温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

山と温泉のきろく


※当サイトのリンクにはプロモーションが含まれます

登山口から2時間以内で着けるテント場20選 これからテント泊登山を始める人におすすめのキャンプ場まとめ

初めてのテント泊では、登山口からすぐ着くキャンプ地を選んだほうがいい

2020年から2021年にかけては「テント泊登山を始めてみようかな」と思う人が、例年よりも増えたのではないでしょうか。

見ず知らずの人と同室になることなくプライベートスペースを保てることはテント泊の最大の利点ですが、そのことの価値がこれまでにないほど高くなった1年だったと思います。「重いし」とか「初期費用が嵩むし」といったデメリットが、この1年に限っては霞んで見えた方も多いのではないかと。

しかし、テント泊装備は特に女性の単特登山者にはやっぱり重たいものです。また女性でなくても初めてのテント泊では忘れ物をする可能性も高いので、リカバリーがしやすいよう登山口から2時間以内で着けるテント場を目指すことをおすすめしたいです。

すぐ着くキャンプ場なんてあまりロケーションが良くないんでしょ?と思われるかもしれませんが、登山口の標高が高い山の場合は、ご来光を目の前で眺められるような眺望のいいキャンプ場に着けることもあります。

f:id:happydust:20210813031923j:plain

とは言え高所では風が強くなりやすく設営に難儀することもありますので、できれば2度目以降のテント泊で選んだほうが良いとは思いますが……。

この記事ではテント泊初心者、あるいは久々にテント泊をする方におすすめしたい「登山口から徒歩2時間以内でつけるテント場」についてまとめました。

また、手前味噌ですが、ひとりで登山を始めてテント泊をするに至るまでのあれこれについては昨年出版した著書に詳しく書いていますので、ご興味のある方は手に取っていただけたらうれしいです。

続きを読む

よく知っているはずの街が、まるで知らない街のように見えた

f:id:happydust:20210628125211j:plain

「やんなっちゃうよ、就活。この前なんて面接で『文学部日本文学科です』って自己紹介したら『就職する気がない人が入る学部ですね』って言われたんだよ」

「まあ、文系でも語学とか法律とか経済とか簿記とか?勉強してきた人と比べたら、役に立つ感じはしないもんね……」

「だね!実際、就職したいかしたくないかって言われたら、別にしたくはないしねー」

続きを読む

【すべて1人泊可能】2021年はここに泊まりたい!各都道府県から1軒ずつ、一番泊まりたい宿を選出した【全47軒】

2021年も土曜日に1人で、お湯が良くて食事もおいしい宿に泊まりたい(あと半年ですけど……)

毎年1月に公開している「今年泊まりたい宿」の記事ですが、2021年はこんなタイミングで公開することになりました。
年明け早々に首都圏に緊急事態宣言発令が決まり「このタイミングで『2021年泊まりたい宿』の話をしてもね……」と思いつつ3月の宣言解除を迎え。
じゃあそろそろ旅の計画を立てようかな?と思っているうちに3度目の緊急事態宣言。

「もうこれは、いつならOKってこともないのでは?」と思い、2021年始まってだいぶ経ちますけど、せっかく47軒選んだので公開することにしました。

多くの宿はこのご時世でもがんばって営業していますし、行ける範囲内で旅を楽しむための手助けに、あるいは「落ち着いたら絶対ここに行こう!」と、妄想しつつお楽しみいただけたらと思っています。

今回も「1人で」泊まれる温泉宿に絞って、47都道府県から1軒ずつ、1番泊まりたい宿を選んでいます。

このリストはもともと私が「次の休みにどこに行こうかな?」と考えたときに、選択肢を絞りやすくするために作っているリストです。昨年もピックアップした47軒の宿の中から10軒の宿に実際に泊まりました。

平日は会社勤めの身ですので、土日を使って1泊の旅をすることが最も多いです。また、基本的に食事は宿で食べたい人なので、今回も「土曜日でも1人で、2食付きで泊まれる宿」を優先的に選んでいます。

自分のためのリストではありますが、多くの方の旅のきっかけになりましたらうれしいです。

また、手前味噌ですが、私なりの「一人旅に優しい温泉宿」の選び方については、昨年出版した著書に詳しく書いていますので、ご興味のある方は手に取っていただけたらうれしいです。

私も普段は電子書籍派なんですが、本書はやや凝ったレイアウトのページがあるため、電子版より紙の本のほうが読みやすいと感じました。迷われたときは紙の本を選んだほうが間違いないかと思います。

続きを読む

2020年に泊まった温泉宿で「部屋」「風呂」「食事」が良かったおすすめ宿ランキングを発表する

お題「#買って良かった2020

2020年の温泉旅は、すべて一人旅でした

2017年から毎年、1年間に泊まった宿を振り返って「部屋」「風呂」「食事」というそれぞれの側面において「この宿はすばらしく良かった!」と印象に残っている宿をそれぞれ1位から3位まで紹介する、という記事を更新しています。本稿はその、2020年版です。

過去3回分の記事は下記になります。

毎度のことで申し訳ないですが、食事部門だけ3軒に絞りきれず3位が2軒あり、全部で10軒の宿を紹介しています。

2019年に続いて2020年版で選んだ宿も、すべて1人で宿泊した宿でした。2019年は、たまたまひとり旅で泊まった宿がピックアップされたのですが、2020年はコロナ禍もあってすべての旅がひとり旅だったのです。

今回ご紹介している10軒の宿の中で7軒は、休前日でも1人で宿泊可能な宿で、実際に私も土曜日に宿泊しています。私自身もそうですが、土日休みの勤め人で、できれば土曜日に1人で泊まれる宿が知りたい……という方が多いのではないかと思いますので、各宿についていつなら1人で予約可能かを付記しています。

気軽に旅に出づらい状況ではありますが、誰とも会話をしないひとり旅は、中では比較的ハードルが低いのではないかと思います。今後の旅の参考にしていただければと思います。

また、2019年までに泊まった、一人旅で利用しやすい温泉旅館については、発売中の著書にもたくさん掲載していますので、ぜひ、お手に取っていただけますと幸いです。

続きを読む

登山女子、かつ女一人旅ブロガーの私が2020年に買ってよかったもの

お題「#買って良かった2020

2020年は大変な年ではありましたが、山も旅もできる限り楽しみました

2020年も、まもなく終わりですね。
出かけられずにもどかしい日々を送った時期も長かったですが、できる限り密を避けながら、山も、温泉旅も楽しんだ1年でした。

f:id:happydust:20201220051211j:plain

2019年はテント泊の際に使う山道具や、山中で調理していただく食品類を多く紹介しましたが、2020年はさまざまな事情からテント泊の機会はわずかとなってしまい、購入したものも昨年とはテイストが変わったように思います。

参考に、2019年に買ってよかったものの記事はこちら↑です。

2020年に買った物については、4つに分類して紹介することにしました。

(1)山道具
(2)山でも旅で使えるアイテム
(3)ブログ執筆やテレワークに役立つアイテム
(4)飲み物・食べ物

分類ごとに、買ってよかったものを紹介していきたいと思います。

続きを読む

二日市温泉 大丸別荘 宿泊記 博多にほど近い、一人旅に優しい老舗旅館に一人泊

博多の奥座敷二日市温泉を代表するハイクラス旅館、大丸別荘

二日市温泉は、博多駅から電車で30分足らず(特急なら10分少々)のJR二日市駅の南西にある「博多の奥座敷」とも呼ばれる温泉地です。開湯は奈良時代と古く、7軒の旅館と2軒の共同浴場で構成されています。

今回ご紹介する「大丸別荘」は、二日市温泉を代表する温泉宿で、予約サイトなどでは「ハイクラス」の宿として分類されることも多い宿です。

f:id:happydust:20201122181349j:plain

部屋付きの内風呂に温泉が供給されている部屋もあります。1人だとこういうお部屋は予約できなかったりするのですが、ありがたいことに大丸別荘では、1人でも温泉内風呂付きの部屋を、それも土曜日でも予約可能なのです!*1

2人以上で泊まったときと比べてやや宿泊料金はアップするものの、個人的には許容範囲内の料金アップだったので「一人旅に優しい宿だな」と思い、いつか泊まってみたいと思っていました。実は、2020年に福岡県で1番泊まりたい宿にも、大丸別荘さんを選んでいます。

2020年の1月に宿泊が叶いましたので、遅ればせながらレポートしたいと思います。

*1:2022年9月ごろから部屋風呂への温泉供給をやめてしまったようです。宿泊を検討されている方はご注意ください。

続きを読む

嬉野温泉 旅館一休荘 宿泊記 食事おいしく2食付きで1万円!美肌の湯宿に一人泊

2020年、佐賀県で一番泊まりたい宿に選んでいたコスパ最高の宿 

嬉野温泉の旅館「一休荘」は、このブログで毎年1月に選んでいる「各都道府県で今年1番泊まりたい宿」の記事で「2020年佐賀県で1番泊まりたい宿」として選んだ宿です。

選んだ理由は「温泉湯豆腐を食べたいから嬉野温泉に行きたい!」と思っていたので、嬉野温泉の宿の中で、1人でも泊まりやすくて良さそうな宿だなと思って選びました。嬉野温泉は、わりと大きな温泉ホテルが多いように思うのですが、大きなホテルは源泉を循環しているところが多かったのです。その中で一休荘は、源泉かけ流しにこだわっているところもポイントになりました。

この記事を公開した直後、一休荘に泊まったことがある何人もの方から「ここ本当にいい宿なのでぜひ泊まってください!」というコメントがあり、本当に良さそうだなと思ったので、2020年の1月にさっそく行ってきました。

f:id:happydust:20201113033825j:plain

食事がおいしく、お湯もよく、非常に居心地の良い宿でしたので、ご紹介したいと思います。

続きを読む