温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

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雪見露天風呂を楽しめる温泉宿12軒と、公共交通機関でのアクセスまとめ

露天風呂で雪景色を見た温泉宿を、公共交通機関での行き方付きでまとめた

実は雪国出身なので、雪景色には特に思い入れがなく、冬になると九州の温泉地への旅を計画するタイプの温泉好きです。

しかし、冬が近づくと「雪見露天風呂を楽しめる宿を紹介してほしい」というオファーをいただくことが度々あります。何しろ雪見露天風呂を求めて旅をしていないので「絶景雪見露天風呂!」みたいな宿はほとんど知らないのですが、北関東や東北、甲信越の宿に冬に泊まった際に、露天風呂から雪景色を眺めたことはあるので、そういう宿の中から紹介していました。

それで今回「これが今の私の精一杯です」ということで、雪見露天風呂を楽しめる温泉宿について1記事にまとめてみることにしました。概ね1人で泊まっているので、1人で宿泊可能な宿かどうかについても紹介していますが、あくまで記事公開日時点の情報であることだけはご承知おきください。(全国旅行支援の再開など予約が増えたタイミングで、1人泊のプランがなくなってしまうのはよくあることです……)

雪のない時期に入った露天風呂で「冬になれば雪見露天風呂が楽しめるだろうな」という宿はたくさん思い当たるのですが、一応「少しでも雪がある」ときに泊まった宿に限定してご紹介することにしました。

また、私自身いつも公共交通機関を利用して旅をしているので、紹介する宿に公共交通機関でアクセスするときの行き方についてもまとめています。雪が降らない地域にお住まいの場合、普段は車で旅をしていたとしても雪道の運転は自信がない、という方も多いかと思いますので、参考にしていただければと思います。

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2020年10月に著書が発売となりました。
一人旅をもっと楽しみたい方に向けたエッセイです。
一人で泊まれるおすすめの温泉宿もたくさん紹介しています。

 

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肘折温泉 大友屋旅館 宿泊記 肘折に初めて泊まる人におすすめの極上湯の宿に一人泊

土曜日も一人泊OK!お値段以上の満足度がある肘折の良宿

春から秋にかけては毎日朝市が開催され、湯治場の雰囲気を色濃く残す肘折温泉。
20軒ほどの宿が軒を連ねており、多くの宿に1人で泊まることができる、一人旅に優しい温泉地です。

家族経営の小規模な旅館がほとんどで、湯治プランで格安に泊まれるのが大きな魅力ですが、そんな中で大友屋旅館は、旅館的なサービスをきっちり提供してくれて、それでいて旅籠プランでも1万円台前半で土曜日でも1人泊可能な、何拍子も揃った宿です。

・宿泊料金はリーズナブル(トイレ付きの部屋に土曜日2食付きで1人泊して1万5千円以下)
・お湯が熱すぎない(激アツな宿もあるので……)
・熱いものは熱々で提供してくれる、旅館らしい夕食

この3つが揃っているので「肘折温泉に行ってみたい!」と言われたらとりあえず大友屋旅館さんをすすめておけば間違いないだろう、と思っている宿です。

既に2度泊まっているお気に入りの宿ですが、レポートしたいと思います。

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人吉温泉 人吉旅館 宿泊記 豪雨災害から復活した登録有形文化財の宿に一人泊

昭和9年の創業当時の姿を今も残す、極上湯の宿

人吉温泉の人吉旅館は、昭和9年に創業した純和風の旅館で、創業当時の佇まいが残る建物は2012年から登録有形文化財に指定されています。

実を言うと私はそこまで建築物にこだわりがあるタイプではなく、素敵な建物なのはもちろんすばらしいけど快適じゃないと嫌だな……という価値観なのですが、人吉旅館は雰囲気ある和風建築を修繕しながら大切に使っていて快適度も高く、居心地の良い宿です。

ブログでご紹介するのは初めてですが、実は既に3度も泊まっているお気に入りの宿です。源泉はクレンジング効果と保湿効果が共に高いすばらしいお湯で、食事もおいしいと思います。

コロナ禍以前に2度宿泊しており、落ち着いたらまた行きたいと思っていた矢先に2020年7月に豪雨災害が発生。1階の天井まで水に浸かるという大きな被害を受けて休業していましたが、2022年5月に全面復旧して営業再開しました。

復活したら必ず泊まりに行きたいと思っていたのですが、2022年9月に3度目の宿泊が叶いました。休業期間を経てさらにパワーアップしていた人吉旅館についてレポートしたいと思います。

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人吉温泉 上村うなぎ屋 豪雨災害から復活した行列ができる名店で絶品うな重

人吉に行く度おとずれていた行列ができるうなぎ店に3年ぶりの再訪

人吉温泉のある熊本県の球磨地域はかつてうなぎの一大産地だったこともあり、人吉温泉周辺は鰻屋さんが多いエリアです。

その中でも恐らく一番の有名店であり、行列ができるお店が「上村うなぎ屋」ではないかと思います。

創業1908年(明治41年)と110年以上の歴史がある老舗で、2018年にはミシュランプレートにも選ばれたそうです。

人吉温泉に行く度に上村うなぎ屋でうな重をいただくのが楽しみの一つでした。

2016年に初めて伺ったときは、実はそこまで行列はなかったのですが、ミシュラン効果なのか年々知名度が上がっていったようで、2019年にはお昼にはまだ早い11時過ぎのタイミングでも店の前に行列ができていました。

その後コロナ禍もあり、また2020年7月の豪雨水害での被災もあって休業していましたが2021年8月に営業再開!

人吉に行ったら必ず立ち寄りたい!と思っていた上村うなぎ屋に、2022年9月に再訪できましたので、ご紹介したいと思います。

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別府鉄輪温泉 山荘 神和苑 宿泊記 別府一望の眺望とかけ流しの青湯の宿に一人泊

「海地獄」と同じ色の湯に浸かれる!別府鉄輪の全室温泉浴室付きの宿

別府鉄輪温泉は、温泉街のあちこちから湯煙が立ち上る湯量豊富な温泉地です。
周辺には「別府地獄巡り」なる特徴的な源泉を観覧できる観光スポットがあり、別府観光の中心地でもあります。

地獄のうちの1つ、青い色の「海地獄」は鉄輪温泉街のすぐ近くにあります。ということは鉄輪の源泉も青いのか?と思いきや、実は鉄輪温泉のお湯はうっすら色づいているお湯がたまにあるぐらいで、ほとんどは透明な食塩泉や単純泉です。

しかし、そんな鉄輪に「まるで海地獄」のような鮮やかな青い源泉に浸かれる宿があるのです。

それが「山荘 神和苑(さんそう かんなわえん)」です。

ずっと前から1度泊まってみたいと思っていた宿でしたが、宿の建て替えで何年か休業していたこともあり、機を逃していました。

2022年に初めて宿泊が叶いましたので、レポートしたいと思います。

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別府鉄輪温泉 サリーガーデンの宿 湯治柳屋宿泊記 せいろ蒸しの朝食が絶品の極上湯の宿に一人泊

地獄蒸しを体験できてお湯も極上!そして1人で泊まりやすい湯治宿

別府八湯の一つである鉄輪温泉(かんなわおんせん)は、別府駅周辺の繁華街からは離れているものの、周辺には「別府地獄めぐり」をはじめとした観光スポットも多く、大小さまざまな温泉施設が軒を連ねる温泉地です。観光客もたくさん歩いていますが、湯治場の雰囲気が今も残る地域でもあります。

そんな鉄輪温泉にある「サリーガーデンの宿 湯治柳屋」は、イタリアンレストランが併設された湯治宿です。

食事は、朝食については宿に用意してもらうこともできますが、夕食は併設のレストランを予約するか、宿の外で外食するか。あるいは館内に設置された「地獄釜(温泉の蒸気で簡単に蒸し料理を作れる釜)」で自炊するなど好みに合わせて計画します。

私は、温泉宿には2食付きで宿泊するのが好きなんですが、鉄輪には気になる飲食店もあるので外食してもいいなと思ったのと、柳屋さんの評判がとても良いので以前から気になっており、今回初めて宿泊しました。

泊まってみると、すばらしい浴室と過不足ないサービスで朝食も大変おいしく、評判どおりの宿だったので、レポートしたいと思います。

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【2食付き2万円以下】2021年に1人で泊まったコスパ最強の温泉宿ベスト10を今更ながら発表する

1泊2食付き2万円以下の宿で、コスパ重視の総合ベスト10を選出した

2022年も終わりに近づくタイミングでの公開となり恐縮ですが、本稿は「2021年に泊まった温泉宿」の振り返り記事です。

2021年に泊まった宿の中から「2食付き2万円以下で1人で泊まれる」比較的リーズナブルな宿限定でご紹介しています。

先に公開済みの「2021年に泊まった温泉宿で「部屋」「風呂」「食事」が良かったおすすめ宿ランキングを発表する」では、2021年に泊まった宿の中で「部屋・建物」「風呂」「食事」の3項目について「突出して良かった宿」のベスト3をそれぞれ選定しました。

「食事」や「部屋」部門では特に、宿泊料金の高い宿が上位に入りやすい傾向がありますが、私自身、たまにいいお値段の宿に泊まることもあるとは言え、普段は1泊2食付きで1万円台で収まる宿を中心に宿泊しています。なので「すごく印象が良かったけど項目ごとのランキングには入らなかった」宿がいくつもあるのです。

そこで、2021年に泊まった宿の中から「1泊2食付で2万円以内で泊まれる」宿に限定して「コスパも重視していろんな要素を総合的に見た」ランキングを作成しました。

また、一人旅で利用しやすい温泉宿については、発売中の著書でもたくさん紹介していますので、ぜひ、お手に取っていただけますと幸いです。

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