温泉ブログ 山と温泉のきろく

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熊本県 黒川温泉 歴史の宿御客屋 宿泊記 きっかけはふるさと割&ふっこう割

黒川温泉 歴史の宿 御客屋

御客屋は、江戸末期に創業し、黒川温泉にある20数軒の宿の中で最も古い歴史を持つ宿です。宿の名前も、創業当時の名称を今もそのまま使用しているんだそう。

温泉街の中心からも近く、食事もお風呂も大変評判がいい宿ですが、6畳間のこぢんまりとした部屋があるため、休前日以外は1人泊も受け付けています。ありがたいことです。

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黒川温泉は「街全体が一つの宿 通りは廊下 旅館は客室」をキャッチフレーズにしているそうで、すべての宿が、どこか懐かしさを感じさせる古民家風の造りです。

2016年12月に、じゃらんのふっこう割クーポンを使ってお得に宿泊してきましたので、レポートしたいと思います。

2016年1月にふるさと割で宿泊し、2016年12月にふっこう割で再訪しました

実は私、御客屋さんに泊まるのは今回が初めてではなく、1度目は2016年の1月に「ふるさと割」のクーポンを利用して、やはり一人旅で宿泊しました。

2015年度は「ふるさと割」というお得なクーポンが、じゃらんや楽天トラベルをはじめ、さまざまな旅行サイトや旅行代理店で配布されていました。それで2016年の1月に計画した熊本旅行は、ふるさと割を駆使してかなりお得に楽しむことができたんです。

御客屋さんに宿泊したのは「20000円以上の宿泊で10000円割引」クーポンを使いたかったので、1人泊可能で20000円ちょうど!にかぎりなく近い料金で宿泊できる宿を探しており、その条件にぴったり合致したからでした。

今回、ふっこう割を使って大分・熊本方面の旅行を計画する際、前回宿泊したときの印象も非常に良かったので、また、御客屋さんにお世話になることにしたのです。

宿泊2日前、宿からバスの到着時刻を訊ねる電話があった

今回、御客屋さんに泊まったのは日曜日だったのですが、宿泊2日前の金曜日の夜に、宿から電話がありました。

予約の際、バス利用か車利用かを記入する欄があり「バスでお伺いする予定」と書いておいたのです。
そうしたら、バス停まで宿の方が迎えに来てくれるとのことで、到着予定時刻を訊ねられました。なんてありがたいことでしょう。。。

当日は、九州横断バスで午前10時30分ごろには黒川温泉のバス停に着く予定でしたが、私1人のために、車で迎えに来てくれましたよ。うれしい。

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黒川温泉はかなり広いので、正直、迎えに来てもらわないと歩くのはきついような場所にある宿もたくさんありますが、御客屋さんは温泉街の中心に近いところにあるし、バス停からも比較的近いんですよね。

十分歩ける距離なのに、私1人のために迎えに来てくれて、ほんとありがたいなあと思いました。ありがたいって何度でも言うよw

その後、先にチェックインの手続きだけ済ませて、湯めぐりに必要のない荷物は預かってもらいました。

そして、入湯手形を購入して、タオルとタオルを入れる用のバッグをお借りし……

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濡れたタオルを入れるための、ビニールの袋も中に入ってました。 本当に至れり尽くせり。

そして、各宿の日帰り入浴の営業状況と、おすすめの宿などを紹介していただけました。

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営業状況だけなら、ホームページや観光案内所でも確認できるのですが、おすすめの宿や、やや距離のある宿の無料送迎バスの時間帯、露天風呂の大小が日替わりで男女交代になる宿で今日はどちらが女湯か?などの細かい情報まで教えていただけてありがたかったです。

今回はまず黒川温泉 お宿のし湯さんへ。

そして、教えていただいた無料送迎バスを利用して山みず木で日帰り入浴をし……

 帰りは温泉街でシュークリームとコーヒーをテイクアウトし……

かなり満喫して、15時少し前に宿に戻ってきました。

ちなみに、チェックイン可能時間は15時からのプランだったのですが、部屋には14時ぐらいから入れますよ、と言われていました。こちらも、ありがたいお心遣いでした。

【部屋】★★★★☆ 古民家を移築した歴史を感じられる建物。

今回泊まる部屋は2階の角にある6畳の「やまぶき」というお部屋です。

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あまり客室のドアっぽくないのですが、正面奥に見える引き戸の扉が、部屋の入り口です。そういえば、前回もこちらのお部屋に泊まったんでした。

 

部屋の中はこんな感じ。

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コンパクトな部屋ですが、1人で利用するなら狭さは特に感じません。
2人だとやや狭いかもしれないですが……こちらのお部屋があるから、休前日以外は1人泊の宿泊プランが設定されているんですよね。ありがたいことです。

奥のほうには冷蔵庫が見えますね。

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有料のドリンクとして、瓶ビールが4本だけ入っていましたが、空いている空間は十分にありますので、買ってきたものも冷やせますね。また、館内には自動販売機もありました。
黒川温泉街には夜10時まで営業している酒屋さんもあって、地酒や地ビールを販売しているのでなかなか便利。

 

f:id:happydust:20170209141907j:plainグラスと栓抜きも用意されていました。飲んだ場合は自己申告で、チェックアウトの際に伝票を持っていきます。

 

冷蔵庫の上のクローゼットには、浴衣類が入っていました。

f:id:happydust:20170209141948j:plainタオル・バスタオル・浴衣・羽織に足袋ソックス付きです。

 

歯ブラシ以外のアメニティについては、部屋には用意されておらず、チェックインの際にフロントで、必要なものだけをピックアップする方式です。

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私は、櫛と、ヘアバンド、綿棒をいただきましたが、他に、シャワーキャップとか使い捨てカミソリなどの定番のアメニティは用意されていたと思います。
使わないものまで一式部屋に置いてあるよりも、合理的でいいですね。

 

部屋の隅に置いてあったカゴの中に、ドライヤーも入っていました。

f:id:happydust:20170209142332j:plainもちろん脱衣所にもドライヤーはありましたが、部屋にもあると、自分のペースでゆっくり身支度ができますから、やっぱりうれしいですね。Panasonicのドライヤーなところもポイント高いです。

 

座卓の上には、お茶セットが一揃い置いてありました。

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冷水のポットとお湯のポット。急須に煎茶。
お茶請けは「黒豆きなこゴーフレット」でした。

私は、持参したティーパックやドリップパックで、お部屋で紅茶やコーヒーを淹れたい人なので、できれば熱湯が欲しいというか、湯沸かしポットじゃないのはやや残念だったかも。

ただ「熱いお湯が必要な方はご連絡をいただければすぐお持ちします」と書いてあったので、夕食後に一度、ポットのお湯をかえていただきました。湧かしたてのお湯を持ってきていただけたので、おいしいコーヒーが淹れられましたよ♪

ちなみに、フロントの前にエスプレッソマシンがあり、宿泊するとコーヒーは200円でいただけます。

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エスプレッソマシンで淹れたコーヒーがあまり得意じゃないのに「どんなもんかな」と思って注文してみました。

普通においしいコーヒーでしたよ。まあ、自分で淹れたコーヒーのほうがおいしかったですけども。。。

こちらのお部屋は、6畳間とコンパクトな部屋ですけど、トイレと洗面所はしっかり部屋についているのもポイント高いです。

トイレはどこにあるかと言いますと、障子の開き戸が部屋の入り口なんですが、入れ違いになっている部分も扉になっているんですね。

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こんな風に開くんですね。

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部屋の入り口とトイレの扉が互い違いになっているわけです。

コンパクトな洗面台も付いており、トイレはウォッシュレット付きでとても清潔です。

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においなどはまったく気になりませんでした。

 

アメニティは、フロントで必要なものを貰ってくる方式なので、洗面所には特にアメニティ類はありません。ハンドソープのみ。

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化粧水なんかは脱衣所には置いてありますので、そちらで使ったほうがいいですね。

 

ただ、こちらの洗面台、お湯は出ないんです。

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なので、洗顔用にぬるま湯の入ったポットを、飲用のポットとは別にいただきました。
私は洗顔もお風呂でしてしまうからあまり気にならないポイントですが、親切ですよね。

窓から見える風景はこんな感じ。

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すばらしい眺望とは言いがたいですが、低層階ですし、温泉街の中心に近いところにある宿なので、まあどこの部屋もこんなものかなと思います。

もしかして、1階の部屋からは庭が見えたりするのかもしれませんが……泊まったことがないのでわかりません。

部屋でwifiが使えないのだけが残念

黒川温泉は山奥とは言え、docomoやauなど主要キャリアの電波はしっかりあり、LTE通信が可能です。
だから、必要ないと言えば必要ないのですが、最近は部屋でwifiが使える宿も多いですから、wifiが使えたらうれしかったなーと、少し思いました。まあ、贅沢な要望ではあるのですが。
ちなみに、試してはいませんが「ロビーではwifiが使える」と部屋に置いてある説明書きに書いてはありまして。それを見て「どうせなら部屋でも使えたらいいのに」と思ってしまったんでした。人間の欲はとどまるところを知らないですね。

では、部屋で人心地ついたところでさっそく、お風呂に行ってみたいと思います!

【風呂】★★★★☆ 日によって色や濁り加減が変わるお湯がすばらい

御客屋では、自家源泉を使った浴槽と、黒川温泉の共同源泉を使った浴槽があり、浴室の数も多いです。お風呂が利用できる時間はチェックインから23時までと、朝は6時から9時30分まで。


浴室に向かう際、建物の外に出る場所があるので、防犯上、夜通し入れないのは仕方ないかなとは思いますが、23時から6時まで休みというのはやや入れる時間が短いかなあと。
深夜0時、もしくは朝5時から入れるとありがたいんですけどね。実は★を半分減らして4個半にしたのは唯一このポイントのせいです。

朝と夜で男湯と女湯が交代になるのですが、ややこしいので各部屋に置いてある冊子の説明書きを使ってご紹介したいと思います。

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説明書き見てもあまりわかりやすくはなかったw

浴室は貸切風呂を含めて全部で7つあり、時間帯で男湯女湯を交換しているため、宿泊すればすべてのお風呂に入ることができます。

7つの浴室のうち宿泊者専用なのが貸切風呂2つと、露天風呂の「里の湯」です。
貸切風呂は入浴可能時間内で、開いていれば内側から鍵をかけていつでも入れます。「里の湯」はチェックインから夜にかけては女湯。朝は男湯になります。

日帰り入浴も可能な浴室は内湯が2つと露天風呂が2つあり、こちらも時間帯で男女交代します。

夜まで女湯になる日帰り入浴も可能な内湯「姫肌の湯」と露天風呂「古の湯」へ

最初に入るのは、洗い場のついている内湯「姫肌の湯」です。御客湯の露天風呂には洗い場はありませんので。

ついでに館内の雰囲気をご紹介。こちらが2階フロアの廊下です。

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古民家らしく、やや急な階段を下って1階へ。

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階段を下りて右手に進むとフロントへ。浴室は左手にあります。

左手にすすんでさらに階段を下り、地下1階に浴室は集まっているのでした。

正面に男湯ののれんが見えますが、あちらは、夜まで男湯になっている「代官の湯」です。

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お風呂場の案内図がありました。

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これから入りに行く、夜まで女湯となっている「姫肌の湯」と「古の湯」は、脱衣所が共通なのでいちいち着替えなくても露天と内湯を行き来できるようになっています。

実は、夜まで男湯になっている露天「代官の湯」と内湯「御前の湯」は、脱衣所が別々なので、服を着て移動する必要があり、やや面倒ですね。

では、御前の湯の前を通り抜けて女湯の方向へ!

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女湯ののれんをくぐるといったん外に出ます。

f:id:happydust:20170209213618j:plain直進すると、宿泊者専用の「里の湯」、左手に「姫肌の湯」「古の湯」があります。まずは左折と。

f:id:happydust:20170209215918j:plainいざ!

こちらが「姫肌の湯」と「古の湯」の脱衣所です。

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こちらの浴室は日帰り入浴でも利用可能なので、無料で使える鍵付きのロッカーがありました。

脱衣所の奥には、脱衣カゴと洗面所。

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洗面所にはドライヤーと、化粧水などのアメニティがありました。

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御客屋さんは(女湯になっているときだけかもしれませんが)すべての脱衣所の洗面コーナーに、こちらの「化粧水・メイク落とし・オールインワンジェル」の3点セットがありました。

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入湯手形を使って、いくつかの宿で日帰り入浴をしましたが、洗面所に化粧水などは置いてない宿がほとんどだったので、御客屋さんは太っ腹というか、サービスいいなと思います。

ドライヤーはPanasonicのイオニティ。

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ではまずは内湯の姫肌の湯へ!

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それほど広くはない内湯の浴室です。やや、湯気はこもっていますが空調は悪くなく、暑くてしんどいようなことはないです。

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むしろ、体を洗っているときはやや肌寒いかも。
実はお湯もそんなには熱くなくて、41度ぐらいの適温でした。浴室内の気温が低めなので、湯気がもうもうと出ていたんだと思います。

洗い場は3つ。

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種類の異なる「シャンプー・コンディショナー・ボディシャンプー」が2セット置かれていました。

姫肌の湯の源泉は、御客屋さんの自家源泉です。

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鉄分を多く含んだ酸性の硫酸塩泉とのこと。
phは2.8でした。宿の方のお話では「4月の地震以降、少し泉質がかわり、ほんのりと硫黄の香りがする日もある」んだとか。やはり、温泉は生き物なんですねえ。。。

湯口からは、新しいお湯がどんどん流れ込んできており、新鮮そのもの。

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硫黄の香りはこちらのお湯では感じず、鉄っぽい香りがしました。

 

次に露天風呂の古の湯へ。いったん脱衣所に戻って、こちらの扉から古の湯に出ます。

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おお……いい感じ!

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こちらのお湯は鉄っぽい濁りはなく、透明でやや青みがかっているように見えたので、てっきり「こっちは違う源泉なんだろう」と思っていたら、なんと先ほどの内湯と同じ自家源泉を使っているんだそうです。

露天風呂とは言え、眺望は特にないのですが、外の空気に触れながらお風呂に入るだけでなんだか幸せ。

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源泉も絶え間なく流れてきます。

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濁り湯は、湧き出たばかりのときは透明で、空気に触れることで濁ってくるそうなので、内湯と同じ源泉なのにこちらは透明なのは、お湯を入れ替えて時間が経っていないということなのかもしれませんね。

こちらもお湯の温度は熱すぎない適温で、しばらくのんびりと湯浴みを楽しみました。

次に、夜まで女湯になっている宿泊者専用の露天風呂「里の湯」に入ってみたいと思います。

宿泊者専用、寝湯も立ち湯もある広い「里の湯」を独り占め

 次に、「姫肌の湯」「古の湯」よりも奥にある、宿泊者専用の露天風呂「里の湯」へ。

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里の湯には日帰り入浴の御客さんは来ないので、脱衣所にロッカーはなく、脱衣かごのみ置かれています。

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洗面台には、先ほどの脱衣所とまったく同じアメニティとドライヤーが置いてあります。

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では、いざ露天風呂へ!

里の湯は、先ほど入った「古の湯」の倍以上の広さがありました。

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奥に見える、丸太が2本並んでいるところは立ち湯になっており、浴槽が深くなっています。

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立ち湯のそばに湯口がありました。

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勢いよくお湯が流れ出ています。
ちなみに、こちらの「里の湯」は、「姫肌の湯」「古の湯」とは源泉が異なり、黒川温泉の共同源泉を使っているそうです。
泉質は「ナトリウム・塩化物硫酸塩泉」で、入ってみた感じとしては、塩気を感じるような強塩泉ではなく、なめらかな肌触りのお湯です。
phは6.7と、ほぼ中性に近い弱酸性だそう。

 

手前には寝湯もあります。

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寝湯のところはもちろん浅くなっていますので、寝そべっても気持ちいいし、半身浴もしやすいです。こちらの露天風呂、かなり気に入りましたよ♪

お湯もすばらしいし、湯温も40度ぐらいでほどよい感じ。半身浴もしやすいので長湯できます。

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そしてこの広さ。これは、寝湯のところで半身浴しながら撮ったもの。

手前が寝湯で、奥が立ち湯になっているので、手前から奥にかけてだんだん深くなっていく浴槽なんですが、浴槽内に少し段差もあるので、お酒を飲んでから入るときなどは特に注意したほうが良さそうだなーと思いました。

では次に、貸切風呂へ!

貸切風呂は、空いていればいつでも入れるがやはりうれしい

宿泊者専用の貸切風呂は、姫肌の湯・古の湯に向かう手前にあります。「壱の湯」と「弐の湯」という名前がついた小浴室です。

特に予約に必要はなく、扉に「空室」の札がかかっていれば裏返して「使用中」にし、中から鍵をかけて入ります。

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脱衣所はこんな感じ。

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大浴場の脱衣所と同じアメニティがしっかり揃っています。ドライヤーはないので、大浴場or部屋で使いましょう。

浴室内は、小さめの浴槽が1つ。こちらも自家源泉のかけ流しです。

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洗い場が1つ。

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浴槽は小さいのですが、源泉は常に勢いよく流れ込んでいて、新鮮なお湯を楽しめます。

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自家源泉の湧出温度は60度以上あり、けっこう熱いのですが、どの浴槽も熱くて入りづらいようなことがなく、適温に調節されていました。冬だからちょうど良かったのかもしれませんが。

弐の湯は壱の湯の向かい合わせにあります。

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脱衣所、浴室の造りは壱の湯とまったく同じです。

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唯一異なるのは、壱の湯は木の浴槽で、弐の湯は石の浴槽だということでしょうか。

でもまあ、余程浴槽の素材にこだわりのある方以外にとっては、あまり関係ないことだと思うので、貸切風呂はどちらか一つに入っておけばいいかな、という感じでした。

次に、翌朝6時から女湯になる、御前の湯と代官の湯に行ってみたいと思います。

自家源泉の露天風呂「代官の湯」は、1年前に来たときとぜんぜんちがうお湯の色だった!

朝6時からチェックアウトまで女湯の内湯になる「御前の湯」は「里の湯」と同じ、黒川温泉の共同源泉です。

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女性が朝入れるお風呂はこの「御前の湯」と露天風呂の「代官の湯」ですが、脱衣所は別々なので、一度服を着て移動する必要があります。

「御前の湯」の脱衣所はこちら。

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アメニティや設備などは昨日入った浴室と同じです。

 

木の浴槽の内湯に、透明な源泉です。

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泉質はph6.7の「ナトリウム・塩化物硫酸塩泉」です。

 

洗い場が3つ。

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こちらの浴槽も当然のようにかけ流しで、勢いよく源泉が投入されていました。

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腰掛ける段差のある浴槽なので、ゆうゆうと長湯できます。

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体が温まったところで、いったん浴衣を着て、露天風呂の代官の湯に向かいます。

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のれんをくぐって外に出ると、渓流沿いの通路を少し歩きます。

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この川は「田の原川」というのですが、毎年クリスマスから3月下旬ごろまで「湯あかり」というイベントでライトアップされています。

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期間中に宿泊すれば、露天風呂に渡るこちらの通路からも、ライトアップされた川を眺めることができますね。

ただし、こちらの風呂、夜は男湯なので男性だけですけどねw

今回は、クリスマスの前の週だったのでまだライトアップは始まっていませんでした。いや、去年来たときに「男の人は宿の中からでも見れたんじゃん!うらやましい」って思ったんですよ。。。

通路を渡ると代官の湯の入り口へ。

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他のお風呂に比べてこちらのお風呂は、建物からして格段に風情がありました。

奥に進みます。

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脱衣所。

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設備は「姫肌の湯」の脱衣所と同じで、日帰り客用の無料ロッカーもあります。

いざ、代官の湯へ!

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おおお……。
なんでしょう、昨日入った露天風呂と同じお湯のはずなんですが、こちらの露天のほうが雰囲気がいいです。朝だからかなあ。。。

 

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洗い場はないんですが、こちらの露天は内湯が隣にあるわけではないので「代官の湯に一番先に来てしまった!」方のために、ボディシャンプーなども備え付けてありました。シャワーはありません。

しかしなんでしょう、こちらのお湯の不思議な色味。

含鉄泉の赤茶系の濁り湯には何度も入っていますけど。そして、どちらかと言えばあまり好きな泉質ではないのですけどw

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こちらのお湯は、茶系ではあるけれど、なんだかミルクティーのような優しい色のお湯なんですよね。
そして泉質も、硫酸塩泉だからでしょうか?含鉄泉によくある、y8湯上がりにちょっとキシキシする感じがなく、肌がしっとりします。香りもマイルド。

こちらの露天風呂の湯口は、浴槽からちょっと奥まったところにありました。

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建物に囲われていて、湯口の近くまで人は入れないようになっていました。きっとかなり高温なんでしょう。。。

ああ……それにしてもお湯もすばらしく、雰囲気も良い露天風呂です。

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朝6時~9時30分までしか入れないのが惜しいです。日帰り利用だと、こちらのお湯に女性は入れないですしね。

ちなみにですが約1年前、2016年の1月に宿泊した際は、こちらの露天のお湯、透明でした。

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日によって変わるそうなんですが、透明なお湯だと、かなり雰囲気が異なりますね。

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最後に、温泉分析書です。各浴室に貼ってありますが、内容は「自家源泉」と「黒川温泉共同源泉」の2種類でした。

こちらは「姫肌の湯」「古の湯」「代官の湯」と貸切風呂で使用している、御客屋源泉の分析書です。

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湧出温度は63.4度。ph2.8の「酸性・鉄(Ⅱ)-単純温泉(硫酸塩型)」。つまり鉄分を多く含んだ酸性の硫酸塩泉です。湧出量は毎分116Lですかね。
宿の説明書きによれば「皮膚病や婦人病によく効くといわれており、メタケイ酸の数値も高いので美肌効果もある」とのこと。だから含鉄泉なのにつるつるした肌触りなのか。

 

こちらは「里の湯」と「御前の湯」で使われている、黒川温泉共同源泉の分析書です。

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湧出温度は96.8度。ph6.7のナトリウム塩化物・硫酸塩温泉。湧出量は毎分104L。

「保温・保湿効果も高く、化粧水代わりになる」お湯とのことでした。

本当にすばらしいお湯で、入れる時間が短めなのだけが残念、と思っていたのですが、旅館協同組合の御客屋さんのページを見ると「日中は日帰り客の受け入れのためにメインの浴室の清掃ができないため、深夜に清掃せざるを得ない」ことから、このタイムテーブルになっているんだそうです。

入湯手形による湯めぐりは黒川温泉の観光の目玉の一つですから、そういう事情なら残念だけど仕方ないのかなあと思ってしまいました。いつ清掃をしているんだかわからない状態になるのよりずっといいですしね。やはり、全旅館が足並みを揃えて日帰り入浴客を受け入れるというのは、大変なことなんだなと思いましたよ。

【食事】★★★★☆ 量もしっかりあり味も良かった

御客屋では基本、「夕食は2名までは部屋食or個室食事処」で、「朝食は食事処で」での案内になります。

前回宿泊した際はその通りに「夕食は部屋食で、朝食は食事処で」の案内だったのですが、今回はチェックインの際に「よろしければ朝食も部屋までお持ちしますがいかがなさいますか?」と聞かれたので、朝食もお部屋でいただくことになりました。

おそらく、部屋食のほうが手間はかかると思いますので、今回はたまたまオペレーションに余裕のある日だったのか、前回の宿泊から1年以内の再訪だったのでお気遣いいただいたのかはわかりません。いずれにせよ、ありがたいことですね。

御客屋のドリンクメニュー お酒が好きな人も、そうでもない人も楽しめるラインナップ

ドリンクメニューはチェックイン時から部屋に置いてあり、なかなか種類も豊富だったので、夕食を楽しみに待ちました。(食事の前に注文して、飲んでしまっても問題はないのですが一応)

こちらがビールのメニューです。
黒川温泉限定地ビールが3種。「ペールエール」「ピルスナー」「ダークラガー」を揃えています。

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生ビールはキリンのブラウマイスター。

瓶ビールやノンアルコールビール、それと地元でよく飲まれている日本酒。

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 日本酒は地元のお酒だけで7種類ほど揃っていました。利き酒セットもあり。

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しかし、最も楽しみにしているはずの日本酒のメニューなのに、なんでこんなにぼやっとした写真なんでしょ。興奮しすぎて手が震えたのかしら。。。 

九州ですからもちろん焼酎も!

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芋焼酎に米焼酎、「とうきび焼酎」なんていう変わりダネもあるんですね。

こちらは麦焼酎にウィスキー。

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どんなお酒が好きな人でも満足できる、幅広いラインナップですね。

ハーフボトルのみですが、ワインも4種類ほどありました。

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すべて異なる銘柄ですが、赤・白共に甘口と辛口をちゃんと揃えているのがいいですね。旅館のワインって、甘口だけだったりすることも多いので。

実は、このフルーツ味のスパークリングワインにけっこう心惹かれました。
250mlの小ボトルなら1人でも飲みきれますしね。

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グラスでいただける果実酒も「甘夏」「梅」「柚子」といろいろあるので、お酒がそんなに飲めない女性でも楽しめそうです。

あ、果実酒は他にもいろいろあった。「林檎」「さんざし」「レモン」「杏」「ライチ」「キンカン」「ブルーベリー」がありました。

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ソフトドリンクも、基本的なものは揃っており、やや季節外れながらボジョレーヌーボーもありましたw

夕食は最もグレードの高い懐石プランである「参の膳」をいただく。

御客屋さんの夕食は7種類の会席が用意されており、予約時にプランを選ぶことになります。

通常の会席料理が「壱の膳」「弐の膳」「参の膳」の3つ。
そのほかに「肥後赤鶏の七菜鍋」「遊黒豚の七菜鍋」「Wメイン」「量より質」のプランがあるのですが、今回私は、最もグレードの高い「参の膳」のプランを選びました。

というのは、最初に書いたとおり「20000円以上の宿泊で10000円割引」クーポンを使いたかったからです。「参の膳」のプランがちょうど20000円だったんですよ。それで贅沢にも一番高い懐石をいただくことになりました。

まず、お酒は熊本の地酒3種類を少量ずついただける「利き酒セット」です。

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なんと、1年以内の再訪だからということで、サービスしていただけました!いいんですか?半額で泊まっているのに。。。

馬刺し三点盛り。

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甲府に行っても長野に行っても馬刺しばかり食べている私ですが……熊本の馬刺しは本当においしい。。。
森高千里もそりゃ「馬刺しはここでしか食べれんけんね」って言うわけですよ。

 

前菜盛り合わせ。
熊本名物の辛子れんこんの他、飲める、おいしいおつまみが少量ずつ盛り付けられていて、目にも楽しめます。お皿も素敵ですね。

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実は私、和辛子が大の苦手で、角煮にもおでんにも絶対つけないんですけど……。
でも、辛子れんこんは食べられますw なんか、辛さがまろやかなので。。。お酒に合いますよね。

ビタミン菜のおひたし。里芋の柚子味噌かけ。かぼちゃのムース。

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一手間も二手間もかかっている繊細な野菜料理は、なんだか栃尾又温泉の栃尾又温泉の宝巌堂 を思い出させました。あそこも料理のおいしい宿だった。。。

馬刺しもあるけどお魚のお刺身もあります。
ニジマスの刺身、柚子こしょう添え。

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あ、隣に写ってるのは食前酒の梅酒ですね。
お刺身がニジマスなのは山の宿らしくていいと思いました。

天ぷらは、春菊、舞茸、ヤーコン。

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塩でいただきます。揚げたてを持ってきていただきました。
量が多すぎないので、冷めないうちにいただけるのがいいですね。

茶碗蒸し。

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見た目シンプルですが、実は具がたっぷり入っていて、出汁の味もおいしかったです。

やまめの塩焼きと焼き胡麻豆腐。

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これは、日本酒に合いますね……。こたえられん。
塩焼きの塩と日本酒、ごま豆腐のほの甘さと日本酒、はらわたのほろ苦さと日本酒。。。

なんか、利き酒セットで気に入ったお酒をもう1杯頼んだはずなんですけど、もう酔っぱらっていて写真が残っていませんでした。(ひどい)

最後に、どーんと肉料理!肉食女子なので心躍ります。

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阿蘇の赤牛、肥後の鶏、豚肉のアスパラ巻きです。三すくみw
ソースか塩でいただくのですが、塩の粒がやや粗めで、塊状になっていたのがちょっと残念だったかも。なんか、口に入れてもすぐ溶けないので一部分だけ塩辛く感じるんですよ。もう少し細かい塩だとうれしかったなあと。

なので、主にソースでいただきましたが、ソースは甘すぎず、飽きの来ない味でおいしかったですよ。

お肉はどれもとても質の良いもので、特に牛肉は焼き加減も最高!

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思わず、断面を写真に撮ってしまいましたw

最後は漬物とご飯とお味噌汁。

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この漬物も自家製だそうで、大変おいしくて、もう一杯お酒が飲めそうでした。

デザートでフィニッシュ!

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ガトーショコラとフルーツ。ほうじ茶もおいしかったです。

食事の後は布団を敷いていただき、その際、お湯のポットも持ってきていただきました。

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金平糖のサービスがあり、うれしかったです。
夜食まではいらないけど、こういうのがちょっとあるとなんかうれしいんですよね。

夜はもう一度お風呂に入り、朝までぐっすりでした。
翌朝の最低気温は-2度とのことでしたが、部屋の中はとても暖かかったですよ。

朝食もお部屋で。熊本名物の桜納豆もあって大満足

翌朝は指定した朝食の時間(たしか8時)の少し前に、布団をあげるかどうかの確認の電話がありました。
敷いたままの食事でも問題ないとのことだったので、敷きっぱなしにしてもらうことに。

時間になると、朝食を持ってきていただきました。

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鍋の中は湯豆腐。豆腐だけのシンプルな湯豆腐がとてもおいしくて、朝から酒が飲みたくなりました。

朝食の目玉はやはり、馬肉と納豆を混ぜた「桜納豆」でしょうか。

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刻んだ馬刺しと納豆を混ぜた料理なんですが、熊本では大変人気があり、居酒屋にも大抵置いてあるんだそうです。
それを朝からいただけるとは贅沢な。。。酒が飲みたくなる。
最初はそのまま、それからご飯にかけて、後半は温泉卵と混ぜていただきました。本当においしかったです。

2016年1月宿泊時の食事はこんな感じでした。

実は、前回宿泊時も同じ「参の膳」のプランで、かつ、季節も1ヶ月もずれていないので、かなりかぶっている料理もあるのですが。。。

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前菜の盛り合わせは、前回のほうが盛り方が魅力的かもしれませんw

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野菜料理は、前回もとても凝っていましたね。

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デザートまで、大変おいしくいただきました。

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朝食はこんな感じでした。このときは、食事処でいただきましたね。

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盛り方は違いますが、内容は似ていますね。

桜納豆は、前回は自分で納豆と馬刺しを混ぜていました。

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そういえばこちらの宿、白いご飯がとてもおいしかったです。
夕食は、お腹がいっぱいだったのにご飯がおいしかったので思わず、しっかり一膳いただいてしまいましたし、朝食も、シンプルな料理でおいしくご飯がいただける内容でした。
熊本のお米って、おいしいんですね。
朝も夕も、そして前回も今回も、大変満足のいく食事でした!ごちそうさまでした。

最後に、もしできれば……夕食のときお品書きが欲しいです!
お皿を持ってきていただくたびに、ちゃんと料理の説明はしていただくんですが、酔っぱらってるのですぐ忘れてしまうんですよ……もしかして、仲居さんとのコミュニケーションを大切にするためにあえて置いてないのかなーとも思ったのですが、私はお品書きがあったほうがうれしいですね。

【再訪したい度】★★★★★ 別の季節にまた必ず行きたい、あたたかいおもてなしの宿

今回、割引クーポンが使えたので、まさかの1年以内の再訪だったのですが、折に触れて「またお越しいただきありがとうございます」と言われるので、ちょっと恥ずかしさもあったけど、とてもうれしかったです。

夕食のときに「再訪のお礼に最初のドリンクをサービス」していただいたのですが、本当は、生ビールなど何種類かの飲み物の中から選んでのサービスだったんだそうです。
でも、そんなサービスがあるとは知らずに私は、食事が始まる前に利き酒セットを電話で頼んでしまったんですよね。そうしたらお酒を持ってきた仲居さんに

「本当はこのメニューは対象外だったんですけど、でも、こちらをサービスしておきますね♪」

と笑顔で言われて、惚れそうになりました。

前回初めて泊まったときもとても印象の良い宿だったので、割引がなくてもまたいつか、泊まりに行きたいなと思っていました。

そんなに頻繁に行けるわけではないので、次回はいつになるかはわからないけれど、今度は別の季節にぜひ、泊まりに行きたいなあと思います。