温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

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みくりが池温泉宿泊記 標高2410メートル日本最高所の温泉宿

みくりが池温泉

みくりが池温泉は、室堂ターミナルから徒歩15分ほど、標高2410メートル地点に立つ「日本一標高の高いところにある温泉宿」です。日本秘湯を守る会の会員宿でもあります。

登山の前泊・後泊やスキーを楽しむ人たちにも利用される宿ですが、山小屋というよりは「温泉宿」に近く、山小屋泊に抵抗がある方でも利用しやすい山の宿だと思います。

宿のすぐ側には澄んだ水を湛える「みくりが池」があり、周辺には雷鳥もひんぱんに現れます。

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みくりが池温泉のすぐ側にあるみくりが池

写真は6月中旬ごろに訪れた際に撮影したものですが、6月いっぱいぐらいまでは、雪が残る美しい山々を宿の目の前から眺めることができます。

日帰り入浴や昼食休憩で、これまでも何度か訪れたことがあったのですが、ようやく宿泊することができましたので、レポートしたいと思います。

室堂ターミナルから徒歩15分でたどり着ける、日本最高所の温泉宿

みくりが池温泉は、標高2410メートルという高所にあり、温泉宿としては日本で最も高いところにある宿です。

と言うと「かなりの山道を歩かなければならないのではないか」と思われるかもしれませんがそうではなく、立山黒部アルペンルートの「室堂ターミナル」から徒歩で10~15分ほどのところにあり、雪深い季節さえ避ければ、特に登山装備を整えなくても行くことができるはずです。

鈴木ともこさんの「山登りはじめました」でも紹介されており、登山を始めたころから「一度は泊まってみたい!」と思い続けていた憧れの宿でした。

しかし、みな思うことは同じなのでしょう、登山シーズンである「7月~10月」の間は、週末は常に満室状態。
そういえばこの「山登りはじめました」の中でも、みくりが池温泉はとてもいい宿だったけどものすごく混んでいた、というエピソードが掲載されていましたね。

「どうせならそこまで混んでないときにのんびり泊まりたい」という思いもあり、日帰り入浴や昼食休憩で何度か立ち寄ったりはしたものの、なかなか宿泊することができずにいたのです。

混雑を避けてみくりが池温泉に泊まるならいつがおすすめか

みくりが池温泉公式サイトの「宿泊」のページには、カレンダーがあり「ハイシーズン」がいつなのかがわかるようになっています。ちなみに、ハイシーズン以外なら個室利用は2名からOKなのですが、ハイシーズンにあたる日は3名からと規定されていました。

カレンダーによればハイシーズンは「4月の週末」「GW中」「海の日連休~8月下旬まで」「9月~10月中旬の週末」「11月の勤労感謝の日の周辺」となっています。4月と11月はスキーヤーで混雑し、それ以外の時期は登山者で混雑するんでしょうね。

混雑を避けるなら、週末がハイシーズン指定されていない「GW以降~海の日以前」か「10月下旬~11月上旬」が良いと思ったのですが、GW直後の5月と10月下旬以降はかなり雪があることも多いため、6月上旬~海の日以前がおすすめです!

ただし、みくりが池温泉では例年「6月中旬~下旬」の時期に館内の工事のために休館してしまうそうですので、そのタイミングを避けて計画するのが良いのではないかと思います。6月に毎年休館するということは、やはりこの時期が一番お客さんが少ないということなんでしょうね……登山にはまだ時期が早いし、雪が消えてきてスキー客も減ってしまう時期ですからね。

もちろん、雪山装備をお持ちの方であれば、5月や10月下旬以降に行かれるのも楽しいと思います。私も以前、11月上旬の室堂に来ましたが本当にすばらしかったです。

こちらの記事に書きました。思った以上に雪が多くて驚きましたけどね。

登山しなくてもみくりが池温泉の周辺を歩くだけで楽しい!

室堂周辺は、初夏~夏にかけては美しい高山植物が数多く咲いており、秋は紅葉が大変美しい場所です。ですがそれゆえに初夏~秋まではかなり混雑してしまいます。

でも、混まない季節に泊まっても見るものないんじゃないの?と思われるかもしれませんが、けしてそんなことはありません。登山をしなくても、紅葉や高山植物の季節じゃなくても、宿の周辺を歩くだけで本当に楽しい場所なのです。

宿の目の前にあるみくりが池のまばゆいばかりの美しさ

みくりが池温泉の目の前にあるその名もみくりが池。
というか、みくりが池の側にあるからみくりが池温泉なんですよね……そりゃそうだ。

春夏秋冬、いつ来ても美しい池ですが、11月に氷の張ったみくりが池は神々しいほどの美しさでした。

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6月、厚い氷が溶けかかったみくりが池も、青みがかった水の美しさが雪と氷に照り映えて素敵です。

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もちろん、無雪期のみくりが池も十分に美しい池なのですが。

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なんとなく、人の少ない11月・6月のほうが神秘的な感じがするんですよね。人が少ないからだけではなくですね。 

みくりが池温泉のすぐ近くに雷鳥が出没する

みくりが池温泉の近くは、かなり雷鳥が現れやすいように思います。
「雷鳥は天気が悪いときに出てきやすい」と言われたりしますが、あれはやっぱり、あまりにも人が多すぎるところには出てきにくいから自然とそうなるんじゃないかと思ったりしますね。

というのは夏に立山に来たときは、雷鳥に出会えたのはたしかに、ガスが出てきて今にも雨が降りそうな天気のときだったんです。

でも、6月に来たときは晴天だったにも関わらず、みくりが池温泉のすぐ側を散歩していたら出会えました。

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向こう側の、雪と地面の境あたりにいますよね。 

ズームを使ってみると、やっぱり! 

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つがいでしょうか。お腹のところだけ冬毛の白い毛が生えていますね。

こちらも6月の写真。帰りがけに「もう雷鳥はいないかなー」と、やはりみくりが池温泉の周辺を散歩しているときに見かけた雷鳥。 

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遊歩道からほど近い岩の上に、長いことたたずんでいました。

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通りかかる人たちがみんな、逃げられないようそーっとそーっと、足音をしのばせて、写真だけ撮って通り過ぎていくのがなんだか微笑ましい光景でした。

おそらく、みくりが池温泉の周辺が、日本で一番手軽に行くことができる、雷鳥遭遇スポットではないかと私は思います。他の場所は大抵、けっこう登山しないとたどり着けないですからね。。。

とは言え必ず出会えるというわけではありませんから「雷鳥と出会うためにみくりが池温泉に行くぞーーー!」と、それだけを目的に行くことはお勧めしませんが、宿泊して周辺をじっくりウロウロすれば、けっこうな確率で出会えるんではないかと思います。

みくりが池温泉のテラスから日の入りが眺められる

みくりが池温泉のフロント前には「日の出」と「日の入」の時間が表示されています。
こちらにも書かれているように、日の出は山に隠れてしまうため、宿にいては見ることができません。

本来の日の出の1時間後に太陽は昇ってきますが、空が赤く焼けてその中を太陽が昇ってくる、というようないわゆる「ご来光」的なものは、雄山まで登らないと見えないそうです。

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ですが、日の入は宿の目の前にいてもしっかり見ることができます。
そのせいか夕食時間も、日の入の時間とは被らないように設定されていました。
ただし、混雑期は夕食が2回転するそうですから、おそらく日の入が見れない人も出てくるのではないかな……と思います。

日の入りはどちらの方向に見えるかと言うと、あちらです!

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地獄谷の向こう、大日岳に沈んでいきます。
以前はここから地獄谷に直接下りることができたそうなんですが、火山ガス活動が活発なため、2011年からずっと立入禁止なんだそうです。

私が登山を始めた2011年に、ちょうど立入禁止になってしまったとは、悲しい。。。それより前までは、地獄谷の遊歩道を歩くこともみくりが池温泉に泊まる楽しみの一つだったと思うんですけどね。

とは言え、夕日です! 

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美しいですね……。

そして、火山ガスは本当にすごいたくさん出ています。 

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みくりが池温泉のほうにガスが来ることはあまりありませんが、周辺を散策するときはマスクを持っていたほうが安心です。

日が沈んだ後、暗くなるまでの短い時間、周辺を散歩するのも楽しい。 

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街灯などは当然ありませんから、日が落ちてからの散歩は当然、ヘッドランプなどを持って出かけたほうがよいですね。 

みくりが池温泉の館内

さて、みくりが池温泉にチェックイン!

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入り口で靴を脱いで下足箱に入れ、スリッパを履きます。
みくりが池温泉は、居室以外の場所はスリッパ履きです。

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フロント前には館内の情報がコンパクトにまとまっていました。

今回、私たちは朝・夕の2食付きでの宿泊ですが、翌日昼のお弁当が必要な場合は、17時までにフロントに申し込めばOKです。

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みくりが池温泉のお弁当は、パンとSOYJOY、魚肉ソーセージなどのパン弁当だそう。
ちなみに朝食をお弁当に変更することもできるそうですが、このときも内容はパン弁当になります。

「翌日の朝食と昼食」を弁当で申し込むときだけ、1食が「おにぎり弁当」になるそうです。

本日の夕食のお品書きも貼ってありました。

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「つぼ煮」ってなんだろう……。

フロント前には売店がある、アウトドアグッズや衣料品などが販売されています。

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ほぼすべてモンベルの商品です。みくりが池温泉のロゴやイラストが入ったモンベル商品もありました。

宿泊する部屋は1部屋を除いて、すべて建物の2階にあるようです。 

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今回私たちが泊まった216号室は、トイレにもお風呂にも近くて良かったですね。

部屋へのご案内はなく、渡された鍵を持って自分たちで部屋に向かいます。

館内には迷わないようにあちこちにきちんと案内板がありました。

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今回私たちは個室利用でしたので消灯時間はありませんでしたが、相部屋の消灯は午後9時とのこと。

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階段の踊り場には大きなゴミ箱が!
ゴミ、捨てていいんですね~。ありがたいですね。
山小屋だと基本、小屋で購入したペットボトルや空き缶以外は引き取ってくれないので「燃えるごみ」のゴミ箱はないんですよね。
「ゴミ箱がない」って、旅館だと思ってきた方にはびっくりされるポイントだと思うので、そのへんは旅館に近づけてあるんでしょうね。

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2階の客室棟です!さっそく部屋に行ってみたいと思います。

【部屋】★★★★ 共同のトイレと洗面所がきれいなのは良い!

みくりが池温泉の個室

私たちが宿泊したのは6畳の和室です。
旅館で「6畳に2人」だとわりと窮屈だなって思いますけど、山小屋ならかなりゆったりですね。。。ちなみに、布団敷きはもちろん自分たちでやります。

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中央には足を折りたためる座卓と、部屋の中にもゴミ箱があるのはうれしい!

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壁際には宿の案内書きと、本が置いてあります。

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壁にはコンセントもあります。

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私たちは2人で泊まったので、コンセントを奪い合うこともなく、平和でした。
畳も新しく、とても快適な部屋だったと思います。

ちなみに、旅館には必ずある「お茶セット」や「テレビ」「箱ティッシュ」はありませんので、そのつもりで自分で用意してきたほうがいいでしょう。

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テレビがないことに関しては、冊子の中に館主さんの考えが書かれたページがありました。

まあ、テレビがなくても電源と携帯の電波があれば特に問題はありません。
室堂周辺はどこの携帯キャリアでも問題なく電波がありますからね。。。

実は、みくりが池温泉ではWi-Fiが使える場所もあります。

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ただし、宿泊するお部屋の中では使えず「1階のフロント前、喫茶、食堂」のみです。
試してみましたが、部屋ではやはりつながりませんでした。
まあ、携帯が問題なくつながるから別にいいのですけどね。。。

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食事や入浴、チェックアウト時間などについて、コンパクトにまとまっています。
フロント業務は6時から20時まで。チェックアウトは9時です。

私たちは今回、チェックイン前に雄山に登ってしまって翌日は暇だったので、9時ギリギリまで部屋でまったりしていました。

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館内のその他の設備についての説明書きがありました。
自動販売機は玄関前と浴室前にありましたね。

ラインナップはこんな感じ。

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お酒もあります。

f:id:happydust:20171110210101j:plain食堂で飲み物を注文できるのは夕食時間帯まで。この日であれば19時までですので、それ以降にお酒を飲みたい場合は自動販売機で購入することになります。

みくりが池温泉のトイレと洗面所

トイレと洗面所は共同です。

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洗面所は1階と2階にあり、それぞれドライヤーが2つずつ設置してあります。新しい、ちゃんと風量がある使えるドライヤーでした。
脱衣所やお部屋にドライヤーはないので、皆ここで利用することになります。
コップやハンドソープも設置してあり、旅館と言っても問題ない設備です。また、洗面所の蛇口から出るお水は飲用可能です。

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共同のトイレは、新しく清潔なウオッシュレットトイレ!です。
トイレは1階と2階に4箇所あるようなのですが、私は自分の部屋に一番近い、2階の洗面所の側のトイレばかり使っていたので、すべてのトイレがウオッシュレットなのかはわかりませんが。。。

「山小屋と旅館の中間」のような宿には、これまでもいくつか泊まったことがありますが、その中でもみくりが池温泉は最高に新しくてきれいな設備を持った宿だと思います。

ちなみに浴衣は個室に泊まっても付きませんが、どうしても着たければ150円でレンタルできます。でも、浴衣では夏以外は寒いので、部屋着を持参したほうがいいとは思いますが。

みくりが池温泉の相部屋

今回は個室に宿泊したのですが、みくりが池温泉にはリーズナブルに宿泊できる相部屋もあります。個室料金は宿泊する日や人数によって9300円~14200円とかなり値段が変化しますが、相部屋は常時9300円です。相部屋は「男女共用」の相部屋と「女性専用」の相部屋があります。

チェックアウト時間ギリギリまで部屋でのんびりしていたので、私たちが部屋を出たときは他の部屋はすべて既に出払った後でした。なのでちょっと失礼して相部屋を拝見させていただきました。

相部屋は、2段ベッドタイプの部屋です。

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ベッドが横並びで、お隣に人がいるタイプのお部屋と……

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こんな感じで、ベッドが縦並びのタイプの部屋があります、

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ネット予約では特にどちらがいいと言うような指定はできないようですが、もしかして電話予約なら、希望を言えば考慮してもらえるかもしれませんね。
縦並びタイプのほうが断然寝やすそうな気がする。。。

ただ、縦並びタイプでも横並びタイプでも、ベッドごとに完全に区切れるようカーテンが設置されており、1人1つのコンセントと電灯があるそうです。これで9300円は、北アルプスでは安いように思えます。

【風呂】★★★★☆ 日本最高所の温泉は内湯のみだが泉質はとても良い

みくりが池温泉は「日本最高所の温泉宿」ですが、露天風呂はなく内湯のみです。
そのため「日本最高所の露天風呂」は八ヶ岳の本沢温泉になります。

みくりが池温泉のような近代的な宿ではありませんが、本沢温泉もすばらしい温泉です。

さて、みくりが池温泉の部屋の中にあった「温泉について」の説明書きはこちら。

タオルやバスタオルなどは有料レンタルになるので、できるなら持ってきたほうがいいでしょう。

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お風呂には宿泊中、清掃時間である「朝8時~9時まで」の1時間以外いつでも入れます!電灯は薄暗くなってしまうのでヘッドランプが必要なようですが、深夜でも入ることができます。

また、チェックアウト後も9時~16時までの間は無料で入浴可能です。つまり、みくりが池温泉に前泊して、立山を登山して帰るときも、帰りは無料でお風呂に入れるわけですね。

ちなみに「登山後にまた寄るから、登山に必要のないお風呂グッズなどの荷物を置いていきたい」場合は、荷札を付けて食堂の隅に置いておくことも可能です。(フロントでのチェックアウト後の預かりはありません)

ただ、食堂は昼食休憩を取る人などでけっこう混雑しますし、貴重品は置いておかないにしても私はちょっと不安だな、と思いました。

館内には100円や200円など、安価で利用できるコインロッカーもいくつか設置されていますから、そちらに預けるのも手かと思います。

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さて、お風呂です。 

浴室は食堂の奥にあります。日帰り入浴の際は食堂を通って浴室に向かいます。

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いつも思うんですけど、日帰り入浴のときってフロントでお金を払って浴室に向かうだけで、浴室の前で入浴券のチェックとか別にないんですよね。
昼食休憩の人も入浴の人もどちらも食堂に向かうので、食事を取るふりしてしれっと浴室に向かう人とかいそうな気もするんですけど、どうなんだろ。。。

浴室は男女別で1室ずつ。時間による交代はありません。 

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脱衣所。

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脱衣所にも鍵付きロッカーがあり、こちらは無料です。
やや簡易的な鍵で、壊そうと思えば衝撃で開いてしまいそうな鍵ですので、心配な方はやはり、有料のロッカーに入れたほうがいいかもしれないですね。
とは言え、浴室に鍵付きロッカーがあるのはありがたいことです。

みくりが池温泉ではいちおう、石けんやシャンプーを使うことができます! 

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ただし「なるべくお控えください」とのこと。最低限でがんばりましょう。。。

温泉成分表が貼ってありました。湧出地で45度か……ちょうどいいですね。なんとなく、もっと熱そうな印象だったんですけど。 

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みくりが池温泉の浴室は、加水・加温・循環・消毒すべてなしの源泉掛け流しです!!

浴室内にはいつも、やや、湯気がこもっています。 

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浴槽は2つあり、源泉投入量によって温めと熱めに分かれていました。

洗い場も6つあり、シャワーもしっかり6つ、設置されています。 

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ボディシャンプーとリンスインシャンプーあり。

 

青みがかったにごり湯で浴槽は満たされています。

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腰掛ける段差があるところ、一応加水もできるようになっているところも素敵です!
完全かけ流しだと、お湯が熱い日もありますからね。。。

湯口からは新しいお湯が絶え間なく流れ続けています。 

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何しろ、すぐ下にある地獄谷から引いているお湯ですから、新鮮そのものです!
本当にいいお湯!!

湯気がこもりすぎないように、換気もきちんとされています。 

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快適な浴室&すばらしいお湯で、大満足で湯浴みを終えました。
清掃時間以外いつでも入れますので、宿泊すれば空いている時間を選んで入れるのがすばらしいですね!日帰りで入ったときは、大抵いつも混んでいましたので。。。

みくりが池温泉で日帰り入浴するには

みくりが池温泉で日帰り入浴可能な時間は9時から16時までです。料金は700円。
お湯もすばらしく、設備も整っていて、しかも室堂ターミナルに最も近い温泉ですから、登山シーズン中の週末は、常に混雑しています。
平日に立ち寄れるならいいのですが、週末のみくりが池温泉はあまりゆっくりできないので、雷鳥荘あたりに寄ったほうがいいような気もしますね。

フェイスタオル・バスタオルは各300円でレンタル可能です。

【食事】★★★★★ 宿泊時の食事、昼食営業、喫茶営業共に工夫が感じられる

みくりが池温泉は、温泉もすばらしいのですが食事・軽食もこだわりが感じられて、すばらしいと思います。どれを取っても「山小屋の食堂」の域を完全に超えています。

みくりが池温泉の昼食営業

まずは、立ち寄りで利用できる食堂の昼食営業についてご紹介したいと思います。

昼食の営業時間は11時から14時までです。
昼食営業で素敵なところは、生ビールと、富山ならではのおつまみのセットメニューがあるところ♪

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白エビの唐揚げ、ホタルイカの沖漬け、ゲンゲの唐揚げと生ビールのセットが、870円でいただけます。

このほか、ラーメンやうどん、カレーなどの定番メニューも、もちろん取りそろえていますし。 

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 ラーメンもチャーシューが自家製だったり、白エビが載っていたり。

f:id:happydust:20171110213513j:plain白エビのコロッケの定食や炙りサーモン丼など、オリジナリティあふれるメニューがいろいろあります。

食堂の入り口で食券を購入して厨房に渡す方式です。

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昼食営業が終わってから撮影したので、上のほうに×がついていますが、昼食営業時間帯は売り切れのもの以外はすべて購入できます。

私がこれまでにいただいた昼食メニューは、まずは炙りサーモン丼。1200円です。 

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半生状態に炙られたサーモンはほんのりと温かく、イクラまでのっていて最高以外の何物でもありません。もちろんビールと一緒にいただきました。

こちらは、一押しメニューらしい蜃気楼御膳。1500円です。

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げんげの唐揚げ、白エビの刺身、ホタルイカの沖漬けと、富山らしさ満載のおすすめメニューをすべて集めた定食です。

こちらも当然、ビールと一緒にいただきましたがお酒にもご飯にも合いましたね。

みくりが池温泉の夕食

次に、宿泊時の夕食についてご紹介したいと思います。
チェックイン時に指定された夕食時間帯になったら、食堂に向かいます。
席は既に決まっていますので、指定された席に座ります。

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夕食時に注文できるお酒のサンプルはこちら。まずはこの中で目星をつけて、決まったら券売機で食券を買い、食堂のスタッフに渡して席に持ってきてもらう仕組み。

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ワイン、日本酒、ビール、焼酎と一通りのものが揃っています。

また、夕食時は別注のメニューも注文できます。わりとすぐに出てきますので、食事の前に注文しておく必要はなく、お酒と一緒に食券を買って注文します。f:id:happydust:20171110215733j:plain

 

夕食は17時30分ぐらいからのことが多いようですが(季節による)食券は16時30分から購入できます。

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せっかくだから何か注文したいなあ。でも、食事の量が多かったらつらいし。

本日のお品書きはこちら。フロント前にも掲示されていますが、食堂の中にも書かれています。

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今日の夕食はこんな感じです。どーん。

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うん、このぐらいなら別注料理を何か頼んでもいける気がする!

というわけで、券売機で満寿泉の純米吟醸と。

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日本酒に合うつまみということで、ホタルイカの沖漬けをオーダーしました。

しかし、ホタルイカの沖漬けがほぼ売り切れ状態でラストがこれだけだった、とのことで返金されてしまいました。 

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こちらはサービスでお召し上がりください、とのこと。

なので白エビのお刺身をオーダー。 

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1000円でこの量はちょっと少ないかも……と正直なところ思ってしまったのですが、イクラも載っているし、きっと貴重な刺身なんだろうな。ありがたくいただきます。おいしかったです。

夕食メニュー。

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春野菜と豚肉の陶板焼き。焼く前と焼いた後

 

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鯖の西京焼きと大根の梅肉和え。れんこん饅頭。

 

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お刺身は鰹と帆立です。山の中でいただくお刺身だけどおいしかったですよ!

ご飯とお味噌汁はおかわりできます。

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大変おいしかったです。ごちそうさまでした!

みくりが池温泉の朝食

f:id:happydust:20171110214419j:plainさて、翌日の朝食は同じ食堂でバイキング形式です。

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今度は席も決まっていないので、好きな場所に座ります。

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では、いざ、バイキング!

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焼き魚にベーコン、卵焼き、切り干し大根、麻婆豆腐に野菜炒め。

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サラダの種類もけっこう多く、副菜も充実。
ビジネスホテルでもこのぐらい種類が多かったら満足度が高いだろうな、と思えるすばらしい朝食でした。

極めつけは、デザートに用意されていた自家製カスピ海ヨーグルト。

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これが最高においしかったです。
ヨーグルト自体も濃厚でおいしいんですが、ジャムもりんごとブルーベリーの2種類が用意されていて、どちらもほどよい甘みでフルーツの味がしっかり残っていておいしかった。。。

私が盛り付けたのはこんな感じ。

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この後、ヨーグルトだけお替わりしました。

主菜のお皿をアップで。

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野菜炒めが、お肉たっぷりで特においしかったですね。

地獄ピザが名物!喫茶みくりでいただく軽食

最後に、玄関入ってすぐのところにある「喫茶みくり」の軽食メニューについてご紹介したいと思います。
喫茶みくりの営業時間は8時30分から16時30分(ラストオーダー)です。

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食堂に比べると営業時間が長めなので、日帰り入浴後に立ち寄ってビールを飲んだりするのに便利です。

店内はこんな感じ。 

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ライトや椅子のデザインがお洒落ですね。それに、山の喫茶室の中では格段に清潔感があります。

メニューはこちら。

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ソフトドリンクもいろいろ揃っています。
コーヒーフロートやコーラフロートなど、フロート系がいろいろあるのが個人的にはポイント高いです。

お酒もビール、ワイン、日本酒、ハイボールと基本的なものは揃っています。

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軽食メニューは少ないながらも「エンマ様のホットピザ」と、トースト系がいろいろあるのは素敵。

まずは、ビールを1杯。

f:id:happydust:20171110220009j:plain喫茶みくりの窓からは、大日岳方面の山々を眺めることができます。

今回いただいたのは「生ビール&ハーフピザ」のセット。1030円です。

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なのでこちらはハーフピザ。1人でいただくにはちょうどいい大きさですね。

ピザは、生地はもちもち、チーズもおいしく、食べ終わるころには「ハーフじゃなくても良かったかも。。。」と思ってしまったり。

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ピザを注文すると、3種類のソースと一緒に出してくださいます。

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どれも辛いソースなんですが、特に緑が辛いんだそうです。
私は辛い物あまり得意じゃないので、緑はかけませんでした。。。でも、赤と黄色はおいしかったです。

別のときには、ケーキセットをいただいたことも。 

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自家製レアチーズケーキとセットで900円です。

それと、宿泊した際、どうしても気になっていたこちらのメニューをチェックアウト後にいただきました。

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男子にも人気!だそうですw

うわあああああ、見るからにおいしそう。

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トーストはぶ厚く、もちもちでした。

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期待を裏切らないおいしさでした。

コーヒーも、注文を受けてから淹れてくれるのでいつもおいしいです。

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ちなみに、コーヒーは460円なんですが、宿泊した場合は朝の6時から8時が「モーニングコーヒータイム」となっていて、その間は200円でいただくことができるそうです。

私たちは、チェックアウト後にそのことに気づきました……。次回泊まることがあればぜひ、モーニングコーヒーをいただきたいです。

【再訪したい度】★★★★★ 相部屋ならかなりコスパ良く、山小屋入門に最適な宿

今回は個室に宿泊したのですが、旅館のような設備はないものの清潔で、とても快適に過ごすことができました。

でも、次回宿泊するなら相部屋でいいかな、と思いました。大人数で泊まるなら別ですけど、2人だとけっこう割高なんですよね。
みくりが池温泉は相部屋もすべてカーテンで仕切られたベッドで、1人1人にコンセントと電灯が用意されている、とかなり環境がいいんです。「相部屋にどうしても抵抗がある」のでなければ、相部屋で十分ではないかと思いました。

徳澤園なんかだと、相部屋利用と個室利用で食事の内容やサービスが異なったりしますが、みくりが池温泉の場合は部屋が違うだけで、食事もサービスも一緒です。トイレや洗面所も共同なので、どちらに泊まったとしても同じ設備を使うことになります。となると、料金の差ほどのメリットを、個室利用に感じないかなあというのが正直なところでした。

本当にいい宿だと思うし、山小屋入門にも最適な宿ではないかと思います。私もまた泊まりたいです。