私も、この記事でずいぶん宣伝しました。

さて、この日注文したお酒は……。

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唯一、一合で注文することができる「鷹来屋 辛口本醸造」を熱燗でいただきました。
前菜とか、最初のほうで出てくる刺身とかって、ビールより日本酒のほうが合うと思うんですよね。

前菜と食前酒。

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ロールケーキみたいなやつは、柿とクリームチーズを重ねて巻いたもの。おいしかったです。

こちらは酢の物かな。

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ゆでたホタテを、柑橘系のソースで和えたもの。ちょっと洋風の酢の物でした。

お吸い物。

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いよとみさんは、ここで出てくる吸い物が「スープ」なことが多かったんですが、今回はわりとトラディショナルなお吸い物でしたね。柚子の皮が浮いてました。

お刺身。

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プランに「関あじのお造り」もついているのですが、全メニュー共通のお刺身もついてくるんです。こちらのお刺身(まぐろと鯛かな)もおいしかったです。

そしてお待ちかねの関あじです。量もたっぷり!

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豪快に切られていて、新鮮で、本当においしかったです。熱燗がすすみましたw

ここで茶そば。

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いよとみさんは途中で必ず、ちょっと変わったお蕎麦を食べさせてくれます。やや柔らかめですが、つるっとして風味は良いです。

焼き魚と煮物。

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このあたりでお酒がなくなったので。。。

じゃーん!熱燗の後に、ゆふいん麦酒頼んじゃいました!

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というのも、これから肉が来ますので。。。ドキドキ。

お肉と同時ぐらいに煮物。

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白子と白身魚です。おいしい。これは日本酒のほうが合いますね・笑

目の前に石焼きの石とカセットコンロがセットされました!!

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そしてお肉と野菜も。ちょうどいい塩梅にサシが入ってますねえ。

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塩とたれを、両方出してくれるのがいいですね!

熱くなった石の上にお肉野菜を載せて……いただきます!

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そしてご飯とお味噌汁、漬物もいただき。

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デザート。

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ごちそうさまでした!振り返ると、豊の国会席プラン良かったですね!
このときはお品書きの用意がなくてちょっと残念だったのですが、2019年には復活していたのでホッとしました。

2014年3月の宿泊時には、基本の「地鶏鍋」コースをいただいた

その前に泊まった2014年3月には基本の「地鶏鍋」のコースを選びました。
こちらの宿の名物とのことで、値段も最もリーズナブルな基本プランという位置づけです。

お品書きはこちら。

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お品書きもしっかりありました。

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食前酒はやはり梅酒。このときは1杯目はゆふいん麦酒で。

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前菜盛り合わせについてきた「鯛白子の旨煮に塩辛(赤い小皿にのっている)」がおいしくて「日本酒頼めばよかった!」って思いました。
右の先付けはミル貝とろろ昆布醤油。

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ここでお吸い物ではなくスープ!温製ブロッコリースープです。これがなめらかで、おいしかったんですよね……。

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左の蕎麦は「桜蕎麦に桜エビにとろろ」とえらく凝っていましたね。
右は煮物と焼き物。右のほうが焼き物で「天然鯛と野菜のグリル」です。

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左は酢の物で「黒豚ロースのロースト低温調理サラダ風」
なんかこのときが一番料理が凝っていたような気がします……。

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初めて食べた地鶏鍋もおいしかった……。地鶏なので歯ごたえとうまみがあり、いつも食べている鶏肉とはぜんぜんちがいましたね。。。

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デザートは「苺のババロアにココナツミルクとタピオカをそえて」でした。これも凝っていておいしかったです。

2014年12月宿泊時には「豊後牛ステーキ」のコースを選んだ

2014年3月に初めて来たのに、たいそう気に入って9ヶ月後に早くも再訪してしまいました。

その際は「豊後牛ステーキ」がメインのコースを選びました。というのも、前回来たときに隣の席にいた女性のお客さんがそのコースを選ばれていて、めっちゃおいしそうだったんですよ!ちなみに、その方も1人で来られてました。

お品書き。

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 左上から時計回りに、蕎麦、お刺身、スープ、前菜と先付け。

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このときのお蕎麦はシンプルでしたね。
左上にどーんと!網焼きのステーキ200g!

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いやー、めちゃめちゃおいしかったです。ものすごい脂がのってました。

ステーキって、旅館でいただくと大抵、自分で陶板の上で焼くことになりますけど、やはり厨房で、一番いい塩梅に焼いてもらったほうがおいしいなって思いました。

2015年6月に泊まったときは「まるっと一匹関アジコース」をチョイス。
お寿司屋さんでいただいた関アジが大変おいしかったので「関あじ食べたい!!」と思いこちらのコースを予約。
お品書き。

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こちらのコースは、関アジがまるごと一匹つくのですが、さらに通常コースの刺身もついてきまして。

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さらに、メイン料理として自慢の地鶏鍋もつくのです!

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「関あじ食べたいけど、最初に来たとき食べた地鶏鍋もおいしかったんだよなあ」と思って、つい。。。

いろいろ試していますが、メイン料理はほかに「しゃぶしゃぶ」「すきやき」「地鶏の溶岩焼き」などがあります。
写真で見ていただいたとおり、メイン以外の料理も凝っていて、毎回かなりメニューも変わっているので同じものを二度いただいた記憶がありません。何度も同じ宿に泊まると「これ、前も食べたな……」ということが大抵ありますから、これはすばらしいことだと思います。

2019年1月、リニューアルオープン後の朝食はバイキングに!

さて、5回も泊まっているので長々と夕食の紹介をしてしまいましたが、ようやく朝食です。朝食も同じ食事処でいただきます。

リニューアルオープン後、朝食はバイキングになりました。

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前夜と同じ食事処に向かうと、中央にバイキング台が設置されていました。席は自由ですので、なんとなく、前夜と同じ壁際の席に。

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バイキングのおかずは……すごい品数です。

もう、何がなんだかぜんぜん覚えていませんが、和総菜を中心に、さまざまな料理が並んでいます。

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キムチやソーセージ、ベーコンなど、和総菜以外のおかずもあります。

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湯豆腐やサラダも。

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パンもクロワッサンと丸パン2種類。バターやジャムもあるんですが……なんでしょう……なぜかあまり、心が躍らないんですよ……。

バイキング、ぜんぜん嫌いじゃないんですよ。たとえば青森の蔦温泉の朝食バイキングや、白馬のまるいしの朝食バイキングとか、かなり心躍るバイキングだと思うのですけど……これは何か、ちがう。

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結局、よくわからないラインナップになってしまいました。シューマイと海老餃子と、パン、漬けものと梅干し、鯖の塩焼き、たらこ、ソーセージとベーコンなど。

そして「なぜお味噌汁がどこにもないんだろう?」と思ったら、スタッフの方が席まで持ってきてくださいました。

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大分名物のだご汁です。うわー、これが来るとわかっていたら、最初から和のおかず中心で選んだのに!

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なんだか不完全燃焼な思いを抱えながら、取ってきた料理を食べ、食後のコーヒーをいただきました。

リニューアル前は朝食はだご汁&和総菜か、パン&目玉焼きからの選択だった

リニューアル前の朝食風景。うーんやはり、こちらのほうが何か落ち着く……。

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みなさん、思い思いにくつろいでおられますね。

リニューアル前の朝食は、大分名物のだご汁と、各種お総菜。

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最初の2回はこちらの朝食をいただき、野菜中心のたくさんのおかずと、たっぷりの「だご汁」の朝食には2回とも満足しました。

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ああ……やっぱり、バイキングのようにそこまで品数多くなくても、私はこっちのほうが心ときめくのですが……。

最初の2回の宿泊は和食を選択しましたが、3回目の宿泊の際に初めて、洋風の朝食を選択しました。

グランマ」という由布院のおいしいパン屋さんから取り寄せたパンをいただける、という触れ込みに惹かれたのです。

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おお!おいしそう!!
シンプルな目玉焼きと温野菜やソーセージの洋朝食プレートと、小ぶりなパンがビニールにくるまれた状態で3つ並んでいました。焼きたてなのか、ふわっふわです。

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その後、ヨーグルトとコーヒーが出てきました。

3つのパンはすべて種類が異なり、たしか「バター」「シナモン」「チーズ」でした。一番プレーンな「バター」のパンだけ目玉焼きと一緒にいただいて、シナモンとチーズはおやつにしたのですが、時間が経ってもまだふわふわでおいしかったです。

ヨーグルトとコーヒーは、洋朝食にはセットで付いてきますが、和食を選んで別料金でいただくこともできました。コーヒーは、こだわりの豆を使っていたようです。

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苦みの強い、深煎りの豆でした。おそらくエスプレッソマシンで淹れているのかなあと。ヨーグルトは「由布院チーズ工房」で作られている品だそう。

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ヨーグルトのジャムは数種類から選べるので、食事が始まる前に何がいいか聞いてくれました。

前回の洋朝食がとても印象が良かったので、2016年12月も洋朝食を選択したんです、が、ちょっとだけ様子が変わっていまして、パンの種類がプレーンなもの2種類のみになっていました。それから袋にも包まれておらず、持ち帰りは難しかったです。

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シナモンとチーズがなくなったのは残念でした。

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その後目玉焼きが運ばれてきまして。

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前回同様、ヨーグルトとコーヒーでフィニッシュ。

比べてみるとやはり、バイキングよりは、和食と洋食の選択式のほうが個人的には良かったなあ、と思ってしまいました。

宿泊客が多くなると、バイキングのほうが楽ということでしたら仕方がないかなとは思うのですが……あとは、外国人のお客さんには、バイキングのほうが馴染みがあるのかもしれないですね。

【再訪したい度】★★★★ 一人泊天国ではなくなってしまったけれど、使い勝手が良い宿なことは変わりない

実は、以前書いた記事の「再訪したい度」の見出しは「なぜあまり知られていないのか不思議なくらいの1人泊天国。このまま続いてほしい希有な宿」と書いていたんです。

でも、リニューアル後はちょっと、満足度が下がってしまったなあと感じました。たまたま、連休中の満室の日に入ってしまったというのも大きいと思うのですが、もう少し「コンパクトシングルルーム」の快適度が上がるといいんですけどね……。

もしかして既に改善されているかもしれないんですが、共同のトイレの清潔度がアップすれば、だいぶ違うんではないかと思います。

休前日に確実に一人泊できる由布院の宿、というのは数少ないので本当にありがたいお宿なんですが、願わくば以前のように、快適に泊まれますように……。

それか、お値段アップしていいからせめて「本館のトイレ無し6畳」の部屋にも、休前日1人で泊まれるようになるといいなと思いました。

【1人旅に優しい度】75点:新設のコンパクトシングルルームに不満がなければ最高の宿

泊まりやすさ 20/20

リニューアルオープンで増築された1人泊専用の「コンパクトシングルルーム」が4室あり、その部屋には「1人旅プラン」が設定されていて一年中いつでも一人泊が可能。
12/30-1/3のお正月期間も、旅行サイトからは予約できないが公式サイトからは予約可能だった。

食事場所の配慮 10/20
食事処の壁際の2人掛けのテーブルが1人客の食事スペース。
壁に寄せてもらっているのは人目にはつきにくくて良いが、席と席の間がやや狭めだし、衝立などがあるわけではない。

プランの選択肢 15/20 
「コンパクトシングルルーム」以外の部屋には、1人泊では繁忙期や休前日は泊まれない設定に変わった。以前はどの部屋でも休前日に1人で泊まれたので、個人的にはだいぶ残念。まあでも、これが普通の宿の対応かなーとも。
部屋は限定されるが、食事のグレードアップなどの選択肢は1人泊であっても変わらない。

ドリンクオーダー  10/20

焼酎の種類はかなり豊富で、20種類近い焼酎をグラスでいただける。
ビールの小瓶も7種類ぐらいあるし、焼酎好き、ビール好きであれば1人でも楽しめる。
ただ、日本酒とワインの品揃えはいまいち。日本酒は1合で注文できるお酒は1種類のみ、あとは300mlの瓶が2種類。ワインはハーフボトルからの提供となり、グラスワインがない。果実酒やサワーは多いので割り切れば楽しめるとは思う。

フリーWi-Fi完備 20/20

Wi-Fiは全館で利用可能。速度も十分出る。

*1:リニューアルオープン後もこの方式なのかは不明です。コンパクトシングルルームには冷蔵庫の飲み物はなかったので。