いつの間にか、カメラやレンズがそこそこ増えていた
あまり写真に興味がないので、カメラにもいわゆる撮影技術的なことにもまったく無頓着な私なのですが、気がついたらカメラやレンズがそこそこ増えていました……。
もちろん、もっとアホみたいにいろいろ持っている方もたくさん知っていますが(褒め言葉ですよ!)「写真に興味がない」わりには多いほうだと自分でも思います。本当に興味がないならスマホのカメラで十分ですよね。
私のカメラが増えてしまったのは「1人で山に登っているから」と「ブログを書いているから」という理由につきます。
山に登って景色を見ているとき「この状況を、そして今の気持ちを覚えておきたい」というシーンがたびたびおとずれますが、同行者がいなければ写真は自分で撮るしかありません。「美しい写真を撮って誰かに見せたい」という思いは元よりなく、自分の記憶の補填のために撮っている感じです。
また、ブログに文章や情報を載せる際は、一緒に写真があったほうが圧倒的にわかりやすく、情報は細部まで伝わるし、文章で伝えようとしていた体験もよりリアルに伝わりやすくなります。なのでブログをやっていなかったら私は、撮った写真を人に見せることはなかったでしょう。
そんなわけで「目で見た景色に近い写真を残しておきたい」思いから、興味がないなりにちょこちょこと機材は揃えてはいました。しかし、撮った写真を現像する時間があるなら文章を書くほうに充てたいので、写真はすべて「Googleフォト」に突っ込んで、色調や明度、彩度をちょっといじるぐらいのことしかしていません。もしかしたら、ちゃんといろいろ考えて撮っている人には「もっとちゃんとやればいいのに」と思われているかもしれないですね。ああ恥ずかしい。でも、興味がないから仕方ない。主従だと主は文章で写真はあくまで従なのです。
そんな私ですが今回、ちょっとしたきっかけがあって、自分のカメラ周りの機材について振り返ってみました。
私の写真をきれいだと思っていただける人がいたら、それはすべて、被写体とカメラのおかげです。だから「登山と旅行が趣味で、腕はないし学ぶ意欲や時間もないけどそこそこきれいな写真が撮りたい」という方にはもしかしたら参考になるかもしれないと思い、記事にまとめてみることにしまいた。
続きを読む